Blu-ray DiscとHD DVDのどちらが受け入れられるかというのは、
もはや始まる前から終わってる状態で、どう見てもBDの勝利。
このことの背景にはPS3の存在があるわけで…
BDの再生装置とHD DVDの再生装置の数を比較すると予想よりもBDは多い。
それはPS3の分を勘定してるからですね。
それで、PS3ユーザーは非常に改造好きな人が多いこともあって、レコーダーも欲しくなるかもしれない。
だからレコーダーの数でもBDの方が比較的多い。
まぁ、数字にだまされてる気もしないことはないけど、比べれば多いですね。
それだけなら、まぁHD DVDにも有利な点は多かったのだが、
ソフトがなぁ…BDに統一するという発表が各方向から来てね。
さて、ここでBDとHD DVDの特徴を言うと、
BDは保護層は0.1mmと非常に薄い。なので4層ぐらいなら普通にできる。8層までは考えられている。
しかも1層あたり25GBと大きな容量なので、現在の2層でも50GBと、DVD2層の5倍ほども容量があると。
ただ、これが技術的に難があって、傷に弱いからカバーが必要とか、作るのにコストがかかりすぎるとなったわけだ。
ちょうどHD DVDが世間で言われだしてすぐぐらいに、カバーが必要なのは解決された。
そして保護層0.1mmのメリットを生かして、大部分を紙やトウモロコシの樹脂で作るディスクも作られたり。
製造コストの方もかなり安くなることがわかって、欠点という欠点がなくなってしまったんですね。
HD DVDは基本はDVDと同じで保護層0.6mm、1層あたり15GB、DVD同様2層が限界。
BDの容量が大きいのは保護層が0.1mmであるのも関係あるらしい。難しいけど有利ということ。
DVD層とHD DVD層の2層構造も可。まぁDVDと同じなので製造コストも安いですね。
ただ容量の少なさゆえに、高画質で長い映像を納めるためにはAVCかVC-1を採用する必要があって、
これがソフト会社から評判が悪かったんですね。DVDはMPEG-2でしたからね。
当然MPEG-2は使えるのですが容量が不安ですから。BDなら十分可能ですね。
ところでVHSとベータマックスの間の競争の話ですけど、
あれはベータマックスがかなり優れてたのですが、欠点があって、装置が複雑になってしまうと。
これが普及しなかった原因の1つだったりします。
しかしBDとHD DVDの装置はほとんど差がないですね。ピックアップぐらいか。
けど、それ以外は何も差がないと言ってもいいですね。
あと、少し前の話なのだがDVD-R/RWとDVD+RW/Rの間の話がありました。
日本においてはDVD-R/RWの勝利ですね。
ただ、基本的にはDVD+RW/Rの方が有利なんですよ。
ところが再生速度を追いつかせたり、DLをまねして採用したり、RWでVRモードをまねして実現したり。
しかも、日本国内のプレイヤーはほとんどがDVD+RW/Rを受け入れないようにしてしまったので、使いにくくなってしまった。
ありゃひどいよ。うちでも少しDVD+R使ってたけど、ただのDVD-ROMプレイヤーでは再生できるのに、
DVD-RW対応のDVDプレイヤーでは再生できないんだから。
完璧な妨害ですよ。まぁDVD-R/RWで実現できるならそれでいいともいえますけど。
ヨーロッパではPC周りでは結構DVD+RW/Rは使われているそうです。
まぁ2つ思い出してみたが、どっちも優秀なものが敗れてるように見える。
それに比べると素直に優秀なものが勝利したように見えますね。
その背景には規格制定にかかわってる会社がありそう。
SONY・Panasonic・Philips・Samsung・LGといったメーカーが参加してるんですね。
SONY・PhilipsがCDの規格を制定したり、なかなか印象がある面々ですね。
しかしこう見るとこの手の分野では日本・韓国・台湾は強いね。台湾はここでは関係ないけど。
それに比べるとHD DVDは東芝ぐらいだったんですよ。
一応NECもおるんだけど、NECはBDとどっちにも参加してたりで中途半端だったもので。
日本において、SONY・Panasonic・SamsungはDVDプレイヤーやレコーダーで印象ありますしね。
東芝もDVDレコーダーは結構作ってますけどね。まぁこれについては孤立してた面はありますね。
さて、東芝がHD DVDのレコーダーの製造をやめると言ったわけで、ほとんど終了となったわけですが。
思ったよりも早い答えだったなと。
そう思うしかないですね。