いつもカバンの中に電子辞書を入れて持ち歩いているのだが、
タブレットに辞書の機能を統合すれば、電子辞書を持ち歩く必要はなくなることに気付いた。
確かにそうだ。
オンラインで使うのなら、それこそYahoo!辞書だとか無料で使える辞書サービスはたくさんある。
ブラウザだけでも使えるし、表示用のアプリも無料で配布されている。
とはいえ、これで電子辞書の代替とするには問題もある。
なぜならばオンラインでないとなにも調べられないから。
オフライン状態でもサクッと調べられる方がうれしい。
オフラインで使いたいのならそれ相応のお金がかかる。
国語辞典が1800円、音声付きの英和・和英辞書が3600円などなど。
使いたい辞書を選んでお金を払ってダウンロードすることで使える。
そんな有料アプリもいくつかある。
それぞれの辞書の値段は妥当かなと思ったのだが、
たくさんそろえようとするとずいぶんお金がかかる。
月額制でリーズナブルに使えるのとかないのかなと思ったらあった。
辞書コンテンツ Google playにて月額課金サービスの開始 (富士通)
ウルトラ統合辞書というネーミングはどうかと思うが、かなりたくさんの辞書が入っている。
日本語や英語だけでなくドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語の辞書も入ってるのが面白い。
広辞苑はマルチメディアデータ入りだとなっている。
さらに現代用語の基礎知識も入っていて、月額制では最新のものが提供されるようだ。
これで月250円なら安いですね。
が……こんなにいろいろ辞書あっても使わんよなぁと。
少なくともオフラインでここまで使える必要はない。足りないことはオンラインで調べればだいたい無料で済むはずだから。
あと、常に最新の辞書が使えるというメリットもそこまで大きくないのかなと。
そんなに言葉の意味はころころ変わらんだろう。
実際、今まで使っていた電子辞書は7年前に買ったものだし、辞書のデータはもっと古いが不便はない。
250円を1年で3000円だと考えると、6000円ぐらいかけて辞書を買い込んでも2年経てば安く付く計算になる。
なんでもかんでも使いたい人にとっては月額制のウルトラ統合辞書はものすごく強力だと思うんだけど、
そうでもなければ最初に買った方が安いんじゃないかな。
そうして考えてみると、オフラインで使うのは英和・和英辞書だけでいいだろうと。
これだけなら3600円で買えて、音声付きなどのメリットがある。
あとはオンラインの辞書で補完すれば十分だと。
ところで、これまで何度か辞書持ち込み可のテストがあって、
そのときは電子辞書もOKということで電子辞書を持ち込んでいる。
そういうテストがあったとしてタブレット端末を電子辞書として持ち込むのってどうなんだろうね。
担当者の裁量によるのだろうけど、インターネットにつながる機能があると認めにくいだろうなぁとも。
そういうシチュエーションにあうかどうかは知らないけど、電子辞書専用の端末の方が有利な場面もあるのかなと。
まぁけどそれ以外はねぇ。タブレット1つ持ち歩けば、それでなにもかも済むわけだからメリットが多いよね。