うっかり買いすぎた

水曜から月曜まで6連休を取ることにしている。これで関西に行くと。

休み前にいろいろ帳尻合わせをしておかないといけない。

仕事のこともそうだけど、それよりも悩んでるのが冷蔵庫の中身のこと。


別に冷蔵庫の電源を切るつもりないから、日持ちする物はまぁいい。

玉ねぎもいいし、卵も生食しなければ大丈夫だ。

ただ、その他の野菜類がまずくて、買い方を間違えちゃったなぁと、

週末にイトーヨーカドーから帰ってきてから後悔している。


できるだけキリよく食べられるように献立を調整しているところだが、

茄子とカボチャはどうにもならないのはほぼ確定している。

ではどうするか。調理して冷凍しておくのだ。

カボチャは炊いて、今日食べなかった分は冷凍しておいた。

茄子は炒めて冷凍すればなんとかなる。


なんでこんなことになってしまったのか。

考えが足りなかったというのもあるし、勘違いしていたのもある。

水曜から休暇で、その日は朝から出かけるのに、水曜の献立までおぼろげに考えていたのだ。

幸い、肉・魚を買いすぎることはなかったのだが、野菜類の分量は明らかに間違えていた。

割安感があるからと買いすぎるとこうだ。

いつもは継続して食べるから問題にならないのだが、切れ目があるときは大問題だ。


旅行といっても、行くのは勝手知ったる土地だし、寝泊まりするのは親元、

往復とも新幹線だから予約だってあまり気にしていない。(さすがに往路は昨日指定してきたが)

