ノートPCの部品は売れるか

研究室の学生がノートPCを分解したら出てきたといって部品をくれた。

その部品というのは、

  • DDR2 SDRAM 512MB(サムスン電子製) 2枚
  • Mini PCI 無線LANカード(アルプス電気製)
  • Turion X2

おもしろいけど、使い道なんてない。


ただ、これを売ることはできるのではないか。

まずメモリというのは売りやすい。まずこの値段を調べてみた。

DDR2 512MB DDR2-533 SODIMMの買取価格 (じゃんぱら)

10円とか書いてある。まぁそりゃそうですよね。そんなに需要がない。

これが1GBなら700円とかだから、この違いは大きいですね。

700円ならなかなかのものかとおもったが見間違えてた。


問題はMini PCIの無線LANカードとTurion X2か、どちらもどうしようもない代物だな。

というのもどちらもノートPCを開けて付けないとどうにもならんのよね。

無線LANカードは使い物になりそうだが、そもそも最近は無線LANが搭載されているノートPCが多いからわざわざ買って付けるほどでもないか。

Turion X2も既存のノートPCのCPUの交換にしか使えないから、あんまり需要はなさそう。

ただ、おもしろいのは確かだけどね。


ところでなんでこんなパーツが出てきたのかという話だが、

どうもノートPCのHDDを破壊したかったらしい。

そのために開けた時に役に立ちそうと思って取ったらしい。まぁ確かに役に立ちそうなものだとは思いますけどね。


ただ、このHDDこそ一番役に立つものだったのかもしれない。

160G 9.5mm厚 5400rpmの買取価格 (じゃんぱら)

160GBですら2800円もの買い取り価格を提示している。

使い道が多いですからね。単独で外付けして使うと言うこともできますから。僕ならとりあえず手元に置いときますね。

とはいうものの、データはどうなるんだという心配は確かにあるわけで、家で処分したい理由も分からんことはない。

買い取った業者もそのあたりの措置はするとは思いますけど、信用に足りるかは売る人の考え次第だろう。


そういえば、今のマシンを作る前に、壊れたマシンのCPU・メモリを売ったのよね。

壊れたのはマザーボードだからこのあたりは健在だったもんでね。

おかげでこのマシンの制作費はちょっと浮いた。まぁこういうのはいいですよね。

まぁけど、そのときまとまった金額になったのは、DDR SDRAMの値段が上がってたとかそういう事情もあるわけだが。

売れたらいいなぐらいの気持ちで行くのがよさそうですね。

また今度日本橋行く時に持って行きましょうか。売ってもかまわんと言ってたし。

鉄道車両を軽く作るか重く作るか

この前、JRが新しいディーゼルカーを買って、特急はまかぜに導入したそうだ。

特急「はまかぜ」への新型気動車の概要について (JR西日本)

写真見て驚いたのだが、ステンレスなのよね。最初見た時には新快速の車両に見えた。


最近ステンレスの車両って多いですよね。

JRの一般車両とか新しいのは全部ステンレスですからね。

ステンレスの場合、さびないので塗装する必要がない。というわけでほとんど塗装してない。

まぁ塗装しなくてもきれいだから塗装しないのはそれはそれで理にかなってるけどね。

ただ、特急までステンレスにして塗装を省略するのはどうかと思うけどね。

けど、そういう特急は多いみたいだね。かの有名なスーパーはくとの車両もそうみたいだし。


それからしばらくして、またJRが新しい特急車両を買うというニュースが出てきた。

特急「きのさき」「北近畿」などへの新型特急形電車のデザインについて  (JR西日本)

