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緊急事態宣言の先の話

明日から南関東と北海道の緊急事態宣言が解除される。

かれこれ7週間、やっとという感じだが、あくまでも国の緊急事態宣言が解除されるだけで、

東京都からの要請はまだいろいろあって、まぁそれは他府県もそうだね。

もちろん地域により差はあるけど。


今月14日に南関東・京阪神・北海道以外が解除された。

北陸はちょっと危うかったし、岐阜県への飛び火など、ちょっと気をもんだこともあったけど、

解除されなかった3地域を除いては新規の患者の報告もすでに少なかったからもっともな話である。

基準値として週あたりの感染者の報告が人口10万人あたり0.5人ということが示された。

この頃には京阪神は見届けモードだったが、京阪神の3府県では21日に解除となった。

南関東は減ってはいたけど、まだ神奈川県で集団感染の報告が多かったのでどうなるかとは思ってたが明日解除となった。

というか神奈川県って5月前半だと新規感染者の報告の内、8割ほどは医療機関・福祉施設での報告だったんだね。


意外だったのは北海道まで解除されたこと。北海道だけ居残りだと思ってたので。

北海道の管理値として、1日平均の新規患者数が10人以下、うち濃厚接触者以外が3人以下というのがあってそれは達成していると。

ちなみに1日平均10人というのは、人口10万人あたり週1.3人に相当する。国の基準値よりは高いね。

とはいえ収束方向ではあろうということで、国としては北海道の取り組みに任せることにしたようだ。

北海道は広いですから、地域ごとに対応が違うというのも一理ある話で、札幌都市圏とそれ以外で分けて考えるところもあるのだろう。


東京都は今後の対応方針のロードマップを示している。

他の地域でも、似たようなものかなと思う。南関東以外では時期に多少の差はあるだろうが。

新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ~「新しい日常」が定着した社会の構築に向けて~ (東京都)

まずはステップ1ということで、緊急事態宣言が出る直前ぐらいの状態になる。

学校は段階的再開へ、博物館は来館者が集中しないようにしながら再開、屋内運動施設は観客席以外は使用可となっている。

ここら辺は準備もあるから実質的には来週以降ということになるんじゃないかね。

飲食店の夜間営業は22時まで(現状20時)に緩和される。接待飲食店は相変わらずダメですけど。


というわけでステップ1では相変わらずかなり厳しい要請である。

これだとダービーデーの翌週、安田記念デーも中央競馬は無観客だろう。何も変わらない。

明確に緩和されたとわかるのは、その次のステップ2である。

ここまでくると屋内外の運動施設の観客席や劇場も使用可能、学習塾、展示施設なども緩和される。

ただし、イベントの規模は100人までという目安が示されている。

なので、この段階では実質的には観客を入れて興業を行うことは難しいような気はする。

この段階で再開可能なのは映画館ぐらいかな。それだけでもありがたいですけどね。


ステップ3は馬券売場、遊園地、パチンコ屋などの再開が示されている。

飲食店の夜間営業も24時までに緩和され、終夜営業でなければよいぐらいになる。

一方で、これでも休業要請が出ているのは、接待飲食店・ライブハウス・カラオケ・スポーツジムである。

この辺は全部前科持ちということで厳しくなっている。

イベントも1000人規模までということで、なかなかこの段階では緩和された気がしない。


広域移動や大規模イベントについては、都道府県単位の要請というよりは国の要請の方が重要かも知れない。

全国移動、来月19日から容認 自粛要請3週間ごと緩和へ (JIJI.COM)

今のところの目安だが、広域移動は6月19日ごろから再開となっている。

もっとも今も必要性があれば動けるわけで、ここら辺までは業務出張も抑えてくれという意味なんだろうか。

大規模なイベントは7月10日ごろから、最大5000人規模で客席の50%程度まで人を入れて、

8月ごろからは広域での観光や5000人超のイベントも客席の50%程度まで人を入れて再開できるとなっている。


各種興業を行うにも、4月~5月にかけて練習が止まっていた期間もあるだろうから、

今すぐに再開とはならなくて、来月中旬まではほとんど停止状態だろうと思う。

プロ野球では6月19日から無観客で再開といってるけど、実質的にはそこら辺なんだろうなと思う。

ただ、そこから観客を入れてやるとなると、さっきの指針によれば8月頃まで引っ張られることになる。


だいたいそんなもんかなとは思うが、大規模イベントに関する扱いが厳しすぎる気はしますけどね。

ライブハウスには前科があるけど、あれは客の密度が違うだろうし、換気が悪いとか施設の問題もあるとは思う。

客席の50%まで間引けというのも、50%では不十分なこともあれば、逆に間引かなくても十分というのもあると思う。

ここら辺は業界で決めてしまえば、それでやっていると言えるとは思うんですけど。

当面はマスク着用が前提になるんだろうとは思うし、そこはやむを得ないかな。


あと、ここまでは日本国内の移動・行動に関わることだけど、外国からの入国制限がいろんな国で残ったままになっている。

すでに制限中の地域は来月中は継続ということだそうで、相変わらず厳しい。

ただ、解除可能な国も多くあるはずなので、そこは来月に地域間で情報交換の上決めるようである。

もちろん観光客の往来というのを想定しているわけではなく、当面はビジネス目的での往来に限るようだが。

東アジア内々はそんなに難しくない気はするけど、東南アジアまで行くと線引きが難しいですね。

なにしろインドネシアは重症患者の把握すらできているか怪しい状況で、周辺諸国にとっても入出国の規制は緩和しにくい。


あとは勤務先の対応だけど、これはまた改めて。

とりあえず今週末までは原則在宅勤務は継続だが、来週以降もそう変わらないとみられる。

一方で出勤を先送りにしてきた仕事が待っている人は出勤することになるだろうから、ここら辺が難しい。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/25(Mon) 23:09
日常 | Comment | trackback (0)

