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引越の原因は野球中継

文化放送のA&G番組の相当数が来月から放送時間変更になる。

2019年4月文化放送A&Gゾーン改編情報! (超!A&G+)

新番組も多い(ということは終わる番組も多い)のだが、時間変更だけの番組が25もある。

時間変更ばっかりこう多いのは珍しいのではないだろうか。


原因は、日曜11~13時で放送している「A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!」が土曜19~21時に引っ越しするため。

もともと、2017年に地上波の昼間帯としては異色のアニメ・ゲーム関連番組(文化放送ではA&Gと呼んでいる)として登場した。

休日昼間にもやる

この番組は地上波でも放送されるし、超!A&G+でインターネットで全国で聞くことができる。

異色の番組とは書いたが、視聴者はそれなりに多く付いているようだ。

というわけで、うまく行っているように見えるのだが、土曜夜に引越になる。


なんでだろう? と思ったのだが、番組でこのことを告知するときにあわせて言っていたのが、土曜の野球中継がなくなるということ。

もともと、文化放送では土曜17:45~21:00で「ホームランナイター」として野球中継を行っていた。

以前には日曜日もやっていたのだが、日曜日のナイターゲームの減少を受けてか、2013年以降は日曜の中継を廃止したそう。(特番で放送されることはある)

それでも土曜日の放送は続いていたのだが、土曜日のナイターゲームすらも減っていて、やりくりに困る様子も垣間見えていた。

同じ東京の放送局ではニッポン放送が野球中継を積極的にやっていることもあって、文化放送は手を引くことにしたようだ。

ちなみに平日は西武ライオンズの試合を中継する「ライオンズナイター」をやっていて、これは今後も続く。


野球中継から手を引いたことで、土曜18~21時がぽっかり空いてしまった。

ここの埋め合わせに持ってきたのが「阿澄佳奈のキミまち!」だったのだ。

もともと土曜21時から翌3時半まではA&G番組が続いていたので、その前もA&G番組にするという考えになった。

さらにいえば、土曜18~19時は去年10月(野球シーズン終わり)から「AnisonDays+」という番組が入っていた。

これにより18時から翌3時間までの9時間半にもわたり地上波でA&G番組が続くという、他に類を見ない構成になる。

これにより、当然日曜11~13時が空くわけだけど、これは金曜夜の2時間番組を引っ越しして対応し、

金曜夜については、1時間は新番組、1時間はもともと月~木で放送していたA&G番組の拡大で対応したようだ。


これに伴って超!A&G+でも多くの番組で調整が必要になった。

「阿澄佳奈のキミまち!」は超!A&G+同時だから、同時間帯にあった4番組は引越が必要になった。

たった4番組とも言えるが、単純に入れ替えればよいわけでもなく、複雑な再構成が行われた。

その結果が大量の放送時間変更だったようだ。

それもこれも野球中継廃止の影響なのだけど、それがインターネットラジオに大きく影響するのは文化放送ならではだ。


もともと昼間帯の番組ということで独特の立ち位置を築いてきた。

引越の結果、神戸のラジオ関西の老舗番組「青春ラジメニア」と時間帯も内容も被ってしまうことになった。

超!A&G+で全国放送されている番組だから、他地域だから無関係と言えない。(逆にラジオ関西をradikoなどで他地域から聞く人もいる)

もっとも青春ラジメニアは4月から放送時間縮小・録音放送になるので、偶然にも少し手を引く形になるのだが。

時間帯が変わることで聞きやすくなる人もいるが、逆に聞きにくくなる人もいる。

19時からというのは夜の番組ではあるが、やや早めのスタートなので、お出かけしている人には聞きにくいなぁと言われている。


懸念はいろいろあるが、文化放送が野球中継の代わりに持ってくるのがA&G番組というのは納得できる面もある。

それだけの自信が持てる番組になっているということだろう。

この分野に力を入れる放送局は文化放送以外にもあるけど、やっぱり別格だと思いますね。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/23(Sat) 23:57
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AMラジオをやめたい?

こんなニュースが飛び込んできた。

ラジオのAM放送廃止を要請へ (共同通信)

