エクスプレス予約の差を縮めるため

先日発表されたのですが、エクスプレス予約の価格体系が変更される。

「エクスプレス予約」・「スマートEX」における価格体系の見直し及び新早特商品の発売について(pdf) (JR西日本)

従来、エクスプレス予約は通年・のぞみ号の加算料金含めて定額の設定になっていた。

ほとんどの区間では自由席料金より安いので年会費を払ってもメリットが大きい。

後で書くが、実際にはここ数年はそのメリットも生きていなかったのだが、

それでも最繁忙期に利用すればそれだけで元が取れるのでとても価値があった。

これが今後は自由席と指定席の差額、(最)繁忙期・閑散期の差額、のぞみ号の加算料金が反映されることになる。


これはとても大きなことである。

現在、EX-ICで東京~京都は通年13070円となっている。

最繁忙期にのぞみ号で同区間を定価で乗車する場合、14370円だから1300円も安い。

(EX-ICは東京都区内・京都市内が付いていないが)

EX予約の年会費を1100円払って1回利用するだけで元が取れる。

これが新料金では通常期のひかり号利用で13360円、のぞみ号では13680円となる。

ここに繁忙期は+200円、最繁忙期は+400円、閑散期は-200円となる。

すなわち最繁忙期では14080円となり、定価より290円安いだけになる。


どうしてこのようなことになったのかと考えてみると、

今年4月にのぞみ号の加算料金が改定され、最繁忙期の加算料金が設定されるようになったことがあると思う。

運賃改定は難しいが、特急料金の改定は手続きは比較的容易である。

その中でもJR各社は基本料金には手を付けず、加算料金や割安な特急料金の変更で収支改善を図ることとした。

この割安な特急料金には博多南線の料金も含まれている。

博多南線は新幹線車両を使う都合、通勤列車だが特急料金が必要になる。

従来は100円だったが、これが130円になる。(これに加えて運賃が必要)

通勤列車という性質も踏まえてか小幅な値上げだが、確かに値上げされている。


これによりEX予約のお得さが増したと思ったが、差額が大きくなりすぎるのも考え物。

少しタイミングはずれたがEX予約にも同様の加算が反映されることとなったが、

これにより通年同額・のぞみ号加算なしという特徴が失われることとなった。

こうなると年会費を払ってまでEX会員を続ける意味は乏しい。


一方ですでに年会費を払ってまでJ-WESTカード エクスプレスを維持する意味は薄くなっていた。

それはスマートEXの登場により適当なクレジットカードで年会費無料でEX-ICのシステムが使えるようになったこと。

EX-ICの基本料金こそエクスプレス会員より割高だが、

EXこだまグリーン早特 や EX早特 といった割引商品はほぼ同条件になっている。

結局、これらに該当するケースばかりなので年会費は実質払い損だった。

ただ、1回でも最繁忙期に使うことがあれば元は取れるので、保険として残していた面もある。


ただ、その価値ももう失われるので、J-WESTカードベーシックに切り替え、

e5489での西日本・四国・九州管内、北陸新幹線での割引に専念することにする予定。

これこそ利用機会は少ないが、年1回以上使えば年会費免除にはなるので。

使うのを忘れないようにしないといけないけどね。

西日本管内に出かけた時に鶴橋~京橋でもなんでもe5489で手配すればいいとも言えるが。