今月は酷使したモバイル回線

今日で8月も終わり。

いろいろ切り替わりはあるけれど、出張中の今に限ってはBB.exciteモバイルLTEのチケット枠が一番気になっていたことだ。


出張が始まってすぐに書いたけど、今月初め時点でチケット枠は8GBあった。

モバイルだけでやりくりする

先月から4GBの契約に切り替えて、先月分は丸々残して繰り越して、

今月分の4GBとあわせてチケット枠が8GBあったということだ。

適宜、チケットのON・OFFを切り替えて、消費しすぎないように注意しながら使ってきた。

そして、今日で今月最終日だけど8GBあったチケット枠はあと少しで使い切るほどまでになっている。

チケット残量あれば動画などで使ってしまうということよな。


チケットONだけで8GB、チケットOFFの通信も含めれば、1ヶ月で10GBは通信したんじゃないのかなぁ。

けっこうチケットOFFの通信をやりすぎて速度制限をかけられたような状態になったこともあったからね。

モバイル環境で1ヶ月にこれだけの通信ができる環境ってそうそうないんじゃないかなぁ。

7GBぐらいで通信速度がガクッと落ちてさっぱり使えんようになるとかよくあるし。追加料金払えばどうか知らないけど。


先の記事にも書いたとおり、通信品質はよいとはいえず、特にストリーミングは厳しい。

それでもなんとか使えているという程度のことだ。

ただ、値段はものすごく安く済んでいる。

BB.exciteモバイルLTE、普段は2GBで毎月831円、これを4GBに増やすと1263円だから、差額は432円となる。

これを2ヶ月で差額は864円だから、1ヶ月限りならばたったこれだけの費用で済んでいる。

実際には固定回線との同時契約キャンペーンで当分毎月939円引きなので、これまで0円のところ、324円の支払いが2ヶ月発生するということになる。なおさら安い。


出張は9月になっても数日続くのだが、それは高々知れてるので9月からは2GBプランに戻している。

平穏な日々に戻れば通信量なんて高々知れているのだ。

出張中はしっかりしたモバイルブロードバンドにありつきたいものだと思っていたけど、

普段は固定回線がしっかりしてることがなにより重要で、出かけてるときに少し使うだけなら低コストな方がいい。

低コストな回線で容量だけは稼いだのが今月だったということだ。

外国航空会社が飛ばす日本国内線

この前、外国航空会社がアメリカ(太平洋諸島含む)~日本~アジア各地という路線を飛ばしていて、

中には日本人の需要をあてこんだような路線もあるという話を書いた。

韓国の航空会社が関空からグアム?

経由便の自国~A国~B国のA国~B国区間のみの利用が認められる権利である以遠権を行使することで、

韓国やマレーシアの航空会社であっても日本~アメリカの利用ができるし、アメリカの航空会社であっても日本~アジア各地の利用ができるわけだ。


一方で、外国~日本~日本と日本国内の空港2箇所にとまる路線が設定されることがある。

この場合、日本国内区間とはいえ、国際線扱いとなるので、経由するだけの空港では入出国審査を行わない。

このような国際線の国内区間だが、実は以前は日本の航空会社も国際線乗継便として設定していた。

関空~成田、セントレア~成田で、JALが主に成田空港発着の国際線への接続を意図して飛ばしていた。

ただ、国際線扱いで飛ばすと国内区間のみの利用ができなくなってしまうし、あんまり国際線扱いで飛ばすメリットもないということでなくなってしまった。

特にJALの場合、ここ最近はジェットスタージャパン(GK)の路線が成田・関空から多く設定されているのを利用して、

国際線乗り継ぎ客に限りGK国内線をJL便名で利用できるようにしていることもあって、成田発着の国内線すら縮小されている。

国際線乗り継ぎ客だけで利用者が確保できる路線なんてそうそうなくて、割安な運賃で国内利用者を稼いでやってかないとやってられないということか。


なので、現在、日本国内区間を国際線扱いで飛ばすのは外国航空会社ぐらいのもんだろう。

外国航空会社でも乗り継いで日本~外国を移動する客だけを扱う場合は、日本国内相互の路線を取り扱うことができる。

実は多くの外国航空会社がこの制度で日本国内線を自社便として扱っている。

もっともその国内線を運航するのは大半が日本の航空会社で、コードシェア便として自社便名も付けて乗り継ぎ客に販売している。

実際に自社で飛ばしているのは、貨物便ならいろいろあるのかもしれないけど、旅客便だと本当に少ない。

今だとハワイアン航空(HA)のホノルル→仙台→新千歳→ホノルル便ぐらい。それも10月からはホノルル~新千歳だけの運航になるとのこと。

ハワイアン航空、新千歳/ホノルル線を直行便に、仙台経由は運休 (Travel vision)

