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学科をクロスして査読

本日、特別研究論文の提出を無事に終わらせた。

印刷時にこっちの方がきれいに印刷できるよ、とか印刷機を変えて印刷し直したりとかあったけど、

無事に午前中に完成させて提出することが出来た。


これから2週間後の特別研究発表会に向けて、発表の準備を進めないといけないが、

それと同時に行われていることが論文の査読である。

提出した論文を2人の教員が読んで、ツッコミどころを列挙してくれるわけだ。

提出の時、査読にあたる教員の名前を聞いたのだが、2人とも強者だなと思った。

まぁこの2人だろうとは思ってたけど。


この2人というのは、1人は電気工学科所属の組み込みシステムを専門としている人、

もう1人は情報工学科所属でディジタルのLSIを専門としている人。

学科の枠を越えて僕の研究にぴったりの2人が選ばれたな、と思った。

ところが、研究分野によらず全学生とも査読は電気工学科所属・情報工学科所属の教員1人ずつのようだ。


ということは強電の研究でも情報工学科の教員が査読に付くわけだ。

一応、その中では話がわかりそうな人を選んでいるようだが。

逆に、電気工学科の教員が人工知能だとかの研究の査読もせなならんということか。

こっちはなんとかなりそうな気もするけど……ただ、割り振りが問題だな。特定の人に集中しすぎてはよくない。


ところで提出した論文は1部、査読者2人、どうやって査読するんだろうね。

おそらく査読期間を前半と後半に分けて入れ替えながらやるんだろうと。

スケジュールもそんな具合に組まれているようだ。


査読結果がどうなるかも心配だが、それよりも先に考えないといけないのが発表会のことだ。

あと2週間、きっちり準備して挑みたい。

たった12分しかない中でうまく説明できるようにしないと。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/31(Thu) 23:48
学問 | Comment | trackback (0)

定形外郵便物の意外な強み

オークションで落札した商品を送ってもらうのに、これまでクロネコメール便を使うことが多かったが、

今回はそこそこかさばるものを買ったので、さすがにメール便というわけにはいかない。

定形外郵便かなと思ったんだけど、レターパックライトの方が安くて便利かなと思って、先方に提案してみた。


それで調べてくれたんだな。

どうも商品を入れようとすると、レターパックライトの厚さ制限の3cmをギリギリ超えそうとのこと。

レターパック (日本郵便)

厚さ制限があることは知ってたのだが、まさかひっかかるとは思わなかった。

レターパックプラスならば厚さ制限はないのだが、そこまで追跡にこだわるわけでもないし、

普通の定形外郵便で送ってもらうことにした。500gまでだから390円だと。


しかし、定形外郵便って厚さ制限無かったっけ?

どうだったかなと調べてみたら、特に厚さの制限があるわけではなかった。

定形郵便物・定形外郵便物のサイズ・重さについて (日本郵便)

