競馬場の冬休み対策

西日本の平地でも積雪に見舞われ散々な状況が続いている。

それで高知競馬場と姫路競馬場が雪のため中止という珍事もあったらしい。

水沢かよとか言われてたけど。


水沢というのは岩手競馬の競馬場の1つで、もう1つの盛岡競馬場より南ということで3~5月・12~翌1月の比較的寒い時期の開催を分担している。

ただ、それでも雪に見舞われ開催中止になることもしばしば。

といった具合に日本では冬になると雪のため使えない競馬場が出てくる。

地方競馬の主催者単位で冬にレースができなくなるのは、北海道(門別)・岩手(盛岡・水沢)・金沢の3地区である。

(帯広のばんえい競馬は入っていないが、北海道では雪が比較的少ないことと、ロードヒーティングの導入により通年開催できている)

岩手・金沢は1月~3月上旬の概ね2ヶ月半ほどの休み、

北海道(門別)は11月中旬~4月中旬と4ヶ月もの休みとなる。


ということはこの間は当該地区の所属馬がレースを走るのは難しくなる。

所属地区で競馬をやってなくても走れないとは限らないのだけど。

そんなこともあり冬は他地区に移籍する馬も多いという。

特に顕著なのが門別で、2歳戦のレベルが高いと言われているが、

そうして活躍した馬はシーズン終わりには出走機会を求め他地区に移籍してしまう。

その後、春に帰ってきてくれればいいんだけど、そのまま戻ってこないことが多く、

このため3歳以上のレースが充実しないという課題を抱えているそうである。


4ヶ月休みになるならそれ以外の期間に稼げるようにするというのが1つ。

このために賞金・手当を充実させるというのが1つの考えである。

ホッカイドウ競馬 今年の賞金一部増額 (ぐりぐり君の個人馬主ブログ)

ただ、それだけでなく来年度から「冬期在厩3歳馬手当」というのが導入されるよう。

これは2歳の閉幕日から在籍のまま越冬し、翌年の開催に出ると与えられる手当で、その額30万円。

来年度だから、今年2歳の馬が越冬して再来年に3歳を迎えたときに与えられる手当ということだね。


岩手競馬でも在籍のまま越冬すると手当が付与されるそう。

これは2~3歳に限らず対象で、休養も兼ねて活用されているようである。

厩舎関係者の冬季の雇用確保という側面もあるのかもね。

一方の金沢競馬では、冬に馬・騎手・その他厩舎関係者が名古屋・笠松に滞在して出走・騎乗する「滞在型交流」という制度があるそう。

これも翌年の出走馬確保のための取り組みだろう。

地理的に近くに協力してくれる競馬場があるからこそできることだが。


冬季の開催が行われない期間にも他地区のレースに出られる可能性はある。

イダペガサス 高知黒潮SC選出!2年連続出走 (ぐりぐり君の個人馬主ブログ)

なんと門別から高知まで遠征するのだという。

地方開催の交流競走で地方所属馬の輸送費は主催者が負担するのが通常で、

この場合は高知競馬の規定により65万円の輸送費補助が出るという。

なかなかびっくりする金額だが、馬の負担もなかなかではないかと思う。

とはいえ1着賞金1200万円を争うレースで昨年2着とあれば期待度も大きい。


「冬期在厩3歳馬手当」を見て思い浮かんだのが、東京ダービーだった。

2024年から羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートクラシック の3歳ダート三冠がスタートする。

ヨーロピアンスタイルの3歳ダート三冠

これらは全国の地方所属馬、そしてJRA所属馬が出走可能である。

従来は南関東所属でなければ羽田盃・東京ダービーには出られなかった。

これがJRA所属馬が出られる点が注目されがちだが、門別など他地区からも出走できるようになったのは実は新しいことである。

このことから門別在籍のまま、ダート三冠やその前哨戦に出走するというルートも出来たわけである。


ただ、このような他地区の交流競走に出走できるのは実績のある馬に限られ、

門別在籍だとどこに遠征するにも遠いということで馬への負担も重い。

出走機会が確実ならば、むしろ移籍した方がよいという考えになりそう。

もちろん、環境を変えずに調教を積めるという点で在籍のメリットもあるが。

むしろ下位クラスの馬が春に向けてしっかり体勢を整えるために使われるのかもねとか。

それでも春の開幕早々から準備万端の馬が揃えられれば意味はありそう。

門別は4月には2歳新馬戦が始まるが、8月には新馬戦が終わって、11月には冬休み。

そんなわけで早期デビュー、早期に結果を出すことが求められてしまう。

そこに手当を受けながら在籍のまま越冬し、3月春から活躍するという選択肢が増えることは馬にとってよいことなのかもしれない。


なお、他地区の交流競走という点ではJRAの特別指定交流競走というのも考えられる。

認定競走勝ちなどの条件を満たしていれば、出走機会は比較的得やすいと考えられる。

JRAだと芝のレースにも挑戦できるので、よい機会になるかもしれない。

しかし、大きな問題があって、それは輸送費である。

JRAと地方競馬の輸送費負担には非対称な面があり、

  • JRA所属馬が地方の交流競走に出走するときの輸送費はJRA負担
  • 地方所属馬が地方の交流競走に出走するときの輸送費は主催者負担

この狭間にあるのが地方所属馬のJRA出走で、主催者のJRAは輸送費を負担してくれない。

(一部の主催者では所属馬のJRA遠征への補助があるそうだが)

