2017年を家計簿で振り返る

毎年、年末には家計簿の集計をしているが(cf. 家計簿から見る2016年)、今年も調べた。

去年と今年の生活にはそこまで差はないが、住民税は今年から12ヶ月分の給料に対する税金の徴収が始まっている。

そんなわけで公租公課は昨年比+31%、うーん激増だ。でも割合にすると35%前後で大差ないんだけどね。


まず、食費は昨年比+5%、ただ全支出に対する割合としては18.5%から15.2%に下がっている。

若干増えてはいるが、全体的な傾向には差がないような気がする。

生活用品は昨年比-5%、全支出に対する割合としては5.1%から3.8%となっている。

耐久財の購入額にさほど差はなく、去年はPC、今年はサラウンドヘッドホンと同じぐらい大きな買い物をしている。

通信費は去年比+86%、これは1月に買った新しいスマートフォンを一括払いしたのを通信費として数えたから。

実はこれが今年の買い物としては一番大きい。とはいえ、月々割もあるので、実態はそうでもないが。


今年の支出を語る上で最も問題なのが旅行と趣味・娯楽費だ。

とにかく旅行が重かった。交通費が、全支出に占める割合が12.7%、今年が14.3%、昨年比+46%だ。

ただ、それ以上に伸びたのが趣味・娯楽費で、全支出に占める割合が9.3%から13.8%に、昨年比+93%だ。

趣味・娯楽費についてはCD・Blu-rayですね。高いBlu-rayがドカンドカンと来たので。

新品・中古ともども、よいものは買おうということでやっていたらこうなった。


支払手段ごとの割合だが、筆頭はみずほ銀行で、全支出の39%というのは相変わらずだが、これはほとんど給与天引きのこと。

それ以外ではセゾンカード(nanaco除く)が28.5%(昨年26.7%)、nanacoが7.1%(昨年8.1%)、

ビューカード(Suica除く)が4.8%(昨年2.5%)、Suicaが9.8%(昨年12.4%)、J-WESTカードが3.2%(今年から)、現金が5.2%(昨年7.2%)と。

去年より若干キャッシュレス化が進んだように見えるが、むしろ去年の旅行はやたら現金が飛んだからその差が見えてるのかな?

その現金の比率減にはJ-WESTカードも多少貢献しているのかも。金券屋で回数券を買うのではなく、EX予約になったので。


最後に収入について、サラリーマンですので95%は給与所得ですね。

全体としては増なのだが、月給についていえばほぼ横ばいで微減って、残業代がほとんどないからだ。

全体として増なのはは賞与のおかげ(cf. 給与改定と賞与から計算する)、って考えると偉大ですね。

ただ、今年は特によかっただけとも言えるので、そう考えると来年はどうなることやら。

利息・配当・株主優待が2.7%と、去年より微増と、不労所得もぼちぼち稼いでいる。


お金という観点で来年の課題は、つみたてNISAの開始ですかね。

通常のNISAは年120万円で最長5年だが、つみたてNISAは年40万円で最長20年と、枠は狭いが長期になっている。

つみたてNISAへの切替手続きも完了し、月33300円+ボーナス月200円で定期買付の登録も終わっている。

これまではNISA枠を超えた投資はしてこなかったが、つみたてNISAで枠が狭くなると、その範囲は当然超える。

なので、来年からは非課税枠の外で投資する分が出てくることになる。

去年と同程度にするか、それより減らすか、増やすか、というのは悩み所ではある。

まぁそれ以外は今年と同じような感じかな。旅行は減りそうだけど。趣味・娯楽費はどうだろ?


さて、まもなく今年も無事に終わりそうだ。

新年に向けて、めでたい食材を調理してたが、なかなかバタバタしてましたね。

あとは、そばを暖めて食べるぐらいですかね。よいお年を!

なぜこんな1年だった?

今日は年越しにむけて、あれこれ食材を買い出しに行っていたが、店内はひどい混雑だった。

すでに一部は調理を始めてるけど、明日は炊いて焼いてと忙しそう。


大晦日まで1日あるけど、今年を振り返ろうと思う。

今年の正月は鹿島神宮への初詣から始まった。(東に東に鹿島神宮)

後で正月はなにしてたんだと聞かれたときに、初詣で鹿島神宮に行ったというと、いろいろ驚かれたが。

あと1月には多摩動物公園にも出かけてたんだね。(山の中に動物園)

2月下旬には大阪に出かけていて、伊勢神宮と奈良にも行っていた。(伊勢へ早参り, お下がりは国宝)

そういやこのときは春日大社の式年造営の直後でしたね。

と、意外とお出かけの多い冬でしたね。


その直後だけど、3月には広島・松山・宮崎と出かけている。(海に浮かぶ宮島, 原爆と船と温泉, 城までの山登りと港までの歩き, 城下町と県庁の町, 南国に浮かぶ不思議な島)

いずれもはじめて行った都市だけど、なかなかよかったね。

4月に会社の微妙な組織変更があって、とはいえ実態としては何も変わらず。

そんな4月には情報処理技術者試験のエンベデッドスペシャリスト試験を受けにいっている。(組み込みシステムの専門家のための試験)

