ファミリーマートに「Famima Cardで最大5%割引」とあって、
最大5%ってどうせ達成出来ないような条件なんだろうと思ったが、
実はファミペイアプリを持っている人なら容易に達成出来て、
なおかつそうでなくても3%割引なので十分にお得である。
従来からのファミマTカードはそのままファミマカードに移行している。
これが今年9月から制度が変わっていたわけですね。
で、ちょうど今日、ファミマカードが届いた。
Tカード機能はないだろうが、それ以外はカード番号を含めて同じはず。
ただ、従来はこのカードは引き出しにあって持ち歩いてなかったと。
なぜならば、このカードはFamiPayチャージの手段として使うのがほとんどの用途になっていたためである。
しかし、今後はこのカードそのものが重要になる。
というのも冒頭に書かれた割引というのはプラスチックカードで払った場合のみ適用されるためである。
従来はFamiPayチャージしてFamiPayで払うというフローだと、
チャージで0.5%、FamiPay決済時に0.5%のポイントがFamiPayで付与される。
これはクレジットカードで直接決済した場合と同等だったはず。
ところが今後はここに大きな差が付くわけですね。
ファミリマートでの普通の買い物はファミマカードで直接払う方がだいぶ有利だと。
かといってファミペイアプリがいらないわけでもない。
まず5%割引になる条件がファミペイアプリで「Famima Card連携」ができていることである。
めったにする操作ではないのでやや入り組んだところにあるが……
では、これさえしておけば店頭でアプリを出すことはないのかというと、
そうもいかなくて、なぜならポイントカード、電子レシート、クーポンなどはアプリが必要だからである。
なので、ファミペイアプリを読ませた上で、ファミマカードをタッチして支払うというフローになる。
FamiPayで払うならアプリを読ませて、FamiPay払いとするだけなのに。
というわけで正直面倒である。
よくよく振り返ってみると、ファミマTカードはポイントカードを内包していて、
これ1つ読み取れば、ポイントカードと決済手段が済む仕組みだった。
ただ、8月末でプラスチックカードのTカードのファミリーマートでの取扱が廃止、
それにより、この仕組みもなくなったわけである。
当然、これはファミマTカードからファミマカードへの切替も関係する話だが、
TポイントとVポイントが統合されたなど、周辺環境の変化もある。
ファミマTカードができたときには、これ1つで決済・ポイント・割引がすべて済むという話だった。
当初、僕がこのカードを作ったときは17歳だったのでクレジットカードなしのカードを持っていた。
主目的は決済でもポイントでもなく「今お得」の割引だった。
時代を経てファミペイが導入され、クーポンがこれで配布されるようになり、
「今お得」もファミペイアプリ呈示で追加のファミマポイントが付与される制度になった。
ファミペイアプリを呈示するとお得で、決済手段にFamiPayを使うと楽ですよという形になった。
(特定日のPOSAカードなどFamiPay決済特有のキャンペーンもあるが)
ところが今年9月からは決済手段はファミマカードの方がお得ですよと言い出したわけである。
ただ、これも書いてて思いだしたのだが、FamiPay翌月払いって、
ファミペイローンの契約があると(利用はなくてよい)、利用額の最大5%のポイントが付与されるんだよね。
ただしローン契約での上乗せ分4%は月500ポイントが上限、
すなわち月12500円までの利用が5%付与になるイメージである。
ファミリーマートでの利用がこの範囲ならば実質等価では?
という見方もあると思うが、これはファミリーマートでの利用に限らず適用される。
だいたい僕はこれをPOSAカードの購入やバーチャルカード決済など、
ファミマカードで5%割引にならない使い方に充てることが多い。
だからFamiPayで払ってもファミマカードで払っても同等程度とはなかなか言えない。
ファミペイアプリ呈示でファミマカード決済ができればいいんだけどね。
こういうことを言うのは当然、iAEONアプリを意識してのことである。
iAEONアプリは 決済(AEON Pay)・クーポン・レジゴーの機能が全て内包されている。
イオンカード決済でポイント○倍押しというのはAEON Payで払っても適用されるし、
AEON Pay特有のキャンペーンも多く行われている。便利でお得である。
ただ、クーポン機能はイオングループ各社で足並みが揃わないところもあって、
一番ダメなのがよりによってイオン(イオンリテール)なんだよな。
イオンお買物アプリという独自アプリでのクーポン配布が続いている。
iAEONアプリに統合しそうなそぶりは見せているのだが、まだ統合には至っていない。
ファミペイをファミリーマートにおける万能アプリにするのだと、
今までやってきたはずなのにファミマカードの方針転換で崩れてしまった感がある。
ファミマカードの発行元はポケットカード、その歴史をたどればマイカルカードに至る。
マイカルが経営再建でイオン傘下に入る前にマイカルカードが切り離され社名変更、
その後に提携関係も切れたポケットカードは伊藤忠商事(ファミリーマート)との提携に軸足を移した。
当初はファミマクレジットからの委託という形だったが、2012年に完全移管されている。
現在のポケットカードの会員の大半はファミマカードによるものと思われる。
旧来からのマイカルカードの顧客基盤はほぼ失われたのが実情だろうが、
従来顧客のつなぎ止め、あるいは新規誘客の策としてP-oneカードでは利用額を請求時に1%割引にする仕組みがある。
Tカード(Vカード)の搭載が終わるのにあわせて、ファミマカードもこちらの方式に移行した形である。
ようはポケットカードの都合により、FamiPayより有利な制度になってしまったんじゃないかと。
ファミリーマートもポケットカードも伊藤忠商事の子会社ではあるが、
それぞれ別の歴史を持つ会社であり、必ずしも足並みが揃っているわけではないということである。