送料落札者負担に恐れていること

ちょっと前にヤフオクに出品していた商品が落札された。

もともとPayPayフリマの送料込みで出していたのだが、

やはりヤフオクの方が多くの人の目に付くというのはあろうところ。

PayPayフリマでは送料込みは必須条件だが、ヤフオクではその限りではない。

他の商品が送料別途になっていることが多いので、ヤフオクではこっちのほうがいいんじゃないかと。


で、これは雑誌6冊組で、ゆうパック60サイズを想定していた。

実はヤフオク・PayPayフリマにおいて ゆうパック60サイズ というのは悩ましいところがある。

ゆうパック(おてがる版)・ゆうパケット(おてがる版) (ヤフオク)

60サイズは送料出品者負担(送料込み)の場合は全国一律700円である。

一方、落札者負担とした場合、地域により送料が変わるのだが、東京都発の場合、

東京都あて:630円、関東甲信越・東北・東海・北陸あて:660円、近畿あて:680円、中国・四国あて:880円、九州・北海道あて:1010円、

と言った具合に、東北~近畿の場合は落札者負担の方が若干安いということになる。

とはいえ、これは60サイズ特有の問題と考えてよいと思う。

80サイズの場合、出品者負担の場合800円、東京都あては740円だが、それ以外の関東甲信越などは810円……といった具合。

出品者負担の全国一律送料はサイズが大きくなるほどに割安で、120サイズでは東京都内々でさえ安くなる。


さて、送料込みの場合に受け取る代金は 落札代金×(1-システム使用料)-配送システム使用料 で決まる。

システム使用料はYahoo!プレミアム会員がヤフオクで出品した場合は8.8%、PayPayフリマで出品した場合は5%である。

配送システム使用料は出荷時の実績によって請求される。ゆうパックだと郵便局の人が測ってくれますが。

では、送料落札者負担で、匿名配送を使う場合はどうなるのかというところだが、

これは指定したサイズに応じた送料を落札代金に上乗せして、落札者が支払うことになる。

落札代金×(1-システム使用料)+送料負担額-配送システム使用料 ということですね。

で、指定したサイズで出荷できれば送料負担額=配送システム使用料 だから、落札代金からシステム使用料を引いた分が残るということである。


しかし、もしもこれが想定外に80サイズになってしまったらどうなるのかというところが問題である。

今回の落札者は神奈川県だったので、送料負担は660円、80サイズに上振れすると810円だから、売上から150円差し引かれる。

しかし、もしもこれが福岡県だったとすると、60サイズが1010円、80サイズが1230円なので、売上から220円差し引かれることになる。

というわけで、正しいサイズで請求できない場合のズレが遠方になるほどに大きくなってしまう。

今回は60サイズギリギリで出荷できることが前提で、出品前に入るはずとは確認していたものの、

全く余裕がないので、丁寧にかさを増やさないように梱包して、なんとか入っているはずと確認して郵便局へ持ち込んだ。

なかなかビクビクする話である。


この点においては送料込みというのはちょっと気が楽。

60サイズと80サイズの差額は100円しかありませんから。

いろいろやってるとわかるけど60サイズに納まるものというのは、けっこう小さい。

もちろん安上がりになるほうが良いに決まっているのですが、言うても難しい。

ヤフオクのルールでは運送業者に払う送料を取り過ぎると、それは返金するべきということになるが、

実務的には難しいので、取り過ぎないように注意するというところになろうと思うが、超過額があて先によって変わってしまう。

しかし、送料込みならば、これは誰に咎められることもありませんから、60サイズか80サイズか微妙だとしても、

そのどちらでも十分な額が手元に残る金で出品すればよいということである。


まぁこういう問題の回避策には着払いというのもありますけど、これは受取側の負担も大きいですしね。

ヤフオクのシステムで送料が管理できてるんだから、確定送料に応じて請求額を調整するような仕組みがあればいいけど、

そうすると想定外に送料が高く付いたとかトラブルのもとになりそうだしね。

(といっても落札後に送料を通知してもらう方法だと、そういうトラブルは多少なりともありそうだが)


出品者が請求する送料というのは、一体何を基準にしているのかというのがまちまちで、

ここに納得感がないことがあったが、匿名配送だとここは非常にクリアである。

あらかじめサイズを指定してくれれば、自動的に送料も計算され、落札後の手続きもスムーズ。

持込が前提など、必ずしも出品者の都合に合わない場合もあるかもしれないが、できるだけ活用して欲しいというのが買い手の意見である。

まぁでも送料落札者負担で、これらのサービスを使ってもらったことは一度もなかった覚えがあるな。

ゆうパケットサイズだったら、それはクリックポストが使われることが多いというのもあるけど。

(ゆうパケット(おてがる版)の落札者負担の送料は210円で持込必須、クリックポストは198円でポスト投函可能なのでもっともな話だが)

千葉セリだが北海道生まれだしインターネット開催

昨日、話題になっていたのだが、2歳馬のトレーニングセール「千葉サラブレッドセール」で、

なんと5.1億円(税込)というとんでもない値段で取引された馬が出たようだ。

昨今の情勢よりインターネットオークションで行われていた。(去年も突然にインターネットオークションになった)、

5億円超の取引がインターネットで行われるのはなかなかないんじゃないか。


落札者はというと、藤田晋さん、サイバーエージェントの社長である。

サイバーエージェントといえば、祖業のインターネット広告、それに次いで今や業界ガリバーとなったモバイルゲームで大もうけ。

ABEMAを中心としたメディア事業で大赤字を垂れ流しながらも売上は伸びており、将来的には利益を出せる可能性が見えてきている。

そんなインターネット企業の社長といえば、そりゃお金持ちだろうなぁと。

最近、馬主事業参入を匂わせるようなことも言っており、その一環での2歳馬購入とみられる。

最近は子会社のCygamesが「ウマ娘 プリティーダービー」で大ヒット。そこと関連付けて語られることもあった。

「ウマ娘で稼いでウマ息子(牡馬)を買う」などといった具合に。


この千葉サラブレッドセールの主催者は「千葉県両総馬匹農業協同組合」という農協ですね。

農協主催のサラブレッドのセリ市といえば、日高軽種馬農業協同組合主催のサマーセールなどが有名である。

日高地方は日本最大の馬産地として知られ、小規模な牧場も含め多数存在しており、それだけの充実度の高いセリ市と知られている。

このような産地ごとのセリ市が存在するが、同農協のセリ市は北海道他地域・青森県・九州生まれの馬も取引されているとのこと。


では、千葉サラブレッドセールはどうなのかというと、もとは千葉県は競走馬の一大産地であったがために存在していたとのこと。

ところが現在は千葉県生まれの競走馬はほとんど存在しないという。じゃあ一体何が取引されているのだろうか?