この試験には合格して、とりあえず情報処理の分野での立ち位置は明確になった? って感はある。

来年秋にはネットワークスペシャリストの試験を受けようかなと思っているけど、勉強しないとなぁ。

5月には福井・天橋立を経て関西に、そして徳島へと、こりゃ欲張りしたな。(マグマが固まって越前海岸, 歩いて、登って天橋立, 「オタクは徳島へ行く」と言われた)

このとき久々にかつてのクラスメイトとバーベーキューをして集まった。(バーベキューの道)

5月だと旧友とも会いやすいということがわかったので、今後も活用していきたい。


しかし、ここからが忙しかった。ってのはコンサートが続いたから。

5月には宮城に行き(風と雨とモヤの宮城)、東京で「ハイテンションエリア」に出会い(「わんぱくひろば」という道)、石川に行き(石川だからこそできること)、

6月には大阪に行き(選択肢はたくさんある)、7月に北九州に行き(北九州でも新幹線はよい)、

8月には「アイドルの聖地」の異名のコンサートホールに行き(なぜ聖地と呼ばれているか)、さいたまスーパーアリーナに冷やかしに行き(動く巨大体育館)……

近くも遠くもあるが、日帰りできる範囲ならそうでもないが、遠いと旅費がかかる。

こんな中で7月の夏休みに引きこもるのももったいないと、日光・会津・山形に出かけていた。(寂れたかつての銅山, 山越えて会津へ, 内陸の山形県)

というわけでここら辺のクレジットカードの請求書は大変だった。

ただ、いろいろ考えた上でこうなったので後悔はしてないけどね。ここまで重なるのは珍事だという理解もあったが。

ところでこの時期、ミサイルの発射が続いたもので、朝のニュースがつぶれて大変でしたね。(人命を守る報道とそうでない報道)


秋は10月に徳島へ(ばたばたした徳島行き, 実は国際アニメ映画祭)、11月は名古屋経由で関西へ(織機から始まった博物館, 正倉院展の新ネタはここにある, あえて大阪で友の会に入る, 本科でもやってみたら) とここらは毎年おなじみだが。

そういやこの頃、職場でも在宅勤務が使われ始めたね。(在宅勤務も使い方いろいろ?)

来年になってしばらくすると僕も対象者になるけど、とりあえずは職場の他の方の活用例も参考にしつつ。

とりあえず出張の時にリモートアクセスのツールの使い勝手は確かめたので。わりといける。(リモートアクセスのどれを選ぶか)


