TTL ICの実験ということで、回路を作ってたわけですが。
ユニバーサル基盤の上に部品を乗せて配線してと。
そんな具合ですね。
で、ICやらスイッチやらに電源を供給しないといけないんですね。
めんどくさいもんだ。
ICにはVcc(+5V)とGNDをつながないと動かない。
で、どんな回路を作ったのかというと、これ
しかし、この回路の省略具合は恐ろしいものがある。
こんな回路を見せられて、電源を供給しろ、コンデンサをこことここにつなげぐらいだけでスタートだ。
そりゃ難儀したもんだ。
ここでは7404というNOT6つ入りのICと7400というNAND4つ入りのICを使っているのだが、
それぞれの7番にGND、14番にVccをつながないといけない。
その上、14番のVccの近くに並列にバイパスコンデンサという小さなコンデンサをつけないといけない。
バイパスコンデンサはよくパスコン書いてあるが、知らないとわからんな。
近い方がいいので、最良なのはチップコンデンサを裏面に貼り付けるという方法だが、
それはさすがに無理なのですぐ隣のところに取り付けました。
で、この7番と14番は対角線上なのだが、このパスコンのためにいちいちGNDを14番近くまで引っ張ってこないといけない。
えらい手間だ。
これはあまり手間ではないのだが、電源の入り口のところにフィルタコンデンサという電解コンデンサをつけるのだが、
むしろ、フィルタコンデンサを電源に見立ててつないでいって、フィルタコンデンサの両端に電源を入れて使うようにすればいいね。
省略されてる要素はこんなもん。
僕が回路を組んだときは、基盤のど真ん中にVccをはわして、端にGNDをはわしてやった。
それで14番までGNDを引っ張ってこないといけないというのは逆に考えて、
14番近くにパスコンを取り付けて、この片方の足を7番のGNDのところまで引っ張るようにした。
LEDはこの回路図を見ればわかるけど、集合抵抗という便利なものがあるんですね。
これのコモンの足をVccにつなぐんですね。
で、他の足に各LEDのアノードをつなぐ。アノードというと+側だな。
反対に-側にあたるカソードを最後の出力につなぐわけ。
非常に違和感があるのだが、最後の出力がH(4Vぐらい)のときはVccとの電位差がないから消灯、L(0Vぐらい)のときは点灯。
普通逆だと思うのだが、論理回路ではこっちのほうがいいらしい。
まぁ実のところ、NANDというのはANDのLとHを反転させたのだから、
ANDで言えばHのとき、NANDの出力はLで、このとき点灯だからかえってわかりやすいか。
あとスイッチのあたりも接続。これも不思議なもんでスイッチOFFのときHの出力、ONのときLの出力。
VccとGNDの間に4.7[kΩ]の抵抗・スイッチをつないであるけど、この間から出力を取るんですね。
もしスイッチONなら出力のところとGNDとショートさせてるから当然L、抵抗があるからVccとGNDがショートするわけじゃない。
OFFのときは、Vccと抵抗だけ、電流はほんの少しで抵抗での電圧降下は少ないんだろう。だから出力はH。
さっきのことといい、論理回路というのはLかHかめんどくさいことして決めるもんだ。
このあたりまでは全部部品の足を再利用した。手間も省けて、導線もあまり使わなくて済む。
だが、ここからはどうしても線が重なる。だから皮膜付きのままでやった。
スイッチの出力から7404(NOTだらけのIC)の入力への接続、これはそんなに難しくない。
今度は7400(NANDだらけのIC)の入力への接続。
ここで回路図を見ると7404の2番のところから7400の1番と4番に行ってる。
こういうときはまず、1番と接続して、さらに1番から4番に接続するとやっていった。
SW1の出力のところはさっき7404の1番につないだから、ここから10番に、さらに13番にと。
見た目は醜いですけど、そんなんだから簡単にたどれるかな。
で、最後は出力をLEDのカソードの足につなぐと。
これで終了。
電源はさっき言ったように、フィルタコンデンサの足に供給すると。
電源装置を引っ張り出してきて、マルチメータ見ながら5[V]に調整して接続すると…
うまく動いた。成功だな。
スイッチを切り替えるときちんと理論どおりに動いた。
家に持って帰ってきて、乾電池3つで4.5[V]、やや低いけど、これでもきちんと動きました。
しかしえらい実験だったな。
ところで回路作るとき、導線の皮膜をはがすけど、これは慣れだな。
僕はなれてるから簡単にはずしてしまうけど、要領を得ないひとは切ってしまうんだよね。
そんな人たちへの助け舟か、プライヤを貸してくれた。
僕はわざわざ使わなかったのだが、有用に使っている人はいたな。