一人一人に年賀メールを送りましょう

来年になれば、年賀状を見てくる人もいるんだろうなとか。
まぁ確かにそれはいいんだが、このページは極端に読みにくいからねぇ。
そうなると定着しないかなという気もしますけどね。
それはそうと、今日は大晦日だと。
今年はさほど忙しくもなかったが、来年は大変だろうなとか思わないこともない。


どうも最近は年賀状で年始の挨拶をするでなしに、
これを電子メールでする人が増えているとか。
僕は特に挨拶をしておかないといけない人には年賀状を送ってきたけどね。
まぁそれはそうと電子メールですか。
トラフィックが集中するから困ると携帯電話会社は言ってるけどね。
まぁここではコンピュータから送ることを考えよう。
ただ大量に送るとなるとちょっとめんどくさい。
これについては2つの考えがあるな。
Bccで大量送信する方法。別にこれで通常はOKなのだが、Toがインチキな宛先になるのが欠点。
Bccだけで送るのは変だから、普通はToに自分のメールアドレスを入れたりするけどね。
BccはBlind Carbon Copyの略で、Ccのうちヘッダーに出てこないもののこと。
別にそれでもいいんだが、受け取った方はちょっと気分が悪い。
そもそも電子メールの送り先にはTo、Cc、Bccの3つがあって、
Toは本来の宛先。だから普段はここばっかり使うと。
Ccは参考に送付しておく宛先。その中で特にヘッダーに書かずに送付するのがBcc。
ToとCcはヘッダーに記載されるので、受けとった人がどこに送ったかわかる。
けどBccはヘッダーに記載されないので、宛先がばれることがないと。
ToとかCcで複数に送信すると、他に送信した人のメールアドレスがばれてしまうと。
大量に送信するメールですが、このメールは送り先全員がToに書くに値するものだから、
気分が悪いと言うことです。とはいえ実用的な方法なのでよく使われますね。
けど、1通1通Toの部分だけ書き換えたメールを作ってやればいいんじゃないかと。
そりゃ当然ですが、そんなこともできます。


実は結構苦労したのですが、こんなPerlスクリプトで送れそうです。

use strict;
use warnings;
use utf8;
use Encode;
use Mail::Sendmail;
use Time::Local;
my @list=qw{
foo@example.com
bar@example.com
};
my $body=<<'EOF';
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
EOF
my %params=(
'Smtp' => 'smtp.example.com',
'Content-Type'=> 'text/plain; charset=ISO-2022-JP',
'From' => encode('MIME-Header-ISO_2022_JP','Hidemaro '),
'Subject' => encode('MIME-Header-ISO_2022_JP','あけましておめでとうございます'),
'Date' => Mail::Sendmail::time_to_date( timelocal(0,0,0,1,1-1,2009) ),
'Message' => encode('iso-2022-jp',$body),
);
for my $to(@list){
sendmail(%params , 'to'=>$to) or die $Mail::Sendmail::error;
print "Send : $to\n";
}

useだらけですね。まぁ初め3つは特殊なプラグマだけどね。
use utf8;してるからこれはUTF-8で書いてね。他のエンコーディングでもuse encoding ‘euc-jp’;とかすればいいけど。
このうちMail::Sendmailは特に導入する必要があります。

perl -MCPAN -e "install Mail::Sendmail"

このコマンド一発でインストールできます。
かなり怪しい動作をしてるように見えたけど、最終的には入りました。
今回のポイントはMail::Sendmailですね。
sendmail関数に内容を書いたハッシュを渡してあげればいいわけです。
さて、宛先リストの@listはqw{ }で、本文の$bodyはヒアドキュメントで作ってます。
それでsendmail関数に渡すハッシュを用意します。To以外はここで埋めてしまおうと言うことです。
Smtpにはメールサーバーを書きますよと。
From・Subject、ToにASCII以外を含む場合は、エンコードしないといけない。
これなんだが、EncodeのエンコーディングにMIME-Header-ISO_2022_JPってやつがあるから、
これを使えばいいそうだ。今回はFromはASCIIだけだが、説明のために使ってる。
Dateだが、指定しなければ現在時刻になるが、ここは1月1日0時0分とするためにやってる。
まずUNIXTIMEを用意しないといけない。これはTime::Localのtimelocalを使うと出せる。
引数は、秒、分、時、日、月-1、年となってる。月-1であるところに注意。
これをMail::Sendmail::time_to_dateでメール用の表記に変えてもらう。
Messageは日本で主流のISO-2022-JPにエンコーディングする。
実はContent-Typeできっちり指定してあります。
さて、各人に送るわけだが、%paramにtoだけ足せばいいと。
こういう関数は引数にハッシュを取ると言っても実は配列なんですよね。
だからこういう風な表記も普通に出来ると。
エラーは$Mail::Sendmail::error、結果のログは$Mail::Sendmail::logに入る。