どう見てもサンダーバードにしか見えん。実際、ほとんど同じ車両らしい。

こんなのが北近畿方面と、そして和歌山方面にも走ることになったらしい。

まぁ、サンダーバードは新しい車両で走ってると言うことで評判もいいし、それを基本として作るのはまぁ理にかなった話か。


この車両はアルミ合金製らしい。

アルミもさびないのだが、光沢が低いということもあって塗装されることが多いようだ。

といってもさびないので鋼に塗装するよりかはよっぽど簡単なんだと思うが。

アルミというのはずいぶん軽いそうで、塗装してもステンレス製の車両より軽いようだ。

そんなわけで新幹線はアルミ製が普通だ。

近鉄も一般車両は新しいのはアルミ製らしい。といっても塗装してたらどれがアルミ製かなんてわからんが。


アルミかステンレスの車両ばっかりだなという印象を受ける。実際軽量化のためにどちらかであることが多いのは確かなようだ。

車両を軽量化すれば省エネにつながるので、確かに軽量化の意義は大きい。

ところが、昔ながらの鋼製の車両だって今でも作ってるようだ。

実は近鉄特急がそうなんですよね。

その理由についてWikipediaにこう書いてある。

車体に従来の特急車両と同様に鋼製車体を採用することで、大型連続窓に対応する高いねじれ剛性を確保するとともに、車体側面の鋼材厚さを減らすことで室内空間の拡大を図っている。
(w:近鉄22600系電車)

鋼製にすることで、窓を大きくして車内空間を広くできるかららしい。

そのためだけにわざわざ鋼製にするというのも驚きだが、相当なこだわりがあるらしい。

確かに新幹線みたいに窓が小さい特急というのもおもしろくないので、窓を大きくしてみたというのはいいことともおもうけどね。


ただ、その結果、近鉄特急の新車の一番重い車両は47.0tもの重さになってしまったようだ。

ちなみに近鉄の一般車両の新車は重くても35.0t、サンダーバードの車両でも42.5tだからかなり重いことがわかる。

山手線なんかで走ってるJR東日本の通勤用車両とか29tぐらいらしい。どんなけ軽いねん。

アルミ製やらステンレス製と比べるのは公平ではない気がするが、それにしても重いね。

やっぱりアルミ製やステンレス製の意義は大きいんだなと分かる話だ。

国民年金に入るよ

日本年金機構から郵便が届いた。

中には国民年金被保険者資格取得届が入っていた。


20歳になると日本国内に住んでいる人は国民年金には必ず加入しなければならない。

ちなみに国民年金には20歳未満でも加入できる。20歳になるまでにサラリーマンとして既に働いている人は入ってるはず。

ただ、それ以外の人は20歳になってはじめて被保険者となる。

ところで国民年金の被保険者には3種類ある。

  • 第一号被保険者 (第二号被保険者でも第三号被保険者でもない20歳以上60歳未満の人)
  • 第二号被保険者 (サラリーマンなど厚生年金の被保険者と、公務員など共済年金の被保険者)
  • 第三号被保険者 (第二号被保険者に扶養されている配偶者)

僕の場合は20歳になったら第一号被保険者になるわけだ。


資格取得届は名前と住所と生年月日を書くぐらいでたいしたことはない。

20歳の誕生日の前日に資格を取得するようだ。

これを市町村に窓口に出すか郵送で送るかだが、郵送で送ることとした。

これで国民年金の加入は完了。


加入するのは大したことではないのだが、問題は保険料やわな。

所得0円だろうがなんだろうが、第二号被保険者に扶養されている配偶者でなければ保険料は取られる。

さらに所得に関係なく毎月15100円だ。

これは納められなくても不思議ではない。特に学生の場合、ほぼ収入もない人がほとんどだろうし。

というわけで、学生納付特例制度というのがある。本人の所得が一定以下の学生は納付が猶予されるというもの。


国民年金には保険料免除というのがあるそうなのだが、被保険者本人・配偶者・世帯主の所得で計算される。

なんで配偶者と世帯主が出てくるのか。

どうも調べると、被保険者本人以外に配偶者・世帯主も連帯して保険料を納付する義務があるらしい。

国民年金法第88条 被保険者は、保険料を納付しなければならない。

2 世帯主は、その世帯に属する被保険者の保険料を連帯して納付する義務を負う。

3 配偶者の一方は、被保険者たる他方の保険料を連帯して納付する義務を負う。

払う義務があると言ってるけど、本当に払ってくれる世帯主なんて限られてるだろう。

それで保険料を払えないから国民年金に入らないなんてことになれば、年金を受給できないことになるから都合が悪い。

年金といっても老齢基礎年金だけじゃないからね。障害基礎年金もあるから、若い人でも年金は無関係ではない。

というわけで、そういう制度が作られたのだろう。

同様に若年者納付猶予制度もある。30歳未満の被保険者向けの制度で、本人と配偶者の所得のみで計算される。フリーターなどを意図した制度か。


ただ、猶予されるだけで、あとで納付しないといけないのよね。そうしないと納付してないことになって年金額が目減りする。

それは保険料の免除にも言えて、保険料の免除を受けた分は納付期間を1/2にして計算するからこれも目減りする。

結局払わなあかんのよ。

その猶予を受けた保険料を払う時は、前納をしたときの特典のようなものはない。

前納すると、1ヶ月前納で毎月50円引き、1年前納で年間3800円引きになる。(参考 : 国民年金前納割引制度)