冬だと近くても中山・東京となる門別からの遠征は金銭的な負担が大きい。

JRAの賞金は高額なので結果が出ればよいのだが、実力差が大きいのが実情である。


果たしてどのような形でこの制度が生きるのだろうか。

3歳ダート三冠については、JRA勢か南関東勢というのが一般的な見方だが、

門別所属というのはあってもいいような気はするんだよね。

その後押しとして十分かはわからないが、想定にはあると思う。


余談だが、JRAも冬には使えない競馬場があって、

夏しか使われない札幌・函館はともかく、新潟・福島も冬は使えない。

それでも中山か東京で競馬は行われているので一見問題なさそうだが、

そうもいかないのが障害レースである。

障害レースは騎手数が限られ、落馬などのアクシデントも多いので、

1日の障害レースを1つの競馬場にまとめるという対策がとられている。

さらに京都競馬場の改修工事も重なり、1~2月の障害レースは専ら小倉で行われている。

こうすると美浦から遠くて遠くて仕方ないというのが課題である。

このため小倉競馬場に滞在することで対応しているそうである。

AIが得意なタイプの写実表現

Twitterでとある属性の人を描いた写真風のAI画像生成を見つけた。

いろいろな事情があって実写の写真がかなり限られるがゆえに、

AIでいろいろなバリエーションの画像を生成できるのはすごいなと思った。

でも、どうにも違和感があるような……なんか綺麗すぎるんだよなぁ。


その後、作者は本当はこういう画像を作りたいんだが……

という話を見て、どうも作者自身も僕と同じような違和感を持っていたらしい。

それが実現していないことにはAIのモデル生成の問題がありそうだ。

すなわちその属性を備えた人の写真は限られるので、AIの学習材料に乏しく、

学習できた特徴は一部に留まり、それ以外の部分は一般的な人物写真からの類推になってしまう。

この結果、一般的に言われる美人に近づいてしまうことらしい。


ただ、AI画像生成の強みというのもいろいろ見えてくる。

まず1つが背景のバリエーションの豊富さである。

一般的なグラビアで背景になるようなところはそこそこリアリティがある。

なかなかこの組み合わせの写真は撮れないよな、というものが作れてしまう。

もう1つは布の表現にリアリティがあるということ。

これは多くの写真から衣服の写真映りを学んだ結果であろうと思う。


AI画像生成の苦手なことに「麺をすする」ということがある。

丼から口で直接すする、生麺を手づかみで食べる、麺・箸・手が融合してしまうなど。

このことはAIが機能を考えずに画像生成していることを表している。

知っている画像からそれらしいものを無理やり生成した結果、指示内容に全く見合わない画像が出来てしまうと。

機能を考えないと書けない画像というのはあるということだね。


AI画像生成には txt2imgと呼ばれる文章から画像を生成する技術と、

img2imgと呼ばれる画像から画像を生成する技術があるそう。

入力画像で生成する画像の構図を指示して、それらしい画像を生成すると。

この技術によりtxt2imgで生成した画像に衣服などの差分を与えたり、

生成した3DCGの衣類の表現のリアリティを高めたりという使い方ができるという。


他に似たようなことしてる人いないかなといろいろ探してみたんだけど、

よっぽどニッチなのか、あるいは難しいのか、なかなかなかったですね。

どっちの要素の方が大きいのかね。

このようなネタゆえ、どのような題材かは内緒ということで。

セゾンAMEXだからこそ

以前から存在は知っていたのだが「セゾン・アメックス・キャッシュバック」を初めて使ってみた。

旧ウォルマートカード、現在はセゾンゴールドAMEXになっているのだが――

西友のカードがゴールドカードになってた

これが僕が持っているクレディセゾン発行のAMEXブランドのカードである。


今回のキャンペーンはAmazonでの利用額の30%がキャッシュバック対象で、

上限は500円なので1665円使えば満額とのこと。

(還元額の計算は四捨五入なので1665×0.3=499.5は500円となるそう)