そんなんだから冷蔵庫の行く末にも無関心だったのかも知れない。

まぁなんとか食材が無駄にならない道筋は立てられたのでいいかなと。

ドラマを収めたCD

最近、ドラマCDの収集なんてやっている。

中古屋に転がってることは少ないけど、あればお値打ちな掘り出し物であることは多い。

ちょっと地味な存在ではあるのだが、漫画やゲームに声を付けるという点でもっとも手軽な方法ということで、

実はそういうものがあったという作品はけっこうある。


ところで音楽CDは大きくシングルとアルバムに分けられるが、現在はどちらも12cmのCDを使っている。

昔はシングルでは8cmのCDを使っていたというが、今ではほとんどない。

今でもマキシシングルという言葉を見ることがあるが、12cmCDを使ったシングルCDって意味ね。

12cmのCDだと74分とか80分とか収録できるので、2,3曲収めるぐらいでは有り余ってしまう。

そこでかつては8cmCD(収録時間は20分程度)を使っていたのだろうが、8cmCDに対応しない再生機器も増えてきた。

別に小さくしたところでさほどメリットはないということで、8cmCDは廃れ、12cmCDに集約されたということだろう。


この余った時間をどうやって活用するか。よくあるのはボーカルなしのバージョンを収録するということ。

ところが、アニメ・ゲーム・漫画関係のCDではここにドラマを収めるということも行われている。

極端なものだと、音楽2曲+ドラマ50分というほとんどドラマCDみたいなものもある。

ここまでドラマの収録時間の長いものは珍しいが、20分ぐらいのドラマが収録されたマキシシングルはけっこう覚えがあって、

ドラマもあるしなぁと買ったCDは数多い。


歌手のCDであればあまりない取り合わせのような気はする。

ラジオのCDという名目で、ラジオの主題歌のCDにしゃべりを付けたという例は見たことがあるけど。

アニメ・ゲーム・漫画でキャラクタの声を載せる手段として、音楽CDにも期待しているということの表れだろう。

製作費的にはどうなんだろうね? 音楽をつくるついでで済むようなことなのかどうなのかということだが。


純然たるドラマCDにしても、音楽CDに付随するドラマにしても、ニッチな存在かなとは思うのだけどね。

というのもアニメーションになってしまえばそっちの方が注目されるし。

ただ、絵を付けるよりは製作費安そうだし、そういうところで重宝されることもあると。

それは確かなんじゃないかなと、最近発見した掘り出し物を聞きながら思っている。

共済掛金には内訳がある

年末調整の書類が配布されたので、生命保険料控除の金額を書いて提出しないとならん。

というわけで、全国生協連から届いていた共済掛金払込証明書を見ながら書いた。

そして裏面に証明書を貼って完成と。


現在の生命保険料控除は 一般の生命保険料、介護医療保険料、個人年金保険料の3種類に分かれている。

所得税ではそれぞれ2万円まで全て所得控除、2万円~4万円は半分所得控除、4万円~8万円は1/4所得控除となり、

それぞれの区分ごとに最大4万円の所得控除が受けられる。

住民税は12000円まで全て所得控除、12000円~32000円は1/2所得控除、32000円~56000円までは1/4所得控除、

と全体的に上限が低めに設定されている。


一般の生命保険料は生死に関わる保険の保険料、介護医療保険料は入院・通院などに関わる保険の保険料があてはまる。

実際の保険というのは生死に関わる保障だけでなく、入院時などの保障もあるので、これを分別して考える必要がある。

なので生命保険料控除用の証明書では区分ごとに分類した金額が書かれている。

保険料を払っているときにこの区別を意識することはないと思うが、内部的には内訳があるらしい。


僕が受け取った共済掛金払込証明書にはこう書かれていた。

一般の生命保険料(新保険料等) 494円

介護医療保険料 11586円

控除対象外(損害保険料)の金額 2049円

僕が加入しているのは 入院保障2型 という入院保障に重きをおいた共済なので、多くは介護医療保険料に該当する。

死亡時に支払われる共済金は 10万円しかないからね。それに対応する共済掛金は年494円だったと。まぁそんなもんかね。

ただ、残りが全て介護医療保険料に該当するのかというと、そうではなく損害保険料の部分も含まれているよう。

事故による入院・通院に対する保障は損害保険料に該当って話なのかな?


