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ロケットが肩代わりするのはなぜ?

もうだいぶ前の話だけど、H-IIAロケットの高度化ということで、新しい静止衛星の打ち上げ方法を行った。

ファン!ファン!JAXA!/基幹ロケット高度化とH-IIAロケット29号機への適用


静止衛星は地上との位置関係が見かけ上変わらない衛星で、放送・通信・気象観測などに広く活用されている。

位置関係が見かけ上変わらないというのが地面が動くのと同じ速度で地球を回っているから。

具体的には地上35786kmの高度で赤道上を飛ぶと実現できる。

非常に利用価値が高いわけだが、よくつかわれる人工衛星の軌道の中ではかなり高いところを飛ぶ。

そこで、こんな投入方法を取る。

  1. 東向きにロケットを飛ばし、低軌道に投入する
  2. 赤道上でロケットエンジンを再点火して、遠地点が35786kmになる静止トランスファー軌道(GTO)に変換する
  3. 遠地点で加速して、静止軌道に変換する (通常、衛星のエンジンで加速する)

エネルギー的にも効率がいいですからね。


この方式で静止衛星を打ち上げるのは万国共通ではあるが、日本のH-IIAロケットは不利らしい。

なぜならば打ち上げ地点が種子島だから。種子島から打ち上げたロケットで1,2 の手順を踏むと、GTOは赤道に対して28.5°傾いた軌道になる。

ここから静止軌道に変換するときには、この傾きを打ち消す必要がある。

ところが、ほぼ赤道直下にあるフランスのギアナ宇宙センターから打ち上げると、GTOはほぼ傾かないので、静止軌道への変換に必要なエネルギーが小さいと。


静止軌道を飛ぶ衛星は約3100m/s、近地点250m・遠地点35786kmのGTOの速度は1600m/s、

GTOが赤道に対して全く傾いていない場合は、単純に進行方向に加速するだけだから、およそ1500m/sの加速で済む。

ところが種子島から打ち上げるとGTOが同じ1600m/sでも、28.5°の傾きを打ち消す必要がある。

三角関数を使って計算すると、種子島発のGTOだと1860km/sの加速が必要となり、ずいぶん不利なのだ。


といっても種子島から打ち上げるなら、これは仕方のない問題とも言える。

GTO→静止軌道の変換に燃料が多く必要になるなら、その分だけ衛星に燃料を多く積んでもらえばよいだけのこと。

赤道直下から飛ばすのと、種子島から飛ばすのでは、必要なエネルギーに差がでるのは仕方ないのだから。

でも、人工衛星を作る側からしてみれば、これは不都合な話らしい。

というのも種子島から飛ばす場合と赤道直下から飛ばす場合で積む燃料の量を変える必要があるから。

当初から種子島からの打ち上げを想定している気象庁の気象衛星とかだと問題はないのだけど、

人工衛星を打ち上げる側にしてみれば、どこから打ち上げるかで人工衛星の設計を変えなければいけないのは不都合だと。


そこで、この差をロケット側で吸収して欲しいという話があるようだ。

このロケット側で吸収する方法もいくつかあるようだ。

1つ目は最初から高い軌道に投入するとか、傾きを補正しておくという方法。

最初にロケットでエネルギーを投入して、後が楽になるようにしておくと。

2つ目はGTOへの変換時に余分に加速するという方法。すると遠地点が35786kmよりも高くなる軌道に入る。

ここからうまくやると通常のGTOより少ないエネルギーで静止軌道に投入できると。この軌道をスーパーシンクロナストランスファ軌道というらしい。

複雑だが、GTOへの変換時に余分にエネルギーを投入しておけば、後が楽になるということ。

3つ目がH-IIAロケットが選択した方法で、GTOから静止軌道への変換の一部をロケットが肩代わりするという方法。


他の方式に比べればH-IIAロケットの選んだ方法はわかりやすいですよね。エネルギー効率もよいらしい。

ただ、これをやるためには、低軌道への投入、GTOへの変換、静止軌道への変換の一部 と3回ロケットエンジンを点火する必要がある。

H-IIAロケットの2段目エンジンはそのための仕込みとして、再々点火機能はあったのだが、

再点火~再々点火の間に4時間かかるので、その間に燃料が蒸発しにくくなるようにとか、バッテリーを増やしたりとかする必要はあった。

でも、その程度で対応できるように最初から仕込みはされてたのよね。


人工衛星側で積む燃料の量は減らせるけど、その分H-IIAロケットの燃料は消費するのだから、お得かというとなんとも言えない。

けど、GTO→静止軌道への変換に必要な加速は1500m/s程度というのが国際標準だから、

そこには適合させないと、H-IIAロケットは静止衛星打ち上げの選択肢にも入らないという実情があったんだろう。

なお、打ち上げ能力への影響だが、1800m/s加速のGTOへの投入能力が6tのロケットで、1500m/s加速のGTOへの投入は5.0t程度になるとのこと。

衛星側で対応するのと、ロケット側で対応するの、どっちがお得なのかこれを見てもよくわからないけど。


そういう経緯があるので、次期基幹ロケット、H3ロケットでは打ち上げ能力についてこう書かれている。

静止トランスファー軌道に6.5トン以上(ΔV=1500m/s)