なぜこんなことをやってたのかというと仙台~ホノルルって他に運航してる会社はなくて、おそらく単独ではなり立たない路線なんだろうけど、

そこにHAが目を付けて、新千歳からの需要とくっつければ週3便なり立つんじゃないのとやってみたそうだ。実際は経由すら厳しかったと。

似たような話で、ルフトハンザ航空(LH)が成田~関空~フランクフルトを飛ばしていた。

なぜ? と思うかも知れないが、LHが羽田~フランクフルトの運航を開始し、成田~フランクフルトは需要が減るだろうからと関空~フランクフルトと需要を集約したと言われている。

そこまでしてなぜ成田発着便を飛ばしたか。まぁ成田縛りだの言われてた通りだ。現在は以前同様、直行便が飛んでいる。

過去にはこういう成田~関空~外国の便もいくつかあったような覚えがあるんだが、路線分離や経由取りやめでなくなっちゃったな。


そんな状況だったのだけど、来年3月からデルタ航空(DL)が関空~成田~ニューヨーク線の運航を開始する。

デルタ、関空/成田線を再開、米国7都市に乗継可能 (Travel vision)

名目上は関空発成田経由アメリカ行きなのだが、関空~成田で使用するのはアメリカ本土まで飛べない機材のような気がする。

以前も書いたけど、デルタ航空は成田空港にアメリカ本土まで飛べない機材を置いて、グアム・サイパン・コロールへの路線で使っている(成田空港を手放せないアメリカの会社)

なので実態は関空~成田だけを飛ぶ飛行機があるということで、かつてJALがやっていた国際線扱いの国際線乗継専用便とほぼ同じようなものと言える。

成田空港ではデルタ航空のアメリカ線、いずれへの乗り継ぎもできるということからも分かるとおり。

デルタ航空は日本国内での提携先がないので、日本国内線を扱おうにも自分で飛ばすしかないのだ。

この路線が長続きするかどうかはわからないけど、まだまだアメリカ線の品揃えが少ない関空にとっては朗報かもしれない。


ところで2009年頃、関空発着の国内線を外国航空会社にも開放するという案が出ていたことがあった。

関空便に限り、海外会社の国内路線運航容認 国交省方針(朝日新聞)

DLを見ても分かるとおり、外国航空会社でも日本~外国での利用客を乗せるだけならば日本国内区間の運航はできる。

ただ、日本国内完結の利用はできないので、当然、国際線扱いで飛ばすことになる。

関空発着の国内線を外国航空会社に開放するという話はそういうことではなくて、日本国内完結の利用もできるようにしようという話だった。

ただし、日本の航空会社と提携してコードシェア便として、日本国内完結の利用は日本の航空会社の便名で乗せることという話だったと思うが。

なかなか日本の航空会社は関空発着の国内線を増やさないので、関空を内際ハブとして活用することが難しい。

けど、外国の航空会社の中には関空をハブとして活用したい会社もあるかもしれない。とはいえ、国際線乗り継ぎ客だけではなかなかなり立たないだろう。

ならば、日本の航空会社と提携して日本国内相互の客を乗せてもいいから、関空発着の国内線を飛ばさないか。という話だったはず。

この話は結局実現しなかったのだが、2011年には関空を拠点とするPeach(MM)が運航開始し関空発着の国内線が急激に拡大し、

GKも関空を拠点化しこちらの国内線も拡大し、結果的には関空発着の国内線は日本の航空会社の手で拡充されることなったのだった。

もし、MMもGKもなければ、中国の航空会社あたりが本当に関空発着の国内線を飛ばしていたかもしれない。


国内相互の輸送を国内の事業者に限るのは船もそうだし飛行機もそうだけど、国内の事業者保護のため当然とされている。

けど、日本の航空会社が乗り気ではないときはどうすればよいのか? そこに切り込んだ提案だったと言える。

DLの関空~成田もDLが日本に提携先がないという事情はあるにせよ、

狭い時間帯に集中したDLのアメリカ方面各線に最適化された時間に飛ぶので、短い乗り継ぎ時間で広いネットワークにアクセス出来るというメリットがある。

日本国内は日本の航空会社が飛ばすのが自然だけど、外国航空会社がやる意味というのもあるのだ。

かなりナンバリングが進んだ

そういや近鉄が駅ナンバリングを全線で導入するそうで。

駅ナンバリングを全線で実施します〜あわせて案内サインや放送での多言語対応を拡充します。 (pdf) (近鉄)

