激動の1年と思えばそれほどでも

2020年も1年いろいろありましたけど、新年最初のニュースはこれですよ。

年越しどうするかなと総合テレビに変えて ゆく年くる年 を見て、そのまま新年最初のNHKニュースになるわけだが、

新年トップニュースは カルロス・ゴーン被告の保釈取り消し だった。

(出国なんてできるものか)

これ自体は厳密には去年の出来事だけどさ。「スタートからクライマックス」というのは2020年を表す言葉かもしれない。


1月は関東圏でいろいろ出かけている。

東京国立近代美術館工芸館の東京での行き納めもこのとき。(引っ越す美術館と無料入場もできる博物館)

幕張メッセイベントホールも意外とこのときが初めて。(青い幕張メッセ イベントホール)

2月になっても相変わらずアクティブでコンサートのため遠州に出かけて(なんで遠州なんだろうね)、

その翌週に大阪に行く(大阪ドームへ行く)という。

新型コロナウイルスのことは少し問題になり始めていた頃で、といいつつ大阪ではマスクをつけた中国人らしき人が目立っていたあたりが、この頃の実情を表している。

この頃、職場から検温の指示が出たり、在宅勤務の時間上限がなし崩し的になくなったりしてた。(1日2回は検温しなさい)

在宅勤務インフラの逼迫もこの頃から問題となってきたのだという。(この頃は僕は連日出勤してたが)

食堂も閉鎖されてしまい(食堂がお休みになるから)、今も復活していない。


そして2月最終週、日本競馬は無観客開催に突入したのだった。(無観客でもなんとかなる)

「えっ? そこ?」って言われそうだけど、僕の2020年にとってはこれは大きな出来事ではあって、

というのもここから週末の娯楽というのが競馬ぐらいしかない時期がしばらく続いたのである。

最近は週末もテレビの前に貼り付いてという感じではなく、むしろ出先で気になる重賞レースなどラジオ観戦するぐらいである。

馬券はほんのちょっとしか買わなくて金にはならない客だが楽しませてもらった。

今年はいろいろ新記録も出たし、レース内容の充実っぷりも相当なものだった。(ジャパンカップにはチャンスがある)

あと、もう1つの楽しみが映画鑑賞だった。(映画館の感染症対策)

これも映画館閉鎖とかありましたけどね。でも、なんやかんや言っても耐えた娯楽の1つだったんじゃないか。

後に映画館は大ヒット映画で大賑わいになるのだが、この頃は寂しいものだった。


3月下旬、各国は相次いで鎖国に乗り出し、人々の往来は難しくなった。(封じられたカンガルールート)

これにより物流が滞り(今も一部には影響が続いているが)、なにより自宅に帰れない人が続出することとなった。

日本でも滞在地域などの条件により外国人の入国を一律拒否するという異例の対応に出た。

でも、これは本当に効果があったんだろうか?

というのも、実際に日本での感染拡大を深刻化させたのはノーマークだったヨーロッパからの感染流入だったのだから。


職場も3月最終週から原則在宅勤務となり、在宅勤務インフラの逼迫はさらに深刻度を増した。(在宅勤務も人が増えると楽じゃない)

僕はこの頃は業務上の都合で出勤することが多く、ガラガラの職場で仕事してたが、

この頃は弁当販売まで休みなので、出勤日は午後から勤務開始するなどの対応をしていたようだ。(弁当まで休みになる)

当時、食品スーパーの混雑も問題となっていて、そんな中でイオンは衣料品売り場などガラガラでも営業していて、

専門店が閉まっているイオンモールというレアな光景で衣料品・食料品を買い込んだこともあった。(専門店がやってないイオンモール)

そういえば、袋の有料化も今年だったんですね。当時、こんなことを書いてましたね。

7月からの法改正を見据えて、イオンでは4月から全売り場で袋の無料配布をやめた。これは衣料品売り場も含まれる。

衣料品をしこたま買ったら、持ってきた袋にはどう考えても入らないので、袋を5円で付けてもらった。

5円って今回の買い物の総額からすれば0.1%にも満たない金額なんで大した痛手ではないんだけど。

一方で、イトーヨーカドーは衣料品・生活用品のフロアを一時閉鎖してたんだな。(買い物と歯医者のため)

そんな中で、皿の割れたところで手をざっくり切ってタクシーで病院に駆け込む出来事もあった。(手を切ったから外科へ)

そんなこんなで4月は壮絶な1ヶ月だったが、そんな中でも普段通りにできるように努力してた人々は多かったのである。


連休は遠出するわけにもいかず、そんな中で娯楽は競馬観戦だとかに限られるのだけど。

オンラインのメーデーとかいうわけのわからないものもありましたが。(メーデーはオンラインで開催された)

5月になってやっと散髪に行けるようになったなんて話も。(1ヶ月以上先延ばしにした散髪)

あと布マスクの配布もありましたが……(本当にこの布マスクは効果的か?)

しばらくは使ってたけど、こんな隙間があくマスクでいいのか? という思いはあり、後に別のものを入手してからは使っていない。

この布マスク配布についてはいろいろ言われたもんだけど、考え自体は悪くなかったが、

実際に布マスクの普及により不織布マスクの需給問題を解決させたのは、民間企業の創意工夫などによるところが大きい。

5月末になって緊急事態宣言も解除され、段階的に各種施設が再開していったのだった。(感染対策の取り組みは功を奏するか)

6月になっては予約して美術館に行ったりして、週末の楽しみも復活してきた。(久々の美術館)

あと、これも5月のニュースだったか。

【訃報】木村花逝去に関するお知らせ (スターダム)

(SNSとチームで付き合うのがよさそう)

リアリティー番組というコンテンツの難しさ、SNSとの関わり方の難しさというところに尽きるんじゃないか。

何らかの方法で人々を扇動し、SNSで炎上するというのは何度も見ており、一般論としては根が深い問題である。


6月中旬になり、在宅勤務インフラは現在とほぼ同じ程度に充実し、不便はかなり減った。(在宅勤務でVPNが使える)

7月には夏休みで久々に遠出して関西におでかけ。(京都の人通りはまだら模様)

実はこの頃から東京都で感染者が再燃したのだが、詳しい原因はわかってないんだよね。

後の解析により、遺伝子型の変異をつなぐ遺伝子は見つかっていない。(遺伝子が変わったせい?)

人々の動きを一時的に止めてウイルスを根絶するという対策は成立せず「ウィズコロナ」はもっともな話だということになる。

5月には参加予定だったイベントが延期になったが、その払戻なんてのもあった。(払戻のためのチケット)

結局、チケット払戻はこの1件だけか、と思ったが実は年明け早々のイベントが無観客化され払戻なんて話はある。

この頃、西友で買い物することが増えて、とうとうウォルマートカードセゾンを作ったなんて話も(クレジットカード1増1減)


8月、暑い中、実機評価のため出勤する日が割と多い中、

有観客イベントとしては早い再開となった「BanG Dream! 8th☆LIVE 夏の野外3DAYS」の3日目に出かけていた。

有観客とはいえ、ライブビューイングと後のディレイ配信に期待するところは多かった。(5000人以下に絞ってやった)

絶妙なタイミングだったといえるんじゃないだろうか。

一方でインターネット配信によるイベントも充実し始める時期でもあった。(24時間インターネット配信番組に切り替える)

この頃に祖父(母の父)が亡くなったのだが、葬儀には来なくてよいと言われたのも時節柄か。(きっと透析を始めるに遅いと言うことはなかった)