このAmazonでの利用ってのはAmazonギフトカードの購入でもよく、

クリックポスト(Amazon Pay決済)で減った分を補充するのに使おうかと。


事前にNetアンサーからセゾンAMEXキャッシュバックのページを開いて、ここからエントリーする必要がある。

ここでエントリーさせる意味は人数制限があるというのも要因だと思う。

人数を超過するとエントリーできないということだね。

時々、「先着○万人にプレゼント」とかいうキャンペーンがあるけど、

先着○万人に入ったか否かは付与日までわからないとか、人数に達した時点でキャンペーン打ち切りなんてこともある。

しかし、このセゾンAMEXキャッシュバックの場合、

まず人数に達したらエントリーできないから適用可否は使用前にわかること。

エントリーができれば期間内のいつの利用でも対象になる。という点で安心である。


エントリーできたらセゾンAMEXの番号を打ち込んでAmazonギフトカードを購入。

そして4日後ぐらいにはNetアンサーの明細にこのように表示された。

アメックスキャッシュバックキャンペーン –500円

アマゾン シーオージェーピー 1,665円

未確定の明細に表示される時点で還元額が見えると。


ただ、全般的に気になるのは セゾンAMEXキャッシュバック の意義である。

クレディセゾンにとってAMEXブランドは特別なものである。

セゾン味のAMEXカード

クレディセゾンは年会費無料のクレジットカードで成長した会社だったが、

その中で年会費をいただくプレミアカードに力をいれるきっかけとなったのがAMEXブランド導入だったと言われている。

そんな中でセゾンAMEXキャッシュバックというのは、どうにも貧乏くさい印象を受ける。


もっともセゾンゴールドAMEXは庶民派のゴールドカードであるのは確かで、

ウォルマートカードからの移行はさておき、以前より年会費無料で利用している人が多かったと言われている。

セゾンAMEXにとって真に特別なのはセゾンプラチナAMEXなのかもねとか。

なのでセゾンAMEXの主な利用者層にとって、生活に即して還元が受けられるセゾンAMEXキャッシュバックは魅力的なのかも。

ただ、Webサイトで情報を入手して、事前エントリーして……というのは正直なかなかの手間だなと思った。

今回はAmazonということで偶然話題になっていたからこうなったけど、

実用上はなかなか難しいところもあるのかなとか。

e-Taxなのに署名用電子証明書を使わない?

SBI証券から年間取引報告書が届いたので所得税の申告をした。

もうすでにe-Taxでほとんど入力して途中データを保存してあったので、

年間取引報告書のデータ1枚打ち込んで、点検をして提出と。

そんなところでさほど時間はかからなかった。


ところでこの提出時にマイナンバーカードを読み取るのだが、

署名用電子証明書のパスワードを入力するのだと思ったら、

なぜか利用者証明用電子証明書の暗証番号を要求された。

困惑しながら入力すると、これだけで提出完了となった。なんだこれ?


調べてみるとこういう理由だったらしい。

確定申告書等作成コーナー/マイナンバーカードによる本人確認とは (国税庁)

従来は申告書に電子署名をして提出するという考えだった。

電子署名をするというのは実印を押すことと同じような意味である。

この考え方が今月から変わって、申告書への署名に証明書を使うのではなく、

申告前の本人確認として署名用電子証明書を使うという考えに変わったそう。

申告前のマイナンバーカード読み取り・暗証番号入力というのは、e-Taxの再ログインのような意味だという。

(なので中断しなければ、そもそも申告直前のカード読み取りは不要である)


どうしてこういう仕組みが導入されたのかという話だが、

従来の方法だとカードリーダーの読み取りが複数回必要で煩雑だったからのよう。

僕のようにPCにカードリーダー付けてる人はそこまで手間ではないが、

マイナポータルアプリをインストールしたスマートフォンをカードリーダーとして使う場合は1回の読み取りがそこそこ手間である。

なので、初回はともかく2回目以降はこうして省略できるようにしたということらしい。


申告書に電子署名を付けるという発想は長く続いたが、

暫定措置という位置づけだが、ID・パスワード方式での申告も可能になっている。

この場合は税務署での本人確認により発行されたID・パスワードで申告が完了するので、電子署名ってのはないんですよね。

利用者証明用電子証明書による本人確認はそれと同等以上という理屈はそうだなと思う。


そんなこんなで一仕事終わってなにより。

地図に準ずる図面ではわからんが

先週末に少し話題になっていたのだけど。

法務局の地図データをネットで無料公開へ…不動産取引で使用、これまでは有償 (読売新聞)

というわけで試しにダウンロードしてみたのだが、なかなかの内容だった。


市町村別のデータがZIPで提供されている。中には地図XMLというのが入ってるらしい。

だから地図が読めるといっても画面ですぐ表示できるわけではないと。

まず、この時点でなかなかにハードルが高い。

そのZIPファイルに大量のZIPファイルが圧縮されているのも問題である。

これじゃあ何が何かわからんだろと思ったが目次のCSVが入っている。

これを見ると町名・番地に対応するファイル名がわかる。

というわけでそのファイルに対応するZIPを展開してXMLを取り出す。

(ZIPに入ったZIPは7-Zipなら直接取り出せるのでファイルがわかれば簡単)


