満席でも声出し可能になったけど

そういえば、日曜の有明アリーナは交通面の話に終始してしまったが。

有明アリーナは往復バスだが

もう1つ書くべきことがありましたね。

それがほぼ満席でありながら、全面声出し可能となったこと。


バンドリでは2020年3月以降で声出し可能な公演は今までなかったはず。

ただ、ブシロードという観点ではこういうのがあった。

声出しOKの真意

昨年10月に西武ドームで行われたブシロード15周年記念ライブですね。

この前日に同会場で行われたバンドリのライブは声出し不可だったのに、

こちらはなぜ可能だったかというと観客が埋まらなかったからですね。

このため開き直って声出し可能にしたわけだ。


その後も条件が揃えば声出し可能にしていく方針で、

今回の有明アリーナではアンコールから声出し可能と元々言われていたし、

5月に富士急ハイランド コニファーフォレストで予定しているライブは、屋外会場ということもあってか早々声出し可能と言われていた。

なぜアンコールから声出し可能なのかという根拠はよくわからなかったが。

これがガイドライン改定に伴い、全面声出し可能と改められたと。

なお、元より不織布マスクの着用は必須だった。


正直なところ、ここまで引き延ばされた理由はよくわからない。

観客の声出しはイベント会場内での感染リスクの1つと考えたのは理由がある。

マスク着用は前提として、客席の密度や換気というのが緩和条件になるべきだと思った。

しかし、実際の緩和条件は会場の定員に対する実観客数の割合だった。

西武ドームで着座できる程度であれば大したリスクはないと思うが、

以前はこの規模のイベントで声出しでの開催は認められなかったのである。


ライブハウスへの配慮でこうなったのではないかというのが僕の認識である。

オールスタンディングを前提としたライブハウスは定員通りだとぎゅうぎゅうになる。

飲食店という建前もあり、興行場で求められる換気などの条件を満たさないことも多い。

そのような会場では声出しのリスクは依然として高いと考えられる。

正直、観客数を半分に間引いたところで相当なリスクがあると思う。

しかし、そのリスクを正確に評価すると、小規模なライブハウスやミュージシャンが苦しむことになるので、それは避けたかったのではないか。


必ずしもリスクに応じた制限にはなってないって話だよね。

5000人超の大規模イベントに厳しい制限の続いた時期も長かった。

しかし、規模が大きいことの何が問題かというのは説明できてなかった気がする。

逆にライブハウスの要件はだいぶ緩いなと思っていた。

これまでの実績なども考慮した結果のガイドライン変更とは言えるのだが……

ここまで至る経緯にはいろいろ思うところがありますね。

新型コロナで遠のいた献血ルーム

昨日は休暇を取っていたのだが、それで久々に献血ルームに行っていた。

献血自体は会社やその他献血バスが来るところでやっていたが、

献血ルームあるいは成分献血となるとかなり久しぶりで、

看護師にも「成分献血は久しぶりなんですね」と言われた。


成分献血が久しぶりというが、具体的には2020年5月以来である。

この背景は新型コロナウイルス騒動がある。

でも、日本国内で問題が本格化したのは2020年3月なので少しズレている。

ということで2019年以前から現在までの状況を振り返る。


2019年以前、職場には年4回献血会場が開設されていた。

男の全血400mL献血は年3回が限度なので、職場で3回献血すると1回休みになる。

400mL献血の年間回数制限にかかっている期間に成分献血に行くことが多かった。

2020年初頭は回数制限で4月まで400mL献血ができない状態だった。

それで1月に成分献血に行っている。(この頃はまだコロナとは無関係)


