通学定期券を買うまでに

明日から4月である。

僕もそうだが、4月から新しい学校に入学する人も多いだろう。

卒業した高専の専攻科に入学する人が新しい学校に入学する人かは知らないが、一応はそうだろう。


通学に公共交通機関を使う場合、定期券が欠かせない。

まぁバスの場合は定期券使うよりもバスカードの類の方が安いこともあるけど。

この定期券を買うには証明書を持参して購入する必要がある。

ところがこの証明書は入学しなければもらえない。さてどうしようか。


僕が高専の本科に入学した時は行きは普通乗車券で行って、帰りに学校の最寄り駅で当日から有効の定期券を買ってそれで帰った。

ちょうど入学式の日は金曜日だった気がするのだが、次の月曜日から買うのに比べて3日分期間が短くなってしまった。

ただ、近鉄の通学定期券の割引率はきわめて高いので、無駄が多いように見えるがこれでも十分得なのでこれはこれでいい。

バスの定期券だったら次の登校日からにしようかとかなるかもしれんが、鉄道はこんなもんでしょう。

こういう人は多いはず。


このように往路の乗車券代は入学する前なのだから当然に負担するものだと思っていたが、

少なくとも近鉄についてはこれを負担しなくても済むらしい。

乗車券のご案内 (近鉄)

ここに書かれていることと同じようなことが駅にも掲示してあったのだが、それのことを引用する。

定期券をお買い求めのため、発売していない駅から発売している最寄の駅まで乗車される場合や、通学証明書の交付を受けていない新入生ご本人が、学校最寄駅まで乗車される場合(当日中に通学証明書の交付を受けて当日から有効の通学定期券をお買い求めいただく場合に限ります。)には、運賃のご負担のないよう取扱いますので駅係員にお問い合わせください。

1つは定期券を売っていない駅から定期券を売っている駅に移動して定期券を買う時は運賃の負担のないように取りはからうという内容。

近鉄に限らないが多くの事業者では定期券を売っている駅が限られている。そのためこういう措置をとっている事業者は多い。

うちの場合わざわざこの制度に頼らなくても定期券の売っている駅にいくのはたやすいので使う気も起きないや。

もう1つが通学証明書を受け取る前の人はその日から有効の定期券を買う場合に限って往路の運賃など負担しなくてよいよう取りはからうという内容。

これは駅の掲示でもわざわざ近鉄独自の措置だと書かれているから他の事業者ではないかもしれない。

僕も初めて聞いたけどなかなかありがたいことだなと思った。


さて、もう1つ通学定期券にまつわる厄介な問題としては次の4月に通学証明書に証明を受けるまで定期券が買えないと言うことである。

このとき場合によっては最初の登校日には定期券が切れていると言うことが考えられる。

前年度の証明書で4月30日をこえない範囲で定期券を購入することはできるから切れていない場合もあるけど切れてることもあるかもしれない。

特別の証明書をもらえば4月30日をこえる定期券も買えるがすくなくともうちの高専では出していないようだ。

幸い僕はこのような事態に陥ったことはない。

ただ2年になったときにはギリギリで登校したらすぐに証明を受けて定期券を買いに行かなければならなかった覚えがある。

その後は定期券が切れる日が休みの前の日とかそういうときに休み明けからの定期券を買うなどしてゆとりを増やしていったから問題なくなったが。


そんなときどうするか。まぁ近鉄の場合はこの措置で最初の登校日からの定期券を買うなら登校時の運賃はいらないと思うけどね。

一応これを救済する制度をもうけている事業者もある。

通学定期券の発売時のご注意 (大阪市交通局)

新学年の通学証明書が間に合わない場合は、旧学年の通学証明書(有効期限:本年3月31日まで)で4月1日から4月30日の間のみ、1カ月有効の通学定期券を発売いたします。

