クラウドはリモートアクセスを救うか

今日は午前中は病院に行って手を切ったところの抜糸(cf. 傷口はとりあえずよし)、

あっけないものでこれもまた5分ぐらいで終わってしまった。しかも今日は待ち時間もすごく短かった。

抜糸した跡は「皮膚の表面はひび割れたようになっているけど」という説明で、

見た目はちょっと痛々しいが、あくまでも表面的なもので、それもじきに回復していくでしょうと。

今はまだばんそうこう貼っているけど、もうじきに皮膚表面も安定してきていらなくなるかなと。


午後からは在宅勤務、少なくとも連休明けの週までは在宅勤務になることは決まった。

今の業務内容だとその先もしばらくは在宅勤務がメインになるかもね。

あれこれとごまかしながら在宅勤務を続けているわけだが、大きな課題がリモートアクセスの逼迫である。

在宅勤務も人が増えると楽じゃない

今も相変わらず逼迫しているのだが、今月中頃から新しいリモートアクセス方式が追加された。

これで既存のリモートアクセス方式(特に画面転送方式)の逼迫状況も改善された印象である。

4月上旬がひどすぎたのが、必要時には重いなりに使えるようになったという程度の話だが。


この新しいリモートアクセス方式というのは、クラウドサービスを使って特定機能のみを提供している。

実はこの特定機能というのは、従来は画面転送方式のリモートアクセスで裏技のように使われていた機能である。

公式にはサポートしていない機能なのだが、現場では口コミで広がっていた使われ方である。

本来であれば、仮想PCを借りるシンクライアント方式や、社用PCを社外に持ち出す前提のVPN方式でないと対応できない作業を、

画面転送方式であってもこの裏技を使うことで条件付きでできるようになるということである。

(シンクライアント方式・VPN方式はリソース問題か、すでに新規申込みが打ち切られていた)

このような裏技がはびこり、画面転送方式のインフラを食い潰していることは3月中には把握していたと見られ、

その対策として発表されたのが、クラウドサービスを使った新アクセス方式なのだった。


そのような事情があるので、従来「裏技」に頼っていた人が新アクセス方式のターゲットである。

僕は使っていないので、職場の人からこんなんだよという情報を教えてもらった。

既存のクラウドサービスの仕組みをできるだけ活用しているので、ログイン方法は従来のリモートアクセス方式とは大きく異なる。

この辺はいかにも緊急対策っぽくて、ある程度限られたユーザーが短期間使う前提でカスタマイズを小さくしたのだろう。

ユーザー単位でパフォーマンスが保証されているので、利用が集中して重くなるということもないはず。

実は4月になってから画面転送方式のリモートアクセスでは、時間帯を分けて利用するルールになっていた。

でも、この新アクセス方式は、ユーザー単位でのパフォーマンスが保証されているので、時間帯制限の必要が無い。


よいことばかりかと思ったが、気になったのが料金である。

クラウドサービスの使用料は部署負担なのだが、これが長期レンタルPCのレンタル料と同じぐらいする。

その割には機能的にはごく限られたことしかできないのだから、割高だなぁと。

とはいえ、これがあることで業務継続のメドが立った人も多いわけである。

事業継続のためならば許容できる負担だし、短期間で解約してもこの単価で済むのなら、緊急対応としては割安なぐらいだろう。


費用負担について言えば、既存のリモートアクセス方式のうち、画面転送方式とVPN方式は部署負担はなかった。

多くの職場でまんべんなく使われているというのは理由の1つだろうけど、おそらく費用が固定費だからなんじゃないか。

これらのリモートアクセスは普段なら出張や在宅勤務のとき時々使うもので、同時に利用する人数は登録人数よりはるかに少ない。

そのような利用実態を想定しつつ、少し余裕をもった作りにしていたのではないかと思う。

しかし、このたびのリモートアクセスの利用者激増により、当初の想定をはるかに超える状態となった。

だからといって、おそらくは拡張することもかなわず、時間分散や利用抑制策でなんとか乗りきっている状況である。


それぞれの職場での工夫により乗りきっている面は強いのだが、やはり限界というのがある。

少し準備に時間はかかってしまったが、従来のリモートアクセス方式の欠点の1つが解消できたのかなと。

一応、これは暫定措置だが、来月までとかそういう短期的な話ではなく、ある程度の期間は使えるものと思われる。

このまま恒久化とはならないと思うが、もともと行儀の悪い裏技だと思っていたので、これをきっかけに何らか改善されればよいなと思う。