AM放送廃止って本気? と思ったけど、FMへの一本化も選択できるようにしたいという意図のようだ。

すなわち、今後もAM放送を続ける放送局はあるということである。

この記事では北海道など一部地域ではAM放送は残るだろうと書いてある。


どれぐらい現実味のある話なのかなと、試しに栃木放送の中継局の設置状況を見てみた。

もともと栃木放送はAMで宇都宮の親局と那須・足利の2つの中継局を持っていた。

2017~2018年で、宇都宮・足利・葛尾・今市・塩原の5つのFM中継局を新規に設置した。

これは、同じく栃木県を放送区域とするFM栃木の送信所の配置と同じで、出力も多少の差はあるが概ね同じ。

ということで、栃木放送については、FMだけで全域カバーという主張は成り立つ状態になっている。

このようにFM中継局の整備度が高い放送局では、もはや既存の民放FM並のカバレッジがあるようだ。


一方で広域放送だと、親局に対応するFM中継局の設置は早期に行われたのだが、

それ以上のFM中継局を設置をした放送局は、関東・関西・中京いずれの地域にもないようだ。

確かに親局だけでかなりの範囲に電波が飛ぶのも確かだが、これだけで十分とも思えない。

FMに集約するならそれなりに中継局を設置する必要がありそうだ。


AM放送廃止なんて話が出てきたのは、AMとFMで二重に設備を持つのは大変ということなんだけど、

AMラジオの送信所って大規模な設備が必要なので、それはやめたいという意図もあるんだろうと思う。

FMラジオだと、テレビの送信所にも相乗りするのが合理的なので、その点でもコストが抑えられるのだろう。

中継局の数は増やさないといけないかもしれないが、AMラジオはそもそも中継局の設置が難しかったのも事実。

前向きに捉えれば中継局を増やして多くの人に聞いてもらえるようになるということで、しかも、テレビの送信所に相乗りできますからね。


ある程度の中継局整備が行われれば、ほとんどの地域ではAMよりもFMの方が受信しやすそうだが、例外もあるだろう。

以前、田沢湖に行った時、宿でラジオを出して、何が受信できるか試してみたのだが、

FMで入ったのはNHK-FMの田沢湖中継局ただ1つだった。

一方でAMは盛岡の放送局がよく受信でき、山間部で雑音が少ないからか遠方の放送局も受信できた。

AMラジオの中波と、FMラジオのVHFでは電波の伝搬の仕方が違うので、どちらが受信しやすいかは状況次第ではある。

ただ、確かなのはFMへの集約で受信できなくなる地域があるということである。世帯数はともかく。


でも、そんな場合でもradikoがあるのは救いではある。

今は山間部でもケーブルテレビでインターネットにはありつけるはずだから。

AMラジオ局は長距離受信する人もしばしばいるけど、そのような場合もradikoプレミアムが代替手段になる。

というか、すでにAMでの長距離受信から、radikoプレミアムに転換しているような気がする。


あと、他の課題としてはカーラジオのワイドFM対応だよね。

どうしてもカーラジオは車に紐付いているので、なかなか新しいラジオへの取り替えが進みにくい。

インフラ面でも対応が必要なのが、トンネルの再送信設備で、現状はAMだけ対応となっているトンネルも多い。

トンネル内の再送信設備は、トンネル内で事故があった場合の告知手段という面もあるので重要だ。

新しい高速道路ではFMの再送信設備を持っていたりするので、対応は可能だと思うが、設備の入れ替えはお金もかかる。

そこに時間がかかるのは織り込み済みだから、2028年までの制度改正を希望ということなんだろうけど。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/22(Fri) 23:31
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別格の薬物犯罪

被疑者が保釈を受けるには、保証金を納める必要がある。

保証金は被疑者の資力を考慮して決められるから、お金持ちだと10億円とかいうとてつもない金額が要求される。

じゃあ、さして資力のない被疑者なら、少ない金額で済むのかというと、なかなかそうもいかないらしい。

容疑にもよるのだが、150~300万円ぐらいはかかってしまうらしい。


保釈金だけが問題で保釈が受けられないのはよくないということで、保釈金の貸付や保証を行っている団体がある。

保釈保証書発行システム (日本保釈支援協会)

貸付や保証が得られるかどうかは、容疑や信用力にもよるし、保証書については裁判所の判断による部分もある。

この団体の保釈保証書では、保証料が1.5%、自己負担金が5%ということで、

200万円の保釈金が必要な場合、3万円の保証料を支払い、10万円の自己負担金を預ければよいようだ。

ところが、下の方にこんな注意事項が書かれている。

覚せい剤取締法違反の被告人については、審査内容にかかわらず保証書で利用出来る金額は裁判所の保釈許可決定に示された保釈金額の50%としております。残りの金額は、当協会の立替システムと担保金によりご準備いただくことになります。尚、当協会では他の保証団体等との併用は出来ません。

数ある犯罪の中で、覚せい剤取締法違反だけが別格扱いになっている。


他の団体のWebサイトを見ると、覚せい剤取締法違反だけ別格である背景が理解できる。

平成28年11月25日までの間に、1,716件(保釈保証金額が300万円を超えるものを含む。)の保釈保証書の発行をしてきました。
そのうち、保釈保証金の没取になったのは、10件(うち覚せい剤事件6件)しかありません(0.58%)。さらに、覚せい剤事件以外で没取になった4件のうち、2件は、単純に住所変更の許可を取っていなかったというもので、逃走・不出頭事案ではありません。全弁協発行の保釈保証書の被告人の出頭確保及び罪証隠滅行為の防止のための担保機能が十分であることが裏付けられています。

(保釈保証書発行事業 (全弁協))

