バーベキューを富士山の火山灰が襲う

今日は職場の同期十数人とバーベキューに出かけていた。

出かけた先はとても広い都市公園で、そこにバーベキュー用のスペースがあるのだ。

公園でバーベキューってなかなかできるもんではない気がするけど、

この公園は所定の手続きを行えば許可された区域でできるようになっているのだ。


しかもすばらしいことに公園の管理者が道具の貸し出し、食材の販売も行っているのよね。

道具の手配や調達の手間とか考えたらかなり有用なシステムだ。

かつて高専でも大学院でも研究室でバーベキューやってたけど、道具はあるからいいにしても、買うものは相当多いからねぇ。

そういうのを一括して手配してくれて、使用後の道具の掃除もやってくれるのだから、驚くほど楽だ。

大した道具も持ってない僕たちがこうして楽しめたのもこの仕組みのおかげだ。

ちなみに道具だけ借りることや、自分たちでもってきた道具でバーベキューをすることもできる。

全部自分で手配するなら、手続きは必要だけど特にお金はかからないらしい。それもすごい話だが。


そんなバーベキューだが、困ったこともあった。

バーベキューの場所にたどり着いて、下を見たときに「畑の土みたいな色だな」とそんなことを思ったのだが、

土がやたらサラサラしているので「あれ?」と違和感を感じた。なんだこれはと。

しばらくして気づいたんだけど、これ火山灰由来の土か。

そういやそうだ。関東平野は富士山からの火山灰が降りそそいだ土地なのだから。


まぁ火山灰由来の地層があるのは関東地方に限らないけど、典型的な例として有名なのは確か。

粘土質の関東ローム層の上に、火山灰と落ち葉などの有機質から構成される黒ボク土が乗っているのが、関東平野の典型的な地層らしい。

畑の土のような色だけどサラサラしているという感想を持ったのは黒ボク土のことだと思う。

火山灰由来ということで大変細かい粒子によって構成されている。

なので、とにかく舞う。そしてスニーカーの表面が汚れてしまうのよね。ものの1時間でとんでもない見た目になってしまった。

しかも散水しても水を吸わないので、飛散対策にならないということで打つ手なし。


帰ってきてから、スニーカーを拭いて、多少はましになったものの、まだ赤茶けた感じが残っている。

この一件で関東平野では公園やグラウンドにいくにあたってはそれ用の靴を用意した方がよさそうだと思ったが、

果たしてそういうことを実践できるかはなんとも。

トマトジュースを飲み続ける方法

時たま、母から荷物が送られてくる。

主に食品が入っていて、中身はありがたいものもあれば、さしてありがたくもないものもある。

そんな中で1つありがたい贈り物であった、トマトジュースについて書こうと思う。


トマトジュースという物がありがたかったのかというと、どちらかというとアイデアがありがたかったのよね。

ある日、急に母から宅急便でいろいろものを送ったと連絡をしてきた。

その中で「向こうの食事はしょっぱいだろうから、塩分を排出する働きのあるトマトジュースを送った」と書かれていた。

自分で料理すると味付けは自分でやるから今までとさほど変わらないが、職場の食堂は料理にもよるが確かにしょっぱい。

塩分の摂取量が増えてるかどうかは知らないが、日本で暮らしているとよっぽどがんばらないと塩分摂取量は抑えられないのは事実。

国立循環器病研究センターが料理の減塩についてまじめに研究してる通り、日本人の健康においてとても大きな課題だ。


そんな中でトマトジュースはどういう働きがあるのか。

実はトマトというのはカリウムが多く含まれる食品の1つだそうだ。

塩と体のはなし/塩分を摂り過ぎたらどうする? (減塩ネット)