献血と新型コロナということで問題だったのは、職場・学校・イベント会場など献血バスの行き場がなくなったこと。

これにより献血の協力者を集めることが難しくなってしまった。

献血ルームが立地する繁華街の人通りが減ったことも同様に問題だった。

行き場のなくなった献血バスを郊外の駅前などに配置したりしていた。

僕にとっても、在宅勤務が多くを占める職場に献血会場が来るわけがなく、

一方で献血者確保に苦労している話も聞いていた。

そこで献血ルームで献血することにして、2020年4月・5月に2回行っている。

当時、成分献血の方がよりシビアだったと記憶している。


しかし、その後は献血ルームが遠のいてしまった。

献血バスが職場などを回れなくなった分、献血ルームでの献血を選ぶ人が増え、

この結果、献血ルームが混み合って予約が取りにくくなってしまったのだ。

2020年11月からは年2回ペースで職場での献血が再開した記録があるが、

必ずしも職場での献血の日に都合が合うとも限らない。

だからといって献血ルームは予約は取れず、献血バスの配車場所を探して献血に行ったこともある。

献血バスはいろんなところにいる

当然、バスってことは全血400mL献血ですからね。


そんなわけで献血ルームが遠ざかっていたのだが、

昨年11月に職場で献血したときに2023年3月までにあと2回献血すると記念品がもらえるということでスタンプカードが渡された。

5ヶ月で計3回献血するには成分献血が1回以上必要である。

このときに「献血ルームの予約が取れないんだよなぁ」という話をしたら、

「早めに予約してくださいね」というようなことを言われた。

早めに予約といっても……と、ラブラッドで最寄りの献血ルームの予約を見たら、

以前よりはだいぶ状況が改善しているようだった。

平日なら1週間前ぐらいに決めればいけそうな感じだった。

というわけで休暇に合わせて久々の成分献血の予約を入れたと。


久々の献血ルームで、細々としたところでは変化はいろいろあったけど、

印象的だったのは献血ルームなのに献血バスで見る血色素量の測定器が置かれていたこと。

今回は成分献血なので検査で腕に針を刺して2mLの血を抜かれたが、

全血献血では指先から数滴の血を採取する方法に変わっている。

検査は指先からの採血で

当初は献血ルームでは従来通り、針を刺して対応していたと聞いた。

ただ、バスと同じ検査装置を用意すれば同じ方法で対応できるのは明らかで、

おそらくこのために用意したのだと思う。実際に使っているところは見られなかったが。


久々の成分献血、20単位の血小板を取っていたようで……

血小板をたくさん取るのは大変

1時間40分ぐらい腕に針を刺されたままというのはやはり大変だ。

機械がうるさいのはイヤホンして音楽聴いてからあまり気にならなかったが。

それでも目立って気分が悪くならないだけ向いてるんですかね。

そもそも採血自体ダメな人もいるけど、成分献血はクエン酸(凝固防止に使われる)の流入で気分が悪くなる人もいますから。

キャンペーンのためには3月までにもう1回、献血ルームに行かないと。

全血でもよいが、成分かなぁ。平日なら予約は取れそうなのでよきところで。

有明アリーナは往復バスだが

昨日はBlogを書いた後、東京に出かけていた。

お目当ては有明アリーナでの「BanG Dream! 11th☆LIVE」ですね。

2日目のRoselia×Morfonicaの「星空の夜想曲」(これで Sternenzelt Nocturne と読む)である。

2週間前ぐらいにまだ空席があったのでチケットを取ったというもので、

その後に満員御礼、見切れ席開放なんてそんな話だったが。


ただ、有明アリーナといえば交通面で課題の多い会場でもある。

有明アリーナのボトルネック

発着地点によって選択肢も変わってきますけどね。

有明アリーナの交通状況についてはこれまでも継続して調査してきて、

これがよいのではないかというのを見いだした上でいろいろ試してみた。


というわけでまずは往路、いきなり有明アリーナに行くのではなく、

先に有明ガーデンに寄り道してから行くことに。だいたい向かう方向は同じなので。

ここで今までは東京駅丸の内口から晴海通りを走る都05-2系統に乗っていたが、

今回は八重洲口に行き、JRバスターミナル内の横断歩道を渡った島にある都営バス乗り場へ。

ここから東16系統・東京ビッグサイト行きに乗車した。

実はこのバスも有明地区へ向かうバスとして使える。むしろこっちの方が歴史は長い。


東16系統について路線図を見ると遠回りだなぁという印象を受ける。

ただ、見た目ほど遠回りではない。

東京駅~有明二丁目の時刻表上の所要時間は都05-2は28分、東16は29分とのこと。

本数は休日なら互角ぐらい、平日なら圧倒的に東16の方が多い。

休日は都05-2系統をレジャー目的で利用する人が多く、かなり混み合う。

さらに銀座周辺で渋滞に遭うことも多く、実勢としては東16系統の方が早いとのこと。

なので東京駅~有明地区であれば東16系統の方がよいと。


東16系統は立ち客少々ぐらいで出発、八重洲通りを快走して、佃地区の住宅団地へ入る。

ここでけっこうな乗客が降りていった。

ここからは交差点がくるたびクネクネ曲がるので、距離の割に時間がかかる。

豊洲駅では降車は少なく、乗車がそれなり。入れ替わるように東雲地区で降りて車内は元通りぐらい。

都橋住宅前が有明アリーナの最寄りで、会場直行の人が多少下車。

僕は有明ガーデンに向かうので有明二丁目で下車、だいぶ楽でしたね。


都05-2系統と東16系統、東京駅~有明地区で見ればどっちでもよいが、

有楽町・銀座~有明地区であったり、新豊洲が目的であれば都05-2系統になるし、

勝どき・晴海地区の利用者(都05-1系統なども利用可能)も都05-2系統に乗り込んでくるので混雑しやすいと。

確かに豊洲PIT(新豊洲駅下車)に行くのに東16系統は選べないわな。


有明ガーデンで時間をつぶしてもよかったのだが、ちょっとお散歩。

今回のバンドリのライブ、グッズ販売場所が会場とは別に用意されている。

その場所というのが有明ガーデンから見て会場と反対にある。

そちらに向かって歩いて行くと、ものすごい人の流れとすれ違う。

これはバンドリもそうなのだが、有明ガーデン内の東京ガーデンシアターでラブライブ!のイベントが開演直前だったことが大きい。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ユニットライブ

