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郵便料金も変わるのだが

10月からの消費税率変更に伴い、いろいろ価格改定があるわけだけど、郵便料金も当然のことながら変わる。

消費税率の改定に伴う郵便料金の変更認可申請および変更届出などについて (日本郵便)

定形外はちょっと意外なところもあったが、だいたいこんなもんだよね。


使用頻度の高いところでは次の通り。

  • はがき・ミニレター 62円→63円
  • 定型25g/50g 82円/92円→84円/94円
  • 定形外(規格内)150g 205円→210円
  • レターパックライト/プラス 360円/510円→370円/520円
  • 速達250g以下 280円→290円
  • 簡易書留 310円→320円
  • 一般書留・現金書留(基本料金) 430円→435円

はがき・ミニレターが中途半端に1円値上げというのがちょっとなぁと思ったが、62/1.08×1.10=63.1円だから妥当ではあるんだよね。

定型郵便の2円値上げは想定通りですね。


定形外が意外と書いたのは、規格内の50g以下(120円)と100g以下(140円)に値上げがなかったこと。

この2区分は消費税率5%のときから変わっていない。なおかつ、定形外では使用頻度の高い料金帯である。

中途半端に5円単位になっていた150g以下は5円値上げだが、250g以下(250円)は今回改定なしとなっている。

なんでかなと思ったんだけど、レターパックライトの値上げ幅が大きいんだよね。

消費税率5%のときの350円を基準に取ると、350/1.05×1.10=367円 ということで少し上げすぎになる。

定形外郵便というグループでのバランスを考えると、他はそこまで値上げしなくていいから、できるだけ10円単位でという判断もあったんだろう。

普通に考えれば 120/1.05×1.10=126円 ですからね。5円値上がりでも不思議ではないところだ。


書留もそうだったのかな。簡易書留が10円値上げに対して、一般書留・現金書留の基本料は5円値上げになっている。

金額が小さいのが値上げ幅が大きいというのは一見おかしいけど、簡易書留を上げた分、他は押さえたのだろう。

簡易書留とて 300/1.05×1.10=314円 とすると、値上げしすぎとまでは言えない。

315円というのはあったかもしれないが、簡易書留はかろうじで切手の需要もあるし、あんまり中途半端にするのもとは考えたのだろうか。

その代わりに一般書留・現金書留に5円の端数が付いたが、こっちは窓口で払うだろうと考えているのではないか。

(実際、2013年の料金変更時に当時の一般書留・現金書留の基本料金に相当する420円切手は後継なく廃止されている)

変な気はするけど、物量が圧倒的に多い簡易書留にあわせて、一般書留・現金書留の料金が決まったのが実情ではないか。


この結果として、62円・82円・84円・205円・280円・310円切手の代替として、63円・84円・84円・210円・290円・320円切手が出る。

63円・84円・84円切手は題材は引き継がれるが、絵柄は変わる。

すでに52円切手→62円切手で経験しているけど、ソメイヨシノという題材は変わらないが、絵は全く違う。

一方の210円・290円・320円切手は題材が変わっている。

200円以上(1000円を除く)の切手は国立公園が題材となっていたが、他の国立公園に題材が変わるということ。


従来の料金との差額調整だが、はがき・ミニレターは1円貼り足し、定形郵便は2円貼り足しになる。

2円切手はすでにおなじみのエゾユキウサギが使える。その点でも2円値上げは妥当なんだよね。

一方のはがき・ミニレターの1円値上げに対応する1円切手は「日本近代郵便の父」前島密の肖像である。。

肖像画というのは切手の題材としては異質なので、他の切手などとの組み合わせがよくないのではという声もあるが、

2015年に普通切手を一新したときも、1円切手だけは字の配置の見直しぐらいしかしていないほどで、けっこうなこだわりがあるようだ。

ちなみに50円の頃のハガキとの差額調整には、10円切手(トキ)と3円切手'(シマリス)を貼ることになる。

3円切手というのは以前からあったんだよね。ずいぶんマイナーな存在だったと思うが。


余談だけど、2017年頃から50円以下の切手の印刷方法が変更になっているらしい。

切手の印刷方法としてはグラビア印刷が一般的で、表現力が高く、偽造防止技術も取り入れやすい。

コスト面でもそこまで悪くないらしいのだが、やや高価という見方もあるようだ。

一方で、切手の印刷方式としてはオフセット印刷も活用されている。

これは一般的な雑誌などの印刷に使われる方式と同じで、といってもインクとかは特殊みたいだけど。

コスト面などから記念切手はオフセット印刷が一般的で、あとシール式の切手もオフセット印刷だね。

それでどうも2017年頃から少額の普通切手はコスト面からオフセット印刷への切替をしてたらしい。

といっても見た目でわかることはあんまりないらしいんだけど。印刷所の名前が変わったのが最大の識別方法だとか。

そりゃ1円・2円・10円とかの切手に多大なコストをかけても仕方ないしね。利用者からしてもそんなに変わらないし。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/16(Tue) 23:52
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

穴あきダムは何がいい

Blogのカテゴリーが実態に合っていないなというところで集約・新設を行った。

コンピュータ関係のカテゴリがやたらと細分化されていたが、「コンピュータ・インターネット」1つに統合した。

もともとプログラミングに関する内容を多く書こうとしていたし、一時期までは多かったのだが、今ではさっぱり。

技術別に細かく細分化するよりは、コンピュータ関係の技術はすべてここという区分にした方がすっきりするなと。

一方で、最近は文化財・エンターテインメント・スポーツの記事が多いということで「文化」というカテゴリを新設した。

過去にさかのぼってカテゴリを振り直したが、2015年頃から多くて、これまで200件以上が該当していると判断した。

少しずつ興味を持っている内容が変わってきたということですかね。


一時期、「穴あきダム」という言葉を聞くことが多かったが、

通常時に水を貯めないダムが少しずつ増えてきているらしい。

もともと小規模なダムではそういうのもあったらしいのだが、

大規模な多目的ダムの計画が穴あきダムに変更され、わりと大きなものが建設されている。


益田川ダム(流水型ダム) (島根県)