カリウムは尿の排出に重要な役割を果たしているようだ。

すなわち、カリウムを摂ることで、水・ナトリウムその他老廃物の排出に役立つということのようだ。

だからといって過剰摂取はよくないが、不足すると排出すべきものが排出されないということで問題が生じることはよくわかる。

カリウムは一般に野菜・果物に多く含まれるようだが、その中でもとりわけ多いのがトマトだそう。

そのトマトを手軽に安定して摂取する方法としてトマトジュースは有用ですよということのようだ。

塩分の排出という意図からして無塩のトマトジュースが好ましい。


しかし、スーパーの売り場からトマトジュースを探して買うのは、ヨーグルトを探して買うよりちょっとめんどくさい。

なんか楽な方法がないかなということの答えが母からの荷物にあったわけだ。

そう、通販で頼めばいいんですね。そしたらスーパーで毎度毎度買わなくても済むし、運ぶのも手間がかからない。

トマトジュースは常温保存が可能だから、乳製品のようにどうしても毎度毎度買わなければならないわけではないのだ。

探したところAmazonで1缶(160g)あたり50円ぐらいで買えるようだった。とりあえず40缶ほどまとめ買いした。

さすがに重かったが、玄関から運ぶだけだからそれほどでもない。

これなら気楽にトマトジュースを飲み続けられるなと思ったのだった。


毎日1缶ずつ飲むと当然、空き缶が毎日1缶ずつ出てくるので、ゴミ箱の横に袋を吊して集めている。

今まで缶はほぼ出なかったけど、これからは毎週捨てないといかんね。

退職金として確定拠出年金が与えられる

明日からカレンダー上の休日、有給休暇一斉取得日を合わせて5月6日まで休日が続く。

研修期間を終えて職場に配属されれば、有給休暇などを使って独自の連休を作り出すこともできる。

ただ、研修中はなかなかそうもいかないからね。こうしてあらかじめ与えられる連休ぐらいしかない。

そこに有給休暇一斉取得日が含まれてるのは有給休暇を取るに取れない新人には特にありがたいのかね。

そもそも所定休日とまぜこぜになってるから有給休暇という実感もないが。この日に出勤したときの扱いの差ぐらいだよな。


さて、先日、確定拠出年金の口座開設が完了したという通知を受け取った。

最近は企業年金として確定拠出年金の制度を取り入れている会社が多いが、

うちの職場もやはり確定拠出年金のようで、今月中旬に説明を受けた。


そもそも確定拠出年金とはなにかというと、運用にあてる金額が確定している年金制度である。

かつて企業年金は将来の給付額を決めて運用を行う、確定給付年金というべきものがあったらしい。

ただ、未来の運用成果なんてものはわからないわけで、給付を確定させると言うことは会社にとって難しいことだった。

これが、確定拠出年金になると会社は将来の運用成績に責任を持たなくて良いので楽だということだ。

投げやりな制度だが、将来の運用成績がわからないのはまったくその通りだ。


この確定拠出年金はうちの職場では退職金制度の一部として導入されているらしい。

説明によれば、労働者には2つの選択肢が与えられている。

1つは会社が毎月確定拠出年金に拠出する方法、もう1つが半年ごとに拠出額相当の金額を前払退職金として受け取るという方法だ。

前払退職金というのもよく分からない言葉だが、単純に賞与に上乗せ分を行う制度で、それに応じて税金・社会保険料の負担が増加する。

確定拠出年金を使う場合、拠出時には税金・社会保険料がかからない。一方、受給時には税金などがかかるが、優遇制度がある。

一時金として退職時にまとめて受け取る場合、退職所得控除、年金として受け取る場合は公的年金控除がある。

ただし、確定拠出年金に積み立てたお金は60歳になるまで受け取れないという制約がある。唯一のデメリットはこれか。


