今日、仕事で過去のE-mailデータを何らかの方法でアーカイブ化することに迫られ、
結局はMicrosoft Outlookからドラッグ&ドロップでmsg形式として保存することになった。
Outlookがないと中身が見られないなどの課題はあるのだが、
この方法を選ばざるを得なかったこともmsg形式のためである。
msg形式はOutlookの独自形式である。
メールデータをファイルとして出力する方法としてはeml形式がある。
eml形式はMozilla FirefoxもOutlookも対応している標準的な形式である。
でもOutlookでeml形式の保存はできなかった気がするな。読めたとは思うけど。
この形式はシンプルにメールデータをテキストで書き出しただけ。
Base64やQuoted-printableで変換されたデータもあるから、テキストファイルで開いてそのまま読めるとも限らないが、だいたい読めるんじゃないか。
それに対してmsg形式はOutlook以外で読むのは至難の業で、調べると困っている人が見つかる。
正直どうかと思う形式なのだが、他のメールの引用をmsgファイルの添付でやってくる人というのが社内にはけっこういる。
というか、多分うちだけの問題でもなく、Outlookの機能として「添付ファイルとして転送」というのがあるので、そうするとこうなる。
受け取った側がOutlookがないと使い物にならないのだけど……
社内なら問題にならんでしょうけどね。
どうしてこんな機能が使われるのかという話だけど、
複数のメールをまとめて転送したいというニーズがまず1つあると思う。
実際、複数のmsgファイルが添付されたメールというのはけっこうあった。
あとは添付ファイルとかHTMLメールの装飾とかもまとめて転送したいとか。
まぁ転送まで意識されていないメールというのはあると思うけど。
もちろんテキストで済むならばそっちの方が汎用性が高い。
別件ではQ&Aのメールをアーカイブ化するために、テキストで保存している。
OutlookでTXT形式で出力するだけで、それなりのテキストにはなる。
それをアップロードすれば、検索も容易である。
でも、メールを忠実に残せるわけではないので補助的なものではある。
実際、これじゃあさっぱりわからんなと思ったことはある。
というわけでmsg形式のせいでmsg形式を選ばざるを得ないのだった。
まぁ勤務先がOutlookをやめるということはないでしょう。
あれだけMicrosoft製品にズブズブなんだから。日本企業ではありがちでしょうけど。
実際、良いところはたくさんありますからね。Outlookも良く出来たソフトである。
ただ、このmsg形式がOutlook独自形式であるというのは、どうかと思うポイントで、Outlookを使わない人にとっては非常に不便な形式である。
なんでE-mailなんて古典的なもので、独自形式なんてあるんだよと思っちゃうけどね。
msg形式のファイルで保存するのも課題はあるけど、ここでは後からファイルを確認する頻度はそこまで高くないはずなので。