定形郵便物は厚さ1cmまで、重さ50gまでの制限があるのは知ってる人も多いだろうが、定形外郵便物の制限なんて意識しないよね。

定形外郵便物のサイズ制限は長辺が60cm以内、3辺の合計が90cm以内、重さは4kgまでとのこと。

重さはともかく、最大サイズは3辺の合計で決まるのね。こりゃ知らんかった。


3辺の合計が、という話で思い浮かべるのは宅配便の荷物のサイズですね。

ゆうパックでは3辺の合計が60cmまでを60サイズ、80cmまでを80サイズ、といった具合に設定している。

ゆうパックはサイズだけで重さと料金は関係ない。30kgまでなら同じ料金だ。

重さはともかく60サイズ・80サイズの荷物ぐらいなら定形外郵便で送れちゃうんですね。

しかも郵便だから送り状に封をしてもいい。大したメリットではないが。


料金的にはどうなのか。

ゆうパックがサイズだけ、定形外郵便が重さだけで料金が決まるので比較しにくいが、

60サイズで2kgの荷物という条件を決めて比較してみる。

まず定形外郵便の料金だが2kgまで850円となっている。これは全国どこでも変わらない。

ゆうパックの料金は送り先によって異なるが、同一府県で600円、第1地帯で700円、第2地帯で800円、最大で第6地帯の1200円までとなる。

第2地帯までならゆうパックの方が安いようだ。

第2地帯というと近畿からだと東北以外の本州、四国、九州なので、だいたいの送り先はこの範囲に収まりそう。

ゆうパックだと追跡もあるし30万円までの補償もある。安心して送れるのはゆうパックだろう。


ただ、かさは食うが軽いものならば定形外郵便の方が安く済むことはこの料金設定からもわかる。

1kgまでなら580円、500gまでなら390円と、これは間違いなく安い。

そんなに軽いものを送るかは知らないが、一応使い道はあるようだ。

箱に詰めて重さを量ってみて軽ければ検討してみてもいいだろう。


レターパックライトの350円は本当にお値打ち感があるな、と思ってたけど、こういうとき使えないんだなと。

今回は本当にギリギリ超えるという話だから、気付かず送っても届いた気もするんだけどね。

かさばるものには定形外郵便の強みがあり、さらに重いものだと宅配便の強みがあることがわかった。

このあたりの特徴をうまく生かすようにすればいいですね。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/30(Wed) 23:47
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論文締め切り間際に思う

先週の木曜ぐらいには論文がとりあえず完成したので、

指導教員に渡して気になるところがあったら教えてくださいと伝えておいたのだが、

その返事は遅く、今日になって赤が入った論文を受け取った。

論文の締め切りはあさって、大きく変更しないとならんところはなかったが、明日には完成させたい。


専攻科の特別研究論文は学位授与のレポートという元になるものがある状態で書き始める。

というわけでさほど手間はかからず、学位授与のレポートには書かなかったことを書き足して、

それで英語でAbstractを書いて、予稿を作ってと、それぐらいで済む。

年明けてから作業に着手したがそれでも余裕があった。

そんなわけだから早い目に指導教員に見せに行ったんだけどね。


ただ、本科生の卒業論文はそうもいかない。

全く一から書き始めないといけないのだから。

僕はどうしてたかなというと、冬休み中に家でせっせと論文を書いていたようだ。

論文を書く冬休みの始まり

そうして論文提出の2週間前、1月の中旬には一応完成したようだ。

その後、追加で実験することになって年明けはその実験のための作業をやって、

提出期限の数日前に完成してなんとかその結果を論文に反映させて提出できた。

この追加部分は論文に間に合わせる必要は必ずしもなかったのだが、間に合ったのなら書いておこうとなった。

その分を差し引くと一から書き始めても1ヶ月ぐらいあれば間に合ったようだ。


まぁそうはいうのだけど、それはやることをしっかりやった上で1ヶ月なのであって、

研究の中でやらないといけない実験が残っていたりする中ではとてもそんなものでは済まない。

研究室にいる本科生はつい先週ぐらいまでせっせと実験してたのだから、

それで論文を間に合わせることができるのだろうか? とは心配しているのだけど。

実験と平行してある程度論文を書いてはいたようだけど。


そんな本科生の卒業論文の締め切りもあさって。

指導教員も僕の論文は見たようだが、本科生の論文までは手が回っていないのだろう。

本当に大丈夫なのかなぁ……と心配なんだけど。間に合うのかね。

心配ではあるのだが、今さらどうしょうもないことだ。

何事も早めに着手しなければどうしょうもない。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/29(Tue) 23:47
学問 | Comment | trackback (0)