税制面での優遇制度や退職金制度であるということを考えると、確定拠出年金に拠出してもらわない手はない。

確定拠出年金を使うにあたって、労働者にはやるべきことがある。それは運用方法を考えるということである。

運用商品ごとの配分を決定しなければならない。

運用商品としては定期預金・保険商品・投資信託がある。

定期預金と保険商品は元本保証だが利率は限られている。保険商品の方が利率は高いが、定期預金は自由に中途解約ができるのがメリット。

とはいえ、元本保証なんてどうでもいいし、受給するのは遠い未来のこと。だから投資信託で特に積極的に運用していくのがよいだろう。

というわけで考えた配分は以下の通り。

  • 国内株式 40%
  • 外国株式 40%
  • 外国REIT 20%

国内と外国で2:3だが、他に円建ての財産が多いので、確定拠出年金は外貨建てを多めにするという考えだ。

積極的な運用という点で株式中心だが、多少REITを組み込んだので株式一辺倒ではない。

できるだけ信託報酬の低い商品を選んだつもり。外国REITは信託報酬高めだったが、どうしても組み入れたかったので。


この配分決定は確定拠出年金のWebサービスから各自で行う。電話でもできるよう。

このサービスでは随時運用状況の確認、配分変更、そしてスイッチングを行うことが出来る。

この中でもスイッチングは大切な考えではないかと思っている。

今は積極的な運用を行おうと考えているけど、受給する時が近づくにつれてちょっとずつ利益を確定させ、リスクを減らしていくのがよいと考えている。

リスクの高い投資信託を売却して、リスクの低い国内債券やらにスイッチングしていこうと。

スイッチングにあたって、売却に手数料がかかる商品もあるが、今回選んだ投資信託はすべて売却時のロスがないのでスイッチングに適している。


いきなり配分を考えろと言われても、なかなか難しいのは確か。

まだまだ先は長いし、国内株式100%なんていうのも大いにありだと思うんだけど、

そのまま受給時まで放ったらかしでは、あまりよい選択肢とは言えないかも知れない。

受給時に株価が下がってしまうと痛手だからだ。時間的に分散して売却して低リスクの商品に付け替えれば安心だ。

かといって保険商品100%なんていうのは考えることがないのは楽だが、十分な運用成果が期待できない。

実際、そんなに極端な人は少ないと思うけど、分散させれば手入れしなくていいというもんでもないだろう。


確定拠出年金については父の職場に数年前に導入され、

そのときにどういう配分がよいだろうかというのをとやかく言い合ってたんだけど、

父の場合、受給までの年数が僕よりずっと短いわけで、そんなに積極的に出るわけにも行かない。

それで確か、国内債券は手堅い割には期待できるのでは? とかそんなことを言った覚えがある。

他にもSBI証券が投資の参考に提供している情報など、僕はある程度の予備知識があったから、すぐに取りかかれたけど、

なかなかあの説明会だけで実践できるようになるかというとなんともかんとも。

出張前には冷凍庫に準備がいる

会社の研修もいろいろだけど、場所を変えながら研修を行うことはよくあることだろう。

配属先に勤め始めるまでひたすら仮住まいというやり方もあるだろうし、

ある事業所の近くで暮らしながら、他の事業所で研修を行うときは出張するというやり方もあるだろう。

やり方は会社によっていろいろだけど、僕は見ればだいたいわかる通り、

とある事業所の近くに引っ越してきて、今はその事業所で研修を受けている。


今後、他の事業所での研修のため出張の予定がある。

先日、気づいたのだが、長期間の出張に出かけるにあたって冷蔵庫の電源は切るべきだろうが、

そうなると冷蔵庫、特に冷凍庫の中身を使い切らないといけないことに気づいた。

すっかり忘れてた!