りんかい線 国際展示場駅から両会場へ向かう人の流れだったと。すごかった。

その国際展示場駅の駅前広場を進むとグッズ販売会場の入るビルがある。


なぜこのような方法を取ったのか。

有明アリーナはバンドリでは昨年9月も使っているが、このときはサブアリーナをグッズ売り場に使っていたそう。

ところがこの週末はBリーグの試合がサブアリーナで行われている。

すなわち前回と同じ方法は使えないのである。

周辺にグッズ売り場を展開できる余地はなく、それなら近隣の別会場。

と探した結果が国際展示場駅近くの貸し会議室だったということである。

一般的には国際展示場駅が最寄り駅なので、駅降りて先に寄ってということか。

会場内でも商品を限定して、開場後にグッズ販売してたけど、かなりの混雑でしたね。


有明ガーデンで早めの夕食を食べて、有明アリーナの東側の公園を散策して、

それでそろそろ入場列に並ぶかと南側に回り込むと、南側の大階段がロープで閉鎖されていた。

そんなわけで歩道を歩いて木遣り橋側から入るわけだが、歩道の時点で流れが悪い。

それはすなわち敷地内が人でぎっしりということで、入場列は大階段の向こうで折り返していた。

会場の広さに対して間口が狭すぎるのかなぁ。


会場内が迷路みたいなのは、後付けの案内表示でごまかして……

今回は4階 Fブロックの端でステージから一番遠いんじゃないかという席だった。

通路を歩いていると避難階段のような階段室にFブロックはこっちと書いてあり、

この階段を上がると、さらに階段がありFブロックの入口がある。

裏ルートという感じがすさまじいが、早く分岐させたかったのだろう。

座席を見つけ出して着席して、トイレに行くかと思ったが、4階には一般のトイレはない。

なので3階に降りないといけない。この時点でどうかと思うが。

ただ、そこから女子トイレ3連発で、男子トイレまではずいぶん遠かった。

おそらく会場内での男女のトイレを1:2ぐらいにするのに、帳尻合わせした結果だと思うが……

(後で地図を見たら階段近くにも男子トイレはあったらしいが、混んでたのか気づかなかったのか)


