2013年に変わったことと変わらなかったこと

大晦日なので今年のことをBlogを見て振り返ってみようと思う。

まぁ毎年こんなことやってますよね。


記事をさかのぼってまず思ったのは、まだ3月までは高専にいたんだなぁということだ。

今は大学院に入学して、大学ではほとんど研究室で過ごしているわけだけど、そんなのはここ9ヶ月ぐらいの話でしかないと。

それだけならともかく、大学院修了後の就職先を探し始めたというそんな状況で、かなり大きな変化があったのではないかなと思う。

ただし、普段の生活はあまり変わっていない。相変わらず朝に家を出て、夕方に学校を出る生活を続けている。

住まいが変わることもなく、通学距離は長くなったけど、高専時代よりも楽ではある。

学校での暮らしはずいぶん変わったが、研究室の皆さんの支えがあって不便することなく過ごせている。ありがたいことだ。


じゃあ3月までは専攻科修了に向けてやるべきことがたくさんあったんじゃないか、

と思われるかも知れないが、実は学位授与のレポートを10月に出して、小論文試験も12月に終わっているので、

あとは学位授与のレポートを元に学校に提出する論文を作り、これまで学会発表に行っていたようにまとめて発表するぐらいだったので、

この時期というのはずいぶん気楽にやっていたなとBlogを見て思いだした。

そうなってくると大学院入学後のことを考え出すわけだが、住まいは変わらないのだからあまりやることもなく。

唯一、大学院入学後の準備らしきことというと、2月にEMOBILEと契約して、Nexus7を購入したことぐらいか。(通販でEMを新規契約)

タブレットが来てからいろいろ生活が変わったなぁと感じる。電車の中でインターネットにつないでいろいろできるようになったのはもちろんだが、

家の中でも、タブレットを使う場面はけっこう多い。リビングでは元々父のiPadを使うことも多かったのだが、

自室でもPC立ち上げるのめんどくさいときとか使うのよね。あと毎日、Androidに起こしてもらって早起きも万全だ。(Androidを目覚まし時計にする一工夫)

3月には修了式を迎え、本科の1年の頃から一緒にやってきた人ともお別れとなった。 (修了式の日に専攻科を思う)

今は大学院やら職場で大活躍されていることと思う。いや、就職の人はやっと自分の仕事場が与えられたぐらいかな。


4月からは大学院での生活が始まる。

といいつつも実は3月に研究室の人たちとは会ってるんだよな。(ワークショップに誘われて) さらに言えばインターンシップで会っている人も。

ただ、正式に研究室の一員として迎えられたのは、入学式の後の花見のことだ。(大学院の入学式と研究室の花見)

実際のところ研究室はどうなんだという話だけど、1ヶ月ぐらいやっているといろいろ見えてくることもあって、

まず、泊まり込みをする人がけっこういること。事情により住んでいるひとすらいた。(研究室に住むという発想)

研究室を生活の中心としてる人も多いんじゃないかな。僕のように朝来て夕方には帰るというのは学生では珍しいぐらいか。

あと、教員の働き方が高専とはずいぶん違うなとは思った。

研究室に教員が3人もいることもあって、指導教員は学生の研究のことも細かく見てくれてありがたい。

それゆえに研究室内での完結度が非常に高いわけだが(研究室内でできること)、

その一方で教員間の連携は乏しく、専攻全体としての姿は見えない。(実りある大学院での授業はあるか)

こういう環境が僕にとって合っているのかなと思い悩んだことはあるが、

主に指導教員と同じグループの学生に支えられ、それなりに実りある研究生活が送れてるので、そこについては満足している。

それをとりまく環境については大いに思うところがあるということだ。


前期は授業数が多くて、レポート祭りのときは計画的に進めていたものの、レポートが積み重なることとなった。(レポートラッシュで忙しい)

その一方で研究室ではLVDS通信モジュールの設計なんて仕事を課せられ、ここらへんのスケジュールはクリティカルだった覚えがある。

それでも泊まり込みする必要はないように計画的にやってたが。

それが終わったらテスト、ほとんどのテストは7月下旬にあったのだが、無意味に難しいテストもあった。(色違いの解答用紙3枚)

