今日は昼まで仕事をして、そこから関西方面に向かって出かけた。
相変わらずの新東名スーパーライナーだが、これまで同様のことをやったときは午前中を在宅勤務にしていた。
ただ、今の仕事は在宅勤務には向かなさそうだと思っていたし、
案の定というべきか、今日は午前中だけでも実機のあるところで仕事をする必要があった。
ゆえに、今回は普通に出勤して、午後半休である。
意外にも半日休暇を使うのは今回が初めて。
今年度は時間単位有給休暇を使ったこともあるが(cf. 腹が減るから時間単位有給休暇)、半日はやったことがない。
いずれも1日より細かい単位で有給休暇を使える制度として、会社と労働組合の取り決めで実施されている。
時間単位有給休暇は新しい制度だが、半日休暇はそれなりに歴史の長い制度と聞いている。
特徴として、時間単位有給休暇は年間5日相当までという制限があるが、半日休暇は特に定めがない。
すなわち全てを半日単位に分割して取得することも許されている。
時間単位有給休暇は1日相当の休暇を8時間に分割して、厳密に1時間単位で取得できる。
1日の勤務時間は8時間よりわずかに短いので、時間単位で取ると微妙に休める時間が増えることになる。微妙な数字だけど。
一方で、半日休暇は1日相当の休暇を1/2に分割して、昼休みを挟んで午前または午後に取得できる。
この昼休みを挟んで午前または午後というのがくせ者である。
うちの職場は社内でも昼休みの開始が早い職場で、午前と午後の労働時間が1.4倍も差がある。こうして見てみるとすごい差だよね。
言い方を変えると、午前と午後の時間比がおよそ5:7ということで、そういう職場はそこまで珍しくないとは思うが。
こうして見ると午後半休は有利で、逆に午前半休は不利ということになる。
1日を午後半休に2回に分割すると、1日休暇の1.17倍の時間休め、逆に午前半休2回に分割すると1日休暇の0.83倍しか休めない。
なんという差だ。
当初、今日は時間単位有給休暇を使うことを考えていた。
というのも、半日単位・時間単位の端数は年度末には切り捨てられてしまうから。
今日は3~4時間使って、あと数時間でちょうど端数がなくなる計算だった。そういう用事も見えていたので。
在宅勤務ならば勤務開始を早めて、調整すると、わりと自由に時間のやりくりができるのだが、出勤する場合はそうもいかない。
それで昼休み以降は仕事せず、時間単位有給休暇を使う場合、この2つの選択肢が考えられる。
- 午後に時間単位有給休暇を4時間使い、そこから退勤時間まで足りない分はフレックスタイムで後日埋める
- 午後と午前あわせて時間単位有給休暇を5時間使って昼休みのちょっと前に退勤する
1.もいいかなと思ったのだが、うちの職場でそれをやると、埋め合わせの時間が意外と長い。
2.ならば埋め合わせの必要はないのだが、そのために5時間も使うのはちょっと計画に合わない。
これが半日休暇であれば、午後半休でも0.5日で済む。
時間単位の4時間相当だけど、時間単位の4時間だと埋め合わせが必要なのが、半日休暇ならばいらなくなる。
どう考えても半日休暇の方がお得だし、勤怠処理も簡単だし。
あえて時間単位で複雑な操作をするよりも、こっちの方がずっとよい。
もっとも、これはこれで問題があって、それが端数の問題。
年度末も近いが、今回、半日休暇を使ったことで、半日休暇に0.5日の端数が発生した。
時間単位有給休暇にも4時間以上の端数が残されている。
両方の端数を通算して1日単位になれば残るかと期待したのだが、他の人に聞くとダメっぽい。
それぞれの制度で端数切り捨てになりそうである。
年度内にこの端数調整ができるだろうか? ちょっと懸念はある。
ただ、ちょっと工夫すれば端数調整はできそうかなとも思う。
かつての人事制度改定の資料で、半日休暇の定義を1日の勤務時間の半分から、昼休みを境にした午前または午後に改める、
という内容のものを見た覚えがあるが、気のせいかも知れない。
1日の勤務時間の半分を半日休暇とする場合、午前半休の場合は、昼休みを越えて、しばらくしてから出勤すれば良い。
逆に午後半休の場合は、昼休みを挟んで、少し仕事をしないといけない。
これは明らかに複雑だし、そういうことは実情に合わないと、昼休みを境にするようにしたのだろう。
確かに午後半休と午前半休で差が多いという問題はあるが、そこは目をつぶって運用してきたんだと思う。
かつては半日休暇が有給休暇を分割する唯一の方法だったわけだから、それはそういうもんだと。
ところが、時間単位有給休暇の制度ができたことで、
時間単位は厳密に1時間単位なのに、半日休暇は午前と午後で大きく違うということが目立つようになってしまった。
あまりそういうことを表だって言う人は見ていないが、どう考えても違いすぎるよね。
この問題の解決策になるかはわからないけど、労働組合で職場の意見として見たところに、おもしろいアイデアが載っていた。
時間単位有給休暇は厳密に1時間単位でしか取得できないので、本当は1時間半で済む用事に2時間で取る必要がある。
これはちょっと使いにくいので、30分単位で取れるようにならないかという意見が書かれていた。
なるほど。確かに厳密に1時間単位では使いにくいと感じる場面もあったが、
1時間以上30分単位とか、もしくは5分単位とかで休暇を取れれば、ジャストフィットで調整できる。管理は複雑になるが。
そして、この仕組みだと、これまで午後半休にしていたのは4時間30分、午前半休にしていたのは3時間15分とかできるわけである。
これはこれで不利になるケースもあるし、半日休暇という長く定着した制度を変えるのは簡単ではないが、
複数の制度で大きく違うというのはあまり面白くないなとも思う。
過去には午前に医者に行き、当初2時間休暇で済むと思ったが、結果的に3時間かかり(職場には最大で午前中と言っていたが)、
午前中に出勤したけど、午前はほとんど仕事をしないまま昼休みになってしまったなんてこともあった。
結果的には午前半休より数十分短いだけで3時間で済んでしまったわけである。
労働者として有利な方を選ぶのはおかしなことではないけど、ちょっとモヤモヤする思いもある。