保証書では逃亡・不出頭の抑止力が不十分なのでは? という話もあるが、99.4%の被疑者は素直に出頭して、保釈金は返却されている。

ただし、保釈金が没収になってしまう人も0.6%いたのも事実。

ところが、この没収になった人の半分以上は覚せい剤取締法違反なのだという。本当に別格だな。


日本では薬物を規制する法律が4つある。

大麻取締法、あへん法、覚せい剤取締法、麻薬及び向精神薬取締法 の薬物四法である。

どうして、分かれているのかというと、前2つは 麻 と けし という植物の栽培にも大きく関わることだから。

特に、麻は繊維のために栽培されることも多いので、麻薬成分の少ない品種を使うとしても、規制が不要になるわけでもない。

でも、覚せい剤とそれ以外の麻薬・向精神薬で分かれているのはどうしてだろう。

不思議に思っていたのだが、これは日本特有の事情によるものらしい。


薬物の規制は日本に限った話ではなく、世界的に行われていることで、主に2つの条約で実現されている。

1つが麻薬に関する単一条約(1961年採択)、大麻・あへん とその加工品(モルヒネなど)を規制している。

かつて存在した万国阿片条約に由来する条約で、見ての通り、規制対象の薬物は限られている。

もう1つが向精神薬に関する条約(1971年採択)、ここには乱用の危険のある薬物を4段階で規制する仕組みを作っている。

付表Iの薬物は医療用途では無益だが乱用が危険な薬物、IIは医療用途でわずかに役立つが乱用の危険が高い薬物、

IIIは乱用の危険も高いが医療用途でも役立つ薬物、IVは乱用の危険性は比較的低く医療用途で役立つ薬物となっている。

日本の規制も概ねこれに従っているが、多少の差がある。


日本の規制も大麻・あへん・コカイン とその加工品の規制は戦前から行われていた。

大麻取締法は1947年成立、麻薬取締法は1953年成立、あへん法は1954年成立となっているが、それ以前から規制はあったらしい。

ところが、太平洋戦争後の日本では、ここに含まれない覚せい剤(メタンフェタミン)の乱用が深刻な問題になっていた。

そこで世界的な規制が敷かれるよりも早く、1951年に覚せい剤取締法が成立した。

メタンフェタミンは後に向精神薬に関する条約で国際的に規制されることになるのだが、20年ほど先取りしていたわけである。

それだけ深刻で切実な問題が日本ではあったということである。


ただ、そこから今のように多くの薬物が規制されるまでには、かなり時間がかかったらしい。

1970年に麻薬取締法の規制対象にLSDが追加された。

これは向精神薬に関する条約で別表I、すなわち医療用途では無益で、乱用が危険な薬品に分類されている。

医療用では無益なんだからと、別表Iに記載されていた薬物は早期に麻薬として規制が行われた。

ところがそれ以外の向精神薬は医療用に有益なので、規制までに時間がかかり、

1990年に大麻取締法を改題して、現在の麻薬及び向精神薬取締法になったときから、向精神薬として規制が始まった。


で、実は日本では覚せい剤取締法で規制されている薬物って、向精神薬に関する条約の別表IIに記載されているらしい。

同グループの他の薬物は1990年から規制が始まったので、日本での規制の歴史は実に40年も差がある。

実際のところ、同グループの向精神薬の中には覚せい剤のような作用をする薬(メチルフェニデート)もあって、

一時期、乱用が問題になり、向精神薬の中ではかなり厳しい規制が敷かれている。

それでも、医療上の必要性は認められているのだが、なかなか悩ましい実情が見えてくる。


そもそもいかなる薬物でも正しく使わないのは(法に触れるかはともかくとして)問題だが、

その中でも覚せい剤の法律上の扱いが別格なのは、それなりの理由があるようだ。

保釈された被疑者の行方が特に悪いのも、その実情を表しているとも言える。

覚せい剤取締法違反が別格扱いなのはちょっと意外な気もしたが、実務に関わっている人にとっては当たり前のことなんでしょうね。

もう70年ほど規制をやっているのに、未だに覚せい剤やその材料の密輸がよくニュースになるほどだからなぁ。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/21(Thu) 22:59
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水戸にお花見

昨日、有給休暇計画取得日の話を書いたが、実は今日がそうだった。

そんなわけで花見に出かけていた。

ちょっと早い? いやいや、むしろ遅いぐらいですよ。だって、梅だから。


というわけで、今日は水戸に出かけていた。

水戸方面に行くたびに思うことだけど、水戸ってやっぱり遠いんだよね。

東京都心を通り抜けて、常磐線に乗れば、あとは普通列車でも乗り換え無しだけど、これが思っているより時間がかかる。

常磐線で特急を使えば、それなりに短縮できるんだけど、所要時間以外に特急を使うメリットが見いだせない。

所要時間のメリットは大きいが、東京側の停車駅がマッチしなかったりという問題もある。

結局は往復とも普通列車を使った。


あと、今日は平日なので偕楽園駅はやってないんだよね。

というわけで水戸駅まで乗って、歩いて偕楽園に行くことにした。

バスもあるみたいだけど、千波湖あたりを歩いて行くのもよいだろうと。

そうして偕楽園にたどり着くと、さっそく梅の花が出迎えてくれた。


偕楽園はいろんな品種の梅があるので、見頃もいろいろである。

さすがに早咲きと書かれている品種はずいぶん散っていたが、

中咲きという品種ならまだまだ見頃だし、遅咲きならまだ少しつぼみが残るぐらい。

8割ぐらいは楽しめたかな。

梅を観に行くにはちょっと遅いかなと思ったけど、この時期でも全く問題ないですね。

平日で臨時駅もやっていないけど、偕楽園はずいぶんな賑わいだった。


花見に行ったと言う割には、実際に花見をしていたのは1時間ぐらいである。

偕楽園を出て、近くにある茨城県立歴史館に向かった。

偕楽園の表門から近いが、このあたりの道が細いので、地図をよく見ないと迷う。


水戸市街を経て、再び千波湖へ。茨城県近代美術館にやってきた。

梅まつりの期間中は休館なしとアピールするほどで、偕楽園に来た足でぜひ来て欲しいということだろう。

偕楽園からまっすぐ来ると徒歩25分ということで、この数字を見ると本当に近いか怪しいが、散歩しながらなら。

特別展として「茨城県近代美術館名品展」ということで、まさにこの美術館の名品を並べた展覧会をやっていた。

茨城県ゆかりの作品もあれば、そうでないのもある。

いろいろ持ってるんだなぁと思ったが、全部で4000点ぐらいのコレクションがあるらしい。


帰りも同じく水戸駅から普通列車で帰ったのだった。

次の特急は満席だから、どうしても乗りたい人は座席未指定券を買ってと案内していて、

特急は混むんだなぁと思いながら、ホームに行くと、快速は普通に座れた。

多少、東京都心では帰宅ラッシュにも巻き込まれたが、概ね楽に帰れた。時間はかかったけど。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/20(Wed) 23:39
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新しい有給休暇計画取得日

