「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)」のTVアニメを見ている話は以前書いた。
わたなれはBL作品を参考にした?
12話で原作の概ね3巻までの内容をやって終わりだと思ったのだが……
最後に13~17話の制作と映画館での先行公開が発表された。
続編・全5話の制作およびTV放送決定!!11月21日(金)より特別編集版を全国劇場公開! (TVアニメ わたなれ)
元々どこまでやるんだろうという話はあったんですよね。
4巻までできると収まりがいいねという話は当初から言われていた。
一応、5巻までが第1シーズンということにはなっているのだけど、
5巻は6巻以降のストーリーへの繋ぎの意味合いも多いので、
とりあえず4巻相当まで出来れば一段落といってもよいのだろうと。
ところが1巻相当の話にTVアニメ1~4話を費やしてしまい、
このペースでは12~13話程度でできるのは3巻ぐらいまでだろう。
それでも一応話にはなるけど、ちょっと残念ではないかと指摘されていた。
ただ、詰めて4巻程度まで入れるというのは難しいことも見えていた。
というのもこのTVアニメ、やたら早口のシーンが多いのである。
これは作品のコンセプトに合う面もあるが、そうはいっても限度がある。
シーンの取捨選択は相当なされている中で、これ以上のスピードを求めるのは難しい。
というわけで3巻相当で終わりか……と誰もが思っていたわけだ。
確かに12話での終わりは3巻相当なので全くその通りなのだけど。
ただ、実はその先に5話分のストーリーを残していたんですね。
これで小説の4巻相当までやってしまうということである。
とはいえ現時点では放送枠がないのか放送時期は未定、
現時点でわかっているのはこれを編集したものを今年11月21日から映画館で上映することである。
あくまでもTVアニメの13~17話なんですよね。
それを当座は映画館で上映するという扱いになる。
しかし考えたもんだなと思った。
TVアニメもそれだけではなかなか金にならないという話が合って。
稼ぎ方の1つの方策として映画館での先行上映があると。
アイドルマスターミリオンライブとシャイニーカラーズのTVアニメ、
いずれも3回に分けて全話分、映画館での先行上映が行われたんですよね。
当然TVでの放送はされるのだが、そのときにはすでに全話知っている人がいると。
変なやり方だと思うんですけどね。ただ収益面では大きな貢献だったのは言うまでもない。
この方法はもともと知名度がある作品だからできること。
ただ、TVアニメの放送により知名度が高まった状態ならば?
放送枠が足らないという問題を、映画館で稼ぐ方法に繋げたわけで、
これは集英社も考えたもんだなと思ったのである。
この辺はやっぱり上手いですね。
純粋に12話とかの続編を作るとすれば、4巻・5巻では足りず、
小説の直近のストーリーなんかも見ながら考えないといけなかっただろうからね。
そうするとやはりだいぶ間が空いてしまうだろうと。
最初から24話程度の構成で考えてゆっくりやる方法はあっただろうが、
それもいろいろ大変なところはあったのだろうと思う。
TVアニメは12話程度でひとまとめにしないと不都合が多いが、
必ずしもそれがよいわけではないということに改めて気づいた気がしますね。
今回は映画館での上映ということで放送枠の問題を回避したわけだが、
1日に複数話放送するというアプローチもあったのでは?
ということで思い出したのが「BanG Dream! It’s MyGO!!!!!」である。
覆面ガールズバンドその2
1~3話が一気に放送されたんだよな。
これは3話かけてもMyGO結成に至らないというストーリー上の都合によるところが大きい。
ただ、このTVアニメシリーズは結局13話構成だった。
なぜかというと、放送枠の後ろを振り返り特番2回で埋めたためである。
振り返り特番を加えると13週かけて放送していたと。
後々の再放送の都合など考えると12話程度の構成は必須だったのだろう。
ちなみにバンドリの過去のアニメでは放送枠の切り替わり時期と放送開始時期をずらすことが行われていた。
これは戦略的なものだったようだが、実写の特番や社内の他のアニメを入れて調整していた。
そんな都合のいい放送枠は取れないってことですね。