週末に奥多摩町・丹波山村に向かうために電車に乗ろうとしたのだが、
中央線快速では車いすスペースが最後尾車両にあったはず、
と1号車の案内が付いた場所で待っていたら、電車が通り過ぎていってしまい、
バイク持って追いかけるハメになってしまった。
編成長を間違えていた……と言えばそれだけの話なのだが、
そもそもこの区間は現状は10両編成しかやってこないはず。
で、この電車を追いかけているときに気づいたのだが、「10両 ○号車乗車口」と床に貼ってあるのである。
10両編成しか来ないのに10両編成乗車位置が別途あるとはこれいかに、
という感じはするが、これには理由があって、順次12両編成になるからである。
中央線快速・青梅線でグリーン車サービスを開始します (JR東日本) (pdf)
10月13日から中央線快速では順次グリーン車入りの車両を運行開始する。
中央線快速へのグリーン車導入にあたってはグリーン車分の2両を増結する形になった。
伝統的にグリーン車が存在した東海道線・横須賀線はともかく、
2004年の宇都宮線・高崎線、2007年の常磐線へのグリーン車導入時は、
編成長を変えずに一部をグリーン車にするという形で対応している。
このためグリーン車導入後に普通車の混雑が増えたなんていう苦情もあった。
とはいえ、これらの路線は10両編成に5両加えて15両編成も可能だった。
ただ、中央線は10両編成が最大で、大混雑という路線ですから、
グリーン車導入にあたって増結しないのは許されないだろうということで、
各駅のホームを2両ずつ伸ばして、グリーン車2両は純増という形になった。
この2両増結のための改造工事は事前に数年掛けて実施されていた。
改造工事中の車両の代わりとして、2019年から地下鉄直通用車両をオレンジ色にした不思議な見た目の電車が走っていた。先日お役目を終えたようだ。
グリーン車を組み込むための改造工事なのだが、トイレ位置の入れ替えなど、
それなりに大かがりな作業のため、まずは10両編成のままで工事を行う。
この作業は2019年~2024年というかなり長期間にわたって行われている。
そして、全て完了して、駅の準備も完了して、やっと来月から12両編成にしていくと。
あとはグリーン車用に用意した2両を組み込むだけのところまで来ているので、
ここからは半年で準備完了して、来春にはグリーン券の発売を開始して本格運用となる。
当面は10両編成ばかりなのだが、将来的には12両になるので、
従来の10両編成の停車位置を剥がして「10両○号車乗車口」を貼り直し、
12両編成の乗車位置に本格的な乗車位置シールを貼るという対応をしているようだ。
駅によってはまだ12両のシールは貼らずに、10両のシール交換だけやっているところもあった。
現状はそこに留めておいて欲しかったなというのが正直なところである。
それにしてもグリーン車ねぇ。
中央線のグリーン車は運行区間は最大で東京~大月・青梅となっているものの、
立川発着の青梅線、高尾・八王子発着の大月・甲府方面の列車は対象外である。
最大で大月までとはあるが、実勢は高尾までという感じなのかな。
これまでの導入路線に比べるとグリーン車に最大で乗車できる区間は短めだが、
近距離の特急利用者がグリーン車に流れれば、山梨県まで利用するような人は特急を使いやすくなる? という指摘もあり、
速くないが座席がよい(必ず着席できるわけではないが着席できる確率は高い)
というのはこの距離でこそマッチしていると言えそうだ。
自由席なのはデメリットもあるが列車指定しないメリットもある。