値段ほどの価値はない速達

速達という特殊取扱がある。

早く届くのだろうと思うが、実際のところそうなのかは怪しい。

というのも基本的には送り先の集配拠点までの送り方は他の郵便と一緒だから。

まぁ遠距離の場合、航空便にするかコンテナで陸上輸送するかで速達だと早い方を優先して選んでくれるはず。

ただ普通郵便でも必要に応じて航空便使いますからね。そうなると差は本当にほとんどないのかも。


ただ、配達拠点からの取扱が速達の方が早い。

なので、何の特殊取扱も付けない手紙よりかは速達の方が明らかに早い。

その顕著な例が休日の配達で、速達を付ければ休日も配達するが、付けなければ配達しないと言うこと。

まぁそう言う意味では速達の意味はそれなりにあるわけです。

果たしてそれが270円(250g以下)の価値があるのかはよくわからない。


しかしそれは何の特殊取扱も付けない場合のこと、書留の類の場合はどうなのかも考えてみる。

この場合、多分速達とさほど変わりはないと思う。実際速達と同じように航空便も必要に応じて活用しているみたいだし。

まず休日の場合ですが、書留は配達することになっています。

それ以外の場合は定かではないけどかなり速達に近いと思う。

ただ、書留は受け取る人がいれば早く受け取れるけど、いなければ結局遅くなってしまう。

速達は速さだけを追求するので、速達のみならばポストに投げ込んで終わりだ。


以上のことを踏まえて、書留と速達を同時に使う意義はあるのかというと、多分ないというのが正解ですね。

だというのに、書留と速達を同時に付けろと言う要求はどうなのだろうね。

書留に早く配達する意味は無いけど、実務上は早く配達しているのでしょうね。

要求がある限り、速達をガリガリ消しておくるのもおかしいですしね。

さすがに、必ず期日までに届くので速達外していいですかとは聞けない。


さて、これは書留を付けた場合の話、付けない場合依然として速達の意義はある。

書留が無くて速達ならポストに投げ込んでくれる。だから不在でも早く届く。これはメリット。

しかし、速達には問題点がある、それは着いたかどうかわからないこと。

いくら急いでるからってこれは深刻な問題ですよね。そこで特定記録が出てくる。

+160円でポストに投げ込んだことが分かる。正確に言うとポストに投げ込む人に引き渡されたことが分かる。

けど、この組み合わせ、あんまりいい気がしない。というのも速達の270円と特定記録の160円を足すと簡易書留の300円を超える。

ちなみに特定記録は休日の配達は行いません。だから速達無しで速達の効果が得られるわけではない。

多分、配達拠点までの配送は書留同様のはず。まぁそこは最初に書いた通りどの郵便も大した差はない。


さらにひどいのが翌朝10時郵便との対比である。これは追跡付きだ。

さっき書いた通り、速達+特定記録は簡易書留より高く410円する。

しかし、翌朝10時郵便の料金は330円(250g以下)だ、なぜか安い。

翌朝10時郵便は翌朝10時に届く場合にしか出せないので、その点で速達よりシビアだ。

しかし上手く行けば上記のように早くて安いこともある。

これは頭がおかしいと言わざる得ない。どうなってんだこれ。


以上のことを踏まえると、急いでポストに投げ込んで投げ込まれたことが知りたいとき、

まず翌朝10時郵便を考えて、次に速達+特定記録を考えるといいでしょうね。

ただ、手渡しでも足りるというのなら簡易書留を考えた方がいいでしょうね。

しかしまぁ、これは明らかにおかしいですよね。速達には無料で追跡機能が付けられてもいいと思う。

最近、電話・Webから出したレタックス(Web速達含む)は追跡できるようになったんですよ。

そういうのと同じように、窓口から出した場合は追跡できますとかなればいいんですけどね。


以上の事情は速達料をムダにしない速達のコツ (KOUNAN)を見たときに知ったことなのですが、

本当に世の中、無駄な速達が多いなと思うところ。

このあたり整理すればいいんだろうけど、郵便側からすれば客単価が減るからよろしくないのだろう。

書留+速達とか、ほとんど書留の手間と同じだけしかかかってないのに270円も単価を上げられるんだもんね。

これほどおいしい話はない。しかも重要書類だから送る方も「じゃあ速達付けようかな」と言ってしまう。

それは簡易書留と一般書留でも一緒だけど。クラスで「大学に確認して簡易書留でいいとなっている」と言ってたが、

僕以外は一般書留で出してたしね。窓口の人に一般書留じゃなくていいのかと言われて付けてしまったらしいが。

利用者や送付を依頼する人が賢くなればこの辺も変わってくるんでしょうけど。