このように進級してるだろうと言うことで定期券を買えるというところもあるようだ。けどこれもあんまりないだろうな。

やはり場合によっては最初の登校日の運賃は負担しないといけないかもしれない。


ところで通学定期券は卒業すれば無効になることになっている。

ここで卒業して学生でなくなる場合は無効になるのは当然だけど、進学して引き続き学生の場合はどうなるのだろうか。

果たしてそのような場合でも使ってはいけないのかちょっとはっきりしない。いいという決まりはなさそうだが。

しかし進学しても最寄り駅が変わらない場合や経路中の駅を最寄り駅とする場合はそのまま通学に使っている人は多そうだけどね。

まぁ学生証さえ示せれば不正乗車だと言われても反論できてしまうのでどうしょうもなさそうだが。

入学して早々にTOEIC IPテスト

実は専攻科の入学式が終わったら昼からTOEIC IPテストを受ける必要がある。

いきなりかよという話だが、元々本科3~5年と専攻科生は入学式の昼からTOEIC IPテストをやっている。

この日は本科3~5年と専攻科2年にとっては何もない日なのでちょうどいい。

入学して早々なんて思ってるのは専攻科1年だけである。いや、編入学生もそうだな。


それはさておき、このTOEIC IPテストには主に2つの意義がある。

1つはうちの高専の専攻科の修了要件にTOEICスコアがあるので、その修了要件を確認するため。

うちでは修了要件にTOEICスコア400以上か英検準2級以上を取得することがあるから、これを満たさないことには修了できない。

なので満たしているか確認して、満たしていなければ満たすようにやっていかないといかんということだ。

もう1つは英語の授業のクラス分けに使うから。どうもスコアが400以上か未満でクラスを分けるらしい。

そのために必要だと言うことですね。


一応これまでTOEICを受験してきた限りではスコアはずっと400以上だったので、実力としてはそれぐらいはあるのだと思っている。

とはいえ1年ぶりに受けるのであるから、急に受けたのでは実力が発揮できない恐れは大いにある。

というわけで練習問題を解いて準備をしている。


ところでこの修了要件のTOEICスコアは公開テストかIPテストの結果で示せばいい。

IPテストはこの4月のはまとめて受験するが、それ以外にも学校を会場にしてとりまとめてやってるところがあったはず。

公開テストは年に数回行われていて、誰でも申し込んで受験できる。

実は1度腕試しにと秋に受けにいったことがある。(参考記事 : 午後試験は無駄が多いぞTOEIC!)

