前々から気になってたんだけど、ちょうど安売りしてたので初めて買った。
パッケージの形を見ると、不思議な形をしたペットボトルのように見えるけど、
実はこれ紙パックなんだよね。底を見てみると牛乳パックと同じようになっている。
底に Tetra Pak と表記があることから分かるとおり、テトラパックの開発したテトラトップという容器を使っている。
今春、新提案の乳飲料がテトラ・トップで次々と登場、市場の更なる活性化を推進!(テトラパック)
森永乳業、雪印メグミルク、明治 の3社それぞれで乳飲料のパッケージに使われている。
各社あれこれと売り込んでいるのでこのパッケージを見る機会は多いわけだ。
テトラトップで驚いたのはリキャップできることだ。
ただし、流通時はキャップで封をしているわけではなく、シール状のフタが中栓として存在している。
ケチャップを買ったらアルミシールがあるのと一緒ですね。
なので最初に飲むときはここを剥がすことになる。
リキャップしない人にとってはキャップは特に役に立たない。
それ以外は形が不思議なぐらいで、確かに紙パックかなという感じ。
ただ、よく注意書きを見てみると、上部はプラスチックだが、分別上は紙パックでよいということが書かれている。
そりゃこんな形状、紙では作れないよな。
下部は紙パック、上部はプラスチックで、これを接合して作っているようだ。
そもそも紙パックは紙をプラスチックでコーティングした構造なので、リサイクルのためにはプラスチックを分離する必要がある。
その工程でプラスチックだけの部分も取り除くことができるという話なのだろう。
それにしてもなぜペットボトルではなく、リキャップできる紙パックなんてものを使ってるんでしょうね?
確かに牛乳・乳飲料は紙パックが使われることが多い。乳飲料だとチルドカップというのもあるけど。
実は技術的には乳飲料がペットボトルに入れられないことはない。
ただ、過去の経緯もあってか、乳飲料は紙パックまたはチルドカップを使うというやり方が一般的なようだ。
確かに昔はペットボトルを乳飲料に使うことはできなかった。
缶・ペットボトルは常温保管を前提としているが、乳飲料は冷蔵での流通を想定している。
今はそうでもないけど、昔はペットボトルは充填してから加熱殺菌するという方法を取っていた。
この方法では乳飲料との相性が悪いのだ。けど今は無菌充填で加熱せずとも充填できる。
だから、プラスチック容器の牛乳も実現できるのだが、日本ではまだ出てきてないね。
世界的にはプラスチック容器の牛乳って多いんだけどね。常温で長期保管が可能なので流通上のメリットは大きいのだが……
日本の乳業メーカーはあまりプラスチック容器に興味は無いのかな?
いろいろ工夫が凝らされていることはわかるのだが、今までの紙パックに比べていいかと言われるとなんとも。
確かにリキャップできるのはいいけど、リキャップしたいと思うことはなくはないがほとんどない。
リキャップしないのなら複雑なだけという印象だ。キャップ取って、シール剥がしてというのはちょっとめんどくさい。
空になった後も不便なことがある。それは飲んだ後小さく折りたたむのが難しいことだ。
従来の紙パックはかゆいところに手が届かないところはあったかもしれないが、シンプルだからよかったという面はある。
小さく折りたためたのはまさにそういう一面だ。それがいいのだ。