実に1年前納すると2.1%安く済む。

逆に追納する場合は追納加算金が加算される。年率1.5%で3年目から加算されるらしい。

というわけで、猶予を受けても免除を受けても嬉しいことはさほど多くなくて、むしろ悪いことの方が目立つと。

払えないならこういう制度に頼らざる得ないけど、そうでないなら納付した方がお得だろう。

そういうこともあって、父は僕に代わって保険料を納付してくれるようだ。ありがたい話だ。


ちなみに、所得税・住民税には社会保険料控除という所得控除がある。

これは自分の年金保険料・健康保険料・介護保険料だけでなく、同一生計の親族の保険料も対象になる。

なので、父は僕の保険料についても社会保険料控除の計算に入れることが出来る。

所得税の税率が10%なら、住民税10%とあわせて、保険料額の20%も税金が減る。

高所得者ほどこの恩恵は受けやすいから、就職したてで所得の低いうちに追納するよりもずいぶん得なはず。


年金の制度はたすけあいというのが基本になっていると思っている。

現役を退いた老人や障害を受けた人に現役世代が保険料を支払って年金を給付しようと。

この仕組みって自転車操業なのよね。将来の給付は将来現役世代が支払った保険料で払うと言っているわけだから。

ただ、将来受給者が増えることはわかっているので、一部は運用して将来の給付に回すようなことはやっているようだが。けど基本はそうだ。

そういうわけで、保険料を納めないというのは今の給付に影響を与える大きな問題で、きちんと保険料を納付することが大切なわけだ。


とはいうものの、国民年金の保険料は第一号被保険者なら収入によらず同じというのはどう考えてもおかしいと思うのよね。

確かに所得が低い人向けに免除とかそういう制度はある。けど結局追納しなければ給付額は目減りする。

けど、同じく所得が低い人でも、第二号被保険者に扶養されている配偶者は第三号被保険者だから保険料を払わない。

第二号被保険者の厚生年金保険料に含まれていることになっているけど、扶養配偶者がいてもいなくても一定の保険料率だ。

ここいらへんようわからん。多分国民年金ができたときにいろいろあったんだろうな。

また、所得が高い自営業の人もこの保険料しか払わない。厚生年金の保険料に比べたらかなり割安なはず。

サラリーマンの厚生年金に相当する、国民年金基金はあるけど入るかどうかは勝手だ。

現役世代の中では、余力のある人が助けず、余力のない人に無理を強いてないか。そう見えて仕方ない。


最近はあまり話題になっていないけど、年金一元化って話ありましたよね。

厚生年金・共済年金を統一して、自営業者も対象にして同じ保険料率で保険料を払わせると。これは民主党の案か。

その案ではさらに基礎年金、すなわち現在の国民年金に相当するものは消費税で全額まかなうという話だったか。

消費税というのは、概ね所得額に比例して払うから、今の一定額の国民年金保険料に比べればよっぽど能
力に応じた負担だ。

ということを以前にも書いてますね。(参考記事 : 新しい税金の仕組みについて考えてみる )

こう言う制度の方がよっぽどいいですわ。これなら20歳になった途端にろくに所得もないのに保険料払わなあかんとかならんで済む。

ほんまどうにかならんのかなと思うのだが、僕が学生でいる数年の間にどうにかなる問題でもなさそうだしなぁ。

特に自営業者への措置が問題でね。そういうわけで後回しにされがちなんだけど、わりと重大な問題だと思うんだ。

ガスファンヒーターがやってきた

今日、うちに新しい暖房器具がやってきた。ガスファンヒーターである。


そもそも、うちの暖房は灯油をボイラーで炊いて湯を沸かして、その温水で室内を暖める方法でやっていた。

この方法は、室内で燃焼を行わないから室内の空気が汚れないというよい面はあるのだが、立ち上がりに時間がかかるという問題があった。

その上、故障も多く使えないことも多かった。

そんなわけで補助的にエアコンの暖房機能を使っていたのだが、エアコンって冷房がメインだから部屋の上の方に付いてるじゃないですか。

そうすると、部屋の上ばかりあたたまってなかなか暖まらない。

顔ばかり熱くなってあまり気分の良いものではない。寒いのは足下なのに。


夏の終わりのことだ、うちに新しいコンロがやってきた。(参考記事 : 化石燃料を適材適所に配置せよ)