本当は去年の秋にも受けに行こうと思ったのだが都合が悪かったので。だから1年開いたわけですけどね。


公開テストとIPテストの違いなのですが、やはり一番大きいのはやたらと本人確認が厳格なことでしょうか。

この違いは割と大きくて、入学試験などでTOEICスコアを要求する学校もあるようだが、そのとき公開テストの結果しか受け付けないこともあるようだ。

うちの高専の専攻科の入学試験でもTOEICスコアの提出が必要だったが、これはIPテストでもよかった。

けどこのあたりは学校によって違う。なので大学院を受験するにあたってこのあたり気にしないといけないかもしれない。

あと1年開くと調子がつかみにくい面もあるし時々は受けて実力を確認することがよさそうだ。

なのでできれば今年も公開テストを受験してみようかとは思ってる。まぁ先の話ですけどね。

18歳にする予防接種

弟あてに予防接種の案内が届いていたようだ。

なんのことかというと麻しん・風しんの予防接種のことである。


麻しんといえば2007年に大学などで流行したのが記憶に新しい。

ワクチンが不足するもんだから集団で抗体検査をしてから抗体がない人にワクチンを打つとかわけのわからんこともしていたもの。

なぜこんなことになったのかというがこの予防接種の案内が届いたことにも大いに関係がある。


もともと麻しん・風しんの予防接種は行われていた。

これは満1歳のときに受けることになっていた。

ところがこの予防接種を受けていない人も多かった。

調べたら1988年~1993年の間は麻しん・風しんだけでなくもう1つおたふく風邪のワクチンを混ぜたMMRワクチンというのを定期接種に使われていたそうだ。

ところがこれはどうも副反応がひどかったらしく1993年にやめになった。そして一旦個別に接種することに戻った。

その後、2006年から麻しん・風しんの混合ワクチン(MRワクチン)が出来て現在に至る。

という厄介な事情があって、この間に接種せずに来てしまった人というのもいるらしい。

ただ、そうやって受けていない人がかかっただけなのかというとそうでもない。

受けていても麻しんにかかる比較的年齢の高い人が出てきたわけだ。

というのも予防接種をうけてから長期間経つと抗体価が下がってしまう。

それが原因で予防接種を受けているにも関わらずかかってしまうことがあるようだ。


この対策は簡単なことである。しばらくしてもう1度予防接種をすればよいのである。

2回すれば抗体価も上がってうまいこといくらしい。

そこで2006年以降、満1歳の予防接種に加えて小学校に入学する1年以内にも再び予防接種を受けることになった。

ところが問題はその時点ですでに小学校に入学していた人である。

そこで2008年4月~2013年3月の間は13歳・18歳で2回目の予防接種を行うことにした。

これにより13歳にする方で1995年4月~2000年3月に生まれた人、18歳にする方で1990年4月~1995年3月に生まれた人に2度目の接種ができる。

2000年4月以降に生まれた人は小学校入学前に接種することができているのでこれで網羅できると。


弟は今度の5月に18歳となる。なのでこのお知らせが届いたわけだ。

ただ、母によれば2006年に任意にMRワクチンの接種を行っているから、不要だろうとのこと。

確かに2回予防接種を受けることが重要なら問題は無いわけだ。


ところで1990年12月生まれの僕はこの18歳にする予防接種の最初の年の生まれですね。

確かにこの案内受け取りましたね。しかし予防接種を受けにいっていない。

さらに言えば満1歳の予防接種だって受けていない。

この前、健康調査票を書くために母子健康手帳を見ていたら麻しん・風しんの予防接種の欄に鉛筆で「罹患済み」と書いてあった。

つまりはそういうことで予防接種を受ける前に麻しんにかかってしまったらしい。

風しんはどうなんだという話はあるが、かかっているのだから少なくとも麻しんの予防接種は受けなくていいというのは正しいことである。

まぁそういうこともあるんです。

太陽光発電と冷房の組み合わせ

東北地方太平洋沖地震で多くの発電所がやられて電力不足になっているわけですが、

これの解決のためにLNGを燃料として運転する火力発電所を建設するようです。

建設にかかる時間が短いからとかなんとか。

ちょうど春になってきて暖房も使わなくなるから電力の供給不安は一旦落ち着きそうですが、

厄介なのは夏である。


夏と言えば冷房である。一般に現在の日本では夏の昼間が1年で一番消費電力が多いピークだとされている。
(参考 : 最大電力発生日における1日の電気の使われ方の推移 (でんきの情報広場))

