日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

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古いマイコンでは工夫していた

僕がこれまで仕事で使ってきたマイコンは全て同じシリーズなのだが、

古いシリーズでは全く違うマイコンを使っている。メーカーも違う。

古いシリーズでも一部は最新シリーズと同じタイプのマイコンに乗り換えている。

事情はいろいろあるけど、僕が一番問題だと思っているのは開発環境が腐っていること。もはやプログラムに手が付けられる環境ではない。

あと、使っているマイコンのチップが供給停止になるという話もあって、今のまま生産継続することすら難しい。

一部製品で最新シリーズと同じタイプのマイコンの乗り換えた背景にはそういう事情もある。


そんなこんなで、既存のマイコンでペリフェラルのどんな機能を使っているか調査をしていた。

今まで見てる限りで一番難解だったのが、外付けADコンバータとの通信だ。

精度良くAD変換する必要があって、外付けのADコンバータを使っている。

AD変換結果はクロック同期のシリアル通信(SPI)で読み出す。

パッと見て、なんでこんなに複雑な操作をしているのかよくわからなかったのだが、

このマイコンのシリアル通信ペリフェラルの機能上の制約で、複雑な操作が強いられているようだ。


まず、おかしいのがSPIのクロック端子がGPIO設定になっていること。

SPI通信を開始する前にGPIOで動かしてから、クロック出力に切り替えているらしい。

そして、受信データをメモリに転送するのにDMA(Direct Memory Access)を使っているのだが、

このDMAってたった2バイトを転送するためだけに使っているようだ。

しかも、なぜか送信先アドレスをデクリメントするという設定になっている。


回路図とにらめっこしたり、実機を触ってみたりした結果、わかったのはいろいろな制約上こうならざるを得なかったということだ。

このADコンバータのSPI通信の仕様が、ことごとくこのマイコンに合っていない。

マイコンとADコンバータでSPIクロックの仕様が合わないようで、それを埋めるためになんか工夫をしていたようだ。

16bitなので2バイト分のデータが得られるのだが、このペリフェラルには受信FIFOが付いていない。

そのため、たった2バイトのデータを転送するだけでもDMAを使うのが合理的だったらしい。

送信先アドレスをデクリメントするのは、このマイコンがビックエンディアンだから。

LSBから順番に受信するので、LSBを含むバイトが一番最後で、そこから順番に前に格納していくのだ。


なるほどと思ったのだが、受信したデータを見てみると、なんかおかしい。

ADコンバータのデータシートを見て気付いたのだが、ADコンバータはMSBから順番に送信する仕様になっていた。

シリアル通信はLSBから順番に送るのが一般的で、このマイコンは受信したデータをLSBから順番に格納する。

さらに詳しくソースコードを見てみると、受信したデータのMSBとLSBの順番を入れ替える処理が入っていた。

すなわち、次のような手順でAD変換値を取得している。

  1. ADコンバータは bit15,14,…,8,7,…,1,0 の順にデータを送る
  2. ペリフェラルは受信したデータを{bit8,9…,15},{bit0,1,…,7}の順にバッファに格納する
  3. DMAによりメモリ上に {bit0,1,…,7},{bit8,9…,15} の順に格納される
  4. プロセッサーはメモリ上に格納されたデータを {bit0,1…,15} として解釈する
  5. MSBとLSBの順番を入れ替えて {bit15,14,…,0} が得られる


これ、最新シリーズで使っているマイコンだと、ほとんど何も考えなくても使えるはず。

クロックだが、LoアクティブとHiアクティブ、立ち上がり・立ち下がり同期を自由に選べる。

MSBファーストとLSBファーストも自由に選べるし、FIFOもあるから2バイト程度ならばDMAもいらない。

リトルエンディアンのプロセッサーなので、バイト順だけは考慮が必要だが。


これに加えてADコンバータ周りの回路構成が難解で、

設計資料もすぐに見あたらず、回路図をよく解読する必要があった。

最終的には得られたAD値が設計値と一致することが確認出来たのでよかったのだが、なかなか苦労した。

こうして、このマイコンでの正しい通信手順が確認出来たので、今後の移植に役立てばいいな。

いろいろと暗雲が立ちこめるプロジェクトではあるんだけど、どうやって生産継続するかというのは悩み所ではある。

旧シリーズだからといって投げ捨てるのはいろいろと難しい事情があるんですよね。

どこら辺が落としどころか。いくつかの選択肢の中から検討するってことでしょうね。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/18(Tue) 23:06
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

ファンレターから手紙文化を根付かせる

先日、こんなのを見かけた。

「コミックマーケット95」への出展 (日本郵便)

日本郵便はコミックマーケットの宅配便での搬入を一手に引き受けている。

近くに新東京郵便局という大きな郵便局があるからというのもあるんだろう。

会場からの発送は他社もあるが、日本郵便も会場内にゆうパックの発送所を設置するようだ。

ただ、この発表はどちらかというと、企業ブースに「郵便局臨時出張所」を出展することと、その販売物の告知である。


販売のメインはフレーム切手セットである。あわせて、フレーム切手と同じ絵・写真を使ったグッズも販売するとある。

  • 「アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』」オリジナル フレーム切手セット(82円切手×5枚) 3500円
  • 「グランブルーファンタジー お正月ver」オリジナル フレーム切手セット (62円切手×10枚) 3500円
  • 「俳協 華の5人組 ラブレター便」オリジナル フレーム切手セット(82円切手×5枚) 5000円

切手の額面だけ見れば82円×5枚=410円とか、62円×10枚=620円だから、かなり高いなと。

そもそもフレーム切手が額面より高くなるものではあるが、キーホルダーなど付属物があるからというのもある。


ところでフレーム切手について、ご存じではない方もいるかもしれないから書いておく。

フレーム切手はその名前の通り、額縁状の切手で、その額縁の中にはほぼ自由に写真や絵を入れられる。

フレーム切手 オリジナル切手作成サービス (日本郵便)