ΔV=1500m/sというのが静止軌道への変換の一部を肩代わりしてという意味ですね。

おそらくH3ロケットでも同じ方式で実現するんだと思うけど。2段目の構成はあまり変わらないようだし。

というわけで今後の日本からの静止軌道打ち上げはこの方式が標準になるのかなと。

もともと種子島から打ち上げる前提なら、従来からのGTOを使ってもいいんだろうけど。


ちなみに種子島というのも、日本国内でできるだけ赤道に近いところということを考慮したらしい。

あえて不利になるところを選ぶ理由もないですからね。

ただ、地球レベルで見るとやはり不利な方という話にはなる。

不利なところから打ち上げることも考慮して設計するという考えもあるが、ほぼ赤道直下から打ち上げるアリアンスペース社が強い業界ですから。

そこに合わせざるを得なかったということですね。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/23(Mon) 23:27
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

QRコードを使った決済もいろいろ?

スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にOrigami Pay機能が追加されているらしい。

なんだそれは? というわけでインストールだけしてみた。


セゾンPortal自体はクレジットカードの利用明細の確認とかができるアプリ。

Netアンサー相当の機能しかないのならアプリである意味はあまりないが……

そんな中でOrigami Payというのは新機能なのだが、

どうも調べてみるとそういうスマートフォン決済サービスがすでにあって、

それをOrigami Payアプリ以外で利用できるようにした初めての例がセゾンPortalだったらしい。

Origami、スマホ決済サービス「Origami Pay」をオープン化 〜360万人登録のクレディセゾンのスマホアプリで、キャッシュレスを実現〜  (Origami)

