万博は東ゲートか西ゲートか

万博の入場券売上が損益分岐点と言われていた1800万枚に達したそうだ。

来場者数と入場チケット販売数について (EXPO2025)

8月中旬ぐらいにはいきそうだなと思ってたので、だいたい妥当ですかね。

まだこの先も積み上がるとは思いますけど、どんなもんでしょうね。


万博行くのに東ゲートか西ゲートがよいかという話がある。

往来手段でだいたい決まるという話ではあるのだが、

朝早い時間は東ゲートが早々埋まってしまうので西ゲートに回るという話があった。

で、実際どんなもんなんだよというところが「来場者輸送実績」として掲載されている。


夏休み期間に入ってから3週間の平均値で見てみた。

厳密には駐車場も障害者・自転車(特定原付)は東ゲートだが極少ないだろうと無視して、

中央線利用者から西ゲートに徒歩・eMover・バスで回った人を引いたのを東ゲート入場とする。

同期間の平日でおよそ9万人(71%)が東入場、3.7万人(29%)が西入場、

休日でおよそ10.9万人(71%)が東入場、4.4万人(29%)が西入場である。


では、西入場の内訳を見てみると、一番多いのは駐車場で、平日29%、休日32%となっている。

けっこう使われてるんだなと思うが、後で書くが西入場の面倒さの1つの要因である。

次いで多いのが桜島駅からのバスで平日28%、休日30%ですね。

それ以外のシャトルバス(コスモスクエア・弁天町を除く)が平日8%、休日9%、

空港バス・長距離バスが平日6%、休日3%、平日は多いのか。

これらバスの合計で平日42%、休日43%となっている。

団体バスは平日10%、休日6%と、やはり団体客は平日に多い。


そして夢洲駅から徒歩で西ゲートに行くのが平日2%、休日3%、

e Moverで西ゲートに行くのが平日3%、休日3%、

当初計画になかったコスモスクエア・弁天町からのバスが平日5%・休日6%と、

合計で平日は10%、休日は12%もいるんですね。

西ゲート全体の1割強というと大したことなさそうな気もするが、

休日は団体バス全体の倍ぐらいの人数が回っているのだから大きい。

あとタクシーが平日8%、休日6%いるのだけど、

これらはコスモスクエアなど中央線沿線からタクシーで乗り付けている分も多いとみられる。


ただ、ここで気づいた人がいるかもしれないが、夏休み前はバスで来場する学校団体が多かったのでは? と。

というわけで5月の連休明け~6月末(5~11週)の平均を計算した。

平日は9.9万人(71%)が東ゲート、4.0万人(29%)が西ゲート、

休日は11.3万人(74%)が東ゲート、4.1万人(26%)が西ゲートである。

7月と比べると平日の入場者は東西とも多かったようである。

中央線で来場の学校団体も多かったんだよな。

休日は総数は同程度だが、東ゲートの割合が高かったことがわかる。


で、この期間はやはり西ゲート入場の団体バスが多くて、

平日で27%、休日で15%が団体バスでの入場である。

この団体バスの減少分を徒歩・eMoverやコスモスクエアからのバスでの西入場が埋めている形なのだろう。

西ゲート入場全体としては減っているのだが、団体客に比べると入場の効率が悪いのだろう。


東入場か西入場がよいかという話だが、当然手段により決まるが、

特にこだわりがなければ東入場の方が無難だろうとのことである。

依然として西ゲートは団体客対応が多いため一般客のレーンが少ないこと、

そしてP&R向けの優先レーンがあるため、それ以外の一般客にはなおさら利用しにくいと。

このP&R向けの優先レーンにはローカルルールがあって……

西ゲートにおける優先入場レーン設定時間帯を入場予約12時台まで拡充!大阪・関西万博P&R(パーク&ライド)駐車場及び夢洲北岸浮桟橋への船舶を利用される方への更なる利便性向上の取り組みについて

10時台の予約の人は9時、11時台の予約の人は10時、12時以降の予約の人は11時の列に並べると。

この仕組みにより本来の予約時間に他の手段で来る人は割を食うことになる。

東ゲートの9時台が取れないからと、西ゲートの9時台に回ると、

夢洲駅から徒歩やeMoverでの移動を要する上に余計な待ち時間が生じやすいと。


東ゲートは個人客の多客対応に適している点にメリットがある。

西ゲートと東ゲートのギャップを埋めるために一定数が徒歩・eMoverなどで回っているわけだが、

あえてそういうことをするのは万博に慣れた人のやることで、

普通の人は東ゲートからの方が無難ですよと。

もちろんP&Rや桜島など西ゲートのバスが取れている人は西ゲートでいいんですけどね。


しかしもう9時台は東西ともにほぼ枯れてるみたいですね。

10時台はまだいけそうですけど、だんだんこれも厳しくなってきそう。

さっきチケットが1800万枚売れたと書いたけど、

来場者のうちチケットを使って入ったのは1340万人とみられる。

チケットの内、通期パスは40万人、夏パスは27万人、

何回入ってるかわからないが、控えめに4回・2回とおいて210万人ぐらい?

通期パス・夏パス以外の売上から1130万枚引くと600万枚と出てくる。

万博の会期は残り9週、この分だけで毎週67万人になるんですよね。


今後も平日券・夜間券を中心に売上は積み上がるでしょうしね。

夜間券の人は17時(16時)以降だから朝の入場枠争いには関係ないが。

しかし16時以降の入場列もけっこうなものになってるみたいですからね。

夜間券での来場が増えるとずっと人が引かないわけで、ひどい混雑が続くことになる。

これは大変ですよ。


僕は4月と7月という会期中でも空いてる時期にしか行かなかったけど、

それでも10万人ぐらいは入ってひどい混雑というしかなかった。

もう手遅れ感はあるが、チケットを持っている人はできるだけお早めに。