個人でもこうして申し込むことができる。82円10枚のタイプで1230円で作ってくれる。

そして、このフレーム切手は日本郵便自身も作って販売している。

記念切手を発売するのはハードルも高いし、時間もかかってしまうが、フレーム切手ならば少量からタイムリーに出すことができる。

値段は額面より高くなるのが常だが、小冊子などとセット販売されることもある。


先の3商品の中でも特に額面と売価の乖離が大きいのが、「俳協 華の5人組 ラブレター便」オリジナル フレーム切手セットだ。

フレーム切手自体は俳協(東京俳優生活協同組合)の声優5人の写真を使ったものになっている。

フレーム切手っていうけど、このタイプは写真の下に小さな82円切手をぶら下げている。そういうタイプもあるのね。

付属物としては、同時に撮影した写真を使ったポストカード10枚とそれを収めるケース、そしてレターセットである。

このレターセットがポイントで、この5人のいずれかの切手を貼って、このレターセットで切手の人にあてた手紙を書くと、

返事としてポストカードが届き、抽選でボイス入り目覚まし時計がプレゼントされるというものになっている。

商品名に入っている「ラブレター便」というのは、切手とレターセットを使ったキャンペーンを指していたようだ。

なお、切手は5枚あるけど、レターセットは1組しか入っていない。切手5枚買っても、このキャンペーンで使えるのは1枚だけってことだね。


それで5000円っていうと、やっぱりエグい商売だなぁと思うんだけど、

一方で、切手を売ることから手紙を書くことにつなげているという点では、すごい商品のように思う。

今どき、手紙を書くことはかなり減ってしまったのが実情だ。

そんな中ではファンレターというのは、まだ踏ん張っている分野なのかなと思うが、それだって多くの人が書くものでもない。

そこで、返事がもらえることなどをきっかけにして、手紙を書く文化を根付かせようということなんじゃないかなと。

実は日本郵便では手紙文化を涵養する取り組みをいろいろやっている。(cf. CSR/地域社会と共に/手紙文化の振興 (日本郵政))

このコミックマーケットの出展にも実はそういう意味があるのかなと。ここまでの試みは初めてだと思うけど。


これをきっかけにファンレターを送る人が出てくればいいですけどね。

芸能人でも作家でもファンレターには好意的な人が多いですから。

イベント会場に設置されたプレゼントボックスにも手紙が入っているのはよく見る。

手紙を書くことが減ってきた中でファンレターが踏ん張っているのは、手紙以外の手段に乏しいというのはあろうかと思う。

芸能事務所や出版社などに手紙を送るか、イベント会場に設置されたプレゼントボックスなどを使って受け渡しするか。

ラジオ番組持ってる人だったら、そこに投稿するというのもあるけど、それだって番組宛の手紙という体裁である。(E-mailでもよいだろうが)

手紙を送る手段はともかく、手紙を書かなければ始まらない。

送る手段の1つに郵便があって、ハガキを62円で買ってきてそこに書けばよいし、封書でも82円切手を貼れば送れるので、これは便利ということである。


今どきにしては、僕はまだ手紙を書く方なのかなとは思うけど。

そのきっかけは、旅行先から手紙を書くということを、わりと昔からやっていたというところなんだと思う。

そういう背景があって、時に家族に手紙を送ったり、あるいは住所しかわからない旧友に手紙を送ったりということもあった。

じゃあ、ファンレターもということで、これまで2度ばかり送ったことがある。

これこそは伝えておきたい感想だの要望だのなんだのを書いて送ったわけである。

そういうのはイベントなどの後に出てくるもので、そうなると、今すぐ郵便で送ろうとなる。

そんな気軽に出来る話でもないとは思うんだけど、よしやるぞとなれば、できるもんじゃないでしょうか。

そういうきっかけにはこういう商品もいいのかもねと。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/17(Mon) 23:57
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

ゲーム会社が土管屋をする

昨日・今日と幕張メッセで「CygamesFes2018」をやっている。

6ホール借りているが、そのうち4ホールはグラブルフェスということで、グランブルーファンタジーのイベント。

ここは入場料がかかり、アトラクションやステージが楽しめるようになっている。

1ホールはShadowverseの世界大会を行っている。オンラインのカードゲームだね。

残る1ホールはオールコンテンツエリアということで、その他Cygames関係のコンテンツのステージや展示が行われている。

ちなみにオールコンテンツエリアのステージはAbemaTVによる中継が行われている。


どんなことやってるんだろうとWebサイトを見たら「LinksMateブース」というのが書いてある。

ゲームでの通信料がおトクになるSIMカードや、充電器のレンタルができます。もしものときに立ち寄ろう!

LinksMateといえば、アイドルマスター シンデレラガールズのライブにもブースを出したり、開演前にCMを流したりしていた。

目的はLinksMateという通信サービスの宣伝なのだが、それに関連して来場者への充電サービスをやっていたりする。(契約者向けというわけでもない)

ただの通信サービスならこういうイベントに出てくる理由はなさそうだが、

特徴として特定のゲームなどの通信量を通信制限から除外する「カウントフリーオプション」を提供していること。

アイドルマスターシリーズもこの対象に入っていて、Cygames関係のゲームなどもいくつか入っている。

なお、このサービスはNTTドコモの回線を借り受け、MVNOとして提供している。


それにしてもLinksMateって何者なんだろうと、運営会社を調べてみるとLogicLinksと言うそうだ。

LogicLinks社の会社概要を見てみると、すぐに謎が解けた。

代表取締役社長が春田康一、取締役に木村唯人、ってこれCygamesじゃねーか。

ちなみに木村さんは神撃のバハムートなどのプロデューサーで、Cygamesの取締役、

春田さんはかつてグランブルーファンタジーのプロデューサーだったが、現在はその役目を木村さんに引き継いでいる。

よくも悪くもファンからよく知られた人で、KMRとかHRTとか書かれてることもしばしば。


実は春田さんはグランブルーファンタジーから退いてから、LogicLinks社を立ち上げたのだという。Cygamesの関連会社である。

LogicLinks社の事業は2つ、1つはゲームの開発支援、データ分析をもとにゲーム開発の支援を行っているようだ。

もう1つが通信サービス「LinksMate」なのだが、モバイルゲームプレイヤーのための通信サービスということに尽きる。

LogicLinksの新サービスはなんとMVNO事業! 事業参入の思惑を春田康一氏に訊いた!!【超会議2017】 (ファミ通.com)

