マーケットプレイスって店舗在庫

駿河屋というと、東京・秋葉原で実店舗が増えたなぁとかそんな印象よりも、

中古の音楽・映像ソフトや書籍の通販において、品揃えはよいし、価格も安いが、とにかく発送が遅いという印象の方が強い。

運営会社の名前はエーツーといい、かつては実店舗ではこのブランド名で見ることも多かった。

現在もエーツーの名前を付けた店舗はあるが、駿河屋の名前に統一しつつある。

駿河というのは本社所在地が静岡市であることにちなんだ名前とみられ、

実際、通販の荷物は静岡郵便局(富士市)から出荷されている。


いろいろ不満はあるが、それでも価格の安さと品揃えの良さはすばらしい。

そんなわけで駿河屋で本や音楽ソフトを漁ることはしばしばあるのだけど、

そんな中で「マケプレ」とマークが付いた商品がある。

これは「駿河屋マーケットプレイス」という駿河屋以外が販売する商品があることを示している。

とはいえ、このマケプレというのを開いて見ると販売者は駿河屋の店舗だったりするのだが。


一応、駿河屋・エーツーとは関係ない業者も参加することができるようである。

駿河屋マーケットプレイス (エーツー)

料金体系なんかも掲載されているけど、ランニングコストの主なところは「データ使用料」らしい。

データ使用料というのは商品マスタということだよね。

販売する商品分野が広くなるほど費用はかかるが、販売額や出品数量は関係ない料金体系に見える。

これを見てみると、駿河屋マーケットプレイスとしての注力分野はTCGみたいだな。


とはいえ、圧倒的に駿河屋・エーツーの店舗、あるいは提携関係にある店舗というのが実情ですね。

これを見る限り、マーケットプレイスという仕組みを作ったのも、店舗在庫もインターネットで売れるようにする意図があったんだろう。

以前、これで本を1冊購入した。1冊だと送料が気になるが商品代金だけで送ってくれた。

発送元は駿河屋の大阪・日本橋の店舗、多分行ったことある店だな。

注文翌日にはゆうパケットで出荷され、その2日後には到着、駿河屋とは思えない早さだな。


こういう店舗在庫を売る仕組みとしてブックオフでは、ヤフオクの「ブックオフオークションストア」を使っている。

実はヤフオクにはブックオフの出品者が2つある。

1つが「ブックオフオークションストア」(bookoff2014)、もう1つが「BOOKOFF Onlineヤフオク!店」(bookoff2016)である。

後者はブックオフオンラインと同じ物流センターにある在庫を出品しているもので、

複数個同時に落札して、まとめてオーダーフォームに入れて送信すれば、そのまとめた金額に応じて送料が決まる。

3000円以上まとめて落札すれば送料無料になるんですね。

ただ、一方でこれ自体はブックオフオンラインと同じものがヤフオクで買えるだけである。(ヤフオクのキャンペーンに乗っかれるのはおいしいけどね)


それに対して前者「ブックオフオークションストア」は店舗在庫を販売するもので、このように記載されている。

全国一律***円です。
※配送方法は、当社指定のみになります。
※同一商品でも発送元店舗が異なるため、送料が異なる場合がございます。
※一部離島につきましては、追加料金が発生する場合がございます。

同梱発送について
当店では複数落札された商品の同梱を、お受けすることができません。

やはり同じ出品者の商品だとまとめて梱包して欲しいところだが、実際に商品がある店はまちまちなのでそれはできないと。

それなら最初から送料込みの金額を書いてくれよという気はするが。

(一応、離島で追加料金がかかる可能性は書いてあるが、それは現実的な話なんだろうか)


ということで、日本最大のインターネットオークションサイトと手を組んだブックオフも、

自営のマーケットプレイスを作った駿河屋もやりたいことは似ている。

ただ、駿河屋マーケットプレイスの特徴として、同一店舗の商品をまとめて発注することもできる。

店ごとに送料ポリシーは異なるが、多くにおいては一定額以上の購入で送料無料となるようになっている。

このため、1点単位では安いが、同一シリーズの商品をまとめ買いするなどすれば、店舗在庫であっても割安に購入できる可能性がある。

ここは優れたポイントだと思いますね。


何の脈略もなく同じ店舗にある在庫を詰め合わせて送ってもらうのはなかなか探しにくいと思うのだけど、

同一シリーズの商品が同一店舗にそろっているというのはそんなに不思議なことではない。

こういう観点で見てみるとマーケットプレイスも使い道が多いんじゃないか。