Web版Twitterは心安らかではない

もうだいぶ前の話になるんだけど、PCで使っていたTwitterクライアントのAPIキーが無効化された。

後で書くけど、これはTwitter社の都合によるものと思われるが、明確な説明はない。

それで仕方なくWeb版のTwitterを使っていたが、あまり好みではない。


1画面に表示できるTweet数が少ないとか、そういうところが最も問題なのだが、

他に気になるのが、Tweetに差し込まれる広告と右側に表示されるトレンドである。

広告は単純に邪魔だし、トレンドも正直そんなに面白くないかなぁって。

こういうので盛り上がってるのかというのがよい発見につながることもあるけど、

取るに足らない、あるいはTwitterで知るべきことではないことの方が多い。


Twitterは「いまどうしてる?」を投稿するミニブログだから、そのトレンドというのは「みんな何してる?」ということである。

ラジオやテレビ、スポーツの実況なんていうのは典型的なところだし、そういうのはTwitterは見てておもしろい。

短文をパッパと投稿するから、率直な感想が見られる。

一方でウケ狙いの投稿も多いもので、額面通り読むと悪口というものも割り引いて楽しめるかがポイントである。

かつてTwitterで障害が発生したとき「流れないタイムラインは、流れない便所のようなものである」と言っていたひとがいたが、

便所に流すトイレットペーパーみたいなもんだと思って読むぐらいがよい。中には面白くてためになる話もあるぐらい。


読む方としてはそうだが、書く方としてはこれはミニブログだから、

積み重ねたものがブログになるのだという思いはあって、あんまりいい加減なことは書かないけど。

ただ、そこまで真面目に考えて書いてるわけではないので、後から読み返すといい加減だなと思うが。

とはいえ、こういうことを逐次書けるのはTwitter以外にはないとおもうので、性に合っているのだと思う。


ここのところTwitterのトレンドに上がることを見て、Twitterのトレンドを世論と思うのは危ういなと感じている。

昔はTwitterの表示と言えば全部時系列順だったけど、最近は意図しないと「話題のツイート」だとか、

重要そうなものを上に持ってくることが多い。(意図すれば時系列順にできる)

ただ、Twitterに書かれていることなんて熟慮されていると考えてはいけないわけである。

ReTweetは自然発生的に生まれたものを公式機能にしたもので、これ自体はよいところもあるが、

爆発的に拡散される(こういうのをバズるって言うんだな)こともあるので、割引が必要である。

Followしてる人でも、こいつのReTweetは過剰にすぎると思えば、個別設定で消せるのはありがたいですね。

この辺は公式機能になったおかげですね。ReTweetによる拡散が過剰になりすぎない仕組みは一定程度備えている。

ただし、これが正しく使いこなせている人ばかりではないだろうし、

時系列順ではなく話題度順にされると、過度に話題になったTweetが上位に来るので、よく知らずにやってる人もいるのでは?


議論になるかならないかで言えば、Twitterより5ちゃんねる(かつての 2ちゃんねる)の方がはるかにマシですよ。

じっくり議論できるだけの仕掛けはありますから。

変なのが紛れ込むことは多いけど、まとまった文章で(ところによるけど)進行もゆっくりですから。

名無しばかりなので真っ当と思われることはなく、読む方も勝手に割り引いてくれるので好都合である。


Twitterは流れが速くて、文章が短く、Replyも速く短く返ってくる。

それゆえにアイデアが生み出されやすい面もあるが、これで長く議論するといろいろ齟齬が出てくる。

それで爆発的に拡散すると、訳のわからないことも起きるわけだし。

人によって付き合い方はいろいろだが、よいところをつかむのが肝心である。

いずれにせよ熟した議論が行われていると思って読むべきではないだろうと思う。


ところで最初にTwiterクライアントのAPIキーが無効化されたのは、Twitter社の都合だろうと書いたが、

クライアントだと広告が表示できないんですよね。そのためTwitter社にとっての収益源が失われることになる。

対策としてはクライアントに広告を挿入するというのもありそうだが、実際にはTwitterクライアント的なものを作りにくくするAPI規制が行われている。

ただ、歴史的には非公式クライアントに支えられてきたのも事実で、全く非公式クライアントが存在できないようにはなっていない。

ところが、規制範囲内であっても、Twitter社に目を付けられると使用できなくされてしまうってどうなんだよって。

待てども待てどもAPIキーが復活しないし、Web版Twitterは気に食わないし、結局は別のクライアントに移行した。

これで心安らかにTwitterが使えそうだ。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/24(Sun) 23:58
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