どちらの区分も12000円を切っているので、所得税・住民税とも全額控除になる。

住民税の税率は10%、所得税の税率は微妙なラインだがとりあえず5%かな。

あわせて15%分の税金が軽減されるとすると、1800円ほどか。

もともとの掛金が安いので絶対額はさほど大きくないが、割合で見ると大きな恩恵を受けられる。

月々の共済掛金が2000円で、そのうち4割ほどが割戻金で戻ってきて、月あたり150円程度の税金が軽減されていると。

総じて月々の負担は1000円ほど、いかに手軽な金額かという話だ。


ところでこの書類を書くときに自分の名前を4回も書く必要があった。

なぜかというと、保険の契約者と保険金の受取人の名前、どちらも自分の名前を書く必要があって、

それを2区分どちらにも記入する必要があったからだ。

名前のスタンプを用意しておけば楽できたのだが、そんなのもうもってないからな。

家族何人かの保険料を列挙して書くのに比べたら大したことないんだろうけどさ。

身動きが取れないほど混雑するんだと

ラジオ見てると、そろそろハロウィンだということで話題になることが多く、

中には仮装する出演者も。映像付きラジオだから仮装する意味があるわけだが。

映像なしのラジオで仮装しても、なんのことか分からないし。


ハロウィンといってもそんなになじみのあるものではないし、というのが僕の感想だけど、

世の中にはこれに乗じて街に繰り出すような人もいる。

特に東京・渋谷はすさまじいことになるそうで、

NHKいわく「去年は身動きが取れないほどの混雑に見舞われた」とのこと。

地元の放送局が言うのだからそうだったのだろう。


警察も手を焼いているそうで、なんとかならんもんかと頭を悩ませたのだろう。

別にハロウィンに限らないけど、なにかにつけて渋谷の街に人が集まると大変なのが渋谷駅前交差点のこと。

スクランブル交差点として有名だが、スクランブル交差点ゆえに人の流れを制御しにくいという問題がある。

おそらく警察でもノウハウが蓄積されてはいるのだろうが、そうはいっても大変だろう。

あと、あまりに混雑がひどくなった場合は、道玄坂・文化村通りの一部の車道を閉鎖して歩行者用に開放すると予告している。

これは初めての試みだそうだが、それで混雑が緩和できるなら意味があるということだろう。


身動きが取れないほどの混雑という話だから興味本位で見に行くものではないだろう。

ちょうど、この週末は市内で引きこもる予定だったから、うっかり東京に出かけてハロウィンに巻き込まれる心配もあるまい。

不要不急の外出はやめようというほどのメッセージは示されていないが、

巻き込まれたくないならやめておけというのは別に間違いではないだろう。

後ろ向きな話だが。

他社の同一駅名で悪質なもの

最近、引っ越した人がいて、今どこに住んでるんだっけ? と聞いたら「西武立川だ」という。

確かに西武立川駅ってあったような気がするけど、なんか変なところにあった気がするんだよな。

どうも西武拝島線の拝島駅の1つ隣の駅だそうで。


同じ名前だけど、会社が違うと場所が違うというのはけっこうある。

例えば、阪神電車の野田駅とJRの野田駅、同じ名前だが地下鉄の接続駅が違う。

阪神野田駅の接続駅は野田阪神駅で、JR野田駅の接続駅は玉川駅と。

さらに言うと、JR東西線には野田阪神駅の接続駅があるんだけど、これは海老江駅と命名されている。

同じ名前で違うところにある駅と、同じところにあって違う名前の駅が交錯する複雑な例である。


西武立川駅という名前だけから想像すれば、西武にとっての立川市の玄関口のように思えるが、そんなことはない。

そもそも西武拝島線は立川市内に3つの駅を持っているのだが、その中では最も乗降客数の少ないのが西武立川駅である。

ただし、この中ではもっとも古くからある駅ではあるそうだが。

さらに立地も昭島市との境目に近い。

近くにグリコ乳業の工場があるけど、あれ昭島市なんだよね。確かに製造者のところに「昭島市武蔵野――」って書いてあるな。

よくもそんなところに西武立川駅なんて命名したもんだ。


悪質な同一駅名というのは時々あって、関西だと阪急の六甲駅と神鉄六甲駅がすごく離れているという話がある。

阪急六甲駅は灘区、神鉄六甲駅は北区ということで、六甲山を挟んで反対にある。

ただし、2つの六甲駅はいずれも六甲山の玄関口ということで命名されたという点では共通している。

阪急六甲駅は表六甲ドライブウェイ経由のバスまたは六甲ケーブル行きのバスの接続駅となっている。

じゃあ神鉄六甲駅は? 登山道のスタート地点に近いらしい。

北区側から乗り物で六甲山に登りたければ、有馬温泉からのロープウェイを使う必要がある。

どっちかが一方的におかしいとは言えないが、神鉄六甲駅は後発の割に説得力に欠ける。


地域に暮らす人ならば、こういう紛らわしいことがあっても区別できるから大丈夫なんですけどね。

ただ、他のところから来た人にとっては困っちゃうかも知れないから。

勘違いしてしまったとしても、最初に書いた2つの野田駅は歩いて500mまたは千日前線で1駅間だから傷は浅いが、

JR立川駅と西武立川駅は7kmほど離れていて、電車で30分ぐらいかかるので、かなり深刻だ。

そんなアホなやつがおるのか? いないことを願いたいが、ないとは言えないだろう。

去年の有給休暇を使い切り

