今日、先々週に受験した大学院から合格通知書などが届いた。
合格をいただいたことはうれしいことなのだが、別の大学院に合格が決まっているので、残念な事に入学を辞退する必要がある。
指導教員から「本校とも関わりの深い大学院なのできちんと辞退すると連絡しないといけない」と言われたし、
ちゃんと連絡しないといけないけど、果たしてどう連絡すれば良いのかとか封筒を開いて見てみた。
封筒を開いてみると、8月末までに入学意志確認書に入学するか辞退するか書いて提出するようにとあった。
これに辞退すると記入して郵送すればよいようだ。
というわけでちゃっちゃと書いて、印鑑押して、ストックから封筒と切手を出して封入しておいた。
明日にでもポストに入れてこよう。
8月末の時点でこうして入学の意志を示す必要があるというのは、予想外に早いように思えた。
というのも、募集要項には入学手続は翌年2月に行うとは書いてあるが、入学確約書の提出期日とかそういうのは書かれていなかった。
僕はこれを、翌年2月まで入学するか辞退するか留保することもできると読んでいた。
実際、僕も9月ぐらいまで留保することもできるだろうと思って受験していたので、
これ推薦入試で別の大学院に決まってなかったら、かなり戸惑ってたんじゃないかなと思った。
こういう場合どうすればいいんでしょうね?
そこで思い出すのは、専攻科で自由応募で2つの会社の就職試験に応募した人の話である。
そんな状況なのだが、今、困ったことが起きているらしい。
内々定をもらった会社より、内々定を受けるかの回答期限が迫っているようである。
それまでに本命である会社の内々定が決まると言うことはなさそうらしい。
回答期限までに不合格となれば内々定を受けると回答すればよいのだが、果たして不合格にならずに次段へとなったらどうなるかである。
彼は回答を引き延ばしてもらえるよう交渉したい、と言っていたが応じてくれる保証はない。
果たしてどうしようかということになる。
こういう悩みって複数の会社の就職試験を受けてる人にとってはよくあることのようで。
ちなみに、彼は回答を引き延ばしにしてもらうよう交渉して、
1ヶ月だったか引き延ばしたあげくに、本命の会社より内々定を得たので辞退する旨連絡したようだ。
このように認めてもらえるかは別として正直に申し出て交渉するというのが唯一の答えだろうと僕は思っていたのだが、
とある人から聞いた話によれば、内々定を受けると書面で意思表示した後に、辞退するようなことは世の中ではよくあることらしい。
それはあかんやろと思うのだが、このような行為が世の中で横行しているのは事実のようだ。
雇い入れたいと考えても本人が職場に来なければどうにもならんので、会社としてはこういう行為に対抗する方法は多分ない。
このあたりの事情を踏まえれば内々定を出せば確実に入ってくれるだろうという学校推薦は便利なのかも知れない。
(参考記事 : 大学院生の就職活動事情)
入学意志確認書の提出を早い段階で要求されたのは意外だったが、
僕にとってはむしろ早いうちに辞退することを伝えられるという点でよかったのかなと思った。
この大学院は秋にも入学試験をやるので、入学意志確認書での返答を踏まえて合格者数を決めるんだろうと。
多分8月末という期限の切り方はそのためなんだろうね。
8月末を越えて留保したい場合はどうすればよいかという疑問は残るが、まぁ結果的には考えなくてよかったわけだし。
ところでこの話を父にしたら、推薦入試で合格した大学院には入学確約書とか出さんでいいのかと、言われた。
合格通知書と一緒に送られてきた書面を見ても来年3月の入学手続きまで全くやるべきことが書かれてないのよ。
こちらの方が意外だったんだけど、推薦を受けてるので入学することは確実だからことさら確約書を要求することはないという判断なのだと理解している。
ほとんどが学内出身者だからあまり気にしてないのかもしれない。いい加減な話だが。
うちの専攻科は推薦入試でもちゃんと入学確約書提出させてたけど。入学確約書の提出期限は要項にも明記されてたね。
それが普通だろうとおもうんだけどね。そこはきちんとさせとかないとって。