内線電話はマイク代わり

昨日、個人所有PCのマイクを買った話を買いた。

USBマイクは安くてもよい

これはデスクトップPCだからってのはありますよね。ノートPCだとマイク付いてるし。

会社所有のノートPCを持ち出してるなら、そっちで会議すればよかったんじゃないのって。

まぁそうだけど、やっぱりデスクトップPCの方が便利だしなぁ。


同じようなことは会社にあるデスクトップPCにも言えること。

以前、デスクトップPCの前で仕事してたら、在宅勤務の人からテレビ会議で話したいことがあると申出があった。

ノートPCを出してくればよかったのだが、煩わしかったので、

「マイクがないので音声は電話でいいですか」と申し出て、

電話で話しながら、PCでテレビ会議で画面共有しながら、あれこれと話をしていた。


その逆が先日あって、このときは電話で話していて、画面を見ながら話さないとわかんないなとなって、

「でも、マイクがないから、ちょっと待って」と言われたとき、「音声は電話でいこう」ということで、

電話片手にテレビ会議で画面共有しながらあれこれとやっていた。

本当は紙に書きながら話をしたかったところで、画面共有でもちょっとコミュニケーションに困るところはあったが、

画面共有された相手の画面の制御権を取って、ここはここに接続してと指しながら話をしていた。


内線電話も在宅勤務の重要なインフラですよね。音声に限れば品質は安定してるし、ポケットに入れて持ち歩けるし。

携帯電話網を使った内線電話に移行しててよかったね。

当初は出張時に便利だって言ってたけど。在宅勤務のはずなのに内線電話を持ち帰り忘れる人も多発してたのはある。

しかし、欠点は音声だけということ。その点ではテレビ会議という話はある。

でもマイクがなければ使えないので、こういうハイブリッドな方法が使われると。

どうかとは思うが、実用上は便利なことは多い。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/23(Sat) 23:57
日常 | Comment | trackback (0)

USBマイクは安くてもよい

今週頭、電器店の通販サイトを見ていたら、USB接続のマイクの即納在庫がいくつか復活していることに気づいた。

そんなわけで、これを注文した。

MM-MCU06BK (SANWA SUPPLY)

2500円ぐらいで買えた。


かつては在宅勤務をするときといえば、1人で黙々とやる仕事をやってたもんだけど、

連日在宅勤務となると、会議というのは避けられないし、むしろ会議の方がやりやすい面もある。

設計などやっていると、実機ですぐ確認出来ないので、そこで詰まって、効率が落ちたりするけど、

会議はどこでやっても等しく時間はかかりますから。

もちろんすぐにホワイトボードに書いたり、対面でないがゆえのオーバーヘッドもありますけど、そこは無視できる程度とも。


ただ、そこで問題だったのがマイクの貧弱さだった。

もともと自宅PCのマイクというのは、昔になんかのおまけでついてきたピンマイクで、

アナログでオンボードのオーディオに接続していたけど、雑音のひどいこと。

オーディオI/Fの設定で雑音除去をONにしてもやはり雑音がひどい。

やっぱりオンボードオーディオってダメだなって。


ちなみにオーディオ出力は現在はHDMIでのデジタル出力に一本化している。

今のテレビになってから、PC―(HDMI)→テレビ―(HDMI ARC)→サラウンドヘッドホン というフローができた。

4Kテレビをどう使う?

それ以前はヘッドホンを使う時だけオンボードのオーディオ出力を使ってたが、雑音が気になっていた。

今のフローだと音はクリアだし、ヘッドホンはワイヤレスだし(時々接続が切れるが)、いいと思いますね。


そこでマイクもいくつか解決策を考えていたのだが、やはりオンボードオーディオである以上は解決できないなと。

選択肢としては大きく3つ、USB接続のマイクか、USB接続のオーディオI/Fか、PCI Expressのサウンドカードを増設するか。

後ろ2つはマイクが別途必要だが、実はマイク自体はカラオケに使うようなものが安ければ2000円ぐらいで買える。

ところが、本格的なマイクというのは、前段にミキサーを接続する必要がある。PCに直接接続することができない。

USB接続のミキサーというのがあるので、これを使えばUSB接続のオーディオI/Fにもなるのだが、15000円ぐらいはする。

じゃあアナログ出力なら、と調べても1万円はするので、サウンドカード増設案はここで排除される。

そもそもノイズの軽減効果にはやや疑問があったし。さすがにメーカーも考えて作ってるとは思うけど。


そこら辺の事情を考えると、そもそもUSB接続のマイクというのは、コンパクトで安価で音質の改善効果も見込める。

いいことづくめなのだが、3~4月には即納在庫がない商品ばかりで、なかなか選びにくかった。

特に、今回購入したような5000円以下の安価な商品は特に選択肢がなかった。

今回、即納在庫のある商品の2つをピックアップして、どちらなら買う価値があるだろうと調べた。

今回購入したのは、価格が安く、その割には音質もよいらしく、購入者の満足度が高いことから選んだ。


それで実際に使ってみたのだが、小さくて薄いので、なんとなく設置して邪魔にならないのはよいと思う。

テレビ会議という目的ではとてもいい商品だと思う。

音質だが、以前に比べれば間違えなくいいし、これならラジオの収録に使っても遜色ないぐらいでは? それは言い過ぎか。

今日、会議の時に新しいマイクの音質どうですかと聞くと「圧倒的によい」ということだった。


在宅勤務のための投資といえばそうだけど、今までもマイクは問題だと思っていたので、その点では納得感のある買い物である。

本当に今まで雑音がひどくて申し訳なかったなと。自分で録音した音声聞いててもそうだったから。

在宅勤務以外の使い道はそう多くないかも知れないが、なにか1つでもあれば。


うちの勤務先ではあまり使わないけど、世間的にはWebカメラが必要だと買いに走った人もいるようである。

マイク以上にカメラの方が品薄感は強いらしい。普段の需要が少ないからかな。

勤務先では顔なんてみても仕方ねぇ。帯域の節約だ。とカメラはできるだけ使うなと言っているが、それも極端である。

実はこれについては、以前にバッタ屋で買った数百円のWebカメラを付けてるので、使えなくはないものではある。

けど、そんなに画質がよいものではない。それでも最低限、顔を見て話すぐらいなら問題はないか。

カメラのことだけ言えば、スマートフォンのインカメラなんていいとは思いますけど。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/22(Fri) 23:17
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

馬券が売れても儲けにくい

地方競馬について気になるニュースが2つ。

無観客で3.6億円赤字 岩手競馬本年度試算 (岩手日報)

笠松競馬借地料、減額訴訟が和解 (岐阜新聞)