答えは北海道千歳市にある社台ファーム生まれ、あるいは同牧場で調教された馬である。

他の販売者もいるのだが、今年出品の59頭のうち56頭が社台ファームが販売者である。


なぜ千歳市の社台ファームが千葉サラブレッドセールに多くの馬を連れてきているのか。

それは同農協のWebサイトに掲載されている組合員紹介から知ることが出来る。

牧場案内:千葉エリア (千葉県両総馬匹農業協同組合)

筆頭にかかれているのが社台ファームで所在地は「千葉県富里市」と書かれている。

同牧場の代表、吉田照哉さんはこの農協の組合長ということからして、組合員筆頭であることがわかる。

でも、ここでは競走馬の生産を行っていない。(後で書くがここは牧場ですらない)

馬の生産部門が次々と千葉の地を去っていくなかでもっとも惜しまれたのは、当時から広い敷地を構えていた社台ファームが、その経営的な軸足を北海道に移したことでしょう。

他の牧場の説明を見ると、多くは育成牧場としての役割に移行しており、

北海道生まれの馬を本州に連れてきて育成、トレーニングセンター・競馬場に入れて、放牧で戻ってきて……というところである。


なぜ、千歳市所在と知られる社台ファームの所在地が富里市と書かれていたのか?

それは同牧場が創業したのが富里村(当時)だったからである。当初は「千葉社台牧場」という名前だったという。

この牧場は北海道進出し、白老町に「千葉社台牧場社台支場」(不思議な名前だな)を設立して、サラブレッド生産はこちらに移った。

後に両牧場は「社台ファーム千葉」「社台ファーム白老」に改名され、育成・生産という役割分担があったようだ。

その後、北海道の事業規模を拡大し、早来町に「社台ファーム早来」、千歳市に「社台ファーム千歳」を設立している。

1994年に 社台ファーム早来は「ノーザンファーム」に、社台ファーム白老は「白老ファーム」に独立、

社台ファーム千歳は単に「社台ファーム」と呼ばれるようになり、これが現在まで続いている。

では、創業の地である社台ファーム千葉はどうなったのかというと、育成牧場としても狭すぎたので、

代替となる育成牧場「山元トレーニングセンター」を宮城県山元町に開設したこともあってか閉鎖され、

現在は牧場跡地は区画整理で商業施設が建ち並ぶようになり、一部は 新木戸大銀杏公園 として芝生の広場が残っている。


もはや千葉サラブレッドセールは意義を失っているのではないかという気はするが、

過去には社台ファーム生産・育成馬に混ざって、千葉県産馬が取引されたこともあるようだし、

千葉県生まれ あるいは 千葉県育ち の馬を取引する場を維持するために、北海道千歳から大挙して馬を連れてきている。

おそらくそういう意図なんじゃないか。


さて、今回5.1億円で取引された馬は、同セール唯一のディープインパクトの子である。

母親を同じくする兄・姉はいずれもJRA未勝利、それだけ見るとなぜこんなに高額になったのかと思うが、

トレーニングセールということで、調教タイムが公開されているのだが、これがすごい速かったと。

1歳・当歳(0歳)の馬を買うとなると、親・兄・姉の成績や体型などを見て取引することになるが、

2歳だと早期デビューに向けて調教を積まれているので、どれぐらい走るかということを実際に知ることが出来る。

この点においては1歳・当歳の馬を買うのに比べれば一定程度リスクは低いとみられる。

ただ、ここまでに期待度が高い馬はすでに他の商流で買い手が付いていることが多く、このことを指して「売れ残り」と言う人もいた。


また、社台ファームは多くの活躍馬を出していると言えばそうなのだが、それは生産数の多さゆえという面もあり、

あとダートで活躍する馬が比較的多いらしい。(このあたりは同牧場の育成方針によるところもあるんじゃないかとのこと)

先ほどの馬は父親からして芝での活躍が期待されているところであるが、果たしてその期待に添えるのか。

社台ファーム生産馬でディープインパクトの子で大活躍していると言えば カレンブーケドール がいますけどね。(重賞未勝利だけど)

ただ、そのカレンブーケドールでもこれまでに稼いだ賞金は4.3億円である。(重賞未勝利だけど)

もちろん5.1億円の元が取れるとは思っていないでしょうけど、重賞で勝ちたいとかそういう意図はあるはず。

果たしてこの馬はその期待に応えられるのか? 疑わしいもんだなとは言われてますけど。


しかし、藤田さんが5.1億円出すのはともかく、この値段まで上がったのは他に競り合う相手がいたからこそ。

藤田さんにとってみれば馬主新規参入で手っ取り早く走る馬が欲しかったという事情があり、

そのためならば到底元が取れない金額であったとしても、チャンスをつかむために金は惜しまないというのはわかるのだが、

「俺は6億出してもかまわない」と思っていても、次点の入札者が2億円なら、2億円+10万円(入札単位)での取引となる。

なので、他に5億円とか出して買いたい人がいたということなのだが、果たしてそれは誰なのだと。永遠に開かされることのない謎である。

セレクトセールでは超高額で取引される馬(主にはノーザンファーム生まれ)が毎年数頭は出ているが、

千葉サラブレッドセールで社台ファーム生まれと考えると、かなり異様なことだと言われている。

一体なんだったんでしょうね。

駅名入れ換え作戦

そういえば、先日に北陸新幹線の越前市にできる新駅が「越前たけふ駅」に決まったという話を書いた。

なくなる駅でも重複したくなかった?

この件について、福井鉄道の越前武生駅は越前市の負担で改名されるそうである。

新幹線の新駅名と同じ読み…既存の私鉄駅の名称変更へ 福井鉄道の越前武生駅 (福井新聞)

非常にスムーズというか、既定路線だったんだろうな。


これを見て「京成千葉駅」のことを思い出した。

現在の京成千葉駅は そごう千葉店・JR千葉駅 に隣接したところにあるが、

1987年3月末まではここには「国鉄千葉駅前駅」があった。

しかし、同日に国鉄がJR東日本になるにあたって、この駅名ではおかしいと改名されたのである。

ところがここには大きな問題があって、もともとより千葉市街に近いところに「京成千葉駅」があった。

そこで、この駅は同日に「千葉中央駅」と改名された。現在の千葉中央駅はもとは京成千葉駅だった。

この名称変更は同日に行われたので、3月31日と4月1日の京成千葉駅は違う駅である。

そんな無茶苦茶な話があるかよと思うけど、本当にこんなことをやらかしているのである。


もっとも駅の移転に近いようなケースではそんなに違和感はないかも。

調べたら、比較的最近でも下記のようなケースが見つかった。

1つは北九州モノレールの小倉駅は1985年の開通当初はJR小倉駅の南方400mほどの位置にあったのだが、

利便性を高めるために1998年に延長され駅ビル内に新駅ができたが、それまでの小倉駅は「平和通駅」として存続することになったもの。

1つは京成が1991年に成田空港ターミナルビル地下に新線を開通させて、第1ターミナル地下に終点となる「成田空港駅」を開業したとき、

それ以前の成田空港駅(ターミナルビルへはバス連絡だった)を「東成田駅」に改名した例。

東成田駅は空港への通勤客が利用する駅として存続したが、成田~東成田は利用者はごく少なく、本数もごく少なかったのだが、

2002年に東成田~芝山千代田に芝山鉄道が開業し、芝山町への生活路線としての意義も持つようになり、少し持ち直してきてる。

多分、こういう例はいろいろあると思う。


混乱を避けるために少しタイミングをずらして駅名を入れ換えた例もあるようだ。

現在の和歌山駅は当初は東和歌山駅という名前だったのだが、少なくとも国鉄においては和歌山市における中心駅だった。

ところが、この当時は1898年に現在の紀勢本線の始発駅として作られた和歌山駅が別に存在していた。

この和歌山駅は開業当初は始発駅だったのだが、1903年には和歌山市駅へ延長して南海鉄道(現在の南海電車だが)と接続して、ここを拠点化。

なので開業5年で代表駅としての意義を失い、長年放置されていたのだが和歌山駅の名前を東和歌山駅に譲ることになり、

1968年2月に和歌山駅を紀和駅に改名、同年3月に東和歌山駅を和歌山駅に改名と1ヶ月ずらしで改名した例がある。

まぁ元々の和歌山駅がほとんど存在意義がない駅だったから大きな問題はなさそうだが、さすがに同時は……となったんだろうな。

中心駅っぽくない名前で改名されたというと、2004年に新幹線開業に合わせて行われた 西鹿児島→鹿児島中央 の改名なんかもそうだけど、

こちらは旧来の鹿児島駅はそのまま残っている。(県庁所在地の代表駅っぽいのにしょぼい駅として有名である)