これと関係あるのかは不明だが、基本的に登録できるクレジットカードはVISA・Masterに限られているのだが、

セゾンJCBとセゾンAMEXはOrigami Payで使用できるらしい。Origami自身のアプリでも、セゾンPortalでもそうなんだろう。


Origami PayはQRコードの読み取りで決済が完了するシステムだ。

タブレットなどでQRコードを表示するのが通常だが、ステッカーQRコード方式というのもある。

といっても店側がタブレットやWebブラウザから金額を打ち込むと、ステッカーのQRコードが決済に使えるようになるという方法なので、

店側が金額指定→客側が読み取って承認というフローはいずれも同じだ。

利用者はクレジットカードを登録して使うから、クレジットカード決済のラッパーに過ぎない。

加盟店側にとっては導入が容易であることと、あとアプリを通じてキャンペーンを打てるのが特徴だと。

日本におけるQRコードを使った決済サービスでは先行していたようで、加盟店も比較的多いらしいが。

利用者にとっては……財布は出さなくてもいいか。アプリを起動してQRコードを読み取るだけだし。

あとはキャンペーン次第というところはあるようだ。


類似したサービスとして LINE Pay と 楽天ペイ がある。こっちの方が名前は聞く気がするが。

LINE Payは店での利用以外に個人間の送金や割り勘ができる。銀行口座などからチャージするプリペイド方式だ。

利用者がJCBプリペイドのプラスチックカードの発行を受けられることなどからして、

QRコードを使った決済というより、インターネット・実店舗を通じたプリペイド決済と考えるべきなのかも。

その1つとしてQRコードを使った決済があるって話で、店舗での使用方法はQRコードを店側の端末に読み取ってもらう方式とのこと。

楽天ペイはクレジットカードを登録する方式で、VISA, Master, 楽天カード(JCB含む)が登録できる。

クレジットカード決済のラッパーに過ぎないのは同じだが、楽天スーパーポイントを期間限定ポイント含めて使用できるのが特徴とのこと。

支払方式はQRコードを読み取ってもらうか、QRコードを読み取るか、自分で金額指定して支払うか3種類ある。

自分で金額指定するのは飲食店で伝票を見てあらかじめ払うようなケースを想定しているようだ。


店側でQRコードを読み取る方式の場合、店側主体で決済処理が進むという点ではわかりやすい。

ただ、客側は画面を表示するだけで金額などの承認することなく処理が進むというのは問題かも知れない。

クレジットカードのサインレス決済と同等とも言えるけど。

逆に店側が用意したコードを客が読み取る方式だと、その点は問題ないが、店側が支払いが完了したことを確認する方法が必要だ。

タブレットでQRコードを表示する方法なら、決済完了が画面に表示されるから問題はないのかな。

Web上に上がっている使用例ではほぼタイムラグなく表示されているようだったが。

楽天ペイの客が金額指定して支払う方式だと、店側が確認手続きをしてもよいが、決済完了画面を見せてもらってOKとすることが通常のようだ。

画面が偽造されると怖いけど、それを恐れるなら店側で確認しろという話なんだろうが。


なかなか一長一短あるなぁという感じはするけど、

クレジットカード使える前提で言えば、店側がサインレス決済に対応してるのが一番便利じゃないの? って思うけどね。

未だにセゾンカードはICチップ搭載されてないのが主というのも、どうせ西友ではサインレスだし磁気ストライプしか使わないしというのがありそうなんだよね。

真相はさておき、客はカードを出すだけ、店員はレジで通すだけで終わるんだから、これほど楽はことはない。残高のことも気にしないし。

プリペイドということで言えば、SuicaやらWAONなどが普及している。これまたタッチするだけだから便利だよね。

ただ、いずれにしても導入できる店は限られているけど。


そこでスマートフォンを使った決済は、設備面でも簡単だし、操作もそこまでめんどくさくはないが……

店側も客側も慣れればけっこうよさそうに見えるが。使ったことないのでなんとも言えないが。

そんな中で、とりあえずOrigami Payは容易に導入できたので、何か使う機会があれば。

けっこう加盟店はあるみたいなんだけど。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/22(Sun) 23:43
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

WAONの残高が減らないどころか増える

ちょっと前まで僕にとってのイオンカードの位置づけはキャッシュレスで牛丼が食べられるカードだった。

これは吉野家でWAONが使えて、オートチャージも使えるから。

もっとも家の近くにイオン系のスーパーがあって、WAONポイントカードとしては重宝しているのだが、

決済手段として重宝しているわけではないからね。支払いはSuicaなもんでね。


ただ、最近は吉野家でのWAON使用頻度すら減っている。

というのも、吉野家で食べるときに株主優待券を使うことが多くて、

株主優待券が300円単位で端数が出るものの、それはTポイントで処理することが多いから。

以前はこういうケースでも端数はWAONでと言ってたんだけど、

Yahoo!ショッピングでTポイントがだぶつきがちなので、それの消費も兼ねて、最近はTポイントを選んでいる。

WAONが使えるレジは限られるが、Tポイントは全てのレジで対応しているから、店員に手間をかけない。


この結果、最後にWAONを使ったのは11月、半年ぐらい使っていない。

その一方でWAONの残高は増えている。変動なしというわけではない。

というのも普段の買い物でWAONポイントが貯まっているのを交換した分があるから。

WAONポイントはWAON残高に交換するのが一番使いやすいですから。

でも、そのWAONの使い道が減ってしまっていると。

吉野家でWAONを使ってもあと2回ぐらいはオートチャージの出番はなさそう。


スーパーでWAONを使っていればこういう問題はないのだが、Suica払いの方が有利なので。

金額が大きいとSuicaでの支払いは不便な面もあるかもしれないが、このスーパーでの買い物は金額が小さいし。

時々WAONで支払えば無理なくWAONポイントを消費できるとも言えるのだが、

そのうち吉野家で使うだろということで置いたままになっている。

今年中に使い道が見通せなさそうならスーパーでWAON払い数回やりますけどね。


僕は持ってないから知らないけど、セブンカードプラスってクレジットカード利用時のポイントがnanacoポイントなんだよね。

セブンカードプラスは月単位でイトーヨーカドー・セブンイレブンでの利用、それ以外の利用についてnanacoポイントを計算する。

100円未満の端数も積算してポイントを付与する一方で、ボーナスポイントなども集計して積算するということで、nanaco払いよりお得と言っている。

そして指定しておいたnanacoカードにポイントを与える仕組みなのだが……

そのnanacoポイントを使うにはnanacoで払わないといけないような気がするんだよなぁ。

実際にnanacoポイントにはnanacoチャージ以外の用途もあるので、必ずしもnanacoで支払って消費する必要はないが、一番使いやすいのがnanacoだから。


イオンカードが吉野家でのキャッシュレス決済用とポイントカードとして生きながらえているわけだけど、

当初は20日・30日に5%OFFにするなら、イオンカードがいいって理由だったんだよね。

引っ越したらイオンが近所にないから、20日・30日で5%OFFというのはなくなってしまった。(近所のスーパーは対象外)

じゃあお役御免になるかと思ったら、意外とそうでもなかったと。

とはいえ、やっぱり当初の想定とはいろいろ違うよね、まぁ年会費無料だからそこまで深く考えなくてもよいとも言えるが。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/21(Sat) 23:31
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