まぁこれを使えばうまく送れるんじゃないかなと。
このMail::Sendmailというモジュールは結構多機能みたいです。
実はPerlでメールを送る試みは初めてだったりする。
今まではPHPから送ることはあっても、Perlからは送らなかったしね。
Linuxから送るのなら、ひたすらパイプでmailコマンドに渡せばいいんだが、
Windowsではこうも行かないので、正攻法で書いてみた。
この方法ならば、何時に送っても1月1日の0時0分に送れるので、
トラフィックも安定してきましたなぁという時間に送ってもいいと思いますよ。
年始のご挨拶にご活用ください。

NAMで偽地下鉄を作って快適都市計画

お正月が近づくとお餅をつくのは毎年のことですね。
まぁお餅をつくと言っても、実際は機械でこねてるわけだけどね。
つきたてのお餅はおいしいですね。


久しぶりにSimCity 4でいろいろ試してた。
NAMという交通関係の拡張プラグインを使って楽しい都市計画をしたいと。
以前GLRで遊んでたのですが、これがすごく維持費高くて経営難に。
GLRというのは路面電車ですが、まぁ維持費高いし駅も高い。
きれいなんだけどね。けど、バグばっかりねぇ。
しかし何のためにGLRを試したのかというと、線路をひくスペースをうまく確保したかったから。
GLRは、大通と高架鉄道を同一平面に統合したものになってるようです。


SimCityでは渋滞対策というのが重要なテーマだったりします。
SimCity 3000からかな。
まず一番大切なのはバスの普及ですね。そのためにバス停をたくさん設置します。
シムは歩くのが大嫌いなので、二街区先の商店に通勤するのでさえ歩きません。
放っておくと車で通うのですが、集合住宅とかだと一軒で何百単位で車が出てきます。
SimCity 4では道路と街路という二種類の道路があるのだが、
街路は団地の区画街路、道路は一般的な道路です。
街路のキャパシティは低すぎるので、道路に変更してしまうことは多いのですが、
そもそも何百単位で車が出てくるなら、道路でも耐えられませんからね。
確かにそれ以上の大通などを使えば解決できるかも知れないけど、
区画街路まで大通を使う必要が出てくる。正直無理。
というわけでバスを利用していただこうという話になるわけです。
一街区に1つバス停と公園を設置するというスタイルがいいのかな。
ただそれだけでは無理なんですよ。バスって遅いから。
そこで安定して高速な鉄道と組み合わせるわけです。
ただ、鉄道の線路を引くスペースの確保が難しい。
踏切は渋滞の原因となるし、まぁ配置には悩むんですよね。
あと、地下鉄と高架鉄道があるけど、高架鉄道は維持費が高いだけでメリットは少なすぎる。
地下鉄は建設費が高すぎる。あと駅がバス停程度の効果しかないので、維持費の高い駅をたくさん設置しないといけない。
まぁバス停併設すればそれなりに使えるとは思うけど…
普通鉄道は維持費安い、建設費安い、駅安い、貨物輸送もできる、
というわけで非常によいのですが、さっき言った通り配置が…


その配置の難しさを多少解消してくれそうなものがNAMにはありました。
道路と普通鉄道の二重交通ですね。
道路の下を普通鉄道が通るというものなのですが、
あくまでも普通鉄道なので維持費安いし、貨物輸送もできる。
けど道路と一体になってるので配置も簡単。駅の設置も沿線に駅を配置するだけ。
ただNAMというのはユーザーが作ったツールなのですが、
線路を配置するにしても、1マスずつ配置しないといけないんですね。
だからドラッグ・アンド・ドロップで配置できる標準の交通と比べると扱いはかなり難しい。
以前使ってたGLRはこれがとにかくひどかった。それに比べれば扱いは楽だけど…うーん。


せっかくなのでNAMの導入から書いておこう。
Simtropolisで公開されてるのでダウンロードすればいい。
NetworkAddon (April 2008) For PCよりダウンロード。
ユーザー登録してログインが必要ですよ。
それでインストールすれば終わり。
すると鉄道のところにUnderground Railとして追加されているはず。
それでTabで切替ながら部品を配置していけばいいわけです。
パイプみたいに見えるのが線路の方向ですね。
部品の回転はHomeキーとEndキーでできますね。
ただ道路との交差部分だけ厄介。ここはあらかじめ線路と道路を交差させて踏切を作ってから、
それにかぶせるように部品を配置する必要がある。
まぁめんどくさいのですが、きちんと配置できればそこに線路があるんです。
NAM – Network Addon Mod (04/2008) (SimCity4 – BAT & MOD & LOT of the World)のUnderground Railの項目を参考にどうぞ。
沿線には普通鉄道の駅を置けばOKです。
別に普通の駅でもいいんですが、なんかクールな駅はないんかというのはあるわな。
SimCity4 BAT for ブリピザの地下ホーム用鉄道駅を導入するとCOOLですね。
ファイルはMy DocumentsのSimCity 4\Plugins\に適当なフォルダを作ってdatファイルを投げ込めばOK。
なんかスマートですし、駐車場の機能がない代わりバス停の機能がありますからね。
どうせ車を使うやつは電車なんか乗らないよ。
というわけでバスとの乗り換えがスマートにできるこの駅は楽しいですね。
あと貨物駅も沿線に配置すれば使ってくれますよ。
工場が沿線にあれば、直接貨物を乗せてくれます。
というわけで工業団地への通勤と、貨物の輸出、どちらにも便利ですよと。
あとバス停ですが、道路と一体化したバス停もあるので、これも便利ですね。
これもSimtropolisに登録されてるやつをダウンロードするといいかなと。
Diagonal Intersection RoadTop SubwayBus Station
ログインが必要ですね。