近くで世話してた祖母や両親にとっては症状がいろいろ変わる中であれこれあっただろうけど、僕にとってはそんなに驚きはなく。

この辺は、比較的若くして亡くなった父の父や、突然に病変が明らかになった父の母とは違うところかなと。


10月となり、GoToトラベルキャンペーンが本格的にスタート、当初除外されてた東京都も含まれた。

業務出張(当初は問題なかった)で1回(来月はGoTo業務出張)、広島県に1回(尾道・広島を行く)、

親元に厄介になりつつ、最初の1泊をすると交通費全体が安くなるとしたり(1泊すると全体が安くなる)、10月で3回も使ってるのか。

正倉院展も完全予約制でやりましたね。予約が取れるかが最大の問題だったかも知れないけど。(予約制の博物館は難しい)

12月は京都でのコンサートをきっかけとして、日曜~土曜の6泊7日の大旅行なんてのも。(京都旅行に北陸旅行を挟み込み)

雪の北陸にも行き、ここで1月以来の東京国立近代美術館工芸館へ、石川移転して国立工芸館と呼ばれるようになったものである。(慌ただしく金沢の博物館めぐり)

業務出張を除けば例年通りとも言えるが、あれこれ旅をした秋~冬だった。


さて、先日に大学院時代の旧友とテレビ会議を使って「オンライン飲み会」をした。

家で酒を飲むなんてめったにないんだけど、イオンでワインなんて買ってきて、あれこれと盛り上がった。

勤務先は主には製造業など、この新型コロナウイルス騒動で物流・人流に課題はあれど、商売に深刻な問題はなく、

やはり職場により事情はいろいろ、工場で集団感染を出したなんて話もありつつ、それなりには。

一方で、サービス業を中心に深刻な影響が出た商売もある。

これも創意工夫で切り抜けたところはあるし、GoToトラベルで例年以上に繁盛したところもある。

ただ、今にして思うのは、5月頃に廃業したライブハウスがいくつかあったけど、結果的には正しかったなと。

大規模ライブハウスはそれなりに使い道があるが、小規模なライブハウスは用途に乏しくなってしまった。

将来、ライブハウスを残すにしても、一度廃業して新しい商売の在り方を見つめ直すのは妥当だが、そう踏ん切りが付くのは少なく。

忘年会シーズンでなんとかなると思ってた飲食店の考えは甘いが、一方で責めることはできない。


新型コロナウイルス騒動の難しいところとして、今月まさにこういうことを書いた。

国レベルでは医療関係者と政府関係者の話がほとんど噛み合わない。

(リスクについて話が噛み合わない)

これには理由があって、それは根拠を持って説明できる材料に乏しいということである。

こうすれば感染は抑えられるという策はいろいろあるが、それをガチガチにやるのは現実的ではない。

例えば医療現場での集団感染がいろいろ問題になっているが、ここを完全に防御できるような人的・物的リソースはない。

それをやると医療機関の経営は成り立たないし、実際に合理的であるのが前提だった医療機関の経営は厳しい。

医療現場を例にとったものの、他の業種もいろいろな不都合があり、大変な難題である。

しかしながら、国レベルではろくに方針も決まらず、世論は分断されるも、議会もろくに開かれない。

このことによる不整合を解決する気も見せないので、世論の分断はさらに加速する悪循環である。


僕にとっては、いろいろあったけど大枠において例年通りということでいいんじゃないかと思う。

もちろんいろいろ苦しい思いをした人もいるし、打開策も見えない人もいると思う。

一方で誰もが深刻な影響を受けたわけではないし、それなりにうまくやった人は多いわけである。

もちろん、不運にして亡くなった方もいるけどね。

「俺、肺炎かな」検査への車中急変、会話途切れ 羽田氏 (朝日新聞デジタル)

死後の診断となったのはともかく、特徴的な症状は死亡直前までなく、急変後は手をつけられず死亡という経緯を見る限り、

大きな不備もなく、不運だが死亡という結果を変えることは難しかったんじゃないかと思う。

難しい病気であることは確かで、軽視できない理由はそれなりにあるということである。


今年のスポーツは競馬・競艇以外はさっぱりって感じもありつつ、来年は延期になった東京でのオリンピック・パラリンピックがあるはず。

「できるの?」って話はあるけど、それは競技団体の覚悟の問題だろう。

まだまだ翻弄されそうだけど、それを乗りきるのも人々の努力の積み重ねである。

苦しくて耐えきれない人もいるだろうが、そうでない人はそれなりにやるしかないですね。

家計簿を見ると買い物の変化がわかる

今日はイトーヨーカドーに買い物に行っていたが、ひどい混雑。

今日買いたかったのは肉・魚など限られた食材なので、ちゃっちゃと帰ってきましたが。

先週末にイオンでしこたま買っておいてよかった。

そんなわけで今年の買い物はほとんど終わり。明日に牛乳を買いに行くかも知れないが微々たるものだ。

というわけで家計簿を集計してみた。


支出の総額は去年とほぼ同じだが、中身は異なる。

食費は総額で見ればほぼ同じだが、外食が昨年比74%、生鮮品が昨年比119%、

そして一番変化が大きいのが調理済みが昨年比174%、これは弁当とかパンを購入することが増えたことを表している。

(弁当といっても会社で買う弁当は、食堂閉鎖の代替ということで外食費に計上しているので、ここには含まれない)

減少幅が大きいのが、交際費(昨年比8%)、これは当たり前ですね。元々少額ではありますけど。

生活用品の耐久財(昨年比36%)だが、これは4Kテレビの反動ですね。

交通費は激減かと思ったら、昨年比72%とそこまででもない。

GoToトラベルキャンペーンの恩恵(約17ポイントの押し下げ効果)があったことを考慮すると、正味1割減ぐらいでしかない。

遠方への旅行では5月連休の旅行は飛んだのと週末のおでかけは減ったけど、あとはだいたい計画通り実施した感じですかね。


逆に増加した費目もあって、医療費(昨年比393%)は、これは手のケガ(cf. 傷口はとりあえずよし)で……絶対額は小さいが。

金額面でインパクトが大きいのが趣味・娯楽費の昨年比157%への増加。

えっ!? なにがそんなに増えたの? ということで調べてみると、電子書籍と音楽ソフトだった。

確かに今年に入ってからBOOK☆WALKERでやたら電子書籍買ってるもんなぁ。

なんとBOOK☆WALKERが支出先第3位になっててびっくりしたんだけど。(しかも1位は勤務先=給与天引き、だから実質2位)

まさかそこがそんなに増えてるとはびっくりだった。

あと、光熱費が昨年比114%というのは在宅勤務の影響かな。でも微々たるものかなと。

支出は総額で見ればほぼ同じだが、これは4Kテレビの反動を趣味・娯楽費が埋めたような感じ。すさまじいですね。


支払手段についてだが、昨年との比較で列挙するとこんな感じ。

  • みずほ銀行(大半は給与天引き) : 42.7%(昨年41.6%)
  • セゾンカード(nanaco・PayPay除く) : 30.0%(昨年23.3%)
  • PayPay : 7.2%(昨年3.3%)
  • WAON・イオンカード : 5.1%(昨年0.1%)
  • Suica : 3.3%(昨年9.7%)
  • 現金 : 3.2%(昨年4.1%)
  • nanaco : 2.9%(昨年5.5%)
  • ビューカード(Suica除く) : 0.3%(昨年4.6%)