さて、今年1年のBlogを見ているとラジオのネタがやたらと多かったね。

ちょうど、らじる★らじる の録音システムを作ったから、

NHK-FMのラジオドラマ(かつては人気番組だったらしいんだけど, それは宮崎発のドラマだった)の話を書いたり、

4月の地上波新番組の話を書いたり(休日昼間にもやる, 若者向けに始めた番組)、

i-dioのことを書いたり(画像・文字付きラジオ, 突如現れたアニソン専門チャンネル)といろいろ。

今も聞き続けているものばかりでもないんだけどね。特にNHK-FMのラジオドラマは裏番組と被らなければ聞きたいんだけど、なかなか。

いまどきラジオなんてことはないって話ですよ。


仕事のことはこのBlogには断片的なことしか書かないできたし、言えないことのほうがよっぽど多いわけだが、

1年間の全体的な感想を言うと、計画とはなんだったのか! ということに尽きる。

というのも、当初計画で主にやる予定だった仕事はスタートが延期した上に、中断、そして再開の延期と、製品化のメドが立たない状態になっている。

僕はこの仕事はやり遂げて製品化するべきものだと思っているけど、優先度が低くなる事情というのもあるのは確かなので。

他のプロジェクトに工数が取られたのが原因ということは、僕は当初計画外の仕事をやることが多く、他部署応援のような仕事にかり出されることも多かった。

それでも幸いだったのは、概ね、得意分野が生かせる仕事だったことですかね。本当にそれだけが救いかね。

あと、仕事量はさほど多くもなかったので、残業もほとんどなく、きっかり月160時間弱という月がほとんどだった。まぁ気楽ではある。


というわけで、落ち着かないことも多い1年だったが、これといった問題もなく乗り切れたのではないかなと。

まぁ金がかかったといっても払えてますし、仕事が落ち着かなかったと言っても健康的に仕事はしていますし。

別にそれならいいじゃねぇかという話ですよ。終わりよければすべてよし。

来年には弟も働き始めるということで(兄弟でライバル同士?)、それは1つ大きな節目かなと思ってんだけど、

それはそれとして、自分は自分でぼちぼちやっていきますかと。

暗号化されたHDL

今日で年内の仕事は終わり、って今日まであるんかよって言う人もあるかもしれないが。

実際、今日は休暇を取ってる人多かったけどね。まぁガラガラってことは無かったが。

いつも仕事に出かける前は、NHKの「おはよう日本」を見ているが、今日はお休み。

なので、NHKラジオ第1の「マイあさラジオ」を聞いていた。この番組は本当に毎日やっているからちょうどいい。


さて、最近は論理回路のシミュレーションをいろいろやっている。

シミュレーションには自分の作った回路以外に、デバイスのモデルとか他の人の作ったHDLも合わせて使う。

これにより、結合テストをシミュレーション上でできるので、大変役立つと。

モデルが提供されていなければ、自分で作ることもあるけど、それはそれで大変ですから。


そんな中で、とあるIPコアのモデルが暗号化されたHDLで提供されていた。

このIPはFPGA内のプリミティブを使って、とある機能を提供するためのIPコアだ。

この機能を応用してとあることをやろうと思っているのだが、そのためにはこのIPと自作のロジックがうまく連携して動く必要がある。

なので、結合してテストをしたいのだが、そのモデルはなんと暗号化されていると。

そして、使いたいバージョンのモデルは、この職場で使っているシミュレーターに対応していないと。(違うバージョンなら対応しているようだが)

暗号化さえされていなければ、モデルを改造したりして対応できたんだろうが、暗号化されててはねぇ。


IPコアのIPって Intellectual Property、すなわち知的財産って意味なので、その中身というのは秘密にしたい物だ。

そこでIPコアの提供用に暗号化されたHDLが使われることがあると。

ただ、テスト用のモデルが表しているものって外部仕様なんだよね。

デバイスの外部仕様に従って、信号を受け、信号を出す、それがモデルの意義だ。

シミュレーション用モデルでの実現方法と、実際のIPコアでの実現方法が違うのは普通だけど、それでよい。

そう考えるとシミュレーション用のモデルが暗号化されてるのは、なんだかなぁと思う。


暗号化されたHDLを見るのは初めてだったのだけど、その仕組みを知ってなるほどと思った。

このHDLの暗号化には公開鍵暗号方式のRSAが使われている。

公開鍵暗号では、公開鍵を使って暗号化すると、秘密鍵がないと復号できない。

ここで秘密鍵の持ち主をシミュレーターのベンダーとすれば、

シミュレーターのベンダーが提供する公開鍵を使ってHDLを暗号化すれば、シミュレーターのベンダー以外にはHDLを秘密に出来る。

シミュレーターにはそのベンダーの秘密鍵が組み込まれ、シミュレーション実行時にその秘密鍵で復号しているということらしい。


こういう仕組みなので、シミュレーターベンダーごとに異なる鍵で暗号化されたHDLが用意されていて、適するものを選んで使うことになる。

主なシミュレーターには対応していると思ったのだが、バージョンによって対応状況が違ったようで、

使いたいバージョンではうちの職場で使っているシミュレーター向けに暗号化されたものがなかったと。

違うバージョンでは対応したのがあるらしいので、そっちを使うというのが代替案としてあるが、

多少の機能差分がありそうなので、そこをごまかしてシミュレーションするというところが狙い目かなぁって言ってるけど。

いずれにしても、よくわからないIPなので、年明けはこのIPの調査をいろいろやらんといかんね。

評議員会ってなんだ?

前から思ってたけど、財団法人の仕組みって複雑だよね。

日本相撲協会は28日に東京・両国国技館で臨時理事会を開き、貴乃花親方(元横綱)の理事解任を評議員会に提案することを全会一致で決議した。貴乃花親方は統率者の巡業部長でありながら協会へ事案の報告を怠り、忠実義務違反に著しく反するとした。

(貴乃花親方の理事解任審議へ=相撲協会が理事会決議、1月に評議員会 (時事通信))

理事の解任の提案を評議員会にすると書いてある。

評議員会は財団法人の最高決定機関なのだが、なんだかわかりにくい。


株式会社の最高決定機関は株主総会だよね。

株主が議決権の個数に応じて投票をして、取締役を選出する。

社団法人も最高決定機関は社員総会で、社員の投票(1人1票)で理事を選出する。

社員というのは一般的な用語で、各法人での位置づけは異なる。

例えば、電子情報通信学会の定款を見てみると、

本会の社員は,概ね正員および正員であった名誉員(以下,「正員等」という。)総数の300分の1の割合をもって選出される代議員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(以下,「法人法」という。)上の社員とする。(端数の取扱いについては,理事会で定める。)

ということで、正員の中から選出された代議員が社員ですよとなっている。

ということは、会員になれば理事の選出に関わるチャンスはあるということだ。

ただし、会員であっても、学生員は代議員になれないなどの制限はあるのだが。


株式会社であれば出資した株主、社団法人であれば条件を満たした会員などが集まって最高決定機関を構成する。

では、財団法人ではどうなのかというと、全く異なって、評議員が集まった評議員会が最高決定機関になる。

この評議員というのは、3人以上であることとか、理事・監事・使用人を兼ねることができないとか制限があるが、

選出方法は定款で決めることということで特に書かれていない。

最高決定機関にしては謎が多いが、それは財団法人という法人は財産を基礎として運営される法人だから。

なので、財産の維持、定款で定めた活動をする義務があって、法律で理事には下記の義務があるとなっている。

理事は、一般財団法人の財産のうち一般財団法人の目的である事業を行うために不可欠なものとして定款で定めた基本財産があるときは、定款で定めるところにより、これを維持しなければならず、かつ、これについて一般財団法人の目的である事業を行うことを妨げることとなる処分をしてはならない。