まぁ結構愉快なものがあるものです。
こんなものを使って都市をつくるというのはどうなのだというのはありますが、
交通についていろんな選択肢がありそうなSimCity 4も、やってみると結構困るものです。
それを補完するツールだということです。
こうやってきれいな大都市を作れればいいんじゃないかなと思いますよ。
まぁ今の時点では大都市言うほど大きくないけどね。

TeXを共通語に使うためにTeXを入れる

部でTeX使って本作るよということがある。
まぁTeXの整形は編集者がやってくれるのですが、
いちいち指示を日本語で書くのはめんどくさいし、テキスト見てても何かいてるかわからないし、
何を言いたいかわかる程度にはTeXで書いて、書いたのを見ようかなと思った。


TeXですが、Windowsで環境を整えるのは至難の業。
というわけで便利なインストーラーを使うことにした。
作ったもの,書いたもの,その他 (あべのりのページ)にある、TeXインストーラ3を使います。
全自動です。まぁ別のインストーラが立ち上がる分は多少クリックが必要だが。
まぁそれにしても楽なもんです。


僕はめんどくさいので、何でもかんでもTeraPadで書きますよ。
というわけでTeraPadで試しにこんなのを書いてみた。

\documentclass{jarticle}
\begin{document}
\section{いらっしゃい}
\subsection{ようこそ}
\subsubsection{どうぞどうぞ}
\TeX のテストですよ。特殊文字も\verb@$sum+=$_ for 1..100;@
\footnote{Perlで$ \displaystyle \sum^{100}_{i=1} i $ を求めるプログラムですね。}
のようにすれば安心安心。

さようなら。
\end{document}

実際にこんなものでテストしたわけじゃないけどね。
まぁしかしやりたいことはこういうことだということです。
こういう章で、ここはこのまま出力してほしい、ここはこういう注釈、ここにこういう数式。
こういうことを書きたいと。
そうすれば編集者も、考慮してくれるんじゃないかなと思ってるけどね。
日本語で書くとめんどくさいからねー。
まぁこのままでいけるわけじゃないので、そういう面では苦労をかけるなぁと思いますけどね。
そして自分が読むためには適当な環境設定をしないといけない、
というわけでよく使われてそうなjarticleという環境を使ってると。
実際の本はそれ用の環境を作ってあるらしい。


さて、コンパイルだが、foo.texのコンパイルは、platex fooとやるのね。
久しぶりにやったら見事に忘れてて、困った。
そしてdvioutで見てみる。うまいことできてますね。
これを見ながら編集すればやる気も出てきていいですね。
まぁうまいことできてますね。


僕はTeXは普段使わないと。
だからこうやってインストールしたんだけどね。
僕が覚えてるTeXは数式表現だけ、それ以外はリファレンス見ながらやってます。
OpenOffice.org Mathの数式編集はTeXの表現をもとに作られているので、
TeXでの書き方との違いを知って使えば、うまいこといきます。
あと、TeXの表現で書くと言えば、MediaWikiの編集か。
まぁ文字についてはわかりにくいからリファレンス見るけど、
基本的な数式をすらすら書けないと不便ですからね。だから覚えてるの。
まぁ数式はTeXが共通語なのね。なぜか知らないけど。

使えんはがきは使いにくい

そうそう、表示名をHidemaroに変えました。
以前まで、Hidemaro ◆3rRY3LJ8tcとかいうばかげた名前だったわけですよ。
トリップがねぇ…元々ネタみたいなもんだったわけですよね。
そもそもこれ掲示板で使ってないし。だから本当に旧日記システムでの壮大なネタでしかなかったと。
だからもうシステム移行後、これは全部手打ちですよ。
こりゃ全く意味はないですね。
短くなったけど、その分とげもなくなりましたね。


さて、僕は去年もそうだし、その前もそうなのですが、
年賀状は10通以上まとめて、料金別納で送ってます。
この方法の利点は何なのかと、書き損じはがきの問題が発生しないことですね。
ただそれ以上に欠点が多そうですけど。
例えば1枚あたり9円も用紙代がかかってるとか、差し出せる事業所が制限されてるとか。
あと、おもしろくないのは、お年玉がついてこないことか。
それはそうなんだが、年賀はがきを使うと、数枚書き損じを発生させるのよね。
そうじゃなくてもはがきを買いすぎることもありますしね。
これねぇ…年賀状ってちょっと多めに買うし、5枚ぐらい残りますよ。