老朽化したコンロを新しいのに変えようということになって、新しいコンロを買って工事をしてもらった。

その後、代金の支払いにガス会社の本社に行ってきた。

展示場みたいになっていて、ガス製品の紹介がいろいろ置いてあって、ちょっと見ていた。

そこでガスファンヒーターがあるねと父と話をしたことがきっかけだったと思う。

そこでガス会社の人に寒くなってきたら案内送りますわと言われて、そしてこの前購入することに決めたようだ。


ガスファンヒーターの特徴はなんといっても燃料を補給する必要がないと言うことだろうか。

最初に書いたようにうちでは灯油を外で燃やしていたのだが、タンクの給油口まで灯油缶を上げて給油するのが大変だった。

母はこれが大変だからと言って、灯油缶を2本持ってガソリンスタンドに行って、18Lを2本に分けて入れてもらってたりしていたようだ。

素晴らしい工夫だと思うが、それほどに大変な負担だったと言うことだ。

さらにガスファンヒーターは立ち上がりが早い。さらに大変出力も大きい。

その上、石油ファンヒーターに比べて臭いは少なく、その点でもよい。

ただ、室内で燃やしていることには違いはないので、換気は当然必要だが。そこだけは注意しなければいけないか。

あと、コストについては検討が必要かも知れない。というのもガスの値段は地域によって大きな差があるから。

うちの地域ではどうなんだろ。まぁ以前の灯油を室外で燃やすのに比べればよっぽど効率がいいから、それよりは安く済みそうだが。


ただ、初めてガスファンヒーターを導入するに当たって問題だったのはガスの供給方法。

うちが建てられた時にリビングでガス製品を使う予定はなかったから、ガス栓が設置してなかったのよね。

そしたら新しくガス栓を設置する必要がある。

その設置方法というのが、床に穴を開けてそこに設置するという方法。

なぜこの方法がなのかというと、台所にあるガス管からガス管を分岐させてそのまま床から出すだけと工事が簡単だかららしい。

安く済むことからこの方法が主流らしい。全く意外だった。

ただ、ガス栓の設置工事はガスファンヒーター自体の費用よりも高く付いたらしい。

必要なこととはいえこれは痛い。まぁガスファンヒーターがセールで安かったというのもあるのだろうが。


数年前にガス給湯器を買い換え、この夏にガスコンロを買い換え、この冬にガスファンヒーターを新しく導入し、

うちの家のガス製品は一気に新しくなったね。いやはや快適になったもんだ。

そして今日、ガス給湯器・ガスコンロ・ガスファンヒーターの3点セットがそろったため、料金体系が変わったようだ。

冬にたくさん使用した時の単価が下がるようだ。

一体真冬のガス代がいくらになるのか、楽しみにしておこう。

今でも月1万円ぐらい行ってるからね。主に給湯ですが。寒くなるとたくさん暖めなならんから。

3人で実験レポートを書く

今日は研究室の学生3人で実験レポートを書いていた。

なんで3人で1つのレポートと向き合っていたのか、それは5年生の実験の意味に隠れている。


5年の実験は2~4年の実験とは違い、研究室単位で行う。

研究室単位で、研究室で扱う基礎的なことがらを習得するための実験を行うことが意図されているようだ。

放電の研究室では放電の基礎的な実験をしたようだ。

ただ、特に実験はせず、研究の中でやった実験についてレポートにする研究室が多いようだ。


うちの研究室の実験テーマは電気自動車の作成。(参考記事 : 電気自動車を作る実験)