評議会は理事が財産を食い潰したり、定款で定めた活動をしないように監視する、設立者の代弁者のようなものだ。

それを果たすために、3人以上であることとか、理事・監事・使用人を兼ねることができないと制限をしているわけだ。


そんなわけで評議員の役割は重要なのだが、設立者の代弁者のようなものなので、選任方法はそこまでオープンでもない。

日本相撲協会の場合は評議員の選出は評議員会で行うとなっている。

そこで評議員になれる人の資格についてはいろいろ制限があって、過半数は外部有識者とすることなどとなっている。

当たり前の事ながら理事・監事・使用人を兼ねることはできないから、力士・親方・行司などは評議員になることはできない。

元親方ってのはいますけどね。でも現役の親方は評議員になれない。


ニュースで「年寄総会」という言葉を聞いて、これが社員総会? って思ったんだけど、

そもそも日本相撲協会は財団法人だから、これといった権限もない会議だったようで。

結局のところ、理事の解任なんていうのも年寄(すなわち親方)の多数決なんかでは決められなくて、あくまでも評議員会で決定してもらわないといけない。

評議員会は法人の運営とは独立度が高いので、独立した立場で判断して頂きたいということなんだろうが。


日本相撲協会を競技者の団体と考えれば、大相撲に関わる人が集まって判断できた方がよいような気はする。

競技者・指導者・スタッフと大相撲興行に関わる全ての人が構成員となっているわけですからね。

いずれの階層の人も、協会の運営に参加できればわかりやすいしオープンだ。これはどちらかというと社団法人の考えだが。

ただ、財団法人としては、評議員が独立した立場で協会の運営に関わるべきということになる。

その評議員は外部の有識者が過半数を占めるようにとなっているように、相撲関係者以外が関わることが期待されている。

評議員の決め方がオープンではないのは気になるところだが。


ちなみに学校法人も財団法人を元にした制度なので、評議員がいる。

学校法人の評議員は財団法人とは違って理事・監事・使用人でもなることができて、

学校の教職員、卒業生、その他有識者を評議員とすることになっている。

学校というのは公共性の高いものだから、いろいろな人から意見を聞けるようにしなさいということで、

教職員の投票とかでは理事を決められないということだ。

これは評議員会が独立性が高いことのメリットでしょうね。


社団法人も財団法人も、利益を分配することを目的としない法人という点では共通しているが、最高決定機関の違いというのはけっこう大きいなと。

ただ、意外とスポーツの競技団体って財団法人が多いんだよね。

加盟団体一覧 (日本体育協会)

財団法人の競技団体でも、通常は競技者の会員制度はある。

でも、財団法人の仕組み上、会員であるというだけで法人の運営に関わることはできない。

人が集まって競技団体って考えると違和感はあるんだけどねぇ。

マウスが壊れても交換してもらえた

先日、職場で使っているPCのマウスの動作がおかしくなった。

具体的にはクリックが効きにくい。これでは仕事にならんと。

とりあえずは他のマウスに取り替えて仕事をしていたが、さてどうしたものか。


以前もちらっと書いたが、勤め先の業務用PCは基本的にはレンタルになっている。

レンタルしているものが故障したら、レンタル業者に言えばなんとかしてくれるはず。

そんなわけで社内の窓口を調べたら、レンタルPCの故障対応フォームがあったので、ここにマウスの故障と書いて送った。

まもなくレンタル業者から連絡が来て、故障の状況、マウスのシリアルナンバーを確認された。

そしたら、代品を送ってもらうので明日には届くはず。故障したマウスはそちらで処分して。とのことだった。

翌日にはメーカーから新しいマウスが届いて、これで本来のマウスで正しく動作するようになった。


レンタルで借りているものは、レンタル業者の所有なので故障があればレンタル業者で対応してもらうことになる。

だから、借りている会社にとっては、マウスが壊れたことに伴う負担はない。(通常の利用の中で壊れたとすれば)

PCの場合は関係ないけど、計測器の場合は定期的に校正が必要になるが、校正もレンタル業者が行う。

計測器の場合、本体の価格も高いが、本体価格が高いということは固定資産税もかかるし、校正費用も高い。

レンタルで借りるとこれらが全てコミコミの金額でわかりやすく、期間を限って借りることができる。


とはいえ、業務用PCのレンタルって新品で納品され、

たいていは何事もなく数年使われて、ライフサイクルを終えた上で返却ですからね。

一応は中途解約も可能らしいがあまり例はない。(レンタル料金が引き直しになるので)