益田川ダムは2005年に完成し、現在完成している穴あきダムでは最大の貯水量を誇る。

穴あきダムであっても、完成後に試験湛水ということで、1回は満水にする。

そのときだけ仮のゲートを付けて、下流へ流れる水を絞るんだそうだ。

それで貯水池に問題がないことが確認されたら、徐々に放流して、仮のゲートを取り払う。

完成後は常用洪水吐きの穴の大きさで流量を絞るだけで、下流が耐えられないほどの洪水が起きない限りは水が溜まることはない。


穴あきダムのメリットとして、水も貯めなければ、砂も貯めないということで、下流への土砂の流れが保たれること。

さらに、魚などの行き来も阻害しないということで、生態系への影響も小さいのがメリットとされている。

ただ、メリットはそれだけでなく、ダムの貯水池のほぼ全てを洪水調整に使えるということである。

多目的ダムの場合、利水容量・発電容量・洪水調整容量と振り分けられるだけの貯水量が必要である。

さらに、砂が溜まってしまうので、堆砂容量というのも取っておく必要がある。

穴あきダムは、その構造から必然的に洪水調整専用だし、さらに普段は水も砂も貯めないので、堆砂容量もごく少なく済む。


この結果、何がよいかというと、同じ洪水調整能力を得るために必要なダム湖が小さく出来る。

実は益田川ダムの計画は1973年からあったのだが、計画が動き出した後、1983年に大洪水が発生した。

その後、洪水の想定を見直したようだが、当初想定よりも高いダムを作らないと下流を洪水から救えないことが判明した。

ただでさえ水没地域の反対で計画が進まないのに、さらに水没範囲が広がってはそれどころではない。

そこで、ダムの目的から不特定利水を外して、洪水調整専用の穴あきダムとすることで、水没地域を減らした。

こうして1989年に補償基準の調印にこぎつけ、道路の付け替えなどを行ってから、2001年からダム本体工事に入り、2005年に完成を迎えたのだった。


ただし、この過程で益田川ダムから不特定利水の機能が抜け落ちた。

不特定利水というのは、河川法ができる以前から存在していた慣行利水権分の水を供給するもので、

実態としては、下流の農地への水の供給が主な目的である。

あと、不特定利水分の水を流すということは、下流の河川環境の保全にも役立つ。渇水期も枯れ川にしないということだから。

ところが穴あきダムにはどうやってもその役目は果たせない。だって洪水時以外に水を貯めないんだから。

この問題に対して、益田川ダムでは上流にすでにあった笹倉ダムを改造して対応することにした。

笹倉ダムは農地防災ダムという名目で作られた小規模な治水専用のダムで、これも穴あきダムだった。

治水機能は益田川ダムに集約して、不特定利水専用のダムに仕立て直すという工事をしたのだ。


治水・利水の両方の機能を果たせる多目的ダムは重宝されたのだが、どっちもとなると規模は大きくなる。

一方で、最近は地域によっては水余りということもあって、利水目的は外してもという話も出てくる。

そこで治水専用の穴あきダムにして、規模を縮小すれば、影響範囲も減らせてよいということである。

それぞれの地域の実情によるけど、そういう選択肢もあるんだということですね。


ちなみに現在建設中の穴あきダムで最大のものは、福井県の九頭竜川水系に建設中の足羽川ダムである。

下流は天井川ということでたびたび洪水被害に悩まされてきた地域である。

穴あきダムにしたことで、貯水量は4割減でも十分な効果が得られ、建設地点をより上流に動かすことができた。

上流に動かすとダムの集水域が減ってしまい、ダムが受け止められない洪水が増えてしまうが、そこは導水路で補うことにしているそう。

なかなか大胆な選択だと思うが、地域への影響を減らして高い効果が得られるなら、それが一番いいよね。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/15(Mon) 23:47
社会 | Comment | trackback (0)

名古屋高速は使いにくい?

新東名スーパーライナーの名古屋周辺の経路だが、

最近では、伊勢湾岸自動車道と名古屋高速東海線を東海JCTで乗り継ぐルートが使われている。

名古屋駅行きは東海線から山王JCTで環状線、まもなく新洲崎JCTで万場線、黄金出口を出て、中村区役所付近まで回り込んで、名古屋駅太閤通口に入る。

逆に名古屋駅発は、江川線を下り、山王入口から東海線に入る。一般道走行区間が案外長い。

これは、環状線が右回り一方通行で、名古屋駅付近から東海線へは5/6周ほど回らないと入れない。

それなら一般道を走って、東海線最初の入口、山王入口から入るのがよいとJRバスは考えているようだ。


新東名スーパーライナーは当初は名古屋南JCTで伊勢湾岸自動車道と名古屋高速大高線を乗り継ぐルートを主に使っていた。

もちろん事故や渋滞の状況によってどちらのルートも使うことができるはずなのだが。

主ルートの変更の要因は、セントレアに行く車が大高線に集中するからという説を聞いたが、

確かに大高線の南側は伊勢湾岸自動車道とともに、知多半島道路に接続している。

その大高線を使う場合は、確か名駅入口から環状線に入り、環状線を2/3周ほど回って、鶴舞南JCTから大高線に入っていた。

名古屋駅へ向かうルートは、東海線とあまり変わらず、環状線から万場線に入り、黄金出口から出るルートだったが。


名古屋高速にとって、名古屋駅周辺と各方面の行き来に不便が多いという認識はあるようで、

この問題の対策として、ジャンクションの改築や、出入口の増設を考えているようだ。

名古屋高速丸田町JCTに「南渡り線」を追加へ (中日新聞)