ちなみにこの解答用紙3枚のテストの科目はC、すなわち可にあたる評価をもらった。(みな等しく悪い評価) 合格しただけ御の字だ。

その後は9月末まで夏休みなのだが、結局のところ、盆休みの1週間以外はずっと研究室に行ってたな。

やっぱり夏休みのスタートが8月なのはよくないな。9月になって夏休み気分にはなれないし。

結局、今年の夏は旅に出なかったなぁ。

来年は船に乗って出かけたいなぁ。和歌山~徳島、高松~神戸 ぐらいでどうですかね? 相変わらず近場だが。

さすがに研究室に通い詰めてたら研究はいろいろ進みましたけどね。特にハードウェア関係はこの間にかなり固められた。


むしろゆとりが増えたのは10月に入って授業が始まってからかもしれない。

授業数は前期に比べればずっと減り、大学での生活はほとんど研究室での活動にあてられることになった。

文化の秋という言葉もあるけれど、それで博物館やらに出かけていた。去年も似たようなことをしていたが。

10月12日、京都学生祭典に合わせた美術館などの無料公開に合わせて、京都へおでかけ。(京都を北から南へ美術館やらを巡る)

11月になったら奈良国立博物館に行き、正倉院展を見て奈良時代を感じ(展示物が映える明かり)、

高専祭があるとなれば、母校に出向き、高専時代に縁のあった人々と出会い(高専祭で久しぶりの高専)、

ある時には名張の街に行き、ご当地グルメを味わい(名張の街全てがイベント)……ってこれは12月だからもはや冬だな。

むしろ、11月に研究室旅行で伊勢志摩に行ったことを書くべきだったな。(ぴかぴかの伊勢神宮と志摩の海漁村をぶらぶら、水族館をぶらぶら)

それととあることのために珍しくも京都に泊まりがけで行き、知恩院のライトアップやら見てきたことも秋の出来事か。(光に照らされる知恩院)

こうやって書くとけっこう出かけてるんだよなぁ。


そして今だけど、ぼちぼち就職活動だなといいつつ、大学に来てくれた会社の話を聞きに行った。(大学で話を聞いて職場を想像する)

ここかな、という会社はいくつか見繕っていて、年明けたらまた説明会やらありますんで、掘り下げて方針を決めたいと思っている。

ただ、これから忙しくなるなぁとは思っていて。それは就職活動というよりは研究のことでそう思ってるんだけど、

3月までにやらないといけない仕事というのがあって、急がないといけない、と思いつつ段階的に仕事を進めているところだ。

研究だけならともかく、さっきも書いたとおり、就職活動ということでもぼちぼち説明会やらに出向く機会は出てくるということで、合わさって思うように進むかはなんとも。

それだけにこの正月休みというのは貴重なリフレッシュ期間とも言える。


1年を振り替えるとこんな具合にほとんどが学業の話になるのだが、

思い返してみると、あまり災難にも見舞われることはなかったなぁと。前厄だったんだけどね。

もっともこのあたりだと台風18号で京都府・滋賀県を中心に激しい被害に見舞われた。(特に危険な警報)

特に嵐山で激しい被害が出たことは印象的だったし、駅浸水で京都市営地下鉄東西線が運休となり、山科・醍醐地区の交通に長く大きな影響を与えた。

ただ、それも今ではすっかり立ち直っているそうだ。


めでたい話というと、あべのハルカスの百貨店部分が6月にオープンし(近鉄百貨店の本店はここにあり)、

それに合わせて上本町~あべの橋のバスが走り始めたなんてこともあった。(上本町とあべのをバスで結んでうれしい?)

近鉄沿線だから話には聞くが、なにぶん 天王寺・あべの のターミナルを使う人ではないので。

ただ、キューズモールともども 天王寺・あべの が大阪の第3のターミナルとして大きく成長するきっかけとしては大きいのではないだろうか。

まぁこのキューズモールってやつはヴィソラとココエの名前を飲み込んだんですけどね。(ヴィソラの名前が消える)

来年3月にはあべのハルカスは全面オープンとなり、いままでパッとしなかったターミナルに、300mの空中都市が完成する。

あべのハルカスのことを書くなら、グランフロント大阪のことも書けよと言われるかもしれんが、まだ道半ばかなぁとは思う。(ナレッジキャピタルは面白いところか?)

ただ、来年のETWestの会場はグランフロントのコンベンションセンターらしいから、その特色を出しつつあるのかなとも。


最初に書いたようにこの1年というのは外見的には変化が大きかった。

ただ、あまりやり方を変えずともやってこれた、そんな1年でもあった。

年賀状に「相変わらずぼちぼちやっています」なんて近況を書いて送った分もあるけれど、

これから環境が変わることはあるでしょうけど、そんな中でも自分の思うところによってやっていきたいと思っている。

ともかく、皆さまよいお年を。