来年から有給休暇を年5日以上与えることが使用者の義務になる。(休暇日数が年10日ない場合は対象外)

従業員が自発的に有給休暇を5日以上取得したいと申し出て、実際に取得できれば何の問題もないのだが、

使用者にしてみれば、どうやってこれを担保するかが問題となる。


そこで、使用者としては有給休暇取得を確実にするために、有給休暇の計画的付与を使うわけである。

有給休暇の付与日数のうち、少なくとも年5日以上残せば、労使協定を結んで、計画的付与の対象に出来る。

年10日以上の有給休暇が付与される従業員に、年5日以上の有給休暇を取らせるのは、計画的付与で実現できる。

だから、使用者は確実に有給休暇を与えられるよねという話でしょう。


有給休暇の計画的付与といってもいろいろな方法がある。

1つは全員が一斉に取得するという方法。その日は会社の休日になるってことですね。

うちの勤務先ではゴールデンウィークの間に入る平日を一斉取得日にするのが通例である。

夏休みや年末年始の休暇を伸ばしたり、飛び石の連休を一斉取得日でくっつけたりと、いろいろ使い方はあるだろう。

2つ目はグループごとに分けて休暇を取る方法。

業務量の少ない日などを選んでおいて、グループごとに分散して休暇を取ってもらうということかな。

今年度までは夏休みの後半3日間が有給休暇だったが、夏休みは7~9月の1週間で分散して取っていたので、この方式に分類されるのかなと。


3つ目が、各自で取得希望日をあらかじめ申告して、その日には休暇を取るという方法。

年度初めに希望日を申告して、必要に応じて上司が調整した上で、決まった日は確実に休暇を取るということである。

勤務先ではこれで5日以上の休暇取得を確実にすることにした。

この方法は計画的付与ではあるけど、各自が希望する日に休暇を取得できる可能性が高い。

あまりに休暇が集中しすぎて業務上差し支えがあるとなれば、上司は調整を行う可能性があるのだが、うちの職場ではほとんどないんじゃないかなぁ。


このあたりは、それぞれの会社・事業所の事情に応じて選ばれるのかなと。

例えば、グループ内で工場をメインとする会社のカレンダーを見てみると、

飛び石の祝日を埋めるように有給休暇一斉取得日が差し込まれていた。

工場では工場を止めてしまうのが休暇取得に効果的だという考えになったのだろう。


勤務先で取得希望日を申告する方法が選ばれたのは、今年度までフレックスホリデーがあったという背景もある。

フレックスホリデーは申告した日が休日になっていたが、来年度からは日数を増やした上で有給休暇計画取得日になった。

このままだと休日が減ってしまうのだが、夏休みの有給休暇計画取得日を休日化して、全体の休日日数は維持した。

フレックスホリデーは人によって違う日だが、それでも休日であるがために運用にやや難しい面があった。

一方で、年度初めにフレックスホリデーを設定して、その日に休むという考えは定着していた。


来年度のカレンダーを見ると、「有給休暇取得推奨日」というのが何日か書かれている。

飛び石の祝日を埋める日と祝日がない月のある1日が推奨日に指定している。

どうも、これまで一部の職場で推奨日を設定していたのを、全社展開することになったらしい。

もともと、フレックスホリデーを飛び石の祝日を埋めるように設定する人が多かったので、それを追認したような形ですね。

祝日がない月のある1日というのは新しい考え方だが、目安としてはいいかもしれない。


もともと、夏休み・フレックスホリデーの申告のときに任意で有給休暇計画取得日を申告することが出来た。

僕が、この職場に来たときに、有給休暇の日数の半分以上を計画取得日に書いたら、こんなに書く人は初めて見たと言われたものである。

当時、この欄に書いているひとはほとんどいなかったし、書いている人も1~2日程度だったから、確かに異様だった。

でも、上司は特に何も言わなかったし(額面通りに捉えれば休暇の調整は不要ということ)、実際にそれに従って休暇を取得した。

気づいてみれば、うちの職場では計画取得日を書く人の方が多くなった。

計画取得日を決めておけば、自分にとっての目安にもなると気づいた人が多かったのだろう。


職場の実情によって、何が有給休暇の取得に効果的かはというのは違うけど、

勤務先ではあらかじめ決めた日に確実に休暇を取るというのが効果的という判断があったわけである。

有給休暇の計画的付与を行うには労働組合と協定を結ぶ必要があるけど、

労働組合でとりまとめた意見を見る限りでは、労働者側にとっても納得感は高かったようだ。

実際に運用してみると課題もあるかもしれないが、有給休暇計画取得日はあまり問題にならなさそうな気がする。

これで実際に有給休暇の取得率が高くなるかはわからない面もあるが、今より悪くなる話ではないだろう。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/20(Wed) 00:08
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それは非課税ではないでしょ