どちらにも共通して言えることは馬券はどこで売れるかということである。


無観客でももともとインターネットでの売上が多い地方競馬は馬券の売り上げは堅調、

数少ない平日の娯楽とあってか、むしろ売上は伸びているぐらいだという。

ところが、岩手競馬では赤字になるかもしれないと言っている。

それはなぜかというと、他の競馬場の馬券を売って得られる協力金収入が得られないからだという。

そう、地方競馬って他競馬場の場外馬券売り場の経営者という一面もあるんですね。


地方競馬同士というのもあるけど、やはり集客力といえば中央競馬である。

地方競馬の競馬場、あるいは場外馬券売場にJRAの場外馬券売場が併設されていることがけっこうある。

ウインズ盛岡(盛岡競馬場内)(JRA)

大井競馬場併設の「J-PLACE大井」のようにJ-PLACEという名前になっていることもあるが、

これが馬券の発売システムの違いで、地方競馬のシステムと統合されたものだとJ-PLACEになるという話。

競馬場でレースやってるときより、JRAの馬券売ってる方が人が来るという競馬場も多いとか。

(これは地方競馬ではJRAと競合しない平日に開催することが多いという事情もある)


それってどんなもんなのよと、公開されていた川崎競馬組合の決算資料を見てみた。

決算 (川崎競馬)

川崎競馬の馬券売上は709億円、うち23%を他の競馬場で、68%を在宅投票で売っている。

およそ75%が払戻金に回るので、実質的に180億円ぐらいが手元に残り、そこから賞金など支払うことになる。

一方で他の競馬場の馬券の売り上げだが、地方競馬のうち南関東が78億円、JRAで303億円の売上とのこと。

他の地方競馬の売上は書かれていないけど、どんなもんなんだろ?

やっぱりJRAの馬券って売れるんだなぁ。週末と平日の違いもあるんだろうけど。


問題は、他の競馬場の馬券を売って、競馬場にとってはどれだけの収入になるかということである。

これは明確に書かれていて、地方競馬の他場からは36億円、JRAからは17億円の受託料を受けとっている。

地方競馬の他場から受けとっている一方で、逆に川崎競馬の馬券を売る地方競馬の他場への支払いもある。

でも、川崎競馬がやっている日が年64日で、競馬やりながら他場を売ることもあると考えれば受取の方が多いか。

JRAからは馬券売上の2%ぐらいですかね。けっこう渋いですね。(というのが後でわかる)


というわけで、これこそが最初に書いた岩手競馬で無観客が続くと赤字になるという話につながる。

川崎競馬の2018年度の収益は27億円、このうちいくらが場外馬券売場の運営でもたされた収益だろう。

競馬開催収入(入場料もあるけどほとんど馬券だな)-競馬開催費(払戻金や賞金を含む)はおよそ5億円。

場外馬券売場としての費用や事業管理費は別計上されてますからね。もちろん共用部分はあるでしょうけど。

岩手競馬も事情としては似たようなものだが、盛岡競馬場は1996年移転と新しく、芝コースも持っているなど、建設費や維持費の負担が重い。

借金の負担が重かったので、岩手県から融資を受けてなんとか持たせたそうだが、赤字になれば廃止すると宣告を受けている。

近年売上が伸びているとはいえ、その伸びは他の地方競馬に比べて弱く、費用も他の競馬場よりかさむので稼ぎにくい。

そこを埋め合わせするのがJRAや他の地方競馬からの受託料収入だったが、これは競馬場・場外馬券売場が閉まっていてはどうにもならない。


それにしても、競馬を開催して馬券を売っても思うように儲からないのだろう。

それが笠松競馬の借地料減額のニュースに現れている。

従来の借地料は馬券の販売実績に連動して算出していたが、近年インターネットによる馬券の売り上げが好調で借地料が上昇し、経営を圧迫。

笠松競馬場ってほぼ借地の上にあるらしい。そのため、売上低迷期に借地料交渉で揉めたらしい。

このときに将来、馬券の売り上げが回復すれば借地料を上げますからと、売上連動の借地料を決めた。

その後、インターネットでの馬券販売で売上は増加、低迷期の倍以上の売上に達した。

そんなわけで借地料も相応に上がるのだが、借地料を決めたときの想定よりも手元に残る金額が少なく、

売上が伸びるほど借地料負担が増加して収益が減るという、おかしな状態になってしまった。

そのため借地料の見直しを求めて、大半の地権者とは合意できたが、一部合意できなかった地権者がいて裁判をしていた。

結果として、他の地権者と同様の借地料水準で和解したということである。


なぜ想定より手元にお金が残らなかったか。それはインターネット発売の手数料負担のせいだという。

どうもインターネットでの馬券売上の10%ほどを手数料として支払っているらしい。

地方競馬のインターネット投票というのは、下記の4つのサービスで取扱がある。

  • SPAT4 (南関東公営競馬・ホッカイドウ競馬共同運営)
  • オッズパーク (ソフトバンクグループ)
  • 楽天競馬
  • JRAネット投票×地方競馬