セゾンカードの増加は電子書籍と音楽ソフトで説明できるかも。それぐらいのインパクトがある増加だった。

PayPayは去年6月から使い始めたので増加するのも当然かな。

WAONが大きく増加したが、これはWAON POINTの制度変更で主にSuica決済だったのを移行したことによる。(cf. イオンiDで払う)

これに加えて、それと職場の食堂を使うことが減ったことで、Suicaの決済は昨年の1/3ほどに減少している。

これは昨今の状況ではありがたいことで、週末のおでかけが減り(オートチャージの機会減少)、インターネットチャージがなくなり、

そんな中でSuica残高を温存できるのは正直ありがたかった。まさかビューカードの請求が発生しない月が出るとはまさか。

ビューカード直接の決済はなおさら減少幅が大きいが、これは4Kテレビの反動と、きっぷの手配が減ったから。

nanacoも昨年の6割ほどに減っているが、これは単純にイトーヨーカドーで買い物する機会が減ったから。

週末にまとめ買いすることが減り、西友や他のスーパーに分散したということですね。

現金も減ったが、これは交際費減の影響で、通常の買い物のキャッシュレス化が進んだというわけではなさそう。

でも、交際費のやりとりもいい加減キャッシュレス化したいところですけどね。


ポイント還元ですが、圧倒的に多いのがPayPayボーナス、Yahoo!ショッピングや各種キャンペーンで付与される分が多い。

その次に来るのがメルカリポイントなんだけど、これがすさまじくてね。

メルペイって家計簿の科目にないから、その他扱いで入力してたけど、メルペイを分けて集計してみた。

そしたら年間で20000円ぐらいの支出と出てくるが、これはメルカリの売却代金やポイントの値引きを差し引いたもの。

メルカリの売却が7000円ほど、そしてメルカリポイントはなんと12000円ほどの値引きになっている。

すなわちメルペイは年間で39000円ほど決済して、その30%にも及ぶ12000円もポイントで値引きされていると。

ちょっと異常な数字で、これはキャンペーン目当ての買い物ばかりに使っていたからなんだけどね。

もっともPayPayボーナスもPayPayの決済高の12%も付与されている計算になるので、これも大概なんですけどね。

(ただし、こちらは全体の半分近くをYahoo!ショッピングなどが占めており、それで付与されてる分は多い)


費目別の支出の変化は、想定通りのところもあるけど、意外な結果になったなという感じ。

まさか趣味・娯楽費が激増してたとは思わなかった。電子書籍恐るべし。

支払手段の変化というのは、買い物の仕方の変化を表している面もあって、

やはりイトーヨーカドーだよね。ここが昨年比55%ぐらいに減ってるんですよね。それでも食費に占める割合としては大きいが。

イトーヨーカドーについては、来年を目処に旧SoftBankカードからnanacoチャージしての買い物を見直すつもりである。

以前、カード更新でチャージ出来なくなる? と書いた(cf. nanacoチャージ出来なくなるのでは?)が、カード番号が変化しなければセーフらしい。

ただ、カード紛失などで番号が変わると途端に使えなくなるリスクがあるので、そこを考慮しての見直し計画である。

今年はWAON POINT対応で、イオングループでの決済はイオンiDを主とするようになった。

それに類するような話がイトーヨーカドーでも来年にありそうである。

3連休の無観客ラッシュ

年始早々、1/9(土)・10(日)にこんなイベントがあって。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Broadcast & LIVE Happy New Yell !!!

幕張メッセ展示場を使って、観客を入れつつも、インターネット配信が主体となりそうなコンサートということだった。

2日間で出演者総入れ替わりでありながら、現地でのチケットはいずれか1日しか買えないということだった。

これは客席数を絞った分だけチケットが公平に行き渡るようにということである。

2日観たければ一方はインターネット配信で観なければならない、ということでインターネット配信主体ではないかということ。

この2日目のチケットが購入できたので、じゃあ9日は家で観劇、10日は幕張メッセということになりそうだと思っていた。


ところが、先週末に客入れを中止して、無観客での開催となることが発表された。

「12月23日(水)に政府より発信された大規模イベントの人数制限に関する方針を考慮し」という背景がある。

東京都ではイベントの人数制限を5000人以下にするようにという指示が出ている。

(もっともこの場合でもチケットがすでに5000枚以上出ている場合は、そこを減らす必要があるとは言っていない)

ただし、幕張メッセの立地する千葉市については、現在のところ、特別な指示はないため、

5000人超も可能ではあるとみられるが、地域性を考慮すると同様の指示が出る可能性は否定できない。

もともと、インターネット配信主体のイベントであるので、客入れ中止という決断はしやすかったと思う。

採算性からすると厳しそうですけど……


そんな中で、Twitterを見ていたら思わぬ発見をした。

D4DJ公式 / 「D4DJ Happy New Year Around! 2021」チケット好評発売中 会場チケットは残りわずかです―― (Twitter)

1/10(日)にTOKYO DOME CITY HALLでイベントがあるんだけど、会場のチケットがB席ならまだ売ってるらしい。

インターネット配信も併用であることも背景にはあろうと思う。

実はTOKYO DOME CITY HALLは3日間にわたってブシロードが抑えていて、

この翌日、1/11(月)はバンドリのトークイベントが行われることになっていた。

バンドリ!スペシャルイベント「らうくれ!」&「あすはも!」 (BanG Dream!)

現地に観客を入れる一方でインターネット配信も行われるということになっている。

そして、僕ももともとインターネット配信で、このイベントを観るつもりだった。

ちなみにインターネット配信はGoToイベントで若干安くなっている。まぁ微々たるもんだけど。


D4DJのイベントも、トークメインのイベントではあろうが、DJパフォーマンスも行われることになっていた。

興味はあったし、B席ということもあってチケット代が思ったより安くて、東京(後楽園)なら近いし。

あえてA席・B席と分ける意味はよくわからなかったけど、あの会場だとそんなに悪い席ではなさそうだし。

一方で、1/10(日)はもともと、シンデレラガールズのイベントに参加する予定で、

確かに現地チケットは無効になったが、インターネット配信での観劇は可能である。

ここでどちらを取るべきかは少し悩んだのだが、インターネット配信はアーカイブもある。

というわけで、それなら10日は後楽園に行こうと、今日にチケットの購入を行った。


ところが……今日の夕方になってこんな発表が。

本イベントの延期のお知らせ

昨今の新型コロナウィルス感染拡大状況を鑑み、本イベント会場にご来場いただくすべての皆様の健康・安全について慎重に検討しました結果、本イベントを延期とさせていただきます。ご購入された会場チケットは今後開催する同規模の指定イベントへ振り替えとさせていただきます。またご希望のお客様にはチケット払い戻しを実施させていただきます。(略)

(D4DJ Happy New Year Around! 2021)

なんてこったい!

延期扱いではあるのだが、実態としては無観客でこのイベントは決行され、YouTubeで無料配信が行われる。

(無料配信が行われることと整合性を取るため、インターネット配信のチケットは一律に払戻になる)

延期というのは、このイベントのチケットを持っている人が将来のイベントのチケットに振り替えられることに意味がある。

しかし、チケット振替の権利を得ても行使するかどうかは悩みどころですね。


ということは、翌日のバンドリのトークイベントも?