即決価格を狙う駆け引き

昨日はセカンドプライスオークションのことを話題にした。

セカンドプライスオークションというもの

このときYahoo!オークションは自動入札システムがあるから、

セカンドプライスオークションと同様に自分が払える限度で入札すればOKという話を書いた。


それであるオークションに入札したのだが、

入札後に他のオークションの落札価格の動向を見るに、もう少し高くなる可能性があるなと思い始めた。

定価を考えればあと少し積んでもいいかな、と思って入札したオークションを見返してみると、即決価格が設定されていた。

Yahoo!オークションでは即決価格というものを設定できる。昔は希望落札価格って言ってたんですけどね。

この値段の入札があればその瞬間にオークションは終了し、その即決価格で入札した人が落札することになる。

この値段より高くなることはないということだ。


この即決価格、使われ方はいろいろあるが、よくあるのが開始価格と即決価格を一緒の値段にして出品するというもの。

開始価格と即決価格が一緒なのだから、開始価格で入札した瞬間にオークション終了となる。

すなわち、ただの先着順販売ですね。買い手としては競り合いを考えなくていいから買いやすい。

こういう場合は即決価格ってわかりやすいよね。


ただ、競り合いの中に即決価格が入ってくるとそう簡単な話ではない。

値段が上がっても即決価格で落札できるように、即決価格で入札しようとしたのだが、

即決価格で入札した場合は自動入札が適用されず、手動で入札した瞬間に即決価格で買わないといけなくなるようだ。

1000円開始で2000円で即決の商品で、誰も入札していないときを例にして考えると、

僕が思っていたのは、

  1. 即決価格で入札、入札時点では1000円のまま
  2. 1500円で入札する人が現れるが、自動入札で最低入札単位を上乗せした1600円で自動入札
  3. 2000円で即決しようと入札する人が現れるが、自動入札で2000円で入札され、先に入札した人が優先され即決、オークション終了

となって、即決価格で入札するということは即決価格まで自動入札で対応するということで、

終了までに即決価格まで値段がつり上がれば、その時点で終了し落札されるものだと思っていた。

ただ、そうではなく、いきなり即決価格になり終了してしまうのだという。


僕が考えたとおりになるところもあるようだ。

ビッダーズオークションではそうだったようだ。ちなみにビッダーズオークションは現在はモバオクに統一されている。

Yahoo!オークションで即決価格での入札が自動入札の対象になっていないのは

即決価格で入札してもその瞬間に決まらないのはわかりにくいという考えだろうか。


とはいえ、できるだけ安く買いたいというのが普通の考えのはず。

現在価格と即決価格の差がわずかならば、いきなり即決価格で入札してオークションを終わらせてもよいと思うが、

現在価格で落札できれば即決価格よりはるかに安く落札できてうれしいわけだ。

けど、先に即決価格で入札されたらそれで自分が買うチャンスはなくなってしまう。

というわけで他の入札者が現れて、値段が上がってきたら、即決価格での入札を検討しようと思っている。


しかし、本来、セカンドプライスオークションっていうのは他人との駆け引きをあまり考える必要が無いのが特徴なはずで……

こんな風に頭を悩まさせるものってどうなんだろとは思う。

即決価格で買うから今すぐ終わらせるという選択肢と、即決価格まで自動入札で粘るという選択肢、

どちらも選べるようにするべきなんじゃないかなと考えていて思った。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/28(Mon) 23:48
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

セカンドプライスオークションというもの

以前、オークションについて研究している学生の研究発表を聞いたのだが、

そこでセカンドプライスオークションという言葉が出てきた。

Yahoo!オークションをセカンドプライスオークションの例として示していたが、はて。


調べてみるとセカンドプライスオークションというのは、

2番目に高い入札額で1番目に高い入札をした人が買うというオークションを言うのだそうだ。(cf. セカンドプライスオークション (goo exBuzzwords) )