今回は福井鉄道の越前武生駅の改名タイミングが新幹線開通に対してどういう時間関係で実施されるのかはわからないが、

両社が異なる会社であり、一方はローカル私鉄、一方は新幹線新駅ということで、遠くの駅で混乱を引き起こす可能性は低い。

これは越前市内でどういう形で言い分けるかというところがだけが問題とも言える。

「越前武生駅」と「越前たけふ駅」と表記上は異なるので、その気になれば区別できる点では好都合だし、

もっとも新幹線開通は2024年とまだ時間があるので、1~2年前に改名しておけばかなり余裕はある。


しかし、京成千葉駅の改名は本当によくこんなことやったなと思いますね。

定期券とかどうやって区別してたんだろうね。発行日によって「京成千葉」の意味は違うんですからね。(わずか1駅間だけど)

しかも直接の改名理由が他社の組織変更に伴うという、実態として何が変わるんだというしょうもない内容である。

この頃には京成にとっての代表駅も千葉市最大の百貨店である そごう千葉店 のある 国鉄千葉駅前駅になってたんだろうし、

そういう意味では「国鉄――駅前駅」なんてのはすでに実態に合わない駅名だったのかもしれない。

それこそ越前武生駅の旧駅名「武生新駅」なんていうのもそういう話でしょう。

ヤフオクの残り時間は誤解を生むか?

ヤフオクに出品していたブロマイド(cf. ブロマイドとポスターを送る)の受取連絡がポロポロ届いて、

発送から3日経っても1件だけ来ないから、到着してるか聞いたら、受取連絡したつもりが出来てなかったとのこと。

まぁこういう操作ミスはしゃあないね。

このためにヤフオクアプリを開いてポチポチしてたら、以前から探していた雑誌が1円スタートで出品されていることに気づいた。

問題はいくらまでせり上がるかということですが……定価程度で買えるなら狙ってみようと。


実はこの雑誌、メルカリの取引履歴を見ると、かなり高額で取引された形跡がある。

Amazonの中古本やその他のインターネットの中古書店を物色しても在庫そのものがないという。

一体どうしてこういうことになってるのか。

よくわからず調べたのだが、比較的最近にとある記事が注目された結果らしい。

この記事だけのために買うのはどうかと思うものの、雑誌全体では興味はあるが、そもそもあんまり流通してないんだよな。

そんな中で発見したチャンスだったが、さていくらになるものか。

定価程度までで買えるならということが考えなので、早速その金額で入札した。

1円スタートなので、入札しても1円のまま。ここから他の人と競ると値段が上がるのだが。


このオークションは明日夜までなのだが、昨晩「残り1日」と見て「あれ?」と思ってしまった。

木曜夜までだったっけ? と終了時刻を見てみると金曜夜である。

そういえばヤフオクの残り時間表示ってちょっと独特なところがあるんだよな。


ヤフオクの残り時間は1日未満の端数は切り捨て、それ以下の端数は切り上げという方式らしい。

1日未満の端数は切り捨てというのは、48時間以上72時間未満を「残り2日」24時間以上48時間未満を「残り1日」と表すことである。

ところが、その後は23時間以上24時間未満は「残り24時間」という表示になる。

1時間を切った後は「残り1時間」「30分」「15分」「10分」「5分」「4分」「3分」「2分」「1分」と刻んでいた。

ここでいう1時間というのは30分以上1時間未満という意味である。正直わかりにくい。

現在は1時間を切ると「残り○分○秒」のような表記が使われることが多くなっており、

検索一覧では残り2時間の次は 59分59秒 となるようである。これはこれで違和感があるけど。


というわけで、「残り1日」と表示されているが、実際は1日と23時間後なので暦日で言えば明後日ということもあるし、

「残り2時間」と表示されているが、実際には65分後なのでほぼ1時間後だったということもあるわけだ。

正直、これは難しいと思う。

しくじらないためには具体的な終了時刻を確認することをお勧めする。

ちゃんと「5/21(金) 20:11終了予定」のように書いてありますから。


そんなわけで目的の商品は「残り1日」を過ぎて、「残り2x時間」と刻むところまで来ているが、

不気味にも現在価格は1円のままである。複数人がウォッチリストに登録してるからこのまま1円で終わるとは思えないが……

思っている価格よりも早々に高くせり上がってしまえば、もうそれはそれで諦めが付くんだけどね。

とりあえず明日の夜の終了時刻頃にはタブレットかPCでオークションの様子を見守ることになるんだろう。

その前にせり上がってしまえば関係ないけど、どうだろうかな。

ワクチンのメーカーがちがうんだわ

昨日、国が東京・大阪に設置するワクチン接種センターの予約のことを書いた。

やろうと思えば虚偽予約はできるもんだが

市町村と国がそれぞれ接種会場を設置することには、

混乱を招くということで、特に東京都の特別区から異論が相次いでいるところである。

ただ、1つの動機としてあったのはモデルナ製ワクチンをどう使うかということだったという。


モデルナは日本では武田薬品と組んでワクチンを供給することとなった。

モデルナ製ワクチン第1便、関空に到着 ベルギーから (朝日新聞デジタル)