なので発電設備はこのピークの消費電力をまかなえるだけ用意しなければならない。

現在はこのピークをまかなうために置いているようなコストの高い発電所も止む得ず動かして電力をなんとかまかなっている状況だが、

当たり前だが夏になればとてもじゃないがこのピーク電力をまかなえたもんじゃない。

いくら発電所を増設するにしてもなかなか厳しいものがあるだろう。


それはさておきテレビ見てたら原子力発電所を新しく作るのも大変だし、太陽光発電の普及をするとどうだろうか、

という話があったが、発電する電力も不安定だしあんまり役に立たんかなと思った。しかし、役に立つこともあることに気付いた。

それはこの夏のピーク電力を抑える効果があるからだ。


そもそも太陽光発電は昼間しか発電できない。太陽熱発電では少し事情は違うが日本にはあまりないので関係はない。

さらに日本では季節により日射量がずいぶん変わるので冬にはあまり発電ができない。

なので非常に稼働率が悪いのだが、夏の昼間にはずいぶん発電できる。

この夏の昼間というのは実に冷房使用により1年で最も消費電力の多い時間帯である。

だから夏のピークを抑えることができるというわけだ。

しかも晴れた日には消費電力が増えるが、そのときには発電できる電力も増える。それもうれしい。


電力会社からすれば発電設備をいくらか減らすことができてうれしいかもしれないが、そう簡単な事情でもない。

いうのも太陽光パネルでの発電量が消費電力を超えた分が系統に送られてくるからだ。

これを逆潮流というのだけど、なかなか厄介なものらしく、電力会社は今度はそこで悩まなければならないかもしれない。


電気は貯められないとはうまく言ったもんだと思う。

大量の電力を蓄えるためのいい方法はいまのところ揚水水力発電所しかない。

これはピーク時の大切なお供だが、それだけでなんとかなるものでもない。

どうやって夏のピークを乗り切ろうか、電力会社の人は悩んでいるのだろうな。と思った。

血液が足らないなんてことにならないように

テレビドラマかなんかでAB型のRh-の血液がなくて、その血液型の人を探してきてうんぬんという話があったが、

まぁ現実ではそんなこともないかなと見てて思った。


輸血といっても実はいろいろなのだが、一般に想像する輸血というのは出血して赤血球が足りなくなるから補充するために行われるものだろうか。

他にも血小板を輸血することとか、血漿を輸血することとかあるんだが、まぁそんなのあんまり話題にならんよね。

いずれにせよ現在は日本では輸血用の血液製剤は全て献血によってまかなわれている。

だから現実にはないかなと思って見ていたわけだけどね。

もっとも全く想定されていないのかというとそんなことはないのだと思うけどね。

健康保険の療養費制度の対象に生血代ってのがありますし。過去には使われたのかも知れない。(参考 : 療養費 (全国健康保険協会))


よく献血やってる場所に行くとA型が不足だとか書かれていることがあるが、これはその血液型の赤血球製剤が不足していることを言っている。

血漿製剤は冷凍して保存するからあんまり不足だとか話題にならない。

血小板製剤は保存が利かなすぎてあらかじめ予約して使うことになっているそうだ。

そしてその予約を受けて採血するようにしているようだ。なのでちょっと事情が違う。

ただ、赤血球製剤というやつは急に必要になることも多い。なので常にいくらかの在庫を持っておく必要があるらしい。

それで在庫が減ってくると不足しているだとか言うわけだ。


不足しているから献血してくれと街頭で呼びかけることもやってるが、

もっと不足してくると電子メールで全血400mL献血してくれと複数回献血クラブに登録している人に送られてくる。

実は僕も何回か受け取ったことがあって、1回ちょうどいいとやってきたことがある。

それと1回偶然送られてきた時に献血したことがある。献血した時に届いてたよねと聞かれて、ああそういえばという程度の話だったが。

登録している人に協力を依頼することによって安定して血液製剤を供給できるようになっているようだ。


冒頭のようにAB型Rh-の血液製剤がないだとかいう話があるのかという話だが、

実際にはさっき書いたようになくなってしまう前に依頼しているからあんまり心配はなさそう。

確かに大きな手術でたくさん消費してしまったときの影響は大きそうだけどね。けどそれでもなんとかなるようにしてるはず。

AB型Rh-の人は少ないとはいえ2000人に1人ぐらいはいるので、複数回献血クラブに登録している人もぼちぼちいるだろう。

この人たちのいくらかが協力してくれれば減った分もなんとか埋められそうだ。


ちなみにもっともっとまれな血液型の場合は、通常の赤血球製剤の保存期間ではたくさん必要な時に用意できない。

そこで凍結して長期間保存できるようにして、必要な時に使えるようにしてあるようだ。

それを日本全国、場合によっては国外の赤十字にも融通してもらって供給できるようにしてあるらしい。
(参考 : まれな血液型の供給要請 (Circular No.237) (Internet Archiveより))