世代が変わっても現役であり続けた結果

最近、アセンブラを解読したりしているのは、古い製品の再設計のためなのだが、

チームリーダーからは「さながら考古学だな」と言われていた。

確かに考古学かもしれないと最近思っている。


古い製品というが、だいたい4世代前の製品ですね。

この間に3度のアーキテクチャの変更があったのだが、それでも生き残っていると。

1世代前の製品群が現役のうちはこの製品は現役だと言われており、まだまだ活躍が期待されているという。


なんで古いアーキテクチャの製品が生き残り続けているのかというと、

実はアタッチメント的な役割を果たすために作られた製品だからだ。

当初、6つぐらいの製品でシリーズを構成していた。

その中には製品群のコアのモジュールと密接に関係したものもあったのだが、

そのコアモジュールは世代交代して受注停止、ゆえに関連する製品も受注停止となった。

ところがアタッチメント部は世代が変わっても引き続き使われ続けることとなった。

そのアタッチメントは世代が変わるにつれて、使用頻度は減っていったようだが、今でも少しは需要があるんだという。

最新のアーキテクチャの製品群ではもう使われないが、1世代前の製品群ではまだ現役という扱いのようだ。


というわけで脇役であったがために、アーキテクチャの刷新もされないまま使われ続けていたのが実情のようだ。

機能面などで新しい要求がないから古い製品が使われ続けてるというのは世の中わりとありそう。

ただ、古い製品を作り続けるというのもけっこう大変な話のようだ。

かといって同種の新しい製品がないので、この古い製品を設計変更の上、今後も売り続けるしかないと。

古い世代で完成された製品なので、もはや機能追加とかそういう要請もないんだよね。


なにしろ古い製品、よくわからない機能がいくつかあったのだが、その調査はまさに考古学だった。

調べたところ、使用実績のない機能だったり、2世代前にはもはや使用されなくなった機能だったり。

こういう怪しげな機能をどういう形で取り扱うのかはやや難しいが。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/20(Fri) 23:24
日常 | Comment | trackback (0)

光る標識ということ

赤信号と青信号の意味は知っていても、世の中には変わった信号機もあるから油断ならない。

決して青信号を出さず、赤信号・黄色信号と青矢印信号だけを使う信号機はその一例だろうが。

そして、こんな信号機も人々を混乱させているらしい。

一灯点滅信号撤去へ 夜間発光標識に置き換え (徳島新聞)


僕はけっこうなじみがあるけど、確かに信号機にしては変わった存在だ。

交差点の一方の道路(優先道路)には黄色点滅信号、もう一方の道路には赤点滅信号を出し続けるだけの信号機だ。

これを一灯点滅式信号機と言うらしい。そのままですね。

黄色点滅信号は注意して進むことができるという意味、赤点滅信号は一旦停止という意味。

赤点滅信号は「止まれ」の標識と等価なので、信号というよりは標識ですね。


この信号機の意義は光る「止まれ」標識ということだろう。

とはいえ、今は本当に光る「止まれ」標識があるんだよね。

バリアフリー・高機能標識(自発光) (積水樹脂)

太陽光パネル・蓄電池を持っていて完全にスタンドアローンで動くのも特徴だ。

というわけで徳島県としては 一灯点滅式信号機 を光る標識に置き換える方針のようだ。

確かに今ならこっちの方がいいよね。


この置き換えの背景には、老朽化やメンテナンス性を考慮してというのもあるようだが、

一灯点滅式信号機を巡っては、赤色点滅の一時停止が守られていないケースが目立つ。県警は昨年、夜間点滅を含む点滅信号の信号無視で1479件を摘発した。赤色点滅側の車が停止せずに交差点に進入し、事故になるケースも多いという。

という運転者側の問題が大きいようだ。

常識じゃないの? と思うんだけど、赤・青・黄色の点灯、青矢印、黄色点滅と比べると見る機会がぐっと減るのも事実。


というか、黄色点滅信号すら見る機会が少なくなっているかもしれない。

昔は押しボタン式横断歩道の車道側は普段は黄色点滅にしていたケースが多かったようだが、それも最近は青信号になっているようだ。

横断歩道は赤信号で止めているんだから、車は横断歩道を無視してよいということで、青信号の方が妥当なんだよね。ごもっともな話だ。

押しボタン式の横断歩道の付近に細い道路が交差する場合に、細い道路の車側に赤点滅信号を出すケースもあったが、それも減っているらしい。

あったとしても細い道路側に出す信号だから、見る機会が少ないのは確かだろう。


赤点滅信号の全てが「止まれ」標識で代替出来るとも限らないのは確かだが、

そもそも赤点滅信号が出てくるということは多少なりとも信号制御を放棄しているということですからね。

どうして赤点滅信号が制度化されたのか? 今にしてみればよくわからないけどね。

地域差もあるようだけど、そこまで積極的に使うもんではないなとは思う。

夜間だけ赤点滅になる信号とかもあるけど、それもそれで混乱の元のような気はするしね。

赤点滅信号が減る方向にあるのは確かなことだろう。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/19(Thu) 21:32
社会 | Comment | trackback (0)