この地図XMLの表示が出来るソフトウェアを適当に探して試してみたが、

どうも表示が変なのでいろいろ調べて行くと、原因が判明した。

これは「地図」ではなく「地図に準ずる図面」なのである。

一般的に公図と言われる土地の境界を表す図面を法務局では「地図」と呼ぶ。

ところがこの地図というのはまだ存在する地域が限られている。

このため地図がない地域ではそれに代わる図面を使用している。

これは明治時代からの図面がベースになっているところもあるし、

区画整理のときに作ったものもあるし、精度はいろいろである。

そんな図面も全て座標を数値化して保存しているのだが……


「地図」と「地図に準ずる図面」の最大の違いは座標データである。

地図には座標データが入っている。公共座標系という形式なんだけど。

ともあれルールに従って計算すれば他の地図との対応関係がわかる。

ところが地図に準ずる図面には座標データが入っていないのである。

このことはXMLデータを見るとわかるのだが、

地図の場合は冒頭の座標系に「公共座標9系」など登録されている。

ところが地図に準ずる図面には「任意座標系」とある。


そもそもこの地図データ公開の背景には、

無人機(ドローン)などを使った農業や、自動車の自動運転、ロボット配送などに役立てることが想定されている

ということで、配送先を番地から特定できるようにすることが目的である。

このため土地の絶対的な位置がわかることが必須条件のはずだけど……

実際にはそのために使用できる「地図」の整備度が低いので、まだこの目的での利用は難しいとみられる。


地図であれば、XMLデータを配布されているツールでGeoJSONに変換して、

それでQGISというソフトで取り込んでやると他の地図と重ね合わせできる。

ZIPファイルの後ろの方に格納されているものは「地図」の可能性が高く、

そういうので試してみたが、確かによくできている。

市内は住居表示実施地区が多いので、地番を見ることはまずない。

いろいろな事情で細かく分割された土地が見受けられ、地番での生活は難しいことは容易に理解できる。


一方で「地図に準ずる図面」の場合はこういうツールではうまく表示できない。

JPGIS-XMLビュー F (ジオ・コーチ・システムズ)

よくわからないソフトなのだが、地図XML形式を読み込んで表示できる。

2D表示を選んで、JPGIS-XML ラベル表示で地番をラベルとして表示して、

道路っぽいものとか目標に探していけば目当ての土地にたどりつけるかも。


このデータベースが公開されると聞いて、調べたかったことが1つあって、

それがとある施設の所在地と地番の関係である。

というのも、この施設ができたときはものすごくキリのいい地番が所在地表示だったのだが、

その後、町名変更・住居表示実施で全く違う所在地表記に変わった。

でも住居表示なので地番は残っているはずだと。

残念ながら「地図に準ずる図面」なので正確な位置を特定するに至らず。

でも道路らしき土地との位置関係より、その施設の敷地の一部にその地番は存在するだろうということはわかった。

というわけで話に聞いていたことはおそらく正しかったとみられる。


こういうことを知るために法務局でお金をかけて地図を取って、

「地図に準ずる図面」ではわからんじゃないかと落胆し……

というのが一応タダでできたのはよかったのかなと。

期待してたのとは違ったけど、法務局で落胆するよりはよっぽど……

黄色い縁取りのナンバープレート

運動のため市内を駆けずり回っていたら、黄色い縁取りのナンバープレートが。

少なくとも市内で見たのは初めてじゃないかな。

出先で見たことはあるかもしれないが、あまり記憶は定かでは無い。


デザインナンバープレートの最初の絵柄はラグビーワールドカップだったが、

このときは事業用の自動車には緑の縁取りが採用されたが、自家用の軽自動車にはなかった。

(事業用の軽自動車は一貫してデザインナンバープレートの対象外)

縁取りがあっても白タク疑惑がかけられる有様だったが。

路線バスなのに白いナンバープレート

当初、軽自動車のデザインナンバープレートの見た目が変わらなかったのは、

分類番号などで区別可能だということだったが、実際は混乱も多かったよう。

寄付金なし(右上にマークが入るのみ)のデザインナンバープレートなんてほとんど軽自動車だったような印象もあるが。


黄色い縁取りは2018年以降が発行開始のデザインナンバープレートで採用されている。

2018年は地方版デザインナンバープレートの発行が始まったところで、

ラグビーワールドカップと東京オリンピック以外の柄という意味である。

この縁取りの仕様も2022年以降発行開始のものから変わっていて、

縁取りに加えて、左上が縁取りの色で三角形で塗られるようになった。

(現在は全国版の花柄と大阪・関西万博の2タイプに適用されている)