3月28日、引っ越してきて3日目だが、この日は8の付く日ということでイトーヨーカドーでの買いだめに持って来いの日だった。

2km行っていろいろ買い物

どういう意図をもってどういう冷凍食品を買ったかはこのとき書いたとおり。

その後、少し買い足したりもしたんだけど、このとき買った分が一番大きい。

ところが、実際に生活を始めてみると、今のところ料理する暇は十分あることもあってさほど消費されていないのだ。

素材についても今のところ新鮮な材料を買ってきて消費するサイクルがうまく回っているので、そこまで消費されていない。

それでも冷凍食品だから、将来使い道は十分あるはずと楽観視していたのだが、出張のことをすっかり忘れていたのだ。


幸い、すぐに出張に行くわけではないので、冷凍庫の中身をいますぐ使い切らないといけないわけではない。

冷蔵庫には冷凍庫の消費目標を紙に書いて貼り付けてあるが、

この日までに冷凍庫を空っぽにできるように、計画的に冷凍庫の中身を使い切っていくつもりだ。

この中で冷凍食品の活用法について研究を深めていきたい。


5月1日から旅行に出かける予定だが、このときは冷蔵庫の電源は切らないにしても、

冷蔵庫の帰ってきたときには悪くなってしまいそうなものは出発前にすっきり使い切ってしまわないといけない。

というわけで、さしあたっては食材の端数調整に冷凍食品を活用したいなと思っている。

今週半ばの買い物は出発までに確実に必要な生鮮品だけを買うようにすればうまくいくだろう。

割引券と当日仕上げを天秤にかける店

引っ越してきて早々にやったことに近所のクリーニング屋を探すということがあった。

研究室からせっせと運んできたカッターシャツをクリーニングに出すために探したのよ。

寮のすぐ近所にあるのでここだなと決めて、カッターシャツを渡して、クリーニングを依頼した。

そしたら、戻ってくるまで中2日かかると言われて、えらく遅いなと思ったが、急ぐもんでもないし、まぁいいかと思って頼んできたのだった。


このとき、年会費324円を払って、このクリーニング屋の会員になったのだけど

会員証と割引券の束とチラシをもらったので、帰ってきてからチラシを読んでいた。

修理やってますよとか、特別なクリーニングをやってますよとか書いてある中に、

「お急ぎの場合は通常料金で当日仕上げも可」というようなことが書かれていた。

このクリーニング屋の看板に「当日仕上げ」と書いてあるから、看板に偽りありだと思ったが、そんなことはなかった。

次回、クリーニングを依頼するときに店員に確認したところ、

「言ってくれれば同じ料金で朝10時までに申し込めばその日の19時には仕上がりますよ」という。


じゃあ、なんで特に申し出ないと中2日とか時間がかかってしまうのだろうか。

もちろん余裕を持たせることで店側にメリットがあるからだろうが、客にもメリットがある。

特急でない場合は仕上がり日から3日以内に引き取りに来ると割引券を渡してくれるのだ。

普段、カッターシャツのクリーニングを依頼するときには、特に急がないのだけど、

完成日の翌日に取りに行くので、手元には割引券が何枚かたまっている。


会員になった時に渡された割引券の束も、早期引き取り特典の割引券もカッターシャツは対象外とされている。

カッターシャツは会員特典で割引されているのでそれ以上の割引はなしということなんだろう。よくあることだ。

だからカッターシャツだけクリーニングに出しても、割引券はもらえるが使わないので貯まる一方なのだ。

そんな割引券たちにやっと出番が来たのだ。金曜日にズボンをクリーニングに出したからだ。

ズボンは1本しかないので、月曜日には洗い上がったズボンが欲しいということで、「特急で」と申し込んだ。

それで昨日の夜には完成してたけど、今日の朝に取りに行ってきたと。早期引き取りの割引券なしなのは仕様通り。


会員になったときの割引券にかなり大きな割引の券があって、それを使ったらだいぶ安く付いたな。

元のズボンのクリーニング料金の半額ぐらいで、会員割引以上の割引のないカッターシャツとそんなに変わらない値段だったな。

今までのカッターシャツの会員割引分と合わせれば、年会費分ぐらいは取り返せたんじゃないのかな。

もっともこのクリーニング屋、カッターシャツのクリーニングがやや高いのよね。216円するからなぁ。

ただ、その代わり、カッターシャツについてはたたんで渡してくれるので、運ぶときとか便利かもしれんなとは思っている。

ハンガーがないので考えようによってはエコかもしれない。なのでそれはそれで気に入っている。


仕上がり日数については不思議なシステムだなとおもったのだが、うまいやり方も見えてきた。

料金面で本当にお得なのかはよくわからないのだが、近くて便利なので、

ここに住む限りはずっと付き合い続けることになりそう。会員にもなっちゃったしなぁ。

クリーニング屋もいろいろな個性のあるものよ。引っ越し前につかってたクリーニング屋も不思議なところたくさんあったし。

公租公課を計算するといくら残るか見える

独立生計になるにあたってココマネ家計簿の項目も見直しを行ったのだけど、

追加した支出項目に「公租公課・保険」という項目がある。

公租公課は税金・社会保険料などひっくるめて役所に納めるお金のことだ。

まじめに給料をもらうとなると公租公課というのは重要になってくるので作った項目だ。


さて、今週は4月から働き始めてから初めての給料日がやってきた週だった。

給料は毎月払いの原則があるので、少なくとも月単位で支給しなければならないが、

4月分の給与を5月に支給しても特に問題は無い。実際、大学のTAの給与は12月分が1月中旬に支給されるような形だった。

ただ、フルタイムで働く人だと、基本給はその月の下旬に支給、割増賃金は翌月の基本給とあわせて支給というのが多いとか。

4月中に給与が支給されなくても干からびないように用意はしてあったけど、幸いにして4月中に支払われることとなった。

まぁ働き始めるまで就労規則とか見る機会もなかったしね。そういう誤解は仕方ない。


それで給料が支給されたわけだけど、公租公課などが控除された上で支給されるのがサラリーマンである。

給料から控除される公租公課としては、所得税・住民税・健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料、あと40歳以上だと介護保険料もあるね。