この背景としてはグランブルーファンタジーでの経験があったようだ。

ユーザーにとって、この手のモバイルゲームというのは通信量が1つの問題で、ブラウザゲームのグランブルーファンタジーは相当な通信量だったようだ。

ところが、作り手としては通信量の圧縮を行うためにコンテンツの品質を落とすのは本意ではない。

この問題を解決するためにLinksMateという通信サービスを立ち上げ、Cygamesに限らず広く各社のコンテンツと提携していきたいと。

ちなみにゲーム以外でもAbemaTVとAWA(音楽の定額配信サービス)も入っている。いずれもサイバーエージェント関係のサービスだね。


こういう形でゲーム会社が通信インフラ、すなわち土管屋をやるっていうのはちょっとした驚きである。

土管屋といえば、土管屋に抗うNTTドコモと、土管屋まっしぐらのソフトバンクという話を書いた。

dアニメストアにNTTドコモの行く先を思う

かつてNTTドコモはiモードを囲い込んでいたわけだけど、そういう時代ではなくなっている。そこで土管屋に抗ってサービスの開発を進めている。

その1つが、この記事で書いたdアニメストアだったのだが、後にNTTドコモの契約者以外にも開放している。

ソフトバンクグループはYahoo!をはじめとしたWebサービスをやってきたが、そこにアクセスする手段がなければどうにもならない。

そこで、Yahoo!BBを始めたり、Vodafoneを買収したり、日本テレコムを買収したり、WILLCOMのスポンサーになったり、EMOBILEを買収したわけである。

そこからグループ内のサービスへ誘導したり(Y!mobile加入者は自動的にYahoo!プレミアム会員になるなど)しているわけだけど、それはそれである。

LinksMateの立場はソフトバンクが通信事業に参入したときと似ている。

背景にCygamesはあるけど、Cygames以外のコンテンツもカウントフリー対象になるものがあるわけだから。


これがうまくいくかって話はあるけど、着眼点としてはなかなかいい気がするな。

LinksMateブース自体はただの充電所なんだけど、そこをきっかけに知名度を高めていきたいということで。

ちなみに春田さんもブースに行っているらしくTwitterで調べてみると「HRTとツーショット撮れた」とか出てくる。

グランブルーファンタジーのプレイヤーにとってはなじみ深い人で、もともとこういう形でファンサービスをする人だったらしい。

根本的には裏方の人なんですけどね。まして今はゲーム開発の一線から退いた人なのだけどね。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/16(Sun) 15:17
Linux・Net・Web | Comment | trackback (0)

ポータブルオーディオの展示会

このBlogでも話題にしたことがあるけど、ハイレゾ音源の売上上位はほとんどがアニメ・ゲーム関係の音楽である。

売上ランキングは真実に近づけるか

この状況は現在も続いているのだが、そんな時代らしいなと思ったのがこれ。

【前編】e☆イヤホンに小岩井ことりさんがご来店! (eイヤホンのブログ)

声優・大橋彩香が【ハイレゾPRアーティスト】に就任!? moraユーザーとしてこだわりの音楽ライフを語る! (mora)


小岩井ことりさんは声優だが、趣味でDTMをやってたり、機材マニアの一面もある。

1つ目は小岩井さんとイヤホン・ヘッドホン専門店「eイヤホン」が接近するきっかけになったエピソードですね。

この記事を見るとわかるが、いくつかのイヤホン・ヘッドホンについて論評を述べている。

以後もこういうことは度々あり、最近では雑誌「GetNavi」(学研)に連載を持ち、オーディオ機器の論評をしている。

大橋彩香さんは声優であり、歌手としても人気を集めている。(cf. アイドルやってバンドやってトークして歌手もする)

