WBCの保険問題は影響あった?

WBCに出場する各チームの顔ぶれも決まったわけだが、

そこで騒動になったのが保険問題だった。

開催地が出場辞退検討も WBC、保険問題の背景にある透明性の低さ (朝日新聞デジタル)

特にプエルトリコは、保険問題を含めて編成上の制約が相当多かったようである。


「米国や日本代表はほぼベストメンバーが出そろった。」とあるが、

アメリカも日本も影響はあったと言われている。選手層が厚いからそう見えないだけで。

特に日本の場合、NPBがWBCへの選手派遣に積極的ですからね。

本当はMLBから呼びたかったが、NPBのこの選手でという判断はあったのかも。

そんな中でこれは保険問題と言われているのが、ドジャースの大谷選手がDH登録だったということ。

投手登録ではなかったと。指名打者だけの登録なんてあるんですね。

これ自体は本人の意向だとチームは説明している。

でも、実は「保険問題」がある中でWBC出場を確実にするための策だったのでは? と噂されている。


MLBの選手が国際大会に出てくるのはWBCぐらいのものである。

ここにはチーム・選手双方の事情があると言われているが、

共通して言えるのは大会出場でケガなどしてシーズンを棒に振ってほしくないと。

WBCは主催者のWBCIを介してMLB・MLB選手会が利益の多くを持って行く。

さらに所属チームを後押しする制度として保険を掛けているわけですね。

これはMLBの40人枠に入っている選手を対象とした補償制度で、

万が一、大会で負傷した場合は、出場できない分の報酬相当がチームに補填されると。

それでも消極的なチーム・選手は多かったが、だんだん状況は変わってきたと言われている。


ただ、こうしてトップ選手がWBC出場を申し出るごとに、

万が一負傷した場合の補償額が増大していくわけである。

この結果、補償制度を受け持つ保険会社としては慎重な審査を行うこととなり、

ハイリスクと考えられる選手は補償対象としないことが起きたと。

それでも所属チームが認めれば出場できるが、それを認めるのはよっぽどのこと。

で、大谷選手は投手として考えれば、ハイリスクと考えられるので、

投手登録でWBC出場したいと申し出ると、補償対象から外れる可能性があると考えたかもしれない。

そこでDH登録でのWBC出場を申し出て、これは認められたというわけである。


今回、プエルトリコからはボイコットもあると相当抗議されたわけで、

補償制度の在り方も変えざるを得ないように思うがどうだろう。

そもそもこういうところで保険を使うというのがアメリカ的というか。

MLB内でリスクを負担するような形にするのが1つ考えられる。

そっちの方が結局安上がりなんじゃないって?


NPBからMLBへの選手流出を嘆く声が増しているように見えるし、

侍ジャパン30人中9人がMLB勢なのもその表れなのかもしれない。

でも、NPB勢だけでも国際大会で戦えるメンバーはいますからねと、

どうしてもMLB勢は出場可否の調整に時間を要するので、

いろいろなオプションを用意していたのではないかなと思う。

「保険問題」の影響があったのか、皆無だったのか、真相はわからない。

でも、そこまで織り込み済みの計画だったということではないか。


NPB勢にとっての課題はやはりピッチクロックなんですかね。

日本のプロ野球では導入されていないルールですからね。

強化試合ではピッチクロックに翻弄された選手も多かったという。

そんなわけでキャンプではWBC選出選手が練習する場面もあったという。

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同じチームにバッテリーが揃ってるとこんなこともできるんですね。