ナンバリングとともに特急と奈良線・京都線・橿原線では携帯端末を用いた多言語の自動放送も始めるとか。

携帯端末で自動放送に対応させるあたり、近鉄はおもしろい技術開発をするなと感じるところだ。

運転士に携帯端末を持たせて運転士支援システムを導入したりする会社ですしね。


実は近鉄でもすでにナンバリングされてる駅がいくつかある。

まず、けいはんな線だ。生駒~登美ヶ丘の開業時に中央線からの通し番号でC23~C30の番号を割りあてた。

北急が御堂筋線からの通し番号でM08~M11を割りあてたのと同じ理屈だ。

もっとも市営地下鉄でナンバリングされた時点では東大阪線(当時)の駅にはナンバリングしなかった。

生駒~登美ヶ丘の開通後、サインを交換するついでにせっかくだしと導入したのが実情だろう。

もう1つナンバリングのある駅がある。それが大阪難波駅だ。

といっても割りあてたのは阪神で、HS41となっている。

阪神のことで近鉄には関係ないのでは? と思うところだけど、奈良方面からの電車で難波駅への到着前、車内の案内表示でも OSAKA-NAMBA(HS41)とか表示されるのよね。

わざわざ近鉄も駅名標にHS41と書き足すほどで、意外と近鉄もこのナンバリングに好意的であることがわかる。


HS41はともかく、けいはんな線はすでにあるので、それとどうやって整合性を取るんだと思ったら、

路線ごとにA,B,C…とアルファベット順に割りあてる方法を取ることにしたようだ。そしてCはけいはんな線である。

具体的にはAが奈良線、Bが京都線・橿原線、Cがけいはんな線、Dが大阪線、Eが名古屋線、Fが南大阪線・吉野線……と。

枝線にも1つ1つ割りあてて、Pまで行き、YとZは生駒ケーブルと西信貴ケーブルに割りあてている。

番号は難波・京都・あべの橋・名古屋を01として、他路線と分岐・交差する駅は数字を合わせるように、

例えば西大寺だと1つ前の菖蒲池がA21、平城がB25であれば、大きい方の数字を1増やしたものに合わせ、A26/B26とするなどして合わせている。

けっこう徹底していて、特急が直通するだけの八木がD39/B39となっているのはともかく、直通列車なんてない橿原神宮前もB42/F42と合わせている。

同じ駅で違う数字があるのは生駒のA17/G17/C27ぐらいで、あとは難波がA01とHS41ということぐらいかね。

なんというかけっこう豪快な解決法だった気がするけど、近鉄だけでナンバリングを見ればシンプルなものだ。

駅名標などへの表示もシンプルでA01とかデカデカと書くようにするようだ。

誰にでも見えてナンボであるが、ここまでデカデカとナンバリングを書くのはなかなか珍しいと思う。


これをもって関西圏のJR以外の主な鉄道会社ではナンバリングが完了することになる。

関東圏よりやや遅れてだが、ここ数年でバタバタと導入していったというところだろうか。

ナンバリング方法をまとめると、

  • 路線ごとに記号を割りあてる : 大阪市営地下鉄・北急(2004年)、神戸市営地下鉄(2004年)、京都市営地下鉄(2004年)、ポートライナー・六甲ライナー(2006年)、嵐電(2007年)、叡電(2008年)、近鉄(2015年)
  • 会社で共通の記号を使う : 南海・泉北・阪堺(2012年)、阪急・能勢電(2013年)、阪神(2014年)、山陽(2014年)、神鉄(2014年)、京阪(ただし大津線は別の記号)(2014年)
  • 番号だけ : 大阪モノレール(2007年)