競馬場やレースにより取扱状況は違うが、楽天競馬とSPAT4は地方競馬の全レースを取り扱っているらしい。

JRAの地方競馬取扱はごく一部だけど、JRA所属馬も走るダートグレード競走は外さないというところで、

JRA所属馬追っかけて地方競馬の馬券を買うというファンには便利で、取扱レースの割には存在感がある。


というわけで、馬券の売り上げが伸びても、手数料などで中抜きされる割合も増えた。

それでも低迷期に比べれば手元に残る金額も増え、黒字化して、地域に繰入金として財政貢献できるようになってきた。

ただ、この黒字というのは賞金・手当の削減により生み出された面もある。

その結果、厩務員が集まらなくて困っているなんて話も。地方競馬にとって最大の課題かもしれない。

さらに言えば、JRAや他の地方競馬の馬券を売って得られる収益も割合としては大きいわけである。

広く競馬を楽しめる仕組みとしてはいいけど、まさかの無観客競馬続きでこの収益が期待できなくなってしまった。


こういう話を見てると、JRAは未勝利戦にまで510万円もの賞金を出してる場合なのかと思っちゃいますけどね。

JRAで勝ちきれず、地方競馬に転出して再スタートを切る馬も多くいる。

地方競馬で走るチャンスを得て、調子をつかんでJRAのレースで勝利して盛り上げる馬も時々いる。

未勝利に終わったときのセカンドライフが描けないのでは、いくらJRAの賞金が高いって言っても馬主は手を出しにくい。

地方競馬はJRAにとっても大切な存在のはずで、それは知ってると思うんですよ。


地方競馬へのJRA馬券売場の設置や、JRAネット投票での地方競馬の取扱というのも、

JRAから地方競馬の支援策としては功を奏しているのは確かにそうなんだけど、

こつこつ競馬を開催して儲けていける仕組みかというと、まだ厳しいのかなと。

インターネット投票の手数料なんていうのは、なんとかして解決してやれないのかなと思っちゃうんだけどね。

JRAはインターネット投票にそこまでお金かかってないでしょ。年2.9兆円も売る規模で、システムは自営ですからね。

オッズパークや楽天競馬が盛り立ててきたから、今の地方競馬があるんだと言われればそうなんでしょうけど、

売上規模の小さい地方競馬にとっては、この手数料負担はかなり分が悪い。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/21(Thu) 23:42
文化 | Comment | trackback (0)

ファミリンクではないけど

今の4Kテレビになってから、HDMIのARC(Audio Return Channel)機能を使って、

放送/PC→テレビ→ワイヤレスヘッドホンという使い方もできるようにしている。

4Kテレビをどう使う?

といっても普段はTVのスピーカーから音を出してるんだけど。


これについてちょっと困った話があった。

TVの電源を入れると、自動的にワイヤレスヘッドホンの電源が入って、そちらから音が出力されてしまうことがあった。

ワイヤレスヘッドホンの電源を手動で切れば、TVから音が出るんだけど。

正攻法で言えば、設定で外部スピーカー優先設定を変えればよいのだが、いちいち面倒である。


最近、偶然に簡単に切り替えられる方法を見つけた。

リモコンにある「ファミリンク」ボタンを押すと、画面の下にバーが表示され、

「電源」「入力切替」「スピーカー切替」というボタンが選べるようになっている。

ここでスピーカー切替を選択すると、音声の出力先をTVと外部(ワイヤレスヘッドホン)で切り替えられるようだ。

効果は設定で外部スピーカー優先設定をON/OFFすることと同じだが、必要な手数が全く違う。


ファミリンクとはSHARPがAQUOSに搭載している機能で、指定のレコーダーやオーディオ機器と接続することで使える。

AQUOSファミリンク (SHARP)

SHARP製品でそろえれば、テレビのリモコンだけである程度の操作はできるよということである。

実際にSHARP製品で揃えてる人がどれぐらいいるのかはわからないけど。

ちなみに、このワイヤレスヘッドホン(デジタルサラウンドヘッドホンシステム)はSONY製である。


なので、この「ファミリンク」ボタンでオーディオ関係の操作のは、本来はSHARP製AQUOSオーディオを使う場合に使うもの。

ただし、ファミリンクというのはHDMI CECという標準化された機能を使っている。

SHARP独自の拡張もあるものの、ある程度はメーカーを超えて使えるところはある。

例えば、SHARP製のテレビから、Panasonic製のBlu-rayプレイヤーの再生・停止操作ができるなど。

ただ、Blu-rayプレイヤーのリモコンが不要になるのかというと、そうとも言えない微妙なところである。

テレビのリモコンからはディスクトレイ開閉とかはここからできないし。


もっとも、今回発見したファミリンクの「スピーカー切替」というのは、外部機器というよりはテレビ側の設定である。

これ自体はファミリンクではなく、AQUOSオーディオの操作に関係して使いたいであろう機能という位置づけか。

なので、SHARP製でなくても全く問題はない。

そういう使い方を想定しているかはさておき。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/20(Wed) 23:54
日常 | Comment | trackback (0)

本当にこの布マスクは効果的か?

