今日は帰り道にイオンによってサンキューパスポートを行使して、いろいろなものを買い込んできた。
文具、ズボン、水筒などしめて1万円ほど、全部10%引きになったから1000円ぐらい浮いた計算になる。
そういう雑多なものを買うのにはこのクーポンはいいよね。
うちの研究室に早期配属でやってきたB3の学生がいる。
たびたび研究室に来てはいるが、特に研究をしているわけでもない。
その学生がM1が専攻の就職説明会に行かないとならんなぁと話しているのを聞いて、
「果たして大学院に進学する意味ってなんだろうか」と問うてきた。なるほど。
1つの答えは学部から大学院の修士までの6年間の学校だから進学するのが当然であるという考え。
学部の4年間は完成ではなく、修士まで行って完成となるわけだから、進学しない理由がない。
実際、学部の4年間ではなかなか身につけた技術を実践する機会も少ないだろうし、
うちの大学院が体系的なカリキュラムを持ってるのかと言われると疑問ではあるけど、それなりに得るものはあるだろうと。
ただ、これは思考放棄かもしれんね。真面目に必要なのか考えるとどうだろう?
まず、学部の4年間では足りないのか? と考えてみると、確かに卒業研究が慌ただしくなってしまう学生もいるけれど、
なにが悪いって大学院の入学試験が終わるまでさしてなにもやらないからなのだから、丸一年使えばそれなりに実りある事ができそう。
早期配属を活用すればスタートアップを早められそうだし、卒業研究は4年間のまとめとして十分な意義を持つことができるんじゃないだろうか。
ちなみに彼が大学院に進学する場合は、推薦入試を受けることができるらしいので、その場合ペーパーテストはない、ということで十分なゆとりがある。
就職する場合はそうもいかないかもしれないけど、それだってなんともならんわけではないだろう。
一方で大学院で得られるものはなにかという話である。
研究室での活動に大きな時間を割くことができることは大きなメリットだろう。
研究室任せではあるのだけど、そこはちゃんと指導してくれる先生がいるのでよいとしよう。
授業は残念ながらあまりよくない。となると研究室で得られるものはなにかということに尽きるが。
結局のところ、肝心なのは自信をもって仕事できるだけのものが身についてるかというところなんだと思うのよ。
そんなことを言ったら「大学院出ても自信なんてあるもんか」と言う人もいたけど。
あとここまで全く無視してきたけど学歴だよね。修士の学位があることで有利ならばそれはそれで意味があると。
学士と修士ならどっちでも適性に応じて活躍できる可能性は十分あると思うんだけど、職場によりけりかな。
かくいう自分も専攻科でそれなりのことをやってきたのに学士というのが気に食わずに修士の学位欲しさに大学院に来たのだから、それも理由かも知れんね。
いずれにしても将来的には技術者として仕事をすることになるのだろうし、
そのことを考えるのに遅いなんてことはない。とりあえず就職希望である旨申し出て、情報収集してはどうだろうか? と勧めた。
確かに本来は大学へはもっと早くに申し出ておくべきだったのだが、
幸い、採用についての情報発信が始まるのは3月から、今なら遅いなんてことは無い。
それで情報収集してから決めればいいさ。
一方で卒業研究に3月から着手できれば、4年間で完成としても十分な自信を持って仕事が出来るだろうし、大学院に行くにしても意味はあるだろう。
そういうことだと思いますよ。