ちなみに嵐電のナンバリングも近鉄と同じ発想でA,Bとアルファベット順に記号を割りあてた。

ここ数年ではほぼ会社ごとに1つの記号を使うパターンが多かったけど、近鉄は路線ごとに記号を割りあてた。近鉄は駅が多いのもあるだろうが。

関東圏だと路線ごとまたは路線グループごとの記号の方が多数派だが、どっちもあるのは一緒だ。

あとナンバリングではないけど、JR西日本は近畿圏の路線に路線記号を割りあてている。

神戸線・京都線・琵琶湖線をA、環状線をOとして、分岐する順番に割りあてていったという感じだ。

なんか中途半端な気がするけど、関空へ向かうということで来訪者も多く使うにもかかわらず途中駅での分岐がある関空・紀州路快速を筆頭に複雑な運転系統に多いJRでは、

どの路線にいくかを誰にでもわかりやすくするというのは一理あることではある。


なにぶん漢字という外国だと多くの方にはなじみのない文字を使っておりますもので、

こうしてナンバリングするというのは便利なのではないかと思っている。

日本では韓国の地下鉄でナンバリングされているというのが先行事例として知られてはいたけど、

だいたい日本で導入が始まったのが2002年の横浜市営地下鉄、2004年以降、公営地下鉄での導入が進み、

それで10年ぐらいした今となってはかなり導入が進んだということになる。

まだ網羅的とは言えないけど、ここまで導入が進むとは最初の頃は思ってなかったなぁ。

けど、確かに外国人の観光客が近鉄に乗るのは不思議ではないし、実際、そこそこ見るしね。だから納得ではあるのだ。

パスタはどこに並べば食べられる?

今いる事業所の食堂は、カウンターが概ね、メイン、丼・カレー、和麺、中華麺の4つに分かれている。

それぞれ並んで取りに行くということだ。


以前いた事業所もだいたい同じだったんで、あまり疑問に思っていなかったのだが、

日によっては突如としてメニューに「パスタ」というのが現れてくる。

パスタ、いいじゃないのと思ったのだけど、どこに並べばいいんだ?