先日、ポストに布マスク2枚が投函されていた。

4月17日のニュースで東京都世田谷区を筆頭に配布が開始されたと報じられたが、

数量がそろうのに時間がかかったり、追加の検品が必要になったり、広く配布されるには時間を要した。

一体どれぐらいの地域で配布が終わったのかよくわからないところはある。

でも他府県でも届き始めているような話は聞くので、届き始めれば早いのかなと。


布マスクの全戸配布に至った背景としては、まず不織布マスクがとにかく不足していたこと。

不織布マスクについてはできるだけ医療用に回したい。

一般の人がマスクを着用することで自分の感染を防ぐというのは難しい。そういう文献もあると聞いている。

もっとも国民病であるところの花粉症対策には明確に効くわけで、そこで不織布マスクが入手難では困っただろうが。

今年の花粉の飛散が少なめだったのが救いですね。それでも苦しんだ人はいただろうけど。


こと新型コロナウイルス対策としては、一般人に期待されたのはマスク着用で他の人にうつすことを防ぐことだった。

この目的であれば不織布マスクでなくても、布マスクでも効果が得られるのではないか。

もともと不織布マスクを仕方なく洗って再利用することが横行していたわけだから、

それならもとから洗うことを想定した布マスクがよいだろうと。

億単位の布マスクを確保するために、政府が一括発注して、全戸配布することにしたと。

全戸配布には日本郵便のタウンプラスを使用する。おおざっぱだが早く配布できる方法である。

ただし、これだけでは必要数行き渡らないので、小中学校向けとか、介護施設向けとかいくつかの経路を併用することが前提である。


というわけで、このマスクは人にうつさないためのものであり、不織布マスクの浪費を防ぐためのものである。

在宅勤務続きで、外に出るのは買い物ぐらいだけど、買い物に行く店でもマスク着用の呼びかけがあるわけだから。

そんなわけで届いたマスクを着用してみたのだが……

鼻・口ともに覆うことはできるのだが、この状態では口は小さくしか動かせない。

そして、だんだんと下にずれていくので、気づけば鼻の穴が出かけていて、引き戻す必要があったり。

あと、正しい付け方をしたとしても、顔に平面のマスクを当てるわけだから、隙間がいろいろなところにできてしまう。

果たして、これでどれぐらいの効果が得られるのだろうか? ここがよくわからない。


布マスクの配布を決定する前後で、日本において布マスクの地位は高まってきた。

ただ、これが政府の全戸配布のおかげなのかはよくわからない。

どちらかというと、いろいろな業者が布マスクを製造・販売するようになったことの方が影響として大きいと思う。

布マスクを物色したことはないんだけど、市内で布マスクをしている人を見ると、

配布されたマスクに比べると、隙間ができにくく、鼻・口ともに確実に覆いやすい形状になっている印象である。

こうして布マスクが普及したこと、不織布マスクの製造が増えたことで、不織布マスクの入手性も改善したという。


すでに布マスクを持っている人にとっては、全戸配布の布マスクの方が優れていることはないとみられる。

市内でマスクをしている人も半分以上は自分で購入した布マスクに見える。

一方の不織布マスクも需給が改善しているので、これも使っている人はひどく苦労しているわけでもあるまい。

市内全戸にマスクが配布されたとみられるが、自分以外に同様の布マスクを付けている人は1人見たかどうか。

こうなってくると、本当に全戸配布の意味あったのかなぁと思ってしまう。


結果的に言えば、マスクの需給危機を救ったのは、意欲的に布マスク作りに取り組んだ業者に違いない。

ただ、万単位で製造するのと、億単位で製造するのはまた違った難しさはある。

目的からすると、できるだけ多くの住民に早く配布したかった。

そのためには政府一括発注という手段によらないとならなかったのは納得できる面もある。

費用も500億円もかかってないそうなので、国レベルでこれなら安いと思いますよ。費用はとりあえず1回限りだし。


ただし、問題はこのマスクは本当に効果があるのかというところである。

鼻・口ともに確実に覆うことがやや難しいこと、隙間ができやすいこと。

あと、配布された物はガーゼなので布目が比較的粗いのも気になるところ。

飛沫は捕捉できそうだが、一度捕捉された飛沫が、結局は繊維を抜けて飛散しそうである。

それでも、せき や くしゃみをするときだけ、口元を袖などで押さえるよりは効果がありそうだが。

でも、その程度の効果に留まるんじゃないか。それは本当に見合っているのか?


見切り発車で取りかからざるを得なかったことは仕方ないんだけどね。

すぐに億単位の布マスクを製造するのに、あれこれと作り込むのは無理なのは当然ですから。

やっぱりハズレでしたねとなっても、500億円もかかってないし、その程度なら仕方ないかとは思いますけど。

費用をかけても効果のあるものを作れれば、それはそれでいいと思うんだけど、

どういうものを作れば効果があるのかはわからないわけで、スピード重視なら仕方ない。

スピード重視した割には、各戸に届くのは今頃かよという感じはあるけどさ。

結局は国がやらなくても、民間企業が先行してやってしまったのが実情だったけど。


いずれにせよ、後の感染症対策のためにも、布マスクの効果というのは検証が必要だなと思う。

着用した人が他の人にうつすことを防ぐ目的で、布マスクがここまで大々的に使われることもこれまでなかっただろう。

現時点で、素材・形状・使い方いずれを取っても洗練されているとは言いがたいのは仕方ない。

この点について研究が進めば、人にうつすことを防ぐという目的では効果的な布マスクが作れるんじゃないかな。

これが明らかになる頃には新型コロナウイルス対策の目的ではもはやいらないものになっているかもしれないが、

ここは毎年猛威を振るうインフルエンザにも共通する対策かと思うので無意味ではないだろう。

一定の品質基準ができれば、多くのメーカーが作って、安く買えるようになるだろうし。目指すはそこだと思う。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/19(Tue) 23:51
社会 | Comment | trackback (0)

延期予定だから今は払戻しない

先日、連休に予定されていたコンサートが延期になったという話を書いた。

実写MVを作っちゃった

延期といえども、延期先の日程などは不明である。


このときは5月3日の公演を3月31日に延期発表している。

およそ1ヶ月前、埼玉県などが不要不急の外出中止を要請してまもない頃である。

その直前までは実施に向けて動いていたところ、急転換となったものである。

でも、これは正しかったですよね。できるだけ引っ張りつつも、見切りを付けるのは早かった。

他社だと同時期のイベントでも緊急事態宣言の発令や、その先まで引っ張ったものもありましたから。


そんなブシロード、今日に7月に予定していた舞台の延期を発表した。

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト-The LIVE- 新作公演」 延期・チケット払い戻しのお知らせ