そう考えるとあまりレンタルらしくはないものの、資産としての管理が不要になるとか、

レンタル業者がソフトウェアのセットアップをやってくれるとか(この会社向けのカスタム品を納品してもらっている)、

保守費コミコミ以外のメリットはあるようなので、業務用PCのレンタルというのは世間的にもよく行われているようだ。

父の勤務先も業務用PCはレンタルって言ってて、レンタル業者まで一緒だったなんて話もあったが、そういうもんらしい。


しかし、思ってたよりはるかに早い対応で驚いたな。

まぁ確かに代品送るだけだから、そんなに時間かかるわけもないんだけどね。

寄付金控除の上限に収まってるかなぁ

源泉徴収票が届いたので、それを元に税金の計算をしていた。

寄付金控除があるので、年明け早々には所得税の還付申告を行う予定なのだが、

所得税より気がかりなのが住民税で、計算通りになってるか確認したかったのだ。


個人の寄付金控除は下記の3つの制度があり、それぞれ限度がある。

  • 所得税の寄付金控除: 寄付金の金額(所得の40%まで)-2000円を所得控除 (政党・特定NPO法人の寄付金は別の制度も選択可)
  • 住民税の寄付金控除(基本分): 寄付金の金額(所得の30%まで)-2000円 の10%を税額控除 (都道府県・市町村とも指定の場合)
  • 住民税の寄付金控除(特例分): 都道府県・市町村への寄付金の金額-2000円の(90%-所得税率)を税額控除、ただし住民税所得割の20%が限度

所得全体の何十%も寄付することはないので、問題は最後の住民税の寄付金控除の特例分だ。

これは都道府県・市町村への寄付金に対して適用されるもので、いわゆる ふるさと納税 のための制度だ。

所得税率が10%の人だと、寄付金-2000円の約80%が税額控除されるのだが、この税額控除の金額は住民税所得割の20%を超えてはいけない。

これが唯一問題になりそうで心配していたし、寄付に当たっては将来の給与・賞与を予想して、それで金額を決めたのだから。


具体的にどういうことかというと、各種控除を適用した課税所得が300万円の場合、住民税所得割は30万円なので、

寄付金控除の特例分は所得割の20%の6万円が限度となる。

約77000円までなら限度に収まるが、それを超えると特例分は頭打ち、所得税の寄付金控除と住民税は寄付金控除の基本分だけになる。

ふるさと納税の典型的な説明では、こうなる。

市町村・都道府県に52000円寄付したとすると、所得税で約5000円、住民税の寄付金控除は基本分で5000円、特例分で約40000円、

所得税・住民税の控除額の合計は50000円となり、寄付した金額-2000円相当が税金から引かれますと。

ところが、市町村・都道府県に10万2000円寄付した場合、所得税で約1万円、住民税の寄付金控除基本分で1万円、これは所得の30%にも達しないから問題ない。

その上で特例分を計算すると10万円の約80%で約8万円となるのだが、特例分は6万円が限度なので、6万円となる。

その上で、所得税・住民税の控除額の合計を計算すると、約8万円となり、典型的な説明と合わないが、それは寄付しすぎたからということ。


そんなわけで、源泉徴収票を見ながら、寄付金控除を考慮して所得税・住民税の計算を行った。

その結果、住民税の寄付金控除の特例分は、所得割の約18%ということで、計算通りOKだった。

すなわち、寄付金のうち、市町村分のほとんどの金額は所得税・住民税から引けるということになる。計算が間違えてなければね。

というわけでなんとか目論見通りに行ったと。


ところで、これは所得税の申告を行った場合の話。

ワンストップ特例制度 という制度があって、これは確定申告の必要の無い給与所得者が、

寄付した市町村・都道府県への届出を行うことで、住民税から寄付金控除が受けられるという制度。

てっきり自分の住んでいる市町村に届け出るのかと思ったが、寄付先なんだね。

なので複数回の寄付を行った場合は、寄付回数分だけ届出が必要ということで、所得税の申告よりめんどくさいという話もある。

なにしろ寄付した市町村にマイナンバーを提出しないとならんのでね。すなわちいちいち本人確認書類がいると。

僕の場合は市町村・都道府県以外への寄付金があるので、所得税の申告が必要(じゃないと所得税・住民税で控除が受けられない)なので当然使わない。


それはさておき、この場合は所得税の控除対象にはならないのだが、その代わり、それに相当する額を住民税から控除することになっている。

これは寄付金控除の特例分とはさらに別の申告特例控除というものになるようで。

申告特例控除の金額は 特例分の税額控除額/(90%-所得税率)×所得税率 だそうで。

特例分の税額控除額は (都道府県・市町村への寄付金の金額-2000円)×(90%-所得税率) だから、

特例分が上限に達しない限りは、申告特例控除の金額は (都道府県・市町村への寄付金の金額-2000円)×所得税率 ってことになる。

なので、通常の方法で計算した特例分が限度を超えない限りは、どちらの制度を使っても合計の控除額は一緒になるそうで。

てっきり、特例分の計算が (都道府県・市町村への寄付金の金額-2000円)×(90%-0%) になって、限度額の算出で不利になると思ったがそうでもないようで。


ところで、なんでこんなにギリギリを攻めたのかというと、限度額ギリギリになるように自分の住んでいる市にも寄付をしたから。

市町村・都道府県への寄付は、所得税率10%の人だと、所得税から10%、住民税から90%控除されるという計算になる。

住民税から控除される90%を詳しく分けると、都道府県で36%、市町村で54%と、自分の住んでいる市町村への影響が非常に大きい。

これは僕にとっては不本意だったので、これを打ち消すために自分の住んでいる市にいくらか寄付をした。

以前、○公の納付書を受け取った話を書いたけど、これはそのこと。(cf. 昼休みに郵便局に行くしかなかった)