公務員だと雇用保険がなくて、健康保険料が共済短期掛金、厚生年金保険料が共済長期掛金だが、

今年10月から長期給付は厚生年金に統一されるので、完全に厚生年金になる。雇用保険がないのは相変わらずだが。

ただ、4月の給料から引かれたのは所得税・雇用保険料の2項目だけ。

住民税については前年の所得で計算した税金を支払うので、今年は住民税の納付義務がない。翌年は納付することになるだろう。

健康保険料と厚生年金保険料がないのは不思議だが、国民年金保険料と同じく後払いだからだ。

すなわち4月分の保険料は翌月末日までに払えば良いので、5月の給料日に控除すれば間に合うという考えだ。

どうも会社が納付する月にならないと控除が認められないらしいので、4月分だからといって4月中に控除することはできないらしい。


というわけで4月の給料の控除項目というのは全く実態を表していないので、それよりは現実味のある控除額を計算してみた。

仮定として、4月の基本給と同額の給与を12ヶ月、基本給の2ヶ月分の賞与を年2回支給された場合を考える。

賞与がいくら支給されるかは知らないが、1年で基本給の16ヶ月分の給与・賞与を支給されるというのは典型的なモデルだから取り入れておく。

まず、各種保険料を計算する。

雇用保険料はほとんどの場合、労働者の負担は給与・賞与の0.5%だ。労使折半ではなく、使用者の負担が多めになっている。

厚生年金保険料の保険料率は17.120%、労働者の負担は半分の8.56%で、賞与は1000円単位に切り捨てた8.56%だから簡単だが、

給与にかかる保険料は単純では無くて、月給額を標準報酬月額にあてはめて、その等級に応じた保険料を支払う。

新しく雇った労働者は初任給の額、翌年以降は4~6月の平均を7月から反映させる。割増賃金の違いなどで毎月給料が変わっても保険料はすぐに変わらない。

そのあたりは保険料表を見てもらえばわかるかと。

保険料額表(平成25年9月分~)(厚生年金保険と協会けんぽ管掌の健康保険)(日本年金機構)

健康保険料は保険者によって保険料率が違うので、自分の加入している健康保険の保険者の情報を調べる必要がある。

職場の健康保険組合はWebサイトがあって、保険料表があるのでそれを見たらすぐにわかった。

ちなみに健康保険料は労使折半とも限らないそう。保険者によって使用者が半分以上負担するように決めることもできるらしい。


そんなわけで給与・賞与それぞれについて各種の社会保険料を計算したところで、所得税・住民税の計算を行う。

まず所得税だが、所得税は給与・賞与が支給される度に源泉所得税としてとりあえず徴収される。

その後、年末調整や確定申告で所得税の過不足の調整を行うわけだが、まずは源泉徴収額を計算しましょうか。

平成27年分 源泉徴収税額表 (国税庁)

これでまず「給与所得の源泉徴収税額表(月額表)」を見てみると、社会保険料控除後の給与額と扶養親族の数の表がある。

毎月の給与額から今まで計算した雇用保険料・厚生年金保険料・健康保険料を差し引き、扶養親族0人にあてはめるといくらと出てくる。

次に賞与だが、「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」を見るとは毎月の社会保険料控除後の給与額によって控除率が決まる。