もともと、中期計画で次のような計画があったそうだ。

  • 万場線 黄金出入口(現状は環状線・東山線方面からのハーフIC)に名古屋西JCT方面との出入口を増設
  • 新洲崎JCTに環状線・東山線と一般道を接続する出入口を増設
  • 東山線 白川出入口(万場線方面)と丸田町JCTの間に、高針方面の栄出入口を新設
  • 丸田町JCT(現状は環状線と東山線 高針方面のみ接続)に環状線→東山線 万場線方面のランプ(西渡り線)を増設

これに加えて、丸田町JCTに東山線 万場線方面→環状線 のランプ(南渡り線)を追加して、フルJCTにする計画が出てきたということである。


それぞれどういう不便を解消するものなのか。

まず、1つ目の黄金出入口に名古屋西JCT方面への出入口を増設するというのは、

名古屋駅と三重県方面を行き来する場合、現在は主に白川出入口を使っていたようだ。

ところが、白川出入口は若宮大通の東方面と接続しているので、名古屋駅方面からだとUターンが必要になる。

これが黄金出入口を使えるようになると、名古屋駅を出たら南西方向に進み、ストレートに三重県方面へ向かえるということだ。

2つ目の新洲崎JCTへの出入口増設というのは、黄金出入口の代替ってことかね。

黄金出入口は名古屋駅周辺へのアクセスにもっとも使われている出入口だと思うが、駅東側との行き来は名駅通への交通集中の原因になっている。

それを新洲崎JCTに新設する出入口に分散させて、一般道の特定ルートへの集中を緩和しようという意図かね。


栄出入口の新設と丸田町JCTの改築はいずれも環状線に集中する利用を、東山線に肩代わりしてもらおうという意図だろう。

右回り一方通行の環状線は、遠回りする交通が重なり合い、慢性的な渋滞が発生している。

丸田町JCTの環状線→東山線 万場線方面(西渡り線)は、楠線(小牧・名神・中央道方面)から環状線をぐるっと回って万場線に入っていた車を、

丸田町JCTまで来たところで、東山線に引き込んでしまうことで、環状線の南側の交通量を減らせると。

東山線 万場線方面→環状線(南渡り線)については、大高線へ向かう車が環状線をぐるっと回っていた車を引き込んで、環状線北側の交通量を減らせる。

栄出入口はそこまで効くかなとは思ったが、東山線 高針方面から栄周辺には確実にメリットはある。

栄周辺から東山線だと、環状線に入ってから東山線に分岐しても遠回りにはならないが、環状線の交通量は減らせるからメリットがあるのかな。


名古屋高速の問題点もいろいろあるんだろうけど、環状線を貫く東山線・万場線と環状線のジャンクションに制限があって、

それゆえに右回り一方通行の環状線を遠回りすることを強いられたり、一般道走行が長くなったりする。

この問題を緩和するために、吹上東出入口を使った「ETC迂回乗り継ぎ」がある。

ETC車限定だが、環状線をぐるっと遠回りする代わりに、吹上東出口を出て、一般道をUターンして、吹上東入口から入り直すことができる。

都心環状線が混雑している場合には、このルートを使うことで渋滞を回避してショートカット出来る。

どれぐらい効いてるかはわからないけど、そういう選択肢は用意している。


都市高速は分岐や出入口にいろいろ制約があることは多くて、それが渋滞の原因になることもしばしば。

解消しようにも簡単ではないのだが、改築や新路線の整備で解消されることもある。

阪神高速では大阪市内の一般道経由の乗り継ぎルート3つが、近年廃止された、あるいは廃止の見込みがある。

  • 大阪港線 波除出入口~神戸線 中之島西出入口 (2011年廃止済)
  • 大阪港線 波除出口→環状線 堂島入口
  • 神戸線 中之島西出口→環状線 堂島入口

大阪港線と神戸線の乗り継ぎルートは阿波座JCTが大阪港線 都心方面と神戸線を結ぶ機能しか持っていないことの対策だった。

すなわち大阪港線 天保山・湾岸線方面と神戸線方面の行き来のためにあった。

2011年、淀川左岸線の北港JCT~海老江JCTがつながったことで、こちらで代替可能ということで廃止された。

残る2つはいずれも西船場JCTが 大阪港線 湾岸線・神戸線方面→環状線 のランプがないことへの対策だ。

西船場JCTはこのルートだけはランプがないので、東船場JCT(フルジャンクション)で環状線に入ってぐるっと半周以上回るのが一般的だ。

これは今年度完成予定の西船場JCTの改築が終われば解消する予定で、そのときには乗り継ぎルートも廃止されるだろう。


果たしてこれらが実現されるのはいつになるんだろうかね。

ターゲットは2037年のリニア中央新幹線の全通の頃だそうで、それなりの長い期間をかけて実現するつもりのようだ。

といっても、都市高速の工事は密集地での用地確保に狭いスペースでの難工事と時間がかかる要素はいろいろある。

比較的小さな工事でもけっこうな時間がかかるのが実情ではないか。

西船場JCTだと、2011年に事業許可を受けて、2019年度完成予定なので、8年ぐらいはかかっている。

計画自体はさらに昔からあったが、支障となるビルの改築を待っての着手だった。総合すると20年ぐらいはかかってるよね。

実際に2037年までかかるかはさておき、2037年ターゲットで今から調査など取りかかるのは妥当でしょう。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/14(Sun) 23:39
交通 | Comment | trackback (0)

ゲーム会社というわけではない

昨日、仕事を終えてTwitterやら見てみるとなんか盛り上がっていた。

バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル

10月19日・20日にバンダイナムコエンターテインメントが東京ドームでライブイベントをやるということ。

バンダイナムコグループから生まれたアイドル、そしてタイトルのテーマソング・主題歌を担当する豪華アーティスト達が出演するバンダイナムコエンターテインメント初のタイトルの垣根を超えたエンターテインメントライブです。