多彩なジャンルの音楽を聴いており、自分の歌手活動でもその影響を受けることもしばしば。

その音楽はダウンロード販売で購入することが多いようで、「mora」のヘビーユーザーと公言しており、

その縁もあってか自身のラジオ番組「大橋彩香のAny Beat!」のスポンサーにmoraが入っていて、moraの名前を冠したコーナーもある。

2つ目のリンクは、そんなmoraがハイレゾ音源の魅力を広める役目を大橋さんに託したという話。今のところはこのインタビュー1件だけだが。

いずれもハイレゾ市場をけん引しているアニメ・ゲームのファンにアプローチするのが目的だろう。

そんな中でハイレゾ時代のオーディオ機器の魅力、ハイレゾ音楽の魅力を語れる人を連れてきたということだろう。


前置きは長くなったが、今日は東京・秋葉原に買い物にでかけていたが、そこで「ポタフェス」にも足を運んでいた。

世界最大級のポータブルオーディオの展示会とのこと。実質的な主催者は eイヤホン ですね。

ベルサール秋葉原の3フロアを使うという、けっこうな規模の展示会なんだよね。

これだけの展示会ができるほどポータブルオーディオ業界は熱いのかというのは、これまでも端から見ていて思っていた。

小岩井ことりさんがGetNaviで連載を持ち始めたと書いたけど、ポタフェスにも関わっており、

ステージイベントに出るっていうのもあるけど、「ポタ-1 グランプリ」の審査員の1人として評論家としても関わっている。

小岩井さんのラジオ番組を聴いていると、ポタフェス絡みの話も聞くから、ちょうど秋葉原にも行くしなぁと足を運んでみたのだ。


オーディオ機器という性質上、各出展社のメインは視聴ということで、なかなかとっつきにくい感じ。

しかもお高いものが多いですからね。出展者と来場者の会話もなんとなくマニアック。

そもそも、僕にとってみれば、よいイヤホン・ヘッドホンを買っても、それに見合う接続機器がない。

そんな中で主に注目したのはBluetoothのイヤホン・ヘッドホン、デジタル伝送ですからね。

だいたいBluetoothのイヤホン・ヘッドホンだと自分の持っている再生機器(スマートフォンなど)を接続して視聴できるようにしている。

無線はホットな分野のようで、特に注目を集めていたのが「完全無線イヤホン」という分野。左右個別の耳栓状になっているもの。

ただ、試して思ったけど、耳にそれなりに重いものが付くので、意外ときつい気がする。

首にU字状のものをかけて、そこから線で伸びるイヤホンを取り付けるタイプが実は完成度が高いというのがわかった気がする。

各社、創意工夫を凝らした商品がいろいろあって、こんなのもあるんだという発見が多かった。

あと、オーディオプレイヤーですね。ハイレゾ時代のポータブルオーディオプレイヤーとはどんなもんだというのを見てきた。


ポタフェスで印象的だったのが、出展者によっては英語で応対している人がいたこと。

ポタフェスには外国メーカーの商品も並んでいる。一般の電器店では見ないようなメーカーが多いのではないだろうか。

輸入している商社が出展しているところが多いと思うのだが、本国の人が来て応対しているところもぽつぽつあるようだった。

こういうのを見ていると、世界最大級のポータブルオーディオの展示会というのも嘘ではないのかなと思った。

日本の消費者と直接対話できる機会というのは貴重なものとして、外国メーカーにとっても活用されているようである。

耳の肥えた(?)消費者がこれほど集まる展示会はそうそうないだろうからなぁ。


あと、ポタフェスという展示会の背景を考えてみると、この分野への新規参入が多いことも背景にありそうだ。

もともとプロ向けの機材、例えばカスタムのイヤーモニターを作っていたメーカーが一般向けの製品を出したり。

もともとは据え置きの高級オーディオ機器をやっていたメーカーがポータブルオーディオに進出してきたり。

デジタル機器の性能が向上してきたことで、今まで据え置き用途であったりプロ向けの領域に、ポータブルでも手が届くようになってきたということかな。

全てがそうとはいわないけど、ハイレゾ音源の普及は背景の1つだろうと思う。


ちなみに、秋葉原に行ったのは買い物のためだったのだが、お目当ての品が売り切れてたり、思ってたより高かったりっで、結局買わなかったという。

他の掘り出し物を買って帰ったけど、当初の目的とはなんだったのかという話である。

結局はほとんどポタフェスだったね。けっこう長居した。

もっとも、そのポタフェスも今すぐにこれを買いたいとはならなかったんだけどね。僕も現在の生活スタイルでは特段いらないかなと。

ただ、今後への足がかりという点で、ポータブルオーディオプレイヤーは一考に値するかなと。

ハイレゾ対応のDACとしての機能も兼ねていることがあるので、そうなると多目的だなと。そういう夢はある。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/15(Sat) 23:58
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

全席指定になるってことなんだけど

予告されていたが、来年3月から あずさ・かいじ を含む中央本線の特急が全席指定になる。

中央線が、変わる。 (pdf) (JR東日本)