と思ったらやはりこちらも無観客での開催になる。ただし、こちらは有料でのインターネット配信は実施される。

昨今の新型コロナウィルス感染拡大状況を鑑み、本イベントの会場観覧を取り止め、無観客での有料配信のみの開催とさせていただきます。ご購入された会場チケットは今後開催する同規模の指定イベントへ振り替えとさせていただきます。またご希望のお客様にはチケット払い戻しを実施させていただきます。

会場チケットについては、今後のイベントへの振替ができるというところはD4DJと同じですね。

ただし、こちらは延期という名目ではないので、どういうイベントなのかは全くもって不明である。


TOKYO DOME CITY HALLの規模を勘案すると、5000人上限の指示は全く関係ないとみられる。

単純に昨今の状況を考慮しての自主的な判断とみられる。

イベント自体のリスクはそう高くなく、人数や立地面のことを考えれば、そこまで大きな問題はなさそうだが、

一方で、GoToトラベルキャンペーンの一時停止期間にかかるなど、

参加取りやめを希望する人に払戻請求に応じるようなことも考える必要はあったかもしれない。

D4DJの方は有料配信もやめちゃったから、本当にお金になるものは何もないけど、

バンドリの方はもともとトークイベントでインターネット配信主体で考えていたところはあろうと思うし、それはそれで。


というわけで、この3連休は毎日お家で観劇ですかね。

まだ、インターネット配信用のチケットの購入手続きはしてなかったけど、

おそらく、シンデレラガールズのイベントは2日間通し券で買うんだろう。(特に安くなったりはしないけど)

D4DJのイベントは無料配信はあるけど、現地参加できないと優先度は下がるということで、とりあえずはなし。

その翌日のバンドリのトークイベントも購入手続きはしてないが、そのうちする。

Amazon以外でもAmazonギフト券は使えるぞ

先日、景品でAmazonギフト券を受け取った。

これがけっこう立派なパッケージで、ただ中身は結局カードなんですけどね。

とりあえず早々にAmazonアカウントには登録したが、さてどうして使ったものか。


そんな中、スマートフォン・タブレットの充電に使っているUSB Type-C同士のケーブルが壊れて、

被覆の中の金属が見えていて、これはまずいと使用を中止した。

とりあえずは旅行時に使っているケーブルを出してきて、これで充電することにしたが、

長期的には代替のケーブルが必要で、店に買いに行くとこの手のケーブルは案外高い。

それともう1つ、Bluetoothのヘッドホンが欲しかったので、これをAmazonで買おうと思った。

ところが分納になると表示されて、なんか気に入らなかったのでAmazon以外で考えることにした。


Amazonギフト券はAmazonで使うものだと思ったかも知れないが、

実はAmazon Payとして他の通販サイトで使うこともできる。

そんな通販の1つがコジマネットである。

コジマは以前にも買ったことあるけど、入口の違いでビックカメラ・ソフマップと基本的に同じだね。

ここで探すとよさげな商品があって、Amazonより少し安く済むことが判明した。

即納在庫で、宅配が佐川なのでこの時期は1日ぐらい遅れるかも知れないが、それでもなんとか年内に届くか。

まぁ大急ぎで欲しいわけではないけど、これまでの経験から総合的には良さそうな感じ。


ところが支払い手段にAmazon Payが表示されなくて、なんでだろうとヘルプを見たら、

会員登録していない場合に限りAmazon Payが使えるとのこと。

Amazon Payは支払い手段でもあるけど、送付先の管理などもできるようになっていて、

すなわちAmazon会員情報で注文できる仕組みで、それに付随してAmazonの支払い手段が使えるというものらしい。

そこではAmazonギフト券も使えるということである。


難点はありますが、とりあえずAmazon以外でギフト券が使えたのでよしということで。

ギフト券はまだ少し余ってるけど、これもmoraで使うかとか思ってますが。

特定の通販サイトの商品券をもらった割には選択肢が多いことは嬉しいことである。

まぁ本当はそういうこだわりもなく使えるとうれしいが……といいつつそう万能な手段はないのだけど。

レジゴーは便利

今日は年末に向けてイオンモールに買い物に行っていた。

バースデークーポンを使って、他にもいくつかのキャンペーンが併用になりとてもお得。

食料品中心に買い込んだ。ただ、魚はあまり買えなかったり、これで万全とはならなさそう。

多分、イトーヨーカドーに買い物に行くんだろうなという感じ。


ところでイオンの一部店舗ではレジゴーというシステムを導入している。

けっこうおもしろい仕組みで、これは導入店舗はドンドン増えて行きそうだなと。

どういう仕組みかというと、

  1. 食品フロア入口にある端末を取る
  2. 取付台の付いたカートに端末を置く (カートを使うのは必須ではないが使った方が便利)
  3. カゴに入れる前に端末でバーコードを読み取る (バーコードがない商品は選択する)
  4. レジゴー専用レジにあるQRコードを端末で読み取る
  5. レジにスキャンした商品リストが表示され精算する (現金含めセルフレジで使える支払い手段ならOK)
  6. カゴに端末を返却する

20日に行ったときはレジゴー用のレジが少し混雑するような光景も見られたが、

レジゴー専用レジでやることは、精算のみなので少ない台数でも早く流れる。


レジゴー専用レジというのは、装置としては セミセルフレジの精算機 そのものである。

セミセルフレジは、商品のスキャンは店員が行い、そのデータを精算機に転送する仕組みである。

以前、西友のセミセルフレジについてこんなことを書きましたが。

少ない店員で早く客を捌けること自体はよいことだし、セルフレジの増設もあって以前よりはレジ待ちは短くなった。

ただ、カゴを有人レジ~精算機~袋詰め台と2回も運ぶのはけっこう煩わしく、

点数にもよるが、セルフレジでその場で袋詰めできる方が結局は楽なんじゃないかという感じもある。

(カードにICチップがある前提)

レジゴー専用レジは、そのままカートで突っ込んで、精算したら、そのままカートで袋詰め台に去ることができる。

なにより、精算機だけあればいいのでコンパクトですね。

ちなみにクーポンを使う時は店員を呼び出して読み込んでもらうが、

レジゴー専用レジに貼り付いている店員はそんなにやることはなさそう(端末を拭いてるぐらい)で、すぐ対応してもらえる。

セルフレジだとけっこうイレギュラーが多いので店員も慌ただしいんですよね。


ちなみにこのイオンでは、セミセルフレジ・セルフレジ・レジゴー専用レジが並んでいるが、

レジゴー専用レジはその中でも面積としては狭いが、一方で処理密度は高い。

他のレジの混雑緩和効果は絶大で、20日でもそんなに長い列にはなってませんでしたね。

というか一番並んでたのがレジゴー専用レジなぐらいで。さっきも書いた通り流れは速いんですけど。

普及が進めば、セミセルフレジ用の精算機をレジゴー専用レジに転用して、有人レジを減らす方向になるんだろうか。


一方で使ってみて困ったのは、スキャン漏れや二重スキャンをしていないかどうかがわかりにくいこと。

これは慣れだなと思ったけど、カゴに入れる前に必ずスキャンするというのが重要である。

一応、レジでは個数チェックをすることがあると書いてあるが、今まで3回使って1回もチェックされたことはない。

イオンによれば、レジゴー導入した店の方が商品ロス(万引きなど)は少ないらしく、実務上はあまり問題ないらしい。

“買いすぎ防止”スマホレジを導入したら、客単価が20%上昇 イオン「レジゴー」の秘密に迫る (ITmedia)