退場については、前回は建物内の通路がひどく混み合う問題があったが、

建物側面から退場させて混雑の緩和を図り、一定の効果はあったものの、

木遣り橋側に全ての客を集めているので、ここが混むのは相変わらず。

前回より敷地内の流れがよくなった分、南側の信号待ちの列が長くなったよう。

ここの信号待ちを過ぎれば、有明テニスの森駅方面(歩道が狭い!)が分かれ、

国際展示場駅・有明ガーデン方面は両側の歩道に分散して、混雑は和らぐと思うが。


さて、帰り道について、事前にいろいろ検討を行った。

往路と復路で一番違うのはバスの本数である。

昼間は都05-2と東16がそれぞれ1時間4~6本走っていて困らないが、

終演予想時刻の20時半以降の本数は都05-2が1本、東16が2本である。

なかなかアテに出来ない本数だし、終演後だと乗り切れない可能性も考えなければならない。

夜も本数があるという面では電車がよいのだが……

国際展示場駅・東雲駅までそこそこ歩いても、新木場で有楽町線に乗り換えるなら、

新豊洲駅を通り過ぎて豊洲駅まで歩くのが結局よいというのはすぐわかる。

ただ、有楽町線に乗っても、そこからの乗換がどうにも面倒である。


その結果、導かれたのは晴海三丁目駅まで歩いて、都05-1系統に乗るという方法だった。

前回は都05-2系統に乗り損ねた後、行き当たりばったりでこうなったが、

今回はいろいろ計算した上でこれが最適という判断になった。

晴海埠頭発着の都05-1系統は日曜でも21時台までは10~15分間隔程度で確保されている。

晴海三丁目までは木遣り橋・晴海大橋と2つの橋を渡る必要があり、

1.7kmとそこそこの距離がある上に、晴海大橋はアップダウンも大きい。

しかし、それでもバス停にさえ到着できれば、本数は多く、東京駅まで直行、

東京駅からは電車1本で帰れるので、総合的には楽で速いとなった。


木遣り橋は歩道が狭く、そこに人がぎっしりなのでもどかしい。

でも、南方面への信号待ちを考えれば、常に流れているだけよいと言える。

運河を渡りきって公園が見えてきたあたりで人の流れは分散し始める。

早歩きしつつ、新豊洲駅前の交差点へ。大半はここで右折していくが……

ここで横断歩道を2回渡り、新豊洲駅前バス停を見ながら晴海大橋へ。

さすがにこのルートを行く人は少ないが、晴海大橋の上で仲間を待ってるグループがいて、一定程度流れてきているらしい。

晴海大橋をジョギングしながら進み、晴海三丁目の交差点を渡るとバス停と。

まもなくバスが来て、晴海通りを快走、有明アリーナの敷地を出てから30分ほどで東京駅に到着できた。


本当は終演に合わせてバスが走ってくれればいいんだけど……

やりたくても有明アリーナにはバスを停めておける場所がないので難しい。

基本的には電車の駅まで歩いてもらうということにならざるを得ない。

ただ、どの駅も遠いとか道が細いとか難点がいろいろありまして、

そういうことを考えれば晴海三丁目バス停まで歩くのもそんなに悪くないのではと考えたと。

少なくとも南側の信号待ちがなかった分はよかったと思う。

どう考えても一般的なルートにはなり得ないし、夜のバスにしては本数が多いのは魅力である。


というわけで往復ともバスだったのだが、工夫をしてみた。

東京駅が便利というケースであればこの方法がよいのではないかなと。

根本的な改善は期待しがたい会場なので、こういうところで妥協するしかないね。

1区間だけ山陽自動車道なんです

こんなニュースを見たのですが。

「ここトンネルだったっけ?」必至 山陽道の本線に“山”作る 究極の地すべり対策が必要なワケ (乗りものニュース)

高速道路の大規模更新の一環で、山陽自動車道の切土区間を埋め直してトンネルにするという話である。

老朽化したトンネルを切り開いてトンネルをなくすという話は時々あるけど、

カルバート(コンクリート製の箱)を設置して、土で埋め直すのは珍しいと思う。

これは地滑り対策が困難なため、長期的には山で山を押さえる対策へ移行するべきという判断があったためだという。


この区間は1998年に開通した区間であり、大規模更新の対象区間としてはかなり新しいという。

あれ? 山陽自動車道ってそこまで新しかったっけ?

実はこの区間は山陽自動車道(本線)から分岐して淡路島方面へ向かうルート上にある。

三木JCT~神戸西ICの1区間は山陽自動車道 木見支線としてNEXCO西日本管理なのだという。

神戸淡路鳴門自動車道の起点は神戸西ICである。


本州四国連絡橋公団→本州四国連絡道路(株)は長大橋の建設・管理が主な業務だが、

陸上区間もそれなりの距離を管理している。

淡路島区間としまなみ海道の各島区間を管理していることは理解しやすい。

四国側はどのルートも最小限なのだが、本州側はそうでもない。

特に神戸淡路鳴門自動車道は淡路島方面へ向かわない利用者も一定いる。

神戸周辺の複雑な高速道路ネットワークゆえのことである。


先に出てきた山陽自動車道扱いの区間も含めて、こういう分担で1998年に開通したそう。

  • 三木JCT(山陽道)~神戸西IC : 日本道路公団建設(山陽自動車道支線)
  • 神戸西IC~垂水JCT : 国道28号 西神自動車道として建設省が建設→本州四国連絡橋公団へ移管(営業路線名は神戸淡路鳴門自動車道)
  • 垂水JCT~明石海峡大橋~淡路島方面 : 本州四国連絡橋公団が建設・管理

三木~津名一宮は1998年に同時開通しており、実態としては一体のプロジェクトである。

神戸淡路鳴門自動車道は一般国道28号バイパスと位置づけられているので、

制度面では神戸西ICを境に高速自動車国道と一般国道が切り替わると。

料金制度も変わるためターミナルチャージも加算されているとみられる。

(ただ、陸上部の料率自体は両社で大差なく、神戸西~垂水を走破しても差は見えない)


神戸淡路鳴門自動車道の陸上区間は淡路島方面に向かわない車も使う。

と書いたが、これは山陽自動車道と周辺道路を結ぶ目的があるため。

  1. 淡路島方面~垂水JCT~第二神明(阪神高速神戸線)・第二神明北線
  2. 淡路島方面~布施畑IC~阪神高速北神戸線
  3. 淡路島方面~三木JCT~山陽自動車道
  4. 第二神明(阪神高速神戸線)・第二神明北線~垂水JCT~山陽自動車道
  5. 阪神高速北神戸線~布施畑IC~山陽自動車道

山陽自動車道から分岐し淡路島へ向かうというルートからは3.を意識しているように見える。

しかし、近畿圏から淡路島方面へ向かう場合、1.のルートが主流である。

ただ、月見山周辺の渋滞など問題もあり、2.も迂回ルートとして有用である。

(大阪・神戸~徳島の高速バスは1.が正ルートだが、半分ぐらいは2.の迂回をしている)

