今日はトークイベントのために東京に出かけていた。
トークか? ちょっと歌ってたじゃないか?
ほんの少しだからトークイベントが相応じゃないかと。
その会場がメルパルクホール、芝公園近くにある。
ちょうど文化放送の局舎から近いこともあってか、ラジオのイベントで使われているのを聞いたことがある。
少し調べた限りではダンスとトークで使われていることが多いようだ。
コンサートホールとして十分な機能を備えているとは思うし、そういう用途でも使われてはいるんだけどね。
メルパルクと聞いて気づいた人もいるだろうが、この施設の所有者は日本郵政だ。
そもそも、このホールはホテル「メルパルク東京」の付属施設だ。といっても建物は分かれてるんですけどね。
かつて、郵政公社は簡易保険加入者向けの保養施設と、郵便貯金の普及宣伝施設を多く持っていた。
ただ、会社化の前にだいぶ整理が行われて、市町村や民間企業に譲渡された。
一例として、志摩市にあった メルパール伊勢志摩 は、近鉄グループの手に渡り、現在は アクアヴィラ伊勢志摩 となっている。
それでも全てがなくなったわけではなく、残った分は持株会社の日本郵政が継承している。(かんぽ生命・ゆうちょ銀行ではない)
別にそんな経緯を知っていたところで大した意味はなさそうだが、
ホテルフロント脇の駐車場の表示が、郵便局の駐車場の表示でよく使われているものと同じなんだよね。
そういうところに名残があるのかもしれない。
他のメルパルクだと郵便局を併設しているところもあるらしい。
ところで、日本郵政は施設を保有しているが、メルパルクについては運営はメルパルク株式会社が行っているらしい。
最初調べたとき、もう日本郵政の手を離れたのかと思ったが、そういうわけではないらしい。
同種の施設でも、かんぽの宿 については日本郵政の運営で残っている。
ホテルはともかく、コンサートホールというのは公的な機関が整備しないと整備されないもので、
そういう意味ではメルパルクに併設されたホールはなかなか重要なものだろう。
普通に考えたらホテルにホールなんて併設しないもんなぁ。郵便貯金の普及宣伝という目的があったからこそできたことだ。
似たようなものに厚生年金会館があって、これは全て手放して、大半はホテルではなくなったが、ホールがあった場合は比較的残っている。
大阪厚生年金会館はオリックス不動産が取得して、ホテル部分はマンションにしてしまったが、ホールは「オリックス劇場」として現存している。
今どき、国の機関がホールを整備するのはなかなか難しいが、かつてはそういうことができて、今もその名残があると。