近所のスーパーの計算方法が税込価格の合計から、本体価格の合計に消費税を加算する方式に変わったと書いた。

本体価格が基本にかわった訳

そんな中でも、市の指定ゴミ袋は総額表示である。


以前から、レシートの表示は「非」ということで非課税扱いになっている。

でも、本当に非課税ではないよね。

行政機関相手でも水道事業や交通事業の料金は消費税の課税対象だし、ごみの処理も同じだ。

なので、市はゴミ袋の売上に対して消費税を納めているはず。

とはいえ、販売店の認識はそうではないようである。


なんでかなと思ったけど、よく考えたら切手類と同じ扱いだね。

切手類販売所で販売される郵便切手は消費税法で非課税となっている。

すなわち、郵便局で62円切手を買うこと自体は課税対象ではない。

ただ、それを貼って郵便として差し出すと、そのときに消費税が課税される。

だから、切手自体は確かに非課税なんだけど、切手を使うと最終的には課税されるので、

実務上は切手を購入した時点で消費税が課税されていると扱うことが許される場合がある。


郵便料金の消費税を納めるのは日本郵便だが、郵便局以外の切手類販売所にとって消費税が無関係であるわけではない。

というのも、切手類販売所は日本郵便から販売手数料を受け取るのだが、これは消費税が課税される。

実際の手数料率はわからないが、仮に手数料(本体価格)が販売金額の5%だったとする。

62円切手を1000枚売ったとすると、62000円の5%で販売手数料の本体価格は3100円、

これに消費税を計算すると248円で、日本郵便から総額で3348円受けとって、248円を消費税として納めることになる。

これは58652円(税込)で仕入れた商品を62000円(税込)で売る場合に納める消費税と同額である。


おそらくだけど、販売店にとって市の指定ゴミ袋は切手類と同じようなものだと思う。

それ自体は非課税と考えているが、一方で市から受けとる販売手数料に対する消費税は支払っていると。

ただ、切手類のように使用されたタイミングで課税されるという考えでやっているかは不明である。

市もゴミ袋を売った時点で消費税を払っているのでは? という気もする。

100円のゴミ袋には7.4円の消費税が含まれているということ自体は間違いないんだけど、その方法ははっきりしない。


先日、ファミリーマートにチケット代金を払いにいったのだが、これも店では非課税と表示された。

プレイガイドのWebサイトを見ると、システム利用料・決済手数料・発券手数料は消費税を含む価格であることが明示されている。

一方で正味のチケット代については、特に明示されていない。

主催者のWebサイトを見ると、チケット代も消費税を含むことが明示されているのだけど。

というわけで、結果的には全額が消費税課税なのだが、コンビニはプレイガイドの事情を知らないし、プレイガイドは主催者の事情は知らないのだ。

もしも決済対象が国際線航空券のように、国をまたいで提供されるサービスだったりすると免税の部分もあるのだ。


消費者にとって重要なのは総額なので、同じ金額なら消費税課税でも非課税でも変わらないのだが、課税事業者にとっては重要である。

課税事業者が家庭用のゴミ袋を購入することはないと思うが、

仮に非課税で指定ゴミ袋を購入したというレシートを持ち帰っても、実際にはこれは課税仕入れとして計上することになる。

なんか変な気もするけど、販売店には販売店の事情があるということだろう。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/18(Mon) 22:50
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厳密に隔週だからカレンダー

来月からゴミの収集スケジュールが変わる。

新しい収集スケジュールでは種類によって隔週収集が導入される。

といっても、今まで全てが毎週収集だったわけではなく、月2回収集というのはあった。

そう、厳密に隔週で収集するのである。


というわけで、収集カレンダーというのが各戸に配布されていた。

うちの社宅には玄関に束を置いていくんだけど、明らかに戸数より少ない気がするんだよなぁ。

ともあれ、カレンダーを1部取って見てみた。

すると1年分のカレンダーにゴミ収集日が記載されていて、末尾には分別や粗大ゴミの説明などが書かれていた。

今までこういうものはなくて、市役所で転入・転居時に1枚ペラを渡されるだけだった。

表面には曜日ごとの収集スケジュール、裏面には分別や粗大ゴミの説明が書かれていた。


変更の背景が市の広報に書かれていたが、目的の1つがゴミ収集車の稼働平準化だったそうだ。

もともと曜日によってゴミ収集車の稼働状況の差が大きく、効率がよくなかったらしい。

ゴミ排出の実態に応じて、収集頻度の見直しをして、なおかつ曜日ごとの稼働状況を同程度にしたのだという。

これを実現するために隔週収集が導入されたのだろうと思うが、

どう隔週なのかわからないという問題があり、その対策として市が収集カレンダーを作って配布することにしたのだろう。


これまで、定期的にゴミの収集スケジュールを配布する必要がなかったんだよね。

だから広報に収集スケジュールが掲載されることはなかった。

転入・転居時に渡したものが変更にならない限り、ずっと使えたってことだ。

それが今回、隔週収集が導入されたことで、定期的に配布する必要が出てきたわけである。

ここでは新しい話だが、世間的には定期的に収集スケジュールを配布している地域は多いと思うけどね。


排出量の多い 燃やすゴミ と プラスチック容器包装 については週2回と週1回で変わらない。

変わるのは排出量が少ないものに限られるので、ゴミ出ししたいときに市のWebサイトを見るでも事足りるかもしれない。

頻度が少ないものでも2週間に1回は収集があって、うちでは邪魔になるほど溜まらないし。


ただ、月2回回収でもよかったんじゃないかなぁという気はするけどね。

月2回というのを1・3週目と2・4週目という形で実現すると、5週目は回収がないということが発生するけど。

デメリットとしては、2週空きになることがあるのと、その直後の排出量が増えること。

そう考えると、隔週の方が平準化という点では好ましいか。

わかりにくいことだけが難点だが、もともと月1~2回程度だと日付で収集日を指定している地域もある。

それなら厳密に隔週だからカレンダー見ろというのも、合理的な考えと言えそうだ。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/17(Sun) 22:36
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それもこれもカバー曲ができるということ