ファイザー製ワクチンがANA便で成田空港に到着しているのに対して、

モデルナ製ワクチンがJAL便で関西空港に到着しているのはなにもかも対照的な感じはするが、

武田薬品は大阪の会社であり、ワクチンを受け入れる拠点に近いのが関空だからこうなったのではとのこと。

この都合から、関空に国際線を比較的多く就航しているJALで運んだのだろうが、ベルギーだとチャーター便でしょうね。

貨物専用機を持たないJALがこの役目を担うのは意外な気がするが、暇してる旅客機を使う方が好都合だったんだろうな。


一応、このワクチンは現在未承認だが、今週中には承認が得られる予定である。

このワクチン自体の外国での実績もさることながら、すでに承認されているファイザー製のワクチンと同原理というのも大きい。

どっちもmRNAワクチンなんですよね。こういう原理が同じ薬というのは承認がスムーズに進みやすいでしょうね。

いずれも2回接種を要するのだが、1回目と2回目は同じワクチンを接種することになっている。

どっちもmRNAワクチンなら混在してもいけるんじゃね? という話はあるが、そういう試験はしてませんからね。

ちなみに今週の会議にはアストラゼネカ製ワクチンも審議にかけられる予定という。

こちらは原理が異なりウイルスベクターワクチンなのだが、これはどうでしょうね。

保管条件など好都合な面もあるのだが、ヨーロッパ諸国で接種後に血栓症の報告が多いのがどうなるか。


すでに市町村で進む接種ではファイザー製ワクチンを使う前提で作業が進んでいる。

原理的に同じとは言え、取扱方法に差異があり、1回目・2回目の混在も想定していない。

そこでまだ立ち上がっていなかった都心部での接種センターでの活用がよいと考えたようである。

都心の接種センターは周辺の在勤者なんかを想定して構想があったような覚えがあるけど、あやふやである。

ただ、大都市を中心に市町村の高齢者の接種の立ち上がりが鈍い中で、高齢者向けの接種の段階から使われることになったのかなと。

高齢者向けの接種を広域で集めて行うのはどうなのかという話はあるが、今後も見据えた戦略なのかなと。


さて、ファイザー製もモデルナ製も原理的には同じものだが、保管条件はモデルナ製の方が幾分ゆるい。

特に解凍後、冷蔵庫で30日間保管可能というのは、ファイザー製の5日間に比べてもだいぶ余裕がある。

また、ファイザー製ワクチンは生理食塩水での希釈が必要で、人手がかかったり作業ミスが起きやすくなっている。

このワクチンの扱いは難しい

これに対してモデルナ製ワクチンは希釈が不要なので、作業が楽だし、

瓶から注射器にワクチンを取った後に全部取りきるまでに最大6時間までは保管可能なので、多少の融通は効く。


ただ、中小規模の接種会場での使用には適しないのではないかという話もある。

というのも、1瓶あたり10回入りらしいんだよね。(さらなる増量も検討されているとかなんとか)

作り溜めの必要性はないが端数が出やすそうなので、端数調整のしやすい大規模会場での使用がよいのではないかと。

当面は端数は未接種の会場スタッフに打って対応でしょうね。

ただ、それも進んでくるとなくなるので、近隣で働く人を呼び寄せるとかそういうこともあるかもね。

近所には大企業が多くありますからね。「○人来て」と言えば30分ぐらいで歩いて来てくれるでしょう。

これは僕が思ってるだけですけど、特定の会社の在勤者が有利になるとはいえ、実務面でのメリットが勝るんじゃないかなと。


あと、もう1つの観点としては、供給されるワクチンの本数でして、

これについてはファイザー製が約2億回分、モデルナ製が5000万回分ということらしく、

ファイザー製ワクチンが先手を取ったこともあってか、総供給量としても多いということがある。

米ファイザーからワクチン5000万回分を追加供給で調整 厚労省 (NHK)

モデルナ製も多いといえば多いのだが、しばらくは主流はファイザー製で続きそうである。

このため、モデルナ製ワクチンは傍流ということで、使用されるところは大都市部の一部に限られる見込みである。

日本ではファイザー製ワクチンの保存条件に合わせて冷凍庫を準備するなど、設備面での準備が先行したので、

保存条件のゆるさというところでワクチンを選ぶ必要が無かったということの表れなんじゃないかなと。


他の地域でも、愛知県では名古屋空港と藤田医科大学に接種センターを設けるとのこと。

コロナワクチン大規模接種会場の予約率…愛知の2会場合わせて名古屋市は『28%』(17日15時時点) (東海テレビ)

これは名古屋市民の接種をスムーズに進めるためという意図があるが、

名古屋空港は豊山町、藤田医科大学は豊明市に立地するということで、名古屋市と会場周辺市町村が合同で使用することになっている。

日によって、今日は名古屋市の日、明日は春日井市の日というような形でやるんだそうで。

このため、各市町村の既存の接種会場の予約と同じ方法で予約可能ということで、これはよいことだと思う。

名古屋市近郊でありながら自動車でのアクセスにも便利というのは愛知県の地域性からすれば長所なんじゃないか。


まぁいろいろ混乱はありそうなんですけど、各市町村の接種をこれまでのフローで進めるためには、

別メーカーのワクチンは別系統で使うというのが現実的であるというのはそうかなと思う。

愛知県のように市町村と連携してうまく使えればそれはそれでよいと思うんですが、

東京都の場合、特別区が23あって、それ以外にも大都市圏にしては小規模な市が多いので難しいですね。

もともと広域接種を想定したシステムではあるので、接種券さえあれば、誰が打ってもよいので、国はこういう手に出たのだろうが、

市町村の接種スケジュールに応じて計画的に接種案内を送っていた中でこういう割り込みが入ると住民が混乱するというのももっともな指摘。

調整に時間を費やすぐらいならとにかく打てという理屈もわかるのだが、どうかなとは思いますね。

やっていく中で役割分担など見えてくることもあると思うので、今後接種対象者が広がるごとにうまくできるようにして欲しいですね。

やろうと思えば虚偽予約はできるもんだが

国が東京(大手町)・大阪(中之島)に設置するワクチン接種センターについて、

予約システムの不備が報じられたが、まぁこれがいろいろな議論を生んでいるところ。

【独自】「誰でも何度でも予約可能」ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥 (AERA dot)

このことについて大臣が新聞社を名指しで抗議するような状況が起きている。

防衛省、「虚偽予約」の朝日新聞出版と毎日新聞に抗議文送付 (読売新聞)