書き損じはがきはどうするか、まぁ場合によっては修正して再利用できます。
薄い紙をしっかりのりで貼ってもはがきですからね。
買いすぎたはがきもそうですね。
ただ、実際そんなにはがきを使わないですし、
年賀はがきで普通に手紙を送られてくるとなんだがなぁ…と思ってしまうし。
去年発売の年賀はがきで、今年出す年賀状に使うというのは無理ですしね。
そのため書き損じはがきと、買いすぎたはがきはどうするかという話がありますね。
なお発売期間中のくじ付きはがきは、くじ付きはがきに交換できますが、それ以外からは不可と。
そのため去年の年賀はがきを手数料を払い今年の年賀はがきに交換できません。
だからそういう風に利用できないと。
そのため、書き損じはがきを寄付する人は多いですよね。それはそれでいいと思う。
寄付を受けた機関は、これを切手などに交換し、会社に売って、オフィスなどで使われていると思います。
会社に売った金額から交換手数料を引いた分はなんかに使われると。


ただ、こういう使い方もあるんだよということを書いておこう。
以前、ものすごい数のはがきがあったんですよ。
それで1枚あたり5円の手数料がかかります。
数を勘定して手数料分の切手をできるだけ集めます。端数は現金で用意してもいいですけど。
10円切手とか41円切手とか使いにくい切手はここで使うと便利かも。
それを郵便局に持って行きます。郵便局以外では交換できないので注意。
それではがきを渡して、交換先の切手類を申告します。
これなんだが、僕は全部50円切手に交換した。
80円切手とか普通はがきに交換してもらうとかできます。いろんな組み合わせもOK。
あと現金足して交換してもらうこともできます。はがきで切手類を買うようなものですから。
それで手数料をさっき言った通り、切手と現金で払います。
これは基本だとは思うのですが、受け取る切手類を削って手数料を払うという取り扱いができるとか。
これについては端末の操作が難しいらしく、できない可能性もあるとか。
ちょっとこれはやる前に郵便局の人に相談した方がいいかな。


とはいえ大量の切手を消費する方法ってなんだという話ですね。
そりゃこつこつ郵便に貼って使えばいいけど、そんなに使わんとさっき書いたしね。
これが年賀状などを料金別納で送るという方法です。
実は料金別納を使うきっかけの1つはこれです。紙のこともあるけど。
料金別納は広告郵便物・区分郵便物以外は切手払いができます。
すなわち一般の人は切手で払えると言うことです。
あとゆうパックの料金の支払いなんかも切手を使うチャンスだと思います。
まぁ僕はあんまりゆうパックにはいい印象はないけど、料金はそれなりに安いですしね。
荷物を切手だらけにする勢いで支払っちゃってください。
ゆうパックの料金は概ね100円単位ですし、はがきは1通50円なので、
50円切手でもらってくると効率がいいと思いますよ。


まぁそこまでして使う奴がどこにおるねんという話なんですけどね。
工夫次第でいくらでも使えるということが書きたかっただけです。
そして、書き損じはがきの回収だって、裏ではこんなことをやってるんですよ。
結構苦しい試みですよね。
何がいいたいかというと、料金がすり込まれたはがきは慎重に使いましょう。
切手なら貼ってしまっても、切り取って、
水につけてはがすもよし、元の封筒の紙ごと封筒に貼るもよし、
これを料金別納とかで使うとか。切手はなんとでもなるんですよ。
けどはがきは本当に難しいんですよ。そういうことを忘れないでねということです。

掘りたくない都市をリニアはどうする?

JR東海が言うリニアモーターカーの木津川沿いから新大阪までどうやっていくのか考えてたのだが、
まぁ祝園あたりに新奈良駅とか言ってるやつ作ることにして、そこまで高架橋で来ていただいて、
光台の下をトンネル掘って、しばらく高架橋を走り、それから清滝峠をトンネルで越えて、
リニアモーターカーは勾配に強いというので、それで大阪平野の高さに合わせてもらって、
そこから都心部は全部大深度地下通ればいいねと。
この方法の最大の欠点は、新奈良駅作る言ってるのに、できるのが京都府相楽郡精華町…
それを除けば完璧だと思うけどね。JRとも近鉄とも乗り換えられるし。
まぁこんなこと考えてても、実際は東京~名古屋間の建設すら始まってないんだからね。


正直言って、南アルプスをリニアは貫通できるかと言われても、
どんなもんか触れたことのない山についてコメントできんわな。
けど勾配につよいという特徴を生かせば、不可能ではないとか見たことある。
日本はトンネル掘るのうまいので、時間はかかっても掘ってくれますよ。
非常に苦労するに違いないけど…一体どんな風にしてあのアイデアは出てくるんだ?
まぁ10年ぐらいかかるかもしれないけどね。だからさっさと調査して発注せねば。