こうして、自分の住んでいる市への収入減を緩和することが出来たと思っている。(市税収入と税外収入の差はあるけど)

この結果、収入減の影響がもっとも出るのが東京都となるが、それは何も心が痛まないので問題ない。


ただ、ギリギリを攻めたはよいが、目論見が外れて、寄付金控除の特例分の上限を超えてしまっては残念でしたからね。

マージンは取ってあったし、大丈夫だとは思ってたんだけどね。

とはいえ、課税所得に換算して数十万円下振れするとNGっていうんだからね。

普通に考えれば大丈夫だとは思ってたけど、なんかあってボーナスが数十万円切り下げられたらNGってことですから。

あとは、住民税の計算が僕の予想通りにいっていれば大丈夫だが。

なんでこれで中1日なの?

今月は通販でいろいろ物を買ったので、荷物を受け取ることも多かったわけだが、

そんな中で気になったのが佐川急便の配達日数のこと。

関東圏内々なのだが、中1日かかっていたから。


多分、普段なら翌日配達だと思うんですけどね。

どこがボトルネックなんだろうと追跡データを見てみると、

↓集荷 12/22 17:16 ○○営業所
↓輸送中 12/22 20:08 神奈川中継センター
↓輸送中 12/24 03:46 関東中継センター
↓配達中 12/24 08:26 ○○営業所

と、中継センター間の輸送で中1日かかってんだよね。

そこからは比較的スムーズに流れていて、12/24の昼過ぎに到着している。

今月、もう1つ、佐川急便から荷物を受け取っているがほぼ同じだったので、確かにそういう傾向があるようだ。


そもそも、12月というのは、お歳暮だの、クリスマスプレゼントだので荷物が増える時期ではある。

それゆえに各所で配達遅延が起きやすい状況ではある。

実際、日本郵便はこういう発表を出している。

航空機への貨物搭載制限による影響

期間(予定): 2017年12月16日(土)~2018年1月8日(月・祝)
種別 : ゆうパック
引受・配達地域 : 北海道および沖縄県
遅延日数 : 通常より1~2日程度

(年末年始における郵便物等のお届けについて (日本郵便))

普段であれば、ゆうパックは飛行機に載せきれるのだろうが、12月から1月にかけては載りきらないこともあるので、時間がかかりますよと。

確かに飛行機というのはシビアな話で、国際貨物は特にこの時期、影響が大きいようですね。

当然、末端の配達も忙しく、そこも配達遅延の要因になりやすい。


ただ、近隣府県のターミナル間輸送で中1日ってのは、意外ですけどね。

末端の配達が間に合わないというのは想像できる話なんだが、中間が間に合っていないというのは意外だと。

これって単純にトラックが間に合ってないって意味なんだろうか?

とはいえ、普段より+1日で済んでるわけで、ものすごく急ぐ荷物でもないし、

さほど問題ではないものの、ちょっと不思議だなぁと思う。


ちなみに、日本郵便とヤマト運輸の荷物は、うちでは普通の日数で届いている。

これも地域によるという話はあるけど、少なくともうちでは普通に見える。

最近は日本郵便の荷物が多くて、っていうのは ゆうパケット など小さな荷物向けのサービスが充実してるからだろうけど。

日本郵便も大変だという話があるけど、うちでは安定して届くから、ありがたいなと思ってるが。

そんな中で、久々に佐川から荷物を受け取ったら、なんか遅いなと思ったと。


配達遅延っていうけど、オーバーフローして繰り越しを繰り返している状況で、

どこかで解消しないと永遠に荷物が溜まりっぱなしになる。

1月になるとだんだんと解消して正常化していくって話ですかね。だと思うんですけどね。

放送局が寄付を募ってもなぁ

先日知ったのだが、全国各地のラジオ局で「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」というキャンペーンをやっているそうで。

各放送局のキャンペーンは独立しているが、趣旨は同じで、

「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」とは、目の不自由な方の暮らしに役立つよう、音の出る信号機や視覚障害者用教育機材などを 寄贈するための“通りゃんせ基金”への ご協力をお願いするキャンペーンです。全国のラジオ局11社が参加しています。

(第42回 ラジオ・チャリティミュージックソン (ラジオ大阪))

とのこと。


その募金方法を見ていて思ったのだが、振込の場合、基本的には振込手数料がかかるということ。

OBCの場合は、近畿大阪銀行の窓口で専用用紙を使う場合に限っては手数料免除とあるが、

多くの人にとって使いやすいであろう ゆうちょ銀行 での払込は手数料免除にはならない。

ゆうちょ銀行では、公益性の高い団体への寄付金は手数料免除にしているようだが(明確な基準は不明だが)、

その対象にはなっていないということで、残念だなという印象は受ける。


そもそも、この募金を受け入れるのは放送局ですからね。

いかにそれが慈善事業に使うものだと言ったところで、何の優遇措置も受けられないのは仕方ないのかもしれない。

というか、集めた募金をどう使っているのかも、あまり明確ではないような気がする。

さすがに私腹を肥やすのに使ってはいないだろうが、それにしても、どこに何を寄付するのというのは大切なことだ。

果たして、放送局にそれを任せられるのだろうか? もっとふさわしい団体に受け入れてもらった方がよいのではないだろうか?