JR東日本の在来線特急で全席指定化されるのは、高崎線(スワローあかぎ)、常磐線(ひたち・ときわ)に次いて3例目かな。

基本的に全席指定になること自体はよいと思うのだが、利用状況によっては高くなるケースもあるのが悩みである。


現在、中央線筋の特急には スーパーあずさ・あずさ・かいじ があるが、

スーパーあずさ と他の違いは使う車両の差で、速く走れる車両を使っているのがスーパーあずさだったと。

これが来年3月からは同じ車両に統一される。というわけで、スーパーあずさ は あずさ に集約されて、従来の あずさ・かいじ はスピードアップする。

平均の時間短縮効果は新宿~松本で6分とのこと。そんなに驚くほどの短縮効果でもないか。

さらに、新しい特急列車が3種類設定される。

新宿~富士山・河口湖で富士急直通で運行される「富士回遊」、かいじにくっつけて1日2往復走る。

東京~八王子と東京~青梅の通勤特急「はちおうじ」「おうめ」……ってなんだそのネーミング。

従来の中央ライナー・青梅ライナーを置き換え、全席指定の特急として走る。


さて、全席指定化されたことで、新しい料金表が設定されるが、

従来、普通に指定席特急券を使っていた人にとっては単純に安くなる。

新宿~甲府では従来1860円だったのが1550円(事前料金)、新宿~松本では2900円だったのが2500円(事前料金)になる。

自由席より高くなるケースもあるが、大差ないか、むしろ安くなることもある。

甲府~塩尻は従来は自由席で1180円だが、新しい料金では指定席(事前料金)で1000円になる。そういうのもあるんだね。

影響が顕著なのが50km以下の区間で、中央ライナー・青梅ライナーを統合することも考慮する必要がある。

東京~八王子は従来は特急自由席で510円、ライナーで510円、これが新しい料金で750円(事前料金)となる。

チケットレスだと100円引きだから650円、それでも140円増か。指定席だから確実に座れるが、ライナーはもともと指定席だ。


ここまで見ていると、もともと指定席を使っていた人にとっては安くなると思うところだが、

実は指定席を使っていた人にも不利な話があって、それが「あずさ回数券」の廃止である。

自由席用の特急回数券が廃止になるのは当然だが、あずさ回数券は指定席用である。

この、あずさ回数券だが、勤務先で出張に使う人が多くて、かなり安いんだよね。

どれぐらい安いかというと、東京都区内からの回数券なのに、一部放棄して立川・八王子から乗ったとしても安いということ。

東京都区内~松本のあずさ回数券が1枚あたり4630円、同区間を普通に乗車券+指定席特急券を買うと6380円だ。

さらに、一部放棄して八王子~松本で使ったとしても、普通に乗れば5510円なのだから安い。


ただ、あずさ回数券が廃止されるということは、今後は回数券にとらわれる必要はないということである。

これまではもっとも安い手段として回数券を選ぶべきと考えていたが、今後は自由に買えばよい。

東京方面から松本まではSuica首都圏エリアなので、乗車券はSuicaなど、特急券はチケットレスという組み合わせが便利で安い。

従来は回数券に乗車前に駅で指定を受けてとやる必要があったが、チケットレスならば駅でなくても購入・変更が自由にできる。

便利にはなるんだよね。回数券を基準とすれば、かなり高くなってしまうけど。


全体的に言えば、これまでより指定席が使いやすくなるとは言えるし、けっこうメリットはあるんですよね。

自由席がなくなるとはいえ、座席未指定券が指定席と同料金で販売され、後で指定を受けることもできるが、

指定を受ける時間がない場合や、指定席が満席の場合は、そのまま乗車することができる。

座席にインジケータが取り付けられていて、座席未指定券で座席に座る場合の参考になるのだが、これがあまり直感的ではないと言われている。

指定席発売済が緑色、指定席未発売が赤色、まもなく赤色に変わる場合は黄色を表示する。

すなわち、座席未指定券の人は赤色の座席に座ればよいのだが、赤なのに座れなの? という話である。

基本的には指定席券を買って乗ってくれという話で、指定券を持った人にとっては指定された座席が緑色になっていて、

車掌は座っている座席のインジケータが緑色であることを確認して、車内改札を省略する。すなわち、常客にとっても車掌にとってもGOである。

座席未指定券の人は赤色の座席に座る。そして車掌は赤色の座席に人が座っているからきっぷを見せろという。

座席未指定券の常客にとっては赤色はGOだが、車掌にとっては赤色はSTOPなんだよね。

立場が違えば色の意味は異なるが、一番インジケータを使いたいであろう座席未指定券の人にとっては直感的ではないという指摘だ。

指定席券を買えば何の問題もないので、ぜひチケットレスなども使って指定席を使ってねということでしょう。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/14(Fri) 23:50
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BRTは代行バスではなかった?

Twitterで気仙沼線BRTを通り抜けるきっぷを買うのに難儀したと言っている人がいた。

駅の端末で対応できないので手書きでの発行になるということで、対応できる窓口が限られたようだ。

適宜打ち切って買ってもよかったのでは? と思うんだけど、こだわりがあったようだ。


JR東日本は2011年に被災した気仙沼線・大船渡線の一部をBRTとして復旧させた。

線路敷を使えるところはバス専用道に転用し、使えない部分は一般道を走るという形で始まり、段階的に専用道区間も増えてきている。

専用道区間があるのは特徴的だが、基本的には鉄道代行バスである。

なので、従来の鉄道と同じように使えると言いたいところなのだが、実はBRTが始まったときに運賃制度が少し変わっている。

といってもBRT区間だけを乗るだけならば、一部の区間を除いては運賃は変わっていないのだけど。


実は鉄道とBRTを乗り継ぐ場合、鉄道区間の運賃とBRT区間の運賃を別々に計算して足すことになっている。

一般的に鉄道代行バスは不通区間の鉄道が乗車できるものとして販売された鉄道のきっぷで乗車するものだ。

今、呉線の安浦~三原が運休しているが(今月15日再開予定)、代行バスがあるので広島~竹原というきっぷは従来と同じ運賃で買えて、

そのきっぷを持って、広島~安浦は鉄道、安浦~竹原は代行バスと乗車することができる。

ところがJR東日本のBRTではそうなっていない。

といっても通しのきっぷを購入することはできるし、一部区間では合計運賃の100円引きにするという対策も取られているのだけど。


なんでこうなってるのかなぁと思ったんだけど、国鉄・JRってもともと船やバスもやってたけど、

鉄道・船・バスにまたがって乗車船する場合は、それぞれの運賃を計算して合計するということをやっていたらしい。

すなわち、宇野~高松の連絡船を使って岡山~新居浜と移動する場合、1枚のきっぷで購入することはできたはずだが、

その運賃は 岡山~宇野と高松~新居浜の合計距離に対する鉄道運賃 と 宇野~高松の連絡船の運賃の合計になっていたということ。

おそらく、JR東日本はこの考えによって、鉄道とバス(BRT)の運賃を別々に計算して足し合わせることにしたのだろう。


この都合でシステム上もBRTに関わる乗車券の扱いは特殊になっているよう。

すなわち、鉄道だったころは販売できた乗車券も、BRTになってから販売できなくなったものもあると。

宮城県・岩手県内の移動などであれば、さほど問題なく買えるようなんだけど、

長距離乗車券の途中にBRTが挟まっているような乗車券はシステム上対応できない場合があるようだ。

規定上、発売できるとも発売できないとも明示されていないので、窓口によって対応が分かれるのが実情だそう。


僕はBRTは代行バスの一種という認識だったのだが、

JR東日本はBRTの運行を開始するに当たって「一般乗合旅客自動車運送事業取扱規則」を制定している。

すなわち、JR東日本はバス会社としての体裁を整えた上でBRTの運行を始めていると。

運行はミヤコーバス・岩手県交通に委託しているのだけど。

どうしてだろうと考えてみると、BRTは鉄道代行バスではなく、線路敷を使ったバス事業という発想があるのだろう。


恒久的なバス代行と言われて思い浮かぶのが、名松線の家城~伊勢奥津である。

名松線はたびたび土砂災害の被害を受けており、2009年にも災害に見舞われた。

当初、全線運休だったが、家城~伊勢奥津の末端区間は被害の程度が重く早期の再開ができなかった。

一方で、この区間の利用者は少なく、平行する道路もあるのでバス代行は十分可能だった。

そこでJR東海はこの区間について、復旧工事をしてもまた土砂災害に遭う可能性が高いので、鉄道としては再開させないが、

今後もJRがこの区間の輸送を担うということで、恒久的なバス代行を提案したことがあった。運賃体系も現状維持との提案だった。

結果的には沿線の三重県と津市が治水・治山工事を行うことを条件に、JRはこの区間の復旧を行い2016年に運行を再開している。


BRTは線路を剥がして専用道を作っていることと、鉄道にはなかった新駅を追加しているのが特徴的ではある。

線路が残っていれば、長期運休中と言い張れるが、剥がしてしまっては成り立たないという考えもあったのかもしれないし、

道路の都合、鉄道から離れて走る区間に新駅を追加できるのは、バス事業だからこそとも言える。

BRTが本格的に始まる前(鉄道代行バスという扱いだった頃)は臨時駅という形で対応していたけどね。

もっとも、バス事業であることと、運賃を分けて考えるというのは、必ずしもセットである必要はないんだよね。

過去には鉄道・船・バスはそれぞれ分けて計算して合計するとやっていたから、その先例に合わせたというだけだと思うんだけどね。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/13(Thu) 23:19
交通 | Comment | trackback (0)