給与明細を見てたら、先月までで昨年度繰り越し分の有給休暇を使い切れたようだ。

これで今年度末の有給休暇失効は回避出来た。


有給休暇は翌年までは繰り越しできると、労働基準法で決まっている。

これは最低限の基準で、これよりも手厚い規定を決めることは自由である。

実際、僕が働いている会社だと失効有給休暇の積み立てという制度があって、

病気などで長期休業せざるを得なくなったときには、過去に失効させた有給休暇を充てることができると。

あまり使いたくない制度だが……


有給休暇の残日数は勤怠システムで簡単に確認できる。

先月末時点での数字しか表示されないから、ここから今月にすでに取得した日数を引かないと正確じゃないが。

ただ、このシステムの表示は繰り越し分と今年分の区別がつかないんだよね。

給与明細ではこれを区別するのに必要な情報が書かれているので、それを見て確認してたと。

ただ、表記法が紛らわしいんだけどね。読み方知らない人も多そう。


1年分の有給休暇を使い切るのに1年半かかってしまったが、

原因はだいたい新人研修のせいで、研修中は一斉取得日以外で休暇を取っていないので、その間減らなかったのだ。

研修が終わってから先月まで数えると10ヶ月だから、一斉取得日を考慮するとだいたい妥当なペースだろうと。


安定したペースで休暇を取得するのには4月に引いた計画取得日が役立っている。

休暇をトータルでデザインする

なんとなくやってても有給休暇は消えないんだよね。

あらかじめ計画を立てておくと自分にとっての目安になるし、上司や一緒に仕事してる人にも説明しやすい。

このとき、今年度付与分の9割分(一斉取得日を含む)の日数だけ計画取得日を決めておいた。

実際にはここから日を動かしたり、計画取得日を撤回したりというのもあったが、だいたい予定通り。

それ以外で数日、休暇を取っているので、このまま計画分を取得しきると今年度付与分と同じ日数だけ取ることになるのかな。


今年度はこんな具合だけど、来年度はどうかね。

勤続年数が増えるとちょっと有給休暇の付与日数が増えるんだよね。

けどこのまま行けば、今年繰り越しすぎて、来年消化しきれないという心配はあまりないかな。

となれば来年度に計画的に取得できるか。それが全てのような気がするな。

並列つなぎにしてもいいから

はんだ付けはあまり得意ではないが、やれと言われればやる。

回路のある部分の抵抗値を変えて動作を確かめろという話がありまして、

ここの抵抗を xxxΩ に差し替えて、この部分の抵抗を yyyΩぐらいにするという話になった。

xxxΩの抵抗はあるということで考慮されていたのだが、yyyΩについてはあまり考慮されてなくて、なんか細工しないといけない。


実際に回路をあれこれいじったことがある人にはピンと来る話なんだけど、

抵抗やコンデンサで 470Ωとか 47pF とか、47って数字の並びをよく見る。

だいたいこういうのって 500Ωぐらい、50pFぐらいで適当に抵抗を選んだんだと思うんだよね。

抵抗値の表示方法  (KOA)

E12系列とかE24系列ってのがあって、抵抗やコンデンサの値はこの並びで用意されることになっている。

一般的には抵抗がE24系列、コンデンサがE12系列だっけ。

E12系列でラインナップされているコンデンサだと、
10pF, 12pF, 15pF, 18pF, 22pF, 27pF, 33pF, 39pF, 47pF, 56pF, 68pF, 82pF, 100pF, 120pF……   という品揃えになるってこと。


本当はE24系列だと yyyΩ の抵抗ってのはあって、そこは考慮されていたのだが、

この職場ではあまり使用頻度が高くないようで、今すぐは出てこないという状況だった。

ただ、そこは2つの抵抗を並列つなぎにすることが簡単にできるところだったので、

手元にある抵抗を見ながら、いくつか並列の合成抵抗を計算したら、だいたいyyyΩになる組み合わせが出てきた。

これぐらいでいいですかね? と設計担当者に問い合わせて、OKじゃないのということで、その案によって改造した。

抵抗を2つハネて、3つ付けると。砂みたいな抵抗じゃなかったからそんなに難しくなかった。


複数の抵抗を組み合わせて所望の抵抗値を作るというのはこの職場ではいろんなところで見る。

実験用に2kΩのリード付きの抵抗が欲しいと思ってもなかなか見つからないので、そこら辺に転がってた1kΩの抵抗を2つ直列にしたり、

プリント基板に2つの抵抗を直列つなぎにできるパターンが用意されていて、

それを使えば工場であれこれ抵抗を在庫しなくても所望の抵抗値を作ってあれこれできる設計になってるとか。

その部分をはんだ付けしてるときには「わざわざ抵抗2つに分けやがって」と思ったが、そういう事情があったらしい。


と、このあたりのチョイスにはいろいろな意図があるらしい。

ここ何Ωとかここ何Fとか、そういう仕事をしたことがないから知らなかったんだけど、

回路図を書くような人はけっこう考えてるということらしい。

ATMは囲い込むものらしい

ファミリーマート内のゆうちょATMの取扱を調べていたとき、

ゆうちょ銀行がファミリーマートと組むのは必然だったという記事を見つけた。

日本郵政×ファミリーマート提携の背景 セブン・ローソン・ミニストップではダメな理由 (ビジネス+IT)