縁取りの色がフレームで隠れる例があったことへの対策とみられる。

軽の黄ナンバー嫌!の受け皿に? 「全国版図柄入りナンバー」大人気 図柄・黄枠あっても (乗りものニュース)


黄色い縁取りのナンバープレートを見る機会が少なかったのは、

「多摩」には地方版デザインナンバープレートが存在しない点が大きい。

隣接する「練馬」とかもないですからね。

ラグビーとオリンピックは開催地が近いこともあって、寄付金払って色付きの付けてるのもちょこちょこみたんだけどね。

この点ではかなり地域性があるんだと思う。


ただ、黄色い縁取りはよくわかったが、何の柄なのか遠目にはわからなかった。

ガソリンスタンドで給油のため停車していたので、少し近づいて見てみたら、

全国版の花柄のやつの寄付金なし(モノクロ)のようだった。

寄付金なしのデザインナンバープレートなんて付けて楽しいんですかね?

色がないと思っている以上に目立たない柄だなと思った。

黄色い縁取りだけが浮いていて不思議な感じ。


なお、縁取りの仕様変更は過去に発行開始した絵柄にさかのぼっては適用されていない。

オリンピック仕様は最後まで軽自動車の縁取りなしで発行されていたし、

2018年・2020年発行開始の地方版デザインナンバープレートは現在も左上を三角形に塗っていない。

図柄の左上が潰れる前提のデザインになっていないためとみられる。

(左上にキャラクターがいる春日井、恐竜の頭に被る福井などが問題である)