ふさわしい団体が受け入れるなら、税の優遇措置もあるだろうし、ゆうちょ銀行も払込手数料免除にしてくれそうなものだが。


そんなことを思いながらゆうちょ銀行のWebサイトを見てたら、寄付の受け入れをしかるべき団体にやってもらおうとしているところがあった。

NHK歳末たすけあい・NHK海外たすけあい

NHKのキャンペーンだが、寄付の受け入れは 中央共同募金会(歳末たすけあい)と日本赤十字社(海外たすけあい)が行っている。

NHKは放送を通じての啓発を行い、寄付の受け入れ・活用は実績のある2団体にゆだねているということのようだ。

確かに堅いよね。共同募金会は地域に根ざした福祉活動を支援し、赤十字社は世界で災害・紛争に苦しむ人を助けという目的と実績は多くの人が知るところ。

優遇措置という点でも充実しているし、当然、ゆうちょ銀行も払込手数料免除、それどころか現金書留の送料すら免除にするというのだから。


もう1つ、しかるべき受け入れ先を自分たちで作るというのもある。

それをやったのが日本テレビらの24時間テレビ、2013年より公益社団法人として寄付の受け入れを行っている。

24時間テレビチャリティー委員会

長らく、放送局の寄り合いで寄付金の受け入れ・活用をやってきたわけだが、

最近になって公益社団法人という適した制度もできたということで、透明性を高められるということもあって、こうなったようだ。

これにより税制上の優遇措置も受けられるようになり、寄付する側にとっても明確なメリットが出ている。

これはこれであるべき姿でしょうね。ただ、活動開始から法人化まで25年かかっているというのがなんとも厳しい話だが。


放送局がこういう募金活動に関わる意義ってなんだろうかと考えてみると、

まずは放送を通じての啓発活動ができること。

この「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」では視覚障害者や有識者を招いて話を聞いている。

そうして理解を深めてもらうことがまず大きな意義だろう。

そして、娯楽を通じてお金を集めることが出来る。これも放送局が関わるメリットではないかなと。

カレンダーだとか売上金の一部が寄付に回る商品を売るとか、チャリティオークションで記念品を売って寄付に回すとか。

あと、これは既存の団体の手の回らないところという観点で、携帯電話代金だとかを通じての募金活動とかも意義があるかも。


募金活動といって、募金箱を持って呼びかけることに本当に意味があるのだろうか?

というのはちょっと乱暴な言い方ではあるんだけど、そんな街頭で集まる金って労力に見合うほどか? という疑問はある。

それなら振込用紙でもばらまいて、数万円と寄付してくれる人が引っかかるのを待つ方が、よっぽど意味があるような気はする。

まぁ小口での協力もそれはそれで意味があることだけど、そこに必死になっても得るものはあまり多くないのでは? とも思う。

それで、まとまった寄付をしてもらうと考えたときに、やっぱり受け入れ団体は税制面での優遇も受けられるしかるべき団体であるべきだろうなと。


まさに、放送局っていうのは、自分で募金箱を持って募金を募るよりも、寄付の橋渡しにこそ力をいれるべきなのではないかなと。

とはいえ、娯楽をお金にして寄付するというのは、放送局だからできることだし、そこはやる価値があると思うんですけどね。

その競馬場ってどこかわかる?

明日に有馬記念という競馬のレースがあるそうで。

まぁ競馬の人気のあるレースはなにかと話題になりますからね。

どこでやるのって調べたら中山競馬場だそうで。


中山競馬場ってどこ? って聞かれてわかる人には当たり前の事だろうけど、僕は最近まで知らなかった。

というか、知らない人にとってはさっぱりわからんよね。

というのも、この中山という地名はきわめてローカルな地名だからだ。

中山競馬場があるのは千葉県の船橋市だ。

電車の最寄り駅が船橋法典駅なので、このイメージがあればすぐに理解できるはず。

では、中山というのは船橋市の地名なのかというとそうでもないらしい。


中山競馬場ができたのは1919年、当時はこの地域にも村がたくさんあった。

名前の由来になったのは 東葛飾郡中山村で、できた当初の村の名前から取ったという単純な命名だった。

この中山村は後に市川市になっており、現在も市川市内に中山と付いた施設がちらほらある。

今の中山競馬場とは違う場所にあって、最初は本当に中山村にあった。(後に中山村は中山町となっている)

