人事から社内便で封筒が届いていた。
なにかなと思って開けて見ると税額決定通知書が入っていた。
今月の給与から12回にわたり徴収の行われる住民税が決まったという話だ。
サラリーマンの住民税の課税プロセスは以下の通りである。
- 会社が従業員の給与支払報告書を市町村に提出する
- 市町村で住民税を計算して税額決定通知書と納付書を会社に送る
- 会社は税額決定通知書を従業員に配る
- 毎月の給与から天引きして、会社が市町村に住民税を納める
この住民税の特別徴収の仕組みは以前詳しく書いたが、従業員のいる全ての市町村とのやりとりが必要になる。
これを紙でやってたらすごく大変なのだが、eLTAXというシステムを使うことで、1と4は電子的に行うことができる。
これなら従業員がすごく多くて、数多くの市町村とやりとりする必要があっても、一括して確実に処理することができる。
eLTAXでかなり電子できたわけだが、それでも税額決定通知書はあくまでも紙で出てくる。、
会社が多くの市町村から届く税額決定通知書を受け取り、従業員に配らないといけない。
源泉徴収票は会社が一定の様式で作成して配布するので、会社の都合のいい方法でやればいいのだが、
税額決定通知書は市町村が発行する書類で、会社はその取次をするだけという位置づけである。
電子納付用に会社は税額決定通知書の電子データを受け取っているので、
給与明細と同じくWebシステムで税額決定通知書の情報を表示するようなことはできる。
が、市町村から住民に対する重要な通知だから、正式な税額決定通知書を取り次ぐ必要があるのだろう。
うちの職場での税額決定通知書の配布方法はこんな風だったのだろう。
- 従業員の名前・職場を印字したラベルを貼った封筒を市町村ごとに従業員番号順に並べて用意する
- 市町村から届く税額決定通知書を1人ずつの短冊状に分ける(受給者番号=従業員番号順に並んでいる?)
- 税額決定通知書を順番に封筒に入れる
- フロアごとに分けて社内便で送る
乱雑に並んでいるわけではないだろうから、ある程度は効率化の余地がある。
が、基本的に手作業でやるしかないだろうから、そこそこ手間はかかっているに違いない。
税額決定通知書を見ると5月中旬に発行されたとあったが、そこからここに届くまでに1ヶ月かかっている。
いろいろな都合はあったのだろうが、それなりにめんどくさいことはうかがい知れる。
ちなみに住民税ですが、税率は10%だけど、いろいろ控除があるので実態としては給与の5%ぐらいですかね。
思っていたよりは多少安い気がした。それでも所得税よりははるかに高いですけどね。
去年は1~3月がほとんど給与なしだし、ボーナスもさほどではないから、ちょっと少なめなのよね。
来年になるとそこら辺のギャップも埋まるだろうから、なおさら住民税の負担感は増えるだろうが、そっちの方が実態に即しているか。