作りやすい立体交差

Cities:Skyline IIは渋滞でダメになるゲームだと脅されまくって、

実際、平面での右折処理にはかなり難があるので立体交差を作るのだが、

立体交差を手で作るのはけっこう大変である。

ジャンクションのパーツもあるが、既存の高速道路に取り付けられるわけではない。


市内の幹線道路は一方通行高速道路を2つ組み合わせて作っているが、

これだと歩行者が歩けないし、電気・上水・下水が供給できない。

そこで側道として「狭い歩道」というのを作る。

歩道という名前なのだが、バス専用道路と考えた方がよくて、バスや公共車両は走れる。

一般車両も入ってくることがあり、特に沿線の建物に関わる車は使わざるを得ない。

あと路面電車の設定も可能らしい。これでは歩道とは言えませんね。

一般的なイメージに合う歩道は「舗装路」という名前ですね。

狭い歩道は道路としては一方通行の扱いになる。(歩行者は双方通行可能)

これには電気・上水・下水も通っているので、高速道路とセットで引けば途切れない。


その高速道路同士を平面交差にしてはどうしょうもないわけで、

立体交差を考えるわけだけど、結構大変である。

なぜならば道路の立体交差に加え、歩道の立体交差も考えなければならないからである。

高速道路を歩行者に横断させてはいけませんから。無謀にも高速道路を歩くのも出てきますからね。

そこでいろいろ試していたが、やりやすいのはトランペット型のジャンクションだなと。

3方向の接続ならばこれが楽で、なぜならば道路同士の立体交差が1箇所で済むからである。

平面・地下の2階層で道路の交差は処理できる。高架レベルは歩道橋だけに注力すればよい。

ただし、トランペット型は270度曲がる部分がどうしてもかさばる。

市街地に作るには不向きである。


となるとY型ジャンクションがコンパクトだが、これはランプ同士の交差も考えなければならない。

ランプ1つを地下・1つを高架とすれば作りやすくはなる。

ただ、こうするとランプ1つと歩道橋の干渉が発生するので、そこは考えなくてはならないところ。


で、もっと面倒なのが4方向の接続だが、これはやめた方がいいなと思った。

碁盤の目だと破綻するみたいな話を見たが、各方面の右折車同士の処理がダメだからである。

で、立体交差にすればよいのだが、4方向のジャンクションはどれも作るのが大変。

3方向の接続を2つに分けた方がよっぽどよいと後で気付いたけど。

市街地に4方向の立体交差を容易に作るにはどうしたものかと考えたが、

クローバー型のジャンクションを変形させたものを作ってみた。

クローバー型というと面積が大きくて渋滞が起きやすいといいことはないが、

ランプ同士の交差が発生しないので作りやすいというメリットはある。

かさばる原因はクローバーの葉っぱの部分の270度向きを変える部分である。

ここを一般道を通すようにするのである。

すなわち右折したい場合は、JCTを一旦通り過ぎて、左折・左折・左折で合流、再度JCTを通って目的地に向かうわけである。

一方通行道路との交差点は左折しか発生しないので比較的渋滞に強い。


初期にあったインターチェンジの先の十字路が最大の渋滞ポイントになっているが、

代替のインターチェンジも確保したし壊してしまおうかなと考えている。

こういうのもありがちな話なのかなと。