今後、地方版デザインナンバープレートが新規に導入されるときは、

左上を塗れるデザインにするのではないかと思うが。

過去にさかのぼって補正されるかはよくわからん。

ラグビーとオリンピックは期間限定だからそのままやりきったのだと思うが。

JRE POINTのためにSuicaを買う

今日は東博に出かけていた。

毎年恒例の「博物館に初もうで」他いろいろ見所があるので。

「博物館に初もうで」は本館ではなく平成館企画展示室ということで、

特別展もやっていない平成館に行ったが、考古展示室含めて案外人が多かった。

全体的に賑わってる印象でしたね。平常展だけでこれだけ来るのはすごいが。


そんな帰り道に新しいSuicaを1枚購入した。

なぜ? という話だが、JRE POINT交換の都合でSuicaチャージを前倒ししようと思って。

Suicaには2万円のチャージ上限があるのでその都合である。


ことの発端はマイナポイント第2弾である。

すでにチャージ額に応じたマイナポイントをWAONで受け取っているので、

第2弾はチャージ額とは無関係に健康保険証登録・口座登録で15000円相当のポイントが受け取れる。

この受取先をJRE POINTにしたのである。

これはJREポイントをルミネ商品券に交換すると分が良いからである。


ルミネ商品券は2万円分が16400ポイント、3万円分が24400ポイントとなっている。

1000円あたり800ポイントに送料相当か400ポイント加えたものに見える。

このためまとめて交換すると分がよいわけである。

今回、マイナポイントが加算されたことで3万円分交換も視野に入り、

前払い家賃など引越関係の費用をビューカードで決済したことで、かなり近づいた。

ただ、それでもまだ足らなくて、普通に使うとまだ半年ぐらいかかりそう。


僕にとってルミネ商品券の主な使い道は無印良品での文具類の購入である。

ルミネ商品券は現金でつり銭が出るので、文具1点とか細々と使える。

このような使い方は無駄な買い物をしなくても使える点でよい。

細々とした買い物の機会を図って使うので時間はかかるのだが。

で、そろそろ手持ちのルミネ商品券がなくなるタイミングなんですよね。

ただ、このまま3万円まとまるまで待つと半年後ぐらいとなると、

その間、手元にルミネ商品券がないので、せっかくの機会が無駄になる。

そこでなんとか前倒しでルミネ商品券を手に入れることを考えた。


JRE POINTを貯める方法はビューカード利用に限らないが、

僕の利用状況では他はあまり期待できないので、ビューカードで考える。

今まではビューカードの利用はほぼSuicaチャージだったが、

それ以外の買い物でもビューカードを使うと1000円あたり5ポイント貯まる。

これで多少は稼げるが、これだけだとまだ時間がかかる。


そこで考えついたのが2つあって、1つがSuicaチャージの前倒しだった。

ただ、Suicaチャージの前倒しでポイントを稼ぐ場合には2つ課題がある。

1つはSuicaの残高は2万円が上限であること。

もう1つはオートチャージまたはモバイルSuicaでないと不利なこと。

以前はSuicaチャージは全て1000円あたり15ポイント付与されていた。

しかし、券売機でのチャージは1000円あたり5ポイントに改められた。

このためチャージを前倒しする手段は券売機ではダメということである。


このことを考慮して、次の方法で対応することにした。

  • ビックカメラSuicaカード内蔵のSuicaに2万円オートチャージ
    • 残高0円から、1万円を切ると1万円チャージを設定して1回乗車
      (乗車時チャージ→運賃を引くと1万円を切るので降車時もチャージ)
  • 現在持っているSuicaを2万円近くまでオートチャージ
    • 残高1万円程度に調整して1万円を切ると1万円チャージ設定して1回乗車
      (乗車時または降車時に1万円を切ってオートチャージ発生)
  • ビューカードで新しく購入したSuicaに2万円オートチャージ
    • 残高500円で発行されるので、先に少し残高を減らす
    • 1万円を切ると1万円チャージを設定して1回乗車
      (乗車時チャージ→運賃を引くと1万円を切るので降車時もチャージ)
  • モバイルSuicaを2万円近くまでチャージ
  • ビューカードからau PAYにチャージ

au PAYはSuica以外に考えついた方法ですね。

au PAYは一般のクレジットカード利用(1000円あたり5ポイント)に該当するはず。

au PAYはイトーヨーカドーでの買い物で使うのである程度は対応可能である。


Suicaについては、現状でも手持ちのSuicaは3枚ある。

通常のMy Suica・ビックカメラSuicaカード内蔵・モバイルSuicaである。

これにそれぞれ6万円貯め込むことができる。

が、それだけだと少しきつかったので、もう1枚使うことにした。

Suicaは1人で複数枚持っても問題はない。

また、残高を使い切って返却すれば500円のデポジットはそのまま戻る。

Suicaを新規購入すると最低でも券売機で500円チャージされた状態から始まる。

さっきも書いたようにオートチャージでないとJRE POINTが不利である。

オートチャージのためには電車に乗るという行為が必要である。

このため電車に乗る回数を抑えながら残高を積む方法を考えている。


あと、My Suicaでオートチャージを行うにはビューカードとのリンクが必要だが、

1枚のビューカードにリンクできるMy Suicaは1枚のみという制約がある。

(Suica購入後にVIEW ALTTEを操作して初めて知った)

このため、現在のSuicaで2万円まで積む→リンク解除→新しいMy Suicaにリンク→オートチャージ設定という手順が必要である。

これは面倒だなと思う。


最終的には現在使っているSuicaは使い切り次第返却になると思われる。

最初は新しく購入した物を返却することを考えていたが、

ビューカードにリンクできるのは1枚という制約から手間が増えることや、

2014年に購入したカードはなんやかんやと汚れているのでこうかなと。

4枚のSuicaを残高2万円近くまで積むので、使い切るには相当時間がかかるが。

ピッタリ0円に使い切りというのは面倒だけど、やり方はいろいろある。


これら前倒し分を消化しているうちはビューカードの請求は少なくなりそう。

何ヶ月かかるかなぁという感じはあるんだけど、年内には終わるかな。

今度、JRE POINTを交換できるのは果たしていつになるんだろうかね。

以前は明細書の郵送を止めるだけで月50ポイント付与されていたが、

これがなくなっただけでも積算ペースはだいぶ落ちたなという印象。

3万円分のルミネ商品券の消化だってそれなりの期間はかかるでしょうがね。

私立中学校の授業料助成は理由があるが

こんなニュースがあったのですが、東京都特有の事情がいろいろある。

私立中学の授業料、年10万円助成へ 東京都、新たな少子化対策 (朝日新聞デジタル)

義務教育は無償ということになっている。(実際にはいろいろ金かかるけどね)

ただ、それは指定された公立学校に通学する場合の話で、私立学校はその限りではない。

そんな中、東京都では私立中学校の授業料を年10万円助成するとのこと。

ただ、無償の公立学校ではなく、あえて私立学校に通う人にこういうのが必要なのかというのは多くの人が思う話だろうと思う。


驚いたのだが東京都の中学生の25%ほどが私立学校に通っているという。

東京都の中でも地域性はあると思うので、特別区域となればさらに高いのでは?

この制度の恩恵を受ける人はそこまで珍しくないということである。

これほどになってくると公立学校の人員・施設にも影響があるとみられる。

教育費の多くは人件費と言われており、公立学校の教員は市区町村立であっても都道府県から雇われるのが基本である。

(指定都市はその限りではないし、それ以外でも市区町村が独自に充実させているケースはある)