バンドリ! ガールズバンドパーティ(ガルパ)をダウンロードして起動したとき、

驚いたのはJASRACとNexToneの許諾番号が表示されていること。

起動した瞬間に表示されるのはとても珍しいと思う。

さらに言えば、JASRACとNexToneの両方が並んでいるのも驚いた。

Bang Dream!プロジェクトの楽曲はJASRACが管理しているはずだが。(CDにもJASRACマーク付いてるし)


なぜ、JASRACとNexToneの許諾番号を並べているのかというと、カバー曲のためだろう。

ガルパではBang Dream!プロジェクトの楽曲以外にカバー曲も含まれている。

ちょうど週刊ファミ通にガルパにカバー曲が収録されるに至った経緯が書かれていたのだが、

実はガルパというゲーム自体はBang Dream!プロジェクトが発表されるより前、2014年末ごろから計画が進んでいた。

2015年4月にBang Dream!プロジェクトのお披露目となる1stライブが行われた。

まだ3人しかおらず、Poppin'Partyという名前が付く前のこと、オリジナル曲もこの時点では1曲しかなかった。

そこでアニメソングのカバーを多く披露したのだが、これを見たCraft Eggの人はカバー曲をゲームに入れることを提案したとのこと。

オリジナル曲ばかりではとっつきにくいかも、というところをカバー曲で解消できないかと考えたようである。

そして、既存の楽曲をゲームで使うということで、その中にはJASRACが管理する楽曲もあれば、NexToneが管理する楽曲もあったということである。


調べてみると、ゲームで音楽を使うにあたっては特有の事情がいろいろあるようである。

かつて、JASRACの使用料規定によれば、JASRAC管理楽曲をゲームで使う場合、とても高額な使用料がかかってしまったらしい。

これは著作者にもゲーム会社にも不本意だったので、長らくゲーム音楽はJASRAC管理から外すことが行われてきた。

ただ、JASRACと信託契約を結んだ作家は、全ての作品を信託する必要があり、JASRACと信託契約を結ぶとゲーム音楽の仕事ができない時期があったようだ。

ということは、ゲーム会社が音楽家を囲い込むような形になり、ゲーム音楽もJASRACに信託されないので、ゲーム以外の用途で使うのに不便を強いられることもあったようだ。

さすがにこれでは不便なので、ゲームでの使用をJASRACへの信託対象から外すという対策も行われていたようだ。

こうすれば、作家の活躍の幅が狭まることも減り、ゲーム音楽をゲーム以外の用途に使用するにも便利になったが、

これだけでは解決しないのがゲーム以外の用途で作られた楽曲をゲームで使うことである。


そこで、JASRACの使用料規定の見直しが行われ、実態に即した使用料の設定が行われることになった。

音楽をつかう方/ゲームの製作 (JASRAC)

適用される使用料の表を見ると「指し値」という記載があるが、これは権利者と個別交渉ということを表している。

使用料の支払いはJASRACを介して行うのだが、使用料は実態に即して個別交渉で決めてくれということである。

これにより、オフラインのゲームについては、JASRACを介さずに権利処理してきたときと同様に個別交渉で決められるようになった。

それがよいか悪いかという話はあるが、これまで定型的な使用料が足かせになってきた経緯を踏まえたものだろう。

一方で、楽曲データをダウンロードする場合は、インタラクティブ配信に準じた使用料も適用される。

ただ、これについても全てがゲームのために書き下ろされた楽曲であれば、軽減措置があるようだ。


あと、音楽ゲームの場合は特別な使用料規定が適用できる。

ガルパもこれに該当するので、カバー曲を収録する想定であることも考慮すると、これを選んだのではないだろうか。

この場合、使用料に指し値になる部分はないので、使用料の個別交渉は不要である。

ただ、詳細な条件はよくわからない。いろいろな選択肢があるので。

曲数や再生回数が多く、新曲が随時追加されることを考えると、1曲いくらとか、1ダウンロードいくらで払うよりは、

ユーザー数や売上に応じて支払う方が有利なはずで、そうなるように作ってるんじゃないかなとは思うけど。


ガルパに収録されているカバー曲は作中のバンドが演奏している設定である。

Poppin'PartyとRoseliaのカバー曲は実際に披露したものが多い。(それがルーツだしね)

というわけで、実際にそのバンドが演奏できるように編曲をやっているわけである。

Bang Dream!プロジェクトの楽曲はほぼ全てElements Gardenが作っているわけだけど、カバー曲の編曲もやっている。(プレイ時に楽曲の作詞・作曲・編曲が表示される)