We are RAISE A SUILEN〜BanG Dream! The Stage〜

7月のことをもう決断するというのは、ちょっと早い決断という印象を受けたが、

よくよく考えてみると3月下旬から稽古なども止まっているんだよね。

そろそろ再開に向けて動いているかも知れないが、いずれにせよ1ヶ月以上の遅延である。

そもそも観客が集まることへの懸念も残る中、予定通りの日程での実現性がないというのはもっともな話か。


ただ、気になるのはどれも延期となっていること。

延期といっても延期先の日程のアテがあるわけではない。

延期の場合のチケットの取扱だが、払戻期間が2回設けられることになっている。

1回目は振替日程が決まる前に払戻を希望する場合、これは公演日前後には払戻を受けられる。

ただし、ここで払戻を受けると振替公演のチケットは確保されないことになる。

2回目は振替日程発表後に払戻を希望する場合、これはかなり先になるとみられる。


もしかすると延期日程が未定なのに延期といっているのは、資金繰りの問題もあるのかも知れない。

払戻を行わなければ、一度懐に入ったチケット代は出て行きませんから。

ただし、公演が開催されるまではチケット代を売上に計上することは出来ない。これは前受金である。

振替日程の発表後に払戻を先延ばししただけで、結局払戻をする可能性はある。

ただし、振替公演が実施できるのなら、払い戻された分は別の客に売ることは出来る。

それならかまわないのかもしれない。ただし、これは延期して開催できる前提の話である。


一方で、延期になった公演のチケットについては、抽選販売の受付中であったものもあった。

これについてはこのような扱いになるようである。

●二次先行にお申込みのお客様
システムの都合上、結果発表メールが届いてしまいますが、予めご了承ください。
(今回のお申込みにつきましては、落選として通知させていただきます。)
なお、延期公演の際にお持ちのシリアルにてお申込みいただける先行を実施いたします。

日程未定になっているにもかかわらず、前受金を請求するのは理屈に合わないということなんだろう。

ただし、応募用のシリアルナンバーは再利用できるということである。(応募後に捨ててたら災難だけど)


実際のところ、売ったチケットのどれぐらいが1回目で払戻請求されたんだろうかね。

やはり振替公演にチャンスを残したいという考えの人は多いだろうと思うし、僕もそんな1人である。

とはいえ、それは果たしていつなんだろうと。

5月3日に予定されていた「BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020」のチケットを持っているわけだが、

そもそもバンドリにとっては8月に富士急ハイランドで8th☆LIVEの予定があるが出演者がほぼ被っている。

(これも発券開始の延期連絡が来ているのだが、現時点で公演自体が延期とはなっていない)

この後、10月にも予定があり(これは詳細未定なのだが)、これも出演者の一部が被っている。

会場の都合もあるが、人の都合もあり、かなり先への延期になりかねないのである。


そう考えると、不誠実なところもあるような気がするが、ファンとしては期待を残しておきたい思いはある。

このまま払い戻さないまま、ブシロードが潰れてしまってはチケット代は丸損ともなりかねないのも確かだが……

一方で、リモート収録を使ってインターネット配信を行うなど、出演機会を失った出演者を使うということにも積極的である。

こうやって使えば、出演者に報酬を支払うことができるわけである。もっとも出演者の相当割合が自社お抱えのタレントと言う背景もあるとは思う。

正直、見合った売上が上がるとは思えないんだけど、ファンのつなぎ止めにもなるのでやるぞということではないか。

だからファンにはチケットの払い戻しは待ってくれ、とそんな説明はないけど、納得できる面はある。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/18(Mon) 23:59
文化 | Comment | trackback (0)

1ヶ月以上先延ばしにした散髪

今日は散髪に出かけていた。

と、書くと大したことなさそうだが、そんなことはない。


そもそも3月の時点で髪が長くなっていて、切りに行かないとなとおもいつつも、

まぁお出かけもしないしと少し後回しにしていたのである。

さすがにもう切らないとと、4月になって店に行って見ると、手書きで貼り紙がしてあった。

どうも東京都の要請によって連休明けまで休業にするということらしい。

うーん、理容店は結局は休業要請の対象ではないって話だったのになぁ。

とはいえ、この店に限らず、多くの店は休業していたので、どうしょうもなかった。


連休明け、緊急事態宣言は延長され、東京都の要請内容も特に変わらなかった。

果たしてどうなったのだろうと、先週に商店街に出かけた時に確認してみた。

夕方遅くだったこともあってか店は閉まっていたものの、貼り紙はなくなっていた。

ということは休業は終わったのかな。

それなら週末に行って見るかと、今日の昼時に行ってきた。


昼時というのは散髪に来る人が減る時間帯ではある。一方で理容師も昼休みを取りたいところである。

一体どうなっているのだろうと、店に行くとベンチに2人座っていて、あー、混んでるのかな。

と思ったのだが、その割には誰も散髪していない。おかしいなぁ。

どういうこっちゃと思ったら、店の中から「今すぐ散髪できるよ」と声が。

そう、客がいないから理容師2人がくつろいでいただけらしい。なんだそりゃ。


話を聞くと、連休明けから営業再開して、昨日までは散髪を待ちわびた人でごった返していたらしい。

それが今日になって落ち着いたらしく「お客さん、ちょうどよかったね」と。

ドア・窓を全開にして、あとマスクを持っていれば袋に入れるようにとのことだった。

「業界お達しだよ」とのことで、東京都の理容業では統一的な対応なのだろう。

散髪自体はいつも通り、とはいえずいぶん長くなってたから、その分バッサバッサと切ることになったが。

いつもなら「もっと早く来ないと」と言われるところだが、さすがに店を閉じていたのだからそんなことは言えない。


さっきも書いたように理容業というのは休業要請の対象ではなく、どちらかというと原則営業である。

とはいえ、散髪というのはある程度の時間にわたって店員と客が近接することになる。

あと客にマスクを付けさせるわけにはいかないので、その点でも対策しにくい。

業界団体としても原則営業といえども、感染対策には休業という選択肢をとらざるを得ないかもと言っていたようだ。

組合員の皆さまへ (4/10) (東京都理容生活衛生同業組合)

