昨日、親に「VISONに行くんだけど付いてくるか」と唐突に言われる。
そんな市内のスーパーに行くかのような言い方だが、そんな近いわけはない。
VISONは三重県多気町にある「商業リゾート施設」である。
ホテルとショッピングモールが一体となった施設って意味なのかな。
まぁ単純にリゾート施設と考えてもいいと思うんですけど。
そもそも多気町ってどこやねんという話である。
伊勢自動車道を走り松阪を過ぎて、伊勢まで向かう途中に、
熊野方面へ向かう紀勢自動車道が分岐する勢和多気JCTがある。
ここで分岐してすぐに勢和多気ICがあるが、この出口の真横にVISONの入口がある。
かなりの山奥だが、高速道路の利便性はよいと言える。
なお、公共交通の場合は熊野方面へ向かう高速バス・一般路線バスが停車するのと、
伊勢市内~VISONの高速バスも設定され、公共交通でも高速道路での利便性の高さは生かせるようだ。
駐車場には車が止まっており盛況である。なぜ駐車場が砂利なのかわからないけど。
VISONはいくつかのエリアで構成されている。かなり広い。
崖に貼り付くようにホテルがあるが、宿泊施設という側面がまず大きい。
ヴィラとして1棟単位に分かれた客室もあり、こちらは犬を連れて宿泊できるという。
まずマルシェヴィソン、食材の販売・イートインがあり、BBQもできるようだ。
スウィーツビレッジ、その名の通りスイーツの販売や喫茶店があるのだが、
ビニールハウスが2棟あって、それぞれカカオとイチゴを栽培してるよう。
栽培と食の関わりもこの施設の特徴で、他のゾーンにもある。
サンセバスチャン通り・アトリエヴィソンにはミュージアムを備えた店舗がいくつかある。
サンセバスチャン通りという名前はスペインの都市で同都市の飲食店が入居しているという。
あと、ここの建物には「旅籠ヴィゾン」という入口がいくつか付いていて、
なんだこれ? と思ったら建物の2階部分がホテルになっていたようだ。
入居している店とインテリア面でコラボレーションしているようだ。
和ヴィソンには加工食品の販売・イートインや飲食店が入居しているという。
VISONのモデルとなったのは湯の山温泉にあるアクアイグニスである。
アクアイグニスは既存の温泉施設を刷新し、特に食の面で力を入れたもので、
宿泊に限らず、食のために日帰りで訪れる価値もある施設である。
で、ここも敷地内に農園を備えてイチゴ狩りもやっていると。
アクアイグニスは湯の山での成功から他地域への展開も考えたようで、
その1つがVISONだったということである。確かに似ている。
なお、VISONには本草湯という薬草を使った入浴・リラクゼーション施設がある。
温泉じゃないんだが特色あるリラクゼーションを提供しようということか。
アクアイグニスは他にも関西空港(りんくうタウン)・吉川美南・仙台・淡路島と温泉と食を組み合わせた施設を展開している。
ただ、宿泊施設まで備えているのは湯の山とVISONに限られるようだ。
あと、冒頭にVISONは「商業リゾート施設」だと書いたけど、
ショッピング機能がここまで強化されているのはVISONの特色である。
その場で食べるだけでなく、持ち帰って食べるという機能も強いし、
食以外の買い物、あるいはミュージアムもあるという形である。
とはいえ、やはりこの施設の真価は宿泊してこそ得られるものだろう。
VISONの宿泊についての説明にはこのような記載がある。
VISONは三重県のほぼ真ん中に位置し、伊勢神宮や世界遺産・熊野古道までのアクセスも良好です。これまで、交通の便も悪くなかなか足を運べなかった場所なども、紀勢自動車道の拡張により勢和多気ジャンクションが三重県の交通のハブとなり、この地を拠点にすることで様々なプランが可能になりました。VISONのみならず、ぜひ思い思いのプランで周辺観光もお楽しみください。
VISONでの滞在ももちろん価値があるけど、ここを拠点に三重県各方面に動けることにも価値がある。
自動車があるのが前提にはなってしまうのだが……
まぁレンタカーを借りるというのはあるらしいけどね。
ただ、やっぱりVISON自体が遠いよというのはある。
高速道路をフル活用できるだけあって、この立地のわりには近いが……
いやー、ふらっと行く距離じゃないよなぁと思った。
なんか用事があったことは確かなんだけどね。