なので、東京都は私立中学校の影響で少なからず教育費が浮いていると考えられる。


ただ、義務教育については国の費用負担もある。

都道府県が負担する教員の人件費は都道府県:国=2:1で分担している。

もっとも国が徴収した税金を再配分する地方交付税交付金というのがあり、

公立中学校の生徒数が減れば、おそらく交付金を減らして調整される。

しかし、東京都は地方交付税の不交付団体である。

このため義務教育の人件費が浮いた分の2/3はそのまま手元に残ると考えられる。

その一部を使って私立中学校の授業料を助成することに問題はなさそう。


というわけで東京都特有の事情がいろいろあるわけだ。

おそらく他府県ではこういう話にはならないんじゃないのかなぁ。

ただ、私立中学校の進学を後押しするのは、それはそれで考え物とは思う。


1つは私立学校のビジネスの都合を押しつけるのはどうなのかという話。

中高一貫教育に力を入れる私立学校が増えているという話があり、

従来は高校から入学できた学校も、中学校の段階で入学していないと入れないということも増えていると聞く。

私立学校として付加価値を高めていくの戦略ではあるのだと思う。

以前も書いたが、都立高校の男女比を気にしなければならないほど、東京都で高校年代の私立学校の分担率が高い。

女子校が多いもんだから

ただ、これは不本意に私立高校に進学する生徒も多いということで、

このような事情もあり、就学支援金の不足分を助成する制度が2020年にできたという。

と、東京都には私立学校をむげに出来ない事情もあるのだが、

本来は公立学校で提供される義務教育を、私立学校の商売道具にされた上に、

その授業料の一部を助成するというのは問題じゃないかなと思う。


もう1つ問題なのは小学校卒業時点で適性に応じた進学先が選べるのかという話。

中学校卒業時点でもそこそこ難しいけど……ってそれは高専に進学したからか。

中学校は義務教育のまとめとして自らの適性も見て進路を決めることは意識されているからよいが。

しかし、小学校の段階ではそこまで決める材料はないはずである。

このことが「お受験」と言われるような背景でもあろうと思う。

すなわち本人の適性以上に親の熱意により決まる部分が多いと。

この結果、適性に合わない進学先を選んでしまう可能性はあるんじゃないか。


時々、自分のことを「高校も大学も出ていない」と言うんだけど、

それは中学校を出て、専攻科含め7年間高専に通って、学士の学位を得たということである。

その後に大学院に進学して修了しているけど「卒業」ではないし……

高専という技術者教育に特化した特異的な学校で長く過ごしたこと、

一般的な高校からの大学受験や研究室暮らしでない大学生活を経ていないこと、

「高校も大学も出ていない」というのはそういうことを表している。

そのようなこともあり、義務教育のまとめとしての中学校の重みは大きくて、

義務教育というのは地域の学校で皆で学ぶものではないかという思いは強い。


もちろん私立中学校も理由があって存在しているのは理解しているが……

この助成制度が私立中学校への進学を後押ししていると取られて、

教育環境の分断が進むとなればそれは問題ではないかなと思う。

本来は中学校出てからでも遅くないと言い切りたいところなんだけど、

最近の私立学校の状況を見るとそうも言えないところが苦しいのかなと。

その背景には苛烈な大学入試があったりするんでしょうけど。

「高校も大学も出ていない」というのはそこを経験してないですからね。

電子交付も住所変更も間に合ってない

所得税の申告に必要な書類はSBI証券の特定口座年間取引報告書だけである。

GMOクリック証券より若干遅くて、

特定口座年間取引報告書

郵送 2023年1月18日(水)

電子 2023年1月12日(木) 15時以降順次

というスケジュールらしい。


散々書いているように、先日引越をしたわけである。

それで郵送だと年間取引報告書の受取に不便するかもなと気づき、

年始早々に年間取引報告書の交付方法を電子交付に変更した。

これで電子交付になると思っていたが、そういうわけにはいかなかった。


というのもSBI証券では年間取引報告書の発行について、

「特定口座年間取引報告書・払出通知書」は、対象年の最終営業日17:00時点での指定交付方法により交付されます。

年間取引報告書・払出通知書等を「郵送」にて交付するお客さまの場合、当社ご登録住所宛て(2023年1月1日現在の登録住所)に上記日程で、発送予定です。

という記載があるので昨年内に電子交付に切り替えなければ郵送で、

なおかつその郵送というのは旧住所への送付ということになる。

すでに転居届による転送は働いているため、特に心配はいらないと思うが、

引越に備えて電子交付に切り替えるならもう少し早くするべきだったと。


ちなみに特定口座年間取引報告書は2018年までは必ず紙で発行していた。

それが2019年から電子交付が可能になったようだが、切り替えてなかったと。

なお、電子交付が可能になった背景としては、所得税申告時に添付が必須ではなくなったという事情もあるようだ。

(e-Taxではそれ以前から提出不要だったが、書面で申告していた場合は必須だった)

GMOクリック証券の方はすでに電子交付に切り替えていた。

e-Taxでの申告を考えるとXMLで取り込めるので電子交付の方が便利だし、

申告書を作ってしまえば特に紙で置いておく必要もない書類だし。


そんなわけでアテが外れてしまったのだが、

年末のデータで作り始めることで作業を前倒しできる部分もあるんかね。

さっきも書いたように、元は年間取引報告書は必ず紙で発行する必要があり、

なおかつ所得税の申告に必要な書類なのでそこそこ急ぐものでもある。

(不着時の対応なども含めて2月15日までに確実に到着する必要があろうから)

