内定式のときに旅費支払用に指定の銀行・支店に口座を作るように指示されたと書いた。
その銀行というのはみずほ銀行だった。
みずほ銀行とはノーマークだったな。確かに法人向けには強そうなイメージがあるが。
口座開設の申込みはWebからやるように書いてあった。
スマートフォンアプリから申込み、PDFで申込書を印刷して申込み、Webから申込書を取り寄せて申込みの3種類がある。
PDFで申込書を作成して印刷して申し込もうと思ったのだけど、どうもうまくいかないので、申込書を取り寄せて申し込むことにした。
まぁ別に急ぐもんじゃないですしね。
申込方法の指示を見ると、職業は学生と答え、学校名のところには「○○大学(内定先 □□(株))」のように記入するようにとある。
特にみずほ銀行は明示的に書いてるけど、自宅か勤務先から離れた店舗での申込みは断ることがあると書いてある。
もし内定先を書かないと、一体なぜ申し込んだのかさっぱりわからんという話にもなりかねない。
おそらくそういうことなんだと思いますよ。
ちなみにみずほ銀行はゆうちょ銀行以外では全都道府県に店舗を持っている唯一の銀行だ。
宝くじでは全国にお客さんがいるわけですからね。宝くじの購入者もそうだし、発売元の都道府県・指定都市もそうですし。
みずほ銀行はみずほマイレージクラブという優遇制度を用意している。
どこの銀行でもそういうのありますよね。当然、入りましょうという話になるんですけどね。
それで最後にみずほマイレージクラブカードの種類を選ぶようにと書いてあった。
かなり種類が多くて驚いたのだが、
キャッシュカード・クレジットカードの種類・機能 (みずほ銀行)
みずほマイレージクラブに入れば、ここにあるクレジットカード付きキャッシュカードを選べますよというとのことだそうだ。
一番驚いたのが「みずほマイレージクラブカードセゾンSuica」だ。
みずほマイレージクラブカードセゾンSuica (みずほ銀行)
まずセゾンカードというところに驚いたが、UCカードのつてでみずほ銀行と提携してることを考えれば不思議ではない。
カードデザイン見るとえらいごてごてしてる。クレジットカードの情報と口座番号が併記してあるのはともかく、
VISAマークとホログラム、Suicaマーク、ビューTypeII提携カードとしてのマーク、そしてセゾンカードのマークと、全部表面に書くことないやろと。
ビューTypeII提携カードというのは、ビューカード以外が発行するSuica内蔵のクレジットカードでViewカードではない。
なのでポイントも永久不滅ポイントだ。Viewカードだとみどりの窓口・Suicaチャージはポイント3倍だけど、そのようなこともない。
あと、定期券搭載はできないようで。というかViewカードでも定期券搭載できるカードは限られてるんだね。知らなかった。
まぁ別のSuicaと紐付けしてオートチャージできるので、別に定期券入りSuicaを用意して、オートチャージに使うという使い方はあるようだが。
他にもANAマイレージクラブカードとの一体型(UC・MasterCard・Edy内蔵)、
あと、UCカードとしてMasterCard、セゾンカードとしてVISA・JCB、そしてAMEXが用意されていた。
ここまですべて年会費無料と。4ブランドあって、AMEXだろうが年会費無料なのはセゾンカードらしいが、MasterだけはUCなんだね。
現在、特に特徴のないセゾンカードを使っているわけだから、このセゾンカードでも代替できるが、どうしたものか。
みずほマイレージクラブのセゾンカードを使うメリットはなにか。調べてみた。
すると、優遇を受けられる条件の1つに「クレジットカードの利用が1ヶ月に1回以上あること」というのがあるよう。
けど、他にも優遇を受けられる条件がありまして、預金・MRFなどの残高10万円以上だとか、みずほ銀行・みずほ証券でNISA口座を開設していることだとかローン残高があることだとか、
そして、投資信託・外貨預金・公社債・株式の残高があること、これでも条件を達成出来る。
しかも、他行宛振込手数料の優遇を受けようとすると、残高50万円以上・NISA口座で月1回、残高500万円以上または年間100万円以上のクレジットカードの利用で月4回と、
これだけ見るとむちゃくちゃ厳しいなと思うわけだけど、なんと、投資信託などの残高があるだけで他行宛振込手数料が月4回無料になる。
どう考えても他の条件に比べて易しすぎるでしょ。
投資信託はインターネットからなら1万円から購入できるようだし、これは買っておかないと。
というわけでクレジットカードはみずほ銀行の優遇においてはあってもなくてもよいことがわかる。
クレジットカードとキャッシュカードが1枚になるのはコンパクトでいいような気もするが……
結局のところ、決め手になったのはカードのデザインだった。
みずほマイレージクラブのセゾンカードのデザインが気に入らなかったので、クレジットカードは付けないことにした。
というわけでキャッシュカード単独を選んで申込書の取り寄せを行った。
まぁクレジットカード番号とか変更してまわるのもめんどくさいしね。
カード更新のタイミングで集約に向けて動くことはあるかもしれないけど、とりあえずはこれでいいですわ。
しかし、みずほ銀行のATMとかどれぐらいあるんだろ。
調べてみたら会社周辺にはぽつぽつあるね。けど店舗外ATMの広がりはそこまででも……
それ以上に頼もしいのはイオン銀行のATMかもしれない。
イオン銀行とみずほ銀行はATMで提携を行っていて、みずほ銀行利用者はイオン銀行ATMを自行ATMと同等の手数料で使うことができる。
みずほマイレージクラブの優遇には自行ATM、そしてイオン銀行ATMで時間外手数料が一切かからないことが含まれているので便利か。
ただ、イオン銀行のATMはイオングループの店舗内ぐらいしかないわけだしねぇ。
みずほ銀行自身のATMと補完的ではあるけど、それを合わせてもやや物足りない気はする。そんなもんですかね?
そこも踏まえて、今後の銀行口座の使い方をどうするか考えんとならんわけだが、どうしたもんかねぇ。
まず、現在、地元の2つの地方銀行で口座を持っているが、いずれも現状は使い道を失っているし、転居先に店舗は皆無なので住所変更せず解約しようと思う。
次に住信SBIネット銀行だが、SBI証券とともに今後とも貯蓄に活用していきたい。
みずほ銀行はSBI証券への即時入金に対応してるから、その点でも便利だ。
難しいのがスルガ銀行だよね。ATM手数料が一切かからないのは強いので、今後もそこは生かしていきたい。
ただ、現状、ほとんどの決済はスルガ銀行に集中しているわけだけど、それをみずほ銀行に移すかは悩みどころだよねぇ。
給与をみずほ銀行で受けるかスルガ銀行で受けるかというところが悩み所だよね。
お金の入口と出口が違うというのはめんどくさい気もするし……
とはいえ、みずほ銀行にお金置いとくぐらいなら、SBI証券に引きあげるし、それなら出口はスルガ銀行に集約した方が便利な気はする。
あと扱いに困るのが、三菱東京UFJ銀行だ。KIPSカードがある以上は必要だけど、それぐらいしか使い道がない……
まぁ会社周辺にも店舗はたくさんあるし、ATMもそこそこあるので、使い続けること自体は問題ないんですけどね。
あとは公共料金の支払いがどうかだよね。今回作った口座で全部済むならそれでいいけど、
同一市内の店舗に限るとか、ここの銀行に限るとか、そういう条件が付く場合もありますからねぇ。
うちにも水道料金のために作った銀行口座とか、給食代のために作った銀行口座とかいうのがありますからねぇ。
そこら辺は住むところが決まって、なにが必要かわからないと決まらないしねぇ。