M・K・V!M・K・V!というMatroska

さて、意味不明な言葉がたくさん出てきているので整理
XviD … DivXのOpen化版、OpenDivXの継続プロジェクトのコーデック、GPLによる完全フリーなコーデック
Vorbis … Oggコンテナ標準の音声コーデック、一般にOggコンテナで利用、完全フリーなコーデック
Ogg … Theora + Vorbisで使われることを前提としたコンテナ。Theoraがいまいちはやらないので見ることは少ない?
Matroska … OGMもAVIも超えるマルチメディアコンテナ、GPLによる完全フリーなコーデック
OGMいうのはOggコンテナを元に作られたやつな。とりあえず説明終わり。
で、まぁOggは説明しないとVorbisの意味がわからんのでね。
で、問題はVorbisがAVIと基本的に相性が悪いというか基本非対応。
さてではと…Oggコンテナか?OGMか?でも前者はXviDは使わないし、後者は開発終了。
よって、困ると。じゃあ何だといわれればMatroskaですね。
ロシアのマトリョーシカ人形(入れ子になってるあれ)から名前が取られました。
だからまぁ…マトリョーシカと読んだり、英語的にマトロスカと読んだり…
MatroskaはVideoとAudio両方あります。ん?Audioって?
実は、アルバム単位で入れれるそうなんですよ。
{1.wma + 2.wma + 3.wma}→123.mka
と、でもあんまり面白くはなかったりして。本当の魅力はtta+cuaを収録すること。
というわけです。でも、まぁ…対応が少ないのが難点ですね。
さて、そのMatroskaのVideo用のがmkv(Matroska Video)です。
これはまぁ…mkaに比べれば有用な点もあるので強力を売りにするのは対応しています。
GOM Player・VLC media player・Media Player Classicが対応しています。
さて、まぁGOM Playerは結構有名で韓国のGRETECHが作っていて、フリーでありコーデック内蔵という。
ゆえに、こればっかり使っている人は見れてもエンコードできないという事態に陥りがち。
これを軸に話を進めていきます。とりあえずこれで見れれば結構な楽さを誇るんです。
ではmkvの製作の手順ですが…困ったことにあんまり作れるソフトはない。
というあたりもあってAudioとVideoをばらばらに作って統合することに。
では、今回使った材料は
・TMPGEnc  ・dBpowerAMP Music Converter  ・mkvmerge GUI(MKVtoolnixにある)
とりあえず、TMPGEncにあたるものは動画だけの出力と、音声だけの出力ができればOK、
dMCにあたるのはOgg Vorbisに変換できればOK。
MKVtoolnixはhttp://www.bunkus.org/videotools/mkvtoolnix/downloads.html#windowsから入手。素直に拾えばOKです。
まぁVideoの話してるのに思いっきり音楽用のdMCを出してくるのはいかがかと思うがいいでしょう。
手順は図で示すと次の通り
/fdiary/img/mkv.png
なるほどと思ってください。
まぁまず、編集をします。お好きにどうぞ。まぁ何にもいらなかったからしなかったけど。
で、まずWAVE出力で無圧縮PCM 2ch 16bit 48000Hzで出します。音だけなのに300MBほどある。
正直これはすぐ終わる。1分ほど。どうせ軽い、どうせ圧縮すると思って無圧縮でだす方がいいでしょう。
これを午後のこ〜だにかければMP3になりますが、目的から言ってOggにしたいと。
本当はこういうことをする方の御用達のプログラムがあるんだけどめんどくさい。
これでOgg Vorbisに変換。3分ほどで終わり。64kbpsにしたから11kBほど。
これでアホほど重い、WAVは捨ててよし。
ちなみにTMPGEncでもWAVのコーデックとしてVorbisは選べるんだけど、これが危険なんです。
Vorbisだけを安定して入れるにはOggコンテナにすべきですよ。本当に。
あと、TMPGEncに戻ってAVIで出力ストリームを映像のみにして、
XviDでQuantizerを決めてと、この辺はよいものを探してください。
そしてエンコード。これはまともに時間がかかりますね。
終わればたぶんそこにはaaa.aviとaaa.oggがあるはず。
この2つをmkvmergeで統合。D&Dで投入してそれで[Start Muxing]と。
これは30秒もかからずに終了。これでお目当てのaaa.mkvができているはず。
なお合計より軽くなるのが一般的。効率のよい詰め方だそうです。
再生してみればいい。いい感じのはずだ。
Quantizerベースなので容量のばらつきは多いですけど、
26分ものでおおむね50KBから35KB程度ですね。
多分これがファイルの軽さときれいさと処理の軽さを両立できていると思う。
OggはWMVより処理は軽いといわれているしAAC程度のきれいさ。
XviDはDivX同様の処理の速さはある。WMAとはよく比べられるが、スピードは圧勝ですよ。
AACとAVCの組み合わせは重いのでね、それほど重くなく処理できるのはここまでですね。
まぁそうではないのでしょうか?