操作忘れとか起きそうなもんだけど、案外大丈夫なんですね。確かに意図的に入力しないのはあまりなさそうだけど。


衣料品ではユニクロがRFIDを埋め込んだ値札を使っていて、それで即時に商品情報を読み取ることができるようになっている。

インストアコードだし、そもそもバーコードを読まない

この仕組みを使ったセルフレジもありますよね。

ただ、食料品では単価的にそういうわけにもいかず、従来のバーコード頼りである。

じゃあ客に読み取ってもらおうという発想は、そういえばローソンも導入してたな。

スマホで簡単 レジ待ち0秒!新しいお買い物のカタチ (ローソン)

ただ、店舗はかなり限られてますけどね。これは決済まで手持ちのスマートフォンを使うんだね。


レジゴーは端末貸出で現金を含めて大抵の決済手段に対応できるので、ほとんどの人は使えると考えて良い。

これ使えるのかな? と悩んでいる人はだいたい使えるというわけである。

ちょっととっつきにくいところもあるが、急速に普及しているのではないかと店内を見ても思う。

端末や専用レジの投資は必要だが、専用レジ自体はセミセルフレジとも言えるので。

なにより導入店でこれだけ普及していれば、こける心配はあまりないですからね。

イオングループの比較的大型の店舗を中心に導入が進むのでは無いか。

競馬が豪華な週末

今日の競馬のレースラインナップは豪華で、

  • 中山10R 中山大障害(J・GI)
  • 中山11R ホープフルステークス(GI)
  • 阪神11R 阪神カップ(GII)

とGI格のレースが2つ、後で紹介するが阪神カップも格が高いレース。

明日は有馬記念(GI)という、おそらく今年一番馬券を売るであろうレースが待ち受けており、豪華な週末だ。


例年ならばホープフルステークスは有馬記念の後、12月28日に行われるのが通例だそうだが、

今年は曜日の並びでこうなったらしい。1日に2つのGIレースというのが異例ですね。

ホープフルステークスは2歳戦、中山大障害は障害レースとはいえ、やはり注目度は高い。

特にホープフルステークスの昨年覇者は、今年のクラシック三冠を取ったコントレイルですからね。

そんなわけで本年覇者のダノンザキッドにも期待が集まる。


中山大障害といえば、4月の中山グランドジャンプで優勝したオジュウチョウサン(cf. ジャンプして新記録)の参戦が期待されていたが、

前哨戦として挑んだ京都ジャンプステークスが調子が悪く、さらに障害に脚をぶつけてどうもよくないので、

中山大障害はあきらめて、来年の中山グランドジャンプに向けて立て直しをすることに。来年は10歳だが、6連覇を目指すそうだ。

絶対王者が不在ならばチャンスがあると挑んだ馬もあったか、

結果は昨年3着、本年中山グランドジャンプで2着のメイショウダッサイが優勝となった。

これだけ見ると順当な感じはするけど、上位7~8頭ぐらいはなかなかハイレベルな争いだったのでは?


さて、この中ではGIIということで格付けが低い阪神カップだけど、

実はこのレース、GIIでありながら定量戦ということで、4歳以上馬が出走できるGIIレースで定量戦は2つしかなく珍しい。

もう1つは札幌記念、他の大レースのない夏に行われるレースで、実はGI相当のレーティングは達成しているんだけどね。

札幌記念がGIIのままなのは、ステップレースなどの体系が確立されてないからとかなんとか。

では、なぜ阪神カップが定量戦なのか? というと、このレースが香港国際競走に触発されて作られたレースだからでは? と。


香港国際競走は毎年12月に開催され、日本からも多くの馬が遠征する。今年もなんやかんや6頭が遠征した。

香港国際競走は1200m・1600m・2000m・2400mという基幹距離とも言われる王道距離のGIレースが4つ揃っているのが特色で、

2400mの香港ヴァーズについては、日本ではジャパンカップ・有馬記念と重なることもあって、

日本の2レースでは勝ち目はなさそうだが、という馬が遠征する傾向があるが、今年は情勢もあってか1頭も遠征しなかった。

他は似たような距離のレースは同時期の日本にはないが、特に1600m以下の短距離を得意とする馬にとって、

秋に大目標となるGIレースは、スプリンターズステークス(芝1200m)とマイルチャンピオンシップ(芝1600m)しかなく、

そこでもう1つの挑戦先として、香港国際競走が選ばれることが多いのだという。


一方で香港競馬は短距離のレベルが高く(香港馬の多くは短距離のレベルが高いオーストラリア・ニュージーランドからの輸入)、

香港ヴァーズや香港カップ(芝2000m)ほど簡単には勝たせてくれないが、日本馬にとっても挑戦しがいのあるレースになっている。

ちなみに今年の香港スプリント(芝1200m)は日本のダノンスマッシュが優勝、

お父さんのロードカナロアは2012年・2013年に連覇しており、同レース初めての親子制覇になった。

(というのも、香港では競走馬の生産をしないため、ほとんどが去勢されたオスの馬、せん馬 なので、子を残すことができない)

と、ヨーロッパなどからの遠征もありますが、なんやかんや香港と日本の馬が多い香港国際競走は両地域の競馬にとってよい影響を与えていると言えそう。


これはこれで立派なことなんだけど、日本競馬の秋シーズンにもう1つの短距離馬の目標となるレースを、

ということで2006年に新設されたのが阪神カップ、距離は1200mと1600mの中間の1400mとなっている。

香港国際競走の創設が1994年、G1格を得たのが2000年前後ということで、それより後発なのは見てもわかる通り。

定量戦のGIIということで、GI昇格も狙っている? と言われつつも、レーティングが足りないのも実情だったりする。

やっぱり日本競馬ってこの距離の層があまり厚くないのねという現実ですかね。

でも、去年の優勝馬のグランアレグリアは本年の安田記念・スプリンターズステークス・マイルチャンピオンシップ優勝馬ですからね。

今年はダノンファンタジーが優勝、距離短縮での挑戦だったようだが、うまくはまったみたい。


そんなわけで豪華な1日だったが、馬券の売り上げを見てみると、

  • 中山大障害: 20.6億円(昨年比+27%)
  • ホープフルステークス: 80.4億円(昨年比-44%)
  • 阪神カップ: 55.7億円(昨年比+17%)

明日に有馬記念あるけど、3つの重賞で150億円売れるもんですね。

さすがに同日になった分だけホープフルステークスは減りましたけど、これは仕方ないと言うことで。


そんなこんなで明日は有馬記念、とにかく馬券が売れることで有名で、レベルも高いのはそうだが、

一方でチャンピオン決定戦として考えると、外枠がとても不利など必ずしも実力がよく発揮できるコースでもないそうで、

ジャパンカップがチャンピオン決定戦で、有馬記念は日本競馬のお祭りみたいなものだなとの評もある。

でも、世界に目を向けてみると名物レースってそんなもんかもしれませんよ?

オーストラリアだとメルボルンカップが「国の動きを止めるレース」なんて言われるけど、言うてもハンデ戦だぞと。

フランスだと地元で一番注目されるのは仏オークスこと ディアヌ賞、凱旋門賞でもダービー相当のレースでもなく、なぜかこれ。

とすると、なんやかんや言われつつも日本競馬の名物レースは有馬記念なんでしょうね。

前日発売でのオッズを見ると単勝11倍以下が6頭もいるという、混沌として馬券を買う分には楽しそう。

Coke ON Payって便利か?

