昨日の夜から今日にかけて、関東平野を含む東日本で雪に見舞われた。
うちの近所でも雪が降ったようで、朝起きたら外が白かった。
といってもそもそも寒い地域ではないので、起きたときにはすでに雪ではなく雨になっており、
道路の雪はシャーベット状になっていた。
職場までは歩いて少し、広い道路に出ると全体として車は少ないが、路線バスは普通に走っていた。
このバスの担当営業所は山間部の路線は担当ないと思うけど、ちゃんとチェーンの備えはあるようで、さすがである。
会社の周りの歩道は除雪されていた。警備員がせっせと除雪したのかな。
そして職場に行って、始業時間になったのだが、人がものすごく少ない。普段の2割ぐらい。
出社が遅れるという連絡が多数届いているようだが、これに便乗して休暇を取る人はあまりいなかった。
休暇を取った人でも半日休暇で、雪が理由で1日休みという人はいなかったと思う。
11時頃には普段と同じぐらい人が集まっており、こんな日でもまともに来るんだなと少し驚いた。
雪が降ってなにが問題かというと電車が遅れる上に混むと言うことだ。
テレビで東京都心のターミナル駅の状況を見ていて、7時台の割に電車の本数がえらく少ないなという感想を持ったが、
やはりこういう状況で所定本数の列車を全て走らせるのは難しいようで、間引きしていたようだ。
とはいえ、間引きされていても列車は動いているので人々はそこに押し寄せて、大混雑の上、遅れまくりという状況だったようだ。
落ち着くまで家で待機しとけよと思うのだが、曲がりなりにも動いている以上、自宅待機について合理的な説明ができないという考えはあったのではないだろうか。
まだ、昨日が出勤日だったら、あらかじめ休暇を設定するとか、出勤を遅らせる段取りをするとか、そういう準備ができたが、
そういう検討が行われることもなかったので、こういう決断をせざるを得ないという事情はまぁわかる。
2014年10月、台風のためJR西日本は関西地区全線を計画運休したことがある。(cf. おおざっぱに全線運休 )
このときは夕方以降、台風が接近して、ゆくゆくは運休が出ることは容易に予想できる状況だった。
そこで動くか動かないかわからないというのを動かないと宣言してしまうわけだ。
全線運休というのはおおざっぱすぎるとは書いたものの、運休になるという強いメッセージを出すことで計画変更を促せたのは事実だろう。
それだけ運休というのは強い意味があるということである。
今日は確かに電車は動いていた。けど動いていても電車に乗り込めないなら利用者にとっては動いていないも同然である。
この区間は走らなくもないが、満足に客を運べるだけの車両繰りが付かないというのなら運休してしまってもよかったんじゃないのかな。
特に朝ラッシュ時間帯は動いているがばかりに多くの人が苦しめられるわけだから。
中途半端に動くぐらいなら動かない方がいいのだ。そうすれば人々も考えざるを得ない。
動いたところでどうせ乗れないのだから。
さて、列車の遅延・運休など不可抗力で遅刻があったとしても、それは遅刻には数えないのが一般的である。
ところがフレックスタイム制が適用される場合は、少し複雑だ。
フレックスタイム制ではコアタイム以前に出勤して、コアタイム以後に退勤すれば、遅刻も早退もない。
遅刻はコアタイムの開始に間に合わないことであり、早退はコアタイムの終了より早く退勤することである。(半日休暇は別)
もっとも出退勤時刻についてはあらかじめ申告する必要はあるかも知れないが、
申告時刻より遅れて出勤したとしても、コアタイムに間に合っていれば、その分遅く出勤したことにする方が労働者にも会社にも都合がいい。
労働者にとってはその分多く働けば給料は減らされないし、会社にとってもすでに遅刻した時間は返ってこないわけだし、遅刻した分、穴埋めして働いてくれたほうが都合はいいだろう。
ただ、不可抗力で申告時刻より遅れて出勤した場合はどうするかというのは悩み所である。
コアタイムの開始に間に合っていれば遅刻というのはないはずだから、その分遅く出勤したとして処理するのが一般的なんだと思うけどね。
ところが、これはフレックスタイムでなければ始業時刻~出勤時刻の間は不可抗力で遅れたのなら不問という話であるのとバランスが取れない。
ノーワーク・ノーペイが原則なので、実際に働いていない時間(有給休暇は別)は働いていないとして給与を計算するのが正しい。
だからどちらかというと遅刻を不問としてその時間も働いているとして給与を計算する方がおかしいんだけど、
不可抗力で遅刻したことを理由に減給されるのは気の毒であるという考えはそれはそれで正しい。
フレックスタイム制の職場ならば、予定退勤時刻より後まで働けば取り返せるわけで、予定出勤時刻より遅く出勤すること=減給ではないんだけど、
そんなに違うか? と言われるとそこは疑問ではある。このあたりのルールや運用は会社によっても違うでしょうけど。
うちの職場もフレックスタイム制の適用職場なので、出勤時刻や退勤時刻を変えることはできるんだけど、今までやったことないんだよな。
すでに残業があれば、出勤を遅らせたり、退勤を早めてもそれで残業を打ち消したことにしてしまえばいいから楽だけど、
所定労働時間ぴったりしか働いていない状況で不本意にも不可抗力で出勤時間を遅らせたことになってしまうと、その分の帳尻合わせを別途考えないといけない。
そういうことにならなくてよかったなと思った。なったらなったで1日30分退勤を遅らせたりして帳尻合わせしてただろうけど。