まぁそれはそうなんだが、気になったことがある。
リニア新幹線 (ケンプラッツ)を参考に見ていた。
さっきの南アルプスをリニアは貫通できるかという話もここが元ネタです。
結構詳しく解析してたけど、土地は選ぶけど不可能じゃないという結論だったはず。
このページに各地域で想定する構造物という項目があるのだが、
まぁいろいろ書いてあるのだが、正気かと言いたいようなことがあるのよね。
奈良盆地・木津川沿い : 大深度地下トンネルが望ましい(都市部)
という記述があるのだが…大深度地下通すのはいいと思うんだが、駅作れないと思うんだよね…
京奈和自動車道の大和北道路の都市計画決定のときに、
地下掘って平城宮跡の環境はどのように変わるかという解析をしてたのだが、
確か、シールドトンネル掘る分にはそんなに変わらないよという話だったはず。
ただ割堀があるとかなりまずいと。それは結構明らかな話です。
近鉄の新大宮~奈良間の地下区間の工事で地下水脈がだいぶ変わったとか見た覚えが…
だから本当の都心部にインターチェンジを造れないわけです。
まぁ道路ですからそれでいいのですけど、リニアモーターカーって都心に駅作るよね。
駅作るには掘らないと無理ですからね。結構派手に掘ることになるでしょうかね?
それって結構危険ではと思わないこともない。
あと掘ったら出てきますよ。こういうのはかなり怖いですね。


まぁここの区間は決まってるわけじゃないでしょうけどね。
まぁしかし、読んでて不可能じゃないかな…と思ってしまったから書いた。
この話とは全く違う話なのだが、平城宮跡を横断する近鉄をどうするという話もありますよね。
これについて考察してるのを見ると、これは無理かなぁ…という感じ。
場所的に高架化ということはないでしょうと。
そうなると地下化だろうけど、駅は割堀にするから地下水の件もあってどうなんだろうかと。
あと地下化するのはいいが、平城宮跡を突き抜けるのは無理だから、大宮通りの地下を進むかと。
あと同時に西大寺駅も立体化されるはず。多分地下化かなぁ。
確かにできたらすごいと思うんだけど、大規模な工事するなら線路をずらさないといかんけど、
多分そのスペースはないぞと。
まぁもしかすると西大寺駅を移動させて…という話になるかもしれんが、それは近鉄がいいと言うわけない。
と…計画しましょうかという話が出てきたばっかりだけど、これいかにと。
本当に奈良は掘りたくないですね。

枠を突き破るpre要素に歯止めを!

昨日のHTMLの話の続きみたいなもの。
さて、下のを見て欲しい。

+--------------------------------------------------------------------------------------------------------+
|abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ|
+--------------------------------------------------------------------------------------------------------+

まぁあんまりこんなものは見せたくないけどね。
横幅が足りないと、pre要素の中身が枠からはみ出る。
IE 6では枠の大きさを大きくしてしまって、サイドバーがくずれるかな。
中身が収まらなくても枠が大きくならないのがCSSでの標準です。
overflow:visibleが標準ですからね。枠の大きさを広げずはみだして表示と。
なのでCSSの標準に従うブラウザでは、はみ出た分が見えません。
なんで折り返されないのというのはpre要素の意味にかかわることだからですね。


pre要素は整形済みテキストを表す要素です。
整形済みテキストの代表例はASCII artでしょうかね。
いや、日本のアスキーアートはHTMLの上で表示するの前提だからちょっと違うけどね。
HTMLの規格では、空白文字はどれもスペースとして取り扱われて、2つ以上連続してても1つにまとめられる。
どういうことかというとこういうことです。→ ←
→←間には多数のスペースがありました。けど1つのスペースにまとめられた。
これでは困る、というので整形済みテキストというものがあるのですね。

→                                                   ←

ほら、たくさんの空白が維持されてるでしょ。
このBlogシステムでは無理だけど、改行も維持されます。
このような性質から、ソースコードの記述によく使いますね。


ところがその性質上、折り返しとかしちゃいけないと。そう思うわけだ。
しかしCSSでは指定されたブロックの幅を広げてはいけないと。
さてどうするか。
1つはブラウザにはみ出ないように折り返していただこうと。
CSS3ではwhite-space: pre-wrap;とすればできるみたいです。
結構なブラウザで使えるので試してたけど確かに使えますね。
けど問題がある。というのはアルファベットでの単語の取り扱い。
これはpreに限った話じゃないけど、preで問題になることが多そうです。
単語の中では折り返さないというのが英語などでの普通の取り扱いだと。
もし折り返すならハイフンを加えたりして、単語終わってないよとしますよね。
日本語では、行頭に句読点やらが出てこなければどう折り返してもOKですね。
で、これはソースコードでも例外でなく、ブラウザが単語だと判断すればその中で折り返さないと。
hidemaro.helloworld.helloworld.helloworld.helloworld.helloworld.helloworldclass.helloworld(null,null,null);
も単語とみなされます。
だからwhite-space: pre-wrap;ではちょっと困るなぁと…
というわけでもう1つの解決法、overflow:scrollとかoverflow:autoとすること。
scrollははみ出た場合もスクロールして見れるようにするというものですが、
常にスクロールバーが付くのでかなりうっとうしいです。
そこでautoと設定することが多いですね。autoはブラウザ依存ということです。
が、これは必要に応じてスクロールバー表示としているブラウザばっかりです。
というわけでこれを採用しました。