そろそろ仕事納めという人も出始める時期なのかなと思いつつ、

勤務先は29日まで稼働日で、例年年末年始の休暇を伸ばす理由も乏しいと、

今年もまた来週火曜まで勤務予定である。(ちょっと最終日は悩み所なんだけどね)

年始最初の稼働日は5日、ということで年末年始の休みは6日間ですか。

ちょっと長い週末って感じですね。


Coke ONというコカコーラのアプリがあって、その機能の1つにCoke ON Payというものがある。

これはクレジットカードとアプリ決済でコカコーラの自動販売機で購入できるというもの。

特にアプリ決済については、今日までキャンペーンがあって、上限額はあるが50%還元と高率なので、

僕が使っている決済サービスではPayPayとメルペイの2つが対象なので、

それで旅行中を中心にコカコーラの自動販売機でCoke ON Payを使ってみた。


ただ、こういっちゃなんだけど、あんまり便利な仕組みではないなと。

これはBluetoothを使って自動販売機と通信して購入する仕組みなのだが、

  1. 自動販売機の前でアプリを立ち上げる
  2. スマートフォンと自動販売機の通信を確立する
  3. アプリでCoke ON Payのボタンをタップ
  4. アプリに自動販売機の商品一覧が表示される(ちょっと時間がかかる)ので、アプリで選択する
  5. 購入情報が送信されて、商品が出てくる

キャッシュレスで買いたいだけなら、商品ボタン選んで、決済手段(例えばnanaco)を選んで、ICカードタッチする方がよっぽど早いわ。


もちろん、クレジットカードや、アプリ上の決済手段を使えるのはメリットなんですけどね。

ただ、クレジットカードについては、NFC化という方向性はありますからね。

実際、コカコーラは日本ローカルのiD・QUICPayとともに、国際ブランドのNFC決済も導入している。

プリペイドカードは残高がないとチャージ出来なくて困る場合もあるが(スマートフォン内蔵ならその限りではない)、

PayPayなどはアプリ上でチャージ出来るから、そこはメリットがあるかも知れない。


というわけでキャンペーン目当てで使ったけど、今後も使いたいかというとそれは微妙。

便利なのはnanacoかWAONあたりではないか。

一方でCoke ONというアプリ自体は、コカコーラのキャッシュレス対応の自動販売機が検索できたり、

スタンプというポイント制度(15スタンプで1本ドリンクがもらえるらしい)があったり、

自動販売機で飲み物を買うという点では面白い仕組みがあるので、これはこれでいいかという感じ。


というわけで「これいるか?」という感じはありつつ、コカコーラもいろいろ考えていたわけですね。

一貫してキャッシュレス化に積極的なのがコカコーラの自動販売機という感じもあって、

そこは好感が持てるので、今後も期待している。

2円切手は用意したけど63円切手はいる

今年9月に祖父が亡くなったという話を書きましたが。

きっと透析を始めるに遅いと言うことはなかった

その後、祖父の遺品をあれこれ整理して、まぁ大変だったらしいんだけど、

その中で収集していた切手の一部を譲り受けた。

「この中からよいのがあればいくらでも」ということで、気になった物をピックアップして持っていた。


この気になったものというのは切手シートの一部の切手目当てというところもあり、

これはあまり興味がないというものもあって、そういうのを切手類交換に回すのも1つの案である。

というのも、祖父が集めていたのは、ハガキが50円、定形郵便25gが80円の時代のものが大半で、

現在の郵便料金にはそのまま適用できないので、何らかの端数調整が必要である。

メインは80円に2円切手2枚足して、84円として封書に使うというもので、

こういう仕組みでなんか洒落た使い方はないものかと少し考えている。

ただ、手元に2円切手はないから、その2円切手を得るには切手類交換だろうということである。


そんなわけで2円切手100枚をはじめとして、何種類かの切手を交換してもらってきた。

同じ切手を100枚買うなんてやらないけど、まぁ2円切手なんで100枚買っても200円相当、

しかも交換だから現金で買ってすらいないという。(手数料もその切手を使って払った)

その中で63円・84円切手も少し混ぜて交換してきた。

もともと84円切手は2~3枚在庫してたんだけど、63円切手は在庫してなかった。


こんなに切手があって、端数調整用の2円切手・10円切手も用意したのに?

いや、僕も最初はそう思ったんだけどね。

実は今回63円切手を用意した直接のきっかけは、本に綴じ込まれていた懸賞はがきを送るため。

懸賞用なので届けばいいや、というつもりだったのだが、切手を貼るところをみると、

真面目に考えれば切手1枚分、切手を横向きに貼れば2枚いけるかもしれないが……ぐらいのスペース。

ここに手持ちの切手に端数調整して貼るとすると、50円+10円+2円+2円となる。

(1円余分だが、1円切手を用意しても管理上不便だろうと妥協している)

これは無理があるということで、63円切手も持っておこうとしたのである。


いやー、これはきついですね。

封書ならよっぽどじゃなければ80円+2円+2円というのは困らないのでいいんですけど。

確かにハガキは表面の半分まで通信欄に使えることもあって、窮屈になりがちである。

というわけで、ここはやっぱり63円切手だなと。

63円普通切手(ソメイヨシノ)は無難ながらにきれいで好きなんですけどね。


これとは別の話だけど、50円郵便はがきも何枚か持っていて、

これも懸賞用に使うつもりで、試しに1枚端数調整の切手をペタペタ貼ってみたが、

なんというかハガキってこんなにゴツかったっけ? という印象を受ける。

差出人を表面に書く欄もすごく狭くなってしまった。

あと、これに消印押すのも大変だよね。

真面目に考えればローラー印じゃないと無理だけど、定形郵便にローラー印使うかなぁ。

さすがにこれに自動で消印を押印できるとは思えないが……


今回の切手類交換も本来の目的は祖父が集めた切手コレクションをうまく使うため。

ちょっとコレクションの意図を図りかねるところはあるが、

地域ゆかりの切手など、それはそれで面白いものはあり、何かにつけてうまく使いたい。

いくつか構想はあるが、やはり料金が合わないことが最大の問題。

2円切手の購入はその問題を打開する第一歩である。


ところで、ハガキに切手を貼りながら思ったんだけど、

15円切手が存命なら、50円+15円で63円以上にできたんだよね。

2円も余分になるけど、その目的ならそれでもいいんじゃないかという気はする。

本当に15円切手の廃止は悔やまれる話で、というのはこれは通信教育用という現在も使われる目的があるから。

15円切手で調べると、古風な15円切手を使っている人も見つかるけど、

それ以上に15円切手を貼るところに、10円+5円と貼らないといけないのか、という困る話の方を多く見ている。

でも15円切手が復活することはなかなかなさそうですけどね。一度消えたというのはそういうことかと。

(2円切手は秋田犬からエゾユキウサギになって復活したけど、消費税率変更の調整額合わせという特殊事情ですね)

テザリングの容量制限をするワケ

昨日、テザリングについてこういうことを書きましたが。

一方でSoftBankは一貫してテザリングには慎重で、キャンペーンで一定期間無料はあっても、基本的には追加料金がかかっていた。

やはり大容量プラン中心ということでテザリングへの警戒感は強かったんだと思う。

新プランではテザリングの容量は月30GB以内という制限は付くが、テザリングは定価で無料になった。

(LINEモバイルもあるんですか?)