理由は、セブンイレブン、ミニストップ、ローソンは自社でATM運営会社を持っている中で、

残された大手コンビニはファミリーマートしかないということらしい。


セブンイレブンはセブン銀行、ミニストップはイオン銀行という銀行、

ローソンはローソンATMネットワークスというATM管理受託業者を持っている。

そんな中でファミリーマートは自社系列ではないE-netのATMがメインだと。

E-netはコンビニではデイリーヤマザキなど、スーパーや多種多様な施設に設置されている。

そういえばイオン銀行ができる以前はミニストップもE-net ATMがあったんだよな。もうだいぶ前の話だが。


アイワイバンク銀行(セブン銀行の旧社名)ができたのは2001年だからもう15年も前のことなのか。

イトーヨーカドー、セブンイレブンへのATM設置のために銀行を設立するということで驚きも大きかったそうだが。

ATM手数料で稼ぐという商売はあまりよく思われないところもあるが、わりと好評なんだろうと。

2007年にイオンはイオン銀行を設立している。

小売業の銀行参入は2例目だが、こちらはATMだけでなく有人店舗も設置し、フルサービスの銀行を指向している。

あと、ローソンも銀行業参入の意向ということで、どういう形になるのかわからないが、

ローソンATMネットワークスも銀行へ発展することになるのだろう。


実はファミリーマートも、旧サークルKサンクスの傘下にあったゼロネットワークスというATM管理受託業者を持っている。

ZEROBANK(大垣共立銀行)とBankTime(りそな銀行)のATMの管理を受託している。

ただし、旧ファミリーマートはこういう形でATMの管理を囲い込むことは考えておらず、E-net ATMに頼ってきた。

今後も自社で囲い込む意向がないからこそ、ゆうちょ銀行との提携拡大に向かったのでは? という理解だろう。


ファミリーマートのゆうちょATMをどのように活用するかはゆうちょ銀行にかかってるわけだが、

もしかするとこのサービスはファミリーマートとの提携を意識したものだったのかもしれない。

ゆうちょダイレクト+(プラス)について (ゆうちょ銀行)