3.のルートは中国自動車道の宝塚東・西トンネルの渋滞が問題で東からは使いにくかった。

ただ、現在は新名神が高槻までつながったので、今はそこそこ使えるのかも。

一方で4.と5.のように神戸周辺から山陽自動車道へのアクセスという意義もある。

例えば神戸~岡山の高速バスは新神戸トンネル~北神戸線と走り、5.のルートで山陽自動車道に入るという。


1区間だけ山陽自動車道として建設されたのも山陽自動車道の神戸・明石方面への接続を意識したのかもしれないが、

神戸西ICそのものは神戸へのアクセスという点でそこまで有用かは疑問である。

いろいろな都合によりここまでは道路公団で作ってという話だったんでしょうね。

似たような話は瀬戸大橋ルートにもあり、倉敷JCT~早島ICは山陽自動車道支線である。

こちらは国道2号岡山バイパスとの接続地点まで引き出したもので、

山陽道側にとってもそれなりに有用な区間に見える。


このような都合により三木JCTでは淡路島方面を「明石大橋方面」としか書けないのだという。

これは1区間だけとはいえ山陽自動車道だからということらしい。

ただ、垂水とか布施畑までNEXCO管理なんだったらわかるけど、

利用者の多くは神戸淡路鳴門自動車道を走るのだし問題ないと思うが。

神戸淡路鳴門道と標識に書くと長すぎて困るというのはあるが。

(でも意外とこの名前は標識ではよく見るんだよね)

対局料って参加賞じゃないの?

こんなニュースがあったのですが。

藤井聡太竜王が初の1億円超えで初の1位に 賞金・対局料ランキング (朝日新聞デジタル)

藤井竜王の昨年の賞金・対局料が1億円を超えたという話。

年1億円越えの棋士というのは毎年出るようなものでもないらしい。

事実、2021年の賞金・対局料1位は渡辺名人で8194万円だったとのこと。


ここで賞金・対局料ランキングというところが気になった。

特に個人スポーツでは獲得賞金というのは話題になることが多い。

結果に応じて支払われる賞金はともかく、対局料って参加賞だけど賞金と一緒に数えるものなのかと。


将棋において対局料を賞金と同様に数えているのは、

トーナメント戦の棋戦が多いため、対局数が多いことは実力の高さを表していると。

重要度の高い勝負ほど高い対局料が設定されているため、

トーナメントを勝ち上がるほど対局料も増えて行くわけである。

対局料という名前からは参加賞のように見えるが、成果報酬の面が多い。

一方で「参稼報償金」というものもあるそう。

例えば順位戦だと所属するクラスごとに決まった対局数をこなすことになる。

このため対局料を都度払うのではなく、クラスごとに定額の参稼報償金を月割りで支払うという方法を取っているそう。

(順位戦以外の棋戦にも参稼報償金はあるが、この仕組みから順位戦分が多くを占めるという)

この参稼報償金は賞金・対局料には含まれていないとみられる。


賞金ランキングが話題になる競技として、競輪・競艇・ゴルフなんてのがある。

ゴルフについては予選を通過しなければ賞金なしだという。

賞金なしというのは本当に何も支払われないらしく、諸費用持出しだという。

プロライセンスがあるだけではどうにもならないということである。

一方、競輪は最下位まで賞金が設定されている。

競艇の場合、一般戦の賞金は1~3着にしか設定されていないが、

4~6着にも完走手当という名前で実質的な賞金が与えられている。

この完走手当も賞金ランキングには含まれているとのこと。

ナイター手当・荒天敢闘手当なんていうのもランキングには含まれてるそう。


そもそもプロ棋士というのは170人前後である。

競輪だと男子選手2200人ほどのうち3000万円越えが59人、2.7%ほど。

将棋だと3000万円越えは4人で2.4%ほどと割合としては似たようなもの。

やはり高額賞金を手にできるものは一握りということである。


あと将棋の特徴としては対局に費やす時間自体は少ないということがある。

研究のために時間を費やすことはあるかもしれないが。

残りの時間では、他人の対局の立会人や解説といった仕事をしたり、将棋の指導による報酬も得られる。

プロ棋士の世界は厳しいと言われているが、一定の実力を発揮できれば十分な収入が得られるということである。


将棋というのは日本では強い人気のある頭脳スポーツだが、

あくまでも日本ローカルという点も特色だと思う。

囲碁は東アジアでの国際交流もあるんだけどね。

囲碁もトップ棋士の賞金・対局料は1億円前後に達し、昨年の井山三冠は9157万円獲得しているという。

ただ、囲碁はプロ棋士の数が多く、対局で十分な報酬が得られない棋士も多いという。


これらのスポーツとはいろいろな観点で比較しがたいが、

競馬は賞金以外にも関係者に支払われるものは多いことが知られている。

JRAだと6着以下に順位に応じて支払われるものを出走奨励金と呼ぶが、実質的な賞金である。

一般に言う賞金にはカウントされていないが、無視できない金額である

日本では賞金は馬主:調教師:厩務員:騎手=80:10:5:5で分配されるが、

分配前の賞金で馬主・調教師・騎手のランキングを付けるのも特色である。

出走すると馬主・調教師・厩務員・騎手に対する手当は別途支払われている。

あとJRAだと生産牧場賞・繁殖牝馬所有者賞なんてのもある。

このあたりはチームスポーツとしての側面が強いんだと思う。

この点ではここまで書いた競技とは全く比較できない存在である。

普段使いなら代替になるかもしれない

京都市のバス1日券が廃止になるらしい。

京都市“バス1日券” 来年3月末で廃止へ 観光客による混雑緩和 (NHK)