和麺でも中華麺でもないよなぁ、とさっぱりわからず困ってしまった。

後で知ったのだけど、丼・カレーのところに並べばパスタがあったらしい。

なぜそこなのだ? せめて看板に「パスタ」と付記してくれてあればよかったのだが。


以前いた事業所の食堂も分け方は似ていると書いたが、スペシャルというカウンターがあった。

スペシャルメニューというのが日替わりで設定されていて、それのためのカウンターだ。

おそらくあそこでパスタが供されることがあるとすればスペシャルだろうなぁ。

あんまりスペシャルメニューを選ぶことがなかったからよくわからんけどさ。

ちなみにここの食堂もカレー・丼というカウンターがあるのだが、

丼メニューはない日もある。だいたいある日とない日は半々ぐらいかな。

だから書いてあってもない日があるということで戸惑いはあったが、メニュー見てから行けばそこは問題じゃないよね。


似たような食堂に見えるけどメニューとか価格設定とかけっこう傾向が違うのよね。

一番違うのはカレーで、今までいた事業所の食堂でカレーはものすごく安かった。

あそこでカレー食べると一緒にオクラを取って食べるのが常だったけど、それでも他の日よりいくらか安く済んだ。

それがここの食堂だとカレーそのものがそこそこするのよね。

確かカレーだけで前いたところのカレー+オクラよりも1~2割ぐらい高いんじゃないかな。小鉢を付けたらさらに高い。

まぁここの食堂のカレーは具だくさんだし、それが価格設定の差かなと思ってるんだけど、

今まで、学校の食堂にしてもカレーといえば安いものの象徴だったのだが、ここの食堂ではむしろ高く付くのだった。

高く付くと言っても食堂の値段だから高々知れてるのだけど、レジに行って「あれ?」と思うのは常だ。


ここの食堂は決済手段がプリペイドカードだから、現金を用意してチャージする必要がある。

別に日によって100円前後しか変わらないんだし、大したことではないけど、支払い額と残高には敏感になるよね。

ということは今まではあまり気にしてなかったのか? と言われると少なくとも残高には無頓着だった。

今までの食堂だとSuicaだったので、だいたいオートチャージで残高がかなり多く保たれているので。

お盆見てこんなもんかなという感覚が養える程度には支払い額の感覚を持ってたのもあるのかも知れんが。

1ヶ月ぐらい食堂使ってるとわかるもんで、今の食堂もだいたいそんなもんかとわかるようになってきたな。

クレジットカードを区別するなら下4桁

今日、珍しくも楽天で買い物をした。

元々Amazonで買うかーと思ってたんだけど、楽天スーパーポイントを消費しないといけないことに気づき、楽天ブックスで注文したのだった。

基本的にAmazonかYahoo!ショッピングを選ぶことが多くて、

というか一応、楽天も含めて吟味した上で、結局どちらかになることが多いというのが実情で、楽天を選ぶ理由があまりないと。

今回も本当はAmazonが一番良かったんだけど、楽天ブックスでもそこまで変わらないということでポイント消費のために選んだようなもんだ。


久しぶりに楽天で買い物して、ポイント消費した残りはなにも考えずにクレジット決済にした。

それで後で注文履歴を確認したのだが、カード番号の下4桁が今、主に使っているカードと違うではないか。

これは以前、主に使ってた緑色のセゾンカードですね。

というわけで、一旦注文を取り消して、もう一度注文するときにSoftBankカードの番号を登録して申し込んだ。

たまにこういうこともある。


よく使うクレジットカードなら番号の下4桁を見れば区別は付くものだ。

僕だとSoftBankカードとビックカメラSuicaカード、あとはせいぜい昔、主に使ってたセゾンカードぐらい。

そのさらに前だとスルガ銀行のVisaデビットカード、さらに前だとイーバンクマネーカードの番号も覚えてたな。

クレジットカード番号はバレるとまずいので、だいたい伏せて表示される。

どこを隠すかというのもいろいろパターンはあるけど、下4桁以外を伏せるというのはわりとよくあるパターンだ。

ただし別の隠し方のパターンもあって、逆に下4桁だけ伏せるというのもあるとかなんとか。

今はほぼ下4桁だけ残すで統一されてる気がするし、それ以外はそうそう見ないと思うが、どうだろ。


ともかく、クレジットカードを利用すると番号の下4桁だけ表示されたものを見ることは多い。そうすると覚えちゃうんだよね。

そしてそれが一番確実な判別方法になるわけだ。

クレジットカードのブランドは区別方法にならんのか? と思う人もいるかもしれない。

それで区別できれば、僕だとMasterはSoftBankカード、JCBはビックカメラSuicaとほぼ判別が付くはずだ。

ただ、実店舗だとその店の契約によってカードのブランド表記がよくわからないことになることが多いのよね。

イオンでクレジットカード決済したらなんでもイオンカードと表示された気がするし、

セゾンカードなのに三井住友カードと表示されたり、TS3と表示されたり、得てしてそんなもんである。

国際ブランドを表示して欲しいのに、加盟店の契約先が表示されても客にとってはありがたくもなんともない。


SoftBankカードを持つようになって半年以上経過したが、こういうことは起きるのだ。

すでにカードが登録されていたら、特に聞かれずにそれを使うもんで、うっかり決済してしまうわけだ。

まだAmazonは決済前にカードのブランド・番号の下4桁を表示してくれるからよいが、楽天はそれすらなかったからな。

そりゃ気づかんわ。けど、別に楽天が特別なわけでもなくて、特に確認しないと表示されないことは珍しくないよ。

もちろん、今も使えるカードだからこそ注文は通ってしまうわけだけど、不本意ではあるわな。

以前、Visaデビットからクレジットカードへの移行のときにもそういうことはあったが、結局は一緒のことだ。

Visaデビットに間違って請求が行くと、即時に口座残高が減るのでやや痛いが、

クレジットカードとクレジットカード、しかも両方セゾンカードならポイントの付く先の差ぐらいなんだけどね。

だから気づかず放置してもよかったのかもしれないが、気づけばその場で修正できるのでありがたいのは確か。

夏休みの宿題も善し悪し

今、実習している職場はやたらと女性の多いところだ。というか男が本当に少ない。

