職場の食堂閉鎖が想定より長引いている。
まぁ職場によっては在宅勤務の割合が相当に高いので、弁当だけでも困らないのはあるのかもしれない。
そんな弁当について、先日こんなことを書いた。
以前は現金で払うしかなかったのだが、毎度現金で払っていてはわずらわしいと食券を売っている。
何枚綴りかになっていて、少しは割安にはなっているのだが、そこまで安くなる印象はなかった。
あと、こういう食券って現金払いの手間を省くためのものなので、キリよく千円単位で綴られているとよさそうだが。
1万円で24枚とか、そういう売り方がいいと思ったのだが、実際には中途半端な金額になっていたはず。
それで支払いがわずらわしい印象があったんだよね。Suica導入されて便利になりましたね。
(職場で弁当を買う)
最近、弁当業者の案内書きを発見したんだが、10枚綴りで1食あたり10円引きという計算なんだね。
「キリよく千円単位で綴られているとよさそう」と書いたが、念頭にあるのは都営交通の「定額定期券」である。
定額定期券とは都バス・都電の通勤定期券の一種である。
都バスの定額定期券は1万円で有効期間は1ヶ月+3日、都電の定額定期券は1万円で有効期間は1ヶ月+13日となっている。
なんでこんな中途半端な有効期間の定期券があるのだろうか?
実は定額定期券はその日から有効なものを車内で買うことが出来るのだ。
バスの定期券というのは購入に苦労するものだという。
都営交通について言えば、駅の定期券売り場なども多くあるし、そこまで苦労しそうではないが、
乗車区間内に定期券売り場がないというのはそう珍しくないことではないかと思う。
バス会社も学校などまとまって利用があるところに出張販売したり、通信販売をしたりといろいろやっている。
それも追いつかないようなところだと、バス車内での予約販売をやっているバス会社もあるそう。
しかし、都バス・都電は基本的には均一運賃、さらに通勤定期券は持参人式(持っている人は誰でも使える=記名不要)なので、
おつりのことを気にしなくて良い、ジャスト1万円の定期券を用意すれば、バス・電車の車内で売るのに全く困らないのである。
こうして生まれたのが定額定期券だという。日本でも都営交通にしかないんじゃないかなぁ。
なお、運賃改定時は金額ではなく日数で調整するので、昨年10月には都バスの定額定期券は1日短縮している。(都電は据え置き)
とはいえ、今となっては実用性はよくわからない。
バスは通学定期券でさえそう安くないのに、通勤定期券というのは典型的にはむしろ高いぐらいである。
1ヶ月+3日ということは、10枚で11ヶ月相当で、典型的に1ヶ月20往復である。
ということは10万円で220往復ということになるが、1往復454円、都バスは1乗車210円ですからね。
昔なら回数券かと言っていたかもしれないが、今はPASMO・Suicaのバス利用特典がとても分が良い。
なので、今は定額定期券を買うよりも、とにかくPASMO・Suicaにチャージしてバスに乗るのがよい。
チャージ手段もいろいろありますからね。現金チャージだとバス会社はコンビニでのチャージをオススメしてるが。
もっともこれは典型的なケースで、都バス全線有効なので、1日に2箇所でバスを使うこともできるし、
持参人式なので通勤に使わないときに家族に貸しても良く、総合的には安上がりなことは今もあると思う。
それにしても都営交通の定額定期券ってどれぐらい出てるのだろうかというのは疑問だよね。
PASMO以前はお得じゃないのを知りながらも買っている人はいたかもしれないけど。
上記のようなメリットがあってお得さを追求するなら3ヶ月定期を選ぶんじゃないかね。定額定期券は1ヶ月定期基準だし。
とはいえ、この考え方は他にも通ずるのではないかなと思う。
さすがに1万円単位なら全くおつりを考えなくて良いが、数千円単位ならずいぶん楽になる。
しかし難しいのがキリよく枚数を調整すること、これはバス回数券でも難しそうなのである。
多区間制のバスだと 運賃×10倍で11枚つづりなんて売り方だが、均一制ではキリのよい金額で何枚綴りとなっていることが多い。
京都市のバス共通回数券は複数のバス会社で共通して使えるということで、未だに一定の人気があるとのことだが……
5000円で230円(市内均一運賃)×24枚はよいが、1000円で230円×4枚+180円×1枚ということで中途半端なのが付いている。
180円券を使おうとすると現金で50円足したりしないといけないので、それはどうなんだと。
というわけで、よくよく考えてみると難しいんですよね。
料金がずっと変わらないなら、エイヤと決めてしまえばよいのだけど、実際にはいろいろな事情で料金変更がありうる。
あと、うちの職場の弁当だとご飯の量によって金額が変わって、それぞれに食券の設定がありますからね。
そんな中でどうやって一貫性を保つかというのは、とても難しいことである。
端数に適当な額面のものを付ければなんとでもなるけど、そうすると端数分は現金精算が強いられるわけである。
それなら10枚綴りで 1食定価の10円引きの10倍 というルールにしておけば、常に一貫性は保てる。
食券売るのにおつりとか気にする必要はあるが、それでも100円単位ならちょっとは楽になる。そういうもんなんだね。