2番目に高い入札額で買うからセカンドプライスオークションなのだが、なんでこんな方法を取るんでしょうね。

ゲーム理論の議論を用いれば、全員が自分の評価額をそのまま入札することが証明でき、最も望ましい方式ということもできる。

だそうだが、はてどういうことか。


オークションに入札するとき安く買えるのならできるだけ安く買いたい。

とはいえ、他の入札者より低い額を付けてはそもそも買えない。

1番目に高い入札をした人がその額で買う、ファーストプライスオークションの場合、

できるだけ安く買うためには、他の人が入札するであろう額より少し高い金額で入札するのが合理的ということになる。

他の人がどう考えるかというのを考えながら合理的な入札価格を探る必要がある。

封印入札だから他の人がどうかわからないのが前提ですけどね。


一方でセカンドプライスオークションの場合、他人がどうかは考えなくていい。

単純に自分が払える限度と思っている額を入札すればいいわけだ。

自分の評価額より高く入札する人がいれば、落札するには評価額より高い最高入札額で買わねばならず、そのオークションは落札しなくて正解だし、

自分が落札したときは、2番目の人の入札額で買うから、高く入札しすぎても損をしない。


しかし、Yahoo!オークションって最高額で入札した人がその額で買うよなぁ……

これのどこがセカンドプライスオークションなのだろうと思うが、自動入札システムがそれにあたるようだ。

以前も自動入札のことを話題にしたことがあるな。

Yahoo!オークションの便利な自動入札

このとき、こんなことを書いている。

入札するときに金額を打ち込むが、現在価格が打ち込んだ金額になるわけではない。

例えば1000円の商品に1500円と打ち込んで入札ボタンを押す。

するとまず現在価格+入札単位の金額になる。なので1100円になるのね。

さて、ここで他の入札者が1200円で入札したとする。すると1500円入札した人が自動的に1200円+入札単位の1300円の入札をしたことになる。

ここでさらに1500円の入札をした人が出たとする。このときは現在価格は1500円となり、先に入札した人と後に入札した人が同率になる。

同率となった場合、先に入札した人が落札できることになっている。なので先に払える限界の金額を打ち込んでおくのが得策なのね。

最終的には 2番目の入札額+最低入札単位 か 自分の入札額 のどちらか安い方で買うことになる。

高く入札しすぎても、2番目の入札額+最低入札単位 で落札できる、この特徴はセカンドプライスオークションに通ずるものだということだ。

ここで1900円と入札するよりは払える限界の金額を打ち込んだ方が得策だということなので、2000円で入札しようと思った。

この発想はまさにセカンドプライスオークションと一緒だよね。


そうはいうけど、説明なしにYahoo!オークションをセカンドプライスオークションの典型例として示すのはまずいんじゃないかなと。

基本的には封印入札で使われる言葉だから。

封印入札ではかなり効果の大きな方法だが、最高入札額を見ながら入札できるのなら、自分の出せる限度を最初から入札する必要はない。

最高入札額を見ながら自動入札と同じことをしてもいいのだから。自動入札を使った方が有利なのは以前書いたとおりだけど。

自動入札機能がなければこの形式のオークションはイングリッシュオークションと呼ばれる。

それとなにが違うんだと言われると大した差はないし。ちょっとおかしな説明かなと思った。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/27(Sun) 23:59
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

旧町名を残す街区符号

先日テレビ番組で、大阪市中央区久太郎町四丁目にある渡辺という街区符号の話が出ていた。

このBlogで取り上げたっけ、と思って検索したのだが、ひっかからなかったから取り上げてないのだろう。


大阪市は市域全域で住居表示を実施しているが、

住居表示の実施にあたって町名を整理するときに反対意見が寄せられることがよくある。

この 久太郎町四丁目渡辺 となっているところは住居表示前は 渡辺町 という町名だった。

これが町名整理でなくなるとなって全国の渡辺さんが渡辺姓の発祥の地の名前を残すよう要望したのだが、

小さな町名を残すことはできないということか町名は残らなかった。

ただ、それでもなんとか渡辺町の名前を残せるようにというところで、普通は街区符号が1番、2番となるところ渡辺と付けたようだ。


こうして渡辺町の名前は街区符号に残ったのだが、

実は渡辺という街区符号を使っているのは渡辺姓発祥の地とされる坐摩神社だけで、

隣接する一般のビルは2番の住居符号を使っている。

基本は郵便などの取扱が便利なものを使いたいということなのだろう。

渡辺の名前は残っているが、それが人々の生活の中で使われているわけではないんだよね。


実はこういうことをやってるのって大阪市だけじゃないんだよね。

それが埼玉県の鴻巣市だ。

鴻巣駅の周辺で市街地再開発を行っていて、その中で駅前に公園ができることになった。

その公園を使って住居表示の実施でなくなった町名を復活させるということが行われた。

(仮称)A3街区公園にお越しください(pdf) (広報かがやき平成20年4月号)