電子交付が主体となれば物量も減り、このあたりの余裕も増すのだろうが、

あえて電子交付に切り替える人もまだ限られているのが実情だろう。

そうすると仕方ないのかなとも思う。

それが厚生年金基金ってことだよ

引越に伴う各種手続きで抜けがないか確認するために、

ライフステージごとの手続きをまとめたポータルサイトを見ようとしたら、

「○○厚生年金基金を覚えていますか」みたいなことが書いてあって、

なんかおかしいなと思ったら、将来設計ポータルという別のサイトだった。

というわけで出直して抜けがないことはわかったので良しと。


その一方で厚生年金基金の話を見て、関係する人にとっては面倒だと思った。

勤務先では退職金制度として確定拠出年金が運用されている。

僕は就職時からこの制度なのだが、勤続年数の長い人はそうとも限らない。

確定拠出年金の導入以前、この会社には厚生年金基金が存在していた。

厚生年金基金は確定拠出年金の導入時に解散した。

それ以前からの在勤者の多くは確定拠出年金への移管を選んだとみられる。

(企業年金を移管すると、退職所得控除の勤続年数を通算できるため)


ところが厚生年金基金には代行部分というのがあるのが問題である。

かつて企業年金の制度として多く活用されてきたのが厚生年金基金だが、

この制度は、厚生年金の一部を国に代わって運用・給付できる制度だった。

だから「厚生年金」って入ってるんですね。

基礎年金と厚生年金の物価変動分は国、厚生年金の所得比例分と企業年金部分は厚生年金基金で分担する。

それが厚生年金基金のシステムだという。

厚生年金の一部を運用することで、通常の厚生年金に上乗せした給付が可能で

企業年金と合わせて退職後の生活資金を充実できるという考えだったという。

ところが不況により運用成績が想定を下回り、不足分の補填が発生する状況に。

企業年金を他の制度に移行するなど、厚生年金基金の多くは解散している。


この解散時の処理はいくつかのパターンがあるようだが、

勤務先では代行部分を企業年金連合会に移管するという形になっている。

解散時の状況によっては代行部分を国に移管している場合もある。

この場合はかつて厚生年金基金で運用していた部分も含めて、

移管以降は国から厚生年金として支給されることとなる。

ところが企業年金連合会に移管されている場合は、

厚生年金の代行部分は企業年金連合会から支給を受けなければならない。


この移管時点ですでに年金支給が始まっていた人にとっては変わらないが、

移管時点でまだ働き続けている人にとっては面倒な話である。

というのも年金の支給開始にあたっては、企業年金連合会の手続きも必要だからである。

厚生年金の請求手続きの後、企業年金連合会に代行年金の請求を行い、

完了すると双方から年金が支給され、合計すると通常の厚生年金の金額になると。

もしも企業年金連合会の手続きを忘れると、厚生年金はかなり目減りしてしまう。


厚生年金基金の制度が続いていればあまり問題にならなかったと思われるが、

企業年金連合会という社外組織に移管されていること、

退職金制度は確定拠出年金に移行して長いことからすると忘れやすい存在だと思う。

とはいえ、さすがに定年退職者のフォローアップで説明されているはずだし、

ねんきん定期便などで厚生年金基金の加入期間を確認することができ、

加入期間がある場合は、企業年金連合会などに確認するようにという記載もある。


ただ、企業年金連合会への住所変更手続きは忘れている人も少なくないのでは?

厚生年金の住所変更は勤務先に行う。

国民年金(第1号被保険者)の住所変更は特別な手続きは不要とのこと。

これはマイナンバーにより住民票のデータを取得できるためだという。

しかし、企業年金連合会はそのどちらとも結びつかないため個別の手続きが必要だと。

もっとも企業年金連合会から受け取る年金があることを忘れなければ、

基礎年金番号で受け取るべき年金の情報は把握できるので、

常に最新の情報でなければ不利益が生じるという程でもないと思うが。


なお、厚生年金基金の解散時の扱いはいくつかのケースがあり、

複雑なものとしては、

  • 厚生年金の代行部分は国へ移管
  • 代行部分の加算部分は企業年金連合会に移管
  • 企業年金部分は別制度(確定拠出年金など)に移管

というように年金が3つに分裂しているようなケースもあるという。

このようなケースの場合、ねんきん定期便などの記載ではわからない。

なぜならば国に移管した時点で、通常の厚生年金加入期間として扱われるようになるからである。

知っていれば特に問題はないのだが、気づいていないケースもけっこうあると思う。