分けられるが別付けになってしまった

今日は休暇を取っていた。

大した用事はなかったのだが、休暇は計画的に取らないとね。

そんなわけで東京国立博物館にやってきたわけだが、

3月でパスポートが切れたので、とうとう「東京国立博物館メンバーズプレミアムパス」を作った。


このあたりの事情は去年に書いている。

博物館入り放題はお得だった

去年3月までは1年間有効のパスポートが、一般では1年4100円、30歳未満だと3000円で作れた。

これは全国の国立博物館で平常展は見放題、特別展は6回、ただし同じ展覧会は不可となっていた。

こういう会員制度は全国の国立博物館それぞれにあって、特別展の利用法と値段には多少の差があったがほぼこんな感じ。

これが去年3月をもって廃止となり、それ以降は有効期限限りとなっていた。すなわち今年3月で完全終了ってことだね。


これに代えて、全国の国立博物館共通の「国立博物館メンバーズパス」ができた。

これは全国の国立博物館の平常展見放題で1年2000円というもの。あと特別展は呈示で団体料金ですね。

ただし、東博については独自の特典を追加した「東京国立博物館メンバーズプレミアムパス」を発行している。

このプレミアムパスの付加機能というのが、4枚の特別展観覧券が付いてくるということ。

東博で1年間で4回まで特別展を見られるということは確かなのだが、一体どんなの?


というわけで、受付で申し込むとプラスチックカードと封筒を渡された。

プラスチックカードは表題こそ「プレミアムパス」だが、機能は 国立博物館メンバーズパス と同じだ。

すなわち全国4館で平常展を見放題、特別展は団体料金になると。

封筒には特別展観覧券が4枚、ミュージアムシアターの無料券1枚が入っていた。

この特別展観覧券の説明によれば「本人でなくてもこの券があればご覧いただけます」とのこと。

1枚ずつ分かれているから、同一の展覧会は1回限りという制約も外れたようだ。

特別展観覧券には有効期限の表示があり「非売品・転売不可」と書かれていた。


というわけで、カードを呈示して館内に入り、特別展の入口で特別展観覧券を渡した。

そしたら、そこで券をもぎって、裏面に日付印を押された。

この日付印ってこれまでパスポートに押していたものと同じで、展覧会の名前入りになっている。

パスポート廃止されたんだから、展覧会の名前入りである必要はないと思うんですけどね。

もっとも日付の入っていない観覧券に日付印を押すということ自体は、博物館では一般にやっていることですが。

再入場とか考慮してのことなんだと思うけど。日付さえ入れば良いので「18.04.18」とだけ押せば十分だが。


今回は博物館の入口ではカードを呈示したが、特別展観覧券を入口で呈示してもよいはず。

実際、裏面には「当日に限り総合文化展も併せてご覧いただけます」という記載がある。

本人の利用しか想定していないなら書く必要ない文言だが、本人以外が使うなら重要なことだ。


それにしても、カードと特別展観覧券が分かれているのはちょっと不便な気がするな。

今までパスポートさえあれば平常展も特別展もOKだったのだが、今後は特別展の場合は観覧券を持って行く必要がある。

パスポートもカードサイズだったので財布に入ったが、短冊状の観覧券はそうはいかない。

ここのところは株主優待券とかチケット類を持ち歩いているから、そこに一緒に入れておけばよいが、

今までより取り回しが不便だと思う人もいるだろうし、特別展見るつもりが特別展観覧券忘れたってことが発生しそう。

家族・友人に分けられるというのがメリットだと思わない人にとってはそこが難点ですね。

同じ展覧会は1回限りという制約が外れるのは朗報でしょうが。(実際に同じ展覧会に2度行くかはさておき)


ちなみに東博の会員制度には「友の会」というのもある。年会費8000円だから、ちょっと高いが。

こっちはもともと家族・友人に分けることを想定したような制度になっていた。

会員は国立博物館4館で平常展見放題であるにもかかわらず、総合文化展招待券6枚が与えられ、

特別展観覧券が6枚、これはプレミアムパスと同じで、本人も使うし、本人でなくても使える。

確か、この制度は以前から変わってないはず。

かつては家族・友人で分けられる友の会と、本人限りのパスポートという明確な差があったんだと思うが、

その差が少し埋まってしまったってことなんかね。でも、平常展だけ分けるのはやっぱり無理だから中途半端な話ですけどね。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/18(Wed) 23:12
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