公園のうち本一町だった部分に本一町の街区符号、宮本町だった部分に宮本町の街区符号が付けられた。


これで旧町名は街区符号として蘇ったのだが……よく考えてみると使い道ってないんですよね。

というのも住居表示ってそこに建物があって意味を持つもので、なにもない公園では住居表示は使わんのよね。

土地だけなら地番でしか表せなくて、その上に建物が建ったら玄関の位置から住居表示が決まる仕組みになっている。

だからこの街区符号を使ってできることなんて本籍を置くことぐらいよね。鴻巣市本町一丁目本一町 という本籍は可能なはず。

この復活で影響を受ける人は誰もいなくて、単に公園に旧町名を示した街区表示板が付けられるだけ。

それに街区符号という裏付けがあるぐらい。


なくなった旧町名を示すプレートが付けられたりすることはわりによくある。

金沢市あたりでは旧町名を完全に復活させるところもあるようだが、

それでは不便が多い。というか本来は町名整理を行うのは生活に不便があるのを解消するためだからね。

町名がなくなるのは仕方ない、けど旧町名をなんとか生かせないか、そんな中で出てきたのがプレートを付ける方法なのだと思う。

実はそれとやってることはあまり変わらないのだけど、住居符号に取り入れるのはパフォーマンスとしては効果のある方法なんだろうなと。

よくも大阪市はそんな方法を思いついたなと思うんだ。これは画期的だなと。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/26(Sat) 23:50
社会 | Comment | trackback (0)

イノベーションの夢と現実

今日、専攻科生向けの講演会があって、その中であった話。

おもしろいが本人も使い道もわからないような技術を研究しているとき、

周りの人から「何の役に立つの?」と言われさっぱり評価されない。

それが使い道が見いだされたとき、手のひらを返したように高い評価を受けるようになり、他の研究者も興味を示すようになる。

寂しいことだけどこれが現実だよね。


具体的な使い道が見いだされる前から、おもしろいねと評価して、支援してくれるところがいれば本当にありがたいことだ。

使い道が見いだされてから高い評価を寄せて支援しようというところよりよっぽどうれしいだろう。

現実にはそんなよくわからないものに金を投じるなんてアホらしい話だというのが真っ当な評価で、そんなことは難しいんだけど。

その講演に来てくれた人も、その研究で研究費を取れるようになるまでかなり時間がかかったと言っていた。

必死に、こういうのおもしろいよねと訴えたところで、それが評価に結びつくのかというとそうもいかん。


世の中、わけのわからないものが革新的な技術となったものは多い。

講演で例として示していたものとしてDMDというデバイスがあった。

Digital Mirror Device、小さな鏡を大量に集積したデバイスで、その鏡の向きを変えて反射するかしないか変えられる。

液晶に比べると明るく表示できるようで、現在のプロジェクタにはDMDを使ったものも多いようだ。

よくもこんなものを思いついたなと思うのだが、初期の頃は解像度も低く、とても表示用デバイスとして使えるとは思えなかったらしい。

その人はこんなものが形になるとは思ってもなかったのだが、今や広く使われるようになった。


地道にやってこれば形になるかも知れないが、誰からも評価されない中続けるのは苦しい、というか無理だろうな。

そこでこの人が勧めていたのは、仕事とは別に興味のあることをやるという道だった。

そういえば、Googleが従業員に対して仕事とは別のことをすることを奨励していたよな。

20%ルールの話 (Google Japan Blog)

