Twitterのタイムライン見てたら、この前の土日あたりからなにやらアイマスの話で盛り上がってるからなんやろ、
とおもったらライブがあったそうで。その残り火が今日までくすぶってるというのが信じがたいことだが。
アイマスってアイドルマスターのことね。プレイヤーがプロデューサーになってアイドルを育成するゲームね。
このBlogでは、これまで2度、モバマスこと「アイドルマスター シンデレラガールズ」の話題を取り上げてきた。
これはアイドルマスターから派生したソーシャルゲームのことですね。
コンプガチャ騒動で話題になったもんでね。僕の近所ではコンプガチャのソーシャルゲームといえばこれだったのよ。
そのアイドルマスターという作品、一体どんなものなのか、たどっていくととても不思議なものだった。
アイドルマスターの発祥は何か?
実は2005年稼働開始のナムコ(当時)のアーケードゲームなんですね。
は?アーケード? と思ったが、そうアーケード発祥なんですね。
いや、アーケードゲームってコイン投げ込んで遊ぶのはいいけどどうやってアイドル育成するのさ?って。
当たり前だけど1回のプレイでこれをするわけではなく、カードに記録して何度もプレイすることで育成を行っていく。
まぁそんなゲームだったらしい。ようやるわと。
2007年、アーケードの移植にあたるXbox360版のアイドルマスターが発売された。
このXbox360版の特徴はダウンロードコンテンツの購入が出来たこと。衣装とか楽曲とかが買えたようで。
その購入にはゲイツポイントことマイクロソフトポイントを使う。
このXbox360版アイマスのプレイヤー、プロデューサーと言うべきか、がやたらゲイツポイントを使うものだからけっこう話題になってた覚えがある。
その後、2008年にファンディスクとでもいうべき、「アイドルマスター ライブフォーユー!」が発売されたが、これも盛況だったようだ。
それにしてもアーケード・Xbox360とマニアックなところでやってる感が否めなかったアイマスだが、
2009年にPSP版の「アイドルマスターSP」が発売された。
Xbox360版に準ずるようだが、UMDの容量の都合などあり、プロデュースできるアイドルを3分して発売された。
追加キャラクタもいたようがライバルとして登場したようだ。しかしこういうのって3つ買うもんなんかね?
これもダウンロードコンテンツあったようね。
同年、引き続いてDS版の「アイドルマスター ディアリースターズ」が発売された。
これは全く新しく用意されたアイドル3人がトップアイドルを目指すゲームだったようだ。プレイヤーはプロデューサーでなくアイドルということね。
2010年にはこのゲームの発祥となったアーケード版アイドルマスターが5年目にして、ネットワークサービスが終了しオフライン化された。
2011年には、続編ともいうべき「アイドルマスター2」がXbox360で、引き続きPS3で発売された。
これまたダウンロードコンテンツが盛況だったようで。
そして同年にはテレビアニメ化され「THE IDOLM@STER」として放送された。
また、僕がこのBlogでネタにした、携帯電話ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」も去年の年末に始まったものだ。
この後、「アイドルマスター ライブinスロット」としてスロットとなることや、
「アイドルマスター シャイニーフェスタ」としてPSP用のリズムゲームが発売されることが決まっている。
さて、こんなゲームなのだが、ゲーム中でアイドルが歌を歌って踊ってやってたもんだから、CDが発売されたりしている。
実に多数のCDが発売されたのだが、この手のCDとしてはとんでもない枚数売れたとして知られている。
今年4月に発売されたモバマスのCDなんか発売された5枚のCDがオリコンの週間チャートで全部10位以内に入るほど売れたようだし。
まぁこれは700円とやたら安かったことと、モバマスのゲーム中でのアイドルが付いてくるということもあったのだが、それにしてもなかなか成し遂げられるものではない。
そしてこれまで何度もアイマスのライブが行われている。
当たり前だけど架空のアイドルがステージに上がるわけにもいかず、そのキャラクタの声をあてた声優がステージに上がっている。
実はこういうアニメやゲームのライブというのはそれなりにあるものらしい。
ただ異質なのはこのようなライブが7年間にわたり続いていることか。
アイマス7th「みんなといっしょに!」は何がすごいのかレポ (exciteニュース)
「アイマスライブを見に来ているのはファンではありません、プロデューサーです。」なんてことが書いてあるけど、
こんなのも異質なところですよね。ゲームの外の舞台ではあるが、自分らプロデューサーが育ててきたアイドルが活躍する姿を見るととるわけだ。
で、長く続いていることの背景は先ほど書いてきたように年を追うごとに新しいファンが増えていることがあるのだろう。
最初のアーケードゲームの時代なんて今に比べたら大して興味を持ってる人もいなかっただろうけど、
Xbox360で遊べますよ、PSPで遊べますよとなってくると当然興味を持つ人は増えてくる。
特にここ1年ではアニメが放送され、携帯電話1つでアイマスの世界に入れるようになったというところは大きなことだったのかなと。
そんなこともあって2日間でのべ2万人以上の観客が会場に訪れ、それだけでもなくライブビューイングなんてのもやってたほど。
のべ2万人と書いたけど両日参加している人も多かったようね。Twitterたどるとそんな人ばかり見えたが気のせいか。
ただならぬものだな、と、調べていて思った。
原動力はなんなのか? キャラクタの魅力なのか、プロデューサーらの熱意なのか、まぁどっちもありそうだけどね。
僕はゲームをプレイしたわけでもなく、アニメを見たわけでも無く、端から見ているだけなんで、なんとも言いがたいが、
ただ、Twitterでの盛り上がりようを見るからにはプロデューサーらの熱意はすさまじいもんだなと思った。
ともかくまだまだアイマスは続いていきそうだ。