それで、次に住民税とついでに最終的に支払う所得税を計算する。

所得税・住民税簡易計算機

生命保険料控除や寄付金控除はとりあえず無視して、控除は社会保険料控除と基礎控除を考えよう。

まず、基本給の16ヶ月分を給与収入に打ち込む。すると給与所得控除が行われ所得金額が表示される。

年収180万までだと給与所得控除は40%あるからかなり大きい。サラリーマンはお得なのだ。

次に社会保険料控除としてこれまで給与・賞与に応じて支払った社会保険料を1年分合計して打ち込む。

すると所得税と住民税が表示される。だいたい所得税が年収の2%ぐらい、住民税が5%ぐらいだったな。

住民税の税率は一律10%だが、給与所得控除と社会保険料控除で課税対象が半分以下になっちゃうのね。すさまじい。

ここで住民税額はサラリーマンは原則として特別徴収なので、毎月住民税額と書かれている金額が毎月の給与から差し引かれる。


というわけで、この仮定のもと、実際に支給される毎月支給される金額は、給与-各種保険料-源泉所得税-毎月住民税額となる。

それで僕の場合、支給額はだいたい給与の80%ぐらいだった。

控除項目で金額が一番大きいのは厚生年金保険料で、次に多い住民税でも半分ぐらいだな。

給料が高くなってくると所得税は累進課税なのでどんどん増えるし、住民税も給与所得控除などの割合が減ったりするので所得税よりはゆるやかながら増えるけど、

各種保険料は一定の割合を払うのでこうなる。それでも所得に比例するのだから、所得によらず定額の国民年金保険料よりはよっぽどましだ。


来年にしても住民税は対象となる12ヶ月のうち1~3月は

TAの給与だけでそんなに金額は大きくないし、給料・賞与もどうなってるやらわからないし、

この仮定通りということはありえないのだが、実際どれぐらいの公租公課があるかということを考える上では役立つんじゃないかと。

これをもとにして生活費がどれぐらいで、貯蓄がどれぐらいでとか、そういうのを考えるための資料として計算していたんだけど、

そんなに以前からの計算と差はなかったかな。税金は思ってたより安かったが、それぐらい。


ところで、初任給をなにに使うかという話をよく聞かれるけど、

僕の答えは3月に買った自転車やら卵やらなんだよねぇ。クレジットカードで買い物すると1ヶ月ズレるから。

給与が現金で支給されることも無く、給与明細はWebで確認するから紙で渡されることもなく、

給与もほぼ現金として引き出すことは無く振込やらで移動するし、支払い手段もキャッシュレス決済がほとんどと。

実感なんてほぼないし、今買い物しても払うのは5月の給料をもらった自分だからねぇ。どうしょうもない。

夕方からインターネットラジオ

引っ越してきて以来、朝はテレビでNHKのおはよう日本を見ているから、

わざわざ買ったテレビは活躍しているわけだけど、一方で帰ってきてからテレビを見ることはさほどない。

今の僕の夕方以降の娯楽は主にラジオだから。


ラジオというけどインターネットラジオなんですけどね。

インターネットだと動画付きでもラジオとかいう場合もあるから、果たしてラジオなのかという疑問はあるが、

基本的に耳だけで楽しめるということで、料理しながらでも聴けるとかいうメリットがある。実際に料理をしながら聞く時間はさほど長くないが。

聴いてる時間は曜日によって違うが、1日で1時間半~3時間ぐらいかなぁ。

深夜帯はなかなか聞く気になれないので、せいぜい23時までだけど。


インターネットラジオのイメージも人によって違うが、

アップロードされた番組をオンデマンドで聞きに行くなら時間は問わないが、

リアルタイムでの配信だとインターネットラジオとは特定の時間にしか聞くことができない。

聞いている番組の多くは超!A&G+の番組なのだが、これはリアルタイム配信の放送局だ。

超!A&G

そもそもこの超!A&G+は文化放送というAMラジオ局が運営しているインターネットラジオ局ということもあって、

番組表もあって、朝6時から翌日4時まで番組が埋まっている(ただし概ね16時までは再放送ばかり)ということで、まさにラジオ局だ。

インターネットラジオということで普通のラジオとは聴取層などに差はあるのだろうが、うまいことやってるなと。


他の放送局の番組もあるけど、僕が聞いている番組はリアルタイム配信ばかりだ。

それだけに生活習慣の中に組み込まれるのよね。何曜日の何時はどの番組とかね。

いつでも聞けるなら更新日時以降の好きな時間に聞けばいいので、そこまで強い習慣にはならないだろう。

そんなわけだから、帰ってきてまずやることはPCを立ち上げること。

ラジオを聞くにもPCがないと聞けないのだから。

ゴールドカードがあるとできること?

「海外で現地の通貨を用立てするにはどうすればよい?」「OMCカードでキャッシングしてネットバンキングで返済するんだよ」

なんて職場で言ってるわけだけど、このネタはあまりに高度すぎるか。

OMCカードで外貨を得るのが最適なわけ

個人的にはオススメなんだけど、そのためだけにOMCカードを作るのもどうなのよとか思ってしまうのが普通よね。

クレジットカード6枚持ってる僕にとっては、必要性があればあと1枚増えるのもどうとも思わんが。


そんなクレジットカードについて、会社の福利厚生制度でゴールドカードが作れるとのこと。

調べてみると、三井住友VISAカードのゴールドカードが年会費無料で作れるそうだ。

三井住友カードねぇ。日本におけるVISAカードの老舗ではあるんだがなぁ……

特に優れたポイント制度を持ってるわけでもなく。年会費はこの際問題にならないが。

ゴールドカードだからかっこいいとも思わんし。SoftBankカードのデザインが気に入ってるわけでもないけど。


「ゴールドカードって言ってもなぁ」なんて話をしてたら、

ある人が「海外旅行のお供にはいいと思うよ。ラウンジサービスとか保険とか」と言う。

確かにそれはあるかもなぁ。

ゴールドカードならではのサービスとしてラウンジサービスは典型的なものだ。

ただ、クレジットカードで受けられるカードラウンジサービスはそんなに立派なもんではないのよ。

ソフトドリンクが飲めるぐらいよ。そんな航空会社のラウンジのようなもんじゃない。

それでもあればありがたいというのはわからんではないのだが。


海外旅行保険についてはよく考察する必要がある。

海外旅行傷害保険 (三井住友カード)