うちの研究室で取り扱っていることとは全く無関係なテーマである。

他にこんなテーマで実験をやっている研究室はないね。やってないか、やってても関係のある実験だ。

指導教員がこういうネタを拾ってくるのがうまいんだろうね。


さて、研究室の1つのテーマに取り組むのだが、レポートも研究室で1つでいい。

なので分担して書くことにした。

使用した器具のこと、機械系のこと、電気系のこと、3人で分担して書いた。

そして3人で書いたものを集めて1本のレポートにまとめた。

そのまとめる作業は僕がやっていたのだが、研究室で使っているMicrosoft Wordの操作に慣れんで困った。

普段レポートはOOoで書いてるからね。書式設定など慣れていなくて戸惑った。

文章など補足しながら一本のレポートを作り上げることができた。


また研究室の学生みんなで修正などして、指導教員にチェックしてもらうことにしよう。

ここで合格を得てから、来週火曜日の夕方までに提出しなければならん。

ギリギリになってしまったが、なんとかなりそうである。

ドメインを更新してきた

LivedoorドメインからE-mailが届いていた。

何かと思って見てみると、ドメインの有効期限があと30日で切れるという話だった。


さかのぼること11ヶ月前、hdmr.orgというドメインを取った。(参考記事 : 自分のドメインを取ってみた)

この記事にLivedoorドメインで取得することになった経緯が書いてあるが、その中に、

.com/.net/.org/.infoは安く945円/年ですね。

というのがある。セールなどではなくこの値段なのでまぁ安いなと思った。

そして11ヶ月後、久しぶりにLivedoorドメインのWebサイトに行ったら、変わらず945円だった。

セールのときだけ安いよりも、こういう安定して割安感のある値段で提供する方がよっぽどいい。


さて、このドメインの更新、以前より気になることがあった。

それは新しいドメインの有効期限が、切れる日から何年かなのか、更新した日から何年かなのか。

更新した日から何年かというものがこの世の中にはあるのかというかもしれないが、パスポートはそうだ。

更新した日から数えることとなると早くやるのは不利ということになる。

実際のところどうなのか、調べると切れる日から何年かのようで、早めに更新手続きをするほうがドメインを失わないためにはいいようだ。


というわけで更新手続きをしてきた。

といっても更新する年数と決済情報を入力して送信するだけ。簡単ですね。

とりあえず1年分更新しておいた。945円なり。

これで来年の12月25日までこのドメインは有効だ。


11ヶ月使って独自ドメインはどうだと言われると、URL・E-mailアドレスが短くなったぐらいしか効果ないと答えるしかないかな。

VirtualHost使っていろいろしたり、そういうことも考えられるけど特に使いたいと思うことがない。

まぁ打ちやすくなったことは間違えないので、そういう面では十分生きているといえるけどね。

USBに差し込むだけのカードリーダを持ち歩く人

中間発表の発表資料を作っている時に、手元のデジタルカメラで写真を撮って、

さてこれを発表資料に使おうとおもったら、研究室に取り込むためのものがない。

SONY製のカメラなので、画像はMemory Stick Duoに保存されているのだが、そもそもその類のものを読めるものがない。

しょうがないので自宅で取り込んで、Web経由で研究室に運んだもの。


それでは不便だなと思っていたのだが、以前日本橋に行った時に小さなメモリカードリーダを購入した。

大きさは4cm四方で厚みは1.5cm程度と小さい、これでSD・miniSD・microSD・Memory Stick・Memory Stick Duo・M2に対応している。