さて、これで長いソースコードも見れないことはないですね。
今まであんまり気にしてこなかったのですが、
1024×768の画面ですらはみ出るという実情を考えると、
どうにかしないとなと思ってやってみました。
今までより悪くはならないと思うのだけど、どっちにしても見にくいことには違いない。
そんな時は手間になりますが、内容を全部テキストエディタにコピペして見るとか、
そういう風にしていただくと快適だと思います。
どんな画面幅にも対応できますようにと言ったけど、pre要素には困ったもんです。

まずきれいなHTML、次に便利なCSS

Webページ作るのに何が大切なのと言われると、
それは多分HTMLをきれいに作ることでしょうねぇ。
まぁXHTMLでWebページを作る人とかもいるだろうけど。
どちらにせよ大切なのはこれのつくりです。


非常に有名なブラウザにLynxというのがあります。
このブラウザはテキストでしか表示できません。
まぁ実際使うにはちょっと操作がややこしいのだが、一回見ておくといい。
lynxはちょっと…という人でもテキストばっかり見てみればいいじゃないの。
Mozilla Firefox使ってる人ならWeb Developerを使えばある程度体験できます。
画像を無効化する>全ての画像、CSS>CSSを無効にする>すべてのCSS、無効化>JavaScriptを無効にする>全てのJavaScript
として見ましょう、するといろいろ見えてきます。
これでみて前後のつながりがおかしくなってないか見ましょう。
一体それは何のチェックだという話ですが、
CSSの絶対座標指定とかでブロックを配置することができるので、
それを使うと一見うまく見えるけど、実際のHTMLの構成はぐちゃぐちゃだと。
そういうのは危険ですからね。絶対座標指定はトリッキーなのでよく勉強して使ってください。
あと、読みにくいなぁと思ったらHTMLの構成を見直すといいですね。
例えばBlogの本文より前に延々とサイドバーが書かれているとか。
僕はサイドバーは後ろに持ってきた方がいいと思うよ。CSSのfloat要素でなんとかなること多いし。
h1・h2・h3…と整然と見出しが並んでますか。なかなか見ててもわからないけどね。
なので、枠表示>h要素を枠で囲うとしましょう。
h1からh6の順に赤・黄緑・青・紫・橙・茶の色で囲まれるので確認するといいですね。
この見出し要素というのは大切な要素です。
見出し要素だけ抜き出して利用すると便利ですから。
例えば音声ブラウザとかね。残念ながら音声ブラウザ使ったことないから知らんけど。


HTMLを極めるのが基本です。
さっきのチェックでHTMLだけでよくできているページを作るのがまず大切。
次に大切なのはHTMLの文法ですね。The W3C Markup Validation Serviceを使うといいかな。
まぁこれでHTMLはOKだと思います。
ちなみにこのページチェックすると空ul要素でError出ますね。
どうにかしたいのですが、テンプレートの限界なので。けどあんまり問題ないはず。


さて、これにCSSでいろいろやっていくわけですが…
これが難しい。どうすればうまいこと見えるかということです。
このページの設計するとき、どんなフォントサイズでも、どんな画面幅でも快適に見えるようにしよう、
と考えたわけです。まぁ結構うまいこといってます。
まずフォントサイズの方は、CSSでのサイズ指定の単位に専らemを使いました。
emは親ブロックのフォントサイズ(bodyでは標準のフォントのサイズ)を1emとする単位。
この単位がなぜいいのかというと、標準のフォントサイズと連動して変化できるから。
活用できてるページとできてないページを見分けるのは簡単かな。
Mozilla Firefoxでは表示>ズーム>文字サイズだけ変更にして拡大・縮小してみよう。
極端なサイズでなければうまくいくといいですね。このページはOKかな。
このページは全体的に字が小さめになってるので目が痛い人がいるかもしれない。
そういう人はどうぞ文字サイズを上げてください。
そのためにはemでいろいろなものの寸法を定める必要があるわけです。
ただ、こういうことの障害になるのは、画像なんですよね。
画像の寸法をemで定めるのは厳しいものがあるよねぇ…
だから僕は画像をあんまり使わない。
そういうことを一般に言うと、結構怒られるのよね。画像使わんでどうするねんと。
その辺は僕もいろいろ考えてますけど、なかなか。
それともう1つ言ったのが、どんな画面幅でも快適に見えるようにということ。
普通こういうのは狭い方に注目するけど、広い方にも注目しよう。
僕の画面は1600×1200という解像度でして、
幅をもてあますページも多いわけです。
こちらは幅をパーセント指定するという方法はありますよね。
けどこれも画像使うと問題ありますよね。うーん…


さて、ちょっとHTMLを見直しました。
そんなに変わってないですけど、以前かなり不気味な構造になってたので。
それで改めて表示チェックをしました。
基本にしてたブラウザはMozilla Firefox 3.0ですね。
もう2.0から3.0に移った感じはしますよね。だからこれでいいよね。
Operaは現在最新の9.6でチェックしました。
まぁこの2つでのチェックは簡単にできたんですけどねー。
次にInternet Explorer 8のBetaでチェック。これはうまくいきますね。
そして互換モードでIE7での表示を試してみたら、これでもまぁOK。
あと有名なブラウザでは試しておきたいよね。
まずSafari 3.2、まぁこれでもOKですね。
あとLunascape、これはIEエンジン以外のGeckoエンジン。Lunascape 4でもOK。
ついでにLunascape 5のBetaでも試した。
これはGeckoとWebKitにも対応。一体なんだこれ。
予想通りOK。
というわけできれいなHTMLをお楽しみください。