使えない郵便番号

職場の人に「この会社の郵便番号って何なんですか?」と聞かれて、

え、そこに書いてあるじゃないと言うと、どうもWeb上で会社情報を登録しようとしたら弾かれたと。

そりゃ事業所専用番号だからだね。

ということで、とりあえず町名に紐付いた郵便番号を入れて、それで所在地を打ち込むことにしたようだ。

その後に事業所専用郵便番号に補正できるのならやればよいし、できなくても町名に紐付いた郵便番号なら間違いじゃないし。


確かに僕もとある証券会社に勤務先を登録するときに、事業所専用番号が入らなかったんだよね。

でも、そこ1箇所ぐらいだね。あとは事業所専用番号からでも町名の表示ぐらいはできたかな。

郵便番号→町名変換ができなかったとしても、手で所在地を打ち込めばよいならば、手間はかかるがあまり問題ではない。

でも、郵便番号を打ち込んで、町名変換するというフローでしか所在地を打ち込めないシステムがあるんだよね。

この方法では変換できない郵便番号は使えないことになる。これが問題だと。

というわけで事業所専用番号を受け付けなかった証券会社の勤務先登録は町名の郵便番号になっている。どうせどうでもいい情報なのだが。


郵便番号は日本郵便の郵便・荷物の配達以外にも広く使われている。

日本全国の町名を網羅したデータベースであり、よく知った7桁で町名を特定できるから便利だと。

でも、町名以外に紐付いた郵便番号というのもある。

事業所専用番号もそうだが、高層ビルのフロアに割り付けられた番号、そして郵便局の機能に割付いた番号というのもある。

高層ビルのフロアに割り付けられた番号は町名を表す番号に準じるものだけど。

郵便局の機能に紐付いた番号は、郵便局留め・私書箱あて・料金受取人払というやや特殊な郵便・荷物にしか使わないが。


郵便番号のデータは日本郵便以外の運送業者も荷物の仕分けに使っている。

そういう業者にしてみれば事業所専用番号って役に立たないよね。

ただし、事業所専用番号のデータは公開されているので、このデータも持っておけば、通常の郵便番号から町名への変換もできる。

勤務先の郵便番号は公開されているので、事業所専用郵便番号のデータベースを持っているサービスではあまり問題にならなかったと。

でも、全ての番号が登録されているわけではないんだよね。

非公開の事業所専用番号なんて、日本郵便以外にとってはただの数字の羅列でしかない。

というわけで、日本郵便以外の運送業者にとっては事業所専用番号というのはありがたくないものなんじゃないかな。


荷物送るにも、ゆうパック ならば(理屈上は)郵便番号だけで送れて、他の運送業者だと何の役にも立たないでは極端すぎる。

とはいえ、勤務先の郵便番号なんて専用番号はいくらでも見るけど、町名の番号なんてほぼ見ないからなぁ。

専用番号を見るというのは製品に印字してあるからだけど。(cf. けっこう製造者の所在地って書いてある)

こうなってくると町名に紐付いた郵便番号を書く方がかえってめんどくさいという。


余談だけど、郵便のあて先に郵便番号を書くときは、

100-0013

東京都千代田区霞が関1丁目3-2

のように1行目に頭に記号など付けずに郵便番号を書くことになっている。

一方で、郵便番号であることを示すために 〒マーク を付けて書くことは多い。

慣例的に使われているけど、郵便番号に〒マークを付けるのって公式的なものなのかな? ということが気になった。

そこで日本郵便の見解を知るために同社の会社情報を見てみると……、

〒100-8798
東京都千代田区霞が関一丁目3番2号

ということは、公式なものと考えていいんだろうかな。由来とかは調べても不明ですけどね。

なお、あて先表記は〒マークを付けないのが正解なのは、内国郵便約款に書かれていることで、そこは揺るがないので念のため。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/17(Tue) 22:16
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

かつては出ようもなかったレース

今月から始まったTVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」、意外と面白いなということで評判である。

2016年に発表された同名のスマートフォン向けゲームが原作……のはずなのだが、

発表されてから2年経ってるというのに、まだゲームがリリースされず。今年リリース予定らしいが。

一番先行したのが音楽、続いて漫画、そしてTVアニメの放送が始まってしまったと。

当初からゲームより先行する計画だったならよいのだが、多分そうではない。


さて、このゲーム、端的に言えば実在した競走馬が擬人化したのが走るものらしい。

これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ“ウマ娘”が遠い昔から人類と共存してきた世界の物語。

ウマ娘が走っているところは実在の競馬場そのものだし、レースの名前も実在するレースの名前と同じ。

でも、この世界の競馬はギャンブルではないらしいし、勝ったウマ娘は「ウイニングライブ」というパフォーマンスをするらしい。

なんかよくわからない世界観だなぁと思うけど、これが意外とよかったようだ。


実在の名馬のようなウマ娘が、実在のレースと同じようなレースを走るということで、

TVアニメ当初、4話までのレース結果は概ね史実に従って進んでいった。

ところが4話の最後、エルコンドルパサーが日本ダービーへの参戦を宣言した場面があった。

これを見た競馬ファンは、ここで史実と異なる展開になるのか、その手があったか、などと驚きが多かったようだ。

どういうこっちゃと調べてみたら、現実のエルコンドルパサー号が活躍した時期にはあり得なかったことらしい。


ここで参戦を宣言した日本ダービーのモチーフは1998年の日本ダービーとされている。

史実では、主人公のモチーフになったスペシャルウィーク号が勝利したレースだ。

この当時、日本ダービーには国内産馬しか出場できなかった。

エルコンドルパサー号はアメリカ生まれの馬、日本で調教されてはいたが、外国産馬だったから出場資格はなかったと。

だから当時はあり得なかった展開だと言われたわけだ。

もっとも、2001年以降は段階的に外国産馬の出場が可能となり、2010年以降は国際競争となって外国で調教された馬も参加できるようになった。

ゲーム内の日本ダービーは現在の日本ダービーと同じく、ことさら制限は設けていないのだろう。(ゲームはまだリリースされていないけど)


