5日間の旅行を終えて無事に帰ってきた。
明日も休みなのでゆっくり休めるのがありがたい。
今回、往路はバス・鉄道・船でいろいろなところを経由しながら旅をしてきたが、
復路は飛行機で一気に帰ってきたということで対称的だ。
これまで国内旅行で飛行機を使ったのは高専の卒業旅行の北海道との移動だけ。
私的な国内旅行では今回が初めての飛行機だ。
過去に1度、飛行機を使おうと考えたこともあったのだが、空港へのアクセスを考えると飛行機のメリットが出ないから使わなかったのよね。
今回はいろいろ条件が揃い、飛行機という選択に至ったわけだ。
飛行機を利用するに至った背景としてはLCCの新規参入がある。
徳島と同じ四国にある高松空港にはジェットスタージャパン(GK)と春秋航空日本(IJ)の2社が成田空港への路線を飛ばしている。
最繁忙期の飛行機は高いと聞くけど、LCCならまだ安く済むかも知れない。そう思ったのだ。
というわけでGKの運賃を調べたのだが思ったより高いな。便によってかなり運賃差が激しい。それでもJALやANAよりは多少安かったかな。
うーん……と思ってIJの運賃を調べたところ、これも便により運賃差が激しいのだが、便を選べば割安感が感じられる値段だった。
最初はGKのつもりだったのだが、特にこだわりもないのでIJを選んで計画を立てたのだ。
GKの最低運賃保証を使えば、IJの運賃でGKに乗れるのだろうが、そこまでするのもめんどくさいし。
GKもIJも便ごとの運賃の傾向は似たようなもんだったが、連休後半は朝の便が安くて夜になるにつれて高くなるのは共通していた。
そして連休最終日の6日は高いが、5日ならまだましな値段だ。その上でGKよりIJの方が安かったと。
5日の朝便に乗るのなら徳島に滞在できるのは4日の夜までということになるが、そこまで滞在できれば十分だろう。
むしろ帰宅が5日昼ごろとなり、その後、仕事に復帰するまで十分なゆとりがあるのでよい選択肢だ。
それで運賃は諸々ひっくるめて11810円、正味の運賃は11000円で、成田空港の施設使用料・支払手数料を含めたら多少増える。
徳島~高松の移動が必要だが、徳島の宿を取るのは大変だから4日夜に高松に宿を取るのは合理的な選択肢だった。
高松空港からの飛行機を選んだことで無駄なコストもかかっているが、航空運賃、宿の確保などでメリットはあったはずだ。
そんなわけで今日の朝、高松空港行きのリムジンバスに乗り高松空港へ向かった。
一応リムジンバスの時刻表にIJ612便対応と明記されていたバスに乗ったが、出発1時間前ぐらいに到着した。
というわけでチェックインするぞということで国内線チェックインとある方向に進むとJALとANAのカウンターだけ。
あれ? ということで振り向くと、国際線チェックインカウンターの横にIJとGKの国内線チェックインカウンターがあるらしい。紛らわしい。
チェックインカウンターの向かいには端末があり、基本的にここでチェックインを行う。
あらかじめ持ってきた予約確認書のQRコードを読み込ませ(予約番号を手打ちしても良い)、ボタンを少し操作すると搭乗券が出てきた。30秒ぐらいでチェックイン完了と。
搭乗券は感熱紙だが、体裁からしていかにも搭乗券という感じで、大手2社のレシートというしかない搭乗券よりは搭乗券らしい。
搭乗券に書いてある時間の30分前ぐらいにセキュリティチェックを通ったのだが、よく見てみると搭乗券に書かれている時間は搭乗開始締め切り時刻、すなわち出発15分前と。
ダマされたと思ったが、制限区域外にいようがやることもないし別にいいか。
LCCは手荷物の制限が厳しいものだ。厳格にチェックされる空港もあるけど、LCCばかりのターミナルでも無ければなかなか徹底できないのも現実だ。
実際、僕がセキュリティチェック受けたときにはANAの乗客も多かったからな。多分、セキュリティチェックの人は何も考えてないだろう。
ずっとパンパンのリュックサック1つでここまで来たが、さすがに椅子の下に入れるには厳しそうなので、手提げ袋に衣類だけ分けて入れた。
小さな手回り品1つ持ち込むぐらいなら許されてるわけだし。これは座席の上の棚に入れることにしよう。
さて、搭乗時間まで制限区域内で待ってたわけだけど、案内放送では航空会社の名前はSpring Japanで統一されてるのね。