SD・Memory Stick関連はすべて対応していると言ってよいだろう。

これで500円ぐらいだから安いですね。安売りしてたからだけど。

持ち歩いているが、あまり使う機会はなくて、学校ではまだ使ったことはない。

使いたいときにすぐに使えるのは便利なので、それはそれでよいだろう。


最近、父が携帯電話のストラップにMicroSD専用のカードリーダーをつけるようになった。

microSDは携帯電話などに使われるようになり広く普及している。

その特徴はなんといってもその小ささ。実にmicroSD専用のカードリーダはその特徴を生かして小さく作られている。

microSDの登場当初からUSBメモリと同じぐらいの大きさであったが、最近では端子の大きさよりちょっと大きいぐらいになっている。

なので、端子に刺すと、小さな突起が出ているようにしか見えない。

持ち歩きには便利そうだ。もっともストラップにしても、使う時には外さないと使いにくいそうだが。


こういう装置を持ち歩こうという発想になってきたのは最近でしょうかね。

USBという共通のインターフェースをほぼ全てのPCが持つようになったことが大きいでしょうね。

それ以前も、ノートPCに限れば、PCCard・CardBusはあったからそういうところに限っては持ち歩くことはあったかもしれない。

けどそれもノートPCとセットで持ち歩くのが基本だろう。

ただ、装置だけを持ち歩き、出先にあるPCに差し込んで使うということができるようになったのはUSBが普及してからだろう。

大変偉大なインターフェースだなと、世の中の人の行動を見て思った。

京都へおでかけして動物園に行ってきた

今日は家族で京都に行っていた。

普通に考えたら電車で行くと思うのだが、どういうわけか車で行った。

京都とか渋滞が多くて車なんて使うもんじゃないと思うのだが、安上がりでうまくいく予想があったのか車で行ってきた。


てっきり一般道経由で行くのかとおもったら、高速道路に乗るという。

高速道路のICが遠いのであまり使ってこなかったが、高速道路にはいれば速いから確かに効果はあるか。

高速道路に入ればそう時間がかからず、京都東ICに到着。

京都東ICは山科区にありまして、山を越えるとすぐに京都の市街地の東端にたどり着くことができる。


今日の目的地は左京区の岡崎界隈、平安神宮のあたりなので、山科からは三条通を6kmほど行けばいいので近い。

というものの、京都東ICを出たら、料金所の先の道路が大混雑。ひどい渋滞だった。

そこから先、三条通も車の流れはあまりよろしいとは言えず、けっこう時間がかかった。

ただ、走る距離も知れているので、確か30分ぐらいで岡崎公園駐車場についた。

所要時間は電車で三条京阪まで行くのと同じぐらい。渋滞していた割には所要時間短いので、高速道路の効果恐るべしと。

これが一般道経由だと、京都に行くまでの混雑もえらいし、京都市内を横断する必要があるのでかなり時間を食っただろう。


さて、今日のメインの目的地は京都市動物園ですね。

この前、卒業旅行で北海道に行った時、旭川市で旭山動物園に行った。(参考記事 : 北海道の寒いところへ行く)

そのとき、あんまり動物園って行ったことないよなと思って、そういえば近くに動物園ってどこがあったけとおもって、

天王寺動物園が近いかとおもったけど、その次ぐらいに近いのが京都市動物園かなと。あること知らんかった。

入場料は600円だが、中学生以下は無料なのでいいですね。まぁ関係ないんだけど。

バクとかあんまり見ないよなぁとか、ヒグマでかいなぁとか、トラの赤ちゃんうろちょろしてるな、などおもいながら見て回ってた。

おとぎの国という、身近なウサギとかモルモットとかヤギとかいるところがあったのだが、面白かったな。

人になれた動物だからか、近くで見れるというのはいいですね。午前と午後で1時間しかやってないけどおもしろいね。


実はこのあたり、琵琶湖疏水の南禅寺船溜のあたりなんですね。蹴上インクラインの下ですわ。

というわけで琵琶湖疏水がきれいだなと思っていたら、なんか琵琶湖疏水記念館があるという。

ちょうど動物園の東口につながっていて、再入場もできるというから、途中で見学してきた。入場は無料ね。

琵琶湖疏水の歴史とか、そのとき作られたインクラインと蹴上発電所の模型や、蹴上発電所の水車と発電機などがあった。

三条通を走っている時に、インクライン跡や疏水の横を通ったが、これはこうなってるのかとわかった。

こんな発電所・路面電車を含んだ最新のインフラが京都に作られたというのは今からすればやや信じがたいことだが、

今は古都である制約を受けてあまり開発が進まない印象があるだけにね。


ところで今日の交通費など、果たして電車で行くのに比べて安上がりで済んだのか。

電車で行った場合に比べて電車賃はかからないが、ガソリン代と高速道路料金は余分にかかる。

最寄り駅にも車で行くため電車で行く場合も駐車料金はかかるが、京都市内の駐車場はそれに比べるとよっぽど高い。

そのあたり考えても本当に安いのか、父に聞くと、2人なら同じぐらいの金額、3人以上なら車の方が安いという答えだった。

今回は家族4人で行くので、車の方が安上がりだと。

駐車場も大きな駐車場だから朝に行けば十分駐車できるから、駐車場がないとなることもないという見込みがあったのだろう。

所要時間の面でも高速道路を使ったことで電車と同じぐらいの所要時間で済んだので、なるほど車が有利なわけだ。


今日、岡崎公園駐車場に停めた時に、パーク&ライドに関するアンケートと市内の交通地図をもらったのだが、

市内を車でうろちょろするのは無茶だが、ある駐車場に停めてそこから移動するというのはスムーズにいきそうだ。

東からだと浜大津の駐車場にとめて、そこから京津線・地下鉄で市内に行くという方法が考えられるか。

大津市パーク&ライド駐車場 (京都観光交通情報)