かつては500円と異様に安かったが、今は700円である。

廃止の理由はポイントサービスの導入らしいけど……


「京都 地下鉄・バス ICポイントサービス」の御利用方法等について (京都市交通局)

従来のバス同士、バス・地下鉄の乗継割引をなくしてポイント付与にするという話があった。

従来の乗継割引がポイントになるだけなら何も変わらない気がするが、

1ヶ月の利用が3600円ない場合は対象外、1日2回までの回数制限付きと、

日常的に利用する人を対象にするための制限が加えられている。

このあたりは観光客などが乗継割引の恩恵を受けることを排除する仕組みである。


これに加えて利用額ポイント(最大3%付与)と「バス24Hチケット」というのもあると。

バス1日券廃止の背景とされているのがバス24Hチケットの導入である。

  • ICOCA・PiTaPaをポイントサービスに登録していること
  • インターネットで利用開始時刻を登録する
  • バス(均一区間)に乗車するが、この時点では普通に運賃が引かれる
  • 後日、利用開始時刻から24時間以内のバス運賃の700円超過部分をポイントとして付与
    (PiTaPaの場合は翌月以降の交通利用からポイント相当額を割引)

乗継割引と違って一定の利用額に達しないと使えないということはないが、

ICOCA・PiTaPaが必要で、ICOCAの場合は地下鉄と洛西営業所に設置されたチャージ機でポイントチャージが必要となる。

このことから観光客が利用するにはややハードルがある。

(関西発なら満たせる場合はあると思うけど、特にPiTaPa利用ならば)


なかなか従来のバス1日券と同じように使える仕組みではなく、

観光客にとっての実質的な代替先はバス・地下鉄1日券になるとみられる。

こちらは1100円で、市営地下鉄全線、市バス全線、京都バスは均一区間+大原方面、

京阪バスの山科・醍醐地区、JRバスの均一区間(高雄・栂ノ尾まで)が利用できる。

これも以前は900円だったのだが、1100円となると使い道を選ぶなと思う。

(以前は京都観光1日乗車券という名前で1200円だったから、それよりは安いが)


ポイントサービスにバス24Hチケットという仕組みを作ったのはなぜか?