なんだこれ? という感じだが、現時点の出演者の大半がアイドルマスターシリーズから、ドーム球場での大型イベント、

ということで重なるのが「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015」である。

広い広いドームで迎える10周年

ただし、このときはアイマス世界のアイドルたちの合同フェスであった。

今回のイベントは、さらに広く、他のコンテンツに関わったアーティスト、あるいはキャラクタが出演するということである。


このイベントの主催者はバンダイナムコエンターテインメント、

ナムコとバンダイのコンピュータゲーム部門が統合してできた会社である。

今回の出演者に関わるコンテンツで、アイドルマスターシリーズとテイルズシリーズは同社の製品だが、

アイカツ!シリーズは主にバンダイ製品、ラブライブ!シリーズ と コードギアスシリーズ は主にサンライズ製品である。

最初で引用した説明文にも「バンダイナムコグループから生まれた」とある通り、グループ内ならばよしということらしい。

一方で主催者は明確にゲーム会社であるはずのバンダイナムコエンターテインメントである。


ちょっと変な気がするのだが、現在の同社の事業内容には「ライフエンターテインメント」(LE)というのが含まれている。

LE事業とはどういうものかというと「IPの世界観を拡大するライブやイベントの企画、グッズ販売などリアルなエンターテインメントを展開」するものらしい。

LE事業が同社の事業の1つとして明確に位置づけられたのは2017年のことだそうだが、

一方でそれ以前からゲーム事業に付帯してイベントを実施してきたのも確かである。

今年5月の マチ★アソビ でバンダイナムコの人がトークイベントでいろいろ話をしていた中でLE事業のこともちらほら出ていたが、

こうして1つの事業部門として確立されたのは、アイドルマスターシリーズでのイベント開催実績が大きいようである。

今回のイベントは、LE事業の横展開なんていうのも意識しているのかな。


バンダイナムコグループで音楽といえばランティス(バンダイナムコアーツ)である。

グループ内には、バンダイナムコライブクリエイティブというイベント制作会社があるのだが、今回のイベントの制作にも関わっているが、

この会社の主なところはランティス関係のライブイベントの制作といってもよいはず。その横展開と捉えるべきかと。

折しも、今年はランティス創立20年ということで「ランティス祭り」という大規模イベントをやってた。

ラブライブ!シリーズ、アイカツ!シリーズ、アイドルマスターシリーズのうちミリオンライブ・SideM・シャイニーカラーズ はここにも出演していた。

ランティスという音楽レーベルは、主にアニメ・ゲームで活躍する歌手らが多くいる一方で、

最近はどちらかというと、キャラクタソングを多く手がけていて、そっちの方が存在感は強いぐらい。

そんなこともあって、ランティス祭りとも重なるねという話もあった。切り口は違うと思うけど。


これまでの経緯を考えると、なるほどと思う部分がある一方で、唐突な感もある。

本当は違うイベントを想定していた? とかいろいろ憶測もあるようだ。

現時点で判明している出演者が極端にアイドルマスターシリーズに偏っていてるのも気になるところで、

今後出演者が増えることは想定されるが、それにしても一体どういう構想なのか、現時点ではわからない部分が多い。

謎の多いイベントだが、とりあえず初動ではアイマスで気を引いているようだ。それだけでも十分魅力的ですからね。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/13(Sat) 23:58
文化 | Comment | trackback (0)

mbarってそういう意味?

製品評価を行うときには、気温・湿度・気圧のデータを記載する。

一番センシティブなのが気温だが、あとはそこまででは。

特に問題だったのが気圧で、フロアに1台しか気圧計がなくて、その湿度計の置場が普段作業する場所から離れていてめんどくさい。

さらに、その気圧計が校正に出てしまうとフロアに1台もなくなってしまう。

他のフロアの気圧計を見に行くというのも手ではあるが、めんどくさい上に場所によって気圧は違うしね。標高の影響は確実にある。

かといって、製品性能に影響を及ぼすほどの気圧変化自体がそもそもあり得ないのだが。


そんな問題もあってか、温度・湿度を測る装置を、温度・湿度・気圧を1台で測れる装置に置き換えた。

これで便利になると思ったが、気になったのが気圧の表示が「1001.2mbar」のようになっていること。

補足説明として「mbarはhPaと同じ単位です」と書いてあった。

あれ? 1barって1気圧って意味じゃなかったっけ?