きっぷを買うなら500円で停めることができる。郊外だから安いのもあるが、ここは特に安い気がする。

目的地次第という面もあるが、京都市内を地下鉄でうろちょろするならお得か。

今回の場合、岡崎界隈にずっと留まってたから、これは高く付くし、乗換の手間も余分にかかるから有利ではないが。


しかし、いいところでしたね。

あのあたりは初めて行ったのだけど、こんなとこがあったんだなと。

いい休日でした。

インスタンスをぐりぐり動かしてFPGAの配線をし直す

今日もPlanAheadと向き合っていた。

しかし、先日書いたようなクロックに間に合わないからアウトというのはなくなっていた。(参考記事 : 回路の遅延とnsの戦い)

ところがまだエラーは残ってる。なになに、MAXDELAYがうんぬんだと。


どうもこれはMIGが自動的に生成した制約らしく、この配線の遅延は0.64ns以内にしろということだったらしい。

それが1.2nsぐらいになってるから、0.6nsほどオーバーしてると言われたわけだ。

それで調べたら、PlanAheadの本来の使い方というのがわかった。

回路の遅延を要求の範囲内に抑えるために、配線を手動でいじくって制約を書き足すツールだったらしい。


さて、というわけでネットリストからその制約のかかってる配線を探して選んでみると、ずいぶんながい配線が引かれていた。

なるほど、これは0.64ns以内に収まらないわけだと。

これを人間が見て、近くにもっていってやればいいわけです。

というわけで、配置されているインスタンスをドラッグ&ドロップで移動させて、配線を短くする。

人間がみればどう考えても近くすれば制約を満たせるだろとおもうのだが、なぜかそうは自動でしてくれなかったようだ。

理由は定かではないが。


そしてこれで配線し直すと別のところでエラーが発生した。

どうも、このインスタンスはここと決めつけるとなかなかうまくいかないらしい。

そこでPlanAheadをみながら手で制約を書くことにした。

INST "hoge" LOC=SLICE_X0Y55:SLICE_X1Y56;