通行止めになってわかる道路の重要さかな

以前落石で通行止めになっていた、
三重県道・奈良県道81号名張曽爾線が今日一部復旧したそうです。
三重県道・奈良県道言いましたが、通行止めになってたのは三重県内だけです。
この名張曽爾線は見ればわかるとおり名張と曽爾を結ぶ路線ですね。
通行止めになると大変だっただろうなと思います。


なんでこんなことを話題に挙げたかというと、
何度か曽爾村に行ったことあるのね。4回ぐらいかな。
3回は国立曽爾青少年自然の家に行ったからですね。
行くにはバスを使うんですが、このバス、名張駅からのバスを使います。
三重交通の山粕西行きのバスに乗ると。山粕というのは曽爾村の西端の集落の名前です。
僕はそれ以外選択肢ないと思ってたんだけど、
よく考えると曽爾村は奈良県ですから、他の奈良県からのアクセスもあるのでは?
と思って調べたのですが、確かにありました。
榛原駅から奈良交通の曾爾村役場前行きのバスがあります。
けどちょっとなぁ…と思いましたね。
というのもこの青少年自然の家に行くのに降りるバス停は、
曽爾高原バス停…と言いたいけど行くバスは季節運行だし本数少ないから、
実際はその下の太良路バス停で降りて、そこから上がっていくのがおすすめです。
この太良路という集落は曽爾村の東側の集落です。
ところがその曽爾村役場があるのはどっちかというと西側の今井という集落にあると。
だから榛原からのバスに乗ると相当歩かないと行けないと。
ただ歩いても行けるとは思いますけどね。
けど、太良路までは行って欲しいよね。あのあたりまで集落が延びてますからね。
という事情もあって、青少年自然の家のOHPにもバスは名張駅からのバスをどうぞと。


さて、この名張曽爾線に沿ってバスが走ってたのですが、
ダム湖に沿ってうねうねと行くのですが、
この道路、なぜか90度のカーブが2箇所ぐらいあるんですよ。
で、どうも落石が多いようで、洞門と言えばいいのかな、
逆L字状のゲートで、落石して道路を破壊しないようにということでしょう。
まぁそういう対策も結構されてるのですが、今回トンネル付近で落石があったと。
本当は落石を取り除いたらすぐに復旧するつもりが、落石が止まらんと。
そういうわけでかなり長いこと通行止めになってたわけです。
まぁその先さらに進むと、非常に細い道になるんで、バスは器用に走ってましたね。


まぁ山道というのは大変なもんだと思います。
今回の名張曽爾線の通行止めですが、三重交通は器用に名張~山粕西のバスを走らせてました。
名張・曽爾間の交通は、赤目経由で今井林道を通って行く方法と、
国道368号・国道369号と御杖村経由で行く方法とあって、
バスはこの2つの方法でやってたみたいです。
それに名張・曽爾間が通行止めになっても、榛原まで国道369号でつながってますから。
こちらは3つのトンネルで便利に走れるようになってるようです。
奈良県の力の入れ方はすごいなぁと思いますね。
まぁそういう意味では今回は村が孤立するようなことにならくてよかったと思います。
けど地震とかで集落孤立とかあるけど、そうなったときどうするのか。
できればそうならないようにしていただきたいけどね。

EV+EV=エレベータ4基、これはバリアフリー社会の算術だ

かなり昔なのだが、最寄り駅と言えないこともない駅に、
法律でエレベーター付けろ言われてるから付ける工事するよとか書いてあったわけです。
まぁ全く進んでるとは思いませんけどね。
ただ多分設計が難しいんだと思いますけど。
今技術者が図面と格闘してるか、お役人が予算と格闘してるかどっちかでしょう。


さて、それはそうとして、エレベーターはバリアフリーの切り札ですね。
なんでかというと足腰悪い人なら誰でも気楽に使えますからね。
車いすの人が電車を使えるようにエレベーターを付けるわけですが、
別にエレベーターだけが解決法じゃないんですよ。
例えば特別のスロープを付けるとか。
ただそれだと鍵を開けてもらわないといけない。めんどくさいし車いすの人以外頼みにくいよね。
けど階段の上り下りって大変ですよね。
足折った人とか。クラスメイトは足折っても松葉杖ついて器用に歩いてたけどね。
まぁそんな人はそんな通路あっても使わんだろうな。
けどエレベーターなら遊び感覚で気楽に使えるよね。
あと、エスカレーターに車いす昇降機能を付けてることありますけど、
車いす使ってる人から以前聞いたことには、エスカレーター占有するのであんまりいい気分じゃないと。
まぁそんなことを言ってた気がします。
確かに使いにくいですよね。


まぁという事情もあるんでしょう。最近はエレベーターを設置することが多いですね。
地上に改札口があって、上にホームがあるときは、ホームの数だけエレベーターを設置すればOK。
よく階段を破壊して取り付けてますね。そんな駅は多いですよね。
ただ厄介なのは地下に降りて改札があって地上に上がるとホームだとか、
上に上がって改札があって地上に降りるとかいうの。
こういう駅は踏切気にしなくていいからいいですね。
ただエレベーター付けると、改札の内に2台、改札の外に2台とか必要だと。
こうすればどっちから来てもどっちのホームにもエレベーターで移動できると。
しかし! そんな4台もエレベーター付けると金かかりすぎるよ!