嘘か本当か判然としない理由は教えてもらったが、本当にそれだけ?とは思う。

専門性とか適性とかそういう理由ではなかったもんで。納得できる部分もなくはないのだが……

そんな中でやっているわけだが、わりと仕事は順調だと思っている。


そんな職場で最近の話題として多いのが子供の夏休みの宿題の話だ。

もう8月も終わりに近い、ということは典型的には学校の夏休みも終わりに近いということだ。

すると夏休みの宿題も終わらさないといけない。

そういうことで母親として相談を受けたり、発破をかけたりすることも多いということなんだろうな。


そんな夏休みの宿題だが、3年前までは少ないながらあったものだ。

3年前までというと高専専攻科の頃までということになる。

というのも高専の頃は前期の途中に夏休みがあったから宿題を出す余地があったのよね。

大学院生の夏休み

小中学校なら学年単位でカリキュラムが連続しているから、学期の切れ目はどうでもいいが、

大学だと半期単位の科目が基本だから、前期と後期の間にはなにもないということになる。

高専だと通年科目も多かったけど、半期の科目もあるし、専攻科だとほぼ半期単位だ。

それでも前期の途中に夏休みがあるから、前期の科目から宿題を出されることもあった。

といっても高専時代の夏休みの宿題なんて高々知れてるし、

夏休み明けに期末テストがあることに配慮して、テストの想定問題みたいなのを宿題として出してくる親切な科目もあった。


今にしても思うが、小学生の頃の夏休みの宿題はむやみに多いしめんどくさかった。

小学生だとそんなにてきぱき仕事を進められるわけでもないから余計に大変だっただろう。

問題集はともかく、作文やら書道やら絵やら、夏休みらしいことだがやることが多すぎた。

小学生ながらに戦略は考えていた覚えがあるけど、それにしても自力でなにもかもやりきるのは厳しいわな。

書道の課題は祖父と一緒にやってたが、ああやってお膳立てしてもらってなんとか。

中学生ぐらいになると宿題の量も落ち着いてきてたし、仕事の能率もよくなってるから、まだ易しいかね。


なんてかれこれ10~15年前ぐらいのことを思い出して書いてみたわけだけど、

ある程度の期間をもって取り組む課題というのはそれはそれでいいよね。

高専時代に夏休みにせっせと製図をやってたということは何度も書いてることだが。

制御盤の設計のお仕事

こういう課題を出す余地があったというのは、今にして思うとユニークな環境だったな。

問題は課題の量と内容ということで、小学生の頃はここに難があったのでは? ということだ。

韓国の航空会社が関空からグアム?

どうも韓国のティーウェイ航空(TW)が関空~グアムの路線を開設するそうで。

日本の航空会社でもアメリカの航空会社でもないところに注目だ。


けど、ちょっと詳しい人なら知ってると思うけど、大韓航空(KE)も関空~グアムを運航しているのよね。

ソウル(インチョン)~関西~グアムだとかチェジュ~関西~グアムということで経由便として飛ばしている。

韓国からグアムに行くぐらい、普通に直行便で飛ばせるように思えるし、実際直行便も運航されている。

まぁ明らかに関西~グアムの需要をあてこんで飛ばしてるよね。

運航上も効率がよく、9月以降のダイヤだと、

KE721 インチョン19:15→関西20:55/22:15→グアム02:50+1

KE722 グアム04:25→関西07:05/09:30→インチョン11:20

KEのインチョン発の最終便とインチョン行きの始発便の間にグアム往復が挟まれているわけだ。

単に関空で飛行機を寝かせていてももったいないから、この間に日本人でも乗せてグアム往復してこいと。

そういう理屈で飛ばしているのは明らかなんだけど、名目上は韓国~アメリカ路線を日本経由で飛ばしているということになる。


経由便の自国~A国~B国のA国~B国区間のみの利用が認められる権利のことを以遠権と呼ぶ。

日本の航空会社が昔から認められてる以遠権としては、日本~アメリカ~ブラジルが有名だ。

現在はこれは使われていないが、かつてJALが成田~ニューヨーク~サンパウロで飛ばしていたときには使っていた。

今、日本の航空会社で国際線で日本国外の空港を経由する便はなかったはずなので、あまり関係ない。

日本が経由地となる例としては、アメリカ~日本~東南アジア・東アジア が以前より使われており、

アメリカの航空会社だとデルタ航空(DL)とユナイテッド航空(UA)が成田からアジア方面の路線を運航している。

成田空港を手放せないアメリカの会社

逆に東南アジア方面からはシンガポール航空(SQ)のシンガポール~成田~ロサンゼルスがある。

タイ国際航空(TG)のバンコク~関空~ロサンゼルスとか、チャイナエアライン(CI)の台北~関空~ニューヨークとかあった時期もあるけど、経由地変更とか直行化で今はない。

あとはKEの関西~グアム、成田~ホノルル(かつてはロサンゼルス)かな。

経由する必然性はなさそうだが、機材の有効活用だか知らんが運航されている。


現在、オープンスカイということで飛行機の運航の自由度が増しており、

日本はいくつかの国に対して成田空港・羽田空港以外の空港を経由する場合は以遠権を無制限に認めるという取り決めをしている。

成田・羽田が除かれているのは混雑のためで、そうなると経由地としては主に関空とセントレアが想定される。

その権利を行使した新規路線として初めて出てきたのがエアアジアX(D7)のクアラルンプール~関西~ホノルルだ。

LCCで関空ーハワイ実現へ 広がる中長距離便 (Aviation Wire)

エアアジアXはマレーシアのLCCだ。そこが日本人が大好きなハワイに向けて日本経由で飛ばすとおっしゃるのだ。

エアアジアXはLCCとしては比較的長距離の路線を得意とする会社で、ゆくゆくはアメリカ大陸に到達したいと考えているようだ。

その一歩としてまずはホノルルということだそうだが、明らかに関西~ホノルルの利用を狙ってるよな。

これが今年11月からの運航開始予定。

それに続いて出てきたのがTWの関西~グアムということだ。こちらの方が運航開始は早く10月からスタートする。

ティーウェイ航空、関西-グアム就航へ 韓国LCC、片道990円セール (Aviation Wire)