調べたのだが、bar(バール)という単位は、1bar = 100kPa である。

すなわち 1mbar は 100Paとなり、これは1hPaである。h(ヘクト)は100倍を表す接頭辞だしね。

日本の計量法では、圧力の法定単位として Pa、N/m3、bar、気圧 の4つの単位を定めている。

法定単位ということは、ちゃんと計量単位令で定義が定められていて、barの定義は次の通り。

バール パスカル又はニュートン毎平方メートルの十万倍

1bar=100kPaではあるのだが、bar 自体はSI単位ではない。

そのため、日本の気象庁では1992年にmbarからhPaに移行している。ただし、単位が変わっただけで、数値の意味は変わっていない。


元はbarという単位は気象分野で生まれた単位で、最後まで使われた(地域によっては今の現役)のも気象分野だった。

というのも、1barというのは1気圧に近くなるように、当時のCGS単位系(cm,g,sを基本とした単位系)で選ばれた数字だったから。

最初に書いた誤解の原因もそこだったのだが、確かに1barは近似的に1気圧だが、1気圧というわけでもない。

そもそも、気圧というのは緯度、標高、気温などによっても変動するものである。

1気圧って1013.25hPaじゃないの? と思うところだが、これは1954年にパリの緯度で標高0m(海水面相当)での平均気圧から定めたものである。

1気圧という概念自体は古くからあったかもしれないが、世界共通の1気圧を厳密に定義できたのは1954年のようだ。

一方、barという単位が生まれたのは1911年ことだそうで、こっちの方がはるかに長い歴史を持っている。

近似的に1気圧 かつ 厳密な定義を持っていたというのが、気象分野で利用された要因だったようだ。


ちなみに、barという単位は、工業分野ではあまり使われなかったようだ。

工業分野で使われる圧力の単位は、日本では kgf/cm2 などが主流だった。

アメリカでは psi(pound-force per square inch)が未だに使われてると聞くが。

日本では1999年頃から圧力の単位はPaに移行していった。Paは意外と歴史の浅い単位なのだ。

日本は計量法が厳しいからPa以外の圧力の単位はほぼ駆逐されたが、世界的にはまだまだでしょうね。

1kgf/cm2 =98kPa で換算できるので、なんか微妙にキリの悪い圧力を見たらこの換算の跡かもしれない。


日本では非SI単位が駆逐されるのが早いもんで、barという単位を実用しているのは今回初めて見た。

日本メーカーであれば、気圧の測定器では hPa を単位に使うだろうが、この測定器は輸入品である。

計量法では法定単位以外を書いた測定器を製造することはできないし、輸入して販売することもできない。

ただ、barという単位は日本ではすっかり使われなくなったとはいえ、れっきとした法定単位ではある。

というわけで、何の問題もないのだった。

でも、戸惑うよね。だからこそ、担当者は「mbarはhPaと同じ単位です」という補足説明を付けたんだろうが。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/12(Fri) 23:29
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

チェックサムもいろいろあるが

製品の世代によって、異なる2つのアーキテクチャのマイコンを使っているのだが、

新しい世代のマイコンで使っているコンパイラは、チェックサムの埋込を自動的にやってくれる。

けっこういろいろな設定が出来るので、ビット幅とかエンディアンとか自由自在で便利だ。

ところが、古い世代のマイコンのコンパイラは、チェックサムの埋込ができない。

そのため、別のツールでチェックサムを埋め込む処理をしている。


もっとも、チェックサムの埋め込み方が複雑なのも背景ではある。

ROM内を2つのセクションに分けて、セクションごとに末尾の定数にサムを埋め込むようになってるんだよね。

実態としては2つ目のセクションはほとんど意味を成していないけど。

今回、とある目的のために新しいセクションを追加して、このセクションに対してチェックサムを埋め込む必要が生じた。

他にも出力データにいくつかの加工が必要と言うことで、新しいツールを作った。


このツールはコンパイラからSフォーマット(モトローラ形式)で出力されたデータを読み込み、

これに対して、セクションごとにサムを埋め込み、さらにセクションによってアドレス変換を行う。

そして、最終的には バイナリデータ と Sフォーマット でROMデータを出力する。

バイナリとSフォーマットの両方で出力するのは、オフセットアドレスがあるから。

デバッガにはSフォーマットで食わせれば、オフセットアドレスの設定を考えなくても正しく認識されるので便利だろう。

一方でROMライターではバイナリデータを使っているので、バイナリデータの出力はそれはそれで必要。

さらにROMライターでの書き込みにあたってはROMライター用のチェックサムを計算しておかないといけない。

そのROMライター用のチェックサムも自動計算できるようにした。


やってみると気づくんだけど、いろいろな種類のチェックサムを計算しないといけないんだよね。

ROM内に埋め込むチェックサムは32bit幅で加算し続けたものが基本だが、一部の製品では、検出能力を高めるためにCRC16が採用されている。

(ちなみに新しい世代で使っているマイコンでは、CRC演算ペリフェラルが内蔵されていることもあって、CRC32で一貫している)

さらにSフォーマットでは行ごとにチェックサムが必要で、これは8bit幅で加算して1の補数(ビット反転)を取ったものである。

さらにROMライターのチェックサムはそれはそれで計算範囲や計算方法が違う。

今回のシステムでは16bit幅で加算したものがROMライター用のチェックサムになっている。

新しい世代のマイコンではROMライター用のサムは8bit幅で加算して計算するので、同じだと思ったら違ったので戸惑った。


というわけで、一言にチェックサムと言っても、いろいろあるのだ。

これを手作業でやるのはあり得ないけど、一方でオールインワンでできるツールはなかった。

複数のツールを組み合わせてやるのが現実的なところかと思うが、操作が複雑で時間がかかってしまう。

今回作ったツールはあらかじめ設定しておけば、ボタン1つで全部完了するので、とても便利ですね。

もっともROMライター用のサムは、生産準備のときだけ算出できればいいんだけどね。


ツールは必要と思ってたが、まずは手作業で加工して試してみようとか思ってたんだけど、想定よりも加工内容が多くてね。

それならということで最初からツールの作成に取りかかったんだけど、いろいろめんどくさかったね。

特にSフォーマットの加工をやるのが初めてで、いろいろ戸惑いもあった。

想定外だったのはコンパイラが吐くSフォーマットのデータがアドレス順に並んでなかったこと。

新しいバージョンのコンパイラはアドレス順だったけど、古いバージョンは気まぐれと言うほかない。

確かにSフォーマットの表現としては間違えてないけど、さすがにそれは考えなさすぎだろと。

それでも対応できるアルゴリズムに書き換えたら、シンプルになったからかえってよかったかもしれないが。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/11(Thu) 22:59
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