どっちもどっちな面はあるが、このシステムに問題が大きいことは事実であろう。


AERA(朝日新聞出版の発行する雑誌)のインターネット記事によれば、防衛省関係者から持ち込まれたネタによって確認したところでは、

市町村コード・接種券番号・生年月日を入力するが、この数字はでたらめでも通ってしまうということである。

本来ならばこのセンターは一定の地域に居住している人が対象なので、そこで弾かれるとおもいきやそんなことはない。

また年齢も高齢者を想定している割には、それ以下の年齢であっても通ってしまう。

ということを指摘しているわけである。


ただ、一方で技術的な問題もあって、それは接種券の番号から接種者情報を取得することはできないということ。

市町村が管理する接種者の名簿とこの予約システムをリンクさせるのは難しくてやめたわけですね。

そうすると、適当な数字を入れて予約できるというのは、そういう仕様だということになる。

歯医者に電話をかけて偽名で診察の予約をするのと同じで、悪意をもってやればできてしまうわけだ。

「セキュリティ上の“欠陥”」と書いてあるが、それ以前の問題だと思いますね。

でも、どうしてこれが問題視されたのだろうと考えてみると、接種券情報と生年月日を入力するだけで、

住所・氏名などの個人を特定する基本的な情報を入力する必要が無いと。

こういうことにより、イタズラをする心理的障壁が低かったのが問題なんじゃないかと僕は見ている。


一方で、虚偽の情報で予約を取得しても、実際に接種を受けられるわけではない。

接種券の情報と一致して、なおかつ本人確認ができなければ接種できないためである。

この点では先の記事のこの内容は大きなミスリードである。

本当に実在する人物や接種券なのか否かも含め、全くノーチェックなのです。メルカリやヤフオクで枠の転売を始める人もいずれ出るかもしれません

ただ、じゃあ接種券の番号を誤入力した場合のワークアラウンドはどうなるのだといった疑問もある。

それはそうとして、接種券の確認をするので正しく予約するようにという注意書きがあればよかったと言える。

実際、多重予約は避けられない仕組みであることは認識して、市町村の接種会場の予約をしていないかという確認をする対応をしている。

それと同じことで、虚偽情報で予約しても無意味ですよと示しておけばよかったのである。


この記事には書いてないけど、他にもいろいろな問題が指摘されている。

ただ、それはそうとして、いきなりこのような記事を出すことは、模倣犯を招き問題があるのではないかという指摘がある。

実際、セキュリティの脆弱性については、いきなり公表するのではなく、しかるべきところに密告し、

改善のめどがたった時点で公表するというのが一般的なところであり、その考えでは問題ではないかということである。

とはいえ、このネタ自体が防衛省関係者から持ち込まれたものであることや、防衛省に取材を申しこんでいること、

また、このニュースを受けての防衛省は下記の通りコメントをしていること。

入力する人の善意に頼ったシンプルな予約システム

ただ、それにしてはお粗末だろうという問題提起であったわけである。

その後、システム改修に向けて動いたのはこうしておおっぴらにニュースになったからとも取れるわけで、一定の意義があったとも言える。


あと、朝日新聞も毎日新聞も粘り強い取材活動で、事実を認めようとしない国を動かしてきた経緯もある。

最近だと、朝日新聞では森友学園への国有地売却問題、毎日新聞では桜をみる会の問題の掘り下げがそうである。

フェイクニュースのように非難する人もいたが、裏付けを取って情報公開に消極的な行政を追い込んでいったわけである。

今回、虚偽情報での予約を試みたのも裏付け調査の一環であろうと思う。

すなわちこういう噂が飛んできたという記事だけでは根拠も何もないので、それが事実であるか何らか確認する必要はあった。

そこで実際のシステムで実験したが、予約完了を確認した後にキャンセルすれば大きな迷惑にはならないということもある。

防衛省からの抗議について「公益性が高いと判断した」というのはそういうことであろう。


以上のことからすると、虚偽予約を実験して、記事にしたこと自体は妥当なんじゃないかと思う。

問題提起がなければ国は動かなかった可能性は十分にあったと思う。

一方でAERAの記事については、この件の掘り下げとしては誤解を招く内容もあると思う。

根本的に虚偽情報での申請は可能であろうが、そういうことをするのは無意味であると注意喚起をして欲しかったところ。

このような姿勢がゆえに各方面から公然と非難される要因にはなったと思う。


この話で思い出したけど、d払いで他人の銀行口座が不正に登録された件で、

実はこれはd払いではなく銀行側の問題が大きく、PayPayなどでも同様の被害はあったのだが、

どうしてd払いで問題になったのかというところでこんな話があった。

PayPayの場合、まず最初に電話番号認証が行われる。そこからアプリで銀行口座登録を行うことになる。

一方のd払いでは、昨年10月以降、NTTドコモの契約者以外であれば、メールアドレスで登録できるようにした。

ここが1つ狙われたポイントで、アカウントを容易に作れてしまうということである。

さらにWeb上で銀行口座設定を行うので、アプリに比べると口座情報を変えて何度もトライするというのがやりやすかった。

(どうしてd払いが狙われた?)

多くの予約を捌くためにシンプルなシステムにしていたという話はあるが、

その結果、虚偽予約の障壁が低くなりすぎてしまったというのはあると思う。

根本的に強固になるわけではないが、こういう対策もバカにならないんじゃないか。

不意に獲得したオリンピック出場権

先日オリンピックについてこんな話を書いたのですが。

国際大会としての体裁が整うの?

この記事を書いた少し後に、まさにこういうことが現れていることに気づいた。


日本女子400mリレー“下克上”で東京五輪枠 繰り上げ出場で決勝進出 (日刊スポーツ)

陸上競技のトラック競技で日本がメダルを狙えるのは、男子のリレーぐらいのものだが、

男子がそうなら女子も? と思ったが、こちらはまだ道半ばだったらしい。

各種の国際大会の出場者を決める上で、参加標準記録という考えがある。

実は日本女子チームはオリンピックの出場チームを決める世界リレー大会の参加標準記録を満たしてなかった。

この記録を達成するために国内大会で挑戦してきたが、結局達成出来ずじまいで、オリンピックの出場権を決める大会に参加もできないはずだった。

ところがこの世界リレー大会に一部の強豪国が参加を見送り、世界リレー大会に出場できた。

そこで所定の成績を収めたことにより、日本女子チームは4×100mリレーのオリンピック出場権を手にしたということらしい。


一部の強豪国が参加見送りというのは、どうも2019年の世界選手権で出場を決めてたのもあるんだろうな。

実際、日本男子の4×100mリレーについては、すでにここで出場権が確定していたという。

ちなみに日本は男子4×100mリレーでも世界リレー大会に参加している。

調べたら日本チームは例年以上の好成績を挙げたそうで、まぁこれも強豪国の参加見送りの結果なんだろうなと。

日本は、前日の予選を通過した男子4×100mR、女子4×100mR、男子4×400mRの3種目で決勝に挑み、女子4×100mRは44秒40で4位に入賞、男子4×100mRは39秒42で3位。そして、男子4×400mRでは3分04秒45・2位でフィニッシュし、シニアの世界大会ではこの種目で初となる上位入賞を果たしました。また、3種目ともに決勝レースを無事にスタートしたことにより、東京オリンピックおよび2022年ユージーン世界選手権への出場権獲得も確定させました。

(【シレジア2021世界リレー】第2日レポート&コメント (JAAF))


もちろんこれは立派な結果である。

参加を見送った国はあるとしても、世界大会でランキング以上の活躍を見せたからこその結果である。

男子4×100mリレーに続けと鍛えたことが報われたといってもよいと思う。

でも、これでよかったのかな? という思いはあると思うし、なにより世界リレー大会自体が重要な世界大会であるはずなのにと。


この1点をもってオリンピックの国際大会としての意義が失われるということはないのだが、

やはり、こういうことの積み重ねが大会の充実度を決めるんじゃないだろうかと思う。

家族帯同で日本に行くことができないので、参加見送りを検討しているなんていう選手もいるらしいというニュースも見た。

「子連れOKじゃないと東京五輪に出場できない」 海外ママ選手たちの訴えに組織委の回答は? (AREA dot)

