今日はイオンモールに買い物に出かけていた。
お目当てはフライパン……ってそれだけのために自転車飛ばしてイオンモールまで行くわけはないのだが。
ついでに衣料品も買おうかなとか、そんなことも考えてのことなのは言うまでもない。
イオンカード会員だと毎月クーポンも配給されるしね。遠いけどチャンスがあるならお得ですから。
前にイオンモールに買い物に行ったときはガラガラだったが、今日は駐輪場はパンパンだった。
店内も正常化しているようだったが、あれこれと貼り紙の多いこと。
広い店なので人が集中するようなところもそうそうないですけど。フードコートは見なかったが。
そんなモール内を歩いていたら献血をやっているという案内があった。
そういえば、勤務先での献血が吹き飛んで、長らく全血献血やってなかったなと。
献血ルームには足を運んでたのだが、どうせルームに行くなら成分だよねとなっていた。
いや、全血の方が困ってるなら全血とは思ってたけど、血液センターのWebサイトを見ると成分の方が悪そうだったので。
そんなわけで、先に衣料品・日用品を見てから、献血して、食料品を見て帰ることにするかと考えた。
前回の全血献血は昨年10月に職場でやって以来だから、もうかれこれ半年以上やってなかったんですね。
献血ルーム以外での献血も同様に久しぶりである。
そしたら検査時の採血方法が変更になっていた。
全血献血における採血前検査方法の変更「指先穿刺」開始のお知らせ (大阪府赤十字血液センター)
別に大阪府だけのことではありませんので。
昔は血液を硫酸銅水溶液に垂らして、比重で献血の可否を判定していたと言うけど、
僕が初めて献血した頃にはすでに献血バスでも血色素量での判定になっていた。
献血バスで使う血色素量の測定装置では、血液1滴をプレパラートに挟んで測定するので、
別に2mLも採血しなくていいだろというのは、誰しも気づきそうなものである。
実際にはその場の検査には1滴(血液型判定をする場合はさらに数滴)使って、残りは試験管に取って、センターでの検査に回される。
なので有効活用されているんだと思ったかも知れないが、これもまた実のところ本番の採血前にやる必要性は乏しい。
というのも、献血では採血の最初25mLを別のバッグに取っている。
これは細菌が輸血用血液製剤に入るリスクを軽減するためである。(消毒できず残った細菌は採血の最初の方に入るため)
この25mLの血液は安全性向上のため犠牲になるのだと思ったかも知れないが、そうではなく試験管数本に取って検査用に回される。
これもまた僕が初めて献血するときにはすでに導入されていたので、それ以前の献血のやり方を知らないんだけど、
どうもそれ以前は最初の検査時に全部取っていたらしい。
というわけで、新しい採血方法はどういうやり方かという話だけど、
指先に針を刺して、そこからにじみ出てくる血を1滴取ってプレパレートに取って検査する。
その後、指先にばんそうこうを貼って終わり。いつものばんそうこうかと思ったが、指先用のより小さいものだった。
正直なところ、今までの腕に針を刺して2mL取る方法よりも、手間がかかる方法に見える。
看護師が不慣れだから? でも、もうかれこれ3ヶ月以上はやってるはずですけどね。
あと、意外と痛い。指先に刺す痛みは、腕に針を刺す痛みより鈍く、わりと長く続く。(個人差はあるだろうが)
指先からの採血は楽そうに見えるが、実際やっての感想はこっちのほうが辛いということである。
どうしてこのような採血方法を導入したのか? それは腕からの採血にはそれだけリスクがあるということ。
腕から採血するとき、針を刺した後に「指先まで響く痛みはありませんか」と聞かれるが、
これは腕を通る太い神経を傷つけるリスクがあるからで、その場合は早急な対応が必要ということである。
もう1つのリスクは皮下出血だが、こちらは検査時の採血では針が細いからそこまでのことはないと思うけど。
このことは先ほど紹介した大阪府赤十字血液センターのページにも書かれている。
指先には大きな神経が無く、針が大きな神経に触れることがなくなると考えられています。
指先でも針を刺しますので痛みがなくなることはありませんが、刺した痛みは20~30分程度で消失します。皮下出血になった場合には痛みが続くことがありますが3分程度圧迫止血することで防止することができます。
神経を傷つける可能性を減らせることが何よりのメリットなんだと思いますね。
検査と本番で2回心配があったのが、本番の1回だけで済むのだから、看護師もかなり気が楽になるんじゃないか。
ただし、成分献血では血小板数などの把握が必要なので、従来通りの2mL採血を行う。
血小板成分献血の採血量って検査時の血小板数で決めてるらしいので。あと血小板数次第では血漿でという話もあるし。
献血バスの看護師は「ルームでは」と言っていたので、献血ルームで全血献血の場合もそうなのかな?
確かに献血ルームで全血献血するときも、成分献血同様に大型装置に試験管を入れて、血液の成分を測定している。
献血バスと同じ装置を献血ルームにも備えればよいのだが、ルームでの全血献血はあまり多くないですから。
これは地域によって多少の差があるかもしれない。献血バスでできて献血ルームでできないことはないので。
というわけで指先採血はいいことばかりではないけど、献血の安全性向上には間違えなく効果があることなので。
献血の方法は細部まで含めれば本当に毎度のように変わっているけど、このことが表すことは下記のことだと信じている。
もっとも大切なのは献血者の健康、これが脅かされるのでは献血は成り立たない。
その次に大切なのは患者の安全、輸血が原因で感染症にかかることなどはできるだけ避けたい。