こんな血液型の人だとその血液がないだとかいう話にもなりかねんのは確かか。

実際この話では韓国では融通できなくて、あかんかと思ったところで大阪府赤十字血液センタから融通できて助かったわけですし。


ただ、結局どんな血液型だろうが、安定供給のために欠かせないのは不足している時に献血してくれる人がいることなんだろうな。

それはA型Rh+のように日本ではやたらめったら多い血液型の人でもそうだ。

人が多いって事はその分消費量が多いって事ですし。

そういうわけだから協力できるなら複数回献血クラブに登録しておくとよさそうだ。

もっとも言われても協力できる場合ばかりではないけど、できるときにすればいいさ。

普通分配金と特別分配金の違いはなに

SBI証券からとある投資信託の運用報告書が届いていた。

わざわざ郵便で送ってくるとはな。

大概のものを電子交付にできるのに。


せっかく届いたしぱらぱら読んでいたら、分配金のことが書いてあった。

ここ6ヶ月の間105円の分配金を毎月出してきたということが書かれている。

そこに普通分配金と特別分配金の計算方法ってのが載ってる。


そもそも普通分配金と特別分配金とはなにか。

普通分配金とは儲けを分配したお金のこと。なので税金がかかる。

一方で特別分配金は元本の一部の払い戻しに当たるので税金がかからないと書かれている。

これだけ見てもさっぱりだが、計算式と比べればなるほどという話である。


購入時の元本を個別元本と呼んでいる。

これを分配金を出すと分配金の分、その価値が下がるのだが、その後の基準価額を分配金落ち後基準価額と言う。

この個別元本と分配金落ち後基準価額を比べる。

もし元本落ち後基準価額が個別元本より大きければ、分配金は全額儲けに相当するので全て普通分配金になる。

逆に元本落ち後基準価額が個別元本より小さければ、分配金は元本の一部を削って支払っていることになる。

この元本落ち後基準価額と個別元本の差が削られた分だから、これを特別分配金として支払う。

そして特別分配金と普通分配金を足して支払う予定だった分配金になるように普通分配金の額を決める。

そして特別分配金の分だけ元本を削ったのでその分を個別元本から引いて終わり。


残念な事に分配金は全て特別分配金だったから、儲かってはないようだ。

どうも債券価格が上がったり下がってるらしく、ちょうど下がっている時だったようだ。

それでも分配する意味があるのか、という疑問はあるかも知れないが、全体としてバランスが取れると考えているのだろう。

毎月分配されるのがウリなわけですし。

最近はこのファンドの評価額もまた上がっているようなので今度は普通分配金も出るかな。まぁわからんけどね。

きっぷ売りのおっさんが回る電車で考える

今日は用事のため伊賀の方へ出かけるために伊賀神戸から伊賀線に乗り換えた。

時々使うことがあるわけだけど、近鉄から分離されて以後ずいぶんと感じが変わっている。

前にも書いた気がするけど、また思ったことを書いておこうと思う。


まず近鉄の改札を出てきっぷを買うわけだが、食券のようなきっぷが出てきた。

自動改札機がないのだから裏の白いきっぷでまったく問題はない。

伊賀線の改札に見せたらそのまま通れと。スタンプ押さんのかいと思った。

電車に乗ったら早々におっさんがやってきてきっぷを拝見と、ここでスタンプを押された。

途中の無人駅から乗ってきた人にきっぷも売っていた。手書きできっぷを出していた。まぁ小さな路線だから普通に出せるわな。

その人は途中の駅ですれ違うときにすれ違った電車に乗り換えていった。

そこからは完全なワンマン運転だけど、降りる人のきっぷはちゃんと運転士が回収していた。

そして上野市駅に到着。ここを越えて乗るのでそのまま乗ってたら、またきっぷを拝見と。

同じ列車で2回チェックするかというのはあるが、まぁ実質的には上野市駅で分かれてるからあれか。