降りたことないのだが、近鉄に新ノ口という駅があるんだな。八木から西大寺方面に1駅いったところ。
オレンジ色だらけで電車乗ってても非常に目立つので、
何度か見ただけで、あの駅はなんだ!と言いたくなる駅です。
きれいな駅なんですよ。それでエレベーターが2つのホームに2つあるなぁ。
とぼんやりと思ってたのだが、2個しか見えないんですよ。
どっかに隠してあるのか、改札の内側だけエレベータあるのか?
と思って気になってたのだが、答えがわかりました。
新ノ口駅地下駅舎化 (全日本コンサルタント株式会社)
写真を見ればわかりますね。どう見ても2つしかありません。
けどよく本文を見ましょう。「構内構外併用型エレベーターも設置しています」とあります。
どうもこの1台のエレベータは内内を移動する機能と外外を移動する機能があると。
外からも、そのオレンジ色の塔のエレベータに乗れるということです。
なるほどこんな工夫があったのか。よく実用化したなぁ。
金の節約にもスペースの節約にもなっていいですね。


初めに挙げた駅ですが、上に上がって改札があって地上に降りる駅なんです。
まぁさっきそのニュースを取り上げたBlogを発見したのですが、
ここは素直にエレベータ4つ付けるみたいです。
まぁさすがに2つで済ませるようなことはしないようです。
というか新ノ口駅はさっきの説明書きによれば地下化のときの綿密な計画によって、
2つのエレベータで済んでるんであって…既存の駅にはかなり厳しいのかな。
しかしこういうのはいいですよね。
踏切回避もできるし、どんどんこんな駅増えると電車にも乗り遅れなくていいですよね。

あの灰色の筒の中には箱があるんだ

変圧器の実験のレポートに手を焼いたという話を書きました。
まぁレポートは完成したのですが、ちょっとミスがあって再提出となりました。
けど大方OKだと思うので、一部修正して再提出すればいいなということです。
そういう意味では結構よかったのかなと思っています。


さて、今回実験で使った柱上変圧器ですが、
上を見てみれば、けっこうな電柱から1個2個ぶら下がってます。
なんで柱上変圧器なんているのと言えば、電線に流す電流を減らすためですね。
交流だからこそできることですね。
この辺はエジソンはテスラには勝てないと。直流送電では残念ながらねぇ…
例えばだけど、30Aの電流を食う家庭が100軒あったと。家庭には100V供給することにしよう。
それを束ねて発電所にもっていく。
さて、その電線の抵抗が1Ωだったと。
その導線には3000Aとかいうアホみたいな電流流れると。
たった1Ωの抵抗しかない導線なのに、その導線で9MWとかいうアホみたいな電力を消費すると。
だけど、柱上変圧器だけで、66倍の6600Vの電圧で送ってくることができるようになって、
電流は66分の1で済むので、さっきの100軒でも柱上変圧器から先の電線には45.5Aしか流さなくていいと。
すれば2.07KWぐらいで済むと。まぁさっきのふざけた値に比べればかなりましですね。
実際は柱上変圧器の先には変電所があって変電所があって…発電所でしょうが。
それなら家まで66000Vで持ってこればいいじゃないかとか思うけど、
さすがにそんな炊飯器作るの大変ですから。そんな柱上変圧器でも無理ですね。
まぁそういうわけで何度も変圧器を使ってて無駄なようですが、うまく使えば便利で省エネだと。


さて、この柱上変圧器というやつだが、コアはそんなに大きくない。
コイルの入った箱状のものが油に沈められてるのね。
ちょっと拍子抜けしました。
あと驚いたのだけど、実はあの変圧器という奴は開けて巻線比を調整できるようになってるみたい。
だから電圧が低くなってしまってるところの変圧器はそういう風に巻線比を調整すると。
そしてどういう風に調整されてるかは、フタを開けて、
どんな風に接続されてるか金具の位置を見て、それとケースに貼ってあるのを見比べればわかると。
まぁえらいもんですね。
そりゃごっつい機械ですけど、結構中身は驚くほどスマートです。


まぁモーターもそんな感じなのかもしれません。
あれは電気機器の授業で等価回路見て、
これシンプルな電気回路だなぁ…と思ったものです。
とてもこの回路で回るようには見えない回路でした。
けど回るんです。
まぁ回路計算する分にはその等価回路見ながら考えろよということですね。
今回の変圧器の実験でも等価回路は何度も見ながら実験結果を考えました。ええ。