このようにカバーにあたって編曲を行う場合は、権利者から許可を取っておくことが望ましいとされている。

詞・曲を利用すること自体はJASRACから許諾が得られるのだが、著作者人格権があるので著作者の意に反する使い方はできない。

必須かというとそうとも言えないが、実務上はカバーにあたって権利者の許可を得た上で、さらにJASRACなどから許可を得て使用料の支払いを行うことが多いようだ。


ガルパとあまりによく比較される アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ) だが、

こちらも去年11月からカバー曲の追加が始まっている。

ガルパのパクリかなと言われているが、アイドルマスターシリーズでは初期からカバー曲を作ってCDに収録している。

シンデレラガールズでもjewelriesシリーズとして、カバー曲を収録したCDが作られている。

CDに収録したカバー曲をゲームで使うということはなかったが、実はカバー曲追加と言い出す前からデレステにはカバー曲があった。

それがグランブルーファンタジーの「キミとボクのミライ」と、太鼓の達人の「エンジェル ドリーム」の2曲である。

いずれも他のゲームとのコラボレーションなんだけど、れっきとしたカバー曲だよね。

ただし、太鼓の達人は自社のゲーム、グランブルーファンタジーは開発を委託しているCygamesのゲームですから、自社かそれに準じるところの楽曲なんですけどね。

著作権の実務としては、シンデレラガールズのオリジナル曲をやるのと全く同じだろう。


そう考えると、去年11月にデレステにカバー曲を追加するというのは、著作権的には大きな変化だったのでは? とも思う。

そこで気になってJ-WIDでシンデレラガールズの楽曲を調べてみると、

初期の楽曲(例えば「お願い!シンデレラ」)はゲームなどでの使用をJASRACの信託対象から除外しているのだが、

TVアニメが始まるちょっと前、2014年7月発売の「We're the friends!」以降はゲームを含めてJASRACの信託対象にしている。

ゆえに、デレステは当初から楽曲を使うに当たってJASRACから許諾を得て、いくらか知らないけど使用料も納めているはず。

ただ、全てが自社ゲーム用の楽曲の場合と、1曲でも既存楽曲を使う場合では扱いが変わりそうな気もするし、どの程度の影響があったかはわからないけど。


想像よりもゲームで音楽を使うこと、特に既存の楽曲を使うことは難しいんだなと。

演奏やCDへの収録と同じだと思っていたのだが、それに比べるとはるかに難しい。

それでもカバー曲をゲームに収録するのが現実的なのは、JASRACのような団体があるからこそとも言える。

ゲーム音楽でJASRACが機能していなかった時代には、そんなことはとてもできなかっただろうし。

ゲーム音楽と著作権 ~ケンゾウ君にゲーム音楽の依頼が。でも契約は? (Web担当者Forum)

ゲームでのJASRAC管理楽曲の使用料が現実的な値段になったのが1996年のことらしい。(ただし現在の規定とは異なる)

ふと、気になって調べてみたら、「太鼓の達人」がアーケードゲームとして登場したのは2001年である。

既存の楽曲を多く使っていることからも、JASRACから現実的な使用料で許諾が得られるのは重要なポイントだったのだろう。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/16(Sat) 23:57
社会 | Comment | trackback (0)

観光客向けの前払制バス

明日から、京都市バスの一部系統で先払制が導入される。

前乗り後降り方式の導入について (京都市交通局)

対象は100系統(京都駅~五条坂~銀閣寺道)と東山シャトル(京都駅~五条坂・臨時便)の2系統で、

いずれも観光客メインの路線で生活路線の色は薄い。


実は市バスの歴史を見てみると、ワンマンバス運行開始当初は先払制だったらしい。

ところが、後に多区間系統でワンマン化するにあたって、均一系統含めて後払制に統一したという経緯があるようだ。

関東圏では均一制であれば前払制が基本で、均一系統がメインの地域では多区間系統でも申告先払制が取られていることもある。

申告先払いはどうかと思うが、混在するよりはよいのかもしれない。

近畿圏では均一でも後払いに統一している地域が多いが、先払いの地域もある。(奈良や尼崎など)


後払いのよいところは、バスに乗ってから運賃の準備ができること。

ちょうど小銭を持っているとも限らないから、乗ってから両替して用意するのは普通ですからね。

ところが最近はICカードが普及したので、先払いでも小銭がなくて困ることは少なくなった。

高専時代に、先払制のバスに乗ることもあったのだが、そのときはすでにICカードを持っていたので、何も困らなかった。

引っ越してきて、東京では先払いのバスに乗るわけだけど、どうせICカードで払うから、先払いのデメリットは感じたことはない。


逆に先払いのメリットは、降車がスムーズであること。

特に降車が集中するバス停では大きな効果がある。

その代わり乗車に時間がかかるなら同じでは? とも思うんだけど、始発バス停など発車前に時間がかかるのが問題にならない場合もある。

実際に測定してみると、先払いの方が少し早いようで、多少、バスの遅れを減らす効果はあるようだ。


あと、僕は逆だと思うんだけど、バスの前方に乗客が集中しがちなのを緩和することも期待しているようだ。

ノンステップバスではバスの後方に行くには段差があるので、前方はできるだけ段差を越えにくい人が使うべきで、

僕のように段差に不自由がない人は後ろに行くものだと思っている。そっちの方が座席数も多いし。

そんなわけで、バスに乗り込んだら真っ先に後ろに行くので、中扉から乗り込む方が後ろに行きやすくてよいと思っていた。

むしろ、先払いで前扉から乗ると、後ろに行くために人をかき分けないとならず大変だと。(cf. 降りやすいが前が詰まりやすい)