ここで1つ疑問がある。ワンマン運転だというのにきっぷ売りのおっさんを乗せるというのは果たして合理的なのかということである。

果たしてこのきっぷ売りの人は果たしてどういう職の人なのか定かではないが、

きっぷを売るだけの人ならば車掌を雇うよりも安く雇えそうだ。

あときっぷを売ることに特化しているので、接客に集中できるというメリットもありそうだ。

きっぷを買う人の多い昼間だけ乗せればいいとも思うので、そういう点でも合理的か。

それと全区間乗らずに一部区間だけ乗るなど器用なこともできる。まぁ残りの区間で不正乗車される可能性は考えられるけど。

このすれ違うときに乗り換えるというのは単線ゆえの工夫でなかなかうまいことやるなと思った。

こうしてできるだけコストを抑えて、けどちゃんと運賃を回収する工夫をしているということだろう。


ふと、北陸の話を思い出した。

北陸では大きな駅でも自動改札機がない。

金沢駅もそうだが、りっぱな有人改札が並べられていて、そこに駅員が詰めている。

自動改札機にすれば一見この詰めている駅員はいらないことになる。

ただ、金沢駅でも高々3人ぐらいの駅員で改札を回せているわけだから、そんなに減らせないとも言えそう。

一方で、フェアライドシステムが構築できなければ自動改札機で人の目がないとなれば大胆に不正乗車して減収になるかも。

あと北陸では特急から降りてきたとされる乗客から特急券を回収すると言うことも広く行われている。

そんな柔軟な対応は人でしかやりようがない。

そういう意味では自動改札機がないというのはうまいことなのかなと思っている。

まぁ自動改札機がないとはいかにも田舎とあんまり評判はよくないようだけど。


ローカル線ではできるだけお金をかけずに運賃を回収しないとやってられない。

そういう工夫が垣間見えたかなと思った。

まぁ乗客が多くてお金があるところとはやり方が違うんだなと思った。

図書館にアルバムを持って行く

よく卒業生が卒業した学校になんとかを寄贈したとかいう話を聞くが、

卒業した5日後に自分がそういうことをするとは思いもしなかった。


何のことかというと昨日、学校に行ったついでに図書館に卒業アルバムを持って行ったわけです。

図書館には卒業アルバムがいくらか置かれている。

果たしてここにない分はそもそも作らなかったのか、作っても置かなかったのかは定かではないけど、

必ずおさめなければならないという性質のものではないと思う。

とはいえ、卒業アルバムを作るに当たっての参考にはしたし、

過去の学校の様子を見ることができたなど過去の記録としては大いに役に立つものである。

そういう意味で役立つことを考え、ぜひ図書館におさめようということになり、余分に作った冊子の1冊を持参したわけだ。


その旨、図書館の職員に申し出ると、わかりましたとすんなり受け取ってくれた。

ただ、書いてもらうものがある、と寄贈の申込書みたいなのをプリントアウトして渡してきた。

図書に限らずあらゆるものに使えるものなので少し驚いたが、書き込んでいった。

寄贈の目的という項目があって、どうしたものかと思ったが「記録の保存のため」と書いておいた。

あんまりかっこよくは書けないけど、まぁこれでいいでしょう。

価格または評価額という欄があったけど、これは卒業生各々が負担した1000円という金額を記入しておいた。


こんな急な寄贈にも図書館がすんなりと対応できた理由だが、

やはり図書館は何かと寄贈を受けることが多いのだろう。

図書委員会に属していた時に学生会の予算で購入した書籍を図書館に寄付するという書類を見た覚えがある。

他にも教員が研究費で購入した書籍や教員が執筆した書籍を寄贈する手続きも同じなのだろう。

そうでなくても一般の人から寄贈を受ける機会は図書館が格段に多いでしょうしね。

これも図書委員会での話だが、一般の人から寄贈を受けた本について受けるかどうかということで少し話題になったこともありますし。