これは事情からして見れば仕方ない制限だと思う。やはり人数が多くなればそれだけ難しさが増える。

日本ではそもそも家族帯同での大会参加が一般的ではないということもあって、納得感は乏しいという事情はあるが。

もちろん事情を理解して、家族帯同を断念した選手もいると思う。というか家族をリスクに晒すのは避けたいという思いの選手もいるだろうし。

ただ、少なからず家族帯同できないなら参加見送りで……というのはあるのだろう。

そうすると選手都合での参加見送りということになるが、こういうのが多くなると……というのはある。

それでもやってやれない話ではないとは思うんですけど。

ブロマイドとポスターを送る

ヤフオクで即決価格を設定せずに出品するということがあまりないんだけど、

一体どれぐらいの価値があるのかよくわからなかったので、

数点の商品を即決価格なしで比較的安い値段をスタートにして出品した。

多くは複数人で競ったが、まぁあんまり大した金額にはなりませんでしたね。


ことは、とある雑誌を購入したことに始まる。

発売日からまもなくメルカリを見ていたら、発売日まもない雑誌が15%OFFぐらいで出ていた。

ちょっと待てばもうちょっと安くなりそうな気もしたが、発売日直後に買えてこの値段はありがたいし……

と思って商品説明を見ていたらブロマイドが3枚も付いてくるという。

なんで? と思ったのだが、実はこの雑誌、店舗Aで買うとブロマイドが2枚、店舗Bで買うとブロマイドが3枚付いてくる。

この人はこのうち各1枚が欲しかったようで、AとBで各1冊ずつ買い、余分な本1冊とブロマイド3枚を売っているようだ。

正直、僕はブロマイドには興味はないのだが、特別高いわけでもないので購入した。


まもなく届いて、目当ての雑誌は期待通りの内容で大満足と。

それで意図せず入手したブロマイドをどうしようかと思ったのだが、これをヤフオクで売ろうということにした。

手元を探したらこれまで中古で買ったいろいろな本に意図せず付いてきたブロマイドがあった。

あと、これは別の雑誌の付録で付いてきたポスターがあって、これも出品することにした。


大した金額にはならないだろうなと思う一方で、いくつかの作戦はあった。

これらの商品はいずれも普通郵便での出荷を想定している。

手元には譲ってもらった切手があって、これ自体はより分けて手紙を送るのに使うためにもらったものだが、ピンと来ないものもある。

こういう切手を使うので、ヤフオクで落札者からは送料として84円とか140円とか受け取るが、お金は動かない。

(余談だが、より分けた切手から旅行先にちなんだものを選んで、先日の旅行先から手紙を送っている。)

ただ、いろいろ手間はかかりますし、封筒などの梱包資材にも多少なりともお金はかかりますしね。

(ヤフオクでは送料は運送会社に支払う料金を上回ることができないというルールがあるので、梱包資材を含んだ商品代金でなければならない)

なのでさすがに1円スタートというわけにはいかなくて、それでも数十円からのスタートですが。


もう1つのポイントが複数個をまとめて発送作業することで手間を減らすという意図があった。

ただ、取り違えとかあったら困るので、そういうことがおきにくい仕組みを考える必要がある。

そうするとあて名とともに品名を印刷できた方がよい。あと表面の印刷のみで差出人も印刷できた方がよい。

そういうのに適した印刷フォーマットが標準であるかとおもったらないんですね。

住所録ソフトでいろいろカスタマイズして、長3封筒にこれらの事項を印刷できるフォーマットを作っておいた。

今度からはスムーズに印刷できるが、またこれを使うことがあるのかどうかはよくわからない。


もう1つ、ポスターは長3封筒には入らないので、これは角2封筒なんですけど、プリンターで直接印字できないんですよね。

どうしたもんかなと思ったが、そういえば以前、レターパックのあて名部分に寸法をあわせたラベルを貼ってる人がいたなと。

このレターパックの寸法にあわせたラベルのフォーマットを流用して封筒に貼れば……

と思ったけどそんなフォーマットも当然無く。A4 2枚取りのラベルのデザインをいろいろいじくって作った。

これも準備しておけば、レターパック・定形外郵便での荷物出荷時に役立つ。


なんて感じで作っていたのだが、スペースの問題でプリンターは押し入れにしまっているので、

あて名印刷1件なら、それはもはや手書きの方が早いんだよな。

誤記しにくいメリットが勝るかもしれないが、微妙なところですね。

レターパック・定形外はまだ使うことあるかも知れないけど、定形サイズとかどれぐらい使うかなぁ。

まぁ今回のようにまとめてやるならそれなりに報われるでしょう。


封筒もコピー用紙もそこそこ使うし、ブロマイドは薄いので折れ曲がり対策が必要だろうと。

段ボールを切り出して、梱包用のラップ(ダイソーで買った)で一緒にくるんで出すことにした。

最初は段ボール2枚で挟もうとしたが、そしたら25gを明らかに超過するので、段ボール1枚でも十分だろうと。

切手代が現金で出て行かない分はあるにしても、本当に見合ってるのかよという感じはあるが、

ちょっとしたお小遣いにはなるかな。まぁ最初に書いたブロマイド付きの雑誌を買った分の割には合うかな。


そんなこんなを考えると、ゆうプリタッチはやっぱり便利ですね。

今は「ゆうパックスマホ割アプリ」でオークション・フリマサイトなど関係なく使うこともできる。

郵便局にいかないといけないのは難点ではあるけど。ゆうパックは持込割引があるからよいですが。

ただ、今回は明確に送料面でメリットがあったし、手持ちの切手もあるから、ポスト投函で終わりだしね。

無事に全部の発送先が確定して梱包できたので、明日朝にポストに投函してこよう。

指定席券売機1台でOK

最近は近距離で紙のきっぷを買って電車に乗ることは減りましたね。

JRで近距離きっぷを最後に買ったのっていつだっけ?

ICカード非導入区間を乗ることはあるが、JRだと長距離乗車の一部であることが大半だからな。

で、JRの近距離きっぷと言えば、オレンジ色の感熱紙で出てくるのが通常だが、

最近は一部の駅で水色のきっぷが出てくることがあるらしい。これは長距離きっぷと同じ紙である。

でもきっぷ自体のサイズは小さいんだよね。


これは指定席券売機に近距離きっぷの発行機能を付けている場合に見られる。

この方式はJR東海とJR北海道で採用されているとのことである。(JR北海道の方が先行して導入されたらしい)

指定席券売機のサービス拡充について (pdf) (JR東海)

指定席券売機(昔はJR東海ではエクスプレス券売機と言ってたが、もう今は聞かないね)に近距離きっぷ発売画面を付けて、

特急券・長距離乗車券・定期券の発売画面と切り替えて使えるようにしてあると。

JR東海の画面を見ると、ICカードのチャージや残高利用でのきっぷ購入はできないように見えるが、

JR北海道では同システムでICカードのチャージにも対応しているようだ。

(そもそもこの機械自体はICカードの定期券の発行ができるので、やってやれないことはない)


さて、どうしてこういうシステムを導入したのかというと、いろいろな見方があると思うが、

大きいのは駅業務の自動化のために指定席券売機を設置しようと考えたときに、

既存の券売機を撤去して設置するとなると、近距離きっぷを買う人が割を食うことになる。

そこで近距離きっぷの券売機を撤去した分は、近距離きっぷ対応の指定席券売機にするという方法が考えられたと。

実際、JR東海ではこのシステムを導入したことをきっかけに在来線駅への指定席券売機導入が進んだという。


なんとこのシステムの導入で全ての券売機が指定席券売機になってしまったところがあるという。

そんなところの1つが名古屋駅の近鉄→JR乗換改札である。

この改札の利用者の多くは近鉄電車と新幹線を乗り継いで使う人なので、新幹線のきっぷの購入・受取の利用が多い。

せせこましい改札口なのだが、かつては有人窓口もあったという。

ただ、改札を出て窓口に来てもらえば済む話なので、有人窓口は「サポートつき指定席券売機」に置き換えられたという。

(この辺の経緯は鶴橋駅にも似ていて、ここも京橋方面乗換改札の みどりの窓口 が みどりの券売機プラス へ置き換えられた)

この時点では同改札には、指定席券売機4台(うち1台がオペレータ対応可能)と近距離券売機が2台あったのだが、

その後、近距離券売機2台を撤去し、指定席券売機1台増設、そして全てを近距離きっぷ対応にしたという。


名古屋駅で近鉄・JRの乗換をすることはあっても、ここを使うことはほとんどないので知らなかったんだが、

まさかそんな極端なことになっていたとはと驚きつつも、実情には合っていると思う。

現在、近鉄・JR東海はPiTaPa・ICOCA・TOICAのいずれも両社とも利用することができる。(PiTaPaはJRでは要チャージだが)