春秋航空(9C)は英語ではSpring Airlinesと呼んでいる。春秋航空日本も同様にSpring Japanと呼ぶのだが、
漢字を使う日本では「春秋」でわかるし、むしろこっちの方が通りがいいんじゃないかなぁ。けど案内放送はSpring Japanを好んで使うらしい。
搭乗時間になり、搭乗券を渡して、バーコードを読み取ってもぎってもらい通る。それで飛行機のところに行くわけだけど、
飛行機は国際線とのスイングゲートに接続されていた。IJは国内線だけだし、この機材も成田からきた機材なので、そこに深い意味はないと思うが。
全員乗り込むと機内はほぼ満席、ただし非常口座席には空きがあるよう。追加料金を払って非常口座席を指定する人は少なく、ここに空席が集中したのだろうか。
非常口座席を広いということで好む人もいるけど、僕は荷物が椅子の下に入れられないのでできれば座りたくないが。そこは意見が分かれるところだろう。
座席間隔はやや狭めなんだろうが、そこはさほど気にならないかな。リクライニングする人が少なかったのもあるだろうけど。
滑走路への移動中、客室乗務員が安全について説明してくれるのだけど、テレビなどがないので実演して説明するのよね。LCCではよくあるそう。
説明が終わったら離陸して飛んで行くわけだが、ものの1時間ちょっとで成田空港に到着した。本当に速いなぁ。
機内販売もあったけど、買う人もほとんどなく、すぐ販売終了といった具合。所要時間が短いのでサービスできる時間が少なく、ニーズも少ないのだろう。
着陸した飛行機は第3ターミナルビルへ。Jetstarの飛行機がたくさん泊まっている中に並んで停まった。
「出口に段差があるのでご注意下さい」というから、なんのことかとおもったらタラップのことだった。T3にはボーディングブリッジがないのだ。
タラップを降りると屋根付きの通路を通って建物に入る。国内線の発着はサテライトから行われて、ブリッジを通って本館に移動する。そんなわけでけっこう歩く。
T3から電車に乗るならT2まで歩くなりして移動しないとならないが、バスならT3から直接乗れる。
大半のバスがT3に乗り入れていると言うことで、成田T3はバスがたいへん便利だ。
バスターミナルで乗ったのは東京駅行きのアクセス成田、運賃1000円である。
成田空港のリムジンバスって東京都心まで運賃3100円とかするんだけど、いずれも東京駅行きの東京シャトルとアクセス成田は1000円以下とえらく安い。
このバスのおかげで成田空港が近く感じられるようになったなんて声もある。運賃の壁が低くなり、所要時間は約1時間だから悪くないと。
地図で見るとわかるけどバスにとっては成田空港から一番近い山手線のターミナルは東京駅と言っていいだろう。合理的かつ利便性に優れた発着地だ。
2路線競合しておりどちらを選ぶかは難題だが、飛び乗りならアクセス成田じゃないかな。だってICカード使えるし。
当日だと運賃はどっちも一緒だが、事前に予約するなら東京シャトルは900円だから安い。
あと大きな違いが東京駅側の乗り場で、アクセス成田は八重洲口のJRバスターミナル、東京シャトルは東京駅と言えど呉服橋交差点付近だから印象はだいぶ違う。
今回は飛び乗りだったのでアクセス成田を選んだ。
2台体制で走っていて、1号車はT3とT2北、2号車はT2南とT1を担当するようだが、2号車もT3始発で、ちょうど僕が行ったとき2号車が出るところで乗ったときはガラガラだった。
バスは順調に走り、1時間後に東京駅に到着した。ここからまっすぐ帰り、到着してから冷凍ピラフやら温めて昼ご飯とした。
陸路と飛行機の分かれ目ってどのあたりだろと考えるわけだけど、
関東からだと西方面は高松・広島ぐらいからもう飛行機が有用かなと。それより近くても飛行機が有用なこと、遠くても陸路が有用なことはあるけどさ。
逆に北方面は本州なら陸路かな。新幹線も高速バスもたくさんあるしね。北海道は飛行機でしょうけど。
陸路だと自由な経路設計ができるけど、飛行機ではそうもいかないので使い所は考えないといけないなと思うけど、
今回についてはそこそこ有用な使い方ができたんじゃないかなと思っている。
今後も適宜取り入れていきたいと思う。