ただ、現実はそうともいえず、先払いのバスに比べ、後払いのバスの方が前方に集中する傾向があるらしい。

確かに後ろに行くと降りるのが大変という話もあるが、むしろ混雑するバスで前に留まる方が大変だと思うのだが。

不慣れな観光客ほど前方に集中する傾向も強いのかも知れない。荷物が大きく段差が上がれない人もいるし。


今後、観光系統に位置づけられている101系統・102系統にも導入する予定らしい。

102系統はそんなに混む系統ではないはずなので、先払いのメリットが生きるかはよくわからない。

101系統(京都駅~北野天満宮~北大路BT)は50系統(京都駅~北野天満宮~立命館大学)の補完系統という色合いが濃くて、

けっこうな生活路線では? とも思うし、休日は2つの系統がほぼ交互にやってくるので、乗車方法がころころ変わるのは不便な気もする。

もっとも、100系統も東山通では206系統と混ざって走っている点では同じなんだけどね。

それでも混乱せずに利用できるかというのは、すでに実験で確認したということなんだろう。


京都市バスの観光客による混雑はそれだけ深刻ということでもある。

ただ、観光客が特定の系統に集中して混雑している面もあるんじゃないかなとは思っていて、

東山通の100系統・206系統はその典型だと思うけどね。有名な観光地が沿線に多く、かつ京都駅に行きますからね。

地下鉄を使ったり、違う系統に分散したり、そういう工夫でずいぶん楽にはなるんですよね。

そういう工夫も期待したいところだが、そうはいってもやっぱり便利なものに利用に集中するのは仕方ないこと。

もはや増発も限界ですから、そんな中での工夫としてはよい挑戦ではないかと思う。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/15(Fri) 22:59
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新しい勤怠システムがやってくる

4月から勤怠システムが刷新される。

時間単位有給休暇の導入のときも既存システムの修正で乗りきったのだが、

このタイミングで刷新する理由は労働基準法対応である。


労働基準法の改正により、時間外労働の法規制が強化された。

もともと、労働組合と会社は協定を結んで、そのルールによって上限時間やその他のルールが決まっていた。

この協定は必ずしも新しい法規制に比べてゆるいとまでは言えないのだが、一方で新しい法規制の全てを満たすものではなかった。

そこで、会社から新たな法規制の要件を満たすように変更を提案され、労働組合は新しい協定を結んだ。

基本的には従来の協定に対して、足りない部分を付け足すような形で変更が行われたのだが、

その結果として、時間外労働の上限がとても複雑になってしまった。


従来は3ヶ月単位での時間外労働の時間を基本に上限を決めていたので、本人も上司も状況が把握しやすかった。

ただ、極端なケースでは新たな法規制を満たさないので、こういうルールが追加された。

  • 1ヶ月の時間外労働がXX時間を超えるときは申請、XX時間を超えるときは医師の診察を受け、XX時間を超えてはならない
  • 2~6ヶ月間の平均の時間外労働時間がXX時間を超えてはならない
  • 時間外労働がXX時間を超える月が年に6ヶ月以上あってはならない

こうすることで、新たな協定は法規制を満たすことになったのだが、問題はこれの実現方法である。

そこで、新たな協定に従った時間外労働の管理を実現するために、新しい勤怠システムが導入されるのだという。


というわけで、その新しい勤怠システムの説明会に課の代表として参加するように課長から指示を受けた。

以前、新しい旅費精算システムの説明会にも参加したけど、それと全く同じ流れである。

実際に会場に行ってみると、意外と管理職が多かった。

この説明会では申請者としてのシステムの使い方も、承認者としてのシステムの使い方も両方説明されていた。

そう考えると、承認者である管理職が出席して、申請者としての内容をメンバーに指導するのは理にかなっているのかなと思った。

自分は承認者ではないけど、その内容を課長に教えないといけないかもしれない、と思って説明は聞いていたが。

実のところ、この説明会とほぼ同内容のe-learningが用意されるようで、じゃあこの説明会の意義は? という話もある。


説明を聞いて、一番変わるなと思ったのが、定時出勤・退勤の場合の扱い。

従来は何も入力せずとも、定時出勤・定時退勤として認識されていた。ひたすら定時なら勤怠システムはほとんど開かずにも済んだ。

今後は定時出勤・定時退勤でも入力が必要になる。入力自体は2クリックで済むようだが。

従来、入力していないにもかかわらず、上司が勝手に承認してしまい、後で上司に修正してもらうはめになる事象が発生していた。

そもそも正しく入力されていない勤怠事項を承認してしまった上司に問題があるが、そこまで把握するのは難しいのも現実だろう。

新システムでは未入力は未入力なので、この状態で承認することはあり得ない。

本人が入力するのを待つか、上司が代理入力しない限りは承認できない。


あと、うちの職場ではあまり関係ないけど、グループ内出向者の勤怠承認がやりやすくなるらしい。

グループ会社で同じシステムを共通利用するから、出向者も同じシステムで管理できるようになると。

もともとグループ会社でも会社によって違うシステムを使っていたのだが、各社共通の課題に対して、共通のシステムを導入した結果、こういう改善効果も得られたようだ。

その他、従来はイレギュラーな扱いで紙の勤怠簿を使っていた人も、システム上で申請・承認ができるようになるなど、

これまでいろいろ先送りしていた問題に対して、根本対策をしたのかなと思った。


今後、新しい勤怠システムのトライアルとして、好き勝手に入力してよい期間が設けられる。

触ってみないとわからないところも多いので、いろいろ試してみようと思う。

従来のシステムより楽になる部分もありそうだが、定時出勤・退勤の場合を筆頭に操作が増えるところもある。

説明を聞いてきた感想としては、そんなに悪くない印象は受けたが、説明だけじゃわからないからね


Author : hidemaro
Date : 2019/03/14(Thu) 22:36
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