JR側はICカード非導入路線も残るが、名古屋から近距離だと三重県方面が主ですから、近鉄~JRの乗換には実質関係ない。

先ほど書いたように、JR東海で本システムの券売機はICカードのチャージに対応していないが、近鉄の精算機でチャージ可能である。

このことから、ここできっぷを買う必要がある人の大半は特急券の購入が必要と言うことである。

だからといって近距離券売機を置かないわけにはいかないのだが、5台の指定席券売機いずれも使えるので、従来より自由度は高まっている。


他にも駅唯一の券売機が指定席券売機になってしまった例があるらしい。

それがJRの鳥羽駅だそう。

JRの鳥羽駅なんてあったっけと思ったのだが、確かに近鉄の利用者が圧倒的に多いが、JR参宮線の終着駅でもある。

歴史的には参宮線は鳥羽を含む志摩地域に至る唯一の鉄道路線だったのだが、1970年に近鉄鳥羽線が開通し、

これにより、それまで飛び地で存在した近鉄志摩線(鳥羽~賢島)と大阪・名古屋方面が直結することとなった。

(なぜ近鉄志摩線が飛び地で存在したのかというと、もとは国鉄に接続するローカル私鉄だったのが戦時統合で近鉄系列に入ったため)

データを見てみると1970年を境に国鉄の駅利用者は激減、多少の経路の違いはあるが、伊勢市~鳥羽のJR利用者はごく少ないとみられる。


こうして考えてみると、むしろなんで鳥羽駅に指定席券売機が必要なのだと思ってしまうのだが、

鳥羽駅には「快速みえ」が乗り入れており、この列車自体は基本的に乗車券だけでよいのだが、一部に指定席が設けられている。

(なぜ指定席があるのかというと新幹線接続で使われることを想定しているらしいが、そういう利用はおそらく少ない)

このため、駅では指定席券の購入ができることが好ましく、かつては有人窓口で指定席券を購入できるようにしていたそう。

しかし、さきほど書いたようにこの駅の利用者はごく少なく、駅員を置くのももったいないと無人化、

さらには券売機も近距離きっぷ用と指定席用を兼ねるようにしてしまったのだという。

というわけで、近距離きっぷ対応の指定席券売機を導入した結果、駅無人化が実現できたという話である。

なお、参宮線はTOICA非導入路線なので、ICカード非対応であることは全く問題にならない。


全体としてはここまで極端なことは少ないみたいなんですけどね。

JR東海では本方式はICカード非対応なので、もしもICカード導入駅の券売機を全部これにすると、チャージ機を単独設置しないといけない。

(もっともJR東海の場合、残高0円でも改札を通れるから、改札内にチャージ機を1台置けば最低限の目的は達成される)

それも含めてJR北海道ではICカードのチャージに対応しているように、必要ならICカード対応も可能な仕組みなので、

そういうところまで含めて1台に集約してしまうことは可能かも知れない。

券売機自体のコストは高いと思うけど、台数が減らせることはそれ以上のメリットなのでは?


これを見て思いだしたけど、そういえばJR東日本で みどりの窓口設置駅が、

指定席券売機ではなく黒い多機能券売機に置き換えられたという話があったとかなんとか。

多機能券売機は定期券が購入できる券売機だが、指定席特急券の購入はできない。

特急停車駅でなければ、駅で特急券が購入できないことは軽微な問題だし、通学定期も駅員操作で買える場合もあるとか。

そして多機能券売機は近距離券売機がベースだから、1台あれば全てのニーズに対応できるという発想もあったのかもしれない。

それが指定席券売機の近距離きっぷ対応で、本当に1台で全てのニーズに対応できるものができたとのかもね。


これを調べてたときに知ったけど、伊勢市駅や鳥羽駅など、三重県内のJR駅の指定席券売機には、

近鉄で名古屋まで行って新幹線に乗る場合も想定して名古屋駅からのきっぷも買えるが、

その新幹線に乗り継げるかどうかは自分で調べることという主旨の貼り紙が貼ってあるらしい。

(指定席券売機には時刻検索機能があるので、特急乗車駅までの乗り継ぎも考慮して買えるようだ。使ったことないけど。)

よく考えてみれば、伊勢市駅の場合は近鉄・JR問わず両社の改札を使え、近鉄はJR管理の改札に特急券うりばも置いてある。

このことから伊勢市駅のJR管理の改札も圧倒的に近鉄利用者が多く、そのJR改札で名古屋からの新幹線のきっぷも買えるのならそりゃ便利だわな。

JRとしては不本意な面もあるが、どう考えても名古屋まで近鉄を使う方が便利だし、特急券込みなら他駅発のきっぷも扱うのは当然である。

そういう現実を踏まえた上での貼り紙なんだろうな。いやはや。

このワクチンの扱いは難しい

こういうことがあれこれとニュースで報じられてますが。

要人らの「優先接種」日本以外でも 批判浴び閣僚辞任も (朝日新聞デジタル)

それぞれ事情はいろいろなので一概に言えることはない。

地域の判断として優先的に接種したこともあれば、余剰分をすぐ捕まる人に接種した結果というのもある。

ただ、中にはこれは危ない考えだと思ったのもある。


この問題を知るためには、どうして新型コロナウイルスのワクチンは余剰分が問題となりやすいのかを知る必要がある。

僕は医師・薬剤師・看護師ではないから、実務を知っているとは言いがたいところはあるが、

一般の人が知りうる情報(薬剤の添付文書や薬剤師向けの教育資料など)を参考にした限りではこんなところではないか。

まず、これまでのワクチンということで、インフルエンザ と 風しん・麻しん混合ワクチン(MR) について考えてみる。


インフルエンザのワクチンは1瓶で成人2回分で、液体の状態で冷蔵で供給されるのが一般的。

前準備は特に必要なく、冷蔵庫から出したワクチンを瓶から注射器に取って、それを接種する。

ただ、接種前に常温にする必要はあるので、そこは多少時間が必要だが15~30分程度だそうだ。

注意点は1回取ったら、もう1回はその日のうちに使い切らないといけないこと。

このため偶数人単位で予約を受けることになるが、まぁ体調のこともあるので予約通りに接種できるとも限らない。

でも、高々1回分が無駄になるだけで済むと思われるので、大きな端数が生じることはない。


MRワクチンは凍結乾燥製剤として供給されている。

凍結乾燥された粉末の入った瓶と、注射用水(蒸留水など)の入った瓶がセットされている。

注射器で注射用水を所定量取って、これを薬の瓶に注いで溶かす、そして溶けた薬を注射器に取って接種する。

この溶解するという操作がめんどくさそうな感じはしたが、凍結乾燥製剤の作り方の動画を見る限りはそこまで大変ではなさそう。

注射用水を移す注射器も、溶かした薬液を接種する注射器も同じで、ここは瓶に挿しっぱなしでもOKなんですね。

ちなみに凍結乾燥製剤を使う理由としては、無菌状態を作りやすいという事情があるようだ。


では問題のファイザー製新型コロナウイルスワクチン(製品名は「コミナティ筋注」らしい)はどうなのか。

まず、冷凍された状態で届くので解凍する必要がある。

室温で急速解凍することもできるが、おそらくは冷蔵庫に数時間前に移す方法でやるのが一般的ではないか。

この場合、解凍後、冷蔵庫で5日間保管することができる

解凍が完了したら、次に生理食塩水で希釈する必要がある。

これは凍結乾燥製剤とも似ているのだが、1瓶に5~6回分入っていることもあって、接種用の注射器とは別の物を用意する必要がある。

(誤って生理食塩水を接種したというニュースがあったが、この希釈工程で使う生理食塩水を誤って投与した説があるが、注射器に種類が違うのでそこを間違えるのはおかしいのではという指摘もある。いずれにせよ操作の複雑さを表すエピソードである)