そういう意味ではわりとありふれた出来事なのかもしれない。


そのとき寄贈してくれた人に対してお礼状を送るとかなんとか言ってた覚えがあるが、

果たして送られてくるのかどうかは知りませんけどね。

当たり前のことをしただけだとも言えるしね。それに卒業したとはいえ改めて入学する身分ですし。

身内にわざわざ送るのもおかしな話だし。


そういや国立国会図書館には納本制度がありましたね。

今回のアルバムは頒布を目的として相当部数作られたものに該当しない気がするけど、もしそういうものを作ったら納本せなならん。

これは代償金をもらうこともできるけど、寄贈することもできるようです。参考までに。

本科1年生になる人に混ざる専攻科1年になる人

卒業の前日の研究室の片付け以来に卒業した高専に行った。

なぜ行ったのか。それは専攻科の入学予定者オリエンテーションがあったからだ。


ちょっと早く行ったのだが、そしたらわりと人がたくさん。

何のことかというと、本科の入学予定者も今日入学予定者オリエンテーションがあるから来ていたわけだ。

ちょっと図書館で時間調整して手続きの会場へ向かった。


そしていろいろ説明があった。

どうも今年の専攻科入学生はいずれも同じ高専の本科の卒業生のようだ。

その点では説明が省ける点も多いが、違う事情もかなり多い。

「本科と専攻科はある場所は一緒だけど別の学校と思っておいた方がよい」という前置きから説明は始まった。


まず本科と専攻科の一番大きな違いは本科では学年制なのに対して、専攻科では完全な単位制となっていることだ。

学年制では学年ごとに割り当てされた科目を学年ごとに履修してすべて合格となれば進級できる。

実際にはすべて合格とならなくても進級できることはありますが、そのようにして進級できなければその1年間はなかったことになる。

学年途中で休学する場合も同じでその学年はなかったことになる。

大学などでは一般的な単位制では一応留年という概念はない。

そのため在籍している限りは1年から2年になることはできて、休学した場合でもそれまでの単位は履修したことになる。

あとどうも選択科目では2年に割りあてられている科目を1年で履修することもできるようです。


あと連絡の手段も変わってくる。

そもそも専攻科には担任はいない。そのため本科では可能だった担任経由での連絡が出来ない。

そのため掲示と電子メールを使用するようだ。

掲示は本科でも広く使われていたけれど、より重要性が増すわけだ。

本科のときから1日1回は見るようにと言われていたが、駐輪場と教室の位置関係により見ない学生も多かったようだ。

しかし担任がいないということから致命傷にもなりうるのでより重要ですね。

あともう1つ電子メールによる連絡ですが、これは学校から付与されるメールアドレスに対して連絡が来るようです。

ただ、学内でしか受信できないなど不便な点も多く、休み中の連絡にも使うことを考えると転送しておくのがよいだろうとのこと。


変わらないようで変わるのが学生の顔ぶれである。

確かに元々同じクラスの人もいるが、同じ専攻には情報工学科出身の学生も多い。

そうでなくても専攻科で1つのクラスのように扱われることもある。他の専攻の人と一緒にやる分もあるようだ。

そういう意味ではかなり変わるのではないかなと思っている。

気持ちも新たにして大いに挑戦していきたいと思う。

海遊館におでかけ

今日は海遊館に行っていた。

ずいぶんと久しぶりですね。中学生のときに行った気がするけど、ちょっと定かではない。

もっとも一人で行ってきたわけではない。一人で行くならこの前買ったサンキューチケットが使える日に行くわ。


そもそもの事の発端は以前シンガポールに行った時にあった人が関西に来はるという話があった。
(参考記事 : シンガポール人と巡る愉快なシンガポールの旅)

そこでこのとき一緒に行った人たちで案内しようということになったようだ。

それでこの件に付いて世話してくれている人から予定の照会が来て、この日とこの日ならなど知らせたら、今日1日案内してくれとなった。

今日は3人で案内するように予定が組まれた。

なかなか集合場所も決まらなかったが、大阪駅集合など言われて、それは無茶やでと進言した結果、JR難波駅が集合になった。

JR難波駅はいいですね、改札口1つしかないし。迷う余地がない。


そこで海遊館に行こうと思っているという話が出てきたので、

せっかくだしと道中でOSAKA海遊きっぷの近鉄版を買って、けいはんな線経由で大阪入りした。

そして合流したのだが、電車を乗り間違えたのかシンガポールから来た人の一部が遅刻したりした。

それで道頓堀に行くと言うからなんばウォークを経て行った。そしてお昼ご飯を食べた。

そしたらなんか高島屋の方に用事があるというから戎橋筋を経て南海難波駅へ。

ここの南海国際旅行の中の案内所でカード乗車券を買うらしい。

ここで今日は海遊館行くことに決めてOSAKA海遊きっぷの市内版を僕以外は購入。

そして市バスで天保山へ行った。ちょうど南海難波駅の前から出るので楽だし。


寄り道したりなんやらしてたら着いたら15時半ごろである。正直遅いわな。けどある程度空いててよかったのかな。

しかし見て回るのも相当に遅い。なんでかというとカメラでいろいろ撮ってるからですね。

まぁある程度止む得んけどね。カメラの人はみんなそうだ。


さて、久しぶりの海遊館の感想を書いておこうと思う。

やはり大きい水族館ですね。これで入場料2000円は割安感があると思うわ。

ついでに割引きっぷも充実していてうれしい。地下鉄・バス乗り放題のOSAKA海遊きっぷの市内版は400円高いだけだから。

ちなみに近鉄版(2)(近鉄のスルッとKANSAIエリア・阪神なんば線九条までも可)は3300円なので近鉄部分は実質900円。まぁ区間によるか。

入って早々の日本の森の展示で岩陰に隠れているオオサンショウウオを見れたのはうれしかった。

最初の方は海獣が目立つが、ラッコの餌やりの時間に遭遇したのだが、器用に食べる姿や飼育員とじゃれる姿が楽しかった。

階が下って行くにつれて、その海獣がいた水槽も下の方が見れるようになる。そうなれば魚などもよく見える。

これは海遊館のおもしろいところですね。

あと太平洋水槽もおもしろいですね。非常に大きくてなかなか見所がつかみにくいが、おもしろいことが多い。

ジンベイザメの周りに魚がたくさんついてまわってたり、アジが広い水槽の中で群れてたり。実際の海の中はこんなのなのかなと思った。


その後、海遊館を出たら19時ごろだった。まぁなんとかこの時間出れたかという感じだな。

宿が新今宮駅界隈にあるというから、地下鉄で動物園前まで行って、ここであとのことは残りの2人に任せて帰ることにした。

ちょうど天王寺駅が隣なので天王寺で降りてあべの橋から南大阪線で帰ったとさ。

まぁ南大阪線もフリーエリアですからね。


ところで今回案内していた人、僕以外は難波界隈にあまり来ないらしく道頓堀行くよといってもさっぱりだった。

まぁ自宅の場所によってよくいくところって違いますからね。てっきり大丈夫だと思ってたら全くダメだった。

もっとも僕も天王寺・あべの界隈はさっぱりなのであれですけど。1人は大阪近くて天王寺には行くけどという人だったのでまぁしゃあないのかな。

さらに困ったことに地下鉄のネットワークも理解していないらしく、堺筋本町で乗り換えればいいねといっても全く分かってない様子だった。

大阪うろちょろしない人ばっかりだったようで。なかなか厄介。

あともう1つ残念だと思ったのは新今宮駅と動物園前駅のように違う名前で同じ駅の対応がいまいちわかってないことか。

ちょっと難しいけどね。というか事業者ごとに駅名が違いすぎて混乱するのは確かだけどね。

まぁ大阪うろちょろせんことにはわからんということですわな。