実は、高専の4年生に編入することができます。
主に工業高校の卒業生向けです。
うちのクラスにも2人の編入生が来ました。
今日その人とじっくり話す機会があったので思ったこととか書いておこう。
しかし2年間だけ勉強しに来たというのも中途半端な話ですよね。
それなら高専を卒業して大学に編入しても大学にいるのは2年だからそれも中途半端だが、
しかし大学院に行こうと思えば、どこかで2年間の勉強が必要だから大学に行くというのが実のところだろう。
ただ、工業高校の人にとって都合がいいのは今まで勉強してきたことがすぐ生きることですね。
それで聞けば、実践をしたかったから高専に来たというようなことを言ってくれた。
なるほど、そういう意図なら悪くないのかも知れない。
しかし狭き門ですけどね。欠けた人数を埋めるぐらいの人数しか取りませんから。
ところで、なんでこんな話になったのかというと、
思うところがあって、第三種電気主任技術者の試験を受けようかなと思って図書館に調べにいったんですね。
なぜか通称は電験三種。まぁあまり気にしてはいけません。
これは、理論・機械・電力・法規の4科目の試験からなっていて、各科目6割以上の得点を取って合格して免状をもらえば、
50,000V未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督を行うことができるということ。
ちょっと話題に出てくることがあってね。
それでそこで会ったわけですが、聞けば彼は電験三種に合格しているんですね。
さらに恐ろしい事に電験二種の一次試験の3科目に合格しているという。
なんだこれはと思って聞けば、学校で重点的にやっていたらしい。
しかしそれにしてもすごい人です。まさかここまでとは思わなかった。
そのために他のことがおろそかになっているかもとは言っていたね。
例えば化学の授業が極端に少なかったり。はっきりわからないみたいだったが1単位とか言ってたな。
一方で、君たちは3年間でどんな恐ろしい事を学んできたんだとも言われた。
高専というのは5年間でやることをやるわけですが、
そうなると話のつながり上、少々難しくても低い学年でやることがあるんですね。
僕もどこが違うのかというのは詳しく知らないのですが、
教科書に工業高校の電気基礎の科目の教科書のクローンがあるのでこれと照らし合わせてみよう。
例えば電磁気について言うと、2年生でこんな事をやったわけである。
まずクーロンの法則が出てきて、力とか電界のことをガリガリやるわけだ、
そうしたら次にガウスの法則が出てきて、これでいろいろな電界を計算していくと。
そしたらここで積分の勉強をして、この求めた電界を積分して電位・電位差を求めて、
それでコンデンサの容量を求めたりしたわけだ。
これで2年生の分終わり。この後あと半年電界を勉強して、最後の半年で次回をやったわけです。
しかし、持っている教科書によればこうである。
まずクーロンの法則が出てくる点は一緒だが、次にいきなり電位が出てくる。
しかし電位は積分して求めたわけじゃなくて公式が載ってると。
随分違いますね。その次にコンデンサが出てくるわけだが、これは形状ごとに公式が載ってるだけ。
実際彼らがどんな勉強をしてきたのかは知らないけど、この通りだとすれば、確かに恐ろしい事かも知れない。
ただ電磁気は2・3年生で勉強したら、特別には勉強しません。そりゃ後に復習するかもしれないけどね。
だから、彼は明らかに大学でやることだろ、と言うわけだけど、2年・3年でやるほかにやるところがないわけですね。
まぁ実にそういうことです。
まぁこんな具合でおもしろい話を聞けたわけだ。
電験三種にいかにして合格したかとかいう話も聞きつつ、ぼちぼちがんばってみようかなと思ったわけだ。
まぁ実は卒業して実務経験を積んだら第二種電気主任技術者の免状がもらえて、
場合によってはそれで事が足りることもあるそうだが、免状をもらうことが重要なわけではない。
いや重要は重要ですけどね。
何より腕試しでしょう。彼もそれにはまったと言っていた。
とりあえずぼちぼちチェックしていこう。と思って、とりあえず機械の本を借りてみた。