希釈して混和した後、これを接種用の注射器に取り分けるが、元々5回分しか取れないのを、ロスの少ない注射器を用意して6回ということで、

ここの操作はインフルエンザワクチンよりもだいぶ気を遣うようだ。

この準備にも人手が必要ということで、接種チームにはワクチンの調製のための薬剤師が入ってることも多いようだ。


まず1瓶5~6回分ということで、インフルエンザの1瓶2回分に比べると、瓶単位のロスも出やすい。

それもそうなのだが、調製工程が複雑なので、ある程度作り置きするということになるんじゃないか。

一応、解凍後も冷蔵庫から出さなければ日を越すことはできる。

しかし、そこから調製作業に入ると、その瓶全体が常温に戻り、常温での保存時間は6時間以内である。

インフルエンザのワクチンは1瓶から1回取った後、すぐに冷蔵庫に戻せばそこから24時間(実務上はその日中?にもう1回を取れば良い。

このため、ワクチンの端数を他の人に回す時間的猶予はある程度あると思われる。


もちろんmRNAワクチンの特性や製造・輸送上の都合もあるので、仕方ない面はあるのだが、

この扱いの悪さを考えたときに、端数を無駄なく使うのは難しいわけである。

大臣は誰でも良いから、無駄になる前に打ってしまえというが、これは実務的には難しいことがいろいろある。

現在は医療・介護関係者の接種が回りきっていないので、高齢者の接種の端数をその場にいる職員に接種するのは可能かもしれないが、

それも回りきれば、接種すべき人がすぐに見あたらないということが起きる。

理屈上は道を歩いてる人をとっ捕まえて端数のワクチンを打ってもかまわないが、そういうことが可能かという話である。

また、接種券を持たない人に接種した場合、費用請求の手続きが複雑になるのも課題である。

現場にとってみれば数本のワクチンを無駄にしないために見合う労力ではない可能性はある。

一方で待機リストを作るなどしてうまくやっている市町村もあるようだ。


このような事情を考えたとき、現場の裁量が認められる部分は大いにあると思うが、

これはいけないんじゃないかと思ったことがいくつかある。

山名町長は13日午前、記者会見を開き、62歳であるにもかかわらず、接種初日の6日に3人のキャンセルが出たため、そのうちの1人分について接種を受けたと明らかにしました。
山名町長は、会議で週に1度はこの病院に出向くことなどから、先月下旬に副町長を通じて病院側に接種ができるのか相談したところ、「キャンセル分で対応できる」と回答があったため、接種を受けることにしたということです。

(神河町長“キャンセル分のワクチン接種 公表すべきだった” (NHK))

本来は医療関係者や高齢者用のワクチンだが、キャンセルで発生した余剰分は柔軟な対応をしてよいと言っている。

が、果たしてこの町長は本来の対象者ではないのに、待機リスト最上位に入るような人なのかという話である。

医療関係者→高齢者→持病持ち→その他住民 という順番は、暴露リスクが高い人を優先し、次に重症化しやすい人を優先するという趣旨である。

高々週1日、患者と対面するわけでもない市長は果たして暴露リスクが高いといえるのか?

おそらく、この段階でキャンセル分の接種が優先されるべきは病院職員だったのではないか。


一方で、キャンセル分を市長他、市職員に接種したケースでも、こういうケースは妥当性はありそう。

当時、他の医療従事者や消防職員に接種を受けられる人がおらず、ワクチンの廃棄を避けるとともに今後の市政運営に空白を生まないようにするため、市長や危機管理を担当する職員が接種を受けたと説明しています。

(厚木市長ら 医療者向けワクチン接種「廃棄避けるため」 (NHK))

市職員の中でも暴露リスクが高い人を最優先した上で、すぐつかまる職員で業務上の重要性から市長他、危機管理に関わる職員が接種を受けたと。

このような形で市職員をバッファにするのはいいんじゃないかと思う。

このほか、病院職員の家族を呼び寄せて接種したなどもあるが、より優先度の高い人を優先した上でやるならよいと思う。


あと、こういうニュースもありましたが。

スギHD会長夫妻のワクチン便宜「市への支援のお返し」 (朝日新聞デジタル)

コネでもって優先的に接種を受けようとした人の話で、これは論外なんだけど。

相当にしつこかったらしく、あまり市を責めることはできないのだが、折れてしまったのは市への貢献の大きさからだったという。

暴露リスク・重症化リスクとは違ったところで優先順位が決まることが問題の1つとしてある。まぁ「上級国民」だって言われるやつだな。

確かに市町村長は公務上の重要性はあるかもしれないが、一方で特段に暴露リスクが高いわけではない。

まさか支援者との会合とかで酒盛りなんてしてないですよね? 住民の1人としてそのようなリスクは回避しなければならない。


今回のワクチン、はしかのワクチンのように感染リスクを非常に軽減するものとは考えられず、

インフルエンザと同様に、重症化リスクを下げることが主目的で、感染リスクを下げるのは付随的なものだと考えている。

すなわち、ワクチンを接種して一定期間経過すれば、感染対策をおそろかにしてよいということは成り立たない。

それができるとすれば、社会全体で感染が落ち着いてきたと判断されたときであって、

おそらく、そのような考えで対策の緩和に至ったのはイスラエルぐらいだと思うが、そこまでには地道な感染対策がある。

むしろワクチンを接種したことで感染リスクが大きく下がると考えて、油断することの方が危険である。

これは外国の例を見る限りは現実的な危機なので、そうならないように啓発していかないといけないなと思う。


他の住民に先駆けて接種を受けた市町村長は、感染により市町村政の停滞を避けるためだということを言う場合がある。

確かに感染リスクを軽減したとしても残る分はあり、そこを軽減する手段としてワクチンが有効な可能性はあるが、

感染リスクを下げることを主目的として主張するのは住民の誤解を生むのでやめた方がいいと思う。

重症化を防ぐ効果をまずは期待しているのだから、そこを優先しているという姿勢は見せるべきである。

あくまでも暴露リスク・重症化リスクの高い住民を優先しているのだという考えが重要である。

その中で調製後のワクチンのロスを防ぐために、やや順番が変わるところがあるという説明をするべきだろう。


間違えたメッセージが住民に伝わることが一番恐れるべきことで、

だからおおっぴらに接種したことを公表できないという話はあったかもしれない。

ただ、明るみになった後にこうやって開き直るとなおさら悪いと言うことである。

ワクチン接種はことに政治家のパフォーマンスに使われがちである。

一方で現場ではいろいろな難しさがあり、人的・物的リソースの制約の中で工夫してやっているわけである。

いろいろな都合でワクチンが余ってしまうことがあり、短時間で使えないと廃棄になってしまうということは知られるようになってきた。

ただ、それすらも政治家のパフォーマンスに使われては、それはたまったもんではないだろう。

住民としては、このあたりの事情を知った上で、スムーズに接種が進むように見守っていきたいものである。