業界団体からの訴えもあったのか、東京都では理美容業は休業要請の対象ではないが、自主的な休業に給付金を出すことになった。

給付金の額は休業要請が出ている業種に比べると安いけど、それでも全くないよりはマシだろう。


これは難しいもんだなと思う。

確かに散髪できないのは問題だが、どこまでリスクを軽減すべきかというのが難しい。

普通に考えれば発熱・せきなどある人はお断り、逆に理容師も同様ということで済ませたいけど、

今回の新型コロナウイルスは、それらの症状が出る前の人が感染源になっているのではという疑惑があった。

東京都の蔓延状況を多めに見積もると、これらの症状がある人を断れば大丈夫とも言いがたいところはあった。

一方で散髪を1~2ヶ月先延ばしにしてもどうにもならないわけではない。

そういうことを総合的に判断しての1ヶ月ほどの休業だったのだろう。


とはいえやっぱり生活にとって重要だし、と東京都の状況が一定改善したことを考慮してか、この店は営業再開をした。

もはや残存するリスクはそこまで高くないんじゃないかと思う。

そこら辺は休業要請が出た業種の人には、いい加減な話だとか言うかもしれないけど、やっぱり必要性はありますから。

本当に散髪できることはありがたいことですよ。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/17(Sun) 22:49
日常 | Comment | trackback (0)

株主総会の会場が使えない

あれこれと株式を持っていると、株主向けの郵便があれこれと届く。

多くは封書なのだが、ときどきハガキで届くこともある。

ハガキで届く連絡事項というと、株主総会の議決内容の報告など、わりとどうでもいいことだったりする。

ただ、今日届いたハガキはちょっと重要かも。いや、結局は自分には関係ないんですけど。


どういう内容だったかというと、株主総会の会場変更だった。

本社近くのホテルの宴会場で実施予定だったのが、本社の会議室に変更になったようだ。

緊急事態宣言により、ホテルの宴会場は使用中止要請が出ている。

都道府県ごとに方針には差があるかもしれないが、所在地では確かに要請が出ていた。

これによりホテルから宴会場の貸出を断られたのか、仕方なく自社会議室を使うことにしたのだろう。


ただ、当初想定の会場よりは狭くなってしまう。

そりゃわざわざホテルの宴会場を借りるぐらいだからな。

もっとも調べた限りではうちの勤務先の一番大きな会議室(株主総会の会場にもなっている)と同じぐらいはありそうでしたけど。

ただし、昨今の事情からソーシャルディスタンスの確保のため、例年来場者の1/3程度の座席数に留まるとのこと。

もともと来場者に対して大幅に余裕のある座席数だったのが、不足になるかもということだとみられる。


でも、書面議決なら株主総会なんて行かないもんね。

そもそも株主総会の招集時点で、できるだけ書面議決を使い、株主総会への来場は慎重に検討するようにと書いていた。

一方で株主総会を全く開催せずに済むということはなく、やはり株主が集まれるという体裁は必要とみられる。

来場者は例年より大きく減るだろうという予想で、こういう対応をする会社は他にもあるんだろう。

会社によっては株主総会の映像配信で代替してもらおうというところもあるようだ。


このあたり行政はどう考えているのかという話だが、やはり株主総会の実施は必要ということらしい。

ただし、この会社はそうではないけど、決算作業が遅れて当初予定の日程で出せない会社というのもある。

これによっては株主総会の延期とか、継続会として決算に関わる議事を後回しにするという会社もある。

日本の企業にとっては、決算作業の遅れが最大の問題で、それさえなければ株主総会はやるという決断が多いのではないかなと。

会場変更・規模縮小はあるにしても、書面議決の活用を呼びかければ、実施することに問題はないだろうと。

日本の感染状況ならば、株主総会の決行は取るべきリスクということである。

決算作業の遅れも日本国内の問題というよりは、外国子会社の決算作業の遅れの影響によることが多いようだ。


それにしてもホテルの宴会場の使用中止要請がこんな形で影響が出るとは。

感覚的に言えば、こういう法律上の権利・義務に関わることならば、貸し出してもいいんじゃないかとは思うんだけど。

ただ、ホテルの宴会場というのは、一定以上の規模があれば、接待飲食店などと同じで完全な停止が要請されている。

営業時間短縮などの要請が出ている飲食店や、原則営業となっていながら大半の売り場を閉鎖している百貨店とは違う話である。

これによれば株主総会のためとはいえ宴会場は貸してはならないということになる。まぁ罰則はないけど。

ホテル側の対応も明確には示されていない。宴会場は営業を停止していると書いてあるホテルは見あたらなかった。

宴会場は使用者が限られるから個別対応なので、あえて書いていないだけだろうとは思うが。


日本では6月に株主総会の会社が多く、このまま大きな問題がなく推移すれば、株主総会の開催はなんとかできるのかなと。

もちろん、できるだけ書面議決によることは求められますが、株主の良心に期待してもよいでしょう。

でも、いくら法律上必要なことはいえ、3~4月にいくつかの選挙が決行されたのはヒヤッとしましたけどね。

選挙は原則として投票所に行かないといけませんからね。

なかなか議員や市町村長などの任期を延ばすというのは難しくて、唯一あるとすれば無投票で終わるというもの。

東京都でも4月に目黒区や福生市で選挙が行われている。

感染者が比較的多い目黒区で選挙って本当にやるのかと思ったが。4/17投票って当時は本当にヒヤヒヤだったと思いますよ。


Author : Hidemaro
Date : 2020/05/16(Sat) 23:37
社会 | Comment | trackback (0)

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