ところが、1927年に少し移転し、葛飾村と中山町のまたがるところに移転した。これが現在の中山競馬場。

敷地のほとんどが葛飾村に属しており、この葛飾村は後に船橋町などと合併して船橋市になっている。

ただ、その一方で厩舎の一部が中山町→市川市にかかっているのは確か。

小さな移転だったこともあって、特に名前も変えなかったのだろう。そして現在に至る。


競馬場というのは意外に古くからあるもので、それゆえにこういうことも起きると。

逆におおざっぱでどこにあるかわかりにくいといえば、それは東京競馬場とか阪神競馬場とか。

東京競馬場は府中市にある。それはあまりにも有名だから、あまり問題はないだろうが。

阪神競馬場は宝塚市にあるが、そもそも宝塚市だったの? という感じはあるかも。

阪神地域にあるということだけは全く正しいのだけど、阪神って言われるとおおざっぱな印象は受ける。

電車で行く場合は阪急の仁川(にがわ)駅が最寄りで、これがよく知られてそう。


ちなみに、中山競馬場の最寄り駅として知られる船橋法典駅は武蔵野線の駅だ。

武蔵野線はもともと貨物線として作られた新しい路線で、船橋市の区間が開通したのは1978年と確かに比較的新しい。

市の名前+周辺の地名という命名が新駅らしいというか、確かに今時の命名ですね。

その武蔵野線は沿線に公営競技の施設が多いことで有名で、

  • 府中本町駅 : 東京競馬場, 多摩川競艇場(無料バス)
  • 新秋津駅: 西武園競輪場(無料バス)
  • 南浦和駅: 浦和競馬場
  • 船橋法典駅: 中山競馬場
  • 南船橋駅(京葉線海浜幕張方面の電車が停車): 船橋競馬場・船橋オートレース場(2016年廃止)

ちょっとこじつけっぽいところはあるけどね。でも、上はいずれもJRにとっての最寄り駅ではあるのは確か。

南武線とか沿線にギャンブル施設が多い路線というのは他にもあるんだけど、

武蔵野線は新しい路線で、これらの施設より後にできたんだよね。線路があるから、競馬場などができたわけではない。

そう考えるとなおさら不思議なもんで、ましてやJRAの競馬場が2つも沿線にあるなんて、奇妙なこともあったもんだなぁって。

べつに かぼちゃ じゃなくても

今日は冬至、というわけで、かぼちゃのひき肉あんかけ を作って食べた。

そもそも冬はかぼちゃを食べがちで、あまり考えずに買い物カゴに かぼちゃ を入れて、

後で、そういや今週の金曜は冬至だったねと思い出して、金曜まで取っておいたんだ。


冬至というのは太陽が出ている時間が一番短くなる日、ということはここからは日が長くなる一方ということ。

そこにちなんだ縁起担ぎがいろいろあって、その1つが「『ん』のつくものを食べて運気を付ける」というもの。

その「ん」の付く食べ物の代表例が かぼちゃ なんだけど……これは かぼちゃ が「なんきん」と呼ばれていたことに由来するもの。

単においしくて栄養があるから かぼちゃ を選んでるだけのような気はするが。


だから「ん」の付く他の食べ物でもよくて、じゃあ何があるかなぁと考えてみて浮かんだのが「うどん」だった。

そう、確かに うどん も冬至に食べると運気が付く食べ物の1つとして認識されている。

でも、似たような話でも「うどん」って言ってたのを聞いたような覚えがあるんだよなぁ。

と少し考えて思い出した。そう、土用の丑の日に食べるとよいものだ。


土用の丑の日 には「う」の付くものを食べると良いという話がある。

そこで食べられる「う」の付く食べ物の代表例が「うなぎ」なのだが。

でも、ほかにも「う」の付く食べ物ならよくて、そこで出てきたのが「うどん」だったって話。

他にも「うし」でもよくて、そう言われると牛肉を食べる方が夏バテせずに過ごせそうだなとか前向きな意見も聞いた。

「うどん」では「うなぎ」に対抗するのは難しいが、「うし」なら「うなぎ」とも渡り合えるねって。

うなぎを買う金で、牛肉をぱーっと買って、焼肉でもしたらええやんと、そういう話ですね。


それにしても、土用の丑の日に食べても、冬至に食べても縁起担ぎになる「うどん」ってのはすごいね。

偶然「う」と「ん」が名前に入ってたってだけのことなんですけどね。

ただ、うどん は消化にいいぐらいしか体によさそうなことはないですけどね。

冬至の かぼちゃ も、土用の丑の日の うなぎ も栄養がよさそうなイメージはあるが、そういう効果は期待できそうにない。


ちなみに冬至に食べるとよい食べ物としては、他に「かんてん」「こんにゃく」「にんじん」「れんこん」などもある。

そうか、れんこん も冬至に食べるとよい食べ物だったのか。

れんこん というと、正月にも縁起担ぎで食べられることが多い食べ物で、多分、正月までに買ってくるんだけど。

正月に縁起が良いとされるのは、穴が開いているところから見通しが利く という理由によるもの。

理由は違うけど「れんこん」も大概、縁起がよい食べ物ですね。