できるだけマイナンバーカードを長く使いたい

そろそろマイナンバーカードの申請の準備を始めるかと、

以前、転居届を出しに行った時に市役所でもらってきた申請書に記載していた。

誕生日を迎えたら差し出す予定だ。


現在持っている住民基本台帳カードの有効期限が来年9月に切れる。

10年も持っていると、印字されている写真がぼけてきている。

住民基本台帳カードの印字ってあんまりよくなかったんだよね。

こんなカードだけど、本人確認書類としての使用頻度は現在も最も高い。

住所などを市町村が直接証明しているというのは他の本人確認書類にはない長所である。

特に転居の時はものすごく便利だった。(cf. 朝は市役所から)


マイナンバーカード(個人番号カード)は明確に住民基本台帳カードの代替として2016年より発行されているものだ。

なので、マイナンバーカードの発行を受けるときに、すでに住民基本台帳カードを持っている人は返却しないといけない。

父はそれで有効期限のはるか前に住民基本台帳カードを返却して、マイナンバーカードの発行を受けたようだけど。

マイナンバーカードになって機能も増えたのは知ってるけど、どうしても今すぐ欲しいわけじゃないから先延ばしにしてきた。

そこで当初から住民基本台帳カードの有効期限が切れる前の誕生日を目安に作ることを計画していた。


なぜ誕生日なのかと言えば、マイナンバーカードの有効期限は発行日から10回目の誕生日だから。

誕生日の直後に作るのが、もっとも有効期限が長くなるということだ。

運転免許証も誕生日が基準になっている。(3~5回目の誕生日の1ヶ月後が有効期限)

僕の誕生日は12月19日だけど、それでできるだけ有効期限が長くなるように、自動車の運転免許を12月の冬休みに取得しにいったものである。

ここをターゲットにしていたから、夏休みから自動車学校に通い始めたが、多少引き延ばしながら秋頃に卒業としたのである。

それと同じことがマイナンバーカードにも言えるということ。


有効期限の基準となる発行日というのは、こちらで明確にコントロールできるものでもない。

マイナンバーカードは市町村が発行するものだが、実務は地方公共団体情報システム機構に委託されている。

住民基本台帳カードのときは市町村がそれぞれ発行をしていたが、それゆえに市町村ごとにカードに多少の差異があったらしい。

マイナンバーカードでは実務を一元化することで統一しているわけだが、一方でカードの交付は市町村で行われる。

すなわち、こんなフローのようだ。

  1. 住民が申請書を機構に送る (名目上は市町村長宛の申請書だが、送り先は機構)
  2. 機構でカードを作成して、市町村にカードを送り、住民に交付通知書を送る
  3. 受け取った住民は交付通知書を市町村の窓口に持参してカードを受け取る

1.~2.の期間は約1ヶ月となっている。おそらく、2.の日付がカードの発行日なのだろう。

ただ、明確にいつになるかはよくわからないので、市役所の人には誕生日より後に送れば確実でしょうとのことだった。


急ぐものではないので。来年9月までは住民基本台帳カードも有効だし。

とはいえ、この時期だと所得税の申告(e-Tax)にマイナンバーカードの電子証明書を使いたいなというのはあるよね。

住民税の申告も兼ねることも考えると、来年3月15日までには所得税の申告を行う必要があるが、さすがにそこまでには入手できるでしょう。

市の窓口が予約制だけど、マイナンバーカード発行当初のような混雑もないでしょう。


ちなみに更新の時はこんなことは考えなくていい。

有効期限3ヶ月前から有効期限までの間に更新すれば、電子証明書は6回目の誕生日まで、カード自体は11回目の誕生日まで有効になる。

住民基本台帳カードのときは、電子証明書の発行は更新含めて手数料が取られていたけど、

マイナンバーカードでは有効期限切れまたは電子証明書の内容が変わる場合(住所・氏名変更など)の電子証明書の発行は無料でできる。

市町村の窓口に行く手間だけはかかっちゃうんだけど。


ちなみに住民基本台帳カードは有効期限に西暦が使用されている。

その当時、西暦表記が使われていたのはパスポートと外国人登録証ぐらいだったんじゃないかなぁ。

10年と有効期間が長いから西暦にしたということで、行政機関にしては珍しい対応だった。

実際、2019年9月というと、元号が変わっているはずの日付ですからね。

来年には運転免許証も有効期限が西暦表記になる予定だ。

運転免許証も有効期間が最大5年とやや長いが、どちらかというと外国人への対応の意味もあるらしい。

そういえば運転免許証って外国人の生年月日も和暦表記なんだよね。そこも修正するのかな?

住民票では外国人の生年月日は西暦表記にすることになって、マイナンバーカードでもそうなっているらしい。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/12(Wed) 23:58
社会 | Comment | trackback (0)

大陸目指して航空連合を越える

中国には大きな航空会社が3つある。

中国国際航空(CA)、中国南方航空(CZ)、中国東方航空(MU)の3つである。

いずれも国の機関だった民航局に由来する航空会社で、当初6社に分割されたが、後に3社になっている。

それぞれ中国では国航、南航、東航と略されているようだ。

国航は北京、南航は広州、東航は上海に本社を置き拠点としているが、南航は北京も重要な拠点のようだ。


この3つの航空会社はそれぞれ国際的な航空連合にも加入しているのだが、

国航はスターアライアンス、南航と東航はスカイチームに加入している。

日本の航空会社ではANAがスターアライアンス、JALがワンワールドに加入している。

というわけで、国航とANAが提携関係にあることは当然なのだけど、

実は南航と東航はいずれもJALと提携関係にある。特に東航とはマイレージプログラムでも提携関係にあるなど深い関係にあることがわかる。


といっても、違う航空連合だしなぁと思ってたら、

南航はアメリカン航空との提携関係が発展して、今後ワンワールドに加入する予定になっている。

米アメリカン航空、中国南方航空に222億円出資  (日本経済新聞)

もっともこのニュースが出たのは2017年だが、まだ移籍は実現していない。提携関係が発展したのは確からしいけど。

一方で、JALと東航は独占禁止法の適用除外の承認を受けて、日本~中国線での共同事業を始める予定となっている。

JAL、中国東方航空と上海で会見。乗り継ぎの利便性向上やマイレージプログラム拡充など共同事業へ (トラベルWatch)