こんな風に書いて、hogeというインスタンスは指定されたスライスに固定する。

スライスは碁盤の目のように並んでいるので、その左上のスライスと右下のスライスを:で区切って書くとその範囲で適当に固定される。

こうすればこの範囲内で適当にエラーをなくすように決めてくれるはず。


実際、これでエラーはがくっと減った。

ただ、別のMAXDELAYの制約にひっかかるものが出てきた。

なんと遅延を0.19ns以内にせよという、それはそれで無茶な制約だと思うが、それを0.1ns程度オーバーするものが2つほど。

手動で直そうと試みたものの、これを直すと別のところがあかんようになるという具合にうまく決まらない。

果たしてこの制約は満たせるものなのかようわからんが、MIGはこれを要求しているようだ。


まぁこんな具合に、配線をいじくって回路の遅延を短くすることは確かに可能だけど、それなりに困難を伴う。

それなら、以前やったように、回路のゆとりを増やして、回路の配線を簡単にしてあげる方がよっぽどいい。

実際、ほとんどの部分はゆとりを増やせば自動配線でうまくいった。

MIGはこういう要求をしているけど、あんまりよいことだとは思わないけどね。

まぁ、もうちょっと上手いやり方を考えてみるわ。


ただ、回路の遅延がなくなってもちゃんと動くのか怪しい兆候もあるのよね。

一応、ビヘイビアレベルでのシミュレーションではうまく動いてることになってるけど、

読み込み書き込みの状況を示すLEDが点灯していないのでなんかおかしいのかもしれない。

そういう面を直せばうまく動いてしまうかも知れない。それならいいんですけどね。

少なくとも、昨日まではまともに動く気はしなかったけど、もううまく動くんじゃないかと思っている面もある。

にしても、133MHzの回路の設計は大変だ。メモリ周り以外は133MHzで作ってやるものかと決意した。

電車に乗るのにある段差を越えたい

そういや、JRの駅で電車に乗る時、駅によっては段差を登って乗る必要がある。

JRでなくとも少々の段差はあるかもしれないけど、JRではあからさまな段差があることがある。

人によってはつまづいたりしそうである。


気になって調べてみると、これは電車と客車・ディーゼルカーどちらも発着するホームで特にあることらしい。

古くにはホームの高さというのは760mmだったらしい。

かつて客車の入口にはステップが一段あって、そのホームからステップと、そのステップから床までで2段上がって客室に行っていたようだ。

今でも多くのディーゼルカーの入口にはステップがあって、こういう乗り方ができるようになっている。

なるほど、ディーゼルカーのステップにはそういう意味があったのか。

もっとも、僕はそんな乗り方はしたことないはず。そんな駅には行ったことないと思う。


ただ、電車の床の高さは1120mmで、都市で走る電車というのはステップがない。

なので電車の来るホームの高さは1100mmにして、段差をほとんどなくすようにしたようだ。

このことには2つ問題がある。1つは電車も客車も来る駅のホームの高さはどうすればいいか。もう1つはホームをかさ上げしないと電車が走れないということ。

電車も客車も来るホームはどうすればよいかという答えは、ホームの高さをその間の920mmにするというもの。

この高さは客車のステップと同じ高さだから、ほぼ段差無しでステップに進んで、そこから1段上がって客室へ行けると。

そして電車の場合は、電車の床まで段差があるが、これを超えれば客室に行ける。

実にこれが、電車に乗るのに段差を登らなければいけない理由。

確か、関西本線の加茂駅・伊賀上野駅・柘植駅でこういう体験をしてるんだよな。

いずれの駅もステップ付きのディーゼルカーも電車(大和路線・伊賀鉄道伊賀線・草津線)も来るからね。

こういう駅は多そうだ。大阪駅にもこんなホームあるんじゃないかな。客車列車も来るしね。


もう1つが、ホームを少なくとも920mmまでかさ上げしないと電車が走れないという問題。

この解決法は簡単ですね。電車にもステップを付ければいいんです。

北陸に行くと、そんな電車が走ってるよね。

とはいえ、最近では920mmまでホームをかさ上げして、ステップのない電車・ディーゼルカーを走らせていることも多いようだ。

最近、北陸でもステップのない一般列車が導入されたので、一部の駅でかさ上げが行われたらしい。

四国でもステップ無しのディーゼルカーが投入されているようで、その場合もホームのかさ上げを行っているらしい。

ただし、かさ上げすると行っても1100mmまでかさ上げすると、以前の車両が止まれなくなるので、段差は残る。


それともう1つの解決法がある。それは床の高さを920mmぐらいにした電車を導入すること。

東北でそんなのが導入されたらしい。

ブルーリボン・ローレル賞2008年 (鉄道友の会)

ここにE721系というのがある。床の高さを950mmにしたことでローレル賞が与えられたそうで。

ただし、ここにも書かれているように、電車とはいえ電車専用のホームへ走っていくことは出来ない。

けどどうせ、この地域で以前から使ってた電車にはステップがあったんだから一緒のことだと思いますけどね。

こうすることで床の高さをかさ上げせずとも、ステップ無しの電車を作れると。さらにホーム高さ920mmの駅だと段差も小さくていいと。


まぁ20cmぐらいの段差だと、それは大きな段差だから困るが、そうでなくとも段差というのはあるし、すき間もある。

だから、車いすの人が乗り降りする時には板を渡して乗り降りしているわけだが、いちいち駅員を呼び出さないといかんからめんどくさいか。

これすらいらないのが究極のバリアフリーだという話になる。

実は今里筋線って段差もすき間もほとんどないのよね。以前乗った時に驚いた。

なので、板を渡すまでもなく乗り降りできる。駅員を呼び出すことすらいらないかもしれない。

調べると、大阪モノレールでもこういうことが実現されているらしい。ホーム自体を高くしたり、スロープ板をつけたようだ。

同じような仕組みは、長堀鶴見緑地線で可動式ホーム柵を付ける時にも導入されるらしい。こういうのはいいですね。


全ての車両がステップ無しに統一されればJRでもとんでもない段差はなくなるんでしょうけど、

まぁローカル線ではかさ上げなんて金のかかることもやってられんので、無理でしょうね。

結局段差は残り続けるのかなと。

電車ばかり発着するホームは1100mmまで上げて欲しいところですけどね。

別に上げなくても使えるのは使えるから、金もかかるし上げたくないと思っているのだろうけど、そこをなんとかね。