いろいろ調べてみると、ソフトバンクの悩みが見えてくる。


テザリングに限って容量制限を設けるのはauでも取られている方法だという。

気になって調べたら、これはこれで奇妙なことが書いてあって……

テザリング、データシェア、世界データ定額でデータ通信をご利用の場合、月間データ容量の上限は「データMAX 5G ALL STARパック 」80GB、「データMAX 5G テレビパック」「データMAX 4G LTE テレビパック」は70GB、「データMAX 5G Netflixパック」「データMAX 4G LTE Netflixパック」は60GB、「データMAX 5G」「データMAX 4G LTE」「auデータMAXプランPro」は30GB、「auデータMAXプラン」は20GB――

(テザリングオプション (au))

「データMAX 5G」「データMAX 4G LTE」というのが標準的な無制限プランで、テザリングについては30GB制限があるが、

SoftBankのテザリング30GB制限はこれにならったものとみられている。

ただ、プランによっては上限値がさらに大きいものもあるのだが、Netflixなどの他社サービスとの抱き合わせプランなんだよね。

実際にテザリング目当てで契約してる人もいるらしいですね。全体からして多くはなさそうだけど。


どうしてこういう制限があるのかというと、テザリングを自宅のインターネットとして使うのを抑制するためなんじゃないかと。

また、テザリングは無料ですが、データシェアと合計で30GBまでなので(30GBを超えると低速化)、これで固定回線いらないじゃーん!とはなりません。あくまでもスマホ利用をメインストリームに捉えたプランです。

(1ヵ月20GBで2,980円!新プラン「SoftBank on LINE」はLINE活用しててなかなかよさげ (GIZMODE))

当たり前だと思うのだが、確かにデータが無制限ということは、外出先だけでなく自宅でも無制限に使うことができる。

今どきのモバイルインターネットの回線品質はいいですから、質の悪い固定回線より安定していることはしばしば。

ところがそういう使い方をされると通信会社にとっての負荷が重すぎる。

そこで、外出先では無制限に使えるが、自宅では固定回線を主にして欲しいという意図があるんじゃないかと。


auとSoftBankはテザリングに歯止めをかけているが、一方でNTTドコモは無制限ならテザリングも無制限だという。

このことから、固定回線を代替するという目的ならばNTTドコモだろうという話である。

うーん、という感じはするけど、それも各社の方針だからとしか言えませんね。

別にSoftBankもauもおかしなことは言ってないし、むしろNTTドコモが異常な気はする。

でも今のところは本当に無制限らしい。


そういえば、Y!mobileのPocket WiFiプランって、スマートフォン向けのプランが大きく変わる中で全然変わってないんだよね。

Pocket WiFiプラン2(ベーシック)(Y!mobile)

月7GBのワンプランで、月額3696円(本体)となっている。端末代が別立てになって若干変わったんだったかな。

でもスマートフォン向けのプランなら月10GBで月額3680円(本体)、来年春からは無料通話が外れて2980円(本体)になる。

これって安価なAndroidスマートフォンを買って、それでテザリングした方がお得じゃないの? と思ってしまう。

そうはいっても業務用途などでこういうモバイルルーターにもニーズはあるだろうけど、

昔はスマートフォンの通信をPocket WiFiに流して節約するような話もあったのに、今はもはや逆なんだなと気づかされる。

一応、Pocket WiFiに特有のものとしては「アドバンスオプション」というのがあって、

これは月684円(本体)を加算すると、AXGP・TDD-LTEエリアで「アドバンスモード」が使えて、その容量は積算されないというもの。

ただ、これが便利かというのは使い方によるところが大きく、やっぱりスマートフォンのテザリングの方が……という気もする。


ということで、モバイル回線をスマートフォンで使うことと、PCで使うことには通信会社の見方もけっこう違うわけだね。

5Gの導入がされると、スマートフォンの通信も大容量化するのは必至であり、無制限プランは究極の目標だが、

そのためにはPCの通信はできるだけ固定回線に流してもらい、モバイル回線を使うのは最小限にして欲しい。

少なくともSoftBankとauはその考えはある程度はっきりしている。

それがY!mobileのPocket WiFi と スマホベーシックプラン の差にも表れているかもしれない。


あと、各プランで設定されているデータ容量だが、これを超過すると何も出来なくなるわけではなく、

高速通信ができなくなるということを指しているのが通常である。そこでも興味深い話を発見した。

Y!mobileのスマホベーシックプランM・Rについては、契約のデータ容量を超過した場合の速度制限は1Mbpsとなっている。

制限されても1Mbps出るならばそれでいいじゃないかと考える人もいるらしい。

SoftBankを含めて多くの場合は超過後は128kbpsというところが多いのですが。

とはいえ、NTTドコモの一部のプランではそうだし、あとahamoも20GB超過後は1Mbps、

MNO化される新LINEモバイルの月2980円のプランも20GB超過後は1Mbpsとのことである。

あと、Y!mobileでもスマホベーシックプランSは超過後300kbps、元々は128kbpsだったのが最近緩和されたらしい。


低速化するとデータ通信の総量が減るかというとそうとも言えなくて、時間をかければ大量の通信はできる。

20MBのデータを10Mbpsでダウンロードすれば16秒、128kbpsでダウンロードすれば21分ということで、所要時間は全く違う。

10Mbpsの回線なら1時間に100回以上はダウンロードできそうだし、128kbpsの回線なら1時間3回もダウンロードできない。

そこだけ見るとデータの総量は減らせそうですけど、高速な回線もずっと使い続けるわけではないし。

20MBのデータを1時間1回ダウンロードする人が1000人集まれば、10Mbpsの回線を使おうが、128kbpsの回線を使おうが、1時間の通信の総量という点ではなにも変わらない。

人数が集まるほどに瞬時的な通信量のばらつきは小さくなるはずだから、用意すべき回線は時間あたりの通信の総量だけで決まることになる。

(ここでいう時間当たりの通信量というのは、1日とかいうスパンではなく、1時間とか数分とか比較的短いスパンでのこと)

そうして考えると、低速化はただの嫌がらせにしかならないのかもしれない。

低速化しても知らんぷりしてデータを流し込み続ける人が集まれば、いつか回線はパンクしてしまうのだから。


なんてわけで、テザリングだけ目の敵にしても仕方ないところはあるが、

外出中にスマートフォンでデータ容量を気にせずに通信できることをターゲットにして考えると、

テザリングの制限を行うことには合理性があるということである。

LINEモバイルもあるんですか?

ソフトバンク(通信会社)が来年春からの新料金プランについて発表したのだが……

“ソフトバンク”、データ容量無制限の4G/5G共通の料金サービス「メリハリ無制限」を提供開始 (ソフトバンク)

“ワイモバイル”、5Gサービスを提供開始 ~月額料金がずっと変わらない、シンプルな4G/5G共通の新料金サービスラインアップに刷新!~ (ソフトバンク)

20GB+「LINEがギガノーカウント」を月額2,980円で提供~オンライン専用の新ブランドを立ち上げて2021年3月にサービス開始~ (ソフトバンク)

それぞれ驚きの程度はいろいろでしょうが。一番驚かないのが僕が契約しているY!mobileなんだけど。


現在、ソフトバンクは旧Vodafoneに由来するSoftBank、旧EMOBILE・WILLCOMに由来するY!mobileの2つの携帯電話サービスを提供している。

