台風が接近するということで、在宅勤務を選んだ人が多く職場はガラガラだった。
台風が接近する中、出勤する必要があったのか? とおもわれるかもしれないが、
電車通勤ではないから電車が止まってしまうという心配はないし、
位置関係からすれば強風の懸念はなく、問題は大雨程度である。
ただ、予報を見て浸水するほどひどくはならないだろうと見た。
これはタイミング次第なのだが、結果的には往復とも小雨程度だった。
千葉県周辺では特に警戒態勢が敷かれていたわけだが、
そんな中で異様だったのが東海道新幹線(東京~名古屋)の終日運休である。
確かに鉄道では千葉県方面で昼ごろから運休になったり、
成田空港・羽田空港とも昼ごろから閉鎖になったりというのはあった。
そんな中で台風との位置はそこそこ離れているはずの東海道新幹線が終日運休というのは異様である。
おそらく東海道新幹線が警戒したのは雨量規制である。
台風による雨の影響はかなり広い範囲に及ぶことが懸念される。
神奈川県・静岡県で大雨というのは十分警戒するべきことは事実である。
東海道新幹線はたびたび雨量規制で大混乱を起こしてきた。
なにしろ東海道新幹線はあまりに本数が多すぎるのである。
それが急に寸断されるとすさまじい本数の列車が足止めされてしまい、
部分的な運行を維持するどころか、列車から人を降ろすことも大変である。
終日運休の決定は2日前に行われている。
現在、のぞみ号は全席指定での運行が行われていることもあり、
早い段階で予約をシフトして欲しいという意図があったのだと思う。
運休の前後、15日・17日にはそれぞれ臨時列車の設定を行っている。
大雨予報の確度という点ではそれなりに高かったので妥当性はありそうだ。
あとは中途半端に動いている場合に起こる混乱を懸念したのもありそう。
先月、東海道新幹線で保守車両の事故で浜松~名古屋で終日運休となった。
このときは東京~浜松、名古屋~新大阪でそれぞれ運行を維持した。
愛知県内~東京方面であれば、浜松まで在来線で行けばよいとは誰しも考えることで、
この結果、浜松駅や豊橋駅(在来線の乗換駅)では大混乱になってしまった。
このときもそうだったが、代替手段として北陸新幹線が利用されている。
北陸新幹線が敦賀まで到達したことで、大阪・京都~東京であればそれなりに使えるようである。
北陸新幹線の目的の1つには東海道新幹線の迂回路というのがあることは確かだが、
それが部分開業の時点ですでに効果を発揮するとはあまり考えてなかった。
今回、東海道新幹線の運休決定に伴い、北陸新幹線とサンダーバードで臨時列車が設定されている。
北陸新幹線も台風の影響は懸念はあったと思うが、問題ないという見立てか。
前後の日程へのシフトが推奨だが、それができない場合は別ルートを選んで欲しいというのも事前の運休決定の理由だろう。
実際、今日に東海道新幹線が運行されていた場合に雨量規制にかかったか?
というのは明確なことは言えないのだが神奈川県内でかかった可能性はありそう。
東海道新幹線というのは新幹線の中では古い路線で、法面の崩れなど懸念があることは確かである。
ひとたび雨量規制となれば大惨事というのはその通りなので、総合的に見れば妥当な判断なのかなとは思う。
感覚的には終日運休というのはやりすぎなんですけどね。
お盆期間でなければここまではやらなかったような気はしますけど。