保障内容は以下の通りで、

  • 死亡保険金5000万円(事前にカード決済しない場合1000万円)
  • 治療費用300万円
  • 救護者費用500万円
  • 賠償責任5000万円
  • 携行品50万円(免責3000円)

治療費用と救護者費用が分かれてるが、一番肝心な治療費用だけに注目すれば300万円と。

これは十分なんかなぁ。ちょっと心配もあるかもしれんな。


クレジットカードの保険で十分と思えるようにするにはたくさんクレジットカードを持つのが1つの答えだ。

調べてみると年会費無料でもそれなりに治療費用の保障額の大きなカードはあるらしい。

クレジットカード検索(海外旅行保険) (価格.com)

エポスカード(年会費永久無料)が治療費用200万円、オリコiBカード(年1回以上の利用で年会費無料)が治療費用200万円、

あと多くの人になじみ深いものだと楽天カードがカード利用が条件だが治療費用200万円の保障が受けられることになっている。

そういうのをかき集めれば1000万円ぐらいは稼げるかも知れない。そうなればけっこうな安心感はあるんじゃないかと。

それにしても一体何枚のクレジットカードが必要なことやら。


まぁ海外旅行保険ってそれなりにするから(cf. 海外旅行のために保険をかける)、

頻繁に行く人だとクレジットカードの保険というのは手軽で心強いんだけど、それが果たして妥当かというのは考えなくてはいけなくて、

必要に応じてクレジットカードを複数枚積むのはそれは1つの答えかと。そうやって十分な保障が得られそうならそれはそれでよしと。

ただ、クレジットカードだけでは十分な備えにならないと考えるなら、結局、別に海外旅行保険を用意しなければならないわけだから、

あと業務上の旅行なら海外旅行保険も最終的に会社負担になるんじゃないかなぁ。会社にもよるだろうけど。

特に長期の出張の場合、クレジットカードの保険は役に立たないし。旅行開始後3ヶ月以内とか条件がありますから。


と、こんな具合でゴールドカードというものに懐疑的なのだが、

そもそも年会費はかからないし、カードを作るとVJAギフトカードをくれるキャンペーンもあるわけで、

作ってみて、更新お断りされない程度に使いつつ、カードの意義を見いだせればいいかなとか思ってもいる。

ゴールドカード特有の機能の意義もわからんではないし、役立つ機会もないわけではない。

まだ申し込んではいないけど、前向きに考えている。枠は10万円でいいので。

住所の狭間で迎える統一地方選挙

この4月は前住所地でも現在の住所地でも選挙がある。

しかし、僕はどちらにも選挙権がない。


市町村ごとに選挙権のある人のリストとして選挙人名簿を作っている。

選挙人名簿は3ヶ月同じ市町村にいる日本国籍の住民を並べたリストだ。

一旦追加されると死亡・日本国籍の喪失があった場合、その時点で選挙人名簿から除かれるものの、

転出の場合は4ヶ月経過するまで選挙人名簿に名前が残る。

なので、僕は新住所地の選挙人名簿には登録されていないものの、旧住所地の選挙人名簿には名前が残っているはず。

実はそうなんですね。

転入後3ヶ月以内に転出するような特殊なケースを除けば、日本に住み続けている日本国民はどこかの市町村の選挙人名簿に名前が載っている。


けど、旧住所地で4月に行われる選挙において選挙権はない。

その選挙が国政選挙ならば旧住所地で投票できるのだが、

地方選挙の場合、その区域を越えて転出した場合、選挙人名簿に名前があっても投票できない。

市町村の選挙ならば、転出した時点で投票できなくなるし、

都道府県の選挙の場合、都道府県を越えた転出ではその時点で投票できなくなる。

同一都道府県内の転出の場合は、同一都道府県内に留まっていることの証明書を用意すれば、旧住所地で投票できることになっている。

新住所地で証明書をもらって、旧住所地に提出して、もし不在者投票なら投票用紙を新住所地などに持参してと、えらくめんどくさいな。


ところで、ニュースで統一地方選挙という言葉が出てきているが、

実は4年に一度、4月の特定の日に地方選挙が集中するように法律に仕向けられているのだ。

地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律

平成27年3月~5月に任期満了する地方公共団体の議員と長の選挙は特定の日に統一すると決められている。

都道府県と指定都市は4月12日、その他の市町村と特別区は4月26日、前半戦と後半戦と言われてるのはこれ。