これは東航の航空連合が変わるという話ではなくて、2社の個別の提携関係として行うものだそう。

とはいえ、共同事業ってのはなかなかすごい話だと思うけど。


なお、JALは ヨーロッパ線とアメリカ線で共同事業を行っていて、いずれも提携先はワンワールドの航空会社である。

一方で、現在準備中のものとしては、日本~ハワイ線でハワイアン航空との共同事業を行う予定がある。

ハワイアン航空は特に航空連合には入っていないが、最近JALとの提携を始めた。

もともとJALは日本~ハワイ線に強いのだけど、ハワイアン航空との提携でそれをさらに強化できるという考えがあったようだ。

この区間にとってみれば、個別の提携関係でやるのは納得がいく感じはする。


中国のスカイチームを切り崩そうとしているのかなという見方もあるようだけど、

ワンワールドにとってみれば、太平洋線で強い地位に立つには、こういう開拓も必要だったということなんじゃないかなと。

大西洋と太平洋を越えるのだけは得意

太平洋のアジア側がJALとキャセイパシフィック航空で、東京(成田空港)と香港から両社の路線を使えばそれなりにいろいろな都市には行けるが、

かといって、中国大陸各地への接続を考えれば、大陸の航空会社も加わって欲しいんだよね。

アメリカン航空とJALがアプローチした先は違うけど、どちらも付けいる隙はあったってことですね。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/11(Tue) 23:52
交通 | Comment | trackback (0)

素直にチケットを高くする

金曜日にRAISE A SUILENのライブに行くときにチケット代で躊躇したという話を書いた。

もとはバックバンドだった

そんなに気軽に行ける金額ではないが、2000円ぐらい安ければ妥当かなぁという程度の話なので。


翌土曜日のPoppin’Partyのライブで、来年2月に日本武道館で「BanG Dream! 7th☆LIVE」が行われることが発表された。

間隔短くない? とは思うんだが、来年1月からTVアニメシリーズが始まることも考慮しているのかも知れないし、

こういうところは会場が確保できたタイミングでやるしかないという事情もあるんだろう。

木曜・金曜・土曜の3日間で、各々別々のバンドがやるということで、今回と似たようなもんですね。

会場が広い分、平日の集客には懸念があるところだが、勝算はあるんだろう。

使用料も平日の方が安いって話はありますし。


ファンにとっては期待もあれば、戸惑いもあったわけだが、そんな中で困惑している人がちらほらいたのがこれ。

料金

プレミアムシート(アリーナ席、グッズ付き)・・・19,440円(税込)
指定席・・・9,720円(税込)

指定席も高いんだが、プレミアムシートがグッズ付きとはいえその倍額で2万円近い。

プレミアムシートの注釈にアリーナ席とあるのは、アリーナ席全てという意味なのか、少なくともアリーナ席という意味なのか、明らかではないが。

まぁ中にはプレミアムシート狙いで行くぞと言っている人もいるんだが、ただでさえ一般席でも高いのにという人もいる。


もっとも、今回も「砂かぶり席」という名前で似たようなことはやってたらしいし、

同じくブシロードの「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」でも「スタァライトシート」が設定されることが恒例で、

高く売れるところには高く売っていこうというのが同社の最近の考えのようだ。

価値に見合うものとファンに認められないとこういう商売は難しいと思うが、そこは自信があるのかもしれない。


一方で、料金が高くなることについて納得できる面もある。

というのもチケット代だけでは赤字になってしまうイベントは世の中多いと聞くから。

チケットだけだと赤字だが、グッズ販売も含めれば儲かるかなとか、そういう考えでやってるのが実情らしい。

赤字続きではイベントを継続的にやっていくのは難しい。

この問題に対して、チケット代を高くするという、ものすごい単純な解決策を持ってきたのかもしれない。

チケット代が高くては新しいファンを獲得するのが難しくなるという問題はあるが、

先日の「BanG Dream! 6th☆LIVE」の実績ではライブビューイングを実施していて、チケット代は3600円だったようだ。

アブレ対策という面もあるのだが、ファン拡大の道具として活用している面もあるのかなと。

実際、僕も初めてPoppin’Partyのパフォーマンスを見たのは、ライブビューイングだったりするので、実際そうして役立っているということ。


赤字といわれて思い浮かぶのは、2年前の12月、同じく両国国技館で行われた、上坂すみれさんのコンサートである。

声優・上坂すみれさん国技館公演インタビュー&ライブ速報レポ (animate Times)

まぁ演出の派手なことで、一般的なバックダンサーとは別に、ドスコイダンサーズなんていう男18人を用意したり、

ステージから炎は噴き出すわ、空中で演技するエアリアルダンスをする人を連れてくるわ。

後にラジオで漏らしていたが、どうも上坂さんのライブイベント、黒字になった試しがないらしい。

両国国技館でのことを思い出してみると、いや、それはどう考えても費用をかけすぎなのが原因だろうと。

この赤字を誰が埋めているのかはよくわからないけど、単に赤字を出し続けていれば持続可能ではないわけで、何らかの穴埋めできる要素はあるんだろう。


何はともあれ、持続可能であるということは大切なことだ。

その点ですごいなぁと思っているのが、ラブライブ!サンシャイン!!のAqoursである。

ちなみに音漏れのことは去年9月に行われた、2ndライブでも言われていたことで、このときの評判もあったのだろう。

そう、西武ドームを使うのは2度目なんですね。というか1年経たずにまた西武ドームってのもすごいな。

(西武ドームは音漏れどころか)

ちなみに来年6月にも西武ドームを使う予定がある。3年連続3回目ってどういうこっちゃ。

ラブライブ!プロジェクトの先輩にあたるμ’sは2016年3月31日, 4月1日のファイナルライブで東京ドームを使っている。

これはこれですごいんだけど、そこで終わってしまった。μ’sは伝説になって散ったという印象が強い。

一方のAqoursは西武ドームなんていう広い会場を繰り返し使っているし、実は今年11月に東京ドームも使っている。

関東圏に留まらず、大阪や福岡や函館などで公演を行い、来年には台湾(台北)・韓国(ソウル)での公演の予定もあるという。

タイミングの違いもあるので、どちらがすごいという話でもないんだけど、持続可能であるという1点においては先輩であるμ’sのはるか上を行っていると思っている。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/10(Mon) 23:57
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

