予稿のフォーマットに従って書く

今度、とあるところでポスター発表するということになって、その予稿を打ってた。

だいたいこういうところの予稿はフォーマットが決まってるのでそれをダウンロードしてやることになる。


フォーマットで決められてることには余白の取り方、フォントのサイズがある。

余白の取り方は印刷の都合だろう。あまりぎちぎちに書かれたのでは印刷できたもんではない。

あと発表番号を打ち込むからスペースを空けておくようにというのもある。

フォントサイズの規定もあることが多い。

ここは10pt、ここは9ptなどなど。こうして決めている理由だが、おそらく読めないほど小さい字の原稿は出すなということだろう。

書ければよいってもんではないという主張だろう。


ところが決められていないこともある。行間の取り方はわりに自由に決められる。

なのでこうしてフォーマットを決めても見た目はばらばらということは多い。

行間の取り方でかなり書くことの出来る分量は変わってくる。

とはいえ詰めすぎると章の区切りがわかりにくくなるので、章の区切りはある程度行間を開けた方がよいと。

そういうめりはりが重要なんじゃないかなと。

まぁけどいじれるのはこれぐらいで、書ける内容が2倍になったりとかそんなことはもちろんない。


フォーマットが決められてなければ、余白を切り詰めてフォントを9ptぐらいまで小さくするなど、詰め込むためにいろいろな方法をとれる。

以前そうやって詰め込んだ原稿1枚を、後に別のところで使おうとフォーマットに従って整形したら1ページ半ぐらいいってしまった。

それほどの差がでるところなので、こうして原稿を書くときはフォーマットのダウンロードを真っ先にやらんとうまくいかない。

少ないものを増やすのはなかなかやりやすいが、多いものを減らすのは大変なことである。

分量を意図して内容を決めないと後で痛い目に合うだろう。


今回書いている原稿はなんとB5判ということで、大した分量書けないということでなかなか悩ましいところである。

内容を厳選するのも重要だが、どうしても収まらないとなれば真っ先に犠牲になるのは図だな。見にくいの承知で小さくせざる得ない。

そうなってきたらフォントサイズの制限は裏目に出てる気がするが、まぁできるだけ見やすくなるように工夫したいと思う。