それにしても、外国生まれというだけで出場できなかったレースが、10年後には国際競争に位置づけられるレースになったとはどういうこっちゃ。

もともと、外国生まれというだけで出場不可だったのは、国内の競走馬生産者への配慮があったらしい。

その一方で国際的なレースの格付けを得るためには、外国からの参加も認める必要があった。

当時は国内産馬に限るというレースが相当多かったようで、そうすると国際的な格付けが得られるわけもなく。

日本の競馬は世界的に見ても賞金の金額は多い方だし、日本の競馬の地位向上のために国際的な格付けを取得するレースを増やそうとしたのだろう。

そのためには外国生まれの馬の活躍の場も広げる必要があり、2000年頃から段階的に緩和が進み、

2006年には日本で国際的なレースの格付けを決められるようになり、2010年には中央競馬のすべての重賞競争が国際競争となったのだという。


この国際的なレースの格付けというのが GI, GII, GIII というものだが、

これって過去の実績からどれぐらい強い競走馬が出場するレースか格付けしたものなのだという。

賞金などで決まってくる面もあるようだが、実態にあわせて格上げ・格下げということもあるらしい。

格付けの目的はセリ名簿の作成、すなわち馬のカタログを作るためには、その馬が活躍したレースのレベルを同じ尺度で示す必要があるということだ。

とはいえ、いかにレベルの高いレースであっても、外国からの参加も認めないと、国際的な格付けが得られない。

2000年頃から2010年にかけての変化はそういう背景もあったのだろう。

なお、日本ダービーについては、2010年から国際的な格付けでGIに位置づけられるようになったが、

2006年までは日本ローカルの GI (当時は同じGIでも国際格付けと混在していたらしい)、2007~2009年は JpnI という表記で同じくローカル格付けだった。


ウマ娘の世界には異なる時代に活躍した馬をモチーフにしたキャラクタが共存している。

現実と同じ時間軸で進む必要は全くないわけですね。

異なる時代の馬をモチーフにしたウマ娘同士が競ってもよいわけだ。ゲームでは当然あるでしょうね。

現実のエルコンドルパサー号はとても強い馬だったようだが、外国生まれということで出場できるレースへの制限があった。

もし、それがなければ活躍の仕方も大きく変わったのでは? という話なんでしょうね。

それだけに競馬ファンには驚きもありつつ、納得感もある話だったんでしょうね。背景を知らない人にはなんのこっちゃって話ですがね。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/16(Mon) 23:39
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早くて安いけど

音楽配信サービスが普及しているところだが、実は今まで買ったことはなかった。

動画や本はすでに手を出してたんだけどね。

もっとも本について言えば「マガジン☆WALKER」がすごいお得だったからという話なんですがね。

この雑誌が読める割には安い


今回、音楽をダウンロード販売で購入した理由は3つある。

1つ目が新品でCDを購入する計画がなかったこと。

2つ目がCD発売に先駆けて配信を開始していたこと。

そして、3つ目はその値段が思っていたより安かったこと。

新品で買う気がなかったとはいえ、将来的に購入したいとは思っていた。すなわち中古ですね。

中古でもあまり安く買えない商品はあるし、そもそも中古で流通しにくい商品もあるけど、

これは2~3ヶ月ぐらいすれば中古でほどほどの値段で買えるだろうという読みがあった。

なら大急ぎで買う必要もないやということで考えていたわけ。


そんな中で、CD発売に先駆けて配信が始まったのだという告知があって、

へぇ~と思って、今まで買おうと思って開くことのなかった配信サービスのWebサイトを開いた。

そしたら意外と安いのよね。

1曲で257円、CD収録の3曲あわせて771円、まとめ買いしても1円も安くなってないが。

とはいえ、CDを定価買いする半額程度の値段で買えちゃうということがわかった。

あとダウンロードしたら自由に変換して使えるので、その点でも悪くない。

というわけで、ポチッと買ったのだった。


確かにシングルCDって曲数の割に値段がするとは思ってんだよねぇ。

そこが中古で買うことを選ぼうと思った理由でもあるんだけど。

発売記念イベントとか目当てに複数枚購入するファンがいれば、中古市場もそのうちだぶつくだろうと。

でも、それでも半額までは行かなかっただろうから、ダウンロード販売の方が安いね。

しかも発売日より早いって言うんだから。


とはいえ、ダウンロード販売の対象は音楽のみである。

ミュージックビデオなど目当てに、Blu-ray付きCDを買うことは時々あるが、こういうのは全く代替出来ない。

あえてミュージックビデオ付きを選びたい歌手も限られているが、少しいるので。

あと、アニメ・ゲーム関係の音楽CD特有だけど、ドラマパートですね。

THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 05 夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE- (Lantis)