どうすれば個人名で投票できる

参議院選挙の公示があってそろそろ1週間、

近くのポスター掲示板は少しずつ埋まってきたけど、まだ抜けがちらほら。

ポスター貼りが大変なのはわかるんだけど、ちょっとなぁ。


そろそろ投票先も考えないとな、ということで調べていた。

だいたい当たりはついていたのだが、東京都選挙区は改選数6と多いので同じ政党でも複数人立候補していて、

情勢調査も参考にしながら、票の取り過ぎにならないように投票先を考えないとなぁというのもあった。

Webで公開されている選挙公報を見て、選挙区・比例代表ともにこれで行こうというのがだいたい決まった。

投票は11日先だけど、だいたい決めておけば直前で慌てなくてよいから。


比例代表については、政党名で投票しても、個人名で投票してもよい。

政党名で投票しても、同じ政党の誰の個人名で投票しても、政党ごとの当選者への影響は変わらない。

確かに政党名で投票するのは楽だけど、なんとなくでも当選して欲しい人がいれば名前を書けばよいのである。

政党ごとの当選者数は先に決まっているから、単記非移譲式の大選挙区制と違って票割りなど考える必要はない。

そういう観点で決めていた政党の選挙公報の名簿登載者リストを気楽に見ていたら、なんかよさそうな候補者がいた。

ちょっと深掘りしてみたが、政治家としての実績はあまりないが、考え方としてはよさそうである。

その人が当選ラインに入るかは微妙だが、もしこの人が落選しても、政党ごとの当選者数には貢献できるので問題ない。

というわけで、有権者になってから3回目の参議院選挙にして、初めて比例代表で個人名での投票を決意した。


投票用紙にその候補者の個人名を書けば終わりなのだが……

そういえば記載台に比例代表の名簿登載者のリストって置いてあったかな。なんか脇に壁掛けしてあったような。

調べてみたのだが、基本的には記載台ごとに政党名・名簿登載者のリストを配置することになっているようだ。

脇に壁掛けしてあったのは、衆議院の比例代表の名簿登載者リストのことだろう。(衆議院では政党名しか書かないので参考資料の扱い)

というわけで、投票所でフルネームや漢字を忘れても、おそらく無理なく確認出来そうだ。

名前しか書いてないから、それで思い出せるかという問題はあるが。


投票用紙に記載するにあたって、正しい名前をフルネームで書くのが好ましいのは言うまでもないけど、

特に紛らわしいことがなければ、名字だけとか、名前だけとか、ひらがなで書くとか、政党名だと一部だけ書くとか、そういう場合でも正しく集計されるはず。

例え、多少の誤字があっても、明らかにこの人を指していると判断が付けば、それは意図通りに集計されると思われる。

ただ、同じ名字の人が複数人立候補しているとか、紛らわしいことがある場合は、厳密に書かないと集計されないことがある。

投票用紙に書かれる可能性のある政党・名簿登載者の名前が多い参議院選挙の比例代表はなかなか大変である。

同じ名字の人もザラだし、過去には政党の略称と他政党の名簿登載者の名前が紛らわしいなんて事例もあったらしい。

届出のあった政党名の略称は安心して使えると思い込んでいたら、まさかの按分票である。

政党名の略称の届出があまりよくなかったと言えばそこまでだが、一般的に正しい書き方でも、正しく集計されるとは限らないのは怖い話だ。


時々、同姓同名の人が選挙に立候補したらどうやって対応するかという話が話題になることがある。

基本的に投票用紙にいらないことを書いたら、投票自体が無効になってしまうところだが、

例外として 職業・身分・住所・敬称の類 であれば、書いたとしても無効票にはならない。

市町村議会選挙などでは、町名などを付記して区別するのが一般的な対応方法だそう。

参議院の比例代表では、個人名の票に政党名を付記したり、政党名では政党の本部所在地、代表者の名前を付記することはできそうだ。

あんまりそういう例はきかないが、もしも名前だけで正しく集計されないかもしれないと考えるなら、政党名を付記しても問題ないようだ。

他の政党含めて同じ紛らわしい名前の人がいないかぐらいはちらっと見といた方が安心かもね。


投票用紙に書かれたリストにマークを付けて投票する記号式投票ならこういうことで悩むことはないんだけどね。

明確にこの政党 あるいは この政党のこの候補者 というのが示せるはずだから。

参議院選挙の比例代表でそれをやると投票用紙は大きくなるが、世界的には決して珍しいことではない。

投票用紙の手配などに問題はあるし、日本では自書式投票が定着しているけど、考えとしてはよいと思う。

市町村レベルの選挙では、一部活用されてるところもあるとか。不在者投票・期日前投票は投票用紙の準備が間に合わないので自書式らしいけど。

国レベルでは最高裁判官国民審査は記号式だが、これは審査対象の人があらかじめ決まっていて、人数も高々知れているのが要因かなと。


比例代表の個人名での投票が正しく認識されるためにはいろいろハードルはあるけど、

同姓同名というレアケースを除けば、厳密に正しくフルネームで書けば大丈夫なはず。

そのうち紙でも選挙公報も配布されるはずだから、競馬場に行く人のごとく、赤鉛筆で印を付けて、投票所に持って行きますかね。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/10(Wed) 23:10
社会 | Comment | trackback (0)

柏原駅にICOCAがやってくる

2021年春に柏原駅にICOCAが導入されるようだ。

えっ、もうとっくに導入されてるでしょ?

いやいや、大和路線の柏原(かしわら)駅ではなくて、福知山線の柏原(かいばら)駅のことですよ。


北近畿エリアで「ICOCA」がご利用できるようになります! (JR西日本)