これはバス1日券が元々500円と異様に安かった理由とも関係があるが、

バスを乗継利用する人への配慮という面もあったんですよね。

だから3回乗れば元が取れて、2回乗車(460円)とほぼ同額になっていたと。

観光客向けに安くしていたわけではなく、日常利用向けに安くしていたと。

このことから日常利用向けのポイントサービスで代替という話になったんだと。

ただ、事前にインターネットで利用開始時刻の登録が必要など、

日常的に利用する人にとって使いやすい仕組みかというのは疑問がある。

そもそも700円に値上がりしてから日常利用における有用性は減っている。

そのような経緯も考えれば、アリバイ作りでしかないのかもしれない。


たびたび書いているけど、京都市内の移動は鉄道が有用なケースは多い。

バスだけで移動はできるが、時間がかかり、混雑しやすく、渋滞の影響もある。

とはいえ、市内で鉄道だけで移動できるエリアは限られることと、

地下鉄だけで3社(市営・阪急・京阪)で運賃別切りになることなど課題は多い。

フリーきっぷも全部使えて便利なものはなかなかない。

そんな中で市営地下鉄とバスの乗継割引は地下鉄の活用の助けになる仕組みだと思っていた。

バスだけで移動した場合よりは高くなるとしてもある程度は差が埋まるので。

乗継割引廃止は地下鉄・バスの乗継を提案しにくくなる点で問題があると思う。


バス1日券の廃止そのものは必ずしも悪い話でもないと思う。

割安なバス1日券を使い倒して観光することのデメリットは多かったから。

地下鉄の活用を促す点から、バス・地下鉄1日券を値下げしたのだが、

値上げされてしまい、こちらの普及というところには疑問もある。

乗継割引の廃止も重なり、地下鉄の活用にマイナスな要素も多いのだ。


というわけでなかなか一筋縄にはいかない制度変更である。

最近は京都市内も目的地を絞って往来することが多く、

こういう問題が顕在化しにくいようにしている。

ただ、ガッツリ京都市内を往来したいということもあるでしょうし、

そのときにどういう作戦がいいのか難しくなったなという気はする。

900円時代のバス・地下鉄1日券はそこそこ手堅い選択だったのだが……

それでも嵐山方面だと鉄道が弱いので、どうするかなとなりますけどね。

無通帳で古い記録を残すため

三菱UFJ銀行のキャンペーンでEco通帳への切り替えを行った。

一般的な通帳から無通帳への切り替えは初めてだな。

スルガ銀行は優遇条件の変更に合わせてWebブックフリーへの切り替えをしている。

スルガ銀行のATM手数料優遇が必要か

これは切り替え前がステートメントが郵送されるブックフリーだったので、

考えようによっては元々無通帳だったとも言える。


それで切り替えた後に気づいたのだけど、切り替え前の記帳を忘れて、

昨年の明細の半分以上が未記帳のまま無通帳になってしまったんだよね。

未記帳の取引明細についてはPDFで送られてきたのでそれでよいが、

後から見るとわかりにくいかもなと、昨年1年分の明細を残せないものかと。

普通に確認出来る明細は2022年3月以降なので昨年全部は入らない。

でも、探してみるとEco通帳契約者は「取引推移表」を無料発行できるよう。

これを使えば昨年1年分の取引をPDFにまとめて保存できるのでよさそうだ。


ただし、取引推移表の発行は申し込んだ翌営業日に発行と少し待たされるのと、

先月までの明細しか出せないので、昨年の12月の明細が発行できるのは2月になってからだった。

というわけで2月になって申し込んで、翌日に昨年の取引明細のPDFが入手できた。

これをPDFで残しておけば、後々明細を確認するときに使える。


無通帳口座の場合、Webで明細を確認出来る期間を長く取っているが、

一方で過去のデータを無制限に残せるわけでもなく、この点では紙の通帳に分があるかもしれない。

スルガ銀行の場合、毎月PDFで明細が発行されるので、これを時々ダウンロードして保存するようにしている。

こうすれば保存・検索期間が以前の明細も残しておける。

今後も三菱UFJ銀行の明細は年単位の取引推移表を残す形で残したいと思う。


ところで他にも無通帳の金融機関が2つある。

住信SBIネット銀行 と ろうきん で、どちらも口座開設時からである。

そういえば住信SBIネット銀行って昔の取引明細も検索できるんだっけ?

とこれを書く前に試して初めて知ったのだが、7年前の明細までしか確認できないらしい。

これに気づいて2016~2022年の普通預金の明細をPDFにして残しておいた。

最初の5年ほどの明細は飛んでしまったということになる。

この期間には給与など重要度の高い取引はないとはいえ、残っていると思い込んでたのでショックである。

最近、労働組合で言われて開設した ろうきん もそうだったのだが、

こちらは「明細保管サービス」というのに申込みが必要だったらしく、

それをしてなかった期間の明細は前々月の分からしか残っていないという。

これこそショックである。標準でセットされてるとばかり。


そんなわけで無通帳で長くWebで取引明細を確認出来るとはいえ、

年単位の保管となればそれはそれで方法を考えないといけないと。

スルガ銀行みたいに明示的にPDFを発行しましたとか通知が来れば、

それを残しておかないと長期的には見られなくなるというのはわかりやすいが、

住信SBIネット銀行なんて、過去の明細も普通に検索できるという認識の人も多いと思う。

しかし、実際は7年と長いとは言え制限はある。長期的には手元で保存するしかない。


古い取引明細を掘り返すことがあるかというと、そういうことは少ないと思う。

ただ、必要になってから銀行から入手しようとするとそれは大変である。

通帳があれば記帳して残していることだが、無通帳ではそれができない。

あって当たり前のものを確保するためにはこういう工夫がいると。


というわけで無通帳口座の明細にはくれぐれもご注意を。

同じような話で証券口座の取引残高報告書もPDFで保管してますね。

ただ、これも保存し始めるのが遅かったみたいで、初期のデータは残っていない。

取引残高報告書があったところで全部の情報がわかるかというと難しいけど。

7z形式のよいところ

職場でテキストデータをZIPに圧縮していて思ったより減らないなと。

圧縮後のサイズに特に意味は無いのだが……

それで何を思ったのか7zで圧縮したら、ケタ違いに小さなサイズになってびっくり。


職場ではファイル圧縮・展開ツールとして7-Zipを標準ソフトとして採用している。

世間的にも7-Zipが使われることが多くなってるみたいね。

プライベートでも以前使っていたLhazの陳腐化から7-Zipに乗り換えている。

7-Zipというと独自の高圧縮形式「7z」の印象が強かったのだが、

実はZIP形式でもメリットが大きいソフトだと言われている。

というのも7-ZipはZIPで一般に使われているDeflateの圧縮率でも優秀なのだ。

普段は専らZIPのために使う7-Zipだが、当然7z形式も使うことができる。

なので意味も無く7z形式で圧縮してみたら小さくなったと。


7z形式が高圧縮である理由としてよく言われるのがアルゴリズムの違いである。

7zで一般に使われるLZMAは、ZIPで一般的に使われるDeflateより高圧縮だから。

展開の性能ばかりよいLZMA、Linuxに来る

これはLinuxのソースコードをtarballで圧縮した場合の話で、

gzip(=Deflate)で73Mbyteだったものが、LZMAだと48Mbyteになると。

しかし、7z形式でケタ違いに小さくなった主因はそこではない。

調べてみると7z形式の特徴として書かれている「ソリッド圧縮」が効いてるらしい


ここで初めて知ったのだが、ZIPというのはファイル単位で圧縮して結合しているに過ぎないらしい。

なので類似するファイルを複数圧縮しても、1個あたりのサイズは減らない。

一方、Linuxなどでよく使われるtarballというのはファイルをtarで固めて、

その後に何らかの圧縮アルゴリズムを適用するという方法を取っている。

この方法では類似する複数のファイルをtarに固めて圧縮すると、1個あたりのサイズは小さくなる。

ただし、ファイル一覧の確認のためにtarball全体の圧縮を解除しなければならないなどの欠点はある。


7z形式はこれの良いところ取りができるようになっている。

標準設定ではソリッド圧縮が4GBとかで有効になっていて、

4GBを上限に複数ファイルを結合してから圧縮アルゴリズムにかける。

このサイズを小さくすれば部分展開時に余分に展開するサイズを小さく出来る。

あと7z形式ではヘッダを圧縮して格納する機能があり、ファイル一覧などもその部分だけで圧縮を行う。

ZIPではこの部分は無圧縮、tarballでは本体といっしょくたに圧縮されるが、

7z形式ではヘッダへのアクセス容易性とサイズ削減が両立できるわけである。


というわけでいくつか実験してみた。

7z形式というと標準の圧縮アルゴリズムはLZMAだが、Deflateも選択可能である。

ただし、7-ZipのGUI上では選択できず、コマンドラインでないと使えない。

>7z a -mm=Deflate:fb=32:pass=1 def.7z datas\
>7z a -mm=LZMA2:d=16m:fb=32:mf=bt4 –ms- lzma_nonsolid.7z datas\

7zってのは7-Zipのインストール先にある7z.exeのこと。

-mm=でアルゴリズムの指定ができて、Deflateも選べると。

-ms- ってのがソリッド圧縮の無効化ですね。-ms=offとも書ける。

この結果、こんな感じになった。

  • Deflate・ソリッド圧縮無効: 349kB
  • Deflate・ソリッド圧縮有効: 200kB
  • LZMA2・ソリッド圧縮無効: 325kB
  • LZMA2・ソリッド圧縮有効: 61kB

ソリッド圧縮を使わない場合、DeflateとLZMA2の差はそこまで大きくない。

これをソリッド圧縮有効にすると、同じDeflateでも6割ほどに減る。

DeflateとLZMAのアルゴリズムの差よりソリッド圧縮の効果の方が大きい。

しかし驚くべきところはLZMAでソリッド圧縮有効にすると2割にも圧縮できた。

この結果、ケタ違いに軽くなったということである。


仕組みが同じならば同じようなサイズになると言える。

Deflateの設定を合わせてZIPで圧縮すれば365kBである。

7z形式でDeflate・ソリッド圧縮無効より若干大きい程度である。

LZMAで圧縮されたtarball(.tar.xz)で、LZMAの設定をさっきと似たようなところにすると61kBとなった。

7z形式でLZMA2・ソリッド圧縮有効にしたときの数字とほぼ同じだった。


社内では7-Zipが標準なんだし、7z形式をもっと活用してもよいのでは?

と思わなくもないけど、なかなかそういう機運は乏しい気がする。

1つは容量に対してそこまでシビアでないこと。

もう1つはWindowsの圧縮フォルダ機能で展開する人がけっこういるということである。

標準だと関連付けが圧縮フォルダになっているので。

関連付けを変更したり、あえて7-Zipで開く動作をすればよいのだが、全員がやっているわけでもない。


ということに気づいた理由がZIPの暗号化アルゴリズムなのだが。

パスワード付きのZIPファイルは社内での文書配布に使われることがある。

配布する文書が「社外秘」より厳しい「関係者外秘」にあたるということで、

都合によりそれより広いアクセス範囲のファイル置場に置く場合は、

パスワード付きのZIPにして、対象者にE-mailでパスワードを送るということがある。

なぜアクセス範囲の広い置場を使うのかというと、部署外の関係者にも配布するから。

(部署内での情報共有は厳密にアクセス権が管理された置場を使っている)

元々、部署外に配布する文書なのだから、社内であれば大した話でもないと思われ、

なので、パスワード保護というのは気休めみたいなもんですよね。


で、このパスワード付きのZIPを作るときに7-Zipでは「ZipCrypto」と「AES-256」が選択できる。

ZipCryptoが標準とされているが、暗号強度が弱いことも知られている。

AES-256を使えば多少強固かと、こちらを選んでパスワードをかけた。

そしたら、展開できないのだがという問い合わせが数件来た。

7-Zip使えばいけると思うけどと返したのだが……

これは7-Zipを使っていない人が社内にもけっこういることを表している。


社内ですらこれだから、社外となればなおさらでしょう。

伝統的なZIPでないとなかなか使えないのが実情ではないか。

7z形式も7-Zip独自形式というわけではないが、他の対応ソフトは限られる。

しかし、7z形式の長所というのはここまで書いた通りで、LZMA以外の点でもよいところはある。

そこまでする必要は特にないという話でもあるかも知れないが。