ようは無通帳口座なんだけど、最近こんなのを始めた。

ゆうちょ銀行といえば、ATMで通帳だけで出金できたり、わりと最近まで副印鑑票が残ってたり、やたらと通帳重視の印象があった。

ところがファミリーマートのATMでは通帳は使えないなどの事情もあるので、無通帳口座のニーズはあるのでは? と考えたんだろう。

いまさらのような気はするけど、ゆうちょ銀行がこういう方向に舵を切るということは大きな変化なのだと見ている。

CDを保管するスペースが惜しいから

秋葉原に中古のCDを買いに行くことはあまりに多いのだが、

その店に「音楽CD買取 最低10円保証」という貼り紙がされていた。

そういえば家で音楽CDを保管してる箱がもうパンパンなんだよな。

捨てるのも金がかかるので、10円で買ってくれるならと一部を売ることにした。


もともとアーカイブ性の高い物を中心に買い集めていたので、現物で持っておきたいものは多いのだが、

一部はさほどでもないので、そういうのは売ってしまおうということで、選別した。

そしたら31枚のCDが売却対象として出てきた。

これをツクモの丈夫そうな紙袋に入れて、電車で秋葉原まで運んで店に持ち込んだ。


全てが10円になるとは思ってなくて、これは100円とか200円ぐらいで買ってくれるだろうという期待もあった。

31枚のCDに対する査定結果はこのとおりだった。

400円×3枚、300円×8枚、200円(帯が痛んでたから減額された)×1枚、50円×2枚、10円×11枚

残り6枚は値段が付かないが、まとめて10円、計4020円

平均130円だから思っていたよりは高かった。

ありそうだと予想してた100円前後の査定は少なく、400円とか300円とかそれなりにまともな値段が付くか、最低保証の10円に二極化した。

最低10円保証といいながら、6枚のCDに値段が付かないとはひどい話だが、予想としては、

1枚は極端な供給過多、2枚は店の趣旨に合わない(?)、2枚は通常の流通経路に乗ってない、あと1枚の理由は不明だが、まぁ微妙なCDか。

市場で流通していないCDなどはその限りではないなど注意書きはあったので、そういう裁量もアリだろう。

このうち2枚は値段が付かないぐらいなら持って帰るということにしたが、4枚でも10円という条件は変わらなかった。


10円で買い取ったCDも店頭に並ぶとすれば600円とかそんなんになるんじゃないかな。

ただ、どれぐらいの確率で売れるかというのが問題で、このまま不良在庫になりかねんというリスクもある。

そこら辺を考慮しての値付けなんだろうなと理解している。

400円で買い取ったCDはそんなに高い売値を付けられるとは思えないのだが(定価がかなり安いので)、

それでもこの値段が付いたのは売れる確率が高いという考えなのだろう。これは強気の値付けだなと思った。


31枚も売ったわけだが、その一方で今日だけで中古CDを5枚も買っている。

こんなのではスペース問題はあまり解決していないわけで、さらに踏み込んだ整理も必要かも知れない。

なかなか難しいんだけどね。CDがあっても実際に活用するときは取り込んだデータを使うから。

それでも現物を持っているからできることってのがないわけではないから。

また様子を見て考えましょうかね。

今日の結果を見て、これは売る価値が高いのでは? というのも見えてきたので。

ファミリーマートではできるのに

ゆうちょ銀行の口座に送金するのに、イトーヨーカドーに行ったときにATMに向かった。

イトーヨーカドーのATMは休日でもやってるし、やってる時間も長いし。

そんなことを思って夕方に通帳も持ってイトーヨーカドーに向かったのだった。


送金の前に、まずは口座に入金しないと。

と思ってATMに向かって「預け入れ」のボタンを押そうとすると……あれ? ないぞ。

変だなぁと思ってATMの上にある案内書きを見ると、土曜は預け入れの取扱時間が17時までになっていた。

送金できないという可能性はあるかも知れないと思ったが、入金できないとは予想外の展開である。


ATMのサービスが時間内と時間外で変わるということはある。

高専時代に部活の打ち上げで小銭だらけになった巾着袋をさっさとどうにかしたいと思い、取引していた地方銀行のATMに向かった。

当時、その銀行は入金の時間外手数料はなかった。(cf. ATMで入金するときに)

店舗内ATMだったから硬貨での入金もできると思ったのだが、時間外だと硬貨は受け付けてくれなかったのだ。


こりゃ明日出かける前に郵便局に寄って送金かなと思ったのだが、

この近くのファミリーマートにゆうちょATMがあるということを事前の調査で偶然発見したので、そこに行ってみた。

すると「預け入れ」というボタンがあるではないか。

なぜかファミリーマートのATMではできるらしい。

ここで入金だけして、またイトーヨーカドーに戻って、通帳記帳も兼ねて送金をした。


なんでファミリーマートのATMではできたんだろうね?

確かにゆうちょ銀行のWebサイトを見ると、ファミリーマートのATMは利用可能時間が少し違うことが書かれている。

ゆうちょATMのご案内 (ゆうちょ銀行)

あんまりないけど、ファミリーマート以外のATMでもほぼ24時間営業(0時5分~23時55分)のところもある。

ただし、それでも預入、定期・定額貯金、現金での払込は時間制限がかけられている。

あと、ほぼ24時間営業のATMでも日曜・休日の21時から翌日7時までは休みになる。

ところがファミリーマートのATMはこのあたりの制限はほとんど見えない。

定期・定額貯金、現金での払込はそもそも対応していない。預入の時間制限はなし。

日曜・休日も23時55分まで営業し、翌日も0時5分には営業を開始している。

ただし、他の金融機関への振込に限っては他のATM同様に日曜・休日の21時から翌日7時までは休止する。


この差は何なのかはよくわからないが、

少なくともファミリーマートのゆうちょATMはコンビニATMは24時間使えて当然という期待に応えたものにはなっている。

日曜・休日の21時から翌日7時さえもファミリーマートではほとんどの機能が提供されているのは驚きだ。

システム上、どうしても制限を受ける機能というのはさほどなく、意図的にATMで制限をかけてきたという経緯がよくわかる。

機械的なメンテナンスの都合かもしれないが、この程度の休止で何か変わるかね?


ところで、ファミリーマートは店舗に設置するATMをゆうちょATMに統一する方針を示している。

ファミリーマートのATMは、E-netが大半だが、am/pm、サークルK、サンクスから継承した店舗ではその限りではなかった。

かつてのam/pmはSMBCのATM、@BANKを設置してきた。

後に@BANKは撤去されることになったのだが、このときに代わりに設置されたのはゆうちょATMだった。

サークルK・サンクスは E-net ATMを設置した店舗もあったが、

地域によりBankTime(りそな銀行)、ZEROBANK(大垣共立銀行)のATMを設置してきた。

これらもゆうちょATMへの置き換えが行われつつあるらしい。まだ途中だけど。


僕としてはE-net ATMでもゆうちょATMでも、スルガ銀行の提携先には違いないのであまり問題ではないが、

多くの人にとっては大きな変化なんだよね。

ゆうちょ銀行の口座は広く普及していて、時間外手数料がないというポリシーは24時間営業のATMでも変わらない。

今までもゆうちょ銀行のATMは郵便局にたくさんあったけど、営業時間が短いのが悩みだった。

それに対してファミリーマートの24時間営業のATMというのはかなりありがたい話だ。

一方で他の銀行との提携については、ほとんど手数料がかかってしまう。

E-net だと無条件または特定の条件を満たすことでATM手数料を無料にする銀行は多い。

みずほ銀行もE-net・ローソンATM・セブン銀行での引き出しは条件を満たせば月4回まで無料だ。

ファミリーマートの動きを受けて、ゆうちょ銀行を特に優遇する銀行も出てくるかもしれないが、現状ではなかなか。

ゆうちょ銀行の使い勝手をよくなることを喜ぶか、E-net ATMを失うことを惜しむか。意見が分かれるところだろう。