ホノルルはなかなかLCCの運航する距離ではないので、切り込める会社がそうそうないのはともかく、

グアムはLCCでも普通に飛ばす距離だろうから、いつか出てくるかなと思ってたら、まさか韓国の航空会社とは。

まぁオープンスカイの協定を結んだ以上は、こういうことは想定のうちだろうけどね。

特に関空とセントレアへの新規就航は大手も含めて期待されてたことだろうし。そういうことはある。

乗れたら列車よりバスがいい

出張先の宿泊施設から駅まで徒歩20~25分ぐらい。

それで列車の本数が多ければよいが、1時間に1~2本だから時刻表をよく確認しないと使えない。

そこからたいていは中心市街地の駅に向かうのだけど、そこまで15分ぐらい。だから合計40分ぐらいはかかる。

一方、中心市街地まで自転車で走れば30分、時刻表なんて見なくていいし、単純に行って用事を済ませるだけならこっちがいい。

ただし、自転車が共用で、長時間占有するわけにはいかないので、そこから先に出かけるなら中心市街地まで自転車では困る。

だから主に中心市街地の駅から各方面に行き来する場合に、そこの駅まで行く方法として有用ということだ。


一方でこの宿泊施設のごく近くにバス停があり、中心市街地へ向かうバスが発着している。

本数は平日で9往復、休日は3往復減って6往復となる。

9往復という本数を聞いてどう思うかはわからんけど、朝と夕方以降に集中してるのよね。

平日だと1時間間隔ぐらいで数本並ぶところだけど、休日は間引きされてなかなかそうもいかない。

バスだと15分ぐらいで中心市街地まで行けるので、乗れればバスが便利だ。

ただ、この本数ではなかなか都合に合わないことが多く、一緒に来てる人でもバスを使う人は少ないようだ。

バスの時間に合わせて行き来すればよいと言えるが、なかなか都合に合わないんだと。

まだ鉄道の方が都合に合うということのようだ。


さて、土曜日に数人で連れ立って、中心市街地からバスで30分ほどの景勝地に出かけていた。

バスに乗るには中心市街地までいかないといけないので、せめて往路ぐらいバスにしようぜと言っていた。

ところが計画を立ててくれた人がちょうどいい時間にバスがないと、往路は列車を選んだ。

往路の出発時間とか1~2時間ぐらいならずらしてもいいと思うんだけど、到着時間にこだわったようで。

まぁ中心市街地から先のバスの都合もあるしね。こっちは概ね1時間間隔だけど30分以上待ちぼうけというのも考え物だ。

そんなわけで歩いて駅まで行き、そこから列車、バスと乗り継いで目的地へ向かった。


一方の復路、偶然、宿泊施設へのバスの20分前ぐらいに中心市街地に戻ってこれた。

列車でも待ち時間は同じぐらいで、駅から歩く時間が単純に削れるということで、これならバスだなとなった。

待ち時間にスーパーで買い物して、バスに乗り、バス停からの歩きの時間を入れても20分で戻ることができた。

これは運がよくて、なかなかそういうこともない気がする。

運賃は鉄道より若干高いのだが、それでもこんなに楽ならば、と同行者たちも納得しているようだった。


多分、バスが1時間間隔より高頻度に走ってればバスを選ぶことは多いような気がする。

そんなに走らせても成立しないんだろうね。特に休日は。

乗れれば便利というのはわかったけど、この本数ではなかなか選べないというのもあるわな。

そんなことをこの週末に実際にバスに乗ってみて思ったのだった。

商船三井をどうすればMOLになる?

商船三井という船会社がある。

世界的にも大きな船会社の1つである。

一般の人にとって船会社というとフェリーぐらいしか触れる機会はなかなかないが、

フェリーさんふらわあ、名門大洋フェリーの親会社ということで大阪・神戸~九州の航路に多く関わっている。

それと商船三井フェリー、こちらは大洗~苫小牧の航路で、さんふらわあ と付いた船を運航している。


さて、そんな商船三井だが、変な名前の会社だなと思った人は多いのではないだろうか?