ソフトバンクは来年3月から旧LINEモバイルを継承し、MNOとして新しい通信サービスを開始するとのことである。

「SoftBank on LINE」というコンセプトは書いてありますけど、ここでは仮に新LINEモバイルとでもしておきましょうか。

LINEモバイルは現状はSoftBank・NTTドコモ・KDDIの3社の回線を使用する(利用者が契約時に選択する)MVNOなんですが、

新LINEモバイルはMNOとしてのサービスですから、必然的にSoftBank・Y!mobileと同一ネットワーク・同一品質になる。

現在のLINEモバイル契約者は当面は従来通りのサービスを受けられるが、ずっとこの状態が続くとも思えず。


LINEモバイルはその名前の通り2016年にLINE社が始めた通信サービスだったが、

2018年にソフトバンクと資本提携し、以後はソフトバンクが60%、LINEが40%の持分を持ち、ソフトバンクの子会社となっている。

LINEモバイルは回線品質面など、競争力に課題があって、打開策としてソフトバンクとの提携を選んだのだという。

以後はSoftBank回線利用のサービスを中心に品質面の改善に取り組み、3社選択可能だがSoftBank回線を利用するのが人気のようだ。

そのLINEは、来年3月にZホールディングス(傘下にヤフー、親会社にソフトバンク)との経営統合が完了する。

(本当は今年秋ごろに終わる予定だったが手続きが遅れていたようだ)

このことからソフトバンクとLINEの合弁会社という意義もなくなり、ソフトバンクへ集約することにしたという理屈である。


ただ、やっぱりNTTドコモのこれは影響したでしょうねと。

ahamoの意図はなんだろう

LINEモバイルは基本的にインターネットでの直販でやってたんですね。

電器店での取扱はあるが、即時手続き可能な店舗はごく少なく、スターターキットを買ってWebで申込みというのが基本だそう。

このことから新LINEモバイルもオンライン(Webサイト or LINE)でのサービス提供となる。

NTTドコモのahamoは唐突に現れた感が強かったが、LINEモバイルはすでにうちのやり方はそうだからという主張ですね。

ちなみに新LINEモバイルではオンライン完結ということで、eSIMの提供も行われるそうで。


LINEモバイルってどんなサービスなんだろうと気になって調べたのだが、いくつか特色があるんですよね。

500MB・3GB・6GB・12GBというデータ容量、音声通話の有無、3つのデータフリーのいずれかを選ぶ。

データフリーについては基本料金でLINEデータフリーは付与される。

このことからLINEを使いたいだけなら、500MB・データ(SMS付き)・LINEデータフリーの月600円(本体)で事足りるという。

データのみでいいの? と思うけど、LINEモバイルの契約者はデータ契約でもLINEの年齢認証までできるんだそうで。

実はこれはけっこうすごいことで、LINEの年齢認証にはNTTドコモ・au・SoftBank・Y!mobileとの契約が必要で、

UQ mobile・楽天モバイル・その他MVNOでは対応できないところ、LINEモバイルだけは対応できるのだという。

このことから、ごく安価にLINEを使える回線を作れるというのがLINEモバイルの特色なのだという。


新LINEモバイルについては、月2980円(本体)のプランが示されていて、データ容量20GB・LINEデータフリー・5分以内の通話無料、

ということでこのあたりはNTTドコモのahamoを意識した感じですね。

これ以外のプランは示されていないが、現LINEモバイルの6GB以下のプランを代替するには高い。

これが全てと解するべきではないと思うけどどうなるんでしょうね?

ここは、現在LINEモバイルを契約している人には気になるところだろうけど。(当面は現状のサービスが維持されるとはいえ)


最初にもっとも驚きが少ないと書いたY!mobileだけど、今までより安い料金プランができるのは事実。

僕が現在契約しているのがスマホプランM(データ容量10GB)が月3680円(本体)だけど、

新料金プランではシンプルM(データ容量10GB)が相当し2980円(本体)となり、一見値下げではある。

ただし、現在のプランは10分以内の通話が無料であるところ、新プランはこれがない。

その代わり「だれとでも定額」を付けると、月700円(本体)で10分以内の通話が無料になるということである。

その上で新旧の差額を見比べると700円、そう10分以内定額をオプション化しただけで本質的には同じなんですね。

しかも、シンプルL(データ容量20GB)が月3780円(本体)で新設されることに伴い、スマホプランR(データ容量14GB・月4680円)の契約者は、データ容量20GBで月4480円(=3780+700)に自動変更されるという徹底っぷり。


これを見ると Y!mobileについては元々けっこう切り詰められた価格設定だったんだろうなという感じですね。

旧WILLCOMを中心とした店舗網を生かしながら、競争力のある価格設定にするにはこれかなという感じですかね。

以前「ahamoがいかにお値打ちプランでも、結局はアプローチが難しいんじゃないか」という感想を書いたが、

Y!mobileは実店舗でのアプローチが可能な範囲で安い価格設定にしているということでしょうね。

総合的にはそんなに悪くない感じはするけど、LINEモバイルやahamoと並べると気になるというのはその通りか。


SoftBankについては、auとNTTドコモが無制限プランを出しているのに対抗する意図もあってか、

メリハリ無制限というプランを新設し、価格も現在の50GBのプランより安くなっているという。

もともとSoftBankと言えば特定サービスをカウントフリーにするようにしてたけど、そもそも無制限化すると。

説明を読んでいて驚いたのは「テザリングオプションの月額使用料が無料です」という記載である。


僕がSoftBankからY!mobileへの契約移行を決断するきっかけの1つが、テザリングサービスの定価が有料ということだった。

Y!mobileはもともとEMOBILEがデータ通信専業だった経緯もあってか、テザリングは基本サービスに含まれている。

一方でSoftBankは一貫してテザリングには慎重で、キャンペーンで一定期間無料はあっても、基本的には追加料金がかかっていた。

やはり大容量プラン中心ということでテザリングへの警戒感は強かったんだと思う。

新プランではテザリングの容量は月30GB以内という制限は付くが、テザリングは定価で無料になった。

Y!mobileと比べると定価ベースでは高いなと思うけど、値下げされたし、高いなりには内容が伴うプランになった印象。


以前も書きましたけど、SoftBankが大容量・プレミアム路線なのは、iPhoneのような比較的高価な端末を提供する都合が大きい。

比較的安価なAndroid端末を使う人にとって適したプランを提供する気はあまりなく、その役目はY!mobileに投げつけている。

そこが一番納得いかないんだけど、ソフトバンクという会社としては双方カバーしているのはその通り。

そしてSoftBankとY!mobileの併売というのも、そのような実情を踏まえたものではある。

さらに今回、LINEモバイルを継承することで、直販に特化してより安価なサービスができる見込みである。

ソフトバンクはこの3サービス相互の番号移行について、来年春以降は手数料を無料にするとのことである。

ブランドのりかえ時の契約事務手数料を無料に (ソフトバンク)

今もキャンペーンで実質無料だったりはするんですけどね。定価で無料になるそうで。


SoftBank(旧Vodafone)・Y!mobile(旧EMOBILE・WILLCOM)・LINEモバイル の各々の歴史的な違いは、

ソフトバンクという1つの会社が複数の通信サービスを経営することを正当化しているとも言える。

ただ、それぞれの役割分担が明確すぎるというのがやっぱり気になっちゃうんだよね。

そこで番号移行にかかる手数料を無料とするのは、開き直りとも言える話ではある。

でも、実用上は便利かも知れませんね。

ライフスタイルの変化によって、選ぶべきサービスが変われば、すっぱり移行してしまえばいいじゃないって。

単なる料金プランの変更ほど簡単ではないが、同一社内ならば少しハードルは下がるかもしれない。


おかしなところはいろいろあるんだけど、それを押し通せるのはソフトバンク特有の事情はある。

もっともソフトバンクにとってLINEモバイルという隠し球があったように、

KDDIにも BIGLOBEモバイル というのがあって、これの使い所は注目されていたりする。