これまでJR西日本は特急が走る路線にはICOCAを積極的に導入してきた。

きのくに線(くろしお号)、伯備線(やくも号)は特急停車駅のみICOCAに対応という区間もある。

去年には近畿圏エリアと北陸エリアの間も埋まったので、サンダーバード・しらさぎの運行区間のほぼ全てがICOCA対応になった。

こうして特急運行路線でのICOCA導入を進めているのは、乗車券はICOCA、特急券はチケットレスという組み合わせをできるようにするためだろう。

そうなってくると、北近畿エリアもICOCA導入が想定されてしかるべきところだが、

2021年春に山陰本線の園部~城崎温泉、舞鶴線の綾部~東舞鶴、福知山線の篠山口~福知山、播但線の寺前~和田山にICOCAが導入されると発表された。

このうち、園部~胡麻と篠山口~福知山は全駅に導入、残りは特急停車駅のみ導入となる。

この結果、きのさき・まいづる・こうのとりの全区間、はまかぜ の大阪~城崎、はしだて の京都~福知山(京都丹後鉄道の区間以外) がICOCA対応になる。

利用者の多い区間はほぼカバーできるということかなと。


この図ではわかりにくいが、福知山線の篠山口~福知山の間に柏原(かいばら)駅がある。

この駅は丹波市の中心駅で特急停車駅である。この区間は全駅にICOCAが入るので強調されていないが。

JRには読み方の違う柏原駅が3つあって、区別のためにきっぷには「(福)柏原」と書かれる。

同じ読み方の駅の1つは冒頭でも書いた大和路線の柏原(かしわら)駅、こちらは「(関)柏原」と書かれる。

もう1つは東海道本線の米原駅から関ヶ原方面に行ったところにある柏原(かしわばら)駅、こちらは「(東)柏原」と書かれる。

同じ名前の駅を区別しないといけないなんていうのは、郡山駅とか福島駅とかたくさんあるけど、

いずれの読み方が違って、大阪府・兵庫県・滋賀県とそう遠くないエリアにあるのは特徴的である。


かつて、Jスルーカードの時代には大和路線の柏原駅は「カシワラ」と印字されていた。

スペースの都合もあって、Jスルーカード・スルッとKANSAIは独特な印字がされる駅があった。

中百舌鳥駅は「中もず」と書いた方が文字数が少ないからと、あえて かな表記 を使っていたとか。

ただ、柏原駅について言えば、カタカナ表記なのはスペースの都合ではなくて、他の柏原駅を意識していると思われていた。

もっとも他の柏原駅でJスルーカードが導入されることはなかったのだが。

その後、ICOCAの履歴印字にも引き継がれ、現在も大和路線の柏原駅は「カシワラ」と表記されているそうだ。


今年3月から、米原市の柏原(かしわばら)駅にもICカードが導入されたが、

この区間はJR東海管轄なので、TOICAとして導入された。

ゆえに米原駅や他の滋賀県・京都府への移動には使えないのだが。(cf. TOICAエリアが拡大したとしても)

TOICAエリアで「柏原」は1駅しかなく、ICOCAエリアで印字すると「JR海」と会社名表示になる。

いろんな意味で微妙なICカード導入だが、この時点でICOCAが使える柏原駅は2つになった。

そして2021年春には、福知山線の柏原(かいばら)駅がICOCA対応になるのである。

大和路線の方を「カシワラ」にしたのなら、こっちは「カイバラ」になるんだろうなぁ。


調べてみると、すでに2つの上道駅にICOCAが導入されていているそうだ。

1つは岡山市の山陽本線にある上道(じょうどう)駅、もう1つは境線の上道(あがりみち)駅で、

それぞれ「ジョウドウ」「アガリミチ」とカナ表記で識別しているそうだ。

というわけで、すでに先例はあったのだ。

もっとも、ICOCA導入駅が岡山市の上道駅だけだったときは、履歴表記は普通に「上道」だったそうだ。

それが今年になって境線にICOCAが導入されることになって、カナ表記に改められたようである。


同じ漢字表記だが、カナ表記にすれば区別できるってのがおもしろい話だ。

というか漢字も読みも一緒だったら、地域名を付けて回避しているケースが多いよね。

それをJスルーカードの時から予期してたってのが驚きだが、それが実るまでには20年以上を要している。

そして、当初予期してなかったところで、後からカナ表記に改めて解決しているというのはなんとも言えないが。

まさか境線の上道駅にICOCAが入るとは思わなかったんだろうけど。(当然、紙のきっぷでは区別していた)


他にこういうのあるのかなと調べてみた。すると、他にもあるんだよね。

JR西日本同士という点では1つ、阪和線の下松(しもまつ)駅(ICOCA導入済)と山口県・山陽本線の下松(くだまつ)駅(ICOCA未導入)が残っている。

山口県の下松駅もICOCAが導入されても不思議ではないよね。どういう形で入るかはともかく。

厳密にはJR西日本同士ではないのだが、無関係とは言えない組み合わせが2つありそう。

1つが香川県の高松駅(ICOCA導入済)と七尾線の高松駅(ICOCA未導入)、これもありそうなんだよね。

確かに一方はJR四国なんだけど、ICOCAエリアでの印字は単に「高松」のはず。さらに読みも一緒。

七尾線って金沢都市圏の通勤路線ですからね。なおかつ高松駅は特急停車駅だ。まぁ七尾線に入るなら全駅入るだろうが。

2つの高松駅はあまり知名度は高くないかも知れないが、けっこう混乱も多いとか。

もう1つがあいの風とやま鉄道の泊駅(ICOCA導入済)と山陰本線の湯梨浜町の泊駅(ICOCA未導入)だが、

こちらはあいの風とやま鉄道の駅は「AI富山」のように社名を付けているようなので問題はないか。

山陰本線の泊駅も米子~鳥取間にあるので、将来導入されうるような気もするが、特急停車駅のみなら除外される微妙なところですね。


JR他社では、JR東日本で根岸駅(根岸線(Suica導入済)と只見線(未導入))、大久保駅(中央本線(Suica導入済)と奥羽本線(未導入))、大沢駅(上越線(未導入)と山形線(Suica導入済区間の非対応駅))があるようだ。

JR東日本のSuica導入ペースを見る限りでは大丈夫そうだけどね。

奥羽本線の秋田~弘前~青森は特急ルートではあるけど、JR東日本は特急ルートだからSuicaを導入するという考えはあまりなさそうだし。

山形線もSuica導入済区間とは書いたけど、実態は仙山線(仙台~山形)のおこぼれですからね。単に福島と山形がSuica対応なだけ。

しかもこの区間は普通列車の本数が極めて少なく、新幹線直通のつばさ号はSuica使用不可だし、実態は無意味なんだよね。

実情からすると、JR西日本特有の問題と考えていいんだろうかね。高松以外は今の考えで乗り切れそうだけど。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/09(Tue) 23:59
交通 | Comment | trackback (0)

