今日は研修を終えたら、職場のクラブ活動に行ってみた。
行ったのはなんと書道部、不思議なご縁もあったもので。
うちの事業所では全従業員から毎月レクリエーションにあてる費用を徴収している。
徴収したお金はレクリエーション活動で使われるわけだが、そこにクラブ活動がある。
他にも多くの従業員が楽しめる行事もあるので、クラブ活動に参加せずとも恩恵はあるのだが、
せっかくならクラブ活動にも参加できればお得だなと思った。が、さほど興味の引かれるクラブがあるわけでもない。
そんなことを思いながら連れられるままにクラブ活動の紹介イベントにとりあえず出向いてみたのだった。
そこで興味を引かれたのが書道部だったのだ。知ってる先輩もいたので親近感を覚えたのも理由かも知れない。
そんなわけで書道部の活動場所に行ってみるとその先輩がいた。
新人は僕だけで、他に4人ぐらい来ていたけど、そんな歳を食った人はいないがそれなりに広がりはあるのかな。
それで指導してくれる先生が来たわけだけど、話を聞くと、この会社を定年退職した人で今では筆を使った仕事をしておられるようで。
そんなこともあって筆で書くときに考えていることを見せてもらって聞いて、
自分でも手を動かしてやってたわけだけど、「へぇ、こんなこと考えてるんだ」とかなり驚いた。
実際、筆でいろいろやってみると、思い通りにいかないところはあるけど、おもしろいなと。
これは面白い終業後の楽しみを見つけたなと思った。
それにしても職場のクラブ活動って実際どんなもんなのよ?
というのは常々思っていたことで、こうやって実際に来てみるまではピンと来なかったんだけどね。
書道部の活動は主に月2回、終業後1時間ぐらいの活動だから、活動の規模としてはささやかなもんよね。
それとて仕事の状況によって来れないことだってあるわけで、かなり気ままなものだ。
一方で、今日来ていた人の1人は1時間ぐらい書いて行ったら、仕事に戻らんとといい職場に戻っていってしまった。
仕事が忙しいからこそ気分転換にという思いだったのだろう。
いいやり方かはともかく、クラブ活動を通じて忙しい仕事にゆとりを生むこともできるかもしれない。
そんなわけで書道部はたまのゆとりとして、新しい挑戦として役立ちそうだと思った。
行けるとき行けないときがあるけど、ちょっとずつやっていけたらなと。
毎月の課題に挑戦したり、展覧会の作品を作ったり、そういう出力までつなげられるかはともかく、やってておもしろいのが一番いい。