通行止めになってわかる道路の重要さかな

以前落石で通行止めになっていた、
三重県道・奈良県道81号名張曽爾線が今日一部復旧したそうです。
三重県道・奈良県道言いましたが、通行止めになってたのは三重県内だけです。
この名張曽爾線は見ればわかるとおり名張と曽爾を結ぶ路線ですね。
通行止めになると大変だっただろうなと思います。


なんでこんなことを話題に挙げたかというと、
何度か曽爾村に行ったことあるのね。4回ぐらいかな。
3回は国立曽爾青少年自然の家に行ったからですね。
行くにはバスを使うんですが、このバス、名張駅からのバスを使います。
三重交通の山粕西行きのバスに乗ると。山粕というのは曽爾村の西端の集落の名前です。
僕はそれ以外選択肢ないと思ってたんだけど、
よく考えると曽爾村は奈良県ですから、他の奈良県からのアクセスもあるのでは?
と思って調べたのですが、確かにありました。
榛原駅から奈良交通の曾爾村役場前行きのバスがあります。
けどちょっとなぁ…と思いましたね。
というのもこの青少年自然の家に行くのに降りるバス停は、
曽爾高原バス停…と言いたいけど行くバスは季節運行だし本数少ないから、
実際はその下の太良路バス停で降りて、そこから上がっていくのがおすすめです。
この太良路という集落は曽爾村の東側の集落です。
ところがその曽爾村役場があるのはどっちかというと西側の今井という集落にあると。
だから榛原からのバスに乗ると相当歩かないと行けないと。
ただ歩いても行けるとは思いますけどね。
けど、太良路までは行って欲しいよね。あのあたりまで集落が延びてますからね。
という事情もあって、青少年自然の家のOHPにもバスは名張駅からのバスをどうぞと。


さて、この名張曽爾線に沿ってバスが走ってたのですが、
ダム湖に沿ってうねうねと行くのですが、
この道路、なぜか90度のカーブが2箇所ぐらいあるんですよ。
で、どうも落石が多いようで、洞門と言えばいいのかな、
逆L字状のゲートで、落石して道路を破壊しないようにということでしょう。
まぁそういう対策も結構されてるのですが、今回トンネル付近で落石があったと。
本当は落石を取り除いたらすぐに復旧するつもりが、落石が止まらんと。
そういうわけでかなり長いこと通行止めになってたわけです。
まぁその先さらに進むと、非常に細い道になるんで、バスは器用に走ってましたね。


まぁ山道というのは大変なもんだと思います。
今回の名張曽爾線の通行止めですが、三重交通は器用に名張~山粕西のバスを走らせてました。
名張・曽爾間の交通は、赤目経由で今井林道を通って行く方法と、
国道368号・国道369号と御杖村経由で行く方法とあって、
バスはこの2つの方法でやってたみたいです。
それに名張・曽爾間が通行止めになっても、榛原まで国道369号でつながってますから。
こちらは3つのトンネルで便利に走れるようになってるようです。
奈良県の力の入れ方はすごいなぁと思いますね。
まぁそういう意味では今回は村が孤立するようなことにならくてよかったと思います。
けど地震とかで集落孤立とかあるけど、そうなったときどうするのか。
できればそうならないようにしていただきたいけどね。