LとNは何が違う

直流だと+と-という明確な極性があるが、交流ではこれといってなさそうだが、

実際には交流電源を接続するところにLとNという極性がある。

通常は黒のケーブルをL、白のケーブルをNに接続すればよいのだが、

そもそもこれはなんなのか、そしてなんの意味があるのか。


LとNはそれぞれ、LiveとNeutralを表す。

通常、交流電源の一方は変圧器側で接地されている。

この接地側をNeutral、接地されていない側をLiveと呼んでいる。

LとNを指定している場合は、そこを区別して接続して欲しいということである。


なぜ、ここを区別するかというと、ヒューズなどはL側だけに入っていることがあるそうだ。

L側のヒューズを溶断しても、N側は回路に接続されたままになる。

でもN側は接地側だから、アースとの間の電圧は小さいことが期待される。

もし、これを逆にするとアースとの電圧が高いL側が回路に接続されっぱなしになり、危険な状態が続く可能性がある。

というわけで主に安全面の理由から、LとNを区別しているようである。通常状態ではどちらでも動く。


もっとも日本のコンセントはLとNを区別して接続するのは難しい。

日本で使われているAタイプの2極のコンセントは左右を逆にしても普通に刺さるというか、区別していない。

同じAタイプでもアメリカではコンセントに接地極が付いていて3極であるのが通常だから、ここは区別される。

日本でも3極のコンセントを使っているところはあるが、少なくとも家庭では一般的ではない。

どうして日本では2極のコンセントなのかというと、おそらくTTシステムいう接地方式の都合なんだろうと。

ヨーロッパやアメリカではTNシステムという方式を使っている地域が多く、L, NとともにPE(Protective Earth)も配電される。

一方で日本のTTシステムではアースは配電されず、必要なところで確保することになっているので、コンセントにはアースがないのが通常。

水回りなど安全面からアースを接続する必要性が高いところには、アース端子が付いてたりするけど、それでも家庭では3極コンセントは一般的ではない。


最近、職場で試験用のシステムを組んでいて、その電源配線をするのにLとNを意識しながら接続したのだが、

2極プラグだと、どっちがLかNかわからなくなるので、プラグにこっちがLで、こっちがNとマーキングしていた。

外観でどっちがどっちか区別する手段はないので、線をバラしてどっちが黒とつながっているか調べるしかない。

ちなみに2極コンセントでも、穴が大きい側がNという区別方法がある。

3極コンセントの場合は、アースを下にしたとき、Nは左側になるので、こちらはより明確に区別できる。

なのでプラグにマーキングしておけば、少なくとも穴の大きさを区別すれば正しく接続できるわけだ。


といっても、直感的にはわかりにくいということか、社内の電源装置の出力側のコンセントに「N」というマーキングがありましたけどね。

3極プラグなら意識する必要はないが、2極プラグの場合も想定していたのだろう。

おかげでL,Nとマーキングした2極プラグはN同士で向きをあわせて差し込めば、簡単に正しく接続できた。


LとNを区別しなくても動くだけに、あまり意識することは多くないが厳密には区別するべきだと。

本当にこれで正しいのかと疑うこともしばしばあるが、基本的には信じるしかないよね。

ただ、アースとの間で電圧を測定して、0Vに近ければN、公称電圧に近ければLと言う区別はできるので、

そういう観点でのチェックするのが本来は正しいのかも知れない。あんまりやらないけど。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/08(Mon) 23:42
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

雨の日のお出かけ

先々週も先週もイトーヨーカドーに買い物に行ったら「雨の日ご来店感謝クーポン」をもらった。

店に行ったときは雨は降ってなかったが、雨が降っていた時間帯もあったのか、雨が降る見込みということだったのか。

ただ、今日は本当に雨の中、イトーヨーカドーまで買い物に行った。

午前中は小降りだったので、かっぱより簡易なウインドブレーカーを着て自転車漕いで買いに行ったけど。

もちろんクーポンをもらった。


家に帰ってきて、今度は東京に向かって出かけた。

上野公園~秋葉原界隈という、あまりにいつも通りのお出かけだが。

この頃には傘なしにはとても歩けない状況にはなっていた。

というわけで折りたたみ傘を出して、歩き回っていたわけである。

折りたたみ傘なので、建物に入るときは袋に入れてカバンにしまうか、置けるのなら傘立てにおいてもよい。

ちなみに、もともとの傘袋は失ったので、丈夫な買い物袋を傘袋代わりに使っている。


博物館では文化財保護という観点もあってか、濡れた傘を持ち込むことは基本的にダメなので、傘立てに置くことになっている。

東京国立博物館ともなれば、かなりの数の傘立てが用意されている。

ただ、折りたたみ傘の場合は、袋に入れてカバンに入れて入ることになっている。傘立てに置けないからね。

入口では職員が傘をそのまま持ち込まないように監視しているようだった。

案内が徹底しているので、そこまで指摘される人は多くないのだが、時々いるんだよね。


その後、秋葉原界隈でいろいろ店を見て回ってたわけだが、ほとんどの店では入口に傘袋を置いていた。

すなわち、この袋に傘をしまうとかして店に入れということである。

ただ、あのあたりって狭い店が多いわけで、マットで水を落としてというのがなかなか機能せず、

靴とかいろいろ濡れた人が入ってくると店内はあっという間にびしょびしょ。

スクレイバーで入口付近の床の水を掃き出して対処してたが、なかなか大変である。

あと濡れた傘袋を回収して捨てるのもけっこうな負担になっているようだ。


大変だなぁとは思うんだけど、雨だからって店を閉めるわけにもいかないしね。

アーケードの商店街なら楽なのかもしれないけど。


ところで、長らく改装工事が続いていたアトレ秋葉原が全面オープンしていた。

改装してたのは1階だけで、他のフロアの店はやっていたが、なにしろ1階は出入口ということで、改装中は導線に制約があった。

アトレの店自体に用事はなくても、中央・総武線各停ホームから中央通り方面に行く場合は、アトレ内の改札を使うことが常である。

駅ビル経由なら遠回りにならない

改装後の1階の店舗は一新され、飲食店が高密度に敷き詰められていた。これは窮屈。

そんな中でも目を引いたのが「餃子の王将Express」である。

おいしい! 早い! 新しい! 新業態1号店「餃子の王将Expressアトレ秋葉原店」オープンのお知らせ (餃子の王将)

窮屈だが、立地はよいという特徴を生かした店舗になっている。発想としては面白いが。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/07(Sun) 23:27
日常 | Comment | trackback (0)

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