というのもこの会社は三井船舶と大阪商船が合併して生まれた会社なのだが、

当初の社名は両社の名前をくっつけた 大阪商船三井船舶 だった。

この真ん中部分を取って商船三井と呼ばれるようになり、現在はこれが正式名称となっている。

商船と付いているから船会社なのはわかるし、三井とあるから三井物産が発祥に関わっていることもわかるが、

なんかおかしいというのは妥当な感覚だと思う。


そんな商船三井だが、どちらかというと MOL という表記を好んで使い、

船やコンテナにはMOLと書かれていることが多い。港に行くとよく見られると思うけど。

なにしろ世界でも有数の船会社ですからね。こちらの方が受け入れられやすいのだろう。

けど、日本語のわかる人からすると、商船三井がなぜMOLになるのか? なかなか直感的ではないように思える。

気になって調べたところ、商船三井の英語名称は Mitsui O.S.K. Lines だそうで、これの略でMOLとなるよう。

O.S.K. ってなんだ? という話だが、 Osaka Shosen Kaisha の略で、大阪商船の略称だ。

これを使って大阪商船は英語表記では O.S.K. LINE というブランドでやっていたらしい。

一方の三井船舶だが、こちらの英語表記でのブランドは MITSUI LINE だったそう。

結局のところ、英語名称も単にくっつけただけなのよね。

ただし、こちらは今も正式名称なのでWebサイトでもちょこちょこ出てくる。基本的にはMOLと表記してるけどね。


MOLと商船三井はちょっと知ってる人ならたやすくつながるし、そんなもんかなと思うところだけど、

どちらの表記にも三井船舶と大阪商船の名残が実は残っているというのは以上の通り。

しかし、未だに英語名称には三井船舶と大阪商船がそのまま残ってるとはちょっと驚いた。

日本語名称では商船三井だけになってるだけに。

なぜ銀行はカードローンをやるか

今日は出張先の比較的近所で出かけていたのだけど、バスの旅みたいな感じだったな。

楽しい旅だった。


先日、食堂のプリペイドカードにチャージして財布の中身が減ったので、みずほ銀行のATMに行った。

それで引き出しをしてたら最後に、この場で限度額10万円設定できるがカードローンの申込みを行うかと出てきた。

そんなもんいらんと終了を押したけど、どうも他の人も経験していたらしい。

新手の勧誘だなと思ったけど、よくあることなのかな?


多くの銀行が通常のキャッシュカードにカードローン機能を組み込むことを行っている。

カードローンというと専用のカードを発行して、それで借入・返済を行う印象があるけど、

銀行口座を持っている人なら、キャッシュカードと統合できるわけだ。

借入・返済は出金・入金とは別の操作で、カードローンの操作を選ぶ必要があるが、

預金口座と統合する場合は、自動貸越を付加して自動口座振替などで不足分が生じたら自動的に借り入れされる機能も選べたりする。

詳しいことは銀行によっても違うだろうけど、だいたいそんな感じ。


銀行のカードローンだとか個人への貸し付けでは保証会社が付くことが普通だ。

今回勧誘されたみずほ銀行のカードローンだとオリコが保証会社になる。

三菱東京UFJ銀行だとアコム、三井住友銀行だとSMBCコンシューマーファイナンス、りそな銀行だとオリックスクレジットかりそなカードか、

SMBCコンシュマーファイナンスと言われてもピンとこないかもしれないけどプロミスのことだね。

だいたい消費者金融かクレジットカード会社がバックに付いているものだ。

なぜなのかという話だけど、これらの会社は銀行よりずっと個人の返済能力を見る目があるからだろう。

消費者金融にしてもクレジットカード会社にしても、お金が返ってこない経験なんていうのは山ほどしてるわけで、

そういう経験を蓄積して、様々な情報より即座に個人の信用を量ることができるようになっているのだ。


保証する側の事情としては銀行が貸し出すことにすれば貸金業法の規制を受けないという事情もある。

総量規制の対象外と堂々と掲げるの?

今は貸金業者がお金を貸すにあたっては貸しすぎが生じないようにいろいろ法律で規制がされている。

もちろん貸金業者も貸しすぎて返ってこないでは困るので、必要に応じて収入証明書を出させたりということは今までもしてただろうけど、

貸金業者としては貸金業法の規制は厳しいと考えているらしい。

ゆえに昔のようにカードローンなりクレジットカードのキャッシングによる商売が成立しなくなったと言っている。

そんな中で銀行の貸し付けは貸金業法の対象外なので、銀行が貸し出し、それに保証を行うという商売が流行ることとなった。

アコムもプロミスもそういう意図があって、経営難の後、大手銀行グループに組み込まれたのが実情だろう。

みずほ銀行はそういう気はないようだが、ここもキャッシングで儲けを出せなくなったオリコとの資本関係を強化しているので似たようなもんだろう。


まぁ別にカードローンの契約をしたところで、借りないといけないわけでもないし、

特に悪いこともないのだが、必要になったときに申し込んでもすぐに審査されるし、転ばぬ先の杖ということすら考える必要は乏しい。

銀行によってはカードローンの契約があるだけで優遇が受けられたりというのがあるけど、

みずほ銀行は借入残高がないと優遇対象じゃないし、そういう意味でもメリットは乏しい。