京都市バスの1日乗車券(均一区間に限るが、均一区間では京都バスも可)は500円と安い。
一方で市バス・京都バス・市営地下鉄が乗り放題の京都観光1日乗車券は1200円と高い。
いかに有効区間の広い乗車券とはいえ、京都駅~国際会館駅~大原で290+350=640円だから、
大原と往復してやっと元が取れるというほど。市内だけではなかなかメリットが出しにくい。
ただ、いくら市バスが市内を縦横無尽に走り、その市バスが500円で乗り放題になるといっても、
京都市内の道路状況の悪さは知っての通り。区間によるけど。
電車を使えば渋滞知らずだが、電車だけでは行きにくい観光地も多く、なかなか難しい。
電車+バスで渋滞しやすい区間を電車で抜け、駅から遠い観光地にはバスに乗り換えるとやりたいところだが、2つ問題がある。
1つは最初に書いたとおり、市営地下鉄もバスも乗り放題の京都観光1日乗車券が高いこと。
1つは京都市内の電車には、市営地下鉄以外に阪急・京阪・JRなど複数社あり、どれかあればよいというものでもないこと。
この2つの問題のうち、京都観光1日乗車券が高いという問題は、今年3月に解消する。
【広報資料】新しい一日乗車券等の発売及び現行乗車券の取扱いについて (京都市交通局)
えらく安かった、市バス・京都バス1日乗車券カードは500円から600円に値上げされる。
値上げされても、乗車3回(230円×3)で元を取れるということ自体は変わらない。
その代わり、京都観光1日乗車券は 地下鉄・バス1日券 に名前を変え、1200円から900円に値下げされる。
900円っていうと、バス乗車2回+地下鉄乗車2回とかで元が取れるのでずいぶん使いやすくなる。
かつて近鉄沿線から京都市内に出かける時に「京めぐり」を買って使うことが多かった。
京めぐりは通年発売かつ、近鉄の往復分を引いた京都観光1日乗車券相当が720円とかそれぐらいで使えたからお得だった。
これぐらいだとずいぶんお得感があってよかった。地下鉄で渋滞を避けながら、市バスでいろんなところに行けるのがよい。
この場合、普段は京阪を使うような目的地でも京めぐりで使える市営地下鉄・市バスを使っていた。
具体的には九条近鉄前(東寺駅)からバスで東山七条まで行ったり、東山三条から東西線・烏丸線で帰ったり。
どちらも悪くないルートではあるんだけど、丹波橋乗換で京阪使う方が早くて(定価ベースでは)安いですから。
元々、電車だけで行ける観光地であれば、電車で行くのがオススメだった。
ただ、地下鉄+バスが渋滞を避けるという点でよいことは知っていても、普通運賃では高いし、バスだと乗り換え無しとなればなかなかオススメしにくかった。
例えば、京都駅~北野天満宮の場合、乗り換えなしの市バスが頻発しており、運賃は230円、所要時間は30分~35分ほど。
これに対して、京都駅~烏丸今出川(今出川駅)~北野天満宮というルートがある。地下鉄10分+バス11分だ。
乗り換え時間は考慮する必要があるが、地下鉄+バスの方が安定して早く移動できるルートと言える。京都駅からのバスよりは空いてるし。
とはいえ、全部バスでもすごい時間がかかるわけでもないし、普通運賃だと全部バスが230円、地下鉄+バスで乗継割引適用でも430円するから割に合わない。
これが900円の地下鉄・バス1日券を使う前提となれば、地下鉄+バスがオススメということになる。
これに応じて観光地へのアクセスの定番も変わってくるんだろうか?
しかし、京都駅~岡崎公園みたいな地下鉄が便利な区間でさえ、アクセス方法の筆頭に市バス5系統とか書かれているのそこそこ見るからなぁ。
そんな地雷みたいなバスをわざわざ書かなくても、東西線に乗って東山三条(三条駅)で降りればすぐなのにね。
とはいえ、調べれば地下鉄+バスというルートもけっこう見つかるので、いろいろ探してみるといいよ。
900円の地下鉄・バス1日券で出かけるならどれがよいかなぁと頭を働かせてみると、いろいろありますよ。