これCDを新品で買ったんだけど、もはや音楽CDって言うよりドラマCDみたいな収録内容だ。

実際、音楽9分に対して、ドラマが50分ですからね。ってそんなにドラマパート長かったのか。

音楽だけならばCD発売に先駆けダウンロード販売していて、ハイレゾ音源でなければ514円とかで買えたようだが、

ドラマパートのことを考えると発売日早々にCDで欲しくなるよね。そういうのも稀にある。


今まで価格面はあまり考えてこなかったが、そこがメリットになることもあるようだ。

今後はそこら辺も考慮して賢い買い物ができたらなと。

結果としてダウンロード販売を選ばないケースは多そうだけどね。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/15(Sun) 22:57
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

電波には限りがあるから

先日、ニュースで放送法の規制緩和として、

第四条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。

一 公安及び善良な風俗を害しないこと。

二 政治的に公平であること。

三 報道は事実をまげないですること。

四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

という規制を民放については外すことが検討されているという話が出ていた。

本当にやるのかどうかは知らないし、この規制を緩和することはあまり本質的なところではなさそうなのだが。


こういう規制は他のメディアにはない。新聞などは基本的に何を書いても自由だ。

なんでテレビ・ラジオに限ってこういう規制があるのか?

それは電波という限りあるリソースを使っていて、新規参入も容易ではないからだろう。

そこが公共放送であるNHKの存在意義でもある。

実はラジオ黎明機にも民間からラジオに参入したいという話があったらしいのだが、戦前は公共放送に一元化されていた。

どうしても電波には限りがあるので、放送局を乱立させるわけにはいかず、公共放送が一手に担うべきと考えられたのだろう。

受信料制度(かつては聴取料と呼んでいた)もこの時代に生まれたもの。ラジオを聞く=公共放送を聞く だったわけですから。

戦後には民間から放送に参入できるようになったが、そのときに民放にもいろいろな規制がかけられたというわけだ。


ほとんどの地域で地上波のテレビ・アナログラジオにつかえる電波は埋まってしまっており、新規参入は難しい。

奈良県のFMラジオ局とか、周波数計画にはあるが、未だ放送局が存在しないようなところなら参入余地はあるけど。

とはいえ、BSはデジタル化後には新規参入が相次いだり、地上波でも i-dioはまさに始まったばかり。

もっとも、BSはテレビショッピングが多くを占めるチャンネルが出てきたり、

VHF帯を使った地上波への新規参入も先駆者だったNOTTVはすでに撤退、i-dioも果たしてうまくいくのか。

新規参入がうまく行っているとも言いがたい状況ではあるが。

でもBSのチャンネル増は地上波では対応できないところをうまく埋めてるとは思いますけどね。


ところで、なんで最初に書いたような話が出てきたのかという話だが、

インターネット向けの動画制作を行う会社などが放送に参入することを想定しての規制緩和として、

他のメディアにはない諸々の規制を取っ払うとという発想だったようだ。

放送規制撤廃、急ぐ政府 政治的公平や外資の出資制限 「議論拙速」指摘も (朝日新聞)

すでに行われていることだが、放送のハードとソフトの分離というのも、ここにつながることらしい。

BSデジタル放送、i-dioでは、ハードとソフトの分離が行われている。

BSデジタル放送では 放送衛星システム が、i-dioでは VIP社 が放送に使う設備を運用している。

この会社から設備を借りて放送するのが、BSだとNHKやWOWOWなど、i-dioでは東京マルチメディア放送などの地域ごとの会社となっている。

地上波のテレビ、アナログラジオは分離されていないので、各社が鉄塔を建てているわけだ。(設備を共用していることもあるけど)


ただ、インターネット時代だからこそ、既存の放送局のレベルの高さがわかるという話もあるんだよね。

インターネットラジオ局「超!A&G+」は、東京のラジオ局、文化放送がやっているが、質・量ともにこの分野では特に優れていると思っている。

AbemaTVだって、テレビ朝日の支援を受けて立ち上がったインターネットの放送局だし。

放送局への新規参入が本当に自由に出来るなら、いろいろやりようはあるけど、どう考えても不可能なんだよね。

だって既存の放送局にとっても電波だけでは社会のニーズに応えられていないと思っているのだから。

何を目指すのか。具体的なところが示せないと納得感はないよね。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/14(Sat) 23:50
社会 | Comment | trackback (0)

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