送迎バスにしては珍しい

自転車で少し遠くまで散歩に出かけていた。

電車で行けばまっすぐすぐ行けるので、自転車を使う実用上のメリットは薄い方向で、

なおかつ明らかに電車より遠回りしないと道路がないんだけど、それでも意外と時間はかからなかった気がする。

ただ、途中に踏切が2箇所あって、信号制御されていないから、全ての車が一時停止する必要があって渋滞しがちだった。

自転車は渋滞している車の左側を安全にすり抜けられるからよいのだが、自動車にはさぞ走りにくい道だろう。


途中、小さなバスが2台停めてある車庫が見えた。このバスを見て驚いた。

というのも、どうみても日野ポンチョなのに、白いナンバープレートを付けていたから。

ポンチョと言えば、現在、国産では唯一の小型ノンステップバスである。

コミュニティバスでの使用例が多いが、狭い道も走れて、段差なしで乗り込めるという特徴が合っているからだろう。

このサイズのノンステップバスは、かつて国産車にはなく、大阪の赤バス(2000年~2013年)では輸入車を導入したが、トラブルが多く修理にも困ったとか。

2006年に国産のポンチョが登場したことで、小型バスのバリアフリー化が一気に進んでいった。

ちなみに、赤バスも末期にポンチョを導入したが、まもなく赤バスは廃止され、他の市バスと同じ塗装に直して、赤バスを継承した路線を中心に活躍しているとか。


バスの使われ方もいろいろあるが、小型ノンステップバスの特徴からして概ねこの3つだろうと思う。

  1. バス会社が自社の路線バスとして運行
  2. バス会社から貸切バスとして借りて、無償で客を乗せる
  3. 市町村などがバスを運行し、有償・無償で客を乗せる

1, 2のケースはバス会社の営業用車両なので、緑色のナンバープレートを付ける。

3のケースは市町村の自家用バスなので、白色のナンバープレートを付ける。

ただし、自家用バスでの有償輸送は例外的なもので、特別な手続きを踏む必要がある。

現実的な問題として市町村などが直接バスの運行を行うのは大変で、3のケースでも実務上はバス会社に委託していることも多い。

逆に1, 2のケースでも、専用車を市町村などが貸し付けていることが多い。それでも検査・修理時の代車としてバス会社所有の車両が出てくることはあるけど。


というわけで、白ナンバーのポンチョ自体は市町村などが所有していることはあるのだが、

今日見かけたバスは、このあたりのマンションの名前が書かれていた。

調べたところ、このマンションには住民用のシャトルバスが最寄り駅の1つとの間に運行されている。

確かにこのマンションのWebサイトを見ると、今日見た白ナンバーのポンチョがシャトルバスの写真として掲載されている。

すなわち、自家用の送迎バスとして導入されたポンチョだったのだ。おそらく、こういうのは珍しいと思う。


送迎用のマイクロバスで白ナンバーのものは世の中にたくさんあるけど、

そういうところで導入されているマイクロバスは、トラックや乗用車をベースとしたものが普通だ。

この構造ではバリアフリー化が難しいので、新規に路線バスで導入されることはないだろう。(既存の路線バスではそういうのも存在する)

一方で、バリアフリー対応が必須ではない送迎バスであれば、このようなマイクロバスは現在も広く使用されている。

というか、ノンステップバスって高いですからね。トラックや乗用車をベースにしたマイクロバスに比べれば目が飛び出るほど高いはず。

近年、大型バス・中型バスは自家用含めてノンステップバスに集約されてしまったが(ノンステップバス以外は数が出ないから?)、

小型バスは今もノンステップ以外の選択肢がある。そう考えると、マンションの送迎バスで買うようなバスとは思えないのだが……


あと、もう1つ気になるのが、運転・点検の体制や、点検・修理時の代車のこと。

貸切バスであれば、これは全てバス会社が面倒を見てくれる。

二種免許を持った人だけが運転でき、それぞれの会社の基準で安全面にも十分な配慮がなされているはず。

ところが自家用バスとなれば、これは全て所有者に委ねられることになる。

バス会社に委託しているケースもあるだろうが、この送迎バスはどうなんでしょうね?

少なくともこのバスが置かれていた場所はバス会社の車庫という感じではないが。


それにしても、マンションが自分で送迎バスを走らせるとはね。

調べたところ、何棟もある大規模なもののようで、専用の送迎バスが成り立つのだろう。

一方で2つある最寄り駅の一方はそんなに遠いわけでもない。もう一方の最寄り駅も路線バスが頻発しているようだ。

送迎バスの運行ってのも費用がかかるわけで、それを継続してやっていけるかというのは課題である。

不動産会社がセールスポイントとなるように、こういう送迎バスを走らせているんだろうが、本当に住民のためになっているかというのは疑問もある。

バス停まで歩いて、混んでいるバスに詰められるのは辛いという話はあるだろうし、

徒歩圏にある最寄り駅もすごい不便なわけではないが、あまり便利とは思われていないのも実情でもあるのだが。


ちなみに、マイクロバスは現在の運転免許制度でいうところの中型自動車免許で運転できるバスという理解でよいと思う。

かつて、普通自動車免許で定員29人までのバスが運転できた時代があったらしいのだが、

これが10人までに縮小されて、定員11人以上では大型自動車運転免許が必要となった。ここで移行したのがマイクロバスということ。

後に中型自動車免許ができ、これは定員29人以下のバスが運転できることとなり、これが今のマイクロバス向けの運転免許である。

ポンチョはこの定義ではマイクロバスになるタイプとならないタイプがある。ショートは定員29人(立席含む)、ロングは定員36人が標準となっている。

ショートは中型免許でOKだが、ロングは大型免許が必要となる。なので、ロングはマイクロバスとは言えない。

もっとも、ポンチョを使用するのは路線バスを運行する会社がほとんどで、運転者は大型自動車二種免許を持っているのが前提だから問題にならないようだ。

見かけた送迎バスもドアが2つあったからロングですね。だからマイクロバスってのはちょっと違うかもなぁ。でも少しはみ出るだけですけどね。


Author : hidemaro
Date : 2018/12/09(Sun) 23:57
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