あと任意で6月10日までに任期満了になる場合もこの日程で選挙が出来ることとなっている。


ただ、いくら4年中の3ヶ月間に任期満了になる選挙を集約したところで、

そもそもこの期間にまとまって任期満了を迎えなければ何の意味も無い。なぜまとまって任期満了を迎えるのだろう。

今年は2015年だが、さかのぼること68年前、1947年の春、日本国憲法の施行を前にして多くの都道府県・市町村で選挙が行われた。

その後、議会の解散、長の辞職などなければ、4年で任期満了を迎え、選挙が行われ、また4年後に任期満了を迎え……となる。

こうして1947年から4年ごと、春に多くの地方選挙が集中することになったのを集約したのが統一地方選挙なんだそうだ。

4月に引っ越しで投票できなくなる人が多いのを狙ってるわけではないはず。


とはいえ、議会の解散、長の辞職などで任期満了を待たずに選挙が行われることは少ないにしてもあるし、

そうでなくても、新設合併が行われれば改めて議会や長の選挙はやり直しだし、統一地方選挙での選挙件数は減少傾向にあるそうだ。

(いちからわかる!)統一地方選、一斉にやるといいことがあるの? (朝日新聞)

合併も解散もめったにない都道府県議会の統一率は47のうち41だからかなり高いけど、知事選挙になるだけで47のうち10だからねぇ。

統一地方選挙の意図は選挙についての興味を高めるためだそうだけど、

これだけ統一率が下がると、全国的に選挙があるとはとても言えないよね。

むしろ同一都道府県・市町村の長と議会の選挙を統一する方が興味を高められるような気がする。


本当は新住所地の選挙にも興味はあるんだよね。

地域が違えば選挙の争点も違うなぁと、選挙公報を見ながら思ってたんだけど、

これから住む地域の方向を決めるわけで、本当は大切なんだよね。

これを逃すとおそらく4年間機会がないわけだから惜しいのだ。

もちろん3ヶ月経たないと選挙人名簿に登録されないことの意義もわかるんだけどね。

いろいろお得なクラブ活動

今日は研修を終えたら、職場のクラブ活動に行ってみた。

行ったのはなんと書道部、不思議なご縁もあったもので。


うちの事業所では全従業員から毎月レクリエーションにあてる費用を徴収している。

徴収したお金はレクリエーション活動で使われるわけだが、そこにクラブ活動がある。

他にも多くの従業員が楽しめる行事もあるので、クラブ活動に参加せずとも恩恵はあるのだが、

せっかくならクラブ活動にも参加できればお得だなと思った。が、さほど興味の引かれるクラブがあるわけでもない。

そんなことを思いながら連れられるままにクラブ活動の紹介イベントにとりあえず出向いてみたのだった。

そこで興味を引かれたのが書道部だったのだ。知ってる先輩もいたので親近感を覚えたのも理由かも知れない。


そんなわけで書道部の活動場所に行ってみるとその先輩がいた。

新人は僕だけで、他に4人ぐらい来ていたけど、そんな歳を食った人はいないがそれなりに広がりはあるのかな。

それで指導してくれる先生が来たわけだけど、話を聞くと、この会社を定年退職した人で今では筆を使った仕事をしておられるようで。

そんなこともあって筆で書くときに考えていることを見せてもらって聞いて、

自分でも手を動かしてやってたわけだけど、「へぇ、こんなこと考えてるんだ」とかなり驚いた。

実際、筆でいろいろやってみると、思い通りにいかないところはあるけど、おもしろいなと。

これは面白い終業後の楽しみを見つけたなと思った。


それにしても職場のクラブ活動って実際どんなもんなのよ?

というのは常々思っていたことで、こうやって実際に来てみるまではピンと来なかったんだけどね。

書道部の活動は主に月2回、終業後1時間ぐらいの活動だから、活動の規模としてはささやかなもんよね。

それとて仕事の状況によって来れないことだってあるわけで、かなり気ままなものだ。

一方で、今日来ていた人の1人は1時間ぐらい書いて行ったら、仕事に戻らんとといい職場に戻っていってしまった。

仕事が忙しいからこそ気分転換にという思いだったのだろう。

いいやり方かはともかく、クラブ活動を通じて忙しい仕事にゆとりを生むこともできるかもしれない。


そんなわけで書道部はたまのゆとりとして、新しい挑戦として役立ちそうだと思った。

行けるとき行けないときがあるけど、ちょっとずつやっていけたらなと。

毎月の課題に挑戦したり、展覧会の作品を作ったり、そういう出力までつなげられるかはともかく、やってておもしろいのが一番いい。