通常の仕事はきちんとこなす、けどそれとは別に20%は自分の興味のあることをやるようにということだ。

そういうところから新しい製品などが生み出されればいいなということですね。


世の中、イノベーションの種はたくさんあるが、花が咲くのはわずかだろう。

ただ育ててみないと花が咲くかもわからない。

それを打破する道の1つが、通常の仕事とは別にやってみるという方法なのかなと。

それができる環境にあるかは問題だけど、できるのなら育ててみる価値はあるかもしれない。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/25(Fri) 23:41
学問 | Comment | trackback (0)

段組と脚注の相性の悪さ

論文の本文が完成して、Abstractを英語で書いて、そして2ページの概要の作成、

今日で一通り書けたので、見直しをして完成させたい。

指導教員にも見てもらおうと渡しておいたのだが、どうも忙しいようで、先に渡した論文の本文もチェックの途中のようだ。

本科生の卒業論文もチェックしないとならんのだろうけど、大丈夫なのかな。もっとも本科生はまだ論文を書き終えてないようだが。


概要を作る前にMS Wordのフォーマットを持ってきてこれを元に書くことにした。

ところがこのフォーマット、取扱が悪くて困った。

というのも著者の所属を脚注で表すことになっているのだが、この脚注と段組の相性が悪いのよね。


よく論文などで著者の所属を表すのに、名前の横にマークを付けて書くことがある。

山田 太郎† 鈴木 一郎††

†:○○大学 ○○学部 ††:○○大学 大学院 ○○研究科

とかこんな具合に。

このマークと所属の対応を脚注として書くようなフォーマットになっていたのだけど、

なぜか脚注ツールを使わずに、本文の途中にはさまれていて、これでは使い勝手が悪かった。


Wordの図表番号ツールの挙動がおかしくて困ったので、LibOで読み込み直して、

脚注は脚注ツールを使って書くことにした。ちゃんと使えるものは使わないと。

ところが脚注ツールで脚注を書くと段をまたいで脚注が書かれてしまう。

なるほどな、だから脚注ツールを使わずに書かれていたのか。

しかしツールを使わないにしてももうちょっといいやり方があるだろ。


もうちょっといいやり方、テキストボックスを使うんですね。

テキストボックスをページの左下において、アンカーをページにおいて、文字列の折り返しを上下折り返しに設定した。

これで脚注はページの左下に固定され、本文とかぶることはない。


ただ、なんで脚注が段をぶち抜いて配置されるんでしょうね。

どうも調べていて気付いたのだが、これ、タイトル部分が1段組、本文を2段組というのをセクションで組み合わせているせいらしい。

文書全体としては1段組で本文部分だけ2段組という扱いになっているようで、そのため脚注の入り方も1段組の入り方になるようだ。

なのでこの問題の解決方法としては文書全体を2段組にするという方法もある。

Wordで,タイトルと著者名は1段組,本文は2段組で,著者名に2段組の脚注を付ける  (Turtle Bridge)

レイアウト枠という脚注の付けられるテキストボックスのようなものを使ってタイトル部分を段をぶちぬいて確保するわけだ。

LibOで挿入→枠でぶちぬきを作って同じことが出来る。

こちらの方が脚注を考えるといいのかもね。あまり一般的ではないけど。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/24(Thu) 23:59
Windows・Microsoft | Comment | trackback (0)

ボックスガチャというもの

もう半年以上前の話だが、コンプガチャの問題が大きく取り上げられるようになった。

まもなく、コンプガチャは行われなくなったのだが、その代替として新しいガチャの開発が行われることとなった。

そこで開発された方法の1つにボックスガチャと呼ばれる物があったのだが……

そんなことを思い出して、実際どんなもんなのよとシミュレーションしてみた。


ボックスガチャとはなんやねんと。

ガンダムカードコレクション、ガチャにかかる金額を実質明示:ソーシャルゲームを見る12 (ゲームキャストiPhone)

ガンダムカードコレクション、ガンコレと呼ばれているようだが、これのボックスガシャを例に考えてみる。

このガンコレのボックスガシャ、説明がおかしいのでは、ということで話題になったが、

各プレイヤごとにレアリティごとに決まった枚数のカードが入ったボックスが与えられる。

ガンコレの場合は、UR(ウルトラレア)1枚・特攻SR(スーパーレア)40枚・SR100枚・R(レア)200枚となっている。

初期状態で1枚引くとき、URを引く確率は 1/341 だが、

10枚減らしてもなおURが残っているとき、URを引く確率は 1/331、100枚減らしてもURが残っているときは 1/241 と、

カードを引けば引くほど、残っている高レアリティのカードが出る確率が上がるという話である。


ただ、これとは別にC(コモン)・UC(アンコモン)は無限に入っていると書かれていて、おかしいのではと批判されてたのよね。

でも有料ガチャではR以上のレアリティのカードしか出ないから、C・UCが無限に入ってても問題ないのよね。

C・UCが関係あるのは無料ガチャの話なんですね。

というか、無料ガチャでも最高レアリティのURまで引ける可能性があるのね。

C・UCはボックス外にあって、無料ガチャでは先にボックス内から引くか、ボックス外のC・UCを引くか抽選する、

というのがわかりやすい説明だろうか。ボックス内にC・UCが無限にあるという説明はわかりにくい。


無料ガチャは置いておいて、有料ガチャのことを考える。

3000円で回せる10連ガシャでは、先ほど書いたようにR以上のカードしか出ないが、

10枚のうち1枚は特攻SR・URから選ばれることになっている。

何セット引けばボックス内に1枚しかないURが入手できるか。シミュレーションしてみた。


1000回試行しての結果だが、平均して11.4セットで引けているようだ。

50%の人が11セット目までで、90%の人が21セット目までで、99%の人が26セット目までで引けている。

ボックス内の全カードを引き出せば1枚しかないURも当然出てくるわけで、どれだけ運が悪い人も34セット引けば手に入る。

実際には1セットあたり1枚は特攻SR・URの中から選ばれるわけだから、そこまでひどくなることもないだろう。

1000回試行して最も運が悪かった人でも28セット引けばURにたどり着けているわけだから。


コンプガチャ時代はどうだったかなー、と思ってシミュレーションをやって比較してみた。

5枚のコンプ対象カードがそれぞれ5%,4%,3%,2%,1%の確率で出る時を考える。

確率が低いカードがいわゆる門番というやつですね。

シミュレーションしてみると平均回数こそ125回とあまり差は無いのだが、

99%の人がコンプ達成できるまでには475回引く必要があると出てきた。運が悪いととにかく回数がかかる。

コンプガチャはコンプ対象カードの残り枚数が見えているから先が見えるように思えるが、

残り1枚になってからが大変で、ましてやその残ったカードが門番だとするとまさに泥沼であった。(参考 : コンプガチャがあたるまで )

ただ、ボックスガチャの場合は、いくら運が悪くても全部引き切れば目当てのカードは出てくる仕組みになっており、

どれだけ投じても目当てのカードにたどり着けないコンプガチャに比べると、ずっと先が見通しやすい。


ただ、この方式の難点は目当てのカードにたどり着くまで撤退しにくいことだよな。

コンプガチャでは最後の1枚になってからコンプするまでが長いこと、門番が存在することを踏まえて、

最後の1枚になるまで引いて、残り1枚が門番なら撤退するという方法もあったようだ。

泥沼に陥る可能性があれば撤退し、先が見通せる状態なら進むという判断もできたんですね。

運がいいか運が悪いか判断する機会があったんだよね。

ところがボックスガチャでは目当てのカードにたどり着くまで引き切らないと減らしてきた意味が無くなる。

最悪回数がわかっているからそこまではなんとしても引き切る覚悟がなければ参加するのはやめた方がいいだろう。


なんでこんな仕組みが導入されたのか、さらに言えばなぜかつてコンプガチャというものが重用されていたか、

というのはおそらく引き続けないとこれまで引いたものが無駄になるという仕組みがあったからなんだろうな。

もっともコンプガチャの場合はコンプするということは実際には門番を引くのに近いものがあったわけだけど。

ボックスガチャは実際に先が見える仕組みで、そういう性格がよく見えるなと思った。

いろいろコンプガチャの代替となるものの開発が行われたようだが、このボックスガチャを取り入れているゲームは多いそうだから、

それなりに合理的な仕組みではあるんだろうな。事業者にとってもプレイヤ側にとっても。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/23(Wed) 23:49
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

LCD式案内表示器は賢い設計

帰り道、電車に乗ろうと駅に行くと、案内表示器が取り替えられてた。

なぜかLED式に。


ご存じの方もおられると思うが、近鉄では阪神なんば線開通前からLCD式の案内表示器を取り付けるようになった。

当初は奈良線だけだったが、後に他路線の駅でも広く導入されることになった。

それまでの近鉄の案内表示器といえばパタパタだったが、

これをターミナルを中心に取り替えが進み、今やターミナルに巨大なパタパタが置かれているのは過去の光景となった。


つい最近までほとんどパタパタだった近鉄だが、よその会社を見てみるとそれより早くにLED式の表示器を導入していた。

近鉄でも一部の駅では導入していたようで、正月に大神神社に行くときに桜井駅で見た。

世の中LED式を導入するところが多い中で、近鉄はLCD式を大々的に導入した。

これはどういうことなのかという話である。


あの表示器の構成を考えてみると、液晶ディスプレイが2枚と制御するコンピュータがあればいい。

ここ数年でLCDはずいぶん安くなり、大きなサイズのものが相当安く買えるようになった。

それを制御するコンピュータは汎用的な画面出力ポートがあればいい。

ということはこちらも汎用的なコンピュータが使える。グラフィカルなインターフェースを扱えるOSを使えば開発も簡単だ。

もちろん表示器の筐体に収めるわけだから工夫は必要だろうが。

と、安価に手に入るものを組み合わせれば作れてしまうわけだ。


LED式だとそうはいかない。

まずLEDだが、サイズに合わせて特注になるようだ。

そしてそれを制御するコンピュータのプログラムもLEDを直接操作する必要があり大変そうだし、

サイズを変えるとそれに応じてプログラムも変える必要が出てくる。

とかなんとかで、わりに高価なんじゃないかという話がある。


どうも近鉄はこういうシステムを自社開発するのが好きなようで、

最近は見なくなったが、以前、小規模な駅に置かれていた簡易型の自動精算機も近鉄グループで開発したもののようだ。

バス用のカードリーダーにWindowsのコンピュータを組み合わせて作ったとかなんとか。

そんなものをわざわざ作ろうとした理由はよくわからんが、わりに汎用的なものを組み合わせたら安く作れると思ったのだろう。

少し前に話題にした運転士支援システムもそんな中で開発されたものだろうか。(参考 : 運転席から聞こえる声)


こうして近鉄の駅に多数置かれることになったLCD式の案内表示器だが、見た目がきれいなのがいい。

LEDではどうしても解像度が取れないからね。小さな文字は無理な表示にならざる得ないがLCDならそんなのも鮮明に見える。

よくできてるんじゃないかなと思った。

ただ、表示内容が直接光るLED式に比べると遠くから見たときの視認性は劣る気がするのが難点か。


そんな中で、なんで学校の最寄り駅にLED式の表示器がやってきたのかという話だが、

おそらく他の駅のお古ですわ。

一部の駅ではLED式の表示器を早くに導入していたと書いたが、そんな駅でもLCD式に置き換えられたところがあるようで、

その駅から外したものをそのまま捨てるのはもったいない、ということで持ってきたようだ。

じゃあなんで置き換えたのか? わからんけど、LCD式表示器の柔軟性を生かしたいことがあったのかもしれない。


Author : hidemaro
Date : 2013/01/22(Tue) 23:56
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

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