市バスでお得な大阪入り

明日は大阪におでかけするのですが……

いつも近鉄で都心入りするのに、今回は諸事情によりJRで大阪に行く。

さらにJRを降りる駅は加美駅というぱっとしない駅。どこやねんと思う人の方が多いやろね。


そもそも明日出かけるというのが大きなポイントでして、

実は明日から大阪の市営交通のフリー乗車券が改変されるんですね。

エンジョイエコカードの発売について (大阪市交通局)

共通一日乗車券が850円から値下がりして、土休日が600円、それ以外が800円になって、

名前が エンジョイエコカード に変更されるという話ですね。あと子供用はいつでも300円ね。

これまで600円で乗り放題のノーマイカーフリーチケットはあったけど、20日・金曜にしか使えなかった。

それがなくなって、その代わり土休日ならいつでも600円と使いやすくなった。


2011年2月の「まいど!にち おおきにキャンペーン」とゴールデンウィーク特別キャンペーンが、おそらくこの変更のきっかけか。

いずれも市営地下鉄の累積欠損金解消を記念して行われたキャンペーンですね。

2月のまいど!にち おおきにキャンペーンでは、2月は土日もノーマイカーフリーチケットが利用できて、

ゴールデンウィーク特別キャンペーンでは、4月29日から5月8日までの10日間ノーマイカーフリーチケットが利用できた。

いずれも土休日に600円で買えるノーマイカーフリーチケットが使えるという画期的なキャンペーンだった。

このうちゴールデンウィークの方は大阪に出かけた時に使った。(参考記事 : 交通科学博物館で見てきた乗り物の仕組み)


さて、今回は値下げに合わせて、臨海部を中心に大阪を回りつつ日本橋に行くかと思った。

それで大和路線から行くことになったのですが、せっかく市営交通乗り放題なんだから、天王寺まで行かなくても市バスはあるよな、

とおもって調べてたら、大阪市に入って1駅目の加美駅から市バスに乗ることはできることがわかった。

しかもJRの運賃が想定より100円以上安くなるというわけで、こりゃ使うしかないと思った。


都心のターミナルまで行かなくても市バスならやってくる、なんてところは多い。

市バスは市内ほぼ全域に展開しているし、一部市外に出る路線もある。

加美駅のあたりは近鉄バスがたくさんバスを走らせている地域のようだが、市バスも走っている。

加美駅から地下鉄駅へ行くバスは、南巽駅・北巽駅へ行く18A系統と、南巽駅と地下鉄平野駅を結んでいる赤バスがある。

18A系統は1時間1本ぐらい、赤バスは1時間に1~2本ぐらい走っている。まぁ少ないけど使えますね。

スタート・ゴールともに18A系統で南巽駅へ抜けて千日前線に乗ることにした。


こんな風に市の端とか市外から市営交通を使い始めるのに便利なルートをいくつか挙げてみたいと思う。

まず、大和路線の場合、加美よりも1つ天王寺よりもJR平野駅の方が都合がいい。あべの橋と出戸を結ぶ1系統が本数が多いので。

それでも加美を選んだのは平野まで行くと運賃がずいぶん上がるから。これは残念だった。

近鉄からだと、近鉄八尾駅にはJR平野駅行きの9A系統が出ている。1時間に1本ぐらい走っている。

これだけでは地下鉄には乗り換えられないが、JR平野駅筋とかで1系統に乗り換えればいい。

ただ、このルート、往路は本数の多い系統への乗り換えだからいいけど、復路は本数の少ない系統への乗り換えになるから使いにくいね。

俊徳道駅の700m西の布施三ノ瀬バス停から出るあべの橋行きの12系統、1時間に1~2本とか走っているのでこれもありか。

もうちょっとましなのはないのと言われると、布施駅から出ている上新庄駅行きの86系統か。新深江駅・深江橋駅など通る。

これは本数多いから使いやすいはず。けど鶴橋まで行っても運賃一緒かも知れんね。

南大阪線からだと大阪市にはいってすぐの矢田駅に赤バスが1時間に2本ぐらい来て、駒川中野駅まで行ける。次の針中野駅からなら歩けますね。

長居公園通まで出れば長居駅・出戸駅へ行く4・4A系統がたくさん走ってるのでそれを使う方が便利と思うけど。


南からだと、まず高野線からだと中百舌鳥駅から使い始めればかなりお得ですね。御堂筋線で大阪市入りすると。

南海本線からも、堺駅に住之江公園行きの89系統が1時間に2本ぐらい来ているので、これ使うと便利そう。

阪和線にはそんなのはないけど、大阪市に入ってすぐの杉本町駅から65系統に乗れば、あびこ駅にいける。

1つ次の長居駅では御堂筋線への乗り換えもできる。

北東からだと、京阪は守口市駅と谷町線守口駅が近いのでここで乗り換えればお得か。

阪急京都線だと相川駅から赤バスや37系統で井高野駅へ行ける。昼間・休日は赤バスのみで1時間に1~2本。

次の上新庄駅まで行けば、大阪駅・井高野駅へ行く37系統などバスが山ほど来るのでこちらの方がよっぽど便利だろうね。

千里線からだと下新庄駅に赤バスが来ていて、これで新大阪駅へ行くことが出来る。

まぁいずれも天六まで行く方がよっぽど便利だと思いますが。

学研都市線からだと徳庵駅から天満橋行きの28系統が走っている。

JR京都線は新大阪駅で御堂筋線に乗り換えるぐらいしか。


西からだと、JRからは東西線の加島駅から大阪駅に行く97系統が頻発しているのでこれで梅田に行けばいいですね。

阪神からだと出来島駅に92A系統が1時間に1~2本がやってきて歌島橋バスターミナルへ行ける。

歌島橋バスターミナルから大阪駅へ行く92系統は1時間に1~2本、乗り継ぎがよければありだけど……

まぁ、西中島南方駅経由で井高野車庫へ行くの93系統が1時間に1~2本、野田阪神前行きの38系統が1時間に1~2本あるからどれかは引けるでしょ。

姫島駅・福駅には1時間に2~3本、大阪駅行きの43系統が来るのでそちらの方が便利そうですね。

阪急からだと三国・神崎川はいまいちで、十三駅から大阪駅のバスが多数あるからそれがよさそうね。まぁ梅田まで行っても運賃一緒かも知れんけど。


と、市バスから使い始めればさらにお得感が増すかも知れない。

けど所要時間の面では都合が悪いかもね。5月のノーマイカーフリーチケットのときは、他の事情もあったけど鶴橋にしたし。

そこら辺も考えて計画を立ててさらに価値ある600円にできるといいですね。

そうそう、市バスの運転手もエンジョイエコカードの大人用は持ってるそうだから、言えば買えるはず。

というか買えないと困る。なので市バスからスタートも問題なし。

専攻科生の時間割表

今日で本科生はテスト終わり、専攻科生のテスト期間は明日までだけどあまり関係ない。

そんな中、後期時間割表が配布された。


後期の時間割を見ると1年生後期で履修する科目が決まるから、2年生の時間割が見えてくるというものである。

というわけで時間割表を見てみる。

そして履修する予定の科目を抜き出してみた。

ほとんど考えていたように履修することになりそう。

後期の科目は全部1年生科目だから、そりゃ問題なく履修できるわなって。

1科目だけ履修しようか悩んでいた科目があったのだが、時間割の並びが悪いのでとりやめることにしたが。


前期よりも授業が集中しているので、金曜日は午前中で終わりとなって都合がいい。

午後を休息に当てることができるのはありがたいし、場合によっては研究の時間として活用できる。

あと火曜日の本科5年生の研究の時間に相当するところが空き時間になっているので研究室の調子とも合わせやすい。

前期はここで授業が入ってたので、調子が悪かったが、そういうことがないからよさそうである。

と、空き時間がうまくできたので前期よりもありがたい時間割となった。


さて、一応これで2年生の時間割も見えてくるようになった。

2年生の履修科目数だが、講義科目の数で言うと前期が4科目・後期が1科目となる見込みだ。

まぁ他に研究や実験があるからこれだけではないのだが、ずいぶん少ない。

というのも2年生科目のうち選択科目についてはほとんど1年生で履修することにしたからで、

かぶって履修できなかった2科目だけ2年生前期に持って来たもんでこうなった。

2年生後期が極端に少ないのは偶然で、2年生後期の専門科目に興味のある科目がなかったというだけ。

この1科目は必修科目で1年生で取ることもできないことはないが、2年生で取るのが普通と考えたから置いてある。


履修する科目については一応修了に必要な最低限の科目数で考えている。

というのも、選択科目の選択の余地があんまりなくてね。このグループから何科目とかそんなのばっかりで。

専門の選択科目はこの中から18単位とかだから大いに選択の余地はありそうだが、

本科の内容と重複する分も多くて、そういうのを除いて選ぶと9科目も残らんのよ。

興味なども勘案してなんとか9科目選び出したけど、うーんという感じではある。

不可取って不足するのなら2年生科目を来年履修して補完するしかないかな。大丈夫だと思うけど。

単位制だからって不可取っても予備があるから大丈夫とかそうもいかんのよ。


ともかく計画は立てたので、1週目の授業の様子なども見て最終的に決めたいかなと。

1科目、非常に心配な科目があるもんで……ほんまに大丈夫かね。

賢いおつりをもらうための賢い払い方

先日、電車乗ってた時に車掌に申し出て乗り越し精算したときのこと。

430円の運賃を支払う時に500円玉と50円玉を出したら、50円玉をのけて70円のおつりを渡してきた。

この50円、意味ないっけ? とおもったけどやっぱりそんなことなかった。


高専に入学して、学内の売店やら通学路でお金を払うことも多くなって、

うまいお金の払い方もわかってきた気がする。

まぁ、普段はカード払いだったり、Edyなど電子マネーでの支払いが多いんだけどね。

だから現金を扱うことは少ないんだけど、それでもその中でうまいおつりのもらい方というか、そういうことにも慣れてきたと思っている。


さて、120円の代金を支払うことを考えてみる。

財布の中には100円玉がないけど、10円玉が2枚以上と500円玉があった。

となれば、500円玉と10円玉2枚出して払うのが普通かなと。

こうすればおつりは400円だから、100円玉4枚になって取扱がいい。

500円玉だけでも120円には足りるが、そうするとおつりが380円になって、枚数が増える。

するとおつり出すのにもちょっと時間かかるし、財布は重くなるしあまりいいことはない。

代金よりも余分にはらってうまいことおつりをもらうというのはよくある話。


10円とか100円単位でおつりをもらうための工夫というのはやるひとが多いけど、

5円玉・50円玉・500円玉でおつりをもらうことも考えることがある。

108円の買い物に、100円玉1枚と10円玉1枚で払うとおつりは2円になる。

しかしここで100円玉1枚・10円玉1枚・1円玉3枚で払うと、おつりは5円になるから、多分5円玉で返ってくる。

1円玉とかため込んでもたいして使い道はないので使える時につかうといい。

そう考えてみると1円玉の使い道は意外に多いのである。おつりでもらってばっかりではもったいない。

とはいうけど僕もいつでもそうするわけではないので1円玉ばっかりで10円貯め込んでしまったこともある。


さて、そういうことを踏まえて最初の例を考えてみると、

500円玉だけで430円のおつりをもらうと80円になるから、50円玉1枚と10円玉3枚が返ってくるだろう。

一方で500円玉と50円玉で払うとおつりは130円になるから、100円玉1枚と10円玉3枚で返ってくるだろう。

もともと財布に50円玉があったので、前者の場合はその50円玉が残った上でさらに50円玉が増えてしまう。

けど後者の場合は財布にあった50円玉はなくなって、その代わりに100円玉が増えることになる。

50円玉2枚よりも100円玉1枚の方が便利なので、50円玉のけないでおつり計算して渡してくれればよかったのにと思うんだけどね。

まぁまだ50円玉でおつりがでてきただけましですけどね。たまに50円玉ないから10円玉5枚でおつり渡されることもあるし、

そうなるとずいぶん重くなってしまう。50円玉の持ち合わせがなくても100円玉ならあるという場合は多いからその点でも有利。


さて、人にお金を払う時は適当に小銭を出して払えばいいわけだが、機械が相手だとそうもいかない。

自動販売機に120円払うにあたって、500円玉→10円玉2枚という順番で入れると500円玉入れた時点でおつりがでてきてしまう。

これではおつりがじゃらじゃらでてきて都合が悪い。

なので小さな硬貨から順番に入れていくとよくて、10円玉2枚→500円玉なら、多分おつりは100円玉4枚で出てくる。

セルフレジに小さな硬貨から順番に入れろとか書いてあったような覚えがあるけど、そうしないとうまくいかんのよね。

まぁ僕はセルフレジでは毎度カード払いですが。


ここいらのことはどれも頭の体操といってもいいことかもしれない。

財布の中身と相談の上で賢く払うと、財布の中も賢くなるかも知れない。

というわけでみなさんもどうぞ。

まぁけどさっきも書いたけど、僕の買い物ってだいたいカード払いだからなぁ……

あんまり頭の体操にはならんね。

合格者が出るか疑問の試験

そういや今はうちの専攻科の入学願書受付期間なんですね。

推薦入試と学力入試があるけど、学力入試は2回あって、2回目に実施される方の受付期間で。


なんで学力入試が2回あるんだという話だが、1回目は時期からして専攻科が本命の学生が受けるものかと。

かなり早い時期にあるので、推薦入試とともにさっさと決めてしまいたい人にはありがたいものか。

そして2回目はこの時期ということからもわかるだろうが、他の進路を考えていたものの試験で落ちるなどした人向けかと。

実際、一緒に入学した学生の中には、就職試験で軒並み落ちて、学士でと助言を受けたのか、この試験を受けた人がある。


そんな救済的な試験ではあるもの、救済される人ばかりではない。

進学の場合、一般には滑り止めにあたる学校など決めて受けているはずで、

そこで合格してればこんな試験受けることはないはず。あるかもしれないけど。

それも落ちて軒並みあかんとなると、それは専攻科の入学試験でもあかんねとなることは止む得ないのかもしれない。

だからか知らんが、2年前のこの試験はうちの専攻では合格者は0人だったと聞く。


さて、それ以上の今回の入学試験、うちの専攻について言えばさらに悪い条件がある。

定員8人のところにすでに推薦入試で10人・学力入試で6人の合格者を出していると聞いている。

だいたい定員の2倍までなら合格出してもおとがめなしのようだが、もう16人の合格者を出してるんですよ。

もうこれ以上の合格者を出すことは常識的に考えてあり得ないはずだ。

もしかしたら思い違いかも知れないけど、正しければこの試験、うちの専攻に限って言えばやる意味あるのという疑問はある。


最後の話はかなり特異な例かと思いますが、専攻科が救ってくれるとおもったら大間違いなわけだわ。

救ってくれてもそれでうまくいくかというとそうもいかないかもしれない。

そこら辺考えると、あると期待してもしょうがない試験なのかなと思った。

まぁもちろん受ける人皆が、落ちても専攻科の入学試験あるしいいやと思ってたとは言わないけどね。

学割証を取るために必要だったもの

今日から一週間は専攻科のテスト期間、だけどテストなんてなかった。

なんでやねんという話だが、以前も書いたとおり授業時間にテストをやった科目が多かったから。

(参考 : 夏休み明けも忙しい )


今度旅行に行くのだが、学割証をもらってこようと学生課へ。

自動発行機で取れるようになったのだが、いつのまにか自動発行機で出せなくなってた。

だから機械が出来る前同様に通り学生課に証明書交付の申請をしないといけない。

めんどくさいなとおもってとりあえず申請用紙を持って行って研究室で書くことに。


それで申請用紙を見てみると、学級担任・指導教員承認印の欄に斜線がかかれている。

いつのまにか担任や指導教員の印鑑なしでも学割証が取れるようになっていたようだ。

というわけで必要事項を書いて学生課に出してきた。

本科生用の用紙なのかなとおもったけど、○○工学科と書く欄を消して○○工学専攻と書き直して持って行ったら、

それでよかったそうで特に問題なし。明日にも受け取ってくる。


元々、担任か指導教員の承認が必要だった理由はようわからん。

クラブの大会とかなら顧問教員が押してしまいだが、そうでなければ担任か指導教員に事情を説明しないといけない。

それがめんどくさいといえばめんどくさいことで、なかなか学割証が使えなかった人もいるのではないのだろうか。

本科のとき大会に行く前日に急に予定変更で学割証が追加で必要になった時はそれでてんやわんやだった。

まぁ事情が事情だから直接学生課に言ったら出たかも知れんけどね。

幸い、教員の印鑑はもらえたので所定の手続きで出してもらったけど。


おそらく今回、承認が不要になった理由は、自動発行機では不要だったのだからそれにあわせただけかと。

世の中の大学などでは自動発行機で学割証が出せるのが普通だし、窓口で出すのもいちいち教員の承認はいらんはず。

その流れにうちの高専も追従したにすぎないのかなと思った。

まぁありがたいことですけどね。


しかしそれならなんで自動発行機を止めちゃったんだろうかね。

トラブルが多かったからかな? 僕も1回、トラブルに遭遇したし。

手間はだいぶ違うんで自動発行機で出せるといいんですけどね。在学中に復活しますかね。

びゅーんびゅーんびゅーんびゅーんと追い越し

昨日の帰り道、とある駅から電車に乗ろうと思った。

この駅から電車に自宅の最寄り駅まで行くのは都合が悪い。乗りたい電車は通過するもんで。

なんで途中まで準急とかで進んで、そこから区間快速とかに乗り換えないといけない。

まぁ基本的には乗客が降りて空きゆく電車に乗り移っていくだけなので座れるから楽チンではあるのだが、

楽だけど、この旅、予想以上にひどかった。


大阪線の区間快速・快速急行は五位堂まで止まらんので、鶴橋より先の大阪府内からは五位堂で区間快速・快速急行の乗り換えをする。

駅の改札へ行くと準急は15分後ぐらいに出ると書いてある。

その前に乗り換え駅には行かんけど国分行きの各停が出るので、

これで進んでおけばまだ混んでるだろう準急を避けられるな、とガラガラの各停に乗ろうと思った。

ちなみにこの各停は準急には追い越されないのでそこは心配しなくてもいい。

そしてホームに行くと特急がびゅーんと通過していった。近鉄ではよくあること。

そして次に区間快速がびゅーんと通過していった。これに飛び乗れたらとおもったけど通過するというのはそういうことだ。

ともかくやってきたガラガラの各停に乗って国分に到着。

ほどなく後ろから準急がやってきてこれで五位堂を目指すことに。もう準急も空いてガラガラだ。

このとき駅の表示をみたらこの準急は次々発らしい。え? 次々発と思ったら特急がびゅーんと通過。もひとつ通過らしい。

そして区間快速がびゅーんと通過。おい! 準急からの乗り換え客ここで乗せんかい!


結局、進んで五位堂で区間快速と乗り換えたのですが、乗り換えるまでに2回も区間快速の通過を見るとは。

1回は想定していたけど2回もとはひどい……

乗り換えた区間快速は至高のものでした。乗り換え時点で着席できたし、特急待ちもなかったし。


なんでこんなことになるねんという話ですが、ラッシュアワーを乗り切るための策だと言えばよいでしょうか。

だいたい考えれば分かるが、近鉄大阪線なんて八尾市内でかなりの乗客が降りてしまう。

かといって奈良県内まで乗る人も多い。奈良盆地を抜けると乗客はかなり減ってしまうが。

ともかく、大阪~大阪府内と大阪~奈良県内という需要をさばくためにはどうしようかと考えるわけだ。

そこで近鉄の急行・区間快速・快速急行は八尾・山本といった八尾市内の乗降客数の多い駅も通過することにした。

これで奈良県内へは急行・区間快速・快速急行で、大阪府内は準急・各停で、とやってるわけだ。

こういう考えはよくあることで、なんで乗降客数多いのに通過すんの、ということにはこれで説明がつくわけだ。

大阪府内での輸送の役目を果たした各停は国分までで折り返し、準急は国分からは各駅にとまり、奈良県内では各停として働く。

こうして本数が減るわけだ。まぁこれも乗客が減ってるんだから妥当ですね。


まぁそうやって通過するのはよいが、電車が駅を通過すると停車する列車との間隔が詰まるので追い越さないといけない。

その追い越しをどこでするかが問題だ。

特に準急と急行以上の追い越しができるのは布施・山本・高安・国分・五位堂……さてどうするか。

昼間は国分で追い越しをしている。ついでに急行が国分にとまるのでここで各停と急行が相互に乗り換えられる。

ところがこれがラッシュアワーになると本数が増えるので1回の追い越しでは間に合わなくなる。

そこでこの列車は国分と五位堂で追い越しを行うことにしたようです。そして五位堂で準急と相互に乗り換えできると。

ラッシュアワーになると急行でなく区間快速・快速急行が走るから五位堂までとまらない。だから国分で通過したわけね。

列車によって布施と五位堂だったりするようですが、なんにせよ五位堂で抜かされるまでに1回抜かされていると。


大阪府内だけ使う人にとってはせいぜい1回追い越しがまぁしゃあないかなという感じだろうか。

どうせ乗れない電車、通過されてもしゃあないで済まされるだろう。むしろ特急のほうがうざいぐらいか。

布施より先の大阪府内から奈良県内に利用する人が一番気分が悪い。

自分が乗りたい電車に乗り換えられずに追い抜かれるだからね。


なんで区間快速・快速急行は追い越しする駅に停まらないのか。

特に今回のように五位堂までに国分で抜かされるパターンなら、昼間の急行のように止めればいいのに。

そこもラッシュアワーらしい理由があって、ラッシュアワーの区間快速・快速急行は8両とか10両で走っている。

そんな長い列車は国分には止まれない。

あと国分~五位堂の利用者が区間快速・快速急行に流れ込むと余計混むという事情もあるのかも知れない。

布施は追い越しする列車は必ず通過しないといけない構造らしく、本数の多いラッシュアワーではここで各停なり準急なりを追い抜かないとやってられない。

この駅、大きな駅だからできるだけ列車は停めたいとおもってるのか、昼間の急行は停まるのですが、ラッシュアワーは通過。残念。

なのでラッシュアワーの布施駅から奈良県内へは準急で五位堂まで進む必要があるが、それまでに1回は抜かれる。えらい落差だ。


理屈はわかるんだが不便なのはどうにもやってられない。

まぁそう多くはない需要なのはわかるんだが、鉄道の利用者は都心~郊外以外にもあるわけだ。

追い越すなら乗り換えさせてくれとはそんな利用者の思いだろうと。

そう昨日の復路に思った。

まぁ最近はそのへんの配慮もなされるようになってきましたけど、ラッシュアワーは無理とかいうこともしばしば。

まさにその例に当てはまってしまったわけだ。ほんま残念。

カルフールだったもの

今日、所用ででかけてたのだが、そこでとあるイオンのショッピングセンターに行った。

イオンのショッピングセンターなんて世の中山ほどあると思うが、

今回行ったところというのは、実は2010年まではカルフールと呼ばれていたお店である。


カルフールというのはフランスのスーパーマーケットを運営している会社である。

が、ここのスーパーというのは敷地も広ければ品揃えも多いという特徴がある。

ハイパーマーケットだとか呼ばれる形態を作り出した店らしい。

そのカルフールが2000年に日本にやってきて話題になった。


さて、そのカルフールで話題になったものといえばオートウォークですか。

エスカレータがスロープになっていて、カートで乗れると。

今でこそ大きなショッピングセンターでは見かけるようになったけど、当時は珍しい物だったそう。

あと、店員がインラインスケートはいてたり、フランスのスーパーらしい風景があった。

今ではそんなインラインスケートをはいた人なんていないけど、オートウォークはあった。

ちょっと傾斜がきつくて乗りにくかったけど。


さて、そんなカルフールですが、日本の消費者にはあまり受け入れられなかったようでして。

僕はイオン傘下になる前のカルフールを見たことがないからなんとも言えんのだけど、

ハイパーマーケットってスタイルは今でも残っているんだけど、なんか慣れんなぁと思った。

食品売り場と日用品売り場が並んでるのはよいにせよ、その横で衣料品を売ってて、これらのレジが全部一緒ってどういうこっちゃって。

まぁそれは本質的な問題ではないにせよ、当時は品揃えだって今とは違ったでしょうし、

そこら辺でうまく受け入れられなかったのかなと。


そして2005年にフランスのカルフールが日本のカルフールをイオングループに売却した。

その後にローラースケートをはいた店員の姿はなくなったそう。

そして品揃えなどは他のイオンの店に準ずるものに変わってきた。

そんなこともあってかいつのまにか業績は回復していたそうで。さすがイオンというべきか。

一方で、カルフール時代から輸入食品を取り扱ってたそうだけど、このあたりは一部継続しているそう。

その売却から5年後、カルフールとの契約が切れてカルフールの名前をやめることにした。

そのときに付けられた店名が、イオン である。

その移行の1年後にジャスコ・サティなどの店名が イオン に統一されることになったので、少し先取りしたような形になっている。


ともかく今となってはカルフールであった痕跡というのはそんなにない。

店に行くと あれ? と思うところはあるだろうけど、イオンのWebサイトで見る限りはジャスコ発祥の店などと見分けがつくわけでもない。

店の取扱商品だってそんなに差はない。

2011年の店舗名統一でカルフールというものは完全に消えてしまったと考えるべきだろうかな。

そうおもった。まぁそれも止む得ん話ではあるわな。

アナログ消えてデジタル放送激増

この7月にアナログ放送が終了したが、さっそくその恩恵が受けられることになった。

ただしBSに限る。

10月1日以降、BSデジタル放送にBSアナログ放送終了で空いたスペースに新チャンネルが開設される。


さて、これまでBS放送の流れを見てみると、アナログ放送の頃はWOWOW・NHK BS1・BS2・BS-hiの4チャンネルだった。

アナログ放送のときは1つの物理チャンネルで1つの番組しか流せなかったが、

デジタル放送では1つの物理チャンネルを48スロットに分けて、HDでは20スロットぐらい、SDでは10スロットぐらい割りあてて使うことになった。

なので2001年にデジタル放送が始まったときはアナログからの移行の4チャンネルと

BS朝日・BS-i(当時)・BSジャパン・BS日テレ・BSフジ・スターチャンネルと6チャンネル、他に音声放送など増えたにも関わらず、

新規に用いることになった物理チャンネルは4チャンネルで済んでいる。

この時点ではNHK BS1・BS2・スターチャンネルはSD画質でしか放送できなかった。

あとWOWOWはHD1チャンネル分の割り当てを受けてるが、時間帯によってはSD3チャンネルで放送していた。

ともかく大して物理チャンネルを使わずに番組激増と、これこそデジタル放送の成果である。


その後、2007年にBS-hiのアナログ放送をやめることになってその空き地に入る事業者はおらんかとなった。

そこで新規参入したのがBS11・TwellVで、あとスターチャンネルもHD1チャンネル分の割り当てを受けて、SDからHDへ移行している。

2010年にNHK BS2とBS-hiが統合されNHK BSプレミアムの放送が始まった。

なんのためにこんなことをしたのかというと、SD2チャンネル・HD1チャンネルだったのをHD2チャンネルにするため。

これによりNHK BS1でのHD放送も始まり、ほとんどのチャンネルでHD画質での放送が行われることになった。


さて、そしてアナログ放送終了後、アナログ放送で使ってた4チャンネルのうち、すでに明け渡したBS-hiを除く3チャンネルが空くことになった。

これでずいぶんチャンネルが増やせることになったが、実は新たに4つ新しい物理チャンネルが日本に割りあてられた。

これで物理チャンネルで8チャンネル、新たに放送できることになった。

ただし新たに割りあてられた物理チャンネルのうち1つは、地上デジタル放送難聴地域への対策放送で使われている。

そして2つの物理チャンネルは携帯電話との干渉があるとかで少し遅れて2012年ごろから放送が始まる。

というわけでこれらをまとめると2011年10月から新規に放送されるチャンネルは物理チャンネル4つ分ということです。


一番華やかなのはWOWOWでしょうか。WOWOWは新たにHD2チャンネル分の割り当てを受けて、

HD3チャンネルなんていうすさまじい放送を始めることになる。

従来のWOWOWのチャンネルをWOWOWプライム・新たに割り当てを受けた2チャンネルにWOWOWライブ・WOWOWシネマと名付けて、

それぞれドラマなど、ライブやスポーツ、映画、という3本建てになることになった。

元々3チャンネル放送でライブとかスポーツとか流しながら映画とかドラマやるとかやってたような気がするけど、

これがHD化されるということで終日3チャンネル構成でいけるようになった。

同じぐらい華やかなのがスターチャンネルでここも新たに2チャンネル割り当てを受けて3チャンネル構成にする。

ただ、ここは昔からCSで3チャンネル構成で放送していたようで、それをBSでも3チャンネルにすると言うことで、

実質的にはBSからCSへの移行とも言える。


CSからの移行組が多くて、アニマックス・グリーンチャンネル・Jスポーツの2チャンネルと、これらは全て有料放送。

あとそのまま移行でもないけどBSスカパーという、スカパーの番組を集めたような番組が流されるらしい。

そしてもう1つ、放送大学、これもCSからの移行。これは移行の効果大きそうですね。

関東では地上波で放送大学やってるんですけどよそでは元々スカパー導入しないと見れなかったんですよ。CATVでは大概見れるが。

それがこのたびBSに移行することになってずいぶん視聴しやすくなった。SD多チャンネル構成でやるそうで。

あと純粋な新規参入としてはFOXがFOX bs238というのを始めるようで。言うまでもなく有料放送。


うちはWOWOWの契約者なもんで、だいぶ前からこの話は知っていた。

元々中途半端な3チャンネル構成で夜間にちょっと3チャンネルで放送していたぐらいで、

まぁそんなに1チャンネル構成と変わらんでとおもってたらこうである。

大胆な割り当てだなとおもったけどそんな放送局は多いよう。

2012年3月からはJスポーツがBSでも4チャンネル構成になるようで。

これまでCSでしか見れんかったようなものがBSでも見れるようになって、敷居が下がりますな。

まぁそれはCS110のときにも言えたことだけど。

Bazaarでハードウェアのバージョン管理

数日前から研究室でFPGAでの開発をBazaarでバージョン管理しようと試みていた。

それが一応出来るようになった気がするのでそのことを書いておこうと。


なんでBazaarやねんという話だが、分散型のバージョン管理システムだからですね。

分散型というのはオフラインで使えると言うことですね。

以前ネタにしたSubversionでは、コミットするにもネットワークで接続されている必要がある。

(参考記事 : Subversionでチェックイン・チェックアウトして快適に!)

だから、電車に乗ってプログラム書いてたら、家につくまでコミットできんよと。

けどそれじゃあ電車の中でキリのいいところまで書いて後でそこに戻したいなと思ってもコミットできないんじゃ戻せん。

まぁそういうことばかりが想定されているわけじゃないと思うけど、なにかと都合がよさそう。

あとスタンドアローンで使うことも問題なくできるようだし、以前から注目していた。

が、使うあてもなくて放置していた。けど最近FPGAの開発であったら便利かなとも思ったので導入してみることに。


ところが元々ソフトウェアの開発に使うもの。そのままハードウェアに適用するのも難しい。

ソースから生成されるファイルは管理外にするもので、これはignoreファイルで設定する。

そのリストを作るのが大変だった。というのも中間生成ファイルの拡張子が多すぎるんだよ。

Verilogで記述した回路だけなら.vと.ucfぐらい管理すればよさそうだが、

MicroBlazeの設定などXPSで自動で生成されるファイルもあってそれ以外も管理対象に入れないと都合が悪い。

そんなわけでできるだけ必要なファイルに限ったつもりだけど、それでもどうだか。

一応参考までに。 ignore


さて、Windowsでの使い方ですが、WindowsのBazaarをダウンロードしてきましてインストール。

Installing Bazaar on Windows

このインストール時にTortoiseBZRにチェックを入れておくとエクスプローラーに統合されて便利。

まずフォルダを選んで初期化を行う。これでスタンドアローンのブランチできあがり。

これでコミットすればとりあえずスタンドアローンで使える。

簡単ですね。これだけなら1台から使えますね。


これをLinuxのサーバーにも導入してやると遠隔でプッシュしたりプルしたり出来る。

Linuxでの動作については割愛するが、SSHで接続できる環境さえ用意しておけばプッシュ先とかプル元に、
bzr+ssh://hidemaro@hdmr.org/~/bzr/foo/trunk

という形式で書けばよい。~はホームディレクトリの意味。だからこれは /home/hidemaro/bzr/foo/trunk にあるブランチの意味。

これで複数人で開発する時も安心。

複数人でやるとなるとマージのことも考えなならん気がするが。


Bazaarのようなバージョン管理システムは使いやすいんじゃないかなと思う。

元々、部でプログラムの開発に使おうかなと思ってたんだけど結局使わんかった。

今回いろいろ試してたけどやはりよさそうですね。

台風の中で役に立たないNHK-FM

今日は残念だった。

というのも学校が休校にならないことを見越して台風が接近する前に早めに登校したら、

着いた時にはすでに警報が出ていて、結局休校だったというな。

なんてこったい。今日は授業で発表するから休むとめんどくさいで思ったら授業が吹っ飛んでしまった。

レポートを書く作業をして台風が離れつつあるときに帰りました。帰りは安全に帰れることがわかってたから来たんだけどね。


道中で警報出てないか気になって、そうかラジオかとZENのFMラジオ機能でラジオを聞いてみた。

が、なんか音楽が聞こえるだけで放送してるように聞こえない。

この地域にはNHK-FMがあるはずなんだけどなぁ。

と思ってたら、音楽の流れてる途中で急に土砂災害警戒情報のことを知らせたりしてくる。

やっぱりNHK-FMだったようだ。そしてこれはクラシック音楽の番組だったよう。


結論から言うと災害情報をラジオで知りたいのならばAMラジオを用意するべきということのようで。

NHKはラジオは3チャンネル持っていて、AMのNHKラジオ第1とNHKラジオ第2、そしてNHK-FMだが、

このうちラジオ第1はニュース中心でもうほとんどニュースと言っていいのかもしれない。

ラジオ第2は教育番組中心で、まぁなにかと録音して後で聞く人も多そうなチャンネルである。

そしてNHK-FMは娯楽番組中心で特にクラシック音楽の番組が多いそう。

ただ、ラジオ第2放送はニュースは外国語放送を除いてほとんどないようだけど、NHK-FMはニュースは一応放送される。

けどラジオ第1みたいにいつでもニュースみたいなそんな放送局ではない。

NHK以外にもFMの放送局はあるけど、まぁだいたいそんなもんで役に立たんと。


けどそんなNHK-FMもニュースを流し続けていた時がある。

それは今年3月のこと。そう東北地方太平洋沖地震の直後にはラジオ第1の内容を流していた。

というのもFMの方が遠くまで受信できる例もあるからだそうで。一時的にだけどそんなこともあった。

最近はむしろAMラジオよりもFMラジオの方が普及している感もあるし、その点でも有利だったかもね。


まぁせっかく電話持ってたんだから、それで警報確認すればよかったんですけどね。

ラジオで確認できるならそっちの方が明瞭だよなと思ったもんでね。

実際には大